JP3035132U - 敷き布団 - Google Patents
敷き布団Info
- Publication number
- JP3035132U JP3035132U JP1996008634U JP863496U JP3035132U JP 3035132 U JP3035132 U JP 3035132U JP 1996008634 U JP1996008634 U JP 1996008634U JP 863496 U JP863496 U JP 863496U JP 3035132 U JP3035132 U JP 3035132U
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- JP
- Japan
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- futon
- cloth
- charcoal
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- Expired - Lifetime
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 生産性が高く、かつ木炭を取着した部分を布
団から容易に取出せるようにしたことにより家庭での取
扱いが容易で、常に衛生的に使用できる敷き布団を提供
する。 【解決手段】 複数の小袋(10)を適宜間隔を存して
取着した布製シート(20)を、上布団(31)と下布
団(32)とからなる布団体(30)の間に挿入した敷
き布団(A)であって、前記小袋は、通気性を有するシ
ートより構成し、その内部に粒状の備長炭等の木炭
(2)を収納してなり、前記布団体は、上布団及び下布
団の周囲の少くとも一部に着脱自在の止定具(34a、
34b)を配することによって展開自在とし、これによ
り前記布製シートを布団体から出入可能にした。
団から容易に取出せるようにしたことにより家庭での取
扱いが容易で、常に衛生的に使用できる敷き布団を提供
する。 【解決手段】 複数の小袋(10)を適宜間隔を存して
取着した布製シート(20)を、上布団(31)と下布
団(32)とからなる布団体(30)の間に挿入した敷
き布団(A)であって、前記小袋は、通気性を有するシ
ートより構成し、その内部に粒状の備長炭等の木炭
(2)を収納してなり、前記布団体は、上布団及び下布
団の周囲の少くとも一部に着脱自在の止定具(34a、
34b)を配することによって展開自在とし、これによ
り前記布製シートを布団体から出入可能にした。
Description
【0001】
本考案は、敷き布団に関し、特にウバメガシを1000度〜1300度の温度 で7日〜14日の期間蒸し焼きにしたいわゆる備長炭の粒状物や磁気を発する粒 状物を内部に保有させた敷き布団に関する。
【0002】
従来より、木炭、特に備長炭は、湿気を吸収する性質、悪臭を吸収する性質、 カビの発生をおさえる性質、ダニを寄せつけない性質等の布団に好適な性質を有 することが知られている。また、従来よりこの木炭を内在させた敷き布団が考案 されている。
【0003】
しかしながら、従来の木炭を内在させた敷き布団は、布団と一体的に構成した ものが多いために生産性が悪く、また木炭を取着した部分のみを布団から取外し できる構成のものがみられず、布団を長期間使用したときには不衛生になり、布 団全体を取替えざるを得なかった。
【0004】 本考案は、生産性が高く、かつ木炭を取着した部分を布団から容易に取出せる ようにしたことにより家庭での取扱いが容易で、常に衛生的に使用できる敷き布 団を開発した。
【0005】
本考案に係る敷き布団は、複数の小袋を適宜間隔を存して取着した布製シート を、上布団と下布団とからなる布団体の間に挿入した敷き布団であって、前記小 袋は、通気性を有するシートより構成し、その内部に粒状の木炭を収納してなり 、前記布団体は、上布団及び下布団の周囲の少くとも一部に着脱自在の止定具を 配することによって展開自在とし、これにより前記布製シートを布団体から出入 可能にしたものである。
【0006】 上記のように構成することにより、小袋同士が間隔を存して配されているため 、敷き布団内部での空気の流通性が向上すると共に、この敷き布団上に寝たとき には、この小袋が適宜の間隔を存して配されていることによる凹凸感により指圧 効果が期待できる。また、布団体の周囲の止定具の結合を離して上布団と下布団 とを展開することにより、小袋を取付けた布製シートの装着及び取外しが容易に できる。
【0007】 また、上記の敷き布団における複数の小袋に粒状の木炭と粒状の磁気発生物と を収納した場合には、上記の作用の他、磁気発生物により血行を促進させる作用 がある。
【0008】 さらに、前記敷き布団における小袋に収納した木炭が、ウバメガシを1000 度〜1300度の温度で7日〜14日の期間蒸し焼きにした、いわゆる備長炭を 使用すると、この備長炭は、吸湿性、悪臭吸着性、カビの発生をおさえる抗菌性 、ダニを寄せつけない害虫忌避性に優れ、また通常の木炭より硬質であるため指 圧効果に優れる。
【0009】
以下に本考案の好適な実施例を図1〜図4に基づいて説明する。
【0010】 図1は、本考案に係る小袋(10)の一部切欠斜視図であり、二つ折りした不 織布の3辺を接着して矩形の袋体(1)を構成し、その袋内部に備長炭、すなわ ちウバメガシを1000度〜1300度の温度で7日〜14日の期間蒸し焼きし た良質の木炭を砕いた粒状の木炭(2)を収納して封がなされている。なお、袋 体(1)は、実施例においては矩形のものを採用しているが、特にこの形状に限 定されず、多角形又は円形等でも差支えない。また、袋体(1)の材質は、不織 布が適切であるが、通気性を有するものであればその他のものでも実用上問題は ない。
【0011】 図2は、前記小袋(10)を取付けた布製シート(20)である。布製シート (20)の材質は、表面に小袋(10)を取着する関係上、伸縮性の少ない布地 が適切であり、織物地及び不織布が最適である。小袋(10)の取着方法として は、本実施例では接着剤による取着を採用しているが、縫着によって取着しても よい。本実施例においては、布製シート(20)の一方の面に、小袋(10)が 、適宜の間隔をおいて、例えば長手方向に7列、幅方向に4列配されているが、 これに限らず、千鳥状にまたはランダムに配してもよく、さらに、布製シート( 20)の両面に配してもよい。なお、片面だけに配すれば、指圧効果を必要とす る場合と、必要としない場合とに使い分けができるので便利である。例えば、指 圧効果を必要とする場合は小袋(10)を取着した面を上側にし、指圧効果を必 要としない場合は小袋を取着した面を下側にする。なお、体裁上あるいは取扱い 上この小袋(10)を取着した布製シート(20)をガーゼ等の通気性のある生 地で覆ってもよい。
【0012】 図3は、本考案に係る敷き布団(A)を構成する布団体(30)の展開図であ り、該布団体(30)は、上布団(31)と下布団(32)とを中央部(33) で二つ折りできるようになっている。この布団体(30)には、中央部を除く上 布団(31)の3辺(31a、31b、31c)と、これに対応する下布団(3 2)の3辺(32a、32b、32c)とにそれぞれ雌雄の面ファスナー(34 a、34b)が取着されている。このように構成したことにより、図示するよう に展開できるようになっている。そして、下布団(32)の上面に、前述した小 袋(10)を取着した布製シート(20)を配置し、上布団(31)を下布団( 32)側に折返して面ファスナー(34a、34b)を係合させることにより、 本考案に係る敷き布団(A)が完成する。図4は、敷き布団(A)の縦断面図で ある。なお、本実施例における面ファスナー(34a、34b)に代えてスライ ドファスナーや結着紐などの止定具を使用してもよい。また、本実施例において は、矩形の上布団(31)及び下布団(32)の周囲3辺に止定具を配している が、周囲全体に止定具を配して上布団と下布団とが分離できる状態に展開可能に 構成してもよい。
【0013】 布団体(30)を構成する上布団(31)及び下布団(32)は、それぞれ布 団側(31d、32d)と、これらの布団側(31d、32d)とで包まれる詰 物(31e、32e)とからなる。前記詰物(31e、32e)の材質は、上下 同一のものを使用してもよく、異なる材質のものを組合せて使用してもよい。使 用される材質は、布団の詰物として一般に使用される綿花、ポリエステル、アク リル、羊毛あるいは羽毛を使用してもよく、また、ヤシ繊維を絡合させたいわゆ るパーム繊維を使用してもよい。本実施例においては、下布団(32)の詰物( 32e)としてパーム繊維を使用し、上布団(31)の詰物(31e)としてア クリル綿を使用している。このように上下の布団の詰物の材質を変えることによ り、その布団の使用環境や季節に応じて、また使用者の好み応じて上下を変えて 使用することができる。
【0014】 上記の実施例においては、小袋(10)内に粒状の備長炭(2)を封入したも のを示したが、粒状の備長炭に加えて粒状の磁気発生物を小袋内に混入させても よく、その場合には血行を促進させる効果がある。また、前記の粒状の磁気発生 物は、製作上の利便性から、小袋(10)内に収納せず、小袋(10)と布製シ ート(20)との間に介在するように配置してもよい。
【0015】 なお、本考案は、小袋内に粒状の木炭を収納することは必須の要件であるが、 粒状の木炭に加えて小袋内にいかなる物質を混入しても本考案の範囲に包含され るものである。
【0016】
本考案に係る敷き布団は、小袋同士が間隔を存して配されているため、敷き布 団内部での空気の流通性が向上するので、その構造によって湿気や臭気を保持し ない効果を有する。またこの敷き布団上に寝たときには、この小袋が適宜の間隔 を存して配されていることによる凹凸感により指圧効果が期待できて、健康を促 進させる効果がある。さらに、布団体の周囲の止定具の結合を離して上布団と下 布団とを開くことにより、小袋を取付けた布製シートの装着及び取外しが容易に できるので、小袋を取付けた布製シートを取外して洗濯したり、あるいは取替え ることも可能である。しかも敷き布団全体を天日に干すことができることはいう までもなく、布団体のみを別個に天日に干したり丸洗いするなどの通常の衛生的 な使用をすることができるので、実用性の高いものとなる。
【0017】 また、木炭について、ウバメガシを1000度〜1300度の温度で7日〜1 4日の期間蒸し焼きにした、いわゆる備長炭を使用すると、この備長炭は、吸湿 性、悪臭吸着性、カビの発生をおさえる抗菌性、ダニを寄せつけない害虫忌避性 に優れ、また通常の木炭より硬質であるため指圧効果に優れるので望ましい。
【0018】 さらに、小袋内に粒状の木炭に加えて粒状の磁気発生物を混入すると、血行の 促進に効果的であり、健康増進に役立つ。
【図1】本考案に係る小袋(10)の一部切欠斜視図で
ある。
ある。
【図2】本考案に係る布製シート(20)の斜視図であ
る。
る。
【図3】本考案に係る敷き布団(A)を構成する布団体
(30)の展開図である。
(30)の展開図である。
【図4】本考案に係る敷き布団(A)の縦断面図であ
る。
る。
A………敷き布団 1………袋体 2………木炭 10………小袋 20………布製シート 30………布団体 31………上布団 31a、31b、31c…上布団の3辺 31d……上布団の布団側 31e……上布団の詰物(アクリル綿) 32………下布団 32a、32b、32c…下布団の3辺 32d……下布団の布団側 32e……下布団の詰物(パーム繊維) 33………布団体の中央部 34a、34b…面ファスナー
Claims (3)
- 【請求項1】複数の小袋を適宜間隔を存して取着した布
製シートを、上布団と下布団とからなる布団体の間に挿
入した敷き布団であって、 前記小袋は、通気性を有するシートより構成し、その内
部に粒状の木炭を収納してなり、 前記布団体は、上布団及び下布団の周囲の少くとも一部
に着脱自在の止定具を配することによって展開自在と
し、これにより前記布製シートを布団体から出入可能に
したことを特徴とする敷き布団。 - 【請求項2】複数の小袋を適宜間隔を存して取着した布
製シートを、上布団と下布団とからなる布団体の間に挿
入した敷き布団であって、 前記小袋は、通気性を有するシートより構成し、その内
部に粒状の木炭と粒状の磁気発生物とを収納してなり、 前記布団体は、上布団及び下布団の周囲の少くとも一部
に着脱自在の止定具を配することによって展開自在と
し、これにより前記布製シートを布団体から出入可能に
したことを特徴とする敷き布団。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の敷き布団におい
て、布製シートに取着した小袋内の木炭が、ウバメガシ
を1000度〜1300度の温度で7日〜14日の期間
蒸し焼きにしたものであることを特徴とする敷き布団。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008634U JP3035132U (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 敷き布団 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008634U JP3035132U (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 敷き布団 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3035132U true JP3035132U (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=43169950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996008634U Expired - Lifetime JP3035132U (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 敷き布団 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3035132U (ja) |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP1996008634U patent/JP3035132U/ja not_active Expired - Lifetime
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