JP2830645B2 - カムシャフト駆動装置 - Google Patents

カムシャフト駆動装置

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JP2830645B2
JP2830645B2 JP4248314A JP24831492A JP2830645B2 JP 2830645 B2 JP2830645 B2 JP 2830645B2 JP 4248314 A JP4248314 A JP 4248314A JP 24831492 A JP24831492 A JP 24831492A JP 2830645 B2 JP2830645 B2 JP 2830645B2
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cam
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B75/22Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Gear Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジン本体におい
てクランクシャフトの回転力を伝達してカムシャフトを
回転駆動させる装置に係り、詳しくはギヤを用いて回転
力を伝達するカムシャフト駆動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、例えば実開
昭63−141806号公報に開示された「カムシャフ
ト駆動装置」が知られている。図5に示すように、この
従来技術では、カムシャフト101に取付けられたカム
ギヤ102と、クランクシャフト103に取付けられた
クランクギヤ104とが、棒状中間ギヤ105を介して
噛合連結されている。即ち、棒状中間ギヤ105の両端
には、カムギヤ102とクランクギヤ104に噛合され
るギヤ部106,107がそれぞれ形成されている。
又、棒状中間ギヤ105の内部には、その両端の各ギヤ
部106,107を軸方向へ付勢する図示しないバネ部
材が設けられている。
【0003】従って、上記の構成により、カムギヤ10
2と棒状中間ギヤ105のギヤ部106との間、及びク
ランクギヤ104と棒状中間ギヤ105のギヤ部107
との間の噛み合い上のガタが大幅に低減されていた。併
せて、それら各ギヤ102,105,104の噛み合い
によって回転されるカムシャフト101の回転変動や、
噛み合い時の騒音(噛み合い音)が大幅に低減されてい
た。
【0004】そして、上記のように棒状中間ギヤ105
を使用してクランクシャフト103の回転力をカムシャ
フト101に伝達することは、タイミングベルトやギヤ
列を使用して回転力を伝達する場合と異なり、耐久性や
動力伝達の損失、或いは温度変化に対する安定性等の点
で優れていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術を、直列型やV型のツインカムエンジンに適用した場
合に、クランクギヤとカムギヤとを駆動連結する棒状中
間ギヤが、エンジン本体におけるシリンダボアの中心軸
線の方向に対して傾いて配置されることになった。即
ち、ツインカムエンジンでは、2本のカムシャフトがシ
リンダボアの中心軸線に対して左右に別れて配置され
る。そのため、棒状中間ギヤは2本のうち何れか一方の
カムシャフトに取り付けられたカムギヤに噛み合わされ
て連結されることになる。従って、その棒状中間ギヤは
必然的にシリンダボアの中心軸線と平行でなくなる。
【0006】このことは、エンジン本体を構成するシリ
ンダブロックやシリンダヘッドがシリンダボアの中心軸
線の方向へ温度変化によって膨張或いは収縮した場合
に、その膨張・収縮の方向が棒状中間ギヤの軸線方向と
異なることを意味している。その結果、棒状中間ギヤに
無理な応力が加わったり、各ギヤの間の噛み合い角度が
変わったりして、装置の耐久性や動力伝達、或いは棒状
中間ギヤの支持構造に支障を来すおそれがあった。
【0007】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、棒状中間ギヤを用いてクラ
ンクシャフトの回転力をカムシャフトに伝達させるカム
シャフト駆動装置において、直列型やV型のツインカム
エンジンでも、エンジン本体の温度変化による膨張・収
縮に影響されることなく、回転力の伝達を安定して行う
ことの可能なカムシャフト駆動装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明においては、エンジン本体のクランクシ
ャフトに取り付けられたクランクギヤと、エンジン本体
におけるシリンダボアの中心軸線からずれた位置に配置
されたカムシャフトに取り付けられたカムギヤと、クラ
ンクギヤとカムギヤとの間を駆動連結するために介在さ
れた棒状中間ギヤとを備え、クランクシャフトの回転力
を伝達してカムシャフトを回転駆動させるカムシャフト
駆動装置において、カムギヤ或いはクランクギヤと、棒
状中間ギヤとの間に別の中間ギヤを介在させて、棒状中
間ギヤをシリンダボアの中心軸線と平行に配置したこと
を趣旨としている。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、カムギヤ或いはクランク
ギヤと、棒状中間ギヤとの間に別の中間ギヤが介在さ
れ、棒状中間ギヤがシリンダボアの中心軸線と平行に配
置されている。従って、エンジン本体を構成するシリン
ダブロックやシリンダヘッド等が温度変化によってシリ
ンダボアの中心軸線の方向へ膨張或いは収縮したとして
も、その膨張・収縮の方向と棒状中間ギヤの軸方向とが
一致することになる。よって、棒状中間ギヤに無理な応
力がかかったり、各ギヤの間で噛み合い角度が変わった
りすることはない。
【0010】
【実施例】
(第1実施例)以下、この発明のカムシャフト駆動装置
を直列型のツインカムエンジンに具体化した第1実施例
を図1に基づいて詳細に説明する。
【0011】図1(a)はこの実施例のカムシャフト駆
動装置を概略的に示す正面図であり、図1(b)は同装
置を概略的に示す部分破断側面図である。直列型ツイン
カムタイプのエンジン本体1はシリンダブロック2とシ
リンダヘッド3とにより構成されている。シリンダブロ
ック2には、クランクシャフト4が回転可能に取り付け
られている。又、シリンダヘッド3には、一対をなすカ
ムシャフト5,6が回転可能に取り付けられている。各
カムシャフト5,6は、シリンダブロック2における図
示しないシリンダボアの中心軸線(以下、「ボア中心軸
線」と言う)LBから左右へずれた位置で互いに平行に
配置されている。
【0012】クランクシャフト4の一端部には、平歯車
よりなるクランクギヤ7が固定されてれている。又、各
カムシャフト5,6の一端部には、平歯車よりなる一対
をなす第1のカムギヤ8、第2のカムギヤ9がそれぞれ
固定され、両カムギヤ8,9が噛合連結されている。
【0013】クランクギヤ7の近傍において、シリンダ
ブロック2には、中間軸10が軸受11,12によって
回転可能に支持されている。そして、その中間軸10に
は平歯車よりなる第1の中間ギヤ13が固定され、その
中間ギヤ13とクランクギヤ7とが噛合連結されてい
る。この実施例において、クランクギヤ7の歯数と第1
の中間ギヤ13のそれとの比は「1:2」に設定されて
いる。
【0014】一方のカムシャフト6の先端部には、傘歯
車よりなる第3のカムギヤ14が固定されている。又、
中間軸10上には、第1の中間ギヤ13に隣接して、傘
歯車よりなる第2の中間ギヤ15が固定されている。そ
して、第3のカムギヤ14と第2の中間ギヤ15との間
を駆動連結するために、両ギヤ14,15の間には棒状
中間ギヤ16が介在されている。
【0015】この棒状中間ギヤ16は、上下に直列に配
置された一対のシャフト17,18を備え、各シャフト
17,18がシリンダブロック2及びシリンダヘッド3
に対して各軸受19,20,21,22により回転可能
に支持されている。ここで、各シャフト17,18に対
応する一方の軸受19,21は、各シャフト17,18
の軸方向の動きを規制し、その他の軸受20,22は軸
方向の動きを規制しない。そして、上側のシャフト17
の下端には、軸スプライン23が形成され、その軸スプ
ライン23がシリンダヘッド3の下面3aから下方へ突
出しないように設定されている。同様に、下側のシャフ
ト18の上端には軸スプライン24が形成され、その軸
スプライン24がシリンダブロック2の上面2aから上
方へ突出しないように設定されている。これら両軸スプ
ライン23,24は、内周がスプライン加工されたスリ
ーブ25により、所定の範囲で軸方向へ相対的に滑動可
能に、且つ一体回転可能に連結されている。又、上側の
シャフト17の上端部には、傘歯車よりなるギヤ26が
固定されており、そのギヤ26と第3のカムギヤ14と
が噛合連結されている。この実施例では、ギヤ26と第
3のカムギヤ14との歯数の比が同じに設定されてい
る。更に、下側のシャフト18の下端部には、同じく傘
歯車よりなるギヤ27が固定されており、そのギヤ27
と第2の中間ギヤ15とが噛合連結されいてる。この実
施例では、ギヤ27と第2の中間ギヤ15との歯数の比
が同じに設定されている。
【0016】このように、クランクギヤ7と第2のカム
ギヤ14とが棒状中間ギヤ16により駆動連結されるこ
とにより、クランクシャフト4の回転力が各ギヤ7,1
3,15,16,14を介してカムシャフト6に伝達さ
れ、両カムシャフト5,6が一体的に回転駆動される。
又、この実施例では、上記したような各ギヤ7,13,
15,27,26,14の歯数の関係から、クランクシ
ャフト4が1回転する間に各カムシャフト5,6が半回
転される。
【0017】そして、上記のように一方のギヤ26を第
3のカムギヤ14に噛合連結させた棒状中間ギヤ16の
他方のギヤ27が、第2及び第1の中間ギヤ15,13
を介してクランクギヤ7に噛合連結されている。これに
より、棒状中間ギヤ16の中心軸線LGがボア中心軸線
LBと平行に配置されている。
【0018】従って、エンジン本体1を構成するシリン
ダブロック2やシリンダヘッド3等が、温度変化に起因
してボア中心軸線LBの方向へ膨張・収縮したとして
も、その膨張・収縮の方向と棒状中間ギヤ16の中心軸
線LGの方向とが一致する。しかも、棒状中間ギヤ16
では、両シャフト17,18が両軸スプライン23,2
4とスリーブ25により軸方向へ相対的に滑動可能に連
結されている。そのため、上記のような膨張・収縮によ
って、カムシャフト6とクランクシャフト7との間の距
離が変化した場合には、棒状中間ギヤ16がスリーブ2
5の部分で軸方向へ伸び縮みすることになる。よって、
棒状中間ギヤ16に無理な応力がかかったり、第3のカ
ムギヤ14とギヤ26との間、或いは、第2の中間ギヤ
15とギヤ27との間で噛み合い角度が変わったりする
ことはない。その結果、カムシャフト駆動装置としての
耐久性や動力伝達、或いは棒状中間ギヤ16の支持構造
に支障を来すおそれがない。つまり、この実施例のカム
シャフト駆動装置によれば、直列型のツインカムエンジ
ンにおいて、そのシリンダブロック2及びシリンダヘッ
ド3の温度変化に起因する膨張・収縮に影響されること
なく、回転力の伝達を安定して行うことができるのであ
る。
【0019】又、この実施例では、棒状中間ギヤ16が
スリーブ25の部分で軸方向へ伸び縮みし得ることか
ら、シリンダブロック2とシリンダヘッド3との間に介
在されるガスケットの厚さが変更されたとしても、その
変更に対して、棒状中間ギヤ16を寸法変更する必要が
ない。例えば、同じ直列型のツインカムエンジンにおい
て、ターボチャージャ等の過給機を備えたエンジンと、
過給機を備えないエンジンを同じシリーズで設定した場
合に、棒状中間ギヤ16を共通に使用して、各エンジン
のガスケットの厚さの違いに対処することができる。
【0020】更に、この実施例では、棒状中間ギヤ16
の両シャフト17,18の端部がスリーブ25により連
結されている。そのため、各シャフト17,18等を予
めシリンダヘッド3、シリンダブロック2にそれぞれ取
り付けておき、シリンダブロック2とシリンダヘッド3
を組み付ける際に、両シャフト17,18をスリーブ2
5に挿入することにより、組み付け作業を容易に行うこ
とができる。
【0021】併せて、各シャフト17,18の端部を、
シリンダブロック2の上面2a、シリンダヘッド3の下
面3aからそれぞれ突出させないようにしている。その
ため、各シャフト17,18が邪魔になることはなく、
その意味からもシリンダブロック2とシリンダヘッド3
との組み付け作業性を向上させることができる。
【0022】加えて、この実施例では、エンジン本体1
のボア中心軸線LBと平行に棒状中間ギヤ16が上下方
向に配置されている。そのことから、棒状中間ギヤ16
を構成する各シャフト17,18の配置空間をシリンダ
ブロック2及びシリンダヘッド3に通路として形成する
ことにより、その通路をオイル戻し通路と共用すること
ができる。この場合、各シャフト17,18又はスリー
ブ25の外周に、螺旋歯、或いはタービン羽根のような
スクリュー機構を設けることにより、そのスクリュー機
構の作用によって、オイル戻し通路におけるオイルの戻
りを速やかに行わせることができる。その結果として、
エンジン高回転時にも、シリンダヘッド3の内部に、オ
イルが余分に溜まることがなくなる。又、オイル戻し通
路からオイルパンへオイルを速やかに戻すことができ、
オイルパン内のオイル量が必要以上に減ることがなく、
潤滑系にオイルが充分に行き渡らなくなるという不具合
を未然に防止することができる。
【0023】或いは、各シャフト17,18の配置空間
をシリンダブロック2及びシリンダヘッド3に通路とし
て形成することにより、その通路をブローバイ通過と共
用することができる。この場合、各シャフト17,18
又はスリーブ25の外周に、ブローバイガス中のオイル
液滴を分離する羽根機構を設けることにより、その羽根
機構の作用によってオイル消費の低減を図ることができ
る。
【0024】更に又、この実施例では、シリンダブロッ
ク2に中間軸10を回転可能に設けたことから、シリン
ダブロック2にオイルポンプやウォータポンプを設けた
場合に、それらのポンプを中間軸10に連結して駆動さ
せることもできる。
【0025】(第2実施例)次に、この発明のカムシャ
フト駆動装置を直列型のツインカムエンジンに具体化し
た第2実施例を図2に従って説明する。尚、この実施例
の構成において、前記第1実施例のそれと同じ部材につ
いては、同一の符号を付して説明を省略し、異なった点
を中心に説明する。
【0026】図2(a)はこの実施例のカムシャフト駆
動装置を概略的に示す正面図であり、図2(b)は同装
置を概略的に示す部分破断側面図である。この実施例で
は、クランクシャフト4に固定されたクランクギヤ31
と、中間軸32に固定された第1の中間ギヤ33及び第
2の中間ギヤ34と、棒状中間ギヤ35を構成するギヤ
27との歯数の比の関係によって、クランクシャフト4
が1回転する間に棒状中間ギヤ35が半回転するように
設定されている。又、この実施例では、第1及び第2の
中間ギヤ33,34のそれぞれが周知のシザーズギヤを
備えたものとなっている。これら各中間ギヤ33,34
は、噛み合いの相手となるクランクギヤ33やギヤ27
よりも歯数が大きくなっている。これは、互いに噛み合
わされるギヤにおいて、歯数の大きいギヤにシザーズギ
ヤを設けたほうが、バックラッシによるガタ打ち防止効
果が大きいからである。更に、この実施例では、カムシ
ャフト6に固定された第3のカムギヤ36が、シザーズ
ギヤを備えたものとなっている。ここでは、棒状中間ギ
ヤ16のギヤ26と第3のカムギヤ36の歯数が同じに
設定されている。
【0027】従って、この実施例のカムシャフト駆動装
置においても、前記第1実施例のそれと同等の作用及び
効果を得ることができる。又、この実施例では、第2の
中間ギヤ34の歯数がギヤ27のそれよりも大きく設定
されて、その中間ギヤ34の直径が大きくなっている。
そのため、中間軸32と棒状中間ギヤ35の下端との間
のスペースが大きくなっている。そこで、この実施例で
は、そのスペースの大きいことを利用して、中間軸32
を短くし、その中間軸32のための一方の軸受12を棒
状中間ギヤ35の真下に配置している。つまり、この実
施例では、中間軸32の組み付けに関して、設計上の自
由度を増大させることができるのである。
【0028】更に、この実施例では、第1の中間ギヤ3
3、第2の中間ギヤ34及び第3のカムギヤ36をシザ
ーズギヤを備えたものとしたので、各ギヤ31,33,
34,27,26,36を含む一連のギヤ列のバックラ
ッシを無くし、静粛且つ長寿命なカムシャフト駆動装置
とすることができる。
【0029】(第3実施例)次に、この発明のカムシャ
フト駆動装置をV型のツインカムエンジンに具体化した
第3実施例を図3に従って説明する。
【0030】図3はこの実施例のカムシャフト駆動装置
を概略的に示す正面図である。V型ツインカムタイプの
エンジン本体41は、左右の各バンクが約60°の角度
をもって開かれたシリンダブロック42と、左右各バン
クに対応して設けられたシリンダヘッド43,44とに
より構成されている。シリンダブロック42には、クラ
ンクシャフト45が回転可能に取り付けられている。
又、左バンクに対応するシリンダヘッド43には、一対
をなすカムシャフト46,47が回転可能に取り付けら
れている。更に、右バンクに対応するシリンダヘッド4
4には、一対をなすカムシャフト48,49が回転可能
に取り付けられている。左バンクに対応する各カムシャ
フト46,47は、その左バンクにおけるボア中心軸線
LBから左右へずれた位置で互いに平行に配置されてい
る。同じく、右バンクに対応する各カムシャフト48,
49は、その右バンクにおけるボア中心軸線LBから左
右へずれた位置で互いに平行に配置されている。
【0031】クランクシャフト45の一端部には、平歯
車よりなるクランクギヤ50が固定されてれている。
又、左バンクの各カムシャフト46,47には、平歯車
よりなる一対をなす第1のカムギヤ51、第2のカムギ
ヤ52がそれぞれ固定され、両カムギヤ51,52が噛
合連結されている。同様に、右バンクの各カムシャフト
48,49には、平歯車よりなる一対をなす第1のカム
ギヤ53、第2のカムギヤ54がそれぞれ固定され、両
カムギヤ53,54が噛合連結されている。
【0032】クランクギヤ50の近傍において、シリン
ダブロック42には、左右各バンクのボア中心軸線LB
よりも外側において、一対をなす中間軸55,56が回
転可能に支持されている。これら各中間軸55,56
は、シリンダブロック42の中心軸線LSを中心に左右
対称に配置されている。そして、各中間軸55,56に
は平歯車よりなる第1の中間ギヤ57,58がそれぞれ
固定され、それら中間ギヤ57,58とクランクギヤ5
0とが噛合連結されている。
【0033】左右各バンクにおける外側のカムシャフト
47,49の先端部には、傘歯車よりなる第3のカムギ
ヤ59,60がそれぞれ固定されている。又、各中間軸
55,56上には、各第1の中間ギヤ57,58に隣接
して、第2の中間ギヤ61,62がそれぞれ固定されて
いる。そして、各第3のカムギヤ59,60と各第2の
中間ギヤ61,62との間を駆動連結するために、両ギ
ヤ59,61の間、両ギヤ60,62の間には、棒状中
間ギヤ63,64がそれぞれ介在されている。これら棒
状中間ギヤ63,64の構成は、前記第1実施例のそれ
と基本的に同じであるので、ここではその説明を省力す
る。
【0034】この実施例では、クランクギヤ50と、各
第1の中間ギヤ57,58及び各第2の中間ギヤ61,
62と、各棒状中間ギヤ63,64のギヤ27との歯数
の比の関係によって、クランクシャフト45が1回転す
る間に各棒状中間ギヤ63,64が半回転するように設
定されている。
【0035】このように、クランクギヤ50と各第3の
カムギヤ59,60とが各棒状中間ギヤ63,64によ
り駆動連結されることにより、クランクシャフト45の
回転力が、各ギヤ50,57,61,63,59を介し
て左バンクのカムシャフト47に伝達され、両カムシャ
フト47,46が一体的に回転駆動される。同様に、ク
ランクシャフト45の回転力が各ギヤ50,58,6
2,64,60を介してカムシャフト49に伝達され、
両カムシャフト49,48が一体的に回転駆動される。
【0036】そして、この実施例では、上記のように一
方のギヤ26を各第3のカムギヤ59,60に噛合連結
させた各棒状中間ギヤ63,64の他方のギヤ27が、
各第2及び各第1の中間ギヤ61,62,57,58を
介してクランクギヤ50に噛合連結されている。これに
より、各棒状中間ギヤ63,64の中心軸線LGが左右
各バンクのボア中心軸線LBと平行に配置されている。
【0037】従って、エンジン本体41を構成するシリ
ンダブロック42や各シリンダヘッド43,44等が、
温度変化に起因してボア中心軸線LBの方向へ膨張・収
縮したとしても、その膨張・収縮の方向と各棒状中間ギ
ヤ63,64の中心軸線LGの方向とが一致することに
なる。しかも、各棒状中間ギヤ63,64では、両シャ
フト17,18が両軸スプライン23,24とスリーブ
25により軸方向へ滑動可能に連結されている。そのた
め、上記のような膨張・収縮により各カムシャフト4
7,49とクランクシャフト45との間の距離が変化し
た場合には、各棒状中間ギヤ63,64がスリーブ25
の部分で軸方向へ伸び縮みすることになる。よって、各
棒状中間ギヤ63,64に無理な応力がかかったり、各
第3のカムギヤ59,60と各ギヤ26との間、或い
は、各第2の中間ギヤ61,62と各ギヤ27との間で
噛み合い角度が変わったりすることはない。その結果、
カムシャフト駆動装置としての耐久性や動力伝達、或い
は各棒状中間ギヤ63,64の支持構造に支障を来すお
それがない。つまり、この実施例のカムシャフト駆動装
置によれば、V型ツインカムエンジンにおいても、その
シリンダブロック42及び各シリンダヘッド43,44
の温度変化に起因する膨張・収縮に影響されることな
く、回転力の伝達を安定して行うことができるのであ
る。
【0038】又、この実施例でも、各棒状中間ギヤ6
3,64がスリーブ25の部分で軸方向へ伸び縮みし得
ることから、シリンダブロック42と各シリンダヘッド
43,44との間に介在されるガスケットの厚さが変更
されたとしても、その変更に対して、各棒状中間ギヤ6
3,64を寸法変更する必要がない。
【0039】更に、この実施例でも、各棒状中間ギヤ6
3,64の両シャフト17,18の端部がスリーブ25
の挿入によって容易に連結されることから、シリンダブ
ロック42と各シリンダヘッド43,44との組み付け
作業を容易に行うことができる。又、各シャフト17,
18の端部を、シリンダブロック42における左右各バ
ンクの上面42a、各シリンダヘッド43,44の下面
43a,44aからそれぞれ突出させないようにしてい
るので、その意味からもシリンダブロック42と各シリ
ンダヘッド43,44との組み付けの作業性を向上させ
ることができる。
【0040】加えて、この実施例でも、各棒状中間ギヤ
63,64を構成する各シャフト17,18の配置空間
をシリンダブロック42及び各シリンダヘッド43,4
4に通路として形成することにより、その通路をオイル
戻し通路やブローバイ通過と共用することができる。
【0041】更に又、この実施例でも、シリンダブロッ
ク42にオイルポンプやウォータポンプを設けた場合
に、それらポンプを各中間軸55,56に連結して駆動
させることができる。
【0042】(第4実施例)次に、この発明のカムシャ
フト駆動装置をV型のツインカムエンジンに具体化した
第4実施例を図4に従って説明する。
【0043】図4はこの実施例のカムシャフト駆動装置
を概略的に示す正面図である。V型のツインカムタイプ
のエンジン本体71は、左右の各バンクが約90°の角
度をもって開かれたシリンダブロック72と、左右各バ
ンクに対応して設けられたシリンダヘッド73,74と
により構成されている。シリンダブロック72に対する
クランクシャフト75の取付け状態、左バンクのシリン
ダヘッド73に対する各カムシャフト76,77の取付
け状態、並びに、右バンクのシリンダヘッド74に対す
る各カムシャフト78,79の取付け状態については、
基本的に前記第3実施例のそれと同じである。
【0044】又、クランクシャフト75には、クランク
ギヤ80が固定されてれている。又、左バンクの各カム
シャフト76,77に一対の第1のカムギヤ81、第2
のカムギヤ82がそれぞれ固定され、右バンクの各カム
シャフト78,79に一対の第1のカムギヤ83、第2
のカムギヤ84がそれぞれ固定されていることは、基本
的に前記第3実施例の構成と同じである。
【0045】クランクギヤ80の近傍において、シリン
ダブロック72には、第1の中間軸85が回転可能に支
持されている。この中間軸85は、シリンダブロック7
2の中心軸線LSに沿って配置されている。又、クラン
クギヤ80の近傍において、シリンダブロック72に
は、左右各バンクのボア中心軸線LBよりも内側におい
て、一対をなす第2の中間軸86,87が回転可能に支
持されている。これら各中間軸86,87は、シリンダ
ブロック72の中心軸線LSを中心に左右対称に配置さ
れている。そして、第1の中間軸85には平歯車よりな
る第1の中間ギヤ88が固定され、各第2の中間軸8
6,87には平歯車よりなる第2の中間ギヤ89,90
がそれぞれ固定されている。そして、それら各中間ギヤ
88〜90とクランクギヤ80とが噛合連結されてい
る。
【0046】左右各バンクにおける内側のカムシャフト
77,79には、傘歯車よりなる第3のカムギヤ91,
92がそれぞれ固定されている。又、各第2の中間軸8
6,87には、各第2の中間ギヤ89,90に隣接し
て、第3の中間ギヤ93,94がそれぞれ固定されてい
る。そして、各第3のカムギヤ91,92と各第3の中
間ギヤ93,94との間を駆動連結するために、両ギヤ
91,93の間、両ギヤ92,94の間には棒状中間ギ
ヤ95,96がそれぞれ介在されている。これら棒状中
間ギヤ95,96の構成は、基本的には前記第1実施例
のそれと同じである。
【0047】このように、クランクギヤ80と各第3の
カムギヤ91,92とが各棒状中間ギヤ95,96によ
り駆動連結されることにより、クランクシャフト75の
回転力が、各ギヤ80,88,89,93,95,91
を介して左バンクのカムシャフト77に伝達され、両カ
ムシャフト77,76が一体的に回転駆動される。同様
に、クランクシャフト75の回転力が各ギヤ80,8
8,90,94,96,92を介してカムシャフト79
に伝達され、両カムシャフト79,78が一体的に回転
駆動される。
【0048】この実施例では、クランクギヤ80と第1
の中間ギヤ88の歯数が同じに設定され、第1の中間ギ
ヤ88と第2の中間ギヤ89,90との歯数の比が
「1:2」に設定されている。更に、各第3の中間ギヤ
93,94と、各棒状中間ギヤ95,96の各中間ギヤ
26,27と、各第3のカムギヤ91,92の歯数がそ
れぞれ同じに設定されている。そして、このような歯数
の関係によって、クランクシャフト75が1回転する間
に各カムシャフト77,79が半回転するように設定さ
れている。
【0049】そして、この実施例では、上記のように一
方のギヤ26を各第3のカムギヤ91,92に噛合連結
させた各棒状中間ギヤ95,96の他方のギヤ27が、
各第3、各第2及び各第1の中間ギヤ93,94,8
9,90,88を介してクランクギヤ80に噛合連結さ
れている。これにより、各棒状中間ギヤ95,96の中
心軸線LGが左右各バンクのボア中心軸線LBと平行に
配置されている。
【0050】従って、この実施例のカムシャフト駆動装
置においても、前記第3実施例のそれとエンジン本体7
1の構成は異なるものの、基本的には同等の作用及び効
果を得ることができる。
【0051】加えて、この実施例でも、各棒状中間ギヤ
95,96を構成する各シャフト17,18の配置空間
をシリンダブロック42及び各シリンダヘッド43,4
4に通路として形成することにより、その通路をオイル
戻し通路やブローバイ通過と共用することができる。こ
の場合、各シャフト17,18の通路をオイル戻し通路
と共用するか、或いはブローバイ通過と共用するかは、
前記第3実施例のように各棒状中間ギヤ63,64を各
ボア中心軸線LBよりも下側に配置したか、本実施例の
ように各棒状中間ギヤ95,96を各ボア中心軸線LB
よりも上側に配置したかで決定することができる。
【0052】尚、この発明は前記各実施例に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記第1実施例では、直列型のツイカムエンジン
において、棒状中間ギヤ16をエンジン本体1の一側部
に設けたが、シリンダブロックとシリンダヘッドとの組
み付けが容易であることから、棒状中間ギヤをエンジン
本体における気筒列の間に配置することもできる。この
場合、エンジン全体の寸法をコンパクト化することがで
きる。又、同様のことをV型のツインカムエンジンで行
うこともできる。
【0053】(2)前記第1実施例では、直列型のツイ
ンカムエンジンにおいて、棒状中間ギヤ16の各ギヤ2
6,27を傘歯車とし、それに噛み合わされる第3のカ
ムギヤ14及び第2の中間ギヤ15を傘歯車としたが、
棒状中間ギヤの各ギヤとそれに噛み合わされる各ギヤを
ハイポイド歯車とすることもできる。この場合、カムシ
ャフトに対する棒状中間ギヤの位置を自由に設定するこ
とが可能となり、設計上の自由度を増すことができる。
又、同様のことをV型のツインカムエンジンで行うこと
もできる。
【0054】(3)前記第1実施例では、直列型のツイ
ンカムエンジンにおいて、棒状中間ギヤ16の両シャフ
ト17,18をスリーブ25によって連結しただけであ
るが、両シャフト17,18の間に圧縮スプリングを介
在させてスリーブ25により連結することもできる。こ
の場合、圧縮スプリングの付勢力により、棒状中間ギヤ
16の各ギヤ26,27を第3のカムギヤ14及び第2
の中間ギヤ15へ圧接させて、噛み合い上のガタを防止
したり、噛み合い音を低減させたりすることができる。
又、同様のことをV型のツインカムエンジンで行うこと
もできる。
【0055】(4)前記第1実施例では、直列型のツイ
ンカムエンジンにおいて、棒状中間ギヤ16とクランク
ギヤ7との間に別の中間ギヤ13,10を設けて、棒状
中間ギヤ16の中心軸線LGをボア中心軸線LBと平行
に配置した。これに対し、棒状中間ギヤとカムギヤとの
間に別の中間ギヤを設けて、棒状中間ギヤの中心軸線を
ボア中心軸線と平行に配置することもできる。又、同様
のことをV型のツインカムエンジンで行うこともでき
る。
【0056】(5)前記各実施例では、直列型或いはV
型のツインカムエンジンに具体化したが、シングルカム
エンジンにおいて、カムシャフトがシリンダボアの中心
軸線からずれた位置に配置されたものに具体化すること
もできる。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、棒状中間ギヤを用いてクランクシャフトの回転力を
カムシャフトに伝達させるカムシャフト駆動装置におい
て、カムギヤ或いはクランクギヤと、棒状中間ギヤとの
間に別の中間ギヤを介在させて、棒状中間ギヤをボア中
心軸線と平行に配置している。従って、エンジン本体の
膨張・収縮の方向と棒状中間ギヤの軸方向とが一致し
て、棒状中間ギヤに無理な応力がかかったり、各ギヤの
間で噛み合い角度が変わったりすることがない。その結
果、直列型やV型のツインカムエンジンにおいても、エ
ンジン本体の温度変化による膨張・収縮に影響されるこ
となく、回転力の伝達を安定して行うことができるとい
う優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した第1実施例を示し、
(a)はカムシャフト駆動装置を概略的に示す正面図で
あり、(b)はその部分破断側面図である。
【図2】この発明を具体化した第2実施例を示し、
(a)はカムシャフト駆動装置を概略的に示す正面図で
あり、(b)はその部分破断側面図である。
【図3】この発明を具体化した第3実施例におけるカム
シャフト駆動装置を概略的に示す正面図である。
【図4】この発明を具体化した第4施例におけるカムシ
ャフト駆動装置を概略的に示す正面図である。
【図5】従来技術のカムシャフト駆動装置を示す正面図
である。
【符号の説明】
1,41,71…エンジン本体、4,45,75…クラ
ンクシャフト、6,47,49,76,78…カムシャ
フト、7,31,50,80…クランクギヤ、13,3
3,57,58,88…第1の中間ギヤ、14,36,
59,60,91,92…第3のカムギヤ、15,3
4,61,62,89,90…第2の中間ギヤ、93,
94…第3の中間ギヤ、16,35,63,64,9
5,96…棒状中間ギヤ、LB…ボア中間軸線。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン本体のクランクシャフトに取り
    付けられたクランクギヤと、 前記エンジン本体におけるシリンダボアの中心軸線から
    ずれた位置に配置されたカムシャフトに取り付けられた
    カムギヤと、 前記クランクギヤと前記カムギヤとの間を駆動連結する
    ために介在された棒状中間ギヤとを備え、前記クランク
    シャフトの回転力を伝達して前記カムシャフトを回転駆
    動させるカムシャフト駆動装置において、 前記カムギヤ或いは前記クランクギヤと、前記棒状中間
    ギヤとの間に別の中間ギヤを介在させて、前記棒状中間
    ギヤを前記シリンダボアの中心軸線と平行に配置したこ
    とを特徴とするカムシャフト駆動装置。
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