JP2893995B2 - 電子伝票 - Google Patents
電子伝票Info
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- JP2893995B2 JP2893995B2 JP11871891A JP11871891A JP2893995B2 JP 2893995 B2 JP2893995 B2 JP 2893995B2 JP 11871891 A JP11871891 A JP 11871891A JP 11871891 A JP11871891 A JP 11871891A JP 2893995 B2 JP2893995 B2 JP 2893995B2
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- Japan
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- slip
- response circuit
- battery
- delivery
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- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Control Of Conveyors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、質問器からの質問信号
に応答して、配送に関する情報を送信する応答回路を備
えた荷物配送用の電子伝票に関する。
に応答して、配送に関する情報を送信する応答回路を備
えた荷物配送用の電子伝票に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば宅配便の配送システムにお
いては、集荷した荷物の仕分け作業をコンピュータ管理
により自動化することが試みられている。こうした自動
化を図る機器として電子荷札が提案されている(例えば
特開昭61−203021号公報)。
いては、集荷した荷物の仕分け作業をコンピュータ管理
により自動化することが試みられている。こうした自動
化を図る機器として電子荷札が提案されている(例えば
特開昭61−203021号公報)。
【0003】従来の電子荷札は、手書き式の配送用伝票
とは別個に荷物に取り付けられるもので、荷物の届け先
等の識別情報がメモリに予め書き込まれ、質問器からの
質問信号の受信により識別情報を応答信号として送信す
る応答回路をパッケージに収めた構成を有する。応答回
路は内蔵の電池により機能する。この電子荷札を取り付
けた荷物を仕分けラインのコンベアで搬送すると、ライ
ンの各所に設置した質問器が電子荷札から識別情報を受
信し、荷物の届け先が非接触で識別される。これにより
自動仕分けが可能にされる。
とは別個に荷物に取り付けられるもので、荷物の届け先
等の識別情報がメモリに予め書き込まれ、質問器からの
質問信号の受信により識別情報を応答信号として送信す
る応答回路をパッケージに収めた構成を有する。応答回
路は内蔵の電池により機能する。この電子荷札を取り付
けた荷物を仕分けラインのコンベアで搬送すると、ライ
ンの各所に設置した質問器が電子荷札から識別情報を受
信し、荷物の届け先が非接触で識別される。これにより
自動仕分けが可能にされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
子荷札は、通常の荷札あるいは配送用伝票と同じように
用いられるとすれば、製造後数カ月ないし1年以上経過
した後に使用されることが考えられる。このような場合
には、電子荷札に内蔵された電池の起電力が既になくな
っていて、電子荷札を使用することができない虞があ
る。
子荷札は、通常の荷札あるいは配送用伝票と同じように
用いられるとすれば、製造後数カ月ないし1年以上経過
した後に使用されることが考えられる。このような場合
には、電子荷札に内蔵された電池の起電力が既になくな
っていて、電子荷札を使用することができない虞があ
る。
【0005】また、上記電子荷札は配送用伝票とは別個
に荷物に取り付けるものであるので、取扱や管理が煩雑
であるという問題がある。本発明は、質問器に応答する
応答回路の電池の起電力が使用される際に充分確保され
ており、かつ該応答回路と伝票とが一体となった電子伝
票を提供することを目的とする。
に荷物に取り付けるものであるので、取扱や管理が煩雑
であるという問題がある。本発明は、質問器に応答する
応答回路の電池の起電力が使用される際に充分確保され
ており、かつ該応答回路と伝票とが一体となった電子伝
票を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、配送に関する情報が書き込
まれ、質問器からの質問信号に応答して、前記配送に関
する情報を送信する応答回路と、前記応答回路へ電源を
供給する電池とが荷物の配送に用いられる伝票片に設け
られた電子伝票であって、前記応答回路に電気的に接続
され、前記応答回路に電源を供給する第1の電極が設け
られた第1の伝票片と、前記第1の電極に対向して設け
られ、かつ前記電池に電気的に接続された第2の電極を
有する第2の伝票片と、前記第1の伝票片と前記第2の
伝票片との間に取り外し自在に設けられ、前記第1の電
極と前記第2の電極とを電気的に絶縁する絶縁片と、を
備えたことを特徴とする電子伝票を要旨とする。
め、請求項1記載の発明は、配送に関する情報が書き込
まれ、質問器からの質問信号に応答して、前記配送に関
する情報を送信する応答回路と、前記応答回路へ電源を
供給する電池とが荷物の配送に用いられる伝票片に設け
られた電子伝票であって、前記応答回路に電気的に接続
され、前記応答回路に電源を供給する第1の電極が設け
られた第1の伝票片と、前記第1の電極に対向して設け
られ、かつ前記電池に電気的に接続された第2の電極を
有する第2の伝票片と、前記第1の伝票片と前記第2の
伝票片との間に取り外し自在に設けられ、前記第1の電
極と前記第2の電極とを電気的に絶縁する絶縁片と、を
備えたことを特徴とする電子伝票を要旨とする。
【0007】請求項2記載の発明は、配送に関する情報
が書き込まれ、質問器からの質問信号に応答して、前記
配送に関する情報を送信する応答回路と、前記応答回路
へ電源を供給する電池とが荷物の配送に用いられる伝票
片に設けられた電子伝票であって、前記伝票片に設けら
れ、前記応答回路に電気的に接続され、前記応答回路に
電源を供給する第1の電極と、前記伝票片に前記第1の
電極から離れて設けられ、前記電池に電気的に接続され
た第2の電極と、を備えたことを特徴とする電子伝票を
要旨とする。
が書き込まれ、質問器からの質問信号に応答して、前記
配送に関する情報を送信する応答回路と、前記応答回路
へ電源を供給する電池とが荷物の配送に用いられる伝票
片に設けられた電子伝票であって、前記伝票片に設けら
れ、前記応答回路に電気的に接続され、前記応答回路に
電源を供給する第1の電極と、前記伝票片に前記第1の
電極から離れて設けられ、前記電池に電気的に接続され
た第2の電極と、を備えたことを特徴とする電子伝票を
要旨とする。
【0008】請求項3記載の発明は、配送に関する情報
が書き込まれ、質問器からの質問信号に応答して、前記
配送に関する情報を送信する応答回路と、前記応答回路
へ電源を供給する電池とが荷物の配送に用いられる伝票
片に設けられた電子伝票であって、前記電池から前記応
答回路への電源供給経路に設けられ、該経路を導通ある
いは遮断するためのスイッチング手段と、前記伝票片と
共に切取り可能に前記伝票片に設けられ、前記電池から
所定の電圧信号が印加される導電部材と、前記導電部材
に接続され、前記導電部材を介して、前記所定の電圧信
号が印加されているとき前記スイッチング手段により前
記電源供給経路を遮断させ、前記導電部材を介して所定
の信号が印加されていないとき、前記スイッチング手段
により前記電源供給経路を導通させる切替手段と、を備
えたことを特徴とする電子伝票を要旨とする。
が書き込まれ、質問器からの質問信号に応答して、前記
配送に関する情報を送信する応答回路と、前記応答回路
へ電源を供給する電池とが荷物の配送に用いられる伝票
片に設けられた電子伝票であって、前記電池から前記応
答回路への電源供給経路に設けられ、該経路を導通ある
いは遮断するためのスイッチング手段と、前記伝票片と
共に切取り可能に前記伝票片に設けられ、前記電池から
所定の電圧信号が印加される導電部材と、前記導電部材
に接続され、前記導電部材を介して、前記所定の電圧信
号が印加されているとき前記スイッチング手段により前
記電源供給経路を遮断させ、前記導電部材を介して所定
の信号が印加されていないとき、前記スイッチング手段
により前記電源供給経路を導通させる切替手段と、を備
えたことを特徴とする電子伝票を要旨とする。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】請求項1に記載の発明では、第1の伝票片に
は、応答回路に電源を供給するための第1の電極が設け
られ、第2の伝票片には、第1の電極に対向して電池に
電気的に接続された第2の電極が設けられ、第1の伝票
片と第2の伝票片との間には、第1および第2の電極を
電気的に絶縁するための絶縁片が取り外し自在に設けら
れているので、該絶縁片を取り外すことにより、電池か
らの電源が応答回路に供給される。
は、応答回路に電源を供給するための第1の電極が設け
られ、第2の伝票片には、第1の電極に対向して電池に
電気的に接続された第2の電極が設けられ、第1の伝票
片と第2の伝票片との間には、第1および第2の電極を
電気的に絶縁するための絶縁片が取り外し自在に設けら
れているので、該絶縁片を取り外すことにより、電池か
らの電源が応答回路に供給される。
【0013】請求項2に記載の発明では、所定の伝票片
には、応答回路に電源を供給するための第1の電極と、
第1の電極から離れて配置され、電池に電気的に接続さ
れた第2の電極とが設けられているので、伝票片を折り
曲げて第1の電極と第2の電極とを接触させることによ
り、電池からの電源が応答回路に供給される。
には、応答回路に電源を供給するための第1の電極と、
第1の電極から離れて配置され、電池に電気的に接続さ
れた第2の電極とが設けられているので、伝票片を折り
曲げて第1の電極と第2の電極とを接触させることによ
り、電池からの電源が応答回路に供給される。
【0014】請求項3に記載の発明では、切替手段は、
所定の伝票片に設けられた導電部材を介して、所定の電
圧信号が印加されているとき、電池から応答回路への電
源供給経路を遮断させるようにスイッチング手段を切り
替え、導電部材を介して所定の信号が印加されていない
とき、該電源供給経路を導通させるようにスイッチング
手段を切り替えるので、導電部材が切断されることによ
り、電池からの電源が応答回路に供給される。
所定の伝票片に設けられた導電部材を介して、所定の電
圧信号が印加されているとき、電池から応答回路への電
源供給経路を遮断させるようにスイッチング手段を切り
替え、導電部材を介して所定の信号が印加されていない
とき、該電源供給経路を導通させるようにスイッチング
手段を切り替えるので、導電部材が切断されることによ
り、電池からの電源が応答回路に供給される。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【実施例】図1は、本発明の請求項1に対応した第1の
実施例の宅配便用伝票の構成の説明図であり、(a)は
斜視図であり、(b)は伝票の構成を分解的に示す断面
図である。
実施例の宅配便用伝票の構成の説明図であり、(a)は
斜視図であり、(b)は伝票の構成を分解的に示す断面
図である。
【0019】宅配便用伝票1は荷物の配送に用いられる
ものであり、後で説明するように複数枚の伝票片と、荷
物の届先や荷主の氏名等の配送に関する情報を記憶し、
外部に設けられた質問器からの質問信号に応答して、該
配送に関する情報を送信する応答回路等からなる。
ものであり、後で説明するように複数枚の伝票片と、荷
物の届先や荷主の氏名等の配送に関する情報を記憶し、
外部に設けられた質問器からの質問信号に応答して、該
配送に関する情報を送信する応答回路等からなる。
【0020】宅配便用伝票1の伝票は、図1(a)に示
すように、依頼主控え片11と、中入り伝票片13,1
4,15,16とからなる。依頼主控え片11は、宅配
便用伝票1の手書き欄に所定の情報が書き込まれた後、
切り取られて依頼主に渡されるものであり、中入り伝票
片13〜16は荷物に貼付けられるものである。中入り
伝票片13は、たとえば、配達終了時に配達人が回収す
る配達票であり、中入り伝票片14は荷物の配達を依頼
されたとき、切り取られて依頼主に渡される運賃請求書
であり、中入り伝票片15は届先に渡される届先控えで
あり、中入り伝票16は宅配便の会社で経理処理するた
めの売上票である。
すように、依頼主控え片11と、中入り伝票片13,1
4,15,16とからなる。依頼主控え片11は、宅配
便用伝票1の手書き欄に所定の情報が書き込まれた後、
切り取られて依頼主に渡されるものであり、中入り伝票
片13〜16は荷物に貼付けられるものである。中入り
伝票片13は、たとえば、配達終了時に配達人が回収す
る配達票であり、中入り伝票片14は荷物の配達を依頼
されたとき、切り取られて依頼主に渡される運賃請求書
であり、中入り伝票片15は届先に渡される届先控えで
あり、中入り伝票16は宅配便の会社で経理処理するた
めの売上票である。
【0021】中入り伝票片13の上には保護用の透明ポ
リエチレンフィルム12が貼付けられている。これらの
片11,13〜16およびフィルム12は、接着剤によ
り接着部10でラベル台紙17の表面に貼付けられてい
る。
リエチレンフィルム12が貼付けられている。これらの
片11,13〜16およびフィルム12は、接着剤によ
り接着部10でラベル台紙17の表面に貼付けられてい
る。
【0022】宅配便用伝票1を荷物に貼付けるために、
ラベル台紙17の裏面には粘着層171が設けられてい
る。また、この粘着層171はセパレート紙18により
保護されている。セパレート紙18にはシリコン層18
1が設けられていて、セパレート紙18をラベル台紙1
7から容易に剥せるようになっている。
ラベル台紙17の裏面には粘着層171が設けられてい
る。また、この粘着層171はセパレート紙18により
保護されている。セパレート紙18にはシリコン層18
1が設けられていて、セパレート紙18をラベル台紙1
7から容易に剥せるようになっている。
【0023】中入り伝票片13には、図1(b)に示す
ように、外部に設けられた質問器(図示せず)に対して
応答する応答回路2が設けられる。また、中入り伝票片
15には、応答回路2に電源を供給する電池3が設けら
れる。応答回路2と電池3とは中入り伝票片14により
絶縁されていて、宅配便用伝票1が荷物の配送に用いら
れる際に中入り伝票14が切り取られたとき、応答回路
2に電池3からの電源が供給される。
ように、外部に設けられた質問器(図示せず)に対して
応答する応答回路2が設けられる。また、中入り伝票片
15には、応答回路2に電源を供給する電池3が設けら
れる。応答回路2と電池3とは中入り伝票片14により
絶縁されていて、宅配便用伝票1が荷物の配送に用いら
れる際に中入り伝票14が切り取られたとき、応答回路
2に電池3からの電源が供給される。
【0024】図2は、第1の実施例の電気的構成の説明
図である。図2において、応答回路2はICチップ21
とアンテナ22とを含む。ICチップ21は変調器24
と検波器25とレベル比較器26とCPU27とクロッ
ク発生器28とメモリ29とを含む。応答回路2の構成
については、後の図3で詳細に説明する。
図である。図2において、応答回路2はICチップ21
とアンテナ22とを含む。ICチップ21は変調器24
と検波器25とレベル比較器26とCPU27とクロッ
ク発生器28とメモリ29とを含む。応答回路2の構成
については、後の図3で詳細に説明する。
【0025】図2に示すように、応答回路2には正電極
41と負電極42とが設けられる。正電極41は応答回
路2のVcc端子に接続され、負電極42はGND端子
に接続される。図1に示す伝票片14が切り取られるま
では、応答回路2の電極41,42と電池3の端子3
1,32との間には伝票片14が介在しているため、応
答回路2には電池3からの電源が供給されないが、伝票
片14が切り取られたとき、応答回路2の電極41,4
2は電池の端子31,32に接触し、応答回路2に電池
3から電源が供給され、応答回路2は質問器に対して応
答することができる状態になる。
41と負電極42とが設けられる。正電極41は応答回
路2のVcc端子に接続され、負電極42はGND端子
に接続される。図1に示す伝票片14が切り取られるま
では、応答回路2の電極41,42と電池3の端子3
1,32との間には伝票片14が介在しているため、応
答回路2には電池3からの電源が供給されないが、伝票
片14が切り取られたとき、応答回路2の電極41,4
2は電池の端子31,32に接触し、応答回路2に電池
3から電源が供給され、応答回路2は質問器に対して応
答することができる状態になる。
【0026】図3は、応答回路2の電気的構成を示す回
路図である。図3において、応答回路2は大別すると内
部情報処理を行なうICチップ21と、電磁波の送受信
をするアンテナ22とからなる。ICチップ21には、
駆動用電源である電池3から電力が供給される。ICチ
ップ21には変調器24、検波器25、レベル比較器2
6、CPU27、クロック発生器28、メモリ29が内
蔵される。レベル比較器26はオペアンプ261を備
え、検波器25の出力信号の電圧を基準電圧と比較し、
出力信号の電圧が基準電圧より高ければ電池をCPU2
7とクロック発生器28に接続する構成を有する。メモ
リ29はCPU27が実行するプログラムの他に受信し
たデータをストアするもので、バックアップ電源がなく
とも記憶保持することのできるたとえばE2PROMが
用いられる。上記応答回路2は以下のように動作する。
例えば自動仕分けラインに設置された質問器から送信さ
れる質問信号をアンテナ22で受信すると検波器25は
アンテナ22が受信した電磁波から質問信号を取り出
す。質問信号はレベル比較器26とCPU27の両方に
出力される。
路図である。図3において、応答回路2は大別すると内
部情報処理を行なうICチップ21と、電磁波の送受信
をするアンテナ22とからなる。ICチップ21には、
駆動用電源である電池3から電力が供給される。ICチ
ップ21には変調器24、検波器25、レベル比較器2
6、CPU27、クロック発生器28、メモリ29が内
蔵される。レベル比較器26はオペアンプ261を備
え、検波器25の出力信号の電圧を基準電圧と比較し、
出力信号の電圧が基準電圧より高ければ電池をCPU2
7とクロック発生器28に接続する構成を有する。メモ
リ29はCPU27が実行するプログラムの他に受信し
たデータをストアするもので、バックアップ電源がなく
とも記憶保持することのできるたとえばE2PROMが
用いられる。上記応答回路2は以下のように動作する。
例えば自動仕分けラインに設置された質問器から送信さ
れる質問信号をアンテナ22で受信すると検波器25は
アンテナ22が受信した電磁波から質問信号を取り出
す。質問信号はレベル比較器26とCPU27の両方に
出力される。
【0027】レベル比較器26では検波器25の出力信
号の電圧レベルを基準電圧と比較する。検波器25の出
力信号の電圧が基準電圧より高い場合、電池をCPU2
7とクロック発生器28に接続する。こうしてCPU2
7とクロック発生器28が起動される。
号の電圧レベルを基準電圧と比較する。検波器25の出
力信号の電圧が基準電圧より高い場合、電池をCPU2
7とクロック発生器28に接続する。こうしてCPU2
7とクロック発生器28が起動される。
【0028】CPU27は起動されると、クロック信号
に基づいてメモリ29に格納されているプログラムを実
行する。そして検波器25から出力される受信データが
届け先等のデータの場合は受信データをメモリ29に格
納する。受信データが届け先等のデータの読出し指令の
場合は、CPU27はメモリ29に予め格納されている
プログラムを実行して、メモリ29に格納したデータを
読み出し、データに応じた信号を変調器24に出力す
る。
に基づいてメモリ29に格納されているプログラムを実
行する。そして検波器25から出力される受信データが
届け先等のデータの場合は受信データをメモリ29に格
納する。受信データが届け先等のデータの読出し指令の
場合は、CPU27はメモリ29に予め格納されている
プログラムを実行して、メモリ29に格納したデータを
読み出し、データに応じた信号を変調器24に出力す
る。
【0029】変調器24のダイオード241はCPU2
7から出力される信号により、その導通・非導通が変わ
る。このように、インピーダンスを変更することで、質
問器からの電磁波を変調してデータを送信アンテナより
送信する。
7から出力される信号により、その導通・非導通が変わ
る。このように、インピーダンスを変更することで、質
問器からの電磁波を変調してデータを送信アンテナより
送信する。
【0030】以上説明した構成を備える宅配便用伝票1
は以下のように使用される。まず、伝票の書込欄に依頼
主や届け先等が記入される。そして、依頼主控え11と
運賃請求書としての中入り伝票14とが切り取られて依
頼主に渡される。中入り伝票14が切り取られたとき、
応答回路2に電池3からの電源が供給され、応答回路2
のメモリ29にデータが書き込める状態となる。そし
て、伝票の書き込み欄に記入された内容と同じ内容のデ
ータが所定の書き込み器により応答回路2のメモリ29
に書き込まれる。そして、宅配便用伝票1は荷物に貼付
けられる。
は以下のように使用される。まず、伝票の書込欄に依頼
主や届け先等が記入される。そして、依頼主控え11と
運賃請求書としての中入り伝票14とが切り取られて依
頼主に渡される。中入り伝票14が切り取られたとき、
応答回路2に電池3からの電源が供給され、応答回路2
のメモリ29にデータが書き込める状態となる。そし
て、伝票の書き込み欄に記入された内容と同じ内容のデ
ータが所定の書き込み器により応答回路2のメモリ29
に書き込まれる。そして、宅配便用伝票1は荷物に貼付
けられる。
【0031】荷物は配送センタに集められ、配送センタ
において、荷物は仕分けラインのコンベアで搬送され
る。荷物に取り付けられた宅配便用伝票1の応答回路2
は、荷物搬送中にラインの各所に設置した質問器からの
質問信号を受信すると、メモリ29に記憶している届出
先などの配送に関する情報を送信する。質問器は応答回
路2からの届け先等のデータを受信し、荷物の届け先を
非接触で識別する。こうして識別した届け先の地域に基
づき自動仕分けが実行される。
において、荷物は仕分けラインのコンベアで搬送され
る。荷物に取り付けられた宅配便用伝票1の応答回路2
は、荷物搬送中にラインの各所に設置した質問器からの
質問信号を受信すると、メモリ29に記憶している届出
先などの配送に関する情報を送信する。質問器は応答回
路2からの届け先等のデータを受信し、荷物の届け先を
非接触で識別する。こうして識別した届け先の地域に基
づき自動仕分けが実行される。
【0032】以上説明した宅配便用伝票によれば、荷物
の配達を依頼するとき切り取られる中入り伝票14によ
り応答回路2と電池3とが絶縁され、中入り伝票14が
切り取られると応答回路2に電池3からの電源が供給さ
れるので、宅配便用伝票1が使用されるとき、電池3は
応答回路2が作動するのに充分な起電力を保持する。
の配達を依頼するとき切り取られる中入り伝票14によ
り応答回路2と電池3とが絶縁され、中入り伝票14が
切り取られると応答回路2に電池3からの電源が供給さ
れるので、宅配便用伝票1が使用されるとき、電池3は
応答回路2が作動するのに充分な起電力を保持する。
【0033】従って、宅配便用伝票1は、製造されてか
ら長期間在庫された後であっても使用することができ
る。図4は、本発明の請求項2に対応した第2の実施例
を示す説明図であり、(a)は伝票片を折り曲げていな
い状態を示し、(b)は伝票片を折り曲げた状態を示
す。図5は第2の実施例の電気的構成の説明図である。
ら長期間在庫された後であっても使用することができ
る。図4は、本発明の請求項2に対応した第2の実施例
を示す説明図であり、(a)は伝票片を折り曲げていな
い状態を示し、(b)は伝票片を折り曲げた状態を示
す。図5は第2の実施例の電気的構成の説明図である。
【0034】本実施例では、応答回路2が設けられた伝
票片13に電池3が設けられ、図5に示すように、電池
3の負極はICチップ21のGND端子に接続され、電
池の正極は電極43に接続され、ICチップ21のVc
c端子は電極44に接続される。電極43と電極44と
は、図4(a)に示すように、伝票片13上に互いに間
隔をおいて設けられ、電極43と電極44とが接触して
いないときには、応答回路2には電池3からの電源は供
給されず、図4(b)に示すように、電極43と電極4
4との中心に位置する線5で伝票片13を折り曲げる
と、電極43は電極44に接触し、応答回路2に電池3
から電源が供給され、応答回路2は質問器に対して応答
することができる状態になる。
票片13に電池3が設けられ、図5に示すように、電池
3の負極はICチップ21のGND端子に接続され、電
池の正極は電極43に接続され、ICチップ21のVc
c端子は電極44に接続される。電極43と電極44と
は、図4(a)に示すように、伝票片13上に互いに間
隔をおいて設けられ、電極43と電極44とが接触して
いないときには、応答回路2には電池3からの電源は供
給されず、図4(b)に示すように、電極43と電極4
4との中心に位置する線5で伝票片13を折り曲げる
と、電極43は電極44に接触し、応答回路2に電池3
から電源が供給され、応答回路2は質問器に対して応答
することができる状態になる。
【0035】図6は、第2の実施例の変形例の説明図で
あり、(a)は伝票片を折り曲げていない状態を示し、
(b)は伝票片を折り曲げた状態を示す。図6におい
て、電極44は伝票片13の応答回路2が設けられてい
る面と同一の面に設けられているが、電極43はそれと
は反対の面に設けられている。伝票片13を線51で折
り曲げ、更に伝票片13を線52で折り曲げることによ
り、電極43と電極44とを接触させることができ、そ
れにより、応答回路2に電池3からの電源を供給するこ
とができる。
あり、(a)は伝票片を折り曲げていない状態を示し、
(b)は伝票片を折り曲げた状態を示す。図6におい
て、電極44は伝票片13の応答回路2が設けられてい
る面と同一の面に設けられているが、電極43はそれと
は反対の面に設けられている。伝票片13を線51で折
り曲げ、更に伝票片13を線52で折り曲げることによ
り、電極43と電極44とを接触させることができ、そ
れにより、応答回路2に電池3からの電源を供給するこ
とができる。
【0036】図6に示す例では、二つの電極が一枚の伝
票片13の表面と裏面とに設けられているので、誤って
金属板などが伝票片13に触れた場合にも、応答回路2
が動作することが避けられる。
票片13の表面と裏面とに設けられているので、誤って
金属板などが伝票片13に触れた場合にも、応答回路2
が動作することが避けられる。
【0037】図7は第2の実施例の他の変形例を示す説
明図である。図7において、応答回路2には図5に示す
電極43,44と同様の電極45,46が設けられる。
電極44,45は、導電部材7が設けられたシート6を
電極45,46に合わせて貼付けることにより電気的に
接続され、それにより、応答回路2に電池3からの電源
を供給することができる。
明図である。図7において、応答回路2には図5に示す
電極43,44と同様の電極45,46が設けられる。
電極44,45は、導電部材7が設けられたシート6を
電極45,46に合わせて貼付けることにより電気的に
接続され、それにより、応答回路2に電池3からの電源
を供給することができる。
【0038】また、シート6に設ける導電部材7を複数
個用意し、一方、伝票片13に電極44,45の機能と
は異なる機能つまり回路動作開始機能以外の機能を有す
る電極対を用意して、シート6を応答回路2に貼付ける
ことにより、所望の機能を行うようにすることができ
る。
個用意し、一方、伝票片13に電極44,45の機能と
は異なる機能つまり回路動作開始機能以外の機能を有す
る電極対を用意して、シート6を応答回路2に貼付ける
ことにより、所望の機能を行うようにすることができ
る。
【0039】図8は、本発明の請求項3に対応した第3
の実施例を示す説明図である。図9は第3の実施例の電
気的構成の説明図である。伝票片13には切取り用のミ
シン目131が設けられており、ミシン目131を境と
する一方片13aには、応答回路2と電池3とが設けら
れ、伝票片13の他方片13bには応答回路2からミシ
ン目131を越えて延在する導電部材8が設けられてい
る。この導電部材8は電池3から応答回路2への電源供
給を遮断する働きをするものであり、上記他方片13b
が切り取られたとき、切断されて、応答回路2に電池3
の電源が供給される。
の実施例を示す説明図である。図9は第3の実施例の電
気的構成の説明図である。伝票片13には切取り用のミ
シン目131が設けられており、ミシン目131を境と
する一方片13aには、応答回路2と電池3とが設けら
れ、伝票片13の他方片13bには応答回路2からミシ
ン目131を越えて延在する導電部材8が設けられてい
る。この導電部材8は電池3から応答回路2への電源供
給を遮断する働きをするものであり、上記他方片13b
が切り取られたとき、切断されて、応答回路2に電池3
の電源が供給される。
【0040】図9において、電池3の負極は導電部材8
を介して切替手段としてのインバータ33の入力端子に
接続されている。このため、インバータ33の出力端子
からスイッチング手段としてのトランジスタ34のベー
スに出力される電圧はハイレベルになっている。従っ
て、トランジスタ34のエミッタとコレクタとの間は非
導通状態となっており、電池3の電力はICチップ21
のVcc端子には供給されない。
を介して切替手段としてのインバータ33の入力端子に
接続されている。このため、インバータ33の出力端子
からスイッチング手段としてのトランジスタ34のベー
スに出力される電圧はハイレベルになっている。従っ
て、トランジスタ34のエミッタとコレクタとの間は非
導通状態となっており、電池3の電力はICチップ21
のVcc端子には供給されない。
【0041】導電部材8が切断されると、抵抗35を介
して電池3の電圧がインバータ33の入力端子に入力さ
れる。このため、インバータ33の出力端子からトラン
ジスタ34のベースに出力される電圧はローレベルにな
るので、トランジスタ34のエミッタとコレクタとの間
は導通し、電池3からの電源がICチップ21のVcc
端子に供給される。
して電池3の電圧がインバータ33の入力端子に入力さ
れる。このため、インバータ33の出力端子からトラン
ジスタ34のベースに出力される電圧はローレベルにな
るので、トランジスタ34のエミッタとコレクタとの間
は導通し、電池3からの電源がICチップ21のVcc
端子に供給される。
【0042】図10は第3の実施例の変形例を示す説明
図である。図10において、上記ICチップを有する応
答回路2はラベル台紙17に設けられ、ICチップへの
電源をカットする働きをする導電部材8は宅配便用伝票
のセパレート紙18に設けられている。宅配便用伝票を
荷物に貼付けるときに、セパレート紙18を剥すと、I
Cチップに電源が供給される。
図である。図10において、上記ICチップを有する応
答回路2はラベル台紙17に設けられ、ICチップへの
電源をカットする働きをする導電部材8は宅配便用伝票
のセパレート紙18に設けられている。宅配便用伝票を
荷物に貼付けるときに、セパレート紙18を剥すと、I
Cチップに電源が供給される。
【0043】図11は、第3の実施例の更に他の変形例
を示す概略ブロック図である。図12は、図11に示す
回路の動作タイミングを説明するためのタイミングチャ
ートである。
を示す概略ブロック図である。図12は、図11に示す
回路の動作タイミングを説明するためのタイミングチャ
ートである。
【0044】周知のように、CPUには、作動待機状態
であるスタンバイモードと動作モードに切り替えること
ができるものがある。図11に示す宅配便用伝票の伝票
片はこのようなCPUを用いて、宅配便用伝票が使用さ
れるときまで、回路が動作しないようにしたものであ
る。
であるスタンバイモードと動作モードに切り替えること
ができるものがある。図11に示す宅配便用伝票の伝票
片はこのようなCPUを用いて、宅配便用伝票が使用さ
れるときまで、回路が動作しないようにしたものであ
る。
【0045】図11において、CPU27の入力ポート
PO1には、一端がアース端子に接続された導電線81
が接続されている。導電線81は抵抗36を介して電源
Vccに接続されている。導電線81は伝票片13上に
導体パターンとして形成され、ており、伝票片13に設
けられたミシン目132で伝票片13が切り取られる
と、切断されるように構成されている。
PO1には、一端がアース端子に接続された導電線81
が接続されている。導電線81は抵抗36を介して電源
Vccに接続されている。導電線81は伝票片13上に
導体パターンとして形成され、ており、伝票片13に設
けられたミシン目132で伝票片13が切り取られる
と、切断されるように構成されている。
【0046】図12に示すように、製造時に電池3が取
り付けられ、電池3から電源aがCPU27,クロック
発生器28および電圧検出回路37に供給される。電圧
検出回路37からCPU27のリセット端子に供給され
る信号cのレベルが変動したことに対応して、CPU2
7はクロック発生器28からのクロック信号に基づき、
初期化動作を行なう。このとき、入力ポートPO1のレ
ベルdがローレベルであるので、即座にスタンバイ状態
に入る。
り付けられ、電池3から電源aがCPU27,クロック
発生器28および電圧検出回路37に供給される。電圧
検出回路37からCPU27のリセット端子に供給され
る信号cのレベルが変動したことに対応して、CPU2
7はクロック発生器28からのクロック信号に基づき、
初期化動作を行なう。このとき、入力ポートPO1のレ
ベルdがローレベルであるので、即座にスタンバイ状態
に入る。
【0047】宅配便用伝票が使用されるときに、伝票片
13がミシン目132で切り取られると、CPU27の
入力ポートpo1には電源電圧Vccが印加されるの
で、CPU27は動作状態となる。
13がミシン目132で切り取られると、CPU27の
入力ポートpo1には電源電圧Vccが印加されるの
で、CPU27は動作状態となる。
【0048】従って、初期化動作後から保管期間を経て
使用される時点まではCPU27はスタンバイ状態にな
っており、消費電力は極めて少なく、宅配伝票の寿命は
長くなる。
使用される時点まではCPU27はスタンバイ状態にな
っており、消費電力は極めて少なく、宅配伝票の寿命は
長くなる。
【0049】図13は、第4の実施例の伝票片の構成を
示す説明図である。図14は第4の実施例の回路図であ
る。図13において、伝票片13には、上記ICチップ
21,アンテナ22及び電池3の他に、光(通常の屋内
の明るさ)を受光し、光起電力を発生する光起電力素子
38と、光起電力素子38の起電力によりオンし、その
後オン状態を保持するスイッチング素子39とが設けら
れる。スイッチング素子39は、図14に示すように、
例えばフリップフロップ391とトランジスタ392と
からなる。光起電力素子38には宅配便用伝票が使用さ
れるまでは、遮光シール9が貼付けられている。
示す説明図である。図14は第4の実施例の回路図であ
る。図13において、伝票片13には、上記ICチップ
21,アンテナ22及び電池3の他に、光(通常の屋内
の明るさ)を受光し、光起電力を発生する光起電力素子
38と、光起電力素子38の起電力によりオンし、その
後オン状態を保持するスイッチング素子39とが設けら
れる。スイッチング素子39は、図14に示すように、
例えばフリップフロップ391とトランジスタ392と
からなる。光起電力素子38には宅配便用伝票が使用さ
れるまでは、遮光シール9が貼付けられている。
【0050】図14において、伝票片13に遮光シール
9が貼付けられている場合には、光起電力素子38は起
電力を発生しないので、フリップフロップ391のS端
子はローレベルとなっている。また、R端子は電池3が
接続されるとき一時的にハイレベルとなるが、接地され
ているためその後即時にローレベルになる。このためフ
リップフロップ391の反転出力はハイレベルになって
いる。この反転出力がトランジスタ392のベースに出
力されるため、トランジスタ392のエミッタとコレク
タの間は非導通状態となり、ICチップ21には電池3
からの電源は供給されない。
9が貼付けられている場合には、光起電力素子38は起
電力を発生しないので、フリップフロップ391のS端
子はローレベルとなっている。また、R端子は電池3が
接続されるとき一時的にハイレベルとなるが、接地され
ているためその後即時にローレベルになる。このためフ
リップフロップ391の反転出力はハイレベルになって
いる。この反転出力がトランジスタ392のベースに出
力されるため、トランジスタ392のエミッタとコレク
タの間は非導通状態となり、ICチップ21には電池3
からの電源は供給されない。
【0051】遮光シール9が剥されて、光起電力素子3
8に起電力が生じると、フリップフロップ391のS端
子はハイレベルとなる。一方、R端子はローレベルのま
まであるので、フリップフロップ391の反転出力はロ
ーレベルとなる。このため、トランジスタ392のエミ
ッタとコレクタの間が導通し、ICチップ21に電池3
からの電源が供給される。
8に起電力が生じると、フリップフロップ391のS端
子はハイレベルとなる。一方、R端子はローレベルのま
まであるので、フリップフロップ391の反転出力はロ
ーレベルとなる。このため、トランジスタ392のエミ
ッタとコレクタの間が導通し、ICチップ21に電池3
からの電源が供給される。
【0052】図15は、第5の実施例の構成を示す説明
図である。図15において、伝票片13には通常の電池
3に代えて、空気雰囲気中において起電力を発生する空
気電池30が設けられる。空気電池30は宅配便用伝票
が使用されるまでは、密封シール91により空気から遮
断されている。密封シール91を剥すことにより、空気
電池30は起電力を発生し、応答回路2のICチップに
電源が供給される。
図である。図15において、伝票片13には通常の電池
3に代えて、空気雰囲気中において起電力を発生する空
気電池30が設けられる。空気電池30は宅配便用伝票
が使用されるまでは、密封シール91により空気から遮
断されている。密封シール91を剥すことにより、空気
電池30は起電力を発生し、応答回路2のICチップに
電源が供給される。
【0053】図16は、第6の実施例の構成を示す説明
図である。図16において、伝票片13の裏側にはペー
パ電池を貼付けるための電極パターン47,48が設け
られている。宅配便用伝票を使用するときに、導電性接
着剤301が塗布されたペーパ電池300を正極と負極
とを間違わないように電極47,48に貼付けることに
より、応答回路を起動させることができる。電極パター
ン47,48は伝票片13の表側に設けてもよい。ま
た、導電性接着剤の代わりに導電性テープを用いてもよ
い。
図である。図16において、伝票片13の裏側にはペー
パ電池を貼付けるための電極パターン47,48が設け
られている。宅配便用伝票を使用するときに、導電性接
着剤301が塗布されたペーパ電池300を正極と負極
とを間違わないように電極47,48に貼付けることに
より、応答回路を起動させることができる。電極パター
ン47,48は伝票片13の表側に設けてもよい。ま
た、導電性接着剤の代わりに導電性テープを用いてもよ
い。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電子伝
票を使用するときに電池からの電源を応答回路に供給す
るようにしたので、電子伝票を使用するときに、応答回
路が作動するのに必要な起電力が確保される。
票を使用するときに電池からの電源を応答回路に供給す
るようにしたので、電子伝票を使用するときに、応答回
路が作動するのに必要な起電力が確保される。
【図1】本発明の第1の実施例の宅配便用伝票の構成の
説明図である。
説明図である。
【図2】第1の実施例の電気的構成の説明図である。
【図3】応答回路の電気的構成を示す回路図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す説明図である。
【図5】第2の実施例の電気的構成の説明図である。
【図6】第2の実施例の変形例の説明図である。
【図7】第2の実施例の他の変形例を示す説明図であ
る。
る。
【図8】本発明の第3の実施例を示す説明図である。
【図9】第3の実施例の電気的構成の説明図である。
【図10】第3の実施例の変形例を示す説明図である。
【図11】第3の実施例の更に他の変形例を示す概略ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図12】図11に示す回路の動作タイミングを説明す
るためのタイミングチャートである。
るためのタイミングチャートである。
【図13】第4の実施例の伝票片の構成を示す説明図で
ある。
ある。
【図14】第4の実施例の回路図である。
【図15】第5の実施例の構成を示す説明図である。
【図16】第6の実施例の構成を示す説明図である。
1…宅配便用伝票、2…応答回路、3…電池、7,8…
導電部材、 13,14,15…中入り伝票、21…ICチップ、2
2…アンテナ、 30…空気電池、31,32…端子、38…光起電力素
子、 39…スイッチング素子、41〜48…電極、300…
ペーパ電池
導電部材、 13,14,15…中入り伝票、21…ICチップ、2
2…アンテナ、 30…空気電池、31,32…端子、38…光起電力素
子、 39…スイッチング素子、41〜48…電極、300…
ペーパ電池
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 稔彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−122933(JP,A) 実公 昭51−24071(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 47/49
Claims (3)
- 【請求項1】 配送に関する情報が書き込まれ、質問器
からの質問信号に応答して、前記配送に関する情報を送
信する応答回路と、前記応答回路へ電源を供給する電池
とが荷物の配送に用いられる伝票片に設けられた電子伝
票であって、 前記応答回路に電気的に接続され、前記応答回路に電源
を供給する第1の電極が設けられた第1の伝票片と、 前記第1の電極に対向して設けられ、かつ前記電池に電
気的に接続された第2の電極を有する第2の伝票片と、 前記第1の伝票片と前記第2の伝票片との間に取り外し
自在に設けられ、前記第1の電極と前記第2の電極とを
電気的に絶縁する絶縁片と、 を備えたことを特徴とする電子伝票。 - 【請求項2】 配送に関する情報が書き込まれ、質問器
からの質問信号に応答して、前記配送に関する情報を送
信する応答回路と、前記応答回路へ電源を供給する電池
とが荷物の配送に用いられる伝票片に設けられた電子伝
票であって、 前記伝票片に設けられ、前記応答回路に電気的に接続さ
れ、前記応答回路に電源を供給する第1の電極と、 前記伝票片に前記第1の電極から離れて設けられ、前記
電池に電気的に接続された第2の電極と、 を備えたことを特徴とする電子伝票。 - 【請求項3】 配送に関する情報が書き込まれ、質問器
からの質問信号に応答して、前記配送に関する情報を送
信する応答回路と、前記応答回路へ電源を供給する電池
とが荷物の配送に用いられる伝票片に設けられた電子伝
票であって、 前記電池から前記応答回路への電源供給経路に設けら
れ、該経路を導通あるいは遮断するためのスイッチング
手段と、 前記伝票片と共に切取り可能に前記伝票片に設けられ、
前記電池から所定の電圧信号が印加される導電部材と、 前記導電部材に接続され、前記導電部材を介して、前記
所定の電圧信号が印加されているとき前記スイッチング
手段により前記電源供給経路を遮断させ、前記導電部材
を介して所定の信号が印加されていないとき、前記スイ
ッチング手段により前記電源供給経路を導通させる切替
手段と、 を備えたことを特徴とする電子伝票。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11871891A JP2893995B2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 電子伝票 |
AU16028/92A AU662901B2 (en) | 1991-05-07 | 1992-05-05 | Electronic tag |
US07/878,787 US5340968A (en) | 1991-05-07 | 1992-05-05 | Information storage medium with electronic and visual areas |
DE69228144T DE69228144T2 (de) | 1991-05-07 | 1992-05-07 | Elektronisches Etikett |
EP92107710A EP0512543B1 (en) | 1991-05-07 | 1992-05-07 | Electronic tag |
US08/215,711 US5557096A (en) | 1991-05-07 | 1994-03-22 | Multiple sheet electronic delivery tag |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11871891A JP2893995B2 (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 電子伝票 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04345422A JPH04345422A (ja) | 1992-12-01 |
JP2893995B2 true JP2893995B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=14743376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11871891A Expired - Fee Related JP2893995B2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-23 | 電子伝票 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2893995B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP11871891A patent/JP2893995B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04345422A (ja) | 1992-12-01 |
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