JP2830501B2 - 電子荷札 - Google Patents

電子荷札

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JP2830501B2
JP2830501B2 JP10594591A JP10594591A JP2830501B2 JP 2830501 B2 JP2830501 B2 JP 2830501B2 JP 10594591 A JP10594591 A JP 10594591A JP 10594591 A JP10594591 A JP 10594591A JP 2830501 B2 JP2830501 B2 JP 2830501B2
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秀典 石井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は質問器からの質問信号の
受信により識別情報を送信する応答回路を有する電子荷
札に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば宅配便の配送システムにお
いては、集荷した荷物の仕分け作業をコンピュータ管理
により自動化することが試みられている。こうした自動
化を図る機器として電子荷札が提案されている(例えば
特開昭61−203021号公報)。従来の電子荷札
は、手書き式の荷札とは別個に荷物に取り付けられるも
ので、該当する荷物の届け先等の識別情報がメモリに予
め書き込まれ、質問器からの質問信号の受信により識別
情報を応答信号として送信する応答回路をパッケージに
収めた構成を有する。応答回路は内蔵の電池により機能
する。この電子荷札を取り付けた荷物を仕分けラインの
コンベアで搬送すると、ラインの各所に設置した質問器
が電子荷札から識別情報を受信し、荷物の届け先が非接
触で識別される。これにより自動仕分けが可能にされ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子荷札は回収が困難で、誤動作の原因になるとい
う問題がある。従来の電子荷札は仕分け終了後や配達終
了時などに配達人が回収するが、取り忘れのおそれを排
除できない。ことに配達終了時に回収する場合、配達人
は手書き式伝票の回収に加えて電子荷札を回収すること
になり、電子荷札の取り忘れのおそれが大きくなる。取
り忘れは誤動作を招く。即ち、取り忘れた電子荷札が付
けられた箱を再び宅配便に使用すると、新たに取り付け
る電子荷札とあわせて2個の電子荷札が1個の箱に取り
付けられることになる。電子荷札は電池が消耗するまで
機能し続けるから、1個の荷物に2個の電子荷札が機能
することになり、仕分けラインの質問器が2個の識別情
報を受信したり、あるいは全く受信できない事態が起
き、誤動作が生じる。
【0004】本発明の電子荷札は上記課題を解決し、電
子荷札の回収を容易にして誤動作を防止することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の電子荷
札は、荷物の届け先等の識別情報が予め書き込まれ、質
問器からの質問信号の受信により前記識別情報を送信す
る応答回路を有する電子荷札において、前記荷物に取り
付ける荷札の紙片のうちで前記応答回路の応答動作終了
以降に切り取られる紙片に前記応答回路を形成したこと
を特徴とする。
【0006】上記構成の電子荷札においては、応答動作
終了以降に荷札の紙片を切り取る。切り取る紙片として
は、例えば配達終了時に配達人が荷札から必ず切り取る
配達伝票がある。切り取る紙片には応答回路が形成され
ているから、紙片の切断により応答回路が回収される。
したがって、例えば一度宅配に使用された箱を再使用す
る場合でも、先に使用された電子荷札は回収されてお
り、新たに取り付けた電子荷札だけが機能することにな
る。この結果、誤動作が生じない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の電子荷札の一実施例として宅
配便用伝票を説明する。図1に示すように、宅配便用伝
票1は結束部3で1枚目の依頼主控え5、2枚目の配達
伝票7、3枚目の届け先控え9を束ねた構成を有する。
依頼主控え5、配達伝票7、届け先控え9はミシン目に
より結束部3から切取り可能である。依頼主控え5は依
頼主が届け先や依頼主を書き込む書込欄11を有する。
書込欄11は複写式で、書込欄11の記載内容は配達伝
票7と届け先控え9とに複写される。配達伝票5は配達
終了時に配達人が回収する伝票である。配達伝票5の裏
面には次述する応答器13が複写部を避けて接着剤等で
貼着される。届け先控え9は裏面が接着面となってお
り、荷物に張り付けられる。
【0008】応答器13は、図2に示すように薄いカー
ドで、ICチップ15、電池17、アンテナ19を内蔵
する。カードのパッケージは樹脂モールド品である。図
3に応答器13を機能的に示す。応答器13は、アンテ
ナ19と、キャリア検出部21と、電池17と、制御部
23と、メモリ25と、変調器27とに概念上、大別さ
れる。この応答器13の回路を図4により説明する。応
答器13の回路は内部情報処理を行なうICチップ15
と、電磁波の送受信をするアンテナ19と、ICチップ
15の駆動用電源である電池17とからなる。ICチッ
プ15はメモリ25、変調器27、検波器29、レベル
比較器31、CPU33、クロック発生器35を備え
る。メモリ25はCPU33が実行するプログラムの他
に受信したデータをストアするもので、電池17により
バックアップされている。検波器29およびレベル比較
器31はギャリア検出部21(図3)に該当する。レベ
ル比較器31はオペアンプを備え、検波器29の出力信
号の電圧を基準電圧と比較し、出力信号の電圧が基準電
圧より高ければ電池17をCPU33とクロック発生器
35に接続する構成を有する。CPU33は制御部23
(図3)に該当する。
【0009】この応答器13の動作を次に説明する。例
えば自動仕分けラインに設置された質問装置から送信さ
れる質問信号をアンテナ19で受信すると、検波器29
はアンテナ19が受信した受信信号を復調して質問信号
を取り出す。質問信号はレベル比較器31とCPU33
との両方に出力される。レベル比較器31では検波器2
9の出力信号の電圧レベルを基準電圧と比較する。検波
器29の出力信号の電圧が基準電圧より高い場合、電池
17をCPU33とクロック発生器35とに接続する。
こうしてCPU33とクロック発生器35とが起動す
る。なお、検波器29の出力信号が基準電圧より低い場
合、CPU33とクロック発生器35に電池17が接続
されず、いわゆるスリープ状態となっている。CPU3
3は起動すると、クロックに基づきメモリ25に格納さ
れているプログラムを実行する。そして、検波器29か
ら出力される受信データが届け先等のデータの場合は受
信データをメモリ25に格納する。受信データが届け先
等のデータの要求指令の場合は、CPU33はメモリ2
5に予め格納されているプログラムを実行して、メモリ
25に格納したデータを読み出し、データに応じた信号
を変調器27に出力する。変調器27はCPU33から
出力される信号によりダイオードの導通・非導通を変え
インピーダンスを変更する。これにより変調器27は、
質問装置からの電磁波を変調して反射しデータをアンテ
ナ19より送信する。
【0010】以上説明した構成を備える宅配便用伝票1
は以下のように使用される。まず、書込欄11に依頼主
や届け先等を記入し、記入した内容と同じ内容のデータ
を応答器13のメモリ25に書き込む。そして、この宅
配便用伝票1を荷物に取り付ける。取付後、荷物を仕分
けラインのコンベアで搬送すると、ラインの各所に設置
した質問装置が応答器13から届け先等のデータを受信
し、荷物の届け先を非接触で識別する。こうして識別し
た届け先の地域に基づき自動仕分けが実行される。
【0011】荷物の配達が終了すると、配達人は宅配便
用伝票1の紙片のうちで配達伝票7に届け先の受取印を
もらい、配達伝票7を宅配便用伝票1から切り離して回
収する。配達伝票7には応答器13が貼着されているか
ら、応答器13も同時に回収される。したがって、例え
ば一度宅配に使用された箱を再使用する場合でも、先に
使用された宅配便用伝票1の応答器13は既に回収され
ているから、新たに取り付けた宅配便用伝票1の応答器
1だけが機能する。この結果、自動仕分け工程などにお
ける誤動作が生じない。
【0012】以上説明した宅配便用伝票1によれば、配
達終了時に必ず回収する配達伝票7に応答器13を貼着
したから、配達伝票7の回収と同時に応答器13を回収
することができ、応答器13の回収が極めて容易にな
り、誤動作を防止できるという効果を奏する。また、配
達伝票7とともに応答器13を回収できるから、電池1
7や電子部品を安全に廃棄処理することができる。
【0013】また、応答器13をカード状に構成したか
ら、配達伝票7への貼着、配達伝票からの剥離等の作業
が簡便で、応答器13の再利用が容易になるという利点
がある。さらに、樹脂モールドのカードに回路を収めた
から、回路が損傷を受けにくいという利点もある。
【0014】以上実施例を説明したが、本発明は実施例
に何等限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲において種々なる態様で実施し得ることは勿論
である。例えば、実施例の宅配便用伝票1は配達終了時
に応答器13を確実に回収できるから、集荷から配達終
了まで一貫して荷物を管理する配達システムに適用して
もよい。また、自動仕分け工程のみに応答回路を使用
し、自動仕分け以降に応答動作が不要となる配達システ
ムにおいては、仕分けが完了した時点で切り取る紙片を
荷札に設け、この紙片に応答回路を形成した構成として
もよい。さらに、応答器は電池を用いず、受信した電磁
波から電源を得る構成でもよい。
【0015】
【発明の効果】上記構成の電子荷札においては、応答動
作終了以降に切り取る荷札の紙片に応答回路を形成した
から、紙片の切断することで応答回路を容易に回収で
き、応答回路の取り忘れによる誤動作のおそれを低減で
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子荷札の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】電子荷札の応答器の斜視図である。
【図3】応答器の概念的な構成を示すブロック図であ
る。
【図4】応答器の回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1…宅配便用伝票, 3…結束部,7…配達伝
票, 13…応答器,15…ICチップ,
17…電池,19…アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 47/49 G06K 19/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物の届け先等の識別情報が予め書き込
    まれ、質問器からの質問信号の受信により前記識別情報
    を送信する応答回路を有する電子荷札において、前記荷
    物に取り付ける荷札の紙片のうちで前記応答回路の応答
    動作終了以降に切り取られる紙片に前記応答回路を形成
    したことを特徴とする電子荷札。
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DE69228144T DE69228144T2 (de) 1991-05-07 1992-05-07 Elektronisches Etikett
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