JP2713791B2 - ズームレンズ鏡胴 - Google Patents

ズームレンズ鏡胴

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JP2713791B2 JP2006928A JP692890A JP2713791B2 JP 2713791 B2 JP2713791 B2 JP 2713791B2 JP 2006928 A JP2006928 A JP 2006928A JP 692890 A JP692890 A JP 692890A JP 2713791 B2 JP2713791 B2 JP 2713791B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオカメラ等に適したズームレンズ鏡胴
に関する。
〔従来の技術〕
従来のビデオカメラで用いられるズームレンズ鏡胴で
は、一般に前玉フォーカシング方式を採用し、更にアイ
リスはズームレンズ群とマスタレーズ群との間で固定さ
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前玉フォーカシング方式を採用する
と、フォーカシングにより前玉が繰出されるので、広角
側で画角を大きくとろうとすれば前玉径が大きくなり重
くなる欠点がある。また、アイリスがズームレンズとマ
スターレンズとの間に固定配置されていると、高倍率を
得ようとすると、ズームレンズ鏡胴が大型になる欠点が
あった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、
小型で高倍率が得られるズームレンズ鏡胴を提案するこ
とを目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明は、前記目的を達成する為に、固定筒と、固定
筒の前部に設けられた第1固定レンズ群と、第1固定レ
ンズの後方で前後移動自在に固定筒内に設けられた第1
ズーム移動レンズ群と、第1ズーム移動レンズ群の後方
で固定筒に前後移動自在に設けられた第2ズーム移動レ
ンズ群と、第2ズーム移動レンズ群の前面に設けられ、
第2ズーム移動レンズ群と共に移動する絞り部材と、第
2ズーム移動レンズ群の後方で固定筒に移動自在に設け
られたフォーカス移動レンズ群と、フォーカス移動レン
ズ群の後方で固定筒の後部に設けられた第2固定レンズ
群と、から成ることを特徴とする。
〔作用〕
本発明では、絞り部材を第2ズーム移動レンズの前面
に設けて第2ズーム移動レンズと共に絞り部材を前後移
動させるようにしたので、小型で高倍率が得られる。ま
た、インナーフォーカス式にしてフォーカス移動レンズ
群をズームレンズ群と第2固定レンズ群との間に設けた
ので高倍率が得られる。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係るズームレンズ鏡胴
の好ましい実施例を詳説する。
第1図は本発明が適用されるズームレンズ鏡胴が示さ
れている。第1図に於いて固定筒10には前部から第1固
定レンズ群12、第1ズーム移動レンズ群14、第2ズーム
移動レンズ群16、フォーカス移動レンズ群18、第2固定
レンズ群20の5レンズ群が配置されている。また第2ズ
ーム移動レンズ群16の前部には絞り板17が設けられてい
る。
第1固定レンズ群12は固定筒10の前部にレンズ枠22を
介して固着されている。固定筒10の中央内部にはカム筒
24が回転自在に支持されており、このカム筒24はその後
端部に設けられたギア26を介して図示しないモータから
回転駆動力を与えられるようになっている。
第1ズーム移動レンズ群14は第1レンズ枠28に装着さ
れており、この第1レンズ枠28の上部からは従動ピン30
が突設され、この従動ピン30はカム筒24のカム溝32内に
嵌入されている。一方、第2ズーム移動レンズ群16は第
2レンズ枠34に装着されており、第2レンズ枠34の下部
からは従動ピン36が突設され、この従動ピン36はカム筒
24のカム溝38内に嵌入されている。
固定筒10の上部には固定筒10の軸方向に第1ガイドバ
ー40が設けられ、更に固定筒10の下部には第2ガイドバ
ー42が設けられている。第1ガイドバー40の前端部は固
定筒10の前面上部に設けられた支持片44の孔46に挿入さ
れて支持され、第1ガイドバー40の後端部は固定筒10の
段部に形成された孔48に挿入されて支持される。また、
第2ガイドバー42の前端部は固定筒10の前面下部に形成
された支持片50の孔52によって支持され、第2ガイドバ
ー42の後端部は個低筒10の後端部に形成された孔54によ
って支持される。固定筒10に形成されたガイドバー40、
42の支持片44、50は第2図に示すように固定筒10の上方
と下方に形成され、固定絞り片を形成するようになって
いる。これにより不要な光の浸入を防止し、ガイドバー
40、42、従動ピン30、36等のいわゆる光り物の反射を防
止するようになっている。
第3図では第1ズームレンズ枠28と第2ズームレンズ
枠34と第1、第2ガイドバー40、42との関係を示してい
る。即ち、第1レンズ枠28の上部に形成されたガイド孔
56には第1ガイドバー40が嵌入して前後方向にガイドさ
れ、第1レンズ枠26の下部に形成された振れ止め凹部58
には第2ガイドバー42が嵌入して第1ズームレンズ枠28
の振れ止めを行う。従って、この状態でカム筒24が回転
すると、第1ズームレンズ枠28はガイドバー40、42にガ
イドされながら前後移動することになる。一方第2ズー
ムレンズ枠34の下部にはガイド孔60が形成され、このガ
イド孔60には第2ガイドバー42が嵌入し、更に、第2ズ
ームレンズ枠34の上部には振れ止め用凹部62が形成さ
れ、この凹部62には第1ガイドバー40が嵌入している。
従ってこの状態でカム筒24が回転すると、第2ズームレ
ンズ枠34はガイドバー40、42にガイドなされながら前後
移動することになる。このように第1ガイドバー40は第
1ズームレンズ枠28のガイド孔56に嵌入して第1ズーム
レンズ枠28をガイドすると共に、第2ズームレンズ枠34
の凹部62に位置して第2ズームレンズ枠34の振れ止めを
成す。第2ガイドバー40は第2ズームレンズ枠34の孔60
をガイドすると共に、第1ズームレンズ枠28の振れ止め
を成すので、従来のズームレンズ鏡胴と比較し部品点
数、加工工数が減少する効果がある。
第1図に示すようにフォーカス移動レンズ群18はレン
ズ枠63に装着されており、このレンズ枠63の下部のガイ
ド孔64には第2ガイドバー42が嵌入されている。また、
フォーカスレンズ枠63の上部には凹部66が形成され、こ
の凹部66には第1ガイドバー40が嵌入し、レンズ枠63の
振れ止めを行う。このようにフォーカスレンズ枠63がズ
ームレズ系のガイドバー40、42を共用しているので、ズ
ームレンズ系とフォーカスレンズ系との光軸合わせ調整
が容易になると共に、部品点数が減少する効果がある。
次に、フォーカスレンズの駆動機構について説明す
る。第4図に示すように固定筒10に取付けられたフォー
カスモータ68の出力軸にはプーリ70が設けられ、プーリ
70にはベルト72が張設され、このベルト72はプーリ74を
回転させる。プーリ74にはねじ軸76が固着されており、
このねじ軸76にはナット部材78が螺合している。ナット
部材78は第5図、第6図に示すように一対の二又状の係
止部80が形成されている。一対の二又状の係止部80の間
にはそれぞれ長孔82、82が形成されると共に、係止片8
4、84が弾性変形可能なように形成されている。この二
又状係止部82は第5図、第6図で示すフォーカスレンズ
枠63と一体の連結片86が係合される。即ち、連結片86は
両側のピン88、88、球面コア90から形成されている。連
結片86の取付けはピン88、88を一対の二又状の係止部80
間の長孔82、82内に嵌入すると共に、球面コマ90を係止
片84、84間の溝の中に嵌入する。このように組立てられ
た連結構造が第5図に示されている。
このような連結構造に於いて、モータ68からの回転力
はねじ軸76に伝達され、これによりナット部材78が前後
移動する。ナット部材78が前後移動するとナット部材78
とフォーカスレズ枠63とは球面構造を介して連結されて
いる。従って、ねじ軸76とガイドバー40、42の平行度の
狂いをこの球面当接部で吸収することが出来、ナット部
材78の動きは阻害されない。
フォーカス移動レンズ18の後方には、第2固定レンズ
群20がレンズ枠79を介して固定筒10に固着されている。
第4図並びに第7図では、絞り板17の駆動機構が示さ
れている。即ち、アイリスメータ100の出力軸にはレバ
ー102が設けられ、レバー102の先端にはピン104が突設
されている。一方固定筒10には、軸106を介してレバー1
08が軸支され、レバー108の一端に形成された長孔110に
はレバー102のピン104が嵌入している。レバー108の他
端にはピン112が突設され、このピン112は絞り板17の回
動リング114に形成された長孔116に嵌入している。回動
リング114には公知の構造の複数の絞り羽根が軸支され
ている。
前記の如く構成された絞り板の駆動装置に於いて、周
囲の明るさに応じてアイリスメータ100のレバー102が回
動すると、レバー108が回動し、回動リング114を回動す
る。これにより図示しない絞り羽根が開閉動作し、絞り
開度を決定する。尚、絞り板17は、第2ズーム移動レン
ズ枠34と共に移動するが、ピン112は回動リング114の長
孔116内に嵌入されているので、レバー108と絞り板17と
の係合状態は維持される。絞り板17は、アイリスメータ
100のレバー102と直接結合しないでレバー108を介して
係合しているので、レバー102は小さく形成でき、その
分精度が向上する効果がある。
第1図に示すように固定筒10の後部にはローパスフイ
ルタ92が設けられ、更にローパスフイルタ92の後方には
CCD94が配置される。
前記の如く構成された本発明に係るレンズ鏡胴に於い
て、カム筒24が回転することによりズームレンズ群14、
16が第1図の一点鎖線で示すように移動し、ズーミング
を行う。
また、モータ68が回転駆動し、フォーカスレンズ63が
移動し、焦点調節を行う。
撮影画像光はローパスフィルタ92を通ってCCD94で撮
像されることになる。
〔発明の効果〕
本発明では、絞り部材を第2ズーム移動レンズの前面
に設けて第2ズーム移動レンズと共に絞り部材を前後移
動させるようにし、また、インナーフォーカス式にして
フォーカス移動レンズ群をズームレンズ群と第2固定レ
ンズ群との間に設けたので小型なズームレンズ鏡胴にも
かかわらず高倍率が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されるズームレンズ鏡胴の構造を
示す断面図、第2図は第1図上でII−II線に沿うズーム
レンズ鏡胴の前面の形状を示す断面図、第3図はズーム
レンズ枠とガイドバーとの関係を示す斜視図、第4図は
本発明に係るズームレンズ鏡胴内でのフォーカスレンズ
駆動機構を示す断面図、第5図は同じくフォーカスレン
ズ駆動機構を示す断面図で第4図とは異なった角度から
見た図面、第6図はフォーカスレンズの駆動機構の連結
部の構造を示す斜視図、第7図は絞り板の駆動機構を示
す説明図である。 10……固定筒、12……第1固定レンズ群、 14……第1ズーム移動レンズ群 16……第2ズーム移動レンズ群、 17……絞り板、 18……フォーカス移動レンズ群、 20……第2固定レンズ群。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定筒と、 固定筒の前部に設けられた第1固定レンズ群と、 第1固定レンズの後方で前後移動自在に固定筒内に設け
    られた第1ズーム移動レンズ群と、 第1ズーム移動レンズ群の後方で固定筒に前後移動自在
    に設けられた第2ズーム移動レンズ群と、 第2ズーム移動レンズ群の前面に設けられ、第2ズーム
    移動レンズ群と共に移動する絞り部材と、 第2ズーム移動レンズ群の後方で固定筒に移動自在に設
    けられたフォーカス移動レンズ群と、 フォーカス移動レンズ群の後方で固定筒の後部に設けら
    れた第2固定レンズ群と、 から成るズームレンズ鏡胴。
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JPS6435516A (en) * 1987-07-31 1989-02-06 Tetsuo Ishizuka Lens barrel for zoom lens

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