JP2830272B2 - 撮影レンズ鏡胴 - Google Patents

撮影レンズ鏡胴

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JP2830272B2
JP2830272B2 JP2006930A JP693090A JP2830272B2 JP 2830272 B2 JP2830272 B2 JP 2830272B2 JP 2006930 A JP2006930 A JP 2006930A JP 693090 A JP693090 A JP 693090A JP 2830272 B2 JP2830272 B2 JP 2830272B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオカメラに適した撮影レンズ鏡胴に関
する。
〔従来の技術〕
撮影レンズ鏡胴には、いわゆる光り物と称される部品
が使用される。例えば、カム筒を回転させることにより
ズームレンズを前後移動させる形式の撮影レンズ鏡胴に
は、レンズ枠から突出形成されカム筒のカム溝に嵌入す
る従動ピン、レンズ枠のガイド棒等がメッキ処理されて
おり、光り反射し易い部品となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
この為、従来の撮影レンズ鏡胴では鏡胴内面にツヤ消
し塗装を施し、更に内面反射防止用に鏡胴内面に遮光線
を入れたりしている。従って、鏡胴内面の加工が複雑に
なる欠点がある。
本発明は、このような事情に鑑みて成されたもので、
簡単な構造でフレア防止を図ることができる撮影レンズ
鏡胴を提案することを目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明は、前記目的を達成する為に、固定筒と、カム
溝を有し、固定筒に回動自在に支持されたカム筒と、前
記カム筒のカム溝に嵌入する従動ピンを有し、カム筒が
回転することにより前後移動するレンズ枠と、前記固定
筒の軸線方向に取付けられ、前記レンズ枠のガイド孔に
嵌入してレンズ枠を案内するガイドバーと、を有する撮
影レンズ鏡胴に於いて、前記固定絞り片を前記固定筒の
前面に設けて固定筒の前面から入射した撮影光のうち、
露光範囲の外側の余分な撮影光の侵入を防止し、該固定
絞り片を通過した撮影光を反射させない位置に前記従動
ピンとガイドバーとを設けると共に、ガイドバーの前端
を固定絞り片に支持したことを特徴としている。
〔作用〕
本発明では、ガイドバー、従動ピン等を撮影レンズの
上下に配置し、撮影レンズ鏡胴の前面上下に固定絞り片
を形成したので、固定絞り片により余分な光りの侵入が
防止される。固定絞り片は上下の撮影光もカットする
が、撮像素子は横長に配置され、上下の光はカットして
も問題とならない。
また、固定絞り片は、ガイド棒を支持するので、部品
点数も減少する。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係る撮影レンズ鏡胴の
好ましい実施例を詳説する。
第1図は本発明が適用されるズームレンズ鏡胴が示さ
れている。第1図に於いて固定筒10には前部から第1固
定レンズ群12、第1ズーム移動レンズ群14、第2ズーム
移動レンズ群16、フォーカス移動レンズ群18、第2固定
レンズ群20の5レンズ群が配置されている。また第2ズ
ーム移動レンズ群16の前部には絞り板17が設けられてい
る。
第1固定レンズ群12は固定筒10の前部にレンズ枠22を
介して固着されている。固定筒10の中央内部にはカム筒
24が回動自在に支持されており、このカム筒24はその後
端部に設けられたギア26を介して図示しないモータから
回転駆動力を与えられるようになっている。
第1ズーム移動レンズ群14は第1レンズ枠28に装着さ
れており、この第1レンズ枠28の上部からはメッキ処理
された従動ピン30が突設され、この従動ピン30はカム筒
24のカム溝32内に嵌入されている。一方、第2ズーム移
動レンズ群16は第2レンズ枠34に装着されており、第2
レンズ枠34の下部からはメッキ処理された従動ピン36が
突設され、この従動ピン36はカム筒24のカム溝38内に嵌
入されている。
固定筒10の上部には固定筒10の軸方向にメッキ処理さ
れた第1ガイドバー40が設けられ、更に固定筒10の下部
にはメッキ処理された第2ガイドバー42が設けられてい
る。第1ガイドバー40の前端部は固定筒10の前面上部に
設けられた支持片44の孔46に挿入されて支持され、第1
ガイドバー40の後端部は固定筒10の段部に形成された孔
48に挿入されて支持される。また、第2ガイドバー42の
前端部は固定筒10の前面下部に形成された支持片50の孔
52によって支持され、第2ガイドバー42の後端部は固定
筒10の後端部に形成された孔54によって支持される。固
定筒10に形成されたガイドバー40、42の支持片44、50は
第2図に示すように固定筒10の上方と下方に形成され、
固定絞り片を形成するようになっている。これにより不
要な光の侵入を防止し、ガイドバー40、42、従動ピン3
0、36等のいわゆる光り物の反射を防止するようになっ
ている。支持片44、50は、被写体光の一部も遮光する
が、第2図に示すようにCCD94は横長に配置され、元来
撮影に寄与しない部分なので問題とならない。
第3図では第1ズームレンズ枠28と第2ズームレンズ
枠34と第1、第2ガイドバー40、42との関係を示してい
る。即ち、第1レンズ枠28の上部に形成されたガイド孔
56には第1ガイドバー40が嵌入して前後方向にガイドさ
れ、第1レンズ枠26の下部に形成された振れ止め凹部58
には第2ガイドバー42が嵌入して第1ズームレンズ枠28
の振れ止めを行う。従って、この状態でカム筒24が回転
すると、第1ズームレンズ枠28はガイドバー40、42にガ
イドされながら前後移動することになる。一方第2ズー
ムレンズ枠34の下部にはガイド孔60が形成され、このガ
イド孔60には第2ガイドバー42が嵌入し、更に、第2ズ
ームレンズ枠34の上部には振れ止め用凹部62が形成さ
れ、この凹部62には第1ガイドバー40が嵌入している。
従ってこの状態でカム筒24が回転すると、第2ズームレ
ンズ枠34はガイドバー40、42にガイドされながら前後移
動することになる。このように第1ガイドバー40は第1
ズームレンズ枠28のガイド孔56に嵌入して第1ズームレ
ンズ枠28をガイドすると共に、第2ズームレンズ枠34の
凹部62に位置して第2ズームレンズ枠34の振れ止めを成
す。第2ガイドバー42は第2ズームレンズ枠34の孔60を
ガイドすると共に、第1ズームレンズ枠28の振れ止めを
成すので、従来のズームレンズ鏡胴と比較し部品点数、
加工工数が減少する効果がある。
第1図に示すようにフォーカス移動レンズ群18はレン
ズ枠63に装着されており、このレンズ枠63の下部のガイ
ド孔64には第2ガイドバー42が嵌入されている。また、
フォーカスレンズ枠63の上部には凹部66が形成され、こ
の凹部66には第1ガイドバー40が嵌入し、レンズ枠63の
振れ止めを行う。このようにフォーカスレンズ枠63がズ
ームレンズ系のガイドバー40、42を共用しているので、
ズームレンズ系とフォーカスレンズ系との光軸合わせ調
整が容易になると共に、部品点数が減少する効果があ
る。
次に、フォーカスレンズの駆動機構について説明す
る。第4図に示すように固定筒10に取付けられたフォー
カスモータ68の出力軸にはプーリ70が設けられ、プーリ
70にはベルト72が張設され、このベルト72はプーリ74を
回転させる。プーリ74にはねじ軸76が固着されており、
このねじ軸76にはナット部材78が螺合している。ナット
部材78は第5図、第6図に示すように一対の二又状の係
止部80が形成されている。一対の二又状の係止部80の間
にはそれぞれ長孔82、82が形成されると共に、係止片8
4、84が弾性変形可能なように形成されている。この二
又状係止部82は第5図、第6図で示すフォーカスレンズ
枠63と一体の連結片86が係合される。即ち、連結片86は
両側のピン88、88、球面コマ90から形成されている。連
結片86の取付けはピン88、88を一対の二又状の係止部80
間の長孔82、82内に嵌入すると共に、球面コマ90を係止
片84、84間の溝の中に嵌入する。このように組立てられ
た連結構造が第5図に示されている。
このような連結構造に於いて、モータ68からの回転力
はねじ軸76に伝達され、これによりナット部材78が前後
移動する。ナット部材78が前後移動するとナット部材78
とフォーカスレンズ枠63とは球面構造を介して連結され
ている。従って、ねじ軸76とガイドバー40、42の平行度
の狂いをこの球面当接部で吸収することが出来、ナット
部材78の動きは阻害されない。
フォーカス移動レンズ18の後方には、第2固定レンズ
群20がレンズ枠79を介して固定筒10に固着されている。
第1図に示すように固定筒10の後部にはローパスフイ
ルタ92が設けられ、更にローパスフイルタ92の後方には
CCD94が配置される。
前記の如く構成された本発明に係るレンズ鏡胴に於い
て、カム筒24が回転することによりズームレンズ群14、
16が第1図の一点鎖線で示すように移動し、ズーミング
を行う。
また、モータ68が回転駆動し、フォーカスレンズ63が
移動し、焦点調節を行う。
撮影画像光はパーパスフイルタ929を通ってCCD94で撮
像されることになる。
〔発明の効果〕
本発明では、ガイドバー、従動ピン等を撮影レンズの
上下に配置し、撮影レンズ鏡胴の前面上下に固定絞り片
を形成したので、この固定絞り片により余分な光の浸入
が防止される。また、固定絞り片は、ガイドバーを支持
するので、部品点数も減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるズームレンズ鏡胴の構造を
示す断面図、第2図は第1図上でII−II線に沿うズーム
レンズ鏡胴の前面の形状を示す断面図、第3図はズーム
レンズ枠とガイドバーとの関係を示す斜視図、第4図は
第1図上でIV−IV線に沿う図面、第5図は第1図上でV
−V線に沿う矢視図、第6図はフォーカスレンズの駆動
機構の連結部の構造を示す斜視図である。 10……固定筒、24……カム筒、 28、34……ズームレンズ移動枠、 30、36……従動ピン、40、42……ガイドバー、 44、50……支持片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−264034(JP,A) 特開 昭63−236020(JP,A) 実開 昭60−49513(JP,U) 実開 昭58−67318(JP,U) 実開 昭60−178812(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 7/04 G02B 7/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定筒と、 カム溝を有し、固定筒に回動自在に支持されたカム筒
    と、 前記カム筒のカム溝に嵌入する従動ピンを有し、カム筒
    が回転することにより前後移動するレンズ枠と、 前記固定筒の軸線方向に取付けられ、前記レンズ枠のガ
    イド孔に嵌入してレンズ枠を案内するガイドバーと、 を有する撮影レンズ鏡胴に於いて、 前記固定絞り片を前記固定筒の前面に設けて固定筒の前
    面から入射した撮影光のうち、露光範囲の外側の余分な
    撮影光の侵入を防止し、 該固定絞り片を通過した撮影光を反射させない位置に前
    記従動ピンとガイドバーとを設けると共に、ガイドバー
    の前端を固定絞り片に支持したことを特徴とする撮影レ
    ンズ鏡胴。
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