JP2830885B2 - 電子荷札 - Google Patents

電子荷札

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    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子荷札に関するもので
あり、例えば、配送に関する情報を記憶すると共に、質
問器からの質問信号に応答して、記憶された配送情報を
送信する応答器を有する電子荷札に用いられるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば宅配便の配送システムにお
いては、集荷した荷物の仕分け作業をコンピュータ管理
により自動化することが試みられている。こうした自動
化を図る機器として電子荷札が提案(例えば特開昭61
−203021号公報)されている。
【0003】従来の電子荷札は、手書き式の荷札とは別
個に荷物に取り付けられるものであり、該当する荷物の
届け先等の識別情報がメモリに予め書き込まれ、質問器
からの質問信号の受信により識別情報を応答信号として
送信する応答回路(内蔵電池により駆動)をパッケージ
に収めて構成されている。
【0004】そして、この電子荷札を取り付けた荷物を
仕分けラインのベルトコンベアで搬送すると、仕分けラ
インの各所に設置した質問器が電子荷札から識別情報を
受信し、荷物の届け先が非接触で識別されて、自動仕分
けが可能にされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した従来
の電子荷札において、例えば一度宅配に使用された箱を
再使用する場合、先に使用された電子荷札が箱に付けら
れたままであると、新たに取り付けた電子荷札とあわせ
て2個の電子荷札が1個の箱に取り付けられてしまう。
この時、電子荷札は内蔵の電池が消耗されるまで機能し
続けるから、1個の荷物に2個の電子荷札が機能するこ
とになり、仕分けラインの質問器が2個の識別情報を受
信したり、あるいは全く受信できないといった誤動作が
生じるという問題がある。
【0006】そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされ
たものであり、使用後には応答機能を不能にさせて誤動
作の防止を図ることが可能な電子荷札を提供することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため本発明は、荷物
の届け先等の識別情報が予め書き込まれると共に、質問
器からの質問信号の受信により前記識別情報を送信する
応答器を有する電子荷札において、前記荷物に取り付け
られる荷札と前記応答器とを一体的に設けると共に、前
記応答器の応答動作終了以降に切り取られる前記荷札の
薄片に前記応答器の一部を形成したことを特徴とする電
子荷札を採用するものである。
【0008】
【作用】上記構成により、応答器の応答動作終了以降に
切り取られる荷札の薄片に応答器の一部が形成されてい
るので、例えば、配達終了時に配達人が荷札から必ず切
り取る配達伝票の紙片に応答器の一部を形成することに
より、紙片の切断に伴って応答器の一部が切断され、こ
れによって電子荷札の応答機能を不能とすることができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説
明する。この実施例では、本発明を宅急便等の配送シス
テムに使用される宅配便用伝票に適用した場合について
説明する。 (第1実施例)図1の斜視図に示すように、本実施例の
宅配便用伝票は、伝票3の各紙片の結束部に応答器1を
一体に取り付けて構成されている。伝票3は、依頼主控
え,配達伝票5,届先控え等の紙片からなり、伝票3の
各紙片の応答器1の近傍には切取り用のミシン目が形成
される。応答器1の上面にはデータ書込端子7が設けら
れている。また、応答器1の電源接続線9(次述)は、
応答器1の外部に延出され、ミシン目を越え、配達伝票
5の裏面に形成される。
【0010】上述した応答器1は、図2に示すように、
受信アンテナ11,検波器13,メモリ15(本実施例
ではPROM),クロック発生器17,変調器19,お
よび送信アンテナ21により構成されている。上記電源
接続線9は検波器13とメモリ15およびクロック発生
器17とを接続し、検波器13はアンテナ11で受けた
電磁波から直流電源を得ている。この検波器13によっ
て、図2に示す応答器1は無電池タイプの応答器とな
る。
【0011】メモリ15に書き込まれるデータ(配送情
報)は、データ書込端子7を介して入力され、メモリ1
5は、クロック発生器17からのクロック信号に同期し
てデータを変調器19へ出力し、変調器19にてメモリ
15からのデータに応じた電磁波を変調して質問装置2
へ送信する。なお、データを書き換える必要がある際に
は、メモリ15は、PROMに代えて電気的に書換え可
能なEEPROMが使用される。
【0012】上記応答器1は、例えば自動仕分けライン
に設置された質問装置2から送信される質問信号S1を
受信アンテナ11で受信する。受信した質問信号S1は
検波器13で直流電源に変換され内部の駆動電源とな
る。直流電源は電源接続線9を通してメモリ15とクロ
ック発生器17とに接続され、メモリ15とクロック発
生器17とを起動させる。電源の供給によりクロックに
同期してメモリ15は予めストアしているデータを変調
器19に出力する。変調器19は、メモリ15からの入
力信号によりダイオードの導通・非導通を変えインピー
ダンスを変更することで、質問装置2からの信号S1を
変調して反射しデータを送信アンテナ21より応答信号
S2として質問装置2に送信する。
【0013】次に、上記構成における宅配便用伝票の使
用方法について説明する。伝票3に依頼主や届け先等を
記入し、記入した内容に対応したデータを応答器1のメ
モリ15にデータ書込端子7より書き込むと、この宅配
便用伝票を該当する荷物に取り付ける。そして、荷物を
仕分けラインのコンベアで搬送すると、ラインの各所に
設置した質問装置2が応答器1からデータを受信し、荷
物の届け先を非接触で識別する。こうして識別した届け
先の地域に基づき自動仕分けがなされる。
【0014】荷物の配達が終了すると、配達人は宅配便
用伝票の紙片のうちで配達伝票5に届け先の受取印をも
らい、配達伝票5を宅配便用伝票から切り離す。配達伝
票5には電源接続線9が形成されているから、配達伝票
5と共に応答器1の電源接続線9が取り除かれる。電源
接続線9が取り除かれると、応答器1において直流電源
がメモリ15やクロック発生器17に接続されない。こ
の結果、応答器1が機能不能となる。
【0015】以上説明した宅配便用伝票によれば、例え
ば一度宅配に使用された箱を再使用する場合、先に使用
された宅配便用伝票の応答器1が箱に付けられたままで
あってもこの応答器1は機能不能で、新たに取り付けた
宅配便用伝票が備える応答器1だけが機能するから、誤
動作のない自動仕分けが可能になるという効果を奏す
る。誤動作を防ぐために応答器1を回収する必要はな
い。
【0016】また、実施例の応答器1は、PROM15
の書込回路が応答器1側になく、更に電池も使用しない
簡単な回路で構成できる利点がある。なお、応答器1の
機能を停止させるには基本的に応答器1に応答信号S2
を返送させなくすればよく、電源接続線9を取り去る以
外にも、以下の構成が考えられる。
【0017】質問信号S1から電源を作らない構成とし
ては、アンテナ11と検波器13との間、検波器13と
PROM15との間、検波器13とクロック発生器17
との間、PROM15と変調器19との間、変調器19
とアンテナ21との間のいずれかの線を配達伝票5側に
延出して形成する構成がある。また、各ブロック内部の
線を切断してブロックを動作不能とする構成としては、
検波器13、変調器19、クロック発生器17内部の線
のいずれかを配達伝票5側に延出して形成する構成があ
る。素子の一部または全部を切取り、送受信特性を低下
させて動作不能とする構成としては、受信アンテナ11
や送信アンテナ21のいずれかを配達伝票5側に延出し
て形成する構成がある。 (第2実施例)次に、応答器1の信号処理部分をICチ
ップにまとめた構成の実施例を、図3に基づいて説明す
る。
【0018】応答器30は、ICチップ31,受信アン
テナ33,および送信アンテナ35により構成されてい
る。ICチップ31には、検波器37,PROM39,
およびクロック発生回路41が収納され、またICチッ
プ31の外部には、データ書込端子45が設けられる。
なお、応答器30の動作は上述した応答器1と同じであ
るので説明を省略する。
【0019】図4(A)の応答器30を備える宅配便用
伝票を示す。応答器30は配達終了時点で切り取られる
配達伝票51に形成される。伝票の結束部50と各紙片
との間には切取り用のミシン目53が形成される。入力
端子45は結束部50の下部に露出する位置に形成され
る。また、配達伝票51の上に重なる紙片の結束部50
は入力端子45を露出するため、切り欠かれている。
【0020】応答器30は、図4(B),(C)に示す
ようにミシン目53を挟んで配達伝票51の紙面の両側
にわたって形成される。図4(B)の例では受信アンテ
ナ33が配達伝票51の切取り側に形成されている。な
お、切り取る側に送信アンテナ35が形成されていても
よい。図4(C)の例では受信アンテナ33および送信
アンテナ33の大半とICチップ31とが配達伝票の切
取り側に形成されている。これら図4(B),(C)の
構成以外にも、ICチップ31の内部の線のうち少なく
とも1本の線をICチップ31の外部に出し、外部に出
した線を配達伝票51の切取り側に形成してもよい。ま
た、受信アンテナ33や送信アンテナ35の一部または
全部を配達伝票51の切取り側に形成し、送受信特性を
低下させることで動作不能とする構成としてもよい。
【0021】上記信号処理部分をICチップ31にまと
めた応答器30を有する宅配便用伝票も、既述した実施
例と同様に、配達完了時の配達伝票51の切断により応
答器30を動作不能とすることができるから、誤動作を
防止できる。 (第3実施例)次に、データ書込端子を備えず、非接触
書込を行う応答器60を図6に基づいて説明する。な
お、この応答器60は、第2実施例の応答器30と同様
に、宅配便用伝票の配達伝票にミシン目を挟んで形成さ
れる。
【0022】応答器60は、受信アンテナ61,検波器
63,CPU65,PROM67,クロック発生器6
9,変調器71,および送信アンテナ73により構成さ
れている。検波器63は、アンテナ61で受けた電磁波
から直流電源を得ると共に電磁波を復調し、送信データ
をCPU65に出力する。直流電源は、CPU65,P
ROM67,およびクロック発生器69に接続される。
PROM67にはCPU65が実行するプログラムが予
め書き込まれている。そして、CPU65は、クロック
発生器69からのクロック信号に基づいて動作し、PR
OM67に予め書き込まれているプログラムを実行し、
PROM67から取出したデータを変調器71に出力す
る。変調器71は、受信した電磁波を変調してCPU6
5からのデータを送信する。
【0023】ここで、上記PROM67への届け先等の
データの書込は以下のようにして行われる。応答器60
は、質問装置2から送信された質問信号を受信アンテナ
61で受信すると、受信した質問信号は検波器63で直
流電源に変換され、内部の駆動電源となる。この直流電
源は、CPU65,PROM67,およびクロック発生
器69を起動させる。CPU67は、電源供給によりク
ロック信号に同期して、PROM67に予め格納されて
いるプログラムを実行する。そして、検波器63から出
力される受信データが届け先等のデータであれば受信デ
ータをPROM67に格納する。
【0024】受信データが届け先等のデータの要求指令
であれば、CPU65はPROM67に予め格納されて
いるプログラムを実行して、PROM67に格納したデ
ータを読み出し、データに応じた信号を変調器71に出
力する。変調器71はCPU65から出力される信号に
よりダイオードの導通・非導通を変え、インピーダンス
を変更することで、質問装置2からの電磁波を変調して
反射し、データを送信アンテナ73より送信する。
【0025】この応答器60を備えた宅配便用伝票によ
れば、第1実施例や第2実施例の効果に加えて、データ
の非接触書込が可能になるという効果がある。 (第4実施例)次に、データ書込端子を備えず、非接触
書込を行う電池内蔵方の応答器を有する宅配便用伝票に
ついて説明する。
【0026】図6に示すように応答器70に備えられた
ICチップ71には、変調器74,検波器75,レベル
比較器76,CPU77,クロック発生器78,RAM
79が内蔵される。そして、検波器75は整流素子75
b,直流リターン用ローパスフィルタ75a,および平
滑用コンデンサ75cにより構成され、変調器74はコ
ンデンサ74aおよびスイッチング素子74bにより構
成されている。RAM79は電池73によりバックアッ
プされ、CPU77が実行するプログラムの他に受信し
たデータを記憶する。
【0027】また、レベル比較器76は、検波器75か
らの信号の出力レベルを基準電圧と比較して、質問器か
らの質問信号の存在を検知するものであり、非反転端子
に検波器75からの信号が入力され、反転端子に抵抗7
6aおよび抵抗76bの分圧(基準電圧)が入力される
コンパレータ76cにより構成されている。
【0028】そして、コンパレータ76cの比較結果は
スイッチ80に伝達され、スイッチ80が閉成された際
には電池73のCPU77およびクロック発生器78へ
の電源供給が行われ、スイッチ80が開成されたままで
ある際には電池73の電源供給は行われない。すなわ
ち、電池73による電源供給はRAM79に対しては常
時行われるが、CPU77およびクロック発生器78に
対してはコンパレータ76cの出力信号が信号‘1’
(すなわち、質問信号を受信した際の信号)であった時
にのみ行われる。
【0029】次に上記構成における応答器70の作動に
ついて説明する。図6において、質問器から送信された
質問信号をアンテナ72で受信すると、その受信信号は
ICチップ71に出力される。この際、受信信号が有す
る電力の一部は変調器74へ、残りの電力は検波器75
に配分される。
【0030】検波器75では、受信した質問信号が有す
る情報を取り出し、その情報をCPU77とレベル比較
器76とへ出力する。するとレベル比較器76では、検
波器75の出力電圧が抵抗76aと抵抗76bとの分圧
により設定された基準電圧よりも高い場合には、質問器
から送信された質問信号を受信したと判断して、コンパ
レータ76cよりスイッチ80へ信号‘1’が出力され
る。これにより、電池73からCPU77およびクロッ
ク発生器78へ電源が供給されて、各々は始めて起動さ
れる。
【0031】レベル比較器76により起動されたCPU
77は、クロック発生器78から供給されるクロック信
号により作動し、検波器75により取り出された情報を
入力して必要によりRAM79に蓄えられた配送情報を
読出したり、RAM79に各種情報を書込んだりする。
【0032】ここで、RAM79より配送情報を読出し
て質問器へ送信しようとする場合には、CPU77より
変調器74へ配送情報が出力される。すると、変調器7
4では、配分された質問信号が有する電力の一部に対し
てCPU77より出力された配送情報に応じた変調をか
け、アンテナ72より応答信号として送信する。
【0033】次に、上記応答器70からなる第4実施例
について説明する。図7(A)〜(C)に示すように、
応答器70は配達終了時点で切取られる配達伝票51に
形成されており、伝票の結束部50および各紙片の間に
は、切取り用のミシン目53が形成されている。また、
応答器70は、ミシン目53を挟んで配達伝票51の紙
面の両側にわたって形成されるものであり、図7(B)
に示す例では送受信アンテナ72が配達伝票51の切取
り側に形成されており、図7(C)に示す例では送受信
アンテナ72の一部とICチップ71と電池73とが配
達伝票51の切取り側に形成されている。
【0034】そして、上記第1の変形例と同様に、伝票
使用後にミシン目53を切り取って応答器を作動不能と
するが、ここで、この第3の変形例における内蔵電池と
しては、マンガン電池,アルカリマンガン電池,空気電
池(但し水銀を含まない),太陽電池等の、電池を使用
する。
【0035】すなわち伝票使用後に宅配便用伝票を破棄
する場合、水銀,カドミウム等の公害物質を含んだ電池
をそのまま破棄すると、電池が破壊され、有害な物質が
漏れ出るといった環境上問題を引き起こすことになるた
め、このような電池を使用する場合には電子荷札を回収
する必要があるが、上述したような有害な物質を含まな
い電池に関しては、上記第1実施例の無電池の宅配便用
伝票と同様に、環境上何ら問題なく破棄することができ
る。
【0036】以上各実施例を説明したが、本発明は上記
実施例に何等限定されるものではなく、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ること
は勿論である。例えば、実施例の宅配便用伝票は配達終
了時に動作不能にすることができるから、集荷から配達
終了まで一貫して荷物を管理する配達システムに適用し
てもよい。また応答器の機能を停止させる時期は、応答
動作終了以降であればいつでもよく、自動仕分け以降に
応答動作が不要となる配達システムであれば、仕分けが
完了した時点で伝票の紙片を切取って、応答器の動作を
停止させてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように本発明においては、応
答器の応答動作終了以降に切り取られる荷札の薄片に応
答器の一部を形成することにより、薄片の切断に伴って
応答器の一部が切断され、これによって電子荷札の応答
機能を不能とすることができるので、例えば一度宅配に
使用された箱を再使用する場合でも、先に使用された電
子荷札は機能不能であるから、新たに取り付けた電子荷
札だけが機能することになり、誤動作を防止することが
できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における電子荷札の概略構
成を示す斜視図である。
【図2】上記第1実施例における応答器の回路構成を示
す回路図である。
【図3】第2実施例における応答器の回路構成を示す回
路図である。
【図4】本発明の上記第2実施例における電子荷札の概
略構成を説明するための説明図である。
【図5】第3実施例における応答器の回路構成を示す回
路図である。
【図6】第4実施例における応答器の回路構成を示す回
路図である。
【図7】本発明の上記第4実施例における電子荷札の概
略構成を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1,30,60,70 応答器 5,51 配達伝票 7 書込端子 9 電源接続線 50 結束部 53 ミシン目

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物の届け先等の識別情報が予め書き込
    まれると共に、質問器からの質問信号の受信により前記
    識別情報を送信する応答器を有する電子荷札において、 前記荷物に取り付けられる荷札と前記応答器とを一体的
    に設けると共に、前記応答器の応答動作終了以降に切り
    取られる前記荷札の薄片に前記応答器の一部を形成した
    ことを特徴とする電子荷札。
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