JP2831255B2 - 蒸気発生器オイルスナバ搬送装置 - Google Patents

蒸気発生器オイルスナバ搬送装置

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JP2831255B2
JP2831255B2 JP5331603A JP33160393A JP2831255B2 JP 2831255 B2 JP2831255 B2 JP 2831255B2 JP 5331603 A JP5331603 A JP 5331603A JP 33160393 A JP33160393 A JP 33160393A JP 2831255 B2 JP2831255 B2 JP 2831255B2
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oil snubber
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静雄 大林
慎三 矢八
弘美 梶谷
恒男 萬代
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin

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  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子力プラントに使用さ
れる蒸気発生器の防振用オイルスナバを搬送する蒸気発
生器オイルスナバ搬送装置を提供することを目的とす
る。
【0002】
【従来の技術】原子力プラントに使用されている蒸気発
生器の配置の概略を図7に示す。同図に示すように、蒸
気発生器101は炉心中心102に対して対称に複数箇
配されており、各々の蒸気発生器101は格納容器10
3内に設けた隔壁104によって仕切られた蒸気発生器
ループ室105内に設置されている。この蒸気発生器1
01は上部サポート106及び防振用オイルスナバ(以
下、「オイルスナバ」という)107で支持されてい
る。
【0003】図8は図7のM−M断面で蒸気発生器10
1の側面図を示す。同図に示すように蒸気発生器101
の下部は下部サポート108により隔壁104、格納容
器103及び底床109によって支持されている。この
オイルスナバ107は安全上定期的(数年間隔)に点検
する必要がある。
【0004】この点検に際し、オイルスナバ107は長
さ約1.2m、直径約0.5m、重量が約800kgあり、
蒸気発生器ループ室105のラセン階段、モンキータラ
ップなどを利用しての搬出入が困難であった。
【0005】このため、従来では、オイルスナバ107
上部の梁に例えばチェーンブロックなどを設け、作業員
が取外したオイルスナバ107を吊下げ、図8に示す歩
廊110上で,再組立を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の様に従来はチェ
ーンブロック等一般の吊具でスナバ107の取外し,取
付けを行なっているが、上部のスペースが狭く、かつ障
壁があるため取扱いに苦労すると共に時間も多くかか
り、この結果、被ばく量も多いという問題がある。
【0007】図7に示す装置では、一基の蒸気発生器1
01に対し各五基のスナバ107が設置されており、一
基800kgもあるため、搬出手段がなく、5年に1回
の点検,整備を高放射線量域であるループ室105内の
歩廊110上で行うため、被ばく量が多い。
【0008】また、半数のスナバ107が図7に示すよ
うに、隔壁104内に埋込まれた位置に設置されている
ため、チェーンブロック等の吊具の使用が非常に困難で
あった。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明に係る蒸気発生器オイルスナバ搬送装置は、原子力プ
ラント格納容器内の蒸気発生器据付狭隘部に装着された
防振用オイルスナバを取付,取外し点検作業場との間を
搬送する蒸気発生器オイルスナバ搬送装置であって、蒸
気発生器のオイルスナバを取付けるブラケット上に固定
されるレール板上を移動すると共にオイルスナバを取
外,取付けするドラム装置を有するドラム台車と、蒸気
発生器内から機器開口部まで延設された走行レールを移
動自在とし取外されたオイルスナバを搬送する搬送台車
とを具備することを特徴とする。
【0010】
【作用】オイルスナバ取外・取付手段のドラム装置を有
するドラム台車を所定のオイルスナバ上に設定させ、手
動でオイルスナバ取外し手段を操作する。蒸気発生器の
上部サポート及び建屋に固定されたレールハンガに走行
レールを蒸気発生器に沿ってハッチの開口部まで延長さ
せる。吊下げたオイルスナバを搬送台車に移した後、搬
送台車を走行レールに沿って開口部まで搬送する。
【0011】
【実施例】本発明の好適な一実施例を図1〜図6を参照
して説明する。図1は本実施例による搬送装置の斜視
図、図2はドラム台車の平面図、図3は図2のP−P矢
視図でドラム台車の側面図、図4は搬送装置の側面図、
図5はスナバの吊下げ容量図、図6は走行レールの敷設
図を各々示す。
【0012】本実施例の係る蒸気発生器オイルスナバ搬
送装置は、前述した図7,図8に示す、原子力プラント
格納容器内の蒸気発生器101の据付狭隘部に装着され
た防振用のオイルスナバ107を取外し又は取付けする
と共に、それを点検作業バッファとの間を搬送するもの
である。その構成は、図1に示すように、蒸気発生器1
01のオイルスナバ107を取付ける複数のブラケット
201上に固定されるレール板202,203上を移動
自在であると共にオイルスナバ107を取付,取外し手
段を有するオイルスナバ用ドラム台車204と、蒸気発
生器101内から機器開口部まで上部サポート106に
固定されて延設された走行レール205を移動自在とし
上記取外し手段によって吊下げられたオイルスナバ10
7を搬送する搬送台車206とを具備するものである。
【0013】尚、上記ドラム台車204及び搬送台車2
06は小型軽量化されており、自走機構を有さず、作業
員の手動操作により移動するようにしているが、自走機
構を設けるようにしてもよい。
【0014】図2に示すように、ドラム台車204は前
板207及び後板208を2本の連結棒209で結合し
ており、該連結棒209に沿ってドラム装置210が移
動出来る構造になっている。前板207、後板208に
は夫々溝付ローラ211、溝なしローラ212を備え、
溝付ローラ211は図1及び図4に示すようにレール板
204のレール上を転動するようにしている。
【0015】また、ドラム装置210は2本の巻上ドラ
ム213を有すると共にお互いに夫々軸が歯車系214
で結合されており、お互いに逆回転する構造になってい
る。一方の巻上ドラム213には歯車215上同軸にウ
オーム車216が設けられ、ウオーム歯車217により
手動で駆動される。又ドラム装置210は連結棒209
に沿い、手動で左右に移動でき、オイルスナバ107を
取外し位置から搬送台車206のスナバ台上に垂直吊り
で乗せられるようにしている。
【0016】図3は歯車系214の歯車の配置を示す。
同図に示すようにウオーム歯車217は駆動軸218に
より駆動され、該駆動軸218はハンドル軸219a及
びその端部のハンドル219bに接続されている。
【0017】図4は搬送台車の側面図を示す。同図に示
すように、オイルスナバ107は左右の巻上ドラム21
3からワイヤロープ220により吊下げられ、作業員に
よりブラケット201から取外される。ハンドル219
bを操作してオイルスナバ107を降下させた後、図中
右方向に移動する。搬送台車206は、上部サポート1
06に固定金物221で固定されたレールハンガー22
2に取付けられた走行レール205に6個のローラ22
3で保持され、走行レール205に沿って移動する。ま
た、搬送台車206上には、オイルスナバを載置すると
共に図4中左右に移動可能なスナバ台224が設けらて
おり、搬送台車206に左端付近に移動させ巻上ドラム
213から吊下げられたオイルスナバ107を図に示す
ように90°旋回させた後、スナバ台224上に安置し
ワイヤロープ220を解除し該ロープ220を捲上げ
る。
【0018】オイルスナバ107を積んだスナバ台22
4は、図4に示すように、搬送台車206の右方向に移
動させる。
【0019】図5において、それぞれワイヤロープ22
0の先端にはチェーン225が接続されており、オイル
スナバ107を捲いて両チェーン225を結合してオイ
ルスナバ107を吊下げる。なお、このチェーン225
はオイルスナバ107を収納するバケット(図示せず)
とすることもできる。
【0020】図6において、走行レール205は要所に
設けたレールハンガー222により蒸気発生器101
A,101Bを経由して機器ハッチ開口部226まで延
長されており、図4に示すオイルスナバ107を載置し
た搬送台車206を開口部226に移動させるようにし
ている。ここで建屋内のクレーン(図示していない)な
どによりオイルスナバ107を搬出する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を奏する。 (1)極薄型のドラム台車にすることにより従来狭隘部
での吊上げに苦労した1個800kgもあるスナバを容
易かつ安全に扱うことができ、又搬送台車及び走行レー
ルにより、ループ室外への搬出が可能になる。 (2)レール板及び走行レールを恒設にすることによ
り、準備後片付作業が少なくなり、ループ下内での作業
時間が短縮できる。 (3)従来、オイルスナバの点検はループ室内の歩廊上
で行っていたが、機器ハッチ開口部から低放射線区域に
搬出して分解,点検ができるため被ばく量が少なくなる
と共により入念な整備を行える。 以上より、高放射線線量域での作業時間が短縮でき、大
幅な被ばく低減がはかられると共に、安全な作業を容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る搬送装置の斜視図であ
る。
【図2】ドラム台車の平面図である。
【図3】図2のP−P矢視図でドラム台車の側面図であ
る。
【図4】搬送台車の側面図である。
【図5】スナバの吊下げ要領図である。
【図6】走行レールの敷設図である。
【図7】オイルスナバ配置平面図である。
【図8】オイルスナバ配置側面図である。
【符号の説明】
101 蒸気発生基 201 ブラケット 202,203 レール板 204 ドラム台車 205 走行レール 206 搬送台車 210 ドラム装置 220 ワイヤロープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萬代 恒男 兵庫県神戸市兵庫区和田宮通7丁目1番 14号 西菱エンジニアリング株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66C 9/00 - 17/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子力プラント格納容器内の蒸気発生器
    据付狭隘部に装着された防振用オイルスナバを取付,取
    外し点検作業場との間を搬送する蒸気発生器オイルスナ
    バ搬送装置であって、 蒸気発生器のオイルスナバを取付けるブラケット上に固
    定されるレール板上を移動すると共にオイルスナバを取
    外,取付けするドラム装置を有するドラム台車と、 蒸気発生器内から機器開口部まで延設された走行レール
    を移動自在とし取外されたオイルスナバを搬送する搬送
    台車とを具備することを特徴とする蒸気発生器オイルス
    ナバ搬送装置。
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