JP2832163B2 - 防ダニふとん - Google Patents

防ダニふとん

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JP2832163B2 JP12156495A JP12156495A JP2832163B2 JP 2832163 B2 JP2832163 B2 JP 2832163B2 JP 12156495 A JP12156495 A JP 12156495A JP 12156495 A JP12156495 A JP 12156495A JP 2832163 B2 JP2832163 B2 JP 2832163B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、防ダニふとんに係
り、更に詳細には中綿に生棲しているダニ類による汚染
をなくすと共に外部よりダニ類の侵入を防いだ防ダニふ
とんに関する。
【0002】
【従来の技術】今迄の寝具は快適さを求め、暖かさ,軽
さ,吸湿性および発散性の良さなどを求め種々改良さ
れ、羽毛ふとん、羊毛敷ふとんなどが健常者にとっては
快適な寝具として提供されてきている。しかし、一方、
マスメディアを通じて多くの問題点が提起されている。
その1つに寝具におけるダニの問題がある。例えば一枚
の敷ふとんに多いものでは100万匹以上のダニが生息
していたとの発表もあります。
【0003】すなわち、日本防菌防微学会で吉田政引氏
が発表したものを引用させて戴くと、次のごとく、各A
〜Rの敷布団においてはダニ個数(中綿5g当り)が発
生している。
【0004】
【表1】 したがって、通常敷ふとんは5kg以上の中綿が使用さ
れているので、敷ふとん換算では前記ダニ個体数の10
00倍が含有されているものである。
【0005】また、現在3人に1人には何らかのアレル
ギー症状にかかっていると言われているが、ダニおよび
ダニのフンや死骸などがその最大原因であることは、今
や常識といっても過言ではありません。
【0006】現在ふとんについて多くの「防ダニ」と表
示されたふとんが販売されているが、下記の1つまたは
2つの加工をもって「防ダニ」と表示されている。 (1).生地に薬剤により防ダニ加工を施したもの。 (2).主にポリエステル綿からなる中綿に防ダニ加工
を施したものを使用したもの(多くの商品は50%混入
されている。)。 (3).ふとんの中に防ダニ剤で加工した加工シートを
はさみ込み防ダニとしたもの。 (4).生地を緻密に織り上げることにより、糸と糸と
の隙間(密度)を小さくし、物理的にダニを防ぐもの。
【0007】また、特開平4−341218号公報に示
されているような防ダニふとんも知られている。すなわ
ち側生地となる袋状の布帛で中綿を被覆してなる防ダニ
ふとんであって、前記布帛は中綿を覆う中袋と、前記中
袋を被覆すると共にダニ類を通過しないように密封する
外袋とで形成する一方、前記中袋の外側から複数個所に
キルティングを施し、このキルティング部に沿って塗布
される接着剤により中袋と外袋とが一体化されたもので
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術における(1)の場合では、普通の生地(多くは
1インチ間に縦糸+緯糸の本数が150〜200本程
度)では防ダニ加工をした生地にはダニは近づかないだ
けで、ふとんの中に入ったダニは死滅することなく、温
度,湿度,食糧(エサ)の条件さえ整えば増殖してしま
う。またフンや中綿の折れて微細になった綿,羊毛,そ
の他の夾雑物などが、ふとんの上げ下ろしの度に多大に
発生し、ハウスダストになったり、微細なものでは空気
中に浮遊し、アレルギーの原因となってしまう。
【0009】(2)の場合でも、通常の生地を使用して
いた場合は、(1)の場合と同じであるし、また防ダニ
加工を施したポリエステル綿以外の混入物(綿わた、羊
毛など)が(1)の場合と同様に出てしまうし、また人
間のフケ、油分などが中に入ることによりダニの生息の
原因となってしまう。
【0010】前記(3)の場合にも、前記(1),
(2)と同様と考えられる。さらに前記(4)の場合に
は中綿に綿わたや羊毛を使用すれば、現在の生地をミシ
ンで縫製する以上縫い方に工夫をしてもミシン目よりダ
ニが侵入することは有り得るし、万一侵入した場合に
は、中綿の中での増殖を抑えることは不可能になり、む
しろダニにとって安全な住居となることすらある。一度
そうなってしまえば、経年使用により大きな穴となった
ミシン目からの出入りは容易なことになり、安全性は確
保されない。
【0011】また、特開平4−341218号公報の防
ダニふとんも、上記の(1)〜(4)と比べてもさほど
改善されているとは考えられず防ダニ用としては完全で
ない。
【0012】この発明の目的は、中綿と中生地の裏地,
表地とを一体化せしめたキルティングなどが表面に出
ず、かつ囲りの縫製部分を熱融着しダニの侵入を防ぐと
共に、囲りを固定しているので中綿が移動しない防ダニ
ふとんを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の防ダニふとんは、天然綿ま
たは合繊綿からなる中綿と、表地,裏地からなる中生地
と、細番手の糸をダニおよびダニの糞等に至るまで通さ
ない程度ちみつに打込み織成された表地,裏地からなる
側生地とからなり、この側生地の表地,裏地,中生地の
裏地,表地を順に重ねた状態で4辺のうち3辺の周囲に
側生地の表地と裏地との間,側生地の裏地と中生地の裏
地の間および中生地の裏地と表地との間に合繊テープを
入れた状態で縫製すると共に熱融着し、前記中生地の裏
地と表地との間に前記中綿を封入してこの中綿と中生地
の裏地、表地とを適宜個所キルティングなどにより一体
化せしめ、前記側生地の表地を引っくり返し、前記4辺
のうちの残りの1辺に合繊テープを側生地の表地と裏地
との間に入れた状態で縫製すると共に熱融着せしめてな
ることを特徴とするものである。
【0014】請求項2によるこの発明の防ダニふとん
は、天然綿または合繊綿からなる中綿と、表地,裏地か
らなる中生地と、細番手の糸をダニおよびダニの糞等に
至るまで通さない程度ちみつに打込み織成された表地,
裏地からなる側生地とからなり、前記中生地の表地と裏
地を順に重ねた状態で4辺のうち3辺の周囲を縫製し、
この表地と裏地との間に前記中綿を封入してこの中綿と
中生地の表地,裏地とを適宜個所キルティングなどで一
体化せしめ、前記側生地の裏地,表地を重ねた状態で4
辺のうち3辺の周囲に合繊テープを載せると共にその上
に前記一体化された中生地を載せ、さらに合繊テープを
前記中生地の3辺の周囲に載せた状態で縫製すると共に
熱融着し、前記側生地の表地を引っくり返し、前記4辺
のうちの残りの1辺に合繊テープを側生地の表地と裏地
の間に入れた状態で縫製すると共に熱融着せしめてなる
ことを特徴とするものである。
【0015】請求項3によるこの発明の防ダニふとん
は、天然綿または合繊綿からなる固綿を芯に入れた中綿
と、表地,裏地からなる中生地と細番手の糸をダニおよ
びダニの糞等に至るまで通さない程度ちみつに打込み織
成された表地,裏地からなる側生地とからなり、前記中
生地の裏地上に前記中綿を載せさらに前記中生地の表地
を載せた状態で4辺の周囲を縫製すると共に適宜個所を
キルティングなどで一体化せしめ、この一体化された中
生地の上下に前記側生地の表地と裏地とを被せると共に
4辺の周囲を熱溶融性合繊生地を貼付けたバイヤステー
プで巻き前記合繊生地を熱融着せしめてなることを特徴
するものである。
【0016】
【作用】以上のような請求項1による防ダニふとんとす
ことにより、側生地の表地,裏地,中生地の裏地,表地
を順に重ねた状態で4辺のうちの3辺の周囲に側生地の
表地と裏地との間,側生地の裏地と中生地の裏地の間お
よび中生地の裏地と表地との間に合繊テープを入れた状
態で縫製すると共に熱融着する。次に中生地の裏地と表
地の間に中綿を封入してこの中綿と中生地の裏地,表地
とを適宜個所キルティングなどにより一体化せしめる。
次いで、側生地の表地を引っくり返し、4辺のうちの残
りの一辺に合繊テープを側生地の表地と裏地の間に入れ
た状態で縫製すると共に熱融着することによって、ダニ
が侵入しない防ダニふとんが得られる。
【0017】請求項2によるこの発明の防ダニふとんと
することにより、中生地の表地と裏地を順に重ねた状態
で4辺のうちの3辺の周囲を縫製する。この表地と裏地
の間に中綿を封入してこの中綿と中生地の表地,裏地と
を適宜個所キルティングなどで一体化せしめる。次い
で、側生地の裏地,表地とを重ねた状態で4辺のうちの
3辺の周囲に合繊テープを載せると共にその上に前記一
体化された中生地を載せ、さらに合繊テープを前記中生
地の3辺の周囲に載せた状態で縫製すると共に熱融着す
る。次いで側生地の表地を引っくり返し、4辺のうちの
残りの1辺に合繊テープを側生地の表地と裏地の間に入
れた状態で縫製すると共に熱融着せしめることにより、
ダニが侵入しない防ダニふとんが得られる。
【0018】請求項3によるこの発明の防ダニふとんと
することにより、中生地の裏地上に中綿を載せ、さらに
中生地の表地を載せた状態で4辺の周囲を縫製すると共
に適宜個所をキルティングなどで一体化せしめる。この
一体化された中生地の上下に側生地の表地と裏地を被せ
ると共に4辺の周囲を熱溶融性合繊生地を貼付けたバイ
ヤステープで巻き合繊生地を熱融着せしめることによっ
て、ダニが侵入しない防ダニふとんが得られる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
【0020】図9を参照するに、防ダニふとん1は、天
然綿または合繊綿からなる中綿3と、中生地の表地5
A,裏地5Bと、側生地の表地7A,裏地7Bとで構成
されている。前記中綿3として天然綿や例えばポリエス
テル100%の合繊綿を使用することにより、アレルゲ
ン(アレルギーを起す原因となる物質)になりにくく、
繊維が経年変化しても、羊毛,羽毛と異なり折れにく
く、塵が発生しないものである。しかも、前記中綿3は
防ダニ加工されているのがよい。特にポリエステルから
なる合繊綿ではそのものが防ダニ機能を持っているの
で、ダニが棲みつかない。また防ダニ加工されたポリエ
ステル綿を使用するのが望ましい。さらに中綿3は抗
菌,防臭加工されていればさらに望ましいものである。
【0021】中生地の表地5A,裏地5Bはどのような
生地例えば織地,編地,不織布などでもよいが、中綿3
と同種の防ダニ加工されたポリエステル糸で織成された
織地を用いるのが好ましいものである。
【0022】側生地の表地7A,裏地7Bは、100%
の綿糸やポリエステル糸を縦糸,緯糸に使用して織成さ
れた織地が用いられる。しかも、細番手の糸をダニおよ
びダニの糞などに至るまで通さない程度ちみつに打込み
織成された織地としては、例えば、1インチ間に縦糸+
緯糸の本数が例えば縦に150本、緯に120本の27
0本以上打込んで織成された織地に高熱を与えたローラ
で高圧で目つぶし加工を行うのが好ましい。このような
処理を行うことにより、通気度1.2cm3 /cm2
sとなり繊維間の隙間が非常に小さくなってダニの通過
を阻止し得るものとなる。しかも寝具に必要な吸湿性、
発散性を損なわない範囲の通過性となる。さらに、この
織地には防ダニ加工,抗菌,防臭加工を行うと、より一
層効果が発揮される。
【0023】このような、中綿3,中生地の表地5A,
裏地5B,側生地の表地7A,裏地7Bを使って防ダニ
ふとん1を得るには、例えば図3に示されているよう
に、側生地の表地7A,裏地7B,中生地の裏地5B,
表地5Aを順に重ねた状態で4辺のうちの3辺の周囲に
側生地の表地7Aと裏地7Bとの間,側生地の裏地7B
と中生地の裏地5Bとの間および中生地の裏地5Bと表
地5Aとの間に例えばポリエステルからなる合繊テープ
9を入れた状態でミシンあるいは手縫いで縫製すると共
にアイロンなどで合繊テープ9を溶融せしめて熱融着
し、縫い目を完全にふさぐ。
【0024】この状態で中生地の裏地5Bと表地5Aと
の間に中綿3を残りの1辺の開口部より封入し、図2に
示されているように、この中綿3と中生地の裏地5B,
表地5Aとを適宜数個所キルティングで一体化しせしめ
る。そして、側生地の表地7Aを裏地7Bに対して引っ
くり返すと、図1に示すような状態となる。この図1の
状態おいて開口となっている残りの1辺の側生地の表地
7Aと中生地の表地5Aとの間、中生地の表地5Aと裏
地5Bとの間および中生地の裏地5Bと側生地の裏地7
Bとの間に合繊テープ9を入れた状態でミシンあるいは
手縫いで縫製すると共にアイロンなどで合繊テープ9を
溶融せしめて熱融着し、縫い目を完全に防ぐ。
【0025】このように、中綿3と中生地の表地5A,
裏地5Bとをキルティングで一体化せしめると、キルテ
ィングが側生地の表地7Aの表面あるいは裏地7Bの裏
面に出ないのでダニの侵入を防ぐことができる。しかも
側生地の表地7A,裏地7Bと中生地の表地5A、裏地
5Bの周囲は縫製されているから、中綿3の移動はな
く、かつ周囲の縫い目は熱融着されているからダニの侵
入は全くない。
【0026】前記中生地の表地5A,裏地5Bと中綿3
を一体化せしめるのに、キルティングでなく、加熱部を
有した上型と下型との協働で適宜数個所を加熱融着せし
めるようにしてもよい。また前記合繊テープ9を熱融着
せしめるのにアイロンでなく加熱ローラ間に通して融着
せしめるようにしてもよい。
【0027】図4〜図6には図1〜図3に代る他の実施
例が示されている。図4〜図6において図1〜図3にお
ける部品と同じ部品には同一の符号を符して説明する。
図6に示されているように、中生地の表地5Aと裏地5
Bとを順に重ねた状態で4辺のうちの3辺の周囲をミシ
ンあるいは手縫いで縫製する。この中生地の裏地5Aと
裏地5Bとの間に残りの1辺の開口部より中綿3を封入
して残りの1辺を縫製した後キルティングなどで中生地
の表地5A,裏地5Bおよび中綿3を一体化せしめて中
間品11を得る。
【0028】次に、図5に示されているように側生地の
裏地7B,との間に表地7Aを重ねた状態でしかも、4
辺のうちの3辺の周囲に合繊テープ9を挿入すると共に
載せ、さらにこの上に図6で示された一体化された中間
品11を載せて縫製すると共にアイロンなどで熱融着せ
しめる。
【0029】この状態で側生地の表地7Aを引っくり返
すると、図4に示されているようになる。そして、残り
の1辺に合繊テープ9を側生地の表地7Aと中生地の表
地5Aとの間、中生地の表地5Aと裏地5Bとの間、お
よび中生地の裏地5Bと側生地の裏地7Bとの間に入れ
た状態でミシンあるいは手縫いで縫製した後、アイロン
などで合繊テープ9を熱融着せしめることによって、図
1に示したと同様の効果を有する防ダニふとんを得るこ
とができる。
【0030】なお、中生地の表地5A、裏地5Bおよび
中綿3の一体化や、合繊テープ9の熱融着の仕方は上述
した別の手段で行ってもよい。
【0031】図7〜図8には図1〜図3に代る別の実施
例が示されている。図7〜図8において図1〜図3にお
ける部品と同じ部品には同一の符号を符して説明する。
【0032】図7に示されているように、まず、中生地
の裏地5Bの上に防ダニ抗菌,防臭加工済の巻き綿3A
を置き、その上に前述した防ダニ,抗菌,防臭加工済の
固綿3Bを、更にその上に同じ加工を施した巻き綿3C
を置き、最後に中生地の表地5Aを置く。その全体を必
要数ケ所を挾み込む器具等で均等に引っ張り、ふとんの
隅をミシンで縫製する。又、中綿の巻き綿3A,固綿3
B,巻き綿3Cと中生地の表地5A,裏地5Bを同時に
キルティングし一体化する。
【0033】これは通常のふとんの作り方と異り、縫い
代が外側に四方に出ている。このふとんの上下にさらに
図8に示されているように、防ダニ,抗菌,防臭加工さ
れれ、緻密に織上げた側生地の裏地7B,表地7Aをか
ぶせ、周り全体を熱溶融ポリエステル生地を貼付けたバ
イヤステープ13で巻き、後からポリエステルを熱で融
着させた縫い目を塞ぐことにより、防ダニふとん1が得
られる。
【0034】その結果、図1,図4で得られた防ダニふ
とんと同様の効果を有する防ダニふとん1を得ることが
できる。
【0035】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。
【0036】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、請求項1,2,3による発明によれば、中綿
と中生地の裏地,表地とを一体化せしめたキルティング
などが表面に出ず、かつ囲りの縫製部分を熱融着してダ
ニの侵入をほぼ完全に防ぐことができる。しかも囲りを
固定しているので中綿が移動しない防ダニふとんを得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の防ダニふとんを得る説明図である。
【図2】この発明の防ダニふとんを得る途中の説明図で
ある。
【図3】この発明の防ダニふとんを得る途中の説明図で
ある。
【図4】図1〜図3に代る他の実施例を示す防ダニふと
んを得る説明である。
【図5】他の実施例を示す防ダニふとんを得る途中の説
明図である。
【図6】他の実施例を示す防ダニふとんを得る途中の説
明図である。
【図7】図1〜図3に代る別の実施例を示す防ダニふと
んを得る説明図である。
【図8】別の実施例を示す防ダニふとんを得る途中の説
明図である。
【図9】この発明の防ダニふとんの構成説明図である。
【符号の説明】
1 防ダニふとん 3 中綿 5A 中生地の表地 5B 中生地の裏地 7A 側生地の表地 7B 側生地の裏地 9 合繊テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47C 27/12 A47G 9/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然綿または合繊綿からなる中綿と、表
    地,裏地からなる中生地と、細番手の糸をダニおよびダ
    ニの糞等に至るまで通さない程度ちみつに打込み織成さ
    れた表地,裏地からなる側生地とからなり、この側生地
    の表地,裏地,中生地の裏地,表地を順に重ねた状態で
    4辺のうち3辺の周囲に側生地の表地と裏地との間,側
    生地の裏地と中生地の裏地の間および中生地の裏地と表
    地との間に合繊テープを入れた状態で縫製すると共に熱
    融着し、前記中生地の裏地と表地の間に前記中綿を封入
    してこの中綿と中生地の裏地,表地とを適宜個所キルテ
    ィングなどにより一体化せしめ、前記側生地の表地を引
    っくり返し、前記4辺のうちの残りの1辺に合繊テープ
    を側生地の表地と裏地との間に入れた状態で縫製すると
    共に熱融着せしめてなることを特徴とする防ダニふと
    ん。
  2. 【請求項2】 天然綿または合成綿からなる中綿と、表
    地,裏地からなる中生地と、細番手の糸をダニおよびダ
    ニの糞等に至るまで通さない程度ちみつに打込み織成さ
    れた表地,裏地からなる側生地とからなり、前記中生地
    の表地と裏地を順に重ねた状態で4辺のうち3辺の周囲
    を縫製し、この表地と裏地の間に前記中綿を封入してこ
    の中綿と中生地の表地,裏地とを適宜個所キルティング
    などで一体化せしめ、前記側生地の裏地,表地を重ねた
    状態で4辺のうち3辺の周囲に合繊テープを載せると共
    にその上に前記一体化された中生地を載せ、さらに合繊
    テープを前記中生地の3辺の周囲に載せた状態で縫製す
    ると共に熱融着し、前記側生地の表地を引っくり返し、
    前記4辺のうちの残りの1辺に合成テープを側生地の表
    地と裏地の間に入れた状態で縫製すると共に熱融着せし
    めてなることを特徴とする防ダニふとん。
  3. 【請求項3】 天然綿または合繊綿からなる固綿を芯に
    入れた中綿と、表地,裏地からなる中生地と、細番手の
    糸をダニおよびダニの糞等に至るまで通さない程度ちみ
    つに打込み織成された表地,裏地からなる側生地とから
    なり、前記中生地の裏地上に前記中綿を載せさらに前記
    中生地の表地を載せた状態で4辺の周囲を縫製すると共
    に適宜個所をキルティングなどで一体化せしめ、この一
    体化された中生地の上下に前記側生地の表地と裏地を被
    せると共に4辺の周囲を熱溶融合繊生地を貼付けたバイ
    ヤステープで巻き前記合繊生地を熱融着せしめてなるこ
    とを特徴とする防ダニふとん。
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