JP2828446B2 - フアクシミリ装置 - Google Patents

フアクシミリ装置

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JP2828446B2 JP63249030A JP24903088A JP2828446B2 JP 2828446 B2 JP2828446 B2 JP 2828446B2 JP 63249030 A JP63249030 A JP 63249030A JP 24903088 A JP24903088 A JP 24903088A JP 2828446 B2 JP2828446 B2 JP 2828446B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ファクシミリ装置に関する。
[従来の技術] 通常のファクシミリ装置は、発信の際には、送信原稿
をセットした後、宛先電話番号を入力してスタートキー
を押下すると、その宛先に自動発信すると共に、着信の
際には、オペレータの介在なしに原稿画像を自動受信す
る機能を有している。
ところで、一般に、ファクシミリ装置には、電話機が
接続されており、ファクシミリ装置の保守作業中などに
は、電話回線を電話機側に切り換え接続することが多
い。
通常のファクシミリ装置は、自動着信機能を有してい
ても、画像メモリを備えてないものでは、蓄積記録紙の
ジャムや紙切れが発生している場合には、着信しないよ
うになっている。また、上記のように電話回線が、電話
機側に切り換えられているときも着信しない。
一方、通常のファクシミリ装置は、発信の際には、設
定された相手先に発呼して、その相手先が応答しない場
合、一定時間をおいて一定の制限回数だけ発呼動作を繰
り返す。そして、それでも応答しない場合には、設定さ
れた送信処理を中止して宛先電話番号など設定内容を消
去するようになっている。
[発明が解決しようとする課題] 従って、原稿送信の際に、相手先ファクシミリ装置
が、前記のように応答できない状態になっている場合に
は、設定した送信処理が中止されてしまうことになる。
この場合、相手先の回線がビジーであったために送信
処理が中止されたのかもしれないので、普通、オペレー
タは、ファクシミリ装置に対して、再度同じ送信処理の
設定を行なって起動するようにしている。ところが、こ
の場合、同様に送信処理が中止されてしまう。
また、このように何度か設定をやり直して、それでも
送信できない場合、送信側オペレータは、相手先の受信
側オペレータに電話をかけて、ファクシミリ装置が応答
しないことを通知して、ファクシミリ装置をチェックし
てもらうようにしている。
このように、従来は、送信処理が中止された場合、相
手先ファクシミリ装置の状態を判断することができず、
設定した送信処理が失敗することが多いという不具合が
あった。
本発明は、上記の不具合を改善し、送信時に相手先の
状態を判断することができると共に、送信処理の失敗を
少なくすることができるファクシミリ装置を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、送信時に相手先の状態を判断するために、
発呼動作ごとに回線からビジートーンが送出されるかど
うか検出し、一定回数発呼して発呼動作を中止する際
に、ビジートーンの検出結果に基づいて、相手先ファク
シミリ装置の作動状態を表示するようにしている。
また、送信処理の失敗を少なくするために、送信側で
は、例えば、ワンタッチダイヤルのように予めファクシ
ミリ装置の電話番号を記憶しておく際に、それらの各電
話番号に対応して通話連絡用の電話番号を記憶しておく
一方、発呼動作ごとに回線からビジートーンが送出され
るかどうか検出し、一定回数発呼動作を実行しても相手
先ファクシミリ装置が応答せず、かつ全回ともビジート
ーンを検出していない場合には、相手先ファクシミリ装
置の電話番号に対応して記憶している上記通話連絡用の
電話番号に発呼して、回線からの音声信号を検出する
と、その回線にファクシミリ装置が応答しない旨を示す
音声メッセージ信号を送出するようにしている。
また、受信側でも、通話連絡用の電話番号を記憶して
おく一方、相手先から発呼されて呼出信号を受信したと
き、画像受信機能の異常の有無を判定し、その画像受信
機能に異常がある場合、呼出信号停止後、上記通話連絡
用の電話番号に発呼して、回線からの音声信号を検出す
ると、その回線にファクシミリ装置の画像受信機能が異
常である旨を示す音声メッセージ信号を送出するように
している。
[作用] 送信側は、一定回数発呼しても受信側が応答せず、ま
た、ビジートーンを検出してない場合には、相手先ファ
クシミリ装置が作動していないと考えられる。この場
合、その旨のメッセージが表示されるので、オペレータ
は、相手先の状態を判断することができる。
また、送信側は、上記通話連絡用の電話番号として、
相手先オペレータを呼び出す電話番号を記憶させておく
ことにより、相手先ファクシミリ装置が作動していない
と考えられるときに、受信側オペレータにその旨が通知
される。これにより、受信側オペレータは、ファクシミ
リ装置を受信可能な状態に設定することができる。従っ
て、送信側は、次に発呼したとき、画像送信可能にな
り、送信処理の失敗を少なくすることができる。
さらに、受信側は、上記通話連絡用の電話番号とし
て、自装置のオペレータを呼び出す電話番号を記憶させ
ておくことにより、着信時に受信機能が異常である場
合、その旨がオペレータに通知される。これにより、上
記と同様に、受信側オペレータは、ファクシミリ装置を
受信可能な状態に設定することができるので、送信側
は、送信処理の失敗を少なくすることができる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るファクシミリ装置
のブロック構成図を示したものである。図において、フ
ァクシミリ装置1は、加入電話回線に接続され、そのフ
ァクシミリ装置1には、電話機2が接続されている。フ
ァクシミリ装置1においてスキャナ101は原稿画像を読
み取って画情報を取り出すもので、プロッタ102は画情
報を記録紙に記録するものである。
符号化復号化部103は、送信する画情報の符号化およ
び受信した画情報の復号化を行なうものである。画情報
メモリ104は、蓄積送信の場合に送信する画情報を一旦
蓄積するものである。
網制御装置105は、ファクシミリ通信の際に、回線の
補捉,発信先電話番号である選択信号の送出,着信の検
出などにより、所定の発呼動作および着信動作を行なう
ものである。また、ファクシミリ装置1の保守作業中な
どには、加入電話回線を電話機2に接続するように切り
換えるために、この網制御装置105には、FAX・TEL切換
回路105aが配設されている。
モデム106は、画情報を変復調して伝送すると共に、
伝送制御手順における各種手順信号を伝送するものであ
る。通信制御部107は、これら網制御装置105とモデム10
6を制御して所定の伝送制御手順により、ファクシミリ
伝送を実行するものである。
トーン検出部108は、発呼時に電話局の交換設備から
送出されるリングバックトーンおよびビジートーンを検
出すると共に、相手先から送出される人間の声を検知す
るものである。この人間の声の判定方法としては、例え
ば、通常の発信で交換設備から送出されるダイヤルトー
ン,リングバックトーン,ビジートーン以外の周波数成
分の音声信号が、一定レベル以上で受信されたとき、人
間の声と判定する方法がある。音声応答装置109は、予
め録音している音声メッセージを回線に送出するもので
ある。
操作表示部110は、装置の動作状態や操作ガイダンス
等を表示すると共に、装置に対する各種操作を行なうも
のである。本実施例では、この操作表示部110に、各種
メッセージを表示する文字表示器と、電話番号の入力や
ワンタッチダイヤルのためのテンキーと、網制御装置10
5のFAX・TEL切換回路105aを操作するFAX・TEL切換スイ
ッチとを備えている。
システムメモリ111は、送受信処理において必要な各
種情報を記憶するもので、システム制御部112は、マイ
クロコンピュータシステムから構成され、上記各部を制
御してこのファクシミリ装置の所定の動作を実行するも
のである。
以上の構成で、本実施例のファクシミリ装置は、ファ
クシミリ通信を行なう前に、予め、自装置オペレータ電
話番号の登録、およびワンタッチダイヤルの登録を行な
う。
自装置オペレータ電話番号とは、このファクシミリ装
置の操作や記録紙の交換作業などの管理を行なう担当者
が通常待機している場所の連絡先電話番号である。ま
た、本実施例では、ワンタッチダイヤルの登録は、テン
キーのそれぞれに対して、相手先ファクシミリ装置の電
話番号の他に、そのファクシミリ装置の操作や記録紙の
交換作業などの管理を行なう担当者が通常待機している
場所の連絡先電話番号を、相手先オペレータ電話番号と
して登録するようにしている。
オペレータは、操作表示部110での所定の操作によ
り、上記自装置オペレータ電話番号、およびワンタッチ
ダイヤルの登録を行なう。これにより、システムメモリ
112内で、第2図(a)に示すように、自装置オペレー
タ電話番号Xが記憶されると共に、同図(b)に示すよ
うに、テンキーである“0"〜“9"の各キーに対応して、
相手先ファクシミリ装置の電話番号Y0〜Y9と相手先オペ
レータの電話番号Z0〜Z9とが記憶される。
次に、本実施例のファクシミリ装置相互間でファクシ
ミリ通信を行なう場合の動作を説明する。
通常、網制御装置105のFAX・TEL切換回路105aは、フ
ァクシミリ装置1側に切り換えておく。まず、原稿送信
を行なう送信側では、オペレータは、FAX・TEL切換スイ
ッチをファクシミリ通信側に切り換え、スキャナ101に
送信原稿をセットして、送信先に対応するテンキーとス
タートボタンとを押下する。
これにより、ファクシミリ装置1は、第3図(a),
(b)に示すように発信処理を実行する。すなわち、フ
ァクシミリ装置1は、まず始めに、発呼回数を計数する
ための変数NをN=0とおき(処理301)、次いで電話
回線を接続して(処理302)、押下されたテンキーに登
録されている相手先ファクシミリ電話番号Yiのダイヤル
信号を送出して送信先ファクシミリ装置に発呼する(処
理303)。
この後、予め設定されている制限時間だけ、回線から
送出される信号を、トーン検出部108により監視する
(処理304のNより処理305、処理305のNより処理306、
処理306のNより処理304へ)。
この間に相手先ファクシミリ装置が着信して応答し、
その相手先から、所定の伝送制御手順のためのCED信号
が送出されると(処理304のY)、所定の送信処理によ
り原稿画像を送信する(処理307)。そして、送信が終
了すると、回線を切断して(処理308)、送信処理を終
了する。
一方、送信先に発呼して、ビジートーンを受信した場
合(処理306のY)、相手先ファクシミリ装置は作動可
能であると判断し、作動フラグをオンした後(処理30
9)、回線切断する(処理310)。
その後、発呼回数が3回目かどうかチェックする(処
理311)。いま、1回目の発呼であるので、この場合
(処理311)のN)、変数NをN=N+1して(処理31
2)、一定時間待機する(処理313)。そして、その後、
前記と同様に再度発呼する(処理302へ)。
また、送信先に発呼した後、上記制限時間内に、CED
信号もビジートーンも受信されない場合(処理306の
Y)、ダイヤル信号送出の後、呼出音を受信したかどう
か判定する(処理314)。ここで、呼出音を受信してい
る場合(処理314のY)、相手先ファクシミリ装置は作
動不能であると判断し、作動フラグをオフする(処理31
5)。そして、前記と同様に回線切断して(処理310)、
発呼回数を判定する(処理311)。
これにより、相手先に発呼して、回線ビジーまたは応
答がない場合には、一定時間ごとに再発呼が繰り返され
るようになる。
この発呼動作が3回目になると(処理311のY)、前
記作動フラグをチェックする(処理316)。この作動フ
ラグがオンしている場合(処理316のY)、操作表示部1
10の表示器に、例えば「相手先はビジーです。」という
送信処理を中止する理由を表示し(処理317)、この
後、送信処理を終える。
一方、上記作動フラグがオフしている場合(処理316
のN)、連絡フラグをチェックする(処理318)。この
連絡フラグは、相手先オペレータ電話番号に後述するメ
ッセージを送出しているかどうかを示すものである。
いま、そのメッセージは送出していないので、連絡フ
ラグはオフしている。この場合(処理318のN)、いま
設定されている相手先ファクシミリ電話番号Yiに対応す
る相手先オペレータ電話番号Ziが登録されているかどう
かチェックする(処理319)。
そして、そのオペレータ電話番号Ziが登録されている
場合(処理319のY)、ここで回線接続し(処理320)、
そのオペレータ電話番号Ziに発呼する(処理321)。
この後、予め設定されている制限時間だけ、回線から
送出される信号を、トーン検出部108により監視する
(処理322のNより処理323、処理323のNより処理322
へ)。
この間に、相手先オペレータが応答したとすると、そ
の相手先から音声信号が送出されることになる。この音
声信号を検知すると(処理322のY)、操作表示部110に
より、例えば、「こちらは○○社のファクシミリ装置で
すが、そちらのファクシミリ装置が応答しません。あ
と、○分後に再度発信しますので、受信準備をしてくだ
さい。」というような予め設定されている音声メッセー
ジを送出する(処理324)。そして、回線切断し(処理3
25)、前記連絡フラグをオンして(処理326)、一定時
間待機する(処理313へ)。そして、その後、前記と同
様に相手先ファクシミリ装置に再発呼する。
一方、受信側では、オペレータが上記メッセージを聞
いて、ファクシミリ装置をチェックすることになる。従
って、相手先ファクシミリ装置が、例えば、通話側に切
り換えられていて応答しなかった場合には、ファクシミ
リ通信側に切り換えられる。また、記録紙の紙切れやジ
ャムの発生により応答しなかった場合には、それらの所
定の処置が行なわれる。
その処置により、相手先ファクシミリ装置が受信可能
になった場合、上記再発呼したときに、そのファクシミ
リ装置が応答して、原稿送信できるようになる。
一方、相手先ファクシミリ装置の故障等により応答し
なかった場合、作動フラグがオフで、連絡フラグがオン
になる。この場合(処理316のNより処理318、処理318
のY)、例えば「相手先オペレータに連絡しましたが、
ファクシミリ装置は応答しません。」というメッセージ
を表示して(処理317)、処理を終える。
一方、前記相手先オペレータ電話番号Ziに発呼した
後、制限時間内に音声が検知されなかった場合(処理32
3のY)、直ちに回線切断し(処理327)、例えば「相手
先オペレータの応答がありません。」というメッセージ
を表示して(処理327)、処理を終える。
また、相手先ファクシミリ電話番号Yiに対応する相手
先オペレータ電話番号Ziが登録されていない場合(処理
319のN)、例えば「相手先ファクシミリ装置は応答し
ません。オペレータへの連絡先が登録されていませ
ん。」というメッセージを表示して(処理317)、処理
を終える。
次に、受信側のファクシミリ装置の着信処理を説明す
る。
受信側のファクシミリ装置1は、第4図に示すよう
に、回線からの呼出信号を常時監視している(処理401
のNのループ)。ここで、送信側から発呼されて呼出信
号を検知しても(処理401のY)、例えば、オペレータ
が送信処理を行なうための各種設定操作中、あるいは、
原稿のコピー動作中など、すでにファクシミリ装置が使
用中である場合は(処理402のY)、以下の着信動作は
実行しない(処理401へ)。
このような使用中でない場合(処理402のN)、次
に、記録紙の紙切れやジャムなど、画像記録する機能の
異常がないかどうか判定する(処理403)。ここで、異
常がなければ(処理403のN)、回線接続し(処理40
4)、所定の受信処理を実行する(処理405)。そして、
その受信処理が終わると、回線切断して(処理406)、
動作を終える。
一方、上記において、画像記録機能に異常がある場合
(処理403)、オペレータへの連絡先である前記自装置
オペレータ電話番号Xが登録されているかどうかチェッ
クする(処理407)。
そして、これが登録されている場合(処理407の
Y)、呼出信号が停止するのを待つ(処理408のNのル
ープ)。呼出信号が停止すると(処理408のY)、回線
接続して(処理409)、その自装置オペレータ電話番号
Xに発呼する(処理410)。
この後、予め設定されている制限時間だけ、回線から
送出される信号を、トーン検出部108により監視する
(処理411のNより処理412、処理412のNより処理411
へ)。
この間に、相手先オペレータが応答したとすると、そ
の相手先から音声信号が送出されることになる。この音
声信号を検知すると(処理411のY)、ファクシミリ装
置1の異常内容を判別する(処理413)。そして、操作
表示部110により、例えば、「ファクシミリ装置は、記
録紙がなくなり受信できません。」というように、異常
内容を通知する音声メッセージを送出する(処理41
4)。この後、回線切断して(処理406)、処理を終え
る。
なお、自装置オペレータ電話番号Xが登録されていな
い場合には(処理407のN)、だだちに回線切断して
(処理406)、処理を終える。
以上のように、本実施例では、ワンタッチダイヤルの
登録時に、相手先ファクシミリ装置の電話番号Y0〜Y9と
共に、相手先オペレータの電話番号Z0〜Z9を登録してお
き、相手先ファクシミリ装置の電話番号Yiに一定回数発
呼して、応答がなく、かつビジートーンが受信されなか
った場合、対応する相手先オペレータの電話番号Ziに発
呼して、ファクシミリ装置が応答しない旨を示す音声メ
ッセージを送出した後、再度、ファクシミリ装置に発呼
するようにしている。
上記メッセージにより、相手先オペレータは、ファク
シミリ装置を所定の受信可能な状態に設定することがで
きる。従って、送信側は、次の発呼の際に送信を成功さ
せることができめため、送信処理の失敗を少なくするこ
とができる。
また、受信側のファクシミリ装置には、そのオペレー
タの電話番号を登録しておき、着信時に画像受信できな
い異常があると、その電話番号に発呼して、その旨を示
すメッセージを送出するようにしている。これにより、
上記と同様に、受信側は、ファクシミリ装置に対して必
要な処置を行なうことができるので、送信側は、送信処
理の失敗を少なくすることができる。
さらに、送信側は、相手先ファクシミリ装置に一定回
数発呼した後、それぞれ一定の条件で、発信動作を中止
するが、その場合、回線がビジーであること、相手先フ
ァクシミリ装置が作動していないこと、相手先オペレー
タの電話番号に発信して応答があったかどうかなど、発
呼動作を中止するときの相手先ファクシミリ装置の状態
をメッセージ表示している。これにより、送信側オペレ
ータは、相手先ファクシミリ装置の状態を容易に判断す
ることができる。
なお、以上の実施例では、ワンタッチダイヤルに対し
て、相手先ファクシミリ装置と相手先オペレータとの電
話番号とを対応させて記憶させるようにしたが、短縮ダ
イヤルにおいても同様であることはいうまでもない。
また、ファクシミリ装置が着信して画像受信機能に異
常があるとき、オペレータに音声メッセージを送出する
ようにしたが、着信時でなくても、画像受信機能の異常
を検知した場合には、音声メッセージを送出するように
してもよい。
また、相手先ファクシミリ装置の状態は、メッセージ
により表示器に表示するようにしたが、例えばランプ表
示など、他の表示方法により行なってもよい。また、音
声メッセージを送出するために回線に発呼したとき、相
手先からの音声信号の有無により、オペレータが応答し
たかどうか判定するようにしたが、回線電圧の極性反転
など他の方法で判定するようにしてもよい。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、発呼動作ごとにビジ
ートーンを検出し、発呼動作を中止する際に、ビジート
ーンの検出結果に基づいて、相手先ファクシミリ装置の
作動状態を表示するようにしたので、送信側オペレータ
は、相手先の状態を判断することができるようになる。
また、予め相手先オペレータを呼び出す電話番号を通話
連絡用の電話番号として記憶しておき、一定回数発呼し
ても相手先ファクシミリ装置が応答せず、ビジートーン
を検出していない場合には、その通話連絡用の電話番号
に発呼して、ファクシミリ装置が応答しない旨を示す音
声メッセージ信号を送出するようにしたので、受信側オ
ペレータにより、受信側ファクシミリ装置が受信可能な
状態に設定されるため、送信側は、その後の送信を成功
されることができ、送信処理の失敗を少なくすることが
できる。また、受信側でも、自装置のオペレータを呼び
出す電話番号を通話連絡用の電話番号として記憶してお
き、相手先から発呼されて呼出信号を受信したとき、画
像受信機能に異常があると、その通話連絡用の電話番号
に発呼して、ファクシミリ装置の画像受信機能が異常で
ある旨を示す音声メッセージ信号を送出するようにした
ので、上記と同様に、受信側の対応により、送信側は、
送信処理の失敗を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図、第2図(a),(b)はシステムメモリ
内に記憶される各種電話番号の説明図、第3図(a),
(b)は発信処理の動作フローチャート、第4図は着信
処理の動作フローチャートである。 1……ファクシミリ装置、2……電話機、101……スキ
ャナ、102……プロッタ、103……符号化復号化部、104
……画情報メモリ、105……網制御装置、106……モデ
ム、107……通信制御部、108……トーン検出部、109…
…音声応答装置、110……操作表示部、111……システム
メモリ、112……システム制御部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04M 1/27 H04N 1/00 106 H04N 1/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め登録した番号の相手先ファクシミリ装
    置に発呼し、その相手先ファクシミリ装置が応答しない
    場合に再発呼するファクシミリ装置において、 通話連絡用の電話番号を予め記憶している電話番号記憶
    手段と、 上記発呼動作実行の際、回線からのビジートーンを検出
    するビジートーン検出手段と、 上記発呼動作実行の際、上記相手先ファクシミリ装置が
    応答せず、かつ上記ビジートーンを検出してない場合、
    上記相手先ファクシミリ装置の番号に対応して記憶して
    いる上記通話連絡用の電話番号に発呼を行って上記相手
    先ファクシミリ装置が応答しない旨通知する通知手段と
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】予め登録した相手先ファクシミリ装置の電
    話番号の1つを選択することにより、対応する相手先フ
    ァクシミリ装置に発呼し、その相手先ファクシミリ装置
    が応答しない場合に一定回数だけ再発呼するファクシミ
    リ装置において、 上記ファクシミリ装置の電話番号のそれぞれに対応して
    通話連絡用の電話番号を記憶する電話番号記憶手段と、 上記各回の発呼動作ごとに回線からのビジートーンを検
    出するビジートーン検出手段と、 上記一定回数発呼動作を実行した際に、上記相手先ファ
    クシミリ装置が応答せず、かつ上記ビジートーンを検出
    してない場合、上記相手先ファクシミリ装置の電話番号
    に対応して記憶している上記通話連絡用の電話番号に発
    呼する発呼手段と、 その発呼のあと回線からの音声信号を検出する音声検出
    手段と、 上記音声信号を検出した場合、回線にファクシミリ装置
    が応答しない旨を示す音声メッセージ信号を送出する音
    声メッセージ送出手段とを備えたことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
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