JP2831358B2 - trans−又はcis−構造のヘミカロン酸アルデヒト誘導体のエナンチオ選択的製造法 - Google Patents

trans−又はcis−構造のヘミカロン酸アルデヒト誘導体のエナンチオ選択的製造法

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JP2831358B2 JP63207489A JP20748988A JP2831358B2 JP 2831358 B2 JP2831358 B2 JP 2831358B2 JP 63207489 A JP63207489 A JP 63207489A JP 20748988 A JP20748988 A JP 20748988A JP 2831358 B2 JP2831358 B2 JP 2831358B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、trans−又はcis−構造のヘミカロン酸アル
デヒド誘導体の新規なエナンチオ選択的製造法及び得ら
れる新規な中間体に関する。
〔発明の具体的説明〕
したがつて、本発明の主題は、ラセミ又は光学活性の
cis又はtrans構造の次式(I) (ここで、Rは水素原子、1〜4個の炭素原子を含有す
るアルキル基又は12個までの炭素原子を含有するアリー
ル基を表わす) の化合物を製造する方法であつて、次式(II) (ここで、R1は1〜4個の炭素原子を含有するアルキル
基、12個までの炭素原子を含有するアリール基又は8個
までの炭素原子を含有するアラルキル基を表わす) のジエステルに、その分割された又はラセミ形の異性体
のいずれかの形で、制御された還元剤を作用させて次式
(III) のアルデヒド先駆物質を得、この物質に次式 (ここで、Rは前記した通りであり、Aはりん有機残基
を表わす) のウイッチヒ−エモンズ−ホーナー試剤を作用させて次
式(IV) (ここで、Rは前記した通りであり、波線はcis又はtra
ns配置を示す) の化合物を得、この化合物にgem−ジメチルシクロプロ
パン化剤を作用させて次式(V) (ここで、R及び波線は前記の通りである) の化合物か又は次式(Va(ここで、R及び波線は前記の通りである) の化合物のいずれかを得、要すれば式(Va)の化合物に
gem−ジメチルシクロプロパン化剤を作用させて前記の
式(V)の化合物を得、式(V)又は(Va)の化合物の
ジオキソラン残基を加水分解して次式(VI) (ここで、R及び波線は前記の通りである) の化合物か又は次式(VIa(ここで、R及び波線は前記の通りである) の化合物のいずれかを得、次いで式(VI)又は(VIa
の化合物の4,5−結合を開裂させて式(I)の所期の化
合物を得るか、或るいは式(V)又は(Va)の化合物の
ジオキソラン基を加水分解すると同時に4,5−結合を開
列させて式(I)の所期の化合物を得ることを特徴とす
る式(I)の化合物の製造法にある。
Rはメチル、エチル、線状若しくは分岐状プロピル、
又は線状若しくは分岐状ブチル基を表わすことができ
る。
R1がアルキル基を表わすときは、それはRについて前
記の意味を有する。
R1がアリール基を表わすときは、それは例えばフエニ
ル、トリル又はナフチル基であつてよい。
R1がアラルキル基を表わすときは、それは例えばベン
ジル又はフエネチル基であつてよい。
Aは、ウイツチヒ−エモンズ−ホーナー試剤の有機り
ん残基、即ち、ホスホン酸塩の残基、トリアリールホス
ホニウム塩の残基、又はジアリールホスフインオキシド
の残基を表わす。
本発明の方法の好ましい実施条件下では、 ・制御された還元剤は水素化ジイソブチルアルミニウム
であり、 ・ウイツチヒ−エモンズ−ホーナー試剤は次式 (ここでRは前記の通りであり、alk2はメチル、エチ
ル、線状若しくは分岐状プロピル又は線状若しくは分岐
状ブチル基を表わし、φはフエニル基を表わす) の試剤であり、 ・gem−ジメチルシクロプロパン化剤は次式 〔ここでXは残基P(Ar)、S(Ar)又は (Arはアリール基、特にフエニル基を表わし、R2は水素
原子又は1〜4個の炭素原子を含有するアルキル基を表
わす〕 の試剤であり、 ・ジオキソラン残基の加水分解剤は塩酸、硫酸、酢酸、
過塩素酸又はp−トルエンスルホン酸のような無機又は
有機酸であり、 ・4,5−結合の解裂剤は過よう素酸塩、四酢酸鉛又は過
マンガン酸カリウムのような酸化剤であり、 ・ジオキソラン残基を加水分解するとともに4,5−結合
を解裂させることのできる試剤は過よう素酸又は硫酸の
存在下での過よう素酸塩のような酸化剤である。
の試剤は、幾何異性(E−E)のジエステル又は幾何異
性(Z−Z)と(Z−E)のジエステルの混合物(標準
的手段により分離できる)を生じさせることができる。
gem−ジメチルシクロプロパン化剤を式(IV)の化合
物に反応させるとその試料の量に応じて式(V)のジシ
クロプロパン化合物又は式(Va)のモノシクロプロパン
化合物を導き、そして後者はさらに式(V)の化合物に
転化することができる。
特に、本発明は、ラセミ又は光学活性のtrans構造の
次式(IA(ここで、Rは前記の通りである) の化合物を製造する方法であつて、前記の式(II)のジ
エステルに、その分割された又はラセミ形の異性体のい
ずれかに、制御された還元剤を作用させて対応する異性
体構造の前記の式(III)のジアルデヒド先駆物質を
得、この物質に次式 (ここで、A及びは前記の通りである) の試剤を作用させて次式(IV′) (ここで、Rは前記の通りであり、二重結合の幾何異性
はtransである) の化合物を得、この化合物にgem−ジメチルシクロプロ
パン化剤を作用させて次式(V′) (ここで、Rは前記した通りであり、シクロプロパン環
の立体配置はtransである) の化合物を得、この化合物のジオキソラン残基を加水分
解して次式(VI′) (ここで、R及びシクロプロパン環の立体配置は前記の
通りである) の化合物を得、次いでこの化合物の4,5−結合を開裂さ
せて対応する式(IA)の化合物を得るか、或るいは式
(V′)のジオキソラン残基を加水分解すると同時に4,
5−結合を開裂させて式(IA)の所期の化合物を得るこ
とを特徴とする式(IA)の化合物の製造法を主題とす
る。
さらに特定すれば、本発明の主題は、(1R,trans)立
体配置の式(IA)の化合物を製造する方法であつて、
(4R,5R)立体配置の次式(II1(ここで、R1は前記の通りである) のジエステルに水素化ジイソブチルアルミニウムを作用
させて対応する(4R,5R)立体配置の次式(III1のジアルデヒド先駆物質を得、この物質に次式 (ここでA及びRは前記の通りである) の試剤を作用させて(4S,5S)立体配置の次式(I
V′(ここで、Rは前記の通りであり、二重結合の幾何異性
はtransである) の化合物を得、この化合物にイソプロピリデントリフエ
ニルホスホランを作用させて、(4S,5S)立体配置であ
つてかつシクロプロパン環が(1R,trans)立体配置であ
る次式(V′(ここで、Rは前記の通りである) の化合物を得、この化合物のジオキソラン残基を加水分
解して、(4S,5R)立体配置であつてかつシクロプロパ
ン環が(1R,trans)立体配置の次式(VI′(ここで、Rは前記の通りである) の化合物を得、次いでその4,5−結合を酸化剤の作用に
より開裂させて(1R,trans)立体配置の式(IA)の化合
物を得るか、或るいは式(V′)のジオキソラン残基
を加水分解すると同時に4,5−結合を開裂させて(1R,tr
ans)立体配置の式(IA)の化合物を得ることを特徴と
する製造法にある。
また、本発明は、特に、ラセミ又は光学活性のcis構
造の次式(IB(ここで、Rは前記の通りである) の化合物を製造する方法であつて、前記の式(II)のジ
エステルに、その分割された又はラセミ形の異性体のい
ずれかに、制御された還元剤を作用させて対応する異性
体構造の前記の式(III)のジアルデヒド先駆物質を
得、この物質に次式 (ここで、A及びRは前記の通りである) の試剤を作用させて次式(IV″) (ここで、Rは前記の通りであり、二重結合の幾何異性
はcisである) の化合物を得、この化合物にイソプロピリデンジフエニ
ルスルフランを作用させて次式(V″) (ここで、Rは前記の通りであり、シクロプロパン環の
立体配置はcisである) の化合物を得、この化合物のジオキソラン残基を加水分
解して次式(VI″) (ここで、R及びシクロプロパン環の立体配置は前記の
通りである) の化合物を得、次いでその4,5−結合を開裂させて対応
する式(IB)の化合物を得るか、或るいは式(V″)の
ジオキソラン残基を加水分解すると同時に4,5−結合を
開裂させて式(IB)の所期の化合物を得ることを特徴と
する製造法を主題とする。
さらに特定すれば、本発の主題は、(1R,cis)立体配
置の式(IB)の化合物を製造する方法であつて、(4R,5
R)立体配置の次式(II1(ここで、R1は前記の通りである) のジエステルに水素化ジイソブチルアルミニウムを作用
させて(4R,5R)立体配置の次式(III1の対応ジアルデヒド先駆物質を得、この物質に次式 (ここで、A及びRは前記の通りである) の試剤を作用させて(4S,5S)立体配置の次式(I
V″(ここで、Rは前記の通りであり、二重結合の幾何異性
はcisである) の化合物を得、この化合物にイソプロピリデンジフエニ
ルスルフランを作用させて、(4S,5S)立体配置であつ
てかつシクロプロパン環が(1R,cis)立体配置である次
式(V″(ここで、Rは前記の通りである) の化合物を得、この化合物のジオキソラン残基を加水分
解して(4S,5S)立体配置であつてかつシクロプロパン
環が(1R,cis)立体配置である次式(VI″(ここで、Rは前記の通りである) の化合物を得、次いでこの化合物の4,5−結合を酸化剤
の作用によつて開裂させて(1R,cis)立体配置の式
(IB)の化合物を得るか、或るいは式(V″)のジオ
キソラン残基を加水分解すると同時に4,5−結合を開裂
させて(1R,cis)立体配置の式(IB)の化合物を得るこ
とを特徴とする製造法にある。
また、式(II)の出発化合物の4,5位における立体配
置並びに試剤 の作用により生ずる式(IV)の化合物の二重結合の立体
配置に従う(1R,trans)及び(1R,cis)構造の式(I)
の化合物の他に、本発明の方法は、式(I)の全ての可
能な異性体構造に対するエナンチオ選択的製造法を可能
にするものである。
以下の表には、式(II)のキラルな化合物から出発し
て得られる幾何異性cis又はtrans及び幾何異性cisの式
(I)の化合物並びに単離された中間体の立体配置を示
した。
また、本発明の主題は、式(I)の化合物の製造法の
実施中に得られる式(IV)、(V)、(Va)、(VI)及
び(VIa)の化合物にある。
ヘミカロン酸アルデヒドの名称で知られている式
(I)の化合物は、菊酸又はその類似体、特にハロゲン
化されたものの合成に有用な中間体である。
最後に、本発明の主題は、新規化合物としての、上で
記載の式(II1)のジエステルを水素化ジイソブチルア
ルミニウムにより還元することによつて得られる化合物
にある。
式(II)のエステルは既知の化合物であつて、実験の
部に記載のように、酒石酸から得ることができる。
〔実施例〕
下記の実施例は本発明を例示するためのものであつ
て、それを何ら制限するものではない。
例1:(1R,3R)−3−ホルミル−2,2−ジメチルシクロプ
ロパンカルボン酸メチル 工程A:〔(4S,5S)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラ
ン−4,5−ジイル〕−3,3′−ジ〔(E)プロペン酸メチ
ル〕 後記の製造例に従つて得た4.36gの生成物を50ccのト
ルエンに溶解してなる溶液を不活性雰囲気下に−78℃に
冷却し、水素化ジイソブチルアルミニウムの1.5Mトルエ
ン溶液26.6ccをゆつくりと加え、全体をかきまぜながら
−78℃に2時間保つ。得られた溶液にジエチルホスホン
酸ナトリウムのジメトキシエタン溶液(この製造は以下
に示す)を滴下し、反応混合物を周囲温度に戻す。20℃
で4時間かきまぜた後、20ccの水を加え、エーテルで抽
出し、次いで乾燥し、溶媒を減圧下に除去する。得られ
た4.7gの粗生成物をシリカでクロマトグラフイーする
(溶離剤:ヘキサン酢酸エチル9/1)。2.3gの所期化合
物、これはそのまま次の工程に用いる。
〔α〕=−70.2゜(c=6mg/ml CHCl3)。
上で用いたジエチルホスホン酸ナトリウムの溶液は次
のように調製した。
不活性雰囲気下に0℃で1.4gの水素化ナトリウムを20
ccのジメトキシエタンに懸濁させ、2.45gジエチルホス
ホノ酢酸メチルを50ccのジメトキシエタンに溶解してな
る溶液を加え、20℃で30分間かきまぜる。
製造:(4R,5R)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラン
−4,5−ジ(カルボン酸メチル) 50.5gの(2R,3R)酒石酸を80gの2,2−ジメトキシプロ
パンに溶解し、0.2gのp−トルエンスルホン酸を20ccの
メタノールに溶解してなる溶液を加え、全体を15軸間加
熱還流する。40gの2,2−ジメトキシプロパンを225ccの
シクロヘキサンで希釈してなるものを加え、反応媒質を
79℃で24時間ゆっくりと蒸留する。0.5gの炭酸カリウム
を加え、シクロヘキサンの残部を蒸発させ、生成物を減
圧下に分別蒸留することによつて精製する。
67gの所期化合物を得た。bp=86−91℃(0.4mmHg)。
IRスペクトル(cm-1) 3,480−2,980−2,950−1,750−1,440−1,350−1,210−
1,160−1,100−1,010−860−840−810−780−750−700. NMRスペクトル(CCl4) メチルのH :1.46ppm(s) CO2CH3のH :3.79ppm(s) −CH−OのH:4.66ppm(s) 工程B:〔(4S,5S)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラ
ン−4,5−ジイル〕−3,3−ジ〔2,2−ジメチル−(1R,3
R)−シクロプロパンカルボン酸メチル〕 n−ブチルリチウムのヘキサン溶液をよう化イソプロ
ピルトリフエニルホスホニウムのテトラヒドロフラン懸
濁液に添加することによつてトリフエニルイソプロピリ
デンホスホランのテトラヒドロフラン溶液(12.5×10-3
モル)を調製する。25ccのテトラヒドロフランに溶解し
た1.35gの工程Aで製造した化合物に20ccの上記溶液を
0℃で導入し、0℃で1時間、次いで周囲温度に戻した
後1時間かきまぜ続ける。反応混合物を10ccの水で希釈
し、エーテルで抽出し、乾燥し、溶媒を減圧下に除去す
る。
クロマトグラフイーで精製した後、所期化合物を50〜
60%の収率で得た。次いでこのものをシクロヘキサンよ
り再結晶する。
▲〔α〕20 D▼=−55.5゜(c=20.25mg/ml CHCl3)。
工程C:〔(1S,2S)−1,2−ジヒドロキシエチレン〕−3,
3′−ジ〔2,2−ジメチル−(1R,3R)−シクロプロパン
カルボン酸メチル〕 180mgの工程Bで得た化合物を4ccのテトラヒドロフラ
ンに溶解し、5ccの2N過塩素酸水溶液を加え、20℃で8
時間かきまぜる。反応媒質を重炭酸ナトリウム飽和水溶
液で中和し、エーテルで抽出した後、有機相を乾燥し、
溶媒を減圧下に除去する。160mgの粗生成物を回収し、
これはそのまま次の工程に用いる。
▲〔α〕20 D▼=−67.5゜(c=13.96mg/ml CHCl3)。
工程D:(1R,3R)−3−ホルミル−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボン酸メチル 105mgの工程Cで得たジオールを4ccのメタノールに溶
解し、2ccのりん酸塩緩衝液によりpHを7に調節し、次
いで107mgの過よう素酸ナトリウムを一度に加える。周
囲温度で30分間かきまぜた後、残留物を過し、エーテ
ルで洗浄し、溶媒を減圧下に除去する。残留物をエーテ
ルで溶解し、水洗し、乾燥し、溶媒を減圧下に蒸発さ
せ、82mgの粗生成物を集め、これをシリカでクロマトグ
ラフイー(溶離剤:ペンタン−エチルエーテル7/3)す
ることによつて精製する。72mgの所期化合物を得た。
▲〔α〕20 D▼=+18.85゜(c=18.25mg/mlアセト
ン)。
例2:(1S,3S)−3−ホルミル−2,2−ジメチルシクロプ
ロパンカルボン酸メチル 工程A:〔(4S,5S)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラ
ン−4,5−ジイル〕−3,3′−ジ〔2,2−ジメチル−(1S,
3S)−シクロプロパンカルボン酸メチル〕 0.915gのテトラフルオロほう酸イソプロピルジフエニ
ルィスルホニウムと0.255gの無水ジクロルメタンを12cc
の無水ジメトキシエタンに溶解してなる溶液を−78℃に
冷却し、不活性雰囲気下に置いた後、リチウムジイソプ
ロピルアミド溶液を添加する。この溶液は、0.325gのジ
イソプロピルアミンを3ccのジメトキシエタン中で2.1cc
のn−ブチルリチウム(ヘキサン中1.55M)により−78
℃で15分間処理することによつて得た。−78℃で15分間
かきまぜた後、例1の工程Aに記載のようにして得た0.
27gのジエステルを2ccのジメトキシエタンに溶解した溶
液として添加する。反応混合物を−78℃で15分間、次い
で−65℃〜−50℃で48時間かきまぜる。次いで、15分間
昇温させ、次いで5ccの水を加える。有機相をエーテル
で希釈し、水性相を分離し、水洗し、乾燥する。溶媒を
真空下に蒸発させると0.75gの粗反応混合物が得られた
が、これをシリカでクロマトグラフイー(溶離剤:ペン
タン−エーテル75−25)することによつて精製する。0.
29gの所期化合物を得た。mp=136〜137℃。
▲〔α〕20 D▼=−24.7゜(c=16.6mg/mlクロロホル
ム)。
NMRスペクトル(CDCl3) d=1〜1.6(1〜1.2、1.24及び1.35で3つの一重項
を持つ多重項、22H、CH3及びシクロプロパンのH) 3.2〜3.44(多重項、2H、ジオキソランのH) 3.6(一重項、6H、CO2CH3) 工程B:〔(1S,2S)−1,2−ジヒドロキシエチレン〕−3,
3′−ジ〔2,2−ジメチル−(1S,3S)−シクロプロパン
カルボン酸メチル〕 工程Aで得た0.29gの化合物より出発して、例1の工
程Cに記載した方法と類似の方法に実施し、所期化合物
を得た。このものはそのまま次の工程に用いる。
工程C:(1S,3S)−3−ホルミル−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボン酸メチル 工程Bに記載のようにして得た0.31gの化合物より出
発し、0.32gの過よう素酸ナトリウムを使用して、例1
の工程Dに記載の方法と類似の方法で実施する。過
し、エーテルで洗浄し、溶媒を除去し、シリカでクロマ
トグラフイーし、エーテルとペンタンとの混合物(2−
8)で溶離した後、0.21gの所期化合物を得た。
▲〔α〕20 D▼=−18゜(c=25.5mg/mlアセトン) 例3:(1R,3S)−3−ホルミル−2,2−ジメチルシクロプ
ロパンカルボン酸メチル 工程A:〔(4S,5S)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラ
ン−4,5−ジイル〕−3,3′−ジ〔(Z)プロペン酸メチ
ル〕 例1の工程Aの後に記載の製造に従つて得た2.18gの
化合物を50ccのトルエンに溶解してなる溶液を不活性雰
囲気下に−78℃に冷却し、これに水素化ジイソブチルア
ルミニウムの1.5Mトルエン溶液13.5ccをゆっくりと加
え、全体を−78℃で2時間かきまぜ続ける。得られた溶
液に、8.35gのトリフエニルホスホラニリデン酢酸メチ
ルを150ccのメタノールに溶解してなる溶液を滴下し、
反応混合物を周囲温度に戻す。20℃で3時間かきまぜた
後、50ccの水を加え、メタノールを減圧下に蒸発させ、
エーテル抽出を行う。抽出物を乾燥し、溶媒を減圧下に
除去する。残留物に250ccのペンタンを加え、過した
後、液を減圧下に乾固する。2.5gの粗組成物を得、こ
れをシリカでクロマトグラフイーし、ペンタンとエーテ
ルとの混合物(7−3)で溶離する。1.5gの所期化合物
を得た。mp=51−52℃。
分析:C13H18O6 計算:C% 57.8 H% 6.70 実測: 57.95 6.70 工程B:〔(4S,5S)−2,2−ジメチル−1,3−ジオキソラ
ン−4,5−ジイル〕−3,3′−ジ〔2,2−ジメチル−(1R,
3S)−シクロプロパカルボン酸メチル〕 上記工程で得た0.27gのジエステルより出発して、例
2の工程Aに記載した方法と類似の方法で実施する。0.
24gの所期化合物を得た。mp=97〜98℃。
▲〔α〕20 D▼=−10.1゜(c=5.6mg/ml CHCl3)。
NMRスペクトル(CDCl3) d=0.9−1.6(1.16;1.25及び1.36で3つの一重項を持
つ三重項、22H、(CH32C及びシクロプロパンのH) 3,56(一重項、6H、CO2CH3) 4.1−4.35(多重項、2H、CHO) 工程C:〔(1S,2S)−1,2−ジヒドロキシエチレン〕−3,
3′−ジ〔2,2−ジメチル−(1R,3S)−シクロプロパン
カルボン酸メチル〕 上記工程で得た0.24gの化合物より出発して、例1の
工程Cに記載の方法と類似の方法で実施する。所期の化
合物を得、これはそのまま次の工程に使用する。
工程D:(1R,3S)−3−ホルミル−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボン酸メチル 上記工程に記載のようにして得た0.31gの化合物より
出発し、0.32gの過よう素酸ナトリウムを使用して、例
1の工程Dに記載の方法と類似の方法で実施する。0.19
gの所期化合物を得た。
▲〔α〕20 D▼=−73.2゜(c=15.5mg/mlアセトン)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07C 67/31 C07C 67/31 67/313 67/313 67/333 67/333 69/757 69/757 A C07D 317/26 C07D 317/26 317/30 317/30 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 62/16 C07C 51/373 C07C 62/06 C07C 62/32 C07C 69/757 C07C 67/31 C07C 67/313 C07C 67/333 C07D 317/26 C07D 317/30 C07C 51/367 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラセミ又は光学活性のcis又はtarns構造
    の、次式(I) (ここで、Rは水素原子、1〜4個の炭素原子を含有す
    るアルキル基又は12個までの炭素原子を含有するアリー
    ル基を表わす) の化合物を製造する方法であって、次式(II) (ここで、R1は1〜4個の炭素原子を含有するアルキル
    基、12個までの炭素原子を含有するアリール基又は8個
    までの炭素原子を含有するアラルキル基を表わす) のジエステルに、その分割された又はラセミ形の異性体
    のいずれかの形で、制御された還元剤を作用させて次式
    (III) のアルデヒド先駆物質を得、この物質に次式 (ここで、Rは前記した通りであり、Aはりん有機残基
    を表わす) のウイッチヒ−エモンズ−ホーナー試剤を作用させて次
    式(IV) (ここで、Rは前記した通りであり、波線はcis又はtra
    ns配置を示す) の化合物を得、この化合物にgem−ジメチルシクロプロ
    パン化剤を作用させて次式(V) (ここで、R及び波線は前記の通りである) の化合物か又は次式(Va(ここで、R及び波線は前記の通りである) の化合物のいずれかを得、要すれば式(Va)の化合物に
    gem−ジメチルシクロプロパン化剤を作用させて前記の
    式(V)の化合物を得、式(V)又は(Va)の化合物の
    ジオキソラン残基を加水分解して次式(VI) (ここで、R及び波線は前記の通りである) の化合物か又は次式(VIa(ここで、R及び波線は前記の通りである) の化合物のいずれかを得、次いで式(VI)又は(VIa
    の化合物の4,5−結合を開裂させて式(I)の所期の化
    合物を得るか、或るいは式(V)又は(Va)の化合物の
    ジオキソラン基を加水分割すると同時に4,5−結合を開
    裂させて式(I)の所期の化合物を得ることを特徴とす
    る式(I)の化合物の製造法。
  2. 【請求項2】ラセミ又は光学活性のtrans構造の次式(I
    A(ここで、Rは前記の通りである) の化合物を製造する方法であって、前記の式(II)のジ
    エステルに、その分割された又はラセミ形の異性体のい
    ずれかに、制御された還元剤を作用させて対応する異性
    体構造の前記の式(III)のジアルデヒド先駆物質を
    得、この物質に次式 (ここで、A及びRは前記の通りである) の試剤を作用させて次式(IV′) (ここで、Rは前記の通りであり、二重結合の幾何異性
    はtransである) の化合物を得、この化合物にgem−ジメチルシクロプロ
    パン化剤を作用させて次式(V′) (ここで、Rは前記した通りであり、シクロプロパン環
    の立体配置はtransである) の化合物を得、この化合物のジオキソラン残基を加水分
    解して次式(VI′) (ここで、R及びシクロプロパン環の立体配置は前記の
    通りである) の化合物を得、次いでこの化合物の4,5−結合を開裂さ
    せて対応する式(IA)の化合物を得るか、或いは式
    (V′)のジオキソラン残基を加水分解すると同時に4,
    5−結合を開裂させて式(IA)の所期の化合物を得るこ
    とを特徴とする式(IA)の化合物の製造法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の(1R,trans)立体配置の
    式(IA)の化合物を製造する方法であって、(4R,5R)
    立体配置の次式(II1(ここで、R1は前記の通りである) のジエステルに水素化ジイソブチルアルミニウムを作用
    させて対応する(4R,5R)立体配置の次式(III1のジアルデヒド先駆物質を得、この物質に次式 (ここで、A及びRは前記の通りである) の試剤を作用させて(4S,5S)の立体配置の次式(IV′
    (ここで、Rは前記の通りであり、二重結合の幾何異性
    はtransである) の化合物を得、この化合物にイソプロピリデントリフェ
    ニルホスホランを作用させて、(4S,5S)立体配置であ
    ってかつシクロプロパン環が(1R,trans)立体配置であ
    る次式(V′(ここで、Rは前記の通りである) の化合物を得、この化合物のジオキソラン残基を加水分
    解して、(4S,5R)の立体配置であってかつシクロプロ
    パン環が(1R,trans)立体配置の次式(VI′(ここで、Rは前記の通りである) の化合物を得、次いでその4,5−結合を酸化剤の作用に
    より開裂させて(1R,trans)立体配置の式(IA)の化合
    物を得るか、或るいは式(V′)のジオキソラン残基
    を加水分解すると同時に4,5−結合を開裂させて(1R,tr
    ans)立体配置の式(IA)の化合物を得ることを特徴と
    する製造法。
  4. 【請求項4】ラセミ又は光学活性のcis構造の次式
    (IB(ここで、Rは前記の通りである) の化合物を製造する方法であって、前記の式(II)のジ
    エステルに、その分割された又はラセミ形の異性体のい
    ずれかに、制御された還元剤を作用させて対応する異性
    体構造の前記の式(III)のジアルデヒド先駆物質を
    得、この物質に次式 (ここで、A及びRは前記の通りである) の試剤を作用させて次式(IV″) (ここで、Rは前記の通りであり、二重結合の幾何異性
    はcisである) の化合物を得、この化合物にイソプロピリデンジフェニ
    ルスルフランを作用させて次式(V″) (ここで、Rは前記の通りであり、シクロプロパン環の
    立体配置はcisである) の化合物を得、この化合物のジオキソラン残基を加水分
    解して次式(VI″) (ここで、R及びシクロプロパン環の立体配置は前記の
    通りである) の化合物を得、次いでその4,5−結合を開裂させて対応
    する式(IB)の化合物を得るか、或るいは式(V″)の
    ジオキソラン残基を加水分解すると同時に4,5−結合を
    開裂させて式(IB)の所期の化合物を得ることを特徴と
    する製造法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の(1R,cis)立体配置の式
    (IB)の化合物を製造する方法であって、(4R,5R)立
    体配置の次式(II1(ここで、R1は前記の通りである) のジエステルに水素化ジイソブチルアルミニウムを作用
    させて(4R,5R)立体配置の次式(III1の対応ジアルデヒド先駆物質を得、この物質に次式 (ここで、A及びRは前記の通りである) の試剤を作用させて(4S,5S)立体配置の次式(I
    V″(ここで、Rは前記の通りであり、二重結合の幾何異性
    はcisである) の化合物を得、この化合物にイソプロピリデンジフェニ
    ルスルフランを作用させて、(4S,5S)立体配置であっ
    てかつシクロプロパン環が(1R,cis)立体配置である次
    式(V″(ここで、Rは前記の通りである) の化合物を得、この化合物のジオキソラン残基を加水分
    解して、(4S,5S)立体配置であってかつシクロプロパ
    ン環が(1R,cis)立体配置である次式(VI″(ここで、Rは前記の通りである) の化合物を得、次いでこの化合物の4,5−結合を酸化剤
    の作用によって開裂させて(1R,cis)立体配置の式
    (IB)の化合物を得るか、或るいは式(V″)のジオ
    キソラン残基を加水分解すると同時に4,5−結合を開裂
    させて(1R,cis)立体配置の式(IB)の化合物を得るこ
    とを特徴とする製造法。
  6. 【請求項6】次式(IV) (ここで、Rは前記した通りであり、波線はcis又はtra
    ns配置を示す) の化合物。
  7. 【請求項7】次式(V) (ここで、R及び波線は前記の通りである) の化合物。
  8. 【請求項8】次式(Va(ここで、R及び波線は前記の通りである) の化合物。
  9. 【請求項9】次式(VI) (ここで、R及び波線は前記の通りである) の化合物。
  10. 【請求項10】次式(VIa(ここで、R及び波線は前記の通りである) の化合物。
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