JP2829047B2 - 圧力情報処理における閾値設定方法 - Google Patents

圧力情報処理における閾値設定方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は空気圧機器等に供される制御用信号を導出す
べく、圧力流体の圧力変化カーブに対する複数の閾値の
設定が好適に行われる圧力情報処理における閾値設定方
法に関する。
[従来の技術] 従来、空気圧機器等には負圧/正圧用の圧力スイッチ
が多用されている。
ここで圧力/電気変換による負圧用の圧力スイッチの
一例を説明する。当該負圧用の圧力スイッチは圧力空
気、流体路および空気圧機器等からなる負圧(真空)シ
ステム、すなわち、作業対象部材(ワーク)の搬送に係
る吸着、非吸着の確認等に採用される。
当該圧力スイッチには拡散型半導体センサ、比較器、
可変抵抗器、出力回路(パルス信号生成)等からなる圧
力スイッチ信号創出回路が設けられており、ワークの吸
着、非吸着(真空破壊)に伴う圧力値変化(第3図中、
図示されるM)に係る応差を有する閾値に対応した出力
信号S1が送出される。なお、応差はチャッタリング阻止
のために設けられている。
ここで第3図に示される出力信号S1の前縁に対応する
閾値PH1の設定は、拡散型半導体センサからの出力信号
が比較器に供給されるとともに、可変抵抗器により設定
された基準値との比較において決定される。
そして、出力信号S1は、例えば、FA用のコンピュータ
等に連動するシーケンスコントローラに供給されて、各
種の制御駆動手段等に供される。
[発明が解決しようとする課題] 然しながら、上記の従来の技術において、圧力スイッ
チには、通常、真空度表示手段が配設されておらず、こ
のため、上記閾値PH1等を定める際に、吸着、非吸着の
反復動作を行い、ここで閾値PH1を決定すべく可変抵抗
器等での設定調整が行われる。従って、空気圧機器等に
多数の圧力スイッチが配置される際には、夫々空気圧機
器等の駆動、並びに比較的手間を伴う設定調整が必要と
なり、さらにその間に誤差を生起し、すなわち、定量的
な設定に困難を伴う欠点を有していた。
本発明は上記の点に鑑みてなされ、空気圧制御機器等
に供される複数の制御信号の創出のための複数の閾値の
設定が比較的簡単な方法において可能となる圧力情報処
理における閾値設定方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記の課題を解決するために、本発明の圧力情報処理
における閾値設定方法は、 圧力検知素子から導出される圧力流体に係る最大圧力
値を求め、前記最大圧力値に対する所定の割合からなり
応差を有する閾値を設定することを特徴とする。
また、本発明は、圧力検出素子から導出される圧力流
体に係る最大圧力値を求め、前記最大圧力値に対する所
定の割合からなり応差を有する制御信号創出用の閾値を
設定するとともに、前記最大圧力値に対する所定の割合
からなる故障予知判定用の閾値を設定することを特徴と
する。
[作用] 上記の構成においては、応差を有する閾値が容易に設
定され、これにより複数の装置にあって、上記閾値の設
定が定量的に行われる。
[実施例] 次に、本発明に係る圧力情報処理における閾値設定方
法の一実施例を添付図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
第1図は実施例の説明に供される図であり、第2図は
実施例が適用される圧力情報処理装置の全体構成図を示
す。
先ず、第2図に示される圧力情報処理装置を説明す
る。
第2図中、参照符号Wはワーク、12は真空システムに
係る搬送手段に配設されたワーク吸着盤である。
さらに圧力空気Apの値(負圧)に係る検知信号を送出
する半導体センサ16、定電流回路18、増幅器20を有して
いる。そして増幅器20から導出された信号、すなわち、
圧力空気Apの値(負圧)に対応したアナログ信号をデジ
タル検知信号S2に変換するA/D変換器22と、ワンチップ
マイクロコンピュータ等のコントローラ30とを備え、当
該コントローラ30には、CPU30a、プログラムを備えたRO
M30b、I/O30c等を有するとともに、後記される設定値ア
ップ/ダウン用のスイッチSW1、SW2と、変更された値の
セット用のスイッチSW3、設定値に係るリセット用のス
イッチSW4が接続されている。
さらに後記される情報を記憶せしめ、且つ電源断にお
いて情報が保持されるEE(E2)PROM32と、後記される設
定値および情報の可視的表示を行うためのLCDドライバ3
4、LCD38が接続されている。
斯かる構成において、圧力情報処理に係る閾値の設定
が行われる際には、先ず、動作開始指令信号C1が供給さ
れるとともに、搬送手段の稼働に伴い、ワーク吸着盤12
にワークWの吸着、次いで非吸着(真空破壊、離脱)が
行われる。
これにより半導体センサ16に印加される圧力(負圧)
は第1図に示される圧力変化P01、P02、P03…P0N+1の状
態となる。この場合、図から容易に理解されるように、
例えば、フィルタの目詰まり等の理由により、経時的に
最大圧力値(真空度)が低下する。ここで半導体センサ
16から圧力変化P01乃至P0N+1に対応して導出される信号
は増幅器20とA/D変換器22を介してデジタル検知信号S2
に変換され、コントローラ30に入力される。
当該コントローラ30では先ず、前記圧力変化P01の最
大値(Pma)がEE(E2)PROM32の第1のアドレスを指定
して記憶される。
この後、スイッチSW3がONされて、最大値(Pma)に対
する所定の割合、例えば、70%および65%が設定され、
所定の応差Aだけ離間した圧力値を有する閾値PH1a、PH
1bの値が演算されてEE(E2)PROM32に記憶される。この
場合、コントローラ30のCPU30aはEE(E2)PROM32の第2
のアドレスを指定し、閾値PH1aとして前記最大値
(Pma)の70%の圧力値を演算して記憶する。次いでEE
(E2)PROM32の第3のアドレスを指定し、閾値PH1bとし
て前記最大値(Pma)の65%の圧力値を演算して記憶す
る。
ここで前記閾値PH1a、PH1bに対応して、圧力変化P01
乃至P0N+1に伴う連続した圧力スイッチ信号S6が導出さ
れる。当該圧力スイッチ信号S6は各種の制御駆動手段
等、例えば、搬送装置のフルクローズド制御、FMS、CIM
等の情報処理に供される。
次いで、最大値(Pma)に対する所定の割合、例え
ば、80%が設定された後、コントローラ30のCPU30aはEE
(E2)PROM32の第4のアドレスを指定し、故障予知判定
圧力値に対応する閾値Phとして前記最大値(Pma)の80
%の圧力値を演算して記憶する。
当該閾値Phは正常な最大圧力値、すなわち、圧力変化
P01の最大値(Pma、最大真空度)から、20%の低下点で
あり、当該閾値Ph以下において異常の圧力状態とされ
る。
そして、前記圧力変化P01乃至P0N+1において、前記故
障予知判定真空度である閾値Ph以下の異常とされる圧力
の変化、すなわち、前記圧力変化P02乃至P0N+1(信号と
してのデジタル検知信号S2)が6回累積記憶され、且つ
予めスイッチSW1、SW2並びにSW3により設定された6回
の異常回数設定値との一致において故障予知信号S4が連
続して導出される。
この場合の故障予知信号S4の導出等に係る処理はコン
トローラ30のプログラムの遂行により行われ、且つ情報
はEE(E2)PROM32に記憶されて、電源断の後の再動作時
に前記の動作状態に基づく故障予知信号S4が導出され
て、前記情報の再現が行われる。
このようにして、圧力変化P01の最大値(Pma)に対す
る閾値PH1a、PH1bおよびPhが自動的、且つ正確に設定さ
れる。
なお、前記の閾値PH1a、PH1bおよびPhの値である70
%、65%、80%は変更が可能である。この場合、リセッ
ト用のスイッチSW4のONにおいてクリヤされ、続いて、
アップ/ダウン用のスイッチSW1、SW2のONにおいて、例
えば、5%ステップによる数値の変更が行われた後、ス
イッチSW3による設定が行われる。
[発明の効果] 以上の説明のように、本発明に係る圧力情報処理にお
ける閾値設定方法によれば、空気圧制御機器等に供され
る制御信号の創出のための閾値の設定を比較的簡単に行
うことが可能となる。従って、設定調整が容易となり、
また、複数の装置において閾値を定量的に設定すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の圧力情報処理における閾値設定方法の
説明に供される図、 第2図は本発明の圧力情報処理における閾値設定方法が
適用される圧力情報処理装置の全体構成図、 第3図は従来の技術の動作説明に供される図である。 16……半導体センサ、22……A/D変換器 30……コントローラ 32……EE(E2)PROM、38……LCD PH1a、PH1b、Ph……閾値 Pma……最大値 S2……デジタル検知信号 S4……故障予知信号 S6……圧力スイッチ信号 SW1〜SW4……スイッチ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力検知素子から導出される圧力流体に係
    る最大圧力値を求め、前記最大圧力値に対する所定の割
    合からなり応差を有する閾値を設定することを特徴とす
    る圧力情報処理における閾値設定方法。
  2. 【請求項2】圧力検出素子から導出される圧力流体に係
    る最大圧力値を求め、前記最大圧力値に対する所定の割
    合からなり応差を有する制御信号創出用の閾値を設定す
    るとともに、前記最大圧力値に対する所定の割合からな
    る故障予知判定用の閾値を設定することを特徴とする圧
    力情報処理における閾値設定方法。
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KR1019900013142A KR940002886B1 (ko) 1989-08-24 1990-08-24 유압 시스템에서 예상되는 고장을 검출하는 방법 및 장치

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