JP2828378B2 - ガラス板のスクリーン印刷における位置決め方法と該方法に用いるテンプレート - Google Patents

ガラス板のスクリーン印刷における位置決め方法と該方法に用いるテンプレート

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JP2828378B2
JP2828378B2 JP1406193A JP1406193A JP2828378B2 JP 2828378 B2 JP2828378 B2 JP 2828378B2 JP 1406193 A JP1406193 A JP 1406193A JP 1406193 A JP1406193 A JP 1406193A JP 2828378 B2 JP2828378 B2 JP 2828378B2
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勇人 三浦
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクリーン印刷におい
て、テーブル上に載置する異形ガラスの位置決め方法、
および該方法に用いるガラス板の位置決め用のテンプレ
ートに関する。
【0002】
【従来の技術】スクリーン印刷においては、ガラス板等
の被印刷物をテーブル上に位置決めセットすることが重
要でその手段として、例えば特開平1−253448号
の公報には、ターンテーブルの所定の位置に基板を吸着
させ、該基板の座標位置を画像処理し、スクリーン印刷
装置をX、Y、θ方向に移動させるスクリーン印刷装置
が開示され、また特開平3−69367号の公報には、
スクリーン印刷装置の下部に吸排気手段と連動し、かつ
内部に照明手段を備えた箱状の印刷テーブルを配設し、
被印刷物とスクリーンの位置合わせを容易にしたスクリ
ーン印刷機が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】特開平1−2534
48号の公報のものは、基板をテーブル上の所定位置へ
載置するのが手動であるため自動化が図れず、車両用ガ
ラスのような大サイズ、大重量のものは適用しがたく、
スクリーンと基板との位置合わせをおこなう画像処理手
段は高価なものである等の問題があり、特開平3−69
367号の公報のものは、印刷作業を実施する毎に位置
合わせをおこなわねばならず、連続印刷を自動化ライン
に組み込むことは難しいという問題があった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明はかかる問題点
に鑑みてなしたもので、スクリーン印刷において被印刷
物の位置決めの自動化を目的として、定盤上に分割して
配置したプレートからなるテンプレートにより傾斜する
輪郭壁を有する凹部を設け、該凹部の外側周辺にテーパ
ー状の傾斜部を有するストッ パーを隣接して設け、該凹
部内に前工程で位置決めしたガラス板を移載、位置決め
して該ガラス板にスクリーン印刷する際に、凹部の輪郭
壁から僅かに凹部側に突出する前記ストッパーのテーパ
ーに凹部に挿入する前記ガラス板端縁の一部を当接させ
て、ガラス板をテーパの傾斜部で滑らせて、凹部内最下
部に落とし込ませて位置決めするようにしたガラス板の
位置決め方法と、印刷をしようとするガラス板の輪郭に
合わせてわずかに大きく切り抜き、かつその上縁が外方
に傾く輪郭壁を設けた複数のプレートを定盤上に重着し
て該ガラス板を挿入する凹部を設け、該輪郭壁に接し前
記凹部と連通する切欠円柱状のポケット部を前記プレー
トに穿設し、該ポケット部内にその内径とほぼ同径の円
柱状で、かつ上部にテーパーを形成した形状からなり、
凹部に挿入されるガラス板の端縁を当接支持後滑動して
垂下移動させるためのストッパーを挿入接着し、又、前
記定盤に削成しかつ分割する前記プレートの重着によっ
て複数本の平行な溝部を、前記テンプレートの一辺側よ
り前記凹部の対向側近傍まで配設し、さらに、前記プレ
ートに穿設する複数の孔部に嵌入する前記定盤に立設し
たピンと、該定盤側に前記プレートの裏面を吸着するパ
ットとを配設したスクリーン印刷用のテンプレートを提
供する。
【0005】
【作用】分割したプレートを定盤上に配列しパットとピ
ンとで重着したテンプレートの凹部内に被印刷物のガラ
ス板を落とし込み載置すると、傾斜する輪郭壁からわず
かに突出するストッパーのテーパーに前記ガラス板端縁
の一部が当接し、ガラス板はテーパの傾斜部を滑りスト
ッパーの円柱側面に接触しつつ落ち込み凹部内に位置決
めされ、ガラス板と共にテンプレートをスクリーン印刷
のスクリーン下に移動し、吸引手段でガラス板を固定す
る。
【0006】印刷されたガラス板はテンプレートと共に
引き出され、溝部に挿入する複数の並列なホークでテン
プレートの凹部よりガラス板を上昇させて取り出す。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。図1は本発明のテンプレートを示す斜視図、図2は
一部を切欠しストッパーを挿入接着したポケット部の斜
視図を示し、図3は図1のA〜A視の一部を切欠した断
面図を示し、図4は本発明の工程を説明する一部を省
略、切欠した装置の斜視図を示す。
【0008】図4に示すスクリーン印刷装置1内の図示
されないスクリーンの真下に置く被印刷物のガラス板2
の位置決めに用いるテンプレートを説明する。図1、2
に示す通り、吸引手段の孔3、3・・を穿設した方形の
定盤4上に、前記ガラス板2の輪郭よりやや大きめに切
り抜き部を削成した複数枚のプレート5、5・・を、プ
レート5に穿設した複数の孔部7と定盤4に設けたピン
8とを一致させて重ね凹部9を形成し、該プレート5の
裏面よりパット6を用いて吸着固定する
【0009】該凹部9の輪郭壁10は上端縁をわずかに
大きく開口した斜面とする。該輪郭壁10の適宜な位置
で、かつプレート5に凹部9と連通する切欠円柱状に穿
設したポケット部11を複数個設ける。
【0010】該ポケット部11内には下部をポケット部
11とほぼ同径にした円柱で上部をテーパー状に形成し
たナイロン樹脂からなるストッパー12を挿入接着す
る。さらに、定盤4に削成された溝部と複数に分割した
プレート5に削成した溝部が重なるようにした平行な複
数本の溝部13を、定盤4の一辺から対向する凹部内の
輪郭壁10近傍まで配設する。
【0011】テンプレート14を前もって載置装置15
上に位置決めセットし、該テンプレートの凹部9に被印
刷物のガラス板2を挿入して載置装置15をその前方に
配設する印刷装置1内の所定の位置まで移動する。
【0012】図4に示すように、スクリーン印刷装置1
の付帯物として載置装置15の近傍には、図示されない
位置決め装置で位置決めをしたガラス板2を吸着し、該
載置装置上に位置決めされたテンプレート14の凹部9
内に落とし込むロボット16を設ける。
【0013】また、印刷済のガラス板2をテンプレート
14と共にモーター17の作動でタイミングベルトを介
して引き出す往復動自在の前記載置装置15に連設す
る。さらに、テンプレートの溝部13に上下動自在のホ
ーク18を挿入し、かつモーター19によりタイミング
ベルトを介して前後動自在でガラス板2を受け取る移載
台車20と、該ガラス板を移載台車20から受け取り搬
送する片持ち状のロールコンベア21とを配設する。
【0014】定盤4に穿設する孔3、・・と連通する図
示されないホースには、吸引、噴射、停止の切替え自動
弁を設けることが望ましいが、孔3に代えて吸着パット
を使用してもよい。
【0015】以下、本発明の作用を説明する。位置決め
済のガラス板2を吸着支持したロボット16が、載置装
置15上にセットしたテンプレート14の凹部9内に
ガラス板2を吸着解除し、エアを噴射して落とし込む
と、ポケット部11に挿入接着され、一部表面が輪郭壁
10より凹部9側に突出するストッパー12のテーパー
部分で該ガラス板2の仕上げた下方端縁が支持され、次
いで、潤滑性に富むナイロン樹脂の傾斜面を滑り、凹部
9内に突出するストッパー12の円柱面に沿って定盤4
まで垂下する。そして、該ガラス板2はポケット部11
から凹部9内に円柱表面の一部を突出させた複数のスト
ッパー12に嵌まり位置決めされる。
【0016】図4に示すように、位置決めされたガラス
板2と共にテンプレート14は、モーター17の作動に
より載置装置15と共に印刷装置1内に移動し、図示さ
れないスクリーンの下にガラス板2が到達すると定盤に
穿設した吸引手段の孔3、3・・より吸引し、ガラス板
を固定してスクリーン印刷を実施する。
【0017】印刷が完了すると孔3、3・・の吸引を停
止、連動してモーター17の復動により載置装置15は
所定の位置まで後退する。連動するモーター19により
移載台車20が前進すると、該移載台車上に配設する複
数のホーク18はテンプレートに設けた溝部13に挿入
され、該ホーク18の上昇により凹部9内に嵌まってい
るガラス板2を持ち上げる。モーター19の復動により
移載台車20が後退すると、ガラス板2は後方に配設す
るロールコンベア21上に到達し、ホーク18の降下に
よってガラス板2をロールコンベア21上に移載し、該
コンベアから図示されない他のコンベアにより次工程へ
と搬送される。一方載置装置15上の空洞となったテン
プレートの凹部9には、ロボット16により次のガラス
板2が供給される。
【0018】位置決めされたガラス板2を、ロボット1
6によりテンプレート14の凹部9に移載するが、本発
明は、該凹部9をガラス板2よりわずかに大きくし、該
凹部の上縁をわずかに大きく開口して輪郭壁10に傾斜
をもたせ、凹部9に連通するポケット部11内にほぼ同
径でナイロン樹脂からなり上方がテーパーとなるストッ
パー12を挿入接着したことにより、ストッパー12の
周面の一部は輪郭壁面10より突出し、該突出したテー
パー部分にガラス板2の端縁を当接支持後、滑動してス
トッパー12のテーパー部分の周面から円柱部分の周面
へと垂下移動し、立設する複数のストッパー12の周面
と嵌合状態の正確な位置決となる。載置装置15の正確
な移動と孔3、・・による吸引固定により印刷ずれは皆
無となり、前記ロボット16、載置装置15に加え、テ
ンプレートに溝部13を設けてホーク18による移載と
ロールコンベア21による受け取り等で一連の自動化が
可能となる。またストッパー12は、ナイロン樹脂によ
る材質からガラス板2には移載による傷は発生しない。
【0019】ロボット16よりテンプレートの凹部9へ
落とし込んだガラス板2が、ストッパー12のテーパー
部分で止まり、垂下不十分な場合には、定盤4に穿孔す
る孔3、・・・よりエアの噴射、停止を繰り返して微動
を与え、ガラス板2を定盤4面まで垂下させればよい。
【0020】定盤4に重着するプレート5は、パット6
およびピン8と孔部7との嵌合により適宜組み替え、ガ
ラス板2の外形形状に合わせた凹部形状に変えることが
可能であ。
【0021】ロボット16、載置装置15、移載台車2
0等の作動は光電センサー等を使用して連動させる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、輪郭壁の傾斜と切欠円柱状の
ポケット部とテーパ付きのストッパーを設けたことによ
り、ガラス板を位置決めされたテンプレートの凹部内へ
落とし込む位置決めと、吸引によるガラス板の固定によ
りスクリーン印刷は確実におこなえ、凹部からのガラス
板の取り出しも溝部を設けて容易にし、パットおよびピ
ンによるプレートの重着によりプレートの組み替えも容
易におこなえ、各種形状のガラス板にも対応でき、投
入、取り出しの一連の自動化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテンプレートを示す斜視図である。
【図2】一部を切欠しストッパーを挿入接着したポケッ
ト部の斜視図を示す。
【図3】図1のA〜A視の一部を切欠した断面図を示
す。
【図4】本発明の工程を一部を説明する一部を省略、切
欠した装置の斜視図である。
【符号の説明】
2・・・ガラス板 3・・・孔 4・・・定盤 6・・・パット 7・・・孔部 8・・・ピン 9・・・凹部 10・・・輪郭壁 11・・・ポケット部 12・・・ストッパー 13・・・溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41F 15/08 303 B41F 15/20 - 15/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定盤上に分割して配置したプレートからな
    るテンプレートにより傾斜する輪郭壁を有する凹部を設
    け、該凹部の外側周辺にテーパー状の傾斜部を有するス
    トッパーを隣接して設け、該凹部内に前工程で位置決め
    したガラス板を移載、位置決めして該ガラス板にスクリ
    ーン印刷する際に、凹部の輪郭壁から僅かに凹部側に突
    出する前記ストッパーのテーパーに凹部に挿入する前記
    ガラス板端縁の一部を当接させて、ガラス板をテーパの
    傾斜部で滑らせて、凹部内最下部に落とし込ませて位置
    決めするようにしたガラス板の位置決め方法。
  2. 【請求項2】印刷をしようとするガラス板の輪郭に合わ
    せてわずかに大きく切り抜き、かつその上縁が外方に傾
    く輪郭壁を設けた複数のプレートを定盤上に重着して該
    ガラス板を挿入する凹部を設け、該輪郭壁に接し前記凹
    部と連通する切欠円柱状のポケット部を前記プレートに
    穿設し、該ポケット部内にその内径とほぼ同径の円柱状
    で、かつ上部にテーパーを形成した形状からなり、凹部
    に挿入されるガラス板の端縁を当接支持後滑動して垂下
    移動させるためのストッパーを挿入接着したことを特徴
    とするスクリーン印刷用のテンプレート。
  3. 【請求項3】前記定盤に削成しかつ分割する前記プレー
    トの重着によって複数本の平行な溝部を、前記テンプレ
    ートの一辺側より前記凹部の対向側近傍まで配設した請
    求項2記載のスクリーン印刷用のテンプレート。
  4. 【請求項4】前記プレートに穿設する複数の孔部に嵌入
    する前記定盤に立設したピンと、該定盤側に前記プレー
    トの裏面を吸着するパットとを配設した請求項2乃至3
    記載のスクリーン印刷用のテンプレート。
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