JP2001022909A - 非接触式データ通信カード - Google Patents

非接触式データ通信カード

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JP2001022909A
JP2001022909A JP11190113A JP19011399A JP2001022909A JP 2001022909 A JP2001022909 A JP 2001022909A JP 11190113 A JP11190113 A JP 11190113A JP 19011399 A JP19011399 A JP 19011399A JP 2001022909 A JP2001022909 A JP 2001022909A
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JP
Japan
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card
antenna
data communication
data
built
Prior art date
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JP11190113A
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English (en)
Inventor
Akihiko Matsuo
昭彦 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Precision Inc
Original Assignee
Seiko Precision Inc
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Publication date
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Publication of JP2001022909A publication Critical patent/JP2001022909A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エラーのない安定したデータ通信を行えるよ
うにする。 【解決手段】 ICカード1の外周面にはダイポールア
ンテナ14と平面的に重ならない部位に把持部17が設
けられている。このため把持部17を把持すればダイポ
ールアンテナ14の内蔵部分を把持することがなく、こ
れによってエラーのない安定したデータの読み込みをす
ることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、非接触式データ通信カー
ドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】非接触式データ通信カードには数々の応
用例があるが、その一例として非接触式ICカードがあ
る。この種のカードでは、接触式に比べ、端末装置との
接続が不要で傷や汚れによる信頼性低下の心配がなく、
その需要が高まっている。なかでも小型・低価格・電源
不要で、データ通信距離が数十cmと長くいろいろな応
用が利くマイクロ波型の需要が高まっている。
【0003】このような非接触式データ通信カードでは
データ通信用の電子回路やアンテナが内蔵されている。
そして、カードの一部を把持して、カードのアンテナ内
蔵部分を受信装置や発信装置の所定の部位に対向させる
ことにより、アンテナを通してカードヘのデータの書き
込みやカードからのデータの読み込みが出来るようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の非接
触式データ通信カードでは、デザイン上の理由で外装が
着色される等不透明になっており、アンテナ等の内蔵部
品が視認できない。このためデータの読み込みや書き込
み等のデータ通信時にアンテナの内蔵部分を把持してし
まうことがあり、このような場合には、電磁波による通
信が妨げられてデータの読み込みや書き込みができない
という問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明に係る非接触式データ通信カードでは、デー
タ通信時にアンテナの内蔵部分を把持しないように、外
周面の特定の部位に把持部を形成することとしている。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、データ通信用アンテナ
を内蔵する非接触式データ通信カードであって、外周面
には、アンテナと平面的に重ならない部位に把持部が形
成されていることを特徴としている。
【0007】把持部は凹凸形成又は他の部位と色分けさ
れていることが望ましい。
【0008】
【実施例】図1乃至図4には第1実施例が示されてい
る。図1には本発明が適用された非接触式ICカード1
に書き込まれたデータの読取用として使用されるデータ
読取装置2が示されている。このデータ読取装置2には
パソコン3が設けられている。パソコン3はディスプレ
ー4にキーボード5を接続した構成となっている。パソ
コン3にはスキャナ6が電源ケーブル7とシリアルイン
ターフェイスのケーブル8で接続されている。スキャナ
6には受信部6aに4素子のパッチアンテナ(図示せず)
が内蔵されている。そして、ICカード1の一部を把持
して受信部6aにICカード1の所定の部位を数十cm
隔てて対向させることにより周波数2.45GHz程度の
マイクロ波でICカード1のデータを読み込み、そのデ
ータをパソコン3のディスプレー4に表示するようにな
っている。
【0009】ICカード1は図3及び図4に示されるよ
うに、矩形平板状の上板12と矩形平板状の下板13を
接合固着した構成となっている。上板12と下板13と
の問には回路基板16が設けられており、この回路基板
16にはデータ通信用アンテナとしてプリント配線技術
によりパターニングされたダイポールアンテナ14が設
けられているとともに、所定のデータが書き込まれるI
C15が搭載されている。そして、ダイポールアンテナ
14の内蔵部分をスキャナ6の受信部6aに対向させる
ことにより、IC15に書き込まれた所定のデータがダ
イポールアンテナ14を通してスキャナ6によって読み
込まれるようになっている。
【0010】上板12及び下板13はダイポールアンテ
ナ14等の内蔵部品が見えないように不透明に着色され
ている。上板12の表面には図2及び図4で示されるよ
うにダイポールアンテナ14と平面的に重ならない部位
にデータ読み込み時の把持部17が形成されている。把
持部17はローレット状に凹凸形成されており、視覚的
にかつ触覚的に他の部位と区別できるようになってい
る。
【0011】上記構成によれば、ICカード1の一部を
把持してダイポールアンテナ14の内蔵部分を受信部6
aに数十cm隔てて対向させることによりIC15に書
き込まれた所定のデータがダイポールアンテナ14を通
じてスキャナ6によって読み込まれ、そのデータがパソ
コン3のディスプレー4に表示される。
【0012】ICカード1のデータ読み込み時には、エ
ラーのない安定したデータの読み込みを行うことが出来
る。すなわち、ICカード1の上板12の表面にはダイ
ポールアンテナ14と平面的に重ならない部位に把持部
17が形成されているので、データの読み込み時に把持
部17を把持すればダイポールアンテナ14の内蔵部分
を把持することがなく、ダイポールアンテナ14の内蔵
部分を受信部6aに確実に対向させて、エラーのない安
定したデータの読み込みを行うことが出来る。
【0013】図5には第2実施例が示されている。この
実施例ではICカード21にはプリント配線技術により
回路基板26にループアンテナ24がパターニングされ
ており、その外周面にはループアンテナ24と平面的に
重ならない部位に把持部27が形成されている。従っ
て、この実施例においても、データの読み込み時に把持
部27を把持すればループアンテナ24の内蔵部分を把
持してしまうことがなく、上記実施例と同様にエラーの
ない安定したデータの読み込みを行うことが出来る。な
お上板22、下板23、IC25、回路基板26につい
ては上記実施例と同様なので説明は省略する。
【0014】図6には第3実施例が示されている。この
実施例ではICカード31の外周面にはダイポールアン
テナ34と平面的に重ならない部位に局部的に把持部3
7が形成されている。従って、この実施例においても、
データの読み込み時に把持部37を把持すればダイポー
ルアンテナ34の内蔵部分を把持してしまうことがな
く、上記実施例と同様にエラーのない安定したデータの
読み込みを行うことが出来る。なお上板32、下板3
3、IC35、回路基板36については上記実施例と同
様なので説明は省略する。
【0015】図7には第4実施例が示されており、この
実施例ではRFID(無線周波識別)システムの検波カ
ード41として適用されている。RFIDシステムとは
マイクロ波を使った非接触データキャリアシステムであ
り、非接触データキャリアである応答器とホスト側に接
続される質問器で構成され、これら応答器と質問器の間
でマイクロ波を介して非接触で情報の交信を行うもので
ある。例えば、応答器として商品やカートンに貼付され
るとともにメモリを内蔵したタグが設けられ、質問器と
してタグへのマイクロ波の送受信用のスキャナが設けら
れ、タグとスキャナとの間でマイクロ波を介して情報の
交換を行うことにより、商品管理や物流管理に利用され
るようになっている。
【0016】検波カード41はスキャナ等の質問器のマ
イクロ波の送受信部に対向させてマイクロ波の発信状態
等を検出する検波用として用いられるようになってい
る。この検波カード41は矩形平板状の上板42と矩形
平板状の下板43の間に保護フィルム44を挟み込ん
で、これらを接合固着した構成となっている。下板43
の凹部45には、マイクロ波検出用のダイポールアンテ
ナ46、発光によりマイクロ波の存在を知らせる発光ダ
イオード49及び整流用のダイオード50を搭載した回
路基板48が配置されている。ダイポールアンテナ46
は上記実施例と同様に回路基板48にパターニングされ
ている。上板42は回路基板48上に設けた発光ダイオ
ード49の発光状態が視認できるように透明の樹脂で形
成され、発光ダイオード49及びダイオード50に対向
する部分には凹部51が設けてある。保護フィルム44
は発光ダイオード49以外の部分を保護するため不透明
に着色されたフィルムであり、発光ダイオード49に対
向する部分には窓穴52が、また、ダイオード50に対
向する部分には舌片53が設けてある。この窓穴52を
通して発光ダイオード49の発光状態を視認できるよう
になっている。舌片53はダイオード50に弾接して片
側が持ち上がるが、外部からは一見して分かりにくくな
っている。上板42の表面にはダイポールアンテナ46
と平面的に重ならない部位に把持部54が形成されてい
る。
【0017】検波カード41の把持部54を把持してダ
イポールアンテナ46の内蔵部分をスキャナ等の質問器
のマイクロ波の送受信部に対向させると、ダイポールア
ンテナ46を通してマイクロ波の発信状態等を検出で
き、マイクロ波の発信状態等が検出されたときには発光
ダイオード49が発光し、マイクロ波の発信状態等を確
認することが出来る。そして、検波カード41の外周面
にはダイポールアンテナ46と平面的に重ならない部位
に把持部54が形成されているので、マイクロ波の発信
状態等の検出時に把持部54を把持すれば、ダイポール
アンテナ46の内蔵部分を把持してしまうことがなく、
エラーのない安定したマイクロ波の発信状態等の検出が
可能である。
【0018】なお、上記実施例では把持部を凹凸形成し
たが、他の部位と識別できる構成であればよく、把持部
を他の部位と色分け等するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、データ通信時に把持部
を把持すればデータ通信用アンテナの内蔵部分を把持す
ることがなく、エラーのない安定したデータ通信を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示し、本発明が適用された非接触
式ICカードのデータ読取装置の斜視図である。
【図2】図1のICカードの平面図である。
【図3】図1のICカードの上板を外した状態を示す平
面図である。
【図4】図1のICカードの断面図である。
【図5】第2実施例を示す非接触式ICカードの平面図
である。
【図6】第3実施例を示す非接触式ICカードの平面図
である。
【図7】第4実施例を示し、RFIDシステムに適用さ
れた検波カードの分解斜視図である。
【符号の説明】
1,21,31 ICカード(非接触式データ
通信カード) 41 検波カード(非接触式データ
通信カード) 14,34,46 ダイポールアンテナ(データ
通信用アンテナ) 24 ループアンテナ(データ通信
用アンテナ) 17,27,37,54 把持部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ通信用アンテナを内蔵する非接触
    式データ通信カードであって、外周面には、上記アンテ
    ナと平面的に重ならない部位にデータ通信時の把持部が
    形成されていることを特徴とする非接触式データ通信カ
    ード。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記把持部は凹凸形
    成されていることを特徴とする非接触式データ通信カー
    ド。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記把持部は他の部
    位と色分けされていることを特徴とする非接触式データ
    通信カード。
JP11190113A 1999-07-05 1999-07-05 非接触式データ通信カード Abandoned JP2001022909A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008305116A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Dainippon Printing Co Ltd 非接触型icカード
JP2009194670A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Fujitsu Ltd Rfidタグ
DE102008024790A1 (de) * 2008-05-23 2009-12-10 Smartrac Ip B.V. Antennenanordnung für eine Chipkarte

Cited By (4)

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