JP2828571B2 - ポイント通過検出システム - Google Patents

ポイント通過検出システム

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JP2828571B2
JP2828571B2 JP5226721A JP22672193A JP2828571B2 JP 2828571 B2 JP2828571 B2 JP 2828571B2 JP 5226721 A JP5226721 A JP 5226721A JP 22672193 A JP22672193 A JP 22672193A JP 2828571 B2 JP2828571 B2 JP 2828571B2
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vehicle
checkpoint
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弘 吉田
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Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等の移動体が所定
地点(チェックポイント)を正しく通過しているか否か
を検出するポイント通過検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えばタクシー会社では、車両運行管理
上から全ての営業中の車両に対し、必ずある地点を通過
する義務を定めている。また、自動車ラリーでは各チェ
ックポイントで車両の通過が検出される。チェックポイ
ントを特定車両が通過したか否かを検出する装置として
は、従来では、例えば移動体識別装置や道路上における
ポーリングシステム等があげられるが、これらの装置で
は、上述のような使用目的の場合に正確な検出ができな
い。
【0003】すなわち、従来のこの種の装置では、通過
する車両からの無線信号を受信でき、その電界強度が一
定以上有り、且つ、無線信号により車両識別符号が特定
できれば当該車両がそのチェックポイントを通過したと
判断してしまうので、例えば当該車両がチェックポイン
トのある道路のすぐ横の道路を通過した場合や、反対車
線を通過した場合でも、それらの位置において偽りの位
置報告が行われると、チェックポイントを正常に通過し
たと検出してしまう。従って、上述のタクシー業界やラ
リー等では、チェックポイントに人を配置し、カードチ
ェック方式等を用いて人間により正しく通過しているか
否かを確認することとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにこの種の
チェックポイント通過の検出は、正確差を必要とするた
め従来では人手による方法が採られており、煩雑でコス
トがかかるという問題点があった。
【0005】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、この種のチェックポイントの通過検
出であっても簡単な構成で正確な検出が行えるポイント
通過検出システムを得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるポイント
通過検出システムは、受信電界強度を検出できる受信装
置を一つのチェックポイントに複数台それぞれ離して設
置し、受信した識別番号から当該車両を特定するととも
に各受信装置の受信電界強度を比較して受信電界強度の
差異により当該車両の通過位置を特定し、該車両の通過
位置が予め定められた範囲内ある場合にのみ当該車両
がチェックポイントを通過したと判断することとした。
【0007】
【作用】本発明においては、無線送信装置を有する車両
から送信された無線信号が当該システムに記録された識
別符号と一致しており、かつ受信時に受信可能な電界強
度を有している場合でも、予め定めた範囲内を当該車両
通過していない場合にはチェックポイントを通過した
と判断せず、チェックポイント通過情報として蓄積しな
いため、例えばチェックポイントを設けた車線の反対車
線から当該無線信号が送信されてもチェックポイント通
過情報として蓄積されず、偽りの通過報告を排除するこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の一実施例である装置の基本構成を示
すブロック図であり、図において、1a〜1cはそれぞ
れ受信装置、2a〜2cはそれぞれ中継装置、3a〜3
cは有線若しくは無線による中継線、4は集中中継装
置、5は制御装置、6は接続装置、7は加入者回線、8
は車載される送信装置である。
【0009】通過チェックを受ける車両の送信装置8か
ら当該車両の識別符号を含んだ無線信号が送出される
と、この無線信号が各受信装置1a〜1cでそれぞれ受
信される。各受信装置では受信時の電界強度と車両識別
符号とを読み出し、当該受信装置を識別する符号を付
し、これらの情報を各中継装置2a〜2cを用いてそれ
ぞれ中継線3a〜3cで集中中継装置4へ送出する。集
中中継装置4では、各中継装置2a〜2cから送られて
くる各ポイント通過情報の受信強度を整理してパターン
化し、予め記憶してある正しい通過時におけるパターン
と一致するか否か比較し、一致する場合に当該車両がチ
ェックポイントを正しく通過したと判断する。
【0010】例えば図3に示すように、中央分離帯31
を挟んで往路30と復路32とがある道路において、往
路30のみの通過をチェックする場合、受信装置1a〜
1cを図3(A)に示すように設置すれば、車両が往路
30を通過する場合、受信装置1aと受信装置1bの受
信強度の平均は、受信装置1cの受信強度に比べて高く
なる。すなわち、(1a+1b/2)>1cのパターン
であれば当該車両が往路30を通過したことになり、反
対に(1b+1c/2)>1aであれば当該車両は復路
32を通過したことと判断できる。また、図3(B)の
ように受信装置1a〜1cを設置すれば、車両が往路3
0を通過する場合、各受信装置1a〜1cの受信強度が
略一致する時があるので(すなわち、往路30において
も、その右側を通過するか左側を通過するかで、受信装
置1a〜1cの各受信強度に一定の強度差が生じるが、
復路32を通過したときのように極端な強度差が生じる
ことはない)、これにより当該車両が往路30を正しく
通過したと判断できる。なお、チェックポイントの地形
等により、各受信装置1a〜1cの配置を変えて、より
正確な検出を行えるようにすれば良く、且つ、それによ
って検出パターンも実施例と異なってくることは言うま
でもない。本発明ではこのようにしてチェックポイント
通過検出情報を得、該情報を蓄積し、あるいは集中管理
機構(例えば処理センター)へ送信する。
【0011】図2は、本発明をシステムとした場合の一
実施例を示す図であり、図において、7は図1の7と同
じ加入者回線(専用回線)、9は交換機(PBX)、1
0は公衆回線網(専用回線を使用しても良い)、11は
処理センターである。例えば、タクシーに使用するシス
テムの場合、図1に示す基本装置で検出されるポイント
通過情報は、図2に示すようにPBX9を経由して公衆
回線網10で処理センター11へ送られ、これにより複
数の無人のポイントにおける通過検出を集中管理できる
ようになる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるポイ
ント通過検出システムは正確な検出が行えるようにな
り、従来のこの種のシステムのように偽りの情報をポイ
ント通過情報と誤認識させることができなくなり、これ
によって例えばタクシー業務等のポイント通過情報を、
人手を煩わせることなく円滑に収得し処理することが可
能となる。また、公衆回線等を通じて検出情報を送信で
きるようにすれば、無人の複数ポイントの通過情報の集
中管理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の基本構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明のシステムとしての実施例を示す図であ
る。
【図3】本発明における各受信装置1a〜1cの配置例
を示す図である。
【符号の説明】
1a〜1c それぞれ受信装置 2a〜2c それぞれ中継装置 3a〜3c それぞれ中継線 4 集中中継装置 5 制御装置 6 接続装置 7 加入者回線 8 送信装置 9 交換機(PBX) 10 公衆回線 11 処理センター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08G 1/00,1/137

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された無線送信装置から該車
    両の識別番号を付加した無線信号を発射し、この無線信
    号をチェックポイントに設置した受信装置で受信するこ
    とにより、当該車両がチェックポイントを通過したこと
    を検出するポイント通過検出システムにおいて、 受信電界強度を検出できる受信装置を一つのチェックポ
    イントに複数台それぞれ離して設置し、これら複数台の
    受信装置それぞれで上記無線送信装置からの無線信号に
    より識別番号と受信電界強度の情報を得て、上記識別番
    号により当該車両を特定し、上記受信電界強度を比較し
    受信電界強度の差異により当該車両の通過位置を特定
    し、この通過位置が予め定められた範囲内ある場合に
    のみ当該車両がチェックポイントを通過した判断する
    手段、 を備えたことを特徴とするポイント通過検出システム。
  2. 【請求項2】 上記複数台の受信装置それぞれで上記無
    線送信装置からの無線信号により識別番号と受信電界強
    度の情報を得て、これらの情報を集中中継手段を介して
    公衆回線網で処理センターへ送信する手段を備え、 複数の無人チェックポイントにおける通過検出を遠隔地
    で集中管理することを特徴とする請求項1記載のポイン
    ト通過検出システム。
JP5226721A 1993-08-20 1993-08-20 ポイント通過検出システム Expired - Lifetime JP2828571B2 (ja)

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JPH0757194A JPH0757194A (ja) 1995-03-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5233277B2 (ja) * 1974-06-04 1977-08-26
JPS54118103A (en) * 1978-03-06 1979-09-13 Mitsubishi Electric Corp Information transmission device
JPH02138888A (ja) * 1988-11-18 1990-05-28 Fujitsu Ltd 位置情報システム
JPH02191100A (ja) * 1989-01-20 1990-07-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 車両位置データ収集装置

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JPH0757194A (ja) 1995-03-03

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