JP2829202B2 - 熱転写プリンタのモータ駆動装置 - Google Patents

熱転写プリンタのモータ駆動装置

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JP2829202B2 JP28120092A JP28120092A JP2829202B2 JP 2829202 B2 JP2829202 B2 JP 2829202B2 JP 28120092 A JP28120092 A JP 28120092A JP 28120092 A JP28120092 A JP 28120092A JP 2829202 B2 JP2829202 B2 JP 2829202B2
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昭紀 小林
健司 西宮
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、日本語ワードプロセ
ッサ等に搭載されている熱転写プリンタのモータ駆動装
置に関する。
【0002】日本語ワードプロセッサに搭載する熱転写
プリンタは、キャリッジを左右に移動させるXモータ
と、用紙を送るYモータ,ヘッドをアップ/ダウンする
モータより駆動しているが本件は、ヘッドアップ時に、
Yモータと、Xモータを同時に駆動する装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来の印刷方式において、印刷開始はキ
ャリッジリターンより始まりヘッドアップで終わるのが
一行の印刷動作で、これを繰り返してページの印刷をし
ている。
【0004】1.キャリッジリターンと用紙送りを同時
に行う 2.キャリッジリターン後半でヘッドダウンする 3.印字する(発熱体で印刷) 4.ヘッドアップする 5.1から4までの間、プリンタはインタラプトを用い
て動作しているが、インタラプト以外では平行して次の
行の印刷データを作成する。
【0005】このように、一行印刷では第4項のヘッド
アップ動作が終了動作となり、次行の印刷動作であるキ
ャリッジリターン動作と重ねられなかった。
【0006】つまり、従来では、一行印刷の動作とし
て、上記第4項のヘッドアップ動作が終了動作となる
が、第5項で次行の印刷データをセットするのに時間が
かかった場合、すなわち4項のヘッドアップ動作が終わ
っても次行の印刷データがセットされない場合は、時間
的に休止の状態が発生する。此の場合には、ヘッドアッ
プ動作を終了しないと、次行を印刷するためのキャリッ
ジリターン動作に移れず、ヘッドアップ動作とキャリッ
ジリターン動作を重ねられなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】日本語ワードプロセッ
サに搭載の熱転写プリンタで印刷する場合は、キャリッ
ジリターン(キャリッジモータ駆動)、ヘッドダウン
(ヘッドモータ駆動)、印字(発熱体通電と、キャリッ
ジモータ駆動)、ヘッドアップ(ヘッドモータ駆動)、
用紙送り(Yモータ駆動)の一連の動作にて、用紙に印
刷をする。
【0008】本発明では、この3個のモータを同時駆動
する印刷において、プリンタ駆動回路を用いて行うが、
ヘッドアップする際に次行をすぐに印刷できるかを判断
する手段を用いて、次行のデータをセットできない場合
(次行の展開が終了してない場合)は休止時間があるた
めヘッドアップのみとするが、次行のデータセットが終
了している場合には、ヘッドアップモータと、キャリッ
ジリターンモータと、用紙送りモータの3モータを重ね
て駆動する場合における制御装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明によれば、印字ヘッドを搭載するキャリッジを元の位
置に戻すために駆動するキャリッジモータと、前記印字
ヘッドを印字紙に接触させるヘッドダウン動作を行うヘ
ッドモータ、前記印字ヘッドの発熱体に通電しつつ、前
記キャリッジモータを駆動することで印字紙への所定の
1行の印字を実行する印字装置と、前記ヘッドモータを
駆動し、前記印字後前記印字ヘッドを前記印字紙から離
すヘッドアップ動作をする装置と、前記ヘッドアップ動
作の際、前記印字紙への次の行の印字が準備されている
かどうかを判断する判断装置と、前記判断装置により次
の行の印字が準備されていないと判断された場合は、前
記ヘッドアップ動作のみを実行し、前記判断装置により
次の行の印字が準備されていると判断された場合は、前
記ヘッドアップ動作を実行する装置と、前記キャリッジ
モータと、前記印字紙の送りモータを全て駆動させる駆
動装置とからなることを特徴とする熱転写プリンタのモ
ータ駆動装置である。
【0010】
【作用】この発明によれば、前記のキャリッジリターン
用紙送り動作、ヘッドダウン動作、印刷動作、ヘッドア
ップ動作の一連の印刷において、最後のヘッドアップ動
作をする場合に、次行のデータがセットされているかを
判断し、次行のデータがセットされている場合には、次
行を印刷するためのキャリッジリターン用紙送り動作
と、ヘッドアップ動作をかさねることが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。なお、この発明はこれによって限定される
ものではない。
【0012】図1は、この発明の実施例である熱転写プ
リンタの要部を示す図である。熱転写プリンタは、各駆
動部を制御する制御部(図2のマイコン1)を備えてい
る。図1において、印字ヘッド2を搭載したキャリッジ
3は2つのプーリ4,5に張架されたベルト6の一部に
固定されている。一方のプーリ4には、図2のキャリッ
ジ移動用モータの回転が伝達され、このプーリ4の回転
によりベルト6とともにキャリッジ3が移動する。
【0013】図2はこの発明のモータ駆動装置のシステ
ムブロック図である。
【0014】モータ駆動装置1にはマイクロコンピュー
タ(CPU)2′および各動作部を制御する駆動部が設
けられている。マイクロコンピュータ1のROM3′に
は各動作部の駆動部を制御するための制御プログラムが
記憶されている。CPU2′はROM3′に格納された
プログラムに従って各動作部、すなわち、入力部5′,
表示部6,発熱体通電回路7,プリンタ駆動回路14,
モータ駆動回路1〜3の8〜10および時間カウンタ1
1〜13を制御する。
【0015】この場合RAM4がワーキングエリアとし
て用いられる。入力部5はキーボードを制御する部分で
あり、キーボードからのキー入力信号が入力部を介して
CPU2に入力される。表示部6はCRTまたは液晶画
面等の表示画面を制御する部分であり、表示信号が表示
部を介してCRT,液晶画面等に伝達され、表示処理が
行われる。発熱体通電回路7には印字信号,印字データ
信号が送られ、サーマルヘッドが印字パターンに発熱さ
れる。また印字処理時にはプリンタ駆動回路14に対し
てプリンタ駆動信号が送られてモータが駆動され、サー
マルヘッドを支持するキャリッジの移動が行われる。
【0016】図3に、プリンタ駆動回路14を示す。本
回路は、プリンタの各モータを駆動する数個のモータ駆
動回路8〜10をもち、また各のモータ駆動回路は数個
のパルスバッファーと、パルスバッファーの値をロード
する1個のパルスカウンターと、パルスバッファーのう
ち2個以上がパルスカウンターにロードされた場合に発
生するインタラプト発生部と、モータの相を制御する相
制御シフトレジスターと、従来のラッチ方式と新規のバ
ッファ方式を切り替えるセレクターと、モータ出力部よ
り構成されている。
【0017】本回路は、プリンタのモータを非同期に駆
動する為の時間カウンター11〜13を持っている。
【0018】図4に、タイミングチャートを示す。本タ
イミングチャートは、キャリッジモータ(Xモータ)、
用紙送りモータ(Yモータ)、ヘッドアップダウンモー
タ(RIIモータ)の動作を示す。 図4の1では、一行の印字終了後に、次行の印字データ
の展開が終了している場合を示し、印字終了時に次行の
展開が終了しているかを判定することにより、次行の展
開が既に終了している場合は、連続して次行の印字が可
能なため、ヘッドアップ動作後半と、キャリッジ移動動
作と、用紙送り動作を重ねて駆動することが可能とな
る。(次行を連続して印字可能)図4の2では、印字終
了時で、次行の展開が終了していない場合には、休止時
間が入るため、続けて次行の印字を続行できず、まずヘ
ッドアップ動作を終了した後、次行の展開が終了するま
で待った後、次行を印字する動作に入り、キャリッジ移
動と用紙送り動作を行う(次行を連続して印字できな
い)。上記の図4の1と様に、印字終了時に次行のデー
タの展開が終了されているかを判断し、ヘッドアップ動
作と、キャリッジ移動と、用紙送り動作を重ねる。
【0019】図5に、印字動作のフローチャートを示
す。図5の動作は以下の通りである。
【0020】ステップS1 印字キーを押した後、実行
キーを押し、印刷を開始する。
【0021】ステップS2 一行目の印刷データをセッ
トする。
【0022】ステップS3 印刷を始める位置へ、キャ
リッジを移動させる。
【0023】ステップS4 キャリッジ移動後半でヘッ
ドダウンが可能な位置よりヘッドダウンを開始する。
【0024】ステップS5 ヘッドダウンが終了後、印
刷用ヘッドに通電しリボンで用紙に印刷し、一行分の印
刷を終了する。
【0025】ステップS6 全部の行の印刷が終了した
かを判断し、全部の行の印刷が終了した場合は、S11
に移り印刷を終了する。
【0026】全部の行の印刷が終了していない場合は、
S7に移る。
【0027】ステップS7 次行の印刷するデータの展
開が終了しているかを判断する。
【0028】終了の場合は、S8に移る。終了していな
い場合は、S9に移る。
【0029】ステップS8 次行の展開が終了している
場合は、連続して印刷が可能なため、ヘッドアップ動作
と、キャリッジ移動動作が同時に駆動できるため、バッ
ファ方式にてヘッドアップモータの駆動を開始する。ヘ
ッドアップ後半でヘッドが用紙から離れた時点より、キ
ャリッジモータと、用紙送りモータをバッファ方式にて
駆動し、3個のモータを同時に駆動する。次にS4の動
作に移る。
【0030】(3個のモータを、バッファ方式にて駆
動) ステップS9 次行の展開が終了していない場合は、連
続して印刷ができないため、ラッチ方式にてヘッドアッ
プモータのみを駆動する。
【0031】ステップS10 ヘッドアップが終了後、次
行のデータの展開が終了したかを確認後、次行の印刷に
移り、バッファ方式にて、キャリッジモータと用紙送り
モータを同時に駆動し、次行の印刷を開始する。次にS
4の動作に移る。
【0032】以上のように、一行分の印刷が終了時に、
次行の印刷データの展開が終了したかを判断することに
より、ヘッドアップ時に他のモータと同時駆動が可能と
なり、印刷の高速化が実現できる。
【0033】
【発明の効果】本発明では、前記のキャリッジリターン
用紙送り動作、ヘッドダウン動作、印刷動作、ヘッドア
ップ動作の一連の印刷において、最後のヘッドアップ動
作をする場合に、次行のデータがセットされているかを
判断し、次行のデータがセットされている場合には、次
行を印刷するためのキャリッジリターン用紙送り動作
と、ヘッドアップ動作をかさねることが可能となり、3
つのモータを同時に駆動することで、印刷の高速化が図
れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の熱転写プリンタの構造を示す斜視図
である。
【図2】この発明の熱転写プリンタの回路構成を示すブ
ロック図である。
【図3】この発明の熱転写プリンタのプリンタ駆動回路
の構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の熱転写プリンタの各モータが駆動さ
れるタイミングを表すタイミングチャートである。
【図5】この発明の熱転写プリンタの印字動作を表すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 制御部(マイコン) 2 印字ヘッド 3 キャリッジ 4 プーリ 5 プーリ 7 発熱体通電回路 8 モータ駆動回路1 9 モータ駆動回路2 10 モータ駆動回路3 14 プリンタ駆動回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 25/304 - 25/316 B41J 19/00 B41J 5/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドを搭載するキャリッジを元の
    位置に戻すために駆動するキャリッジモータと、 前記印字ヘッドを印字紙に接触させるヘッドダウン動作
    を行うヘッドモータ、 前記印字ヘッドの発熱体に通電しつつ、前記キャリッジ
    モータを駆動することで印字紙への所定の1行の印字を
    実行する印字装置と、 前記ヘッドモータを駆動し、前記印字後前記印字ヘッド
    を前記印字紙から離すヘッドアップ動作をする装置と、 前記ヘッドアップ動作の際、前記印字紙への次の行の印
    字が準備されているかどうかを判断する判断装置と、 前記判断装置により次の行の印字が準備されていないと
    判断された場合は、前記ヘッドアップ動作のみを実行
    し、前記判断装置により次の行の印字が準備されている
    と判断された場合は、前記ヘッドアップ動作を実行する
    装置と、前記キャリッジモータと、前記印字紙の送りモ
    ータを全て駆動させる駆動装置とからなることを特徴と
    する熱転写プリンタのモータ駆動装置。
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