JP2828635B2 - 色調整装置 - Google Patents

色調整装置

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JP2828635B2
JP2828635B2 JP63190898A JP19089888A JP2828635B2 JP 2828635 B2 JP2828635 B2 JP 2828635B2 JP 63190898 A JP63190898 A JP 63190898A JP 19089888 A JP19089888 A JP 19089888A JP 2828635 B2 JP2828635 B2 JP 2828635B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラー画像記録等のために、被再現色レッ
ド,グリーンおよびブルーの分光濃度Dr,DgおよびDbを
表す分光濃度信号より、再現色シアン,マゼンタ,イエ
ロおよびブラックの再現濃度Dc,Dm,DyおよびDbkを表す
再現濃度信号を生成する色調整装置に関する。
従来技術 例えば、原画像の光学的な読み取り等により得た、レ
ッド,グリーンおよびブルーの読み取り濃度(被再現色
の濃度)を、それぞれシアン,マゼンタおよびイエロの
記録濃度(再現濃度)に読み換え、各記録色の発色剤
(例えばトナー)による重ね合わせ記録を行なうとカラ
ー画像が再現できる。この場合、各記録色が等しく重な
る部分はブラックとなるので、その部分をブラックの発
色剤に置換することにより、各色の発色剤の消費量を低
くすることができる。
つまり、原理的には、レッド,グリーンおよびブルー
の読み取り濃度にそれぞれ対応付けてシアン,マゼンタ
およびイエロの重ね合せ記録を行ない、その際、各記録
色が等しく重なる部分をブラックに置換することによ
り、原画像が正しく再現できることになる。
ところが、色分解による分光特性や各発色剤の発色特
性等が理想値と異なり、また、発色剤の透光特性等によ
り、重ね合わせ時に濃度相加則が理論どおりに成立しな
いため、記録画像の濃度不足等を生じ、高品質な画像が
得られないという欠点があった。
このため、レッド,グリーンおよびブルーの読み取り
濃度にある種の処理を施して、シアン,マゼンタおよび
イエロの記録濃度を求める種々の色補正処理が提案され
ている。
その1つに、画像電子学会誌(16−6,1987)に「熱昇
華型プリンタにおける色再現系の構成」と題して次のよ
うな技術が紹介されている。
すなわち、レッド,グリーンおよびブルーの読み取り
濃度をそれぞれDr,DgおよびDbとし、これらにより求め
たブラックの記録濃度をDbkとするとき、ブラックの記
録濃度Dbkの関数として表した係数を用いた、 Dr″=Dr−Dbk, Dr″=Dg−Dbk, Db″=Db−Dbk, なる残濃度Dr″,Dg″,Db″と、補正後の読取濃度Dr′,D
g′,Db′でなる2次方程式を解くことにより各読取濃度
の補正を行なっている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、この補正を実現するためには、各係数
をDbkの関数として算出し、かつ、2次方程式を解く必
要があるので、回路構成が複雑となるという欠点があ
る。
本発明は、精度の高い色補正を簡単な回路構成で実現
することを目的とし、例えば、ブラックトナーと、シア
ン,マゼンタおよびイエロトナーとの間の濃度相加則の
不成立を補正する色調整装置を提供して、記録画像の濃
度不足がなく、高品質な画像を得るカラー画像記録装置
の実現に資することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達するため、本発明の、被再現色レッド,
グリーンおよびブルーの分光濃度Dr,DgおよびDbを表す
分光濃度信号を入力して、再現色シアン,マゼンタ,イ
エロおよびブラックの再現濃度Dc,Dm,DyおよびDbkを表
す再現濃度信号を生成する色調整装置においては: 前記分光濃度信号が表す各分光濃度Dr,DgおよびDbに
基づいて、再現色ブラックの再現濃度Dbkを表すブラッ
ク再現濃度信号を生成する第1再現濃度信号発生手段(1
22); 前記ブラック再現濃度信号が表す再現濃度Dbkを、前
記分光濃度信号が表す各分光濃度Dr,DgおよびDbから減
じた残濃度Dr″,Dg″およびDb″を求め、該残濃度を表
す該残濃度信号を生成する残濃度信号生成手段(126); 前記ブラック再現濃度信号が表す再現濃度Dbkに対応
する、残濃度Dr″,Dg″およびDb″対補正分光濃度Dr′,
Dg′およびDb′の関係を規定する係数aを、予め定めら
れた再現濃度Dbk対係数aの関係(6式/7式)に従って
求め、該係数aを表す係数信号を生成する係数信号生成
手段(125); 前記残濃度信号が表す残濃度Dr″,Dg″およびDb″
と、前記係数信号が表す係数aとに対応する、補正分光
濃度Dr′,Dg′およびDb′を、予め定められた、係数a
および残濃度対補正分光濃度の関係(5式)に従って求
め、該補正分光濃度Dr′,Dg′およびDb′を表す補正分
光濃度信号を生成する補正分光濃度信号生成手段(12
7);および、 前記補正分光濃度信号が表す各補正分光濃度Dr′,D
g′およびDb′に対応する、再現色シアン,マゼンタ,
イエロの再現濃度Dc,DmおよびDyを、予め定められた補
正分光濃度対再現色再現濃度の関係(2式)に従って求
め、該再現濃度Dc,DmおよびDyを表す再現濃度信号を生
成する第2再現濃度信号発生手段(124); を備える。
なお、理解を容易にするためにカッコ内には、図面に
示し後述する実施例の対応要素の記号又は対応事項を、
参考までに付記した。
作用 これによれば、補正分光濃度Dr′,Dg′およびDb′
が、係数aと残濃度Dr″,Dg″およびDb″とにより順を
追って求まるので、残濃度Dr″,Dg″Db″と、補正後の
読取濃度Dr′,Dg′Db′でなる2次方程式を解くような
煩雑な処理が不要となる。したがって、演算結果を係数
a,残濃度Dr″,Dg″およびDb″とに対応付けて記憶して
おくメモリ、あるいは、その演算を行なう演算回路を用
いれば、精度の高い色補正を簡単な回路構成で実現する
ことができる。
なお、本発明の好ましい実施例においては、ブラック
の再現濃度Dbkに応じた係数aは、α1を定数とすると
き、 a=1+α1・Dbk なる式で示される演算により、あるいは、α1およびα2
を定数とするとき、 a=1+α1・Dbk+α2・Dbk2 なる式で示される演算により求めるものとする。
本発明の他の目的および特徴は、以下の図面を参照し
た実施例説明より明らかになろう。
実施例 第2図に本発明を実施する一形式のデジタル複写機の
機構部の構成概要を示し、第7図に第2図の複写機の電
装部の概要を示す。
まず第2図を参照すると、原稿1はプラテン(コンタ
クトガラス)2の上に置かれ、原稿照明用蛍光灯31,32
により照明され、その反射光が移動可能な第1ミラー
41,第2ミラー42及び第3ミラー43で反射され、結像レ
ンズ5を経て、ダイクロイックプリズム6に入り、ここ
で3つの波長の光、レッド(R),グリーン(G)及び
ブルー(B)に分光される。分光された光は、固体撮像
素子であるCCD7r,7g及び7bにそれぞれ入射する。即ち、
レッド光はCCD7rに、グリーン光はCCD7gに、またブルー
光はCCD7bにそれぞれ入射する。
蛍光灯31,32と第1ミラー41が第1キャリッジ8に搭載
され、第2ミラー42と第3ミラー43が第2キャリッジ9
に搭載され、第2キャリッジ9が第1キャリッジ8の1/
2の速度で移動することによって、原稿1からCCDまでの
光路長が一定に保たれ、原画像読み取り時には第1およ
び第2キャリッジが右から左へ走査される。キャリッジ
駆動モータ10の軸に固着されたキャリッジ駆動プーリ11
に巻き付けられたキャリッジ駆動ワイヤ12に第1キャリ
ッジ8が結合され、第2キャリッジ9上の図示しない動
滑車にワイヤ12が巻き付けられている。これにより、モ
ータ10の正,逆転により、第1キャリッジ8と第2キャ
リッジが往動(原画像読み取り走査),復動(リター
ン)し、第2キャリッジ9が第1キャリッジ8の1/2の
速度で移動する。
第1キャリッジ8が第2図に示すホームポジションに
あるとき、第1キャリッジ8が反射形のフオトセンサで
あるホームポジションセンサ39で検出される。この検出
態様を第3図に示す。第1キャリッジ8が露光走査で右
方に駆動されてホームポジションから外れると、センサ
39は非受光(キャリッジ非検出)となり、第1キャリッ
ジ8がリターンでホームポジションに戻ると、センサ39
は受光(キャリッジ検出)となり、非受光から受光に変
わったときにキャリッジ8が停止される。
ここで第7図を参照すると、CCD7r,7g,7bの出力は、
アナログ/デジタル変換されて画像処理ユニット100で
必要な処理を施こされて、記録色情報であるブラック
(BK),イエロー(Y),マゼンタ(M)およびシアン
(C)それぞれの記録付勢用の2値化信号に変換され
る。2値化信号のそれぞれは、レーザドライバ110bk,11
0y,110mおよび110cに入力され、各レーザドライバが半
導体レーザ43bk,43y,43mおよび43cを付勢することによ
り、記録色信号(2値化信号)で変調されたレーザ光を
出射する。
再度第2図を参照する。出射されたレーザ光は、それ
ぞれ、回転多面鏡13bk,13y,13mおよび13cで反射され、
f−θレンズ14bk,14y,14mおよび14cを経て、第4ミラ
ー15bk,15y,15mおよび15cと第5ミラー16bk,16y,16mお
よび16cで反射され、多面鏡面倒れ補正シリンドリカル
レンズ17bk,17y,17mおよび17cを経て、感光体ドラム18b
k,18y,18mおよび18cに結像照射する。
回転多面鏡13bk,13y,13mおよび13cは、多面鏡駆動モ
ータ41bk,41y,41mおよび41cの回転軸に固着されてお
り、各モータは一定速度で回転し多面鏡を一定速度で回
転駆動する。多面鏡の回転により、前述のレーザ光は、
感光体ドラムの回転方向(時計方向)と垂直な方向、す
なわちドラム軸に沿う方向に走査される。
シアン色記録装置のレーザ走査系を詳細に第4図に示
す。43cが半導体レーザである。感光体ドラム18cの軸に
沿う方向のレーザ走査(2点鎖線)の一端部においてレ
ーザ光を受光する関係に光電変換素子でなるセンサ44c
が配設されており、このセンサ44cがレーザ光を検出し
検出から非検出に変化した時点をもって1ライン走査の
始点を検出している。すなわちセンサ44cのレーザ光検
出信号(パルス)がレーザ走査のライン同期パルスとし
て処理される。マゼンタ記録装置,イエロー記録装置お
よびブラック記録装置の構成も第4図に示すシアン記録
装置の構成と全く同じである。
また第2図を参照すると、感光体ドラムの表面は、図
示しない負電圧の高圧発生装置に接続されたチャージス
コロトロン19bk,19y,19mおよび19cにより一様に帯電さ
せられる。記録信号によって変調されたレーザ光が一様
に帯電された感光体表面に照射されると、光導電現象で
感光体表面の電荷がドラム本体の機器アースに流れて消
滅する。ここで、原稿濃度の濃い部分はレーザを点灯さ
せないようにし、原稿濃度の淡い部分はレーザを点灯さ
せる。これにより感光体ドラム18bk,18y,18mおよび18c
の表面の、原稿濃度の濃い部分に対応する部分は−800V
の電位に、原稿濃度の淡い部分に対応する部分は−100V
程度になり、原稿の濃淡に対応して、静電潜像が形成さ
れる。この静電潜像をそれぞれ、ブラック現像ユニット
20bk,イエロー現像ユニット20y,マゼンタ現像ユニット2
0mおよびシアン現像ユニット20cによって現像し、感光
体ドラム18bk,18y,18mおよび18cの表面にそれぞれブラ
ック,イエロー,マゼンタおよびシアントナー画像を形
成する。
尚、現像ユニット内のトナーは攪拌により正に帯電さ
れ、現像ユニットは、図示しない現像バイアス発生器に
より−200V程度のバイアスされ、感光体の表面電位が現
像バイアス以上の場所に付着し、原稿に対応したトナー
像が形成される。
一方、転写紙カセット22に収納された記録紙が送り出
しローラ23の給紙動作により繰り出されて、レジストロ
ーラ24で、所定のタイミングで転写ベルト25に送られ
る。転写ベルト25に載せられた記録紙は、転写ベルト25
の移動により感光体ドラム18bk,18y,18mおよび18cの下
部を順次に通過し、各感光体ドラム18bk,18y,18mおよび
18cを通過する間、転写ベルトの下部で転写用コロトロ
ンの作用により、ブラック,イエロー,マゼンタおよび
シアンの各トナー像が記録紙上に順次転写される。転写
された記録紙は次に熱定着ユニット36に送られそこでト
ナーが記録紙に固着され、記録紙はトレイ37に排出され
る。
一方、転写後の感光体面の残留トナーは、クリーナユ
ニット21bk,21y,21mおよび21cで除去される。
ブラックトナーを収集するクリーナユニット21bkとブ
ラック現像ユニット20bkはトナー回収パイプ42で結ば
れ、クリーナユニット21bkで収集したブラックトナーを
現像ユニット20bkに回収するようにしている。尚、クリ
ーナユニット21y,21mおよび21cで集収したイエロー,マ
ゼンタおよびシアントナーには、記録紙より各感光体ド
ラムへの逆転写するなどにより、それらのユニットの前
段の異色現像器のトナーが入り混っているので、再使用
のための回収はしない。
なお、各現像ユニットは、それぞれトナー濃度センサ
45bk,45y,45m,45cを備えており、各現像ユニットのトナ
ー濃度に応じた信号が、図示しないトナー濃度制御ユニ
ットに出力される。トナー濃度制御ユニットは、トナー
画像形成のために消費されたトナーを補給し、各現像ユ
ニットのトナー濃度を一定に保つために、各トナー濃度
センサの出力に応じて各現像ユニットに設けられた図示
しないトナー補給モータを駆動するためのトナー補給信
号をそれぞれ独立に出力する。各トナー補給モータの回
転軸には、トナー補給ローラ46bk,46y,46m及び46cがそ
れぞれ固着されており、トナー補給信号に応じて各トナ
ー補給ローラがそれぞれ従動し各現像ユニットにトナー
が補給される。
記録紙を感光体ドラム18bkから18cの方向に送る転写
ベルト25は、アイドルローラ26,駆動ローラ27,アイドル
ローラ28およびアイドルローラ30に張架されており、駆
動ローラ27で反時計方向に回転駆動される。駆動ローラ
27は、軸32に枢着されたレバー31の左端に枢着されてい
る。レバー31の右端には図示しない黒モード設定ソレノ
イドのプランジャ35が枢着されている。プランジャ35と
軸32の間に圧縮コイルスプリング34が配設されており、
このスプリング34がレバー31に時計方向の回転力を与え
ている。
黒モード設定ソレノイドが非通電(カラーモード)で
あると、第1図に示すように記録紙を載せる転写ベルト
25は感光体ドラム44bk,44y,44mおよび44cに接触してい
る。この状態で転写ベルト25に記録紙を載せて全ドラム
にトナー像を形成すると記録紙の移動に伴って記録紙上
に各像のトナー像が転写する(カラーモード)。黒モー
ド設定ソレノイドが通電される(黒モード)と、圧縮コ
イルスプリング34の反発力に抗してレバー31が反時計方
向に回転し、駆動ローラが5mm降下し、転写ベルト25
は、感光体ドラム44y,44mおよび44cより離れ、感光体ド
ラム44bkには接触したままとなる。この状態では、転写
ベルト25上の記録紙は感光体ドラム44bkに接触するのみ
であるので、記録紙にはブラックトナー像のみが転写さ
れる(黒モード)。記録紙は感光体ドラム44y,44mおよ
び44cに接触しないので、記録紙には感光体ドラム44y,4
4mおよび44cの付着トナー(残留トナー)が付かず、イ
エロー,マゼンタ,シアン等の汚れが全く現われない。
すなわち黒モードでの複写では、通常の単色黒複写機と
同様なコピーが得られる。
第5図に、第2図の装置に備わったコンソールボード
300の外観を示す。第5図を参照すると、このコンソー
ルボード300には、コピースタートキー301,テンキー30
2,クリア・ストップキー303,割込みキー304,セット枚数
表示器305,コピー枚数表示器306及びタッチパネルディ
スプレイ307が備わっている。タッチパネルディスプレ
イ307は、表示器の表示面上に透明な接触検出スイッチ
を多数配列したパネルを設けたものであり、表示部と入
力部とが一体になっている。具体的には、各種動作モー
ドの選択及びそれに伴なう入力ガイダンスの表示ならび
に選択された動作モードの表示が、タッチパネルディス
プレイにより行なわれる。
次に第6図に示すタイムチャートを参照して、複写機
構主要部の動作タイミングを説明する。第6図は2枚の
同一フルカラーコピーを作成するときのものである。第
1キャリッジ8の露光走査が開始されると、まず第2図
に示す黒色濃度基準板47及び白色濃度基準板48が読み取
られ、その読取り濃度により、シェーディング補正が実
施される。次に、原稿載置部の走査の開始とほぼ同じタ
イミングでレーザ43bkの、記録信号に基づいた変調付勢
が開始され、レーザ43y,43mおよび43cはそれぞれ、感光
体ドラム44bkから44y,44mおよび44cの距離分の、転写ベ
ルト25の移動時間Ty,TmおよびTcだけ遅れて変調付勢が
開始される。転写用コロトロン29bk,29y,29mおよび29c
はそれぞれ、レーザ43bk,43y,43mおよび43cの変調付勢
開始から所定時間(感光体ドラム上の、レーザ照射位置
の部位が転写用コロトロンまで達する時間)の遅れの後
に付勢される。
次に第7図を参照する。
101は読取処理ユニットであり、原稿画像の読取りを
行なう。CCD 7r,7g,7bの出力信号はA/D変換器102r,102g
及び102bによって各々10ビットのデジタル信号に変換さ
れ、シェーディング補正回路103に入力される。シェー
ディング補正回路103は、CCD読取光学系の照度むら、各
CCD内部の受光素子群の感度のばらつき及び暗電流に対
する補正を施こして、各10ビットの読取色階調信号R,G,
Bを出力する。
画像処理ユニット100は、γ補正回路104,色補正回路1
05,変倍処理回路106及びディザ処理回路107を備えてい
る。γ補正回路104は、入力される読取色階調信号R,G,B
に対して対数変換を行なうとともに、コンソール300か
らの指示に応じて階調特性を補正し、各8ビットの、R,
G及びBの読取色濃度信号Dr,Dg及びDbを出力する。
色補正回路105は、マスキング処理を行ない、R,G及び
Bの入力信号Dr,Dg及びDbを、C(シアン),M(マゼン
タ),Y(イエロー)及びBK(ブラック)の記録色対応の
信号(各トナーの記録濃度に対応)Dc,Dm,Cy及びDbkに
変換する。この変換において、この装置自体の記録特性
の理想特性からのずれを補正するための基本的な色補
正、及びコンソールボード300からの指示に基づく任意
の色補正が行なわれる。
色補正回路105から出力される各8ビットの記録色濃
度信号Dc,Dm,Dy及びDbkは、変倍処理回路106に印加され
る。変倍処理回路106は、コンソールボード300からの指
示に応じて、主走査方向(第1キャリッジ8の移動方向
と垂直な方向)の変倍処理を各色の信号に対して行な
い、各8ビットの記録色濃度信号Dc′,Dm′,Dy′及びDb
k′を出力する。なお、副走査方向(第1キャリッジ8
の移動方向)の変倍は、第1キャリッジ8の移動速度を
変更することにより行なわれる。
変倍処理回路106から出力される信号は、ディザ処理
回路107に印加される。ディザ処理回路107は、記録濃度
信号Dc′,Dm′,Dy′及びDbk′をディザ処理し、各3ビ
ットの記録色階調信号C,M,Y及びBKを出力する。なおこ
のディザ処理において、記録系の階調上の非線形特性の
補正も行なわれる。
画像記録ユニット108は、画像処理ユニット100が出力
する記録色階調信号C,M,Y及びBKに応じて、半導体レー
ザ43c,43m,43y及び43bkを付勢する。なお、BKの信号は
そのままレーザドライバ110bkに与えるが、他色の信号
Y,M及びCは、それぞれ、バッファメモリ109y,109m及び
109cに保持した後、第6図に示す遅れ時間Ty,Tm及びTc
の後に読み出して、レーザドライバ110y,110m及び110c
に与える。
同期制御ユニット111は、読取処理ユニット101,画像
処理ユニット100及び画像記録ユニット108相互の、なら
びに各ユニット内の各要素間の信号授受のタイミングの
整合を行なう。
システム制御ユニット112は、CPU113,ROM114,RAM115,
I/Oポート116,117,118,119及び120を備えるマイクロコ
ンピュータシステムであって、この複写機全体の制御を
行なう。また、システム制御ユニット112は、コンソー
ルボード300の表示制御及びキー入力操作検出の処理を
行ない、キー入力に応じて所定の動作を行なう。
第1図に、第7図の色補正回路105の構成を具体的に
示す。第1図を参照すると、色補正回路105には、色相
領域判定回路121,墨抽出回路122,墨除去回路123及びマ
スキング回路124が備わっている。
色相領域判定回路121は、入力される読取色濃度信号D
r,Dg,Dbの示す色相が予め定めた複数領域のいずれに属
するかを識別する回路であり、識別の結果は3ビットの
色相識別信号Sareaとして出力される。
墨抽出回路122は、入力される読取色濃度信号Dr,Dg,D
bから、ブラックトナー成分の記録濃度を定める信号Dbk
を生成する。墨抽出回路122の処理の内容は、基本的に
は次の第(1)式で表わされ、更に墨抽出の処理モード
(フルブラック,スケルトンブラックなど)やUCR率に
応じた処理が加わる。
Dbk=BKr・Dr+BKg・Dg+BKb・Db ・・・(1) 第(1)式におけるBKr,BKg,BKbは、定数であり、色
相識別信号Sareaの状態に応じて自動的に切換えられ
る。
墨除去回路123は、墨抽出回路122が出力する記録色濃
度信号Dbkに基づいて、読取色濃度信号Dr,Dg及びDbを補
正し、補正後の読取色濃度信号Dr′,Dg′及びDb′を出
力する。
マスキング回路124は、補正後の読取色濃度信号Dr′,
Dg′及びDb′に基づいて、記録用のシアントナー,マゼ
ンタトナー及びイエロートナーの各記録濃度を表わす信
号Dc,Dm及びDyを生成する。記録系の実際の特性と理想
特性とのずれに基づく誤差分が、このマスキング処理に
よって補正される。また、オペレータからの指示に基づ
く色調整も、このマスキング処理によって実行される。
マスキング回路124の処理内容は、次の第(2)式で表
わされる。
Dc=KCr・Dr′+KCg・Dg′+KCb・Db′ Dm=KMr・Dr′+KMg・Dg′+KMb・Db′ Dy=KYr・Dr′+KYg・Dg′+KYb・Db′ ・・・(2) 但し、KCr,KCg,KCb,KMr,KMg,KMb,KYr,KYg及びKYbは定
数であり、色相識別信号Sareaの状態に応じて自動的に
切換えられる。
第8図は、本実施例装置において、シアン,マゼン
タ,イエロートナーを用いて記録した画像と記録色濃度
Dbkのブラックトナーを更に上記画像に重ねて記録した
画像の分光濃度をそれぞれD3C,D4Cとしたとき、D4C−Db
kとD3Cの関係を示す。すなわち、第8図の破線Bに示す
ように高濃度部では飽和する傾向があるものの、この装
置では、D4C−DbkとD3Cは比例関係にあるとみなすこと
ができ、その傾きaはブラックトナーの記録濃度Dbkに
依存している。また、傾きaは分光濃度の種類(r,g,
b)に依らず同一である。
つまり、前述した墨除去回路123における墨除去処理
は、ブラックトナーの記録色濃度Dbkで定まる傾きをa,
記録再現すべき色の分光濃度を Dx(x=r,g,b)とするとき D3C=a(Dbk)・(D4C−Dbk) ・・・(3) なる式で示すことができ、これに従って、D3C相当の補
正分光濃度Dr′,Dg′,Db′を、 D4C相当の記録再現すべき色の分光濃度DxすなわちDr,D
g,Dbからブラックトナーの記録濃度Dbkを減じた、残濃
度である減算結果Dx−Dbkすなわち後述の(4)式で示
す、Dr−Dbk=Dr″ Dg−Dbk=Dg″ Db−Dbk=Db″ にブラックトナーの記録濃度Dbkで定まる傾きa(Dbk)
を乗ずる処理,で求めることができ、ブラックトナーと
シアン,マゼンタ,イエロートナーとの間の濃度相加則
の不成立をほぼ正確に補正することができる。a(Db
k)は、傾きaが記録濃度Dbkの関数であることを意味す
る。
この墨除去処理は、例えば、第13図に示したように分
光濃度信号のうちの1つDx(x=r,g,b)およびブラッ
クトナー記録色濃度Dbkをアドレス信号として、墨除去
処理された結果をデータとして記憶したROM等のメモリ
素子(130−1〜3)で容易に実現することができる。
しかし、この回路は大容量のメモリ(28+8×3バイト)
を必要とすることになるため、本実施例装置においては
以下のような構成を用いている。
第9図に、本実施例装置で用いた墨除去回路123の詳
細な構成を示す。ここでは、墨除去回路123を、係数生
成回路125、減算処理回路126および演算処理回路127よ
り構成している。
係数生成回路125は、入力される記録濃度信号Dbkに基
づいて傾きを表す所定の係数信号aを生成する。この係
数生成回路125は予め所定の係数を記録したROMで構成さ
れており、ROMのアドレス信号として記録色濃度信号Dbk
が入力され、ROMのデータ信号として係数信号aが出力
されるように接続されている。
減算処理回路126は、入力される読取色濃度信号Dr,D
g,Dbから入力される記録色濃度信号Dbkをそれぞれ減算
処理し、減算された、残濃度を表す読取色濃度信号D
r″,Dg″,Db″を出力する。
Dr″=Dr−Dbk Dg″=Dg−Dbk Db″=Db−Dbk ・・・(4) すなわち、この回路は、記録色濃度信号Dbkを1の補
数に変換して出力する補数化回路126−1,読取色濃度信
号Dr,Dg,Dbに、記録色濃度信号Dbkの1の補数と1を加
え、その結果を出力する加算回路126−2〜4と、加算
結果が負の時に残濃度を表す読取色濃度信号Dr″,Dg″,
Db″を0にして出力する整形回路126−5〜7により構
成されている。
演算処理回路127は、入力される読取色濃度信号Dr″,
Dg″,Db″に、入力される係数信号aをそれぞれ乗算処
理し、乗算された読取色濃度信号Dr′,Dg′,Db′を出力
する。
Dr′=a・Dr″ Dg′=a・Dg″ Db′=a・Db″ すなわち、演算処理回路127は、残濃度を表す読取色濃
度信号Dr″,Dg″,Db″に、入力される係数信号aをそれ
ぞれ乗算し、その結果を出力する乗算器127−1〜3
と、乗算結果が所定の最大値を越えたときに、補正分光
濃度を表す読取色濃度信号Dr′,Dg′,Db′を所定の最大
値にして出力する整形回路127−4〜6で構成されてい
る。
以上のように墨除去回路123を構成することにより、
大容量のメモリ素子を必要とすることなく、比較的簡単
な構成で記録された画像の濃度が不足気味となるのを防
ぐことができる。
次に、第8図に示したD4C−DbkとD3Cとの傾きaにつ
いて説明する。
第10図にプロットした小丸は、ブラックトナーの記録
色濃度Dbkに対応する傾きaを示し、直線a1は傾きaを
次の第(6)式で与えられる記録色濃度Dbkの1次関数
として近似したグラフを、曲線a2は傾きaを次の第
(7)式で与えられる記録色濃度Dbkの2次関数として
近似したグラフを、それぞれ示す。
a1(Dbk)=1+A1・Dbk ・・・(6) a2(Dbk)=1+A2・Dbk+A3・Dbk2 ・・・(7) 但し、これらは、Dbk=0の時a=1となるような条
件のもとに、記録色濃度Dbkが比較的小さいところで傾
きaと記録色濃度Dbkの関係を良く近似するように定数A
1,A2,A3を定めている。これは、記録色濃度Dbkが大き
いところでは傾きaの誤差が大きくなっても色差に与え
る影響は小さいためと、シアン,マゼンタ,イエロート
ナーの消費量を少なくするためにブラックトナーに置き
換えるという本来の目的を維持するためである。
この第10図に示されるように、記録色濃度Dbkが小さ
い部分では、近似直線a1または近似曲線a2を、傾きaと
Dbkの関係に良く近似させることができる。従って、第
9図に示したROM等のメモリテーブルによる係数生成回
路125を、上記第(6)式あるいは第(7)式演算を行
う回路に置き換えることができる。
上記第(6)式の演算を行う場合、係数生成回路125
は容易に構成できる。例えば、濃度範囲が0〜1.5、定
数A1が約2/3であれば、実質的に何等の処理も必要なく
なるので、第11a図に示すように、8bitの記録色濃度信
号Dbkの最下位ビットに1を加えるのみで他をそのまま
通過させる回路構成となる。また、定数A1が約1/2のと
きには、第11b図に示すように加算器128−1,2およびOR
ゲート129より構成できる。
なお、回路構成は多少複雑になるが、第(7)式の演
算を行う回路を係数生成回路125に用いれば、第10図に
示されるように第(6)式の演算を行う回路を用いたと
きに比較して係数生成誤差が小さくなる。
第12図にプロットした小丸は、ブラックトナーの記録
色濃度Dbkに対応する傾きaの逆数1/aを示し、直線1/a3
はそれを次の第(8)式で与えられる記録色濃度Dbkの
1次関数として近似したグラフを、曲線1/a4はそれを次
の第(9)式で与えられる記録色濃度Dbkの2次関数と
して近似したグラフを、それぞれ示す。
1/a3(Dbk)=1+A4・Dbk ・・・(8) 1/A4(Dbk)=1+A5・Dbk+A6・Dbk2 ・・・(9) 但し、これらは、Dbk=0の時a=1となるような条
件のもとで近似を行っている。また、1次式の近似を行
う際は、第10図の場合と同じく記録濃度Dbkが比較的小
さいところで傾きaと記録色濃度Dbkの関係を良く近似
するように定数A4を定めている。
このグラフより、第(8)式または第(9)式による
近似を用いれば、傾きの逆数1/aとブラックトナーの記
録色濃度Dbkの関係をかなりの精度で近似することがで
きる。特に第(9)式は、厳密に墨除去処理を行う場合
に適しているといえよう。
ここでは、実例を掲げて示さないが、これらの近似式
を用いる場合には、係数生成回路125の出力が傾きaの
逆数1/aとして出力されるので、係数生成回路125と演算
処理回路127との間に逆数変換回路を介挿するか、ある
いは演算処理回路127の各乗算器127−1〜3を除算器に
置き換えて処理を行う。
発明の効果 以上説明したとおり、本発明においては、補正分光濃
度Dr′,Dg′およびDb′が、係数aと残濃度Dr″,Dg″お
よびDb″とにより順を追って求まるので、2次方程式を
解くような煩雑な処理が不要となり、演算結果を係数a,
残濃度Dr″,Dg″およびDb″とに対応付けて記憶してお
くメモリ、あるいは、その演算を行なう演算回路を用い
れば、精度の高い色補正を簡単な回路構成で実現するこ
とができた。
したがって、実施例で示したように、カラー複写記録
装置に本発明を適用したときには、ブラックトナーとシ
アン,マゼンタ,イエロートナーとの間の濃度相加則の
不成立を精度良く補正するので、濃度不足がなく品質の
高い画像を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第7図に示す色補正回路105の構成を示すブ
ロック図である。 第2図は、本発明を一例で実施するデジタルカラー複写
機の機構部を示す正面図である。 第3図は、第2図に示す第1キャリッジ8の一部分を拡
大して示す斜視図、第4図は、第2図に示すBK記録装置
部の分解斜視図である。 第5図は、第2図に示すコンソールボード300を拡大し
て示す正面図である。 第6図は、第2図の装置の原稿読み取り走査タイミング
と記録付勢タイミング及び転写付勢タイミングの関係を
示すタイムチャートである。 第7図は、第2図の複写機の電装部の構成概略を示すブ
ロック図である。 第8図は、第2図の複写機で、シアン,マゼンタおよび
イエロのトナーを用いて記録した画像と、それにブラッ
クトナーを重ねて記録したときの分濃度の関係を示した
グラフである。 第9図は、第1図の墨除去回路123の構成を示すブロッ
ク図である。 第10図は、ブラックトナーの記録色濃度Dbkと傾きaの
関係を示したグラフである。 第11a図および第11b図は、第9図に示した係数生成ROM1
25に代る別の手段を示すブロック図である。 第12図は、ブラックトナーの記録色濃度Dbkと傾きaの
逆数の関係を示したグラフである。 第13図は、第1図の墨除去回路123をROMにより構成した
場合のブロック図である。 104:γ補正回路、105:色補正回路 106:変倍処理回路、107:ディザ処理回路 112:システム制御ユニット 121:色相領域判定回路 122:墨抽出回路(第1再現濃度信号発生手段) 123:墨除去回路 124:マスキング回路(第2再現濃度信号発生手段) 125:係数生成回路(係数信号生成手段) 126:減算処理回路(残濃度信号生成手段) 127:演算処理回路(補正分光濃度信号生成手段) 300:コンソールボード 307:タッチパネルディスプレイ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被再現色レッド,グリーンおよびブルーの
    分光濃度Dr,DgおよびDbを表す分光濃度信号を入力し
    て、再現色シアン,マゼンタ,イエロおよびブラックの
    再現濃度Dc,Dm,DyおよびDbkを表す再現濃度信号を生成
    する色調整装置において: 前記分光濃度信号が表す各分光濃度Dr,DgおよびDbに基
    づいて、再現色ブラックの再現濃度Dbkを表すブラック
    再現濃度信号を生成する第1再現濃度信号発生手段; 前記ブラック再現濃度信号が表す再現濃度Dbkを、前記
    分光濃度信号が表す各分光濃度Dr,DgおよびDbから減じ
    た残濃度Dr″,Dg″およびDb″を求め、該残濃度を表す
    残濃度信号を生成する残濃度信号生成手段; 前記ブラック再現濃度信号が表す再現濃度Dbkに対応す
    る、残濃度Dr″,Dg″およびDb″対補正分光濃度Dr″,D
    g″およびDb″の関係を規定する係数aを、予め定めら
    れた再現濃度Dbk対係数aの関係に従って求め、該係数
    aを表す係数信号を生成する係数信号生成手段; 前記残濃度信号が表す残濃度Dr″,Dg″およびDb″と、
    前記係数信号が表す係数aとに対応する、補正分光濃度
    Dr′,Dg′およびDb′を、予め定められた、係数aおよ
    び残濃度対補正分光濃度の関係に従って求め、該補正分
    光濃度Dr′,Dg′およびDb′を表す補正分光濃度信号を
    生成する補正分光濃度信号生成手段;および、 前記補正分光濃度信号が表す各補正分光濃度Dr′,Dg′
    およびDb′に対応する、再現色シアン,マゼンタ,イエ
    ロの再現濃度Dc,DmおよびDyを、予め定められた分光濃
    度対再現濃度の関係に従って求め、該再現濃度Dc,Dmお
    よびDyを表す再現濃度信号を生成する第2再現濃度信号
    発生手段; を備える色調整装置。
  2. 【請求項2】前記係数信号生成手段は、α1を定数とす
    るとき、前記ブラック再現濃度信号が表す再現濃度Dbk
    に基づいて、 a=1+α1・Dbk なる式で示される演算を行なって係数aを求める、前記
    特許請求の範囲第(1)項記載の色調整装置。
  3. 【請求項3】前記係数信号生成手段は、α1およびα2
    定数とするとき、前記ブラック再現濃度信号が表す再現
    濃度Dbkに基づいて、 a=1+α1・Dbk+α2・Dbk2 なる式で示される演算を行なって係数aを求める、前記
    特許請求の範囲第(1)項記載の色調整装置。
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