JP2827684B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2827684B2
JP2827684B2 JP4090166A JP9016692A JP2827684B2 JP 2827684 B2 JP2827684 B2 JP 2827684B2 JP 4090166 A JP4090166 A JP 4090166A JP 9016692 A JP9016692 A JP 9016692A JP 2827684 B2 JP2827684 B2 JP 2827684B2
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    • HELECTRICITY
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    • HELECTRICITY
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    • H01L2924/161Cap
    • H01L2924/1615Shape
    • H01L2924/16152Cap comprising a cavity for hosting the device, e.g. U-shaped cap

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  • Wire Bonding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICチップに気密封止
用キャップが被冠された半導体装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の半導体装置としては、図
7に示すように構成されたものがある。図7は従来の半
導体装置を示す断面図で、同図に示す半導体装置はIEIC
E TRANSACTIONS.(VOL.E 74,NO.8 AUGUST 1991)P.233
3に掲載されたものである。
【0003】図7において、1はTAB(Tape Automat
ed Bonding)ICチップで、このICチップ1はフェイ
スダウンで配線基板2上に実装されている。なお、3は
TABリードを示す。4は前記ICチップ1と配線基板
2との間に介装されたシリコンラバーである。
【0004】5は前記ICチップ1を気密封止するため
のキャップで、このキャップ5は開口縁部が前記配線基
板2側にシーム溶接されている。なお、このキャップ5
の内側底部はICチップ1の上面に接着されている。
【0005】この半導体装置では、配線基板2に実装さ
れた状態での高さ方向寸法のばらつきやICチップの傾
きは、シリコンラバー4をICチップ1と配線基板2と
の間に緩衝材として介在させることで吸収していた。
【0006】図7に示した半導体装置はICチップ1が
TABリード3を介して配線基板2に接続されていた
が、フェイスダウンでICチップを実装する半導体装置
としては図8に示すように構成されたものもある。
【0007】図8はフリップチップ実装方式の従来の半
導体装置の一部を拡大して示す断面図である。図8に示
した半導体装置は、第41回ECTC論文集1991年
P.704 に掲載されたものである。同図において前記図7
で説明したものと同一もしくは同等部材については、同
一符号を付し詳細な説明は省略する。図8に示す半導体
装置では、ICチップ1は、半田バンプ6により配線基
板2上に設けられた薄膜7上のパッド8に接続されてい
る。
【0008】そして、AlNキャップ9を配線基板2に
半田10を介して半田付けすることによりICチップ1
が気密封止されている。この半導体装置では、AINキ
ャップ9のばらつきとICチップ1の実装高さのばらつ
きは、ICチップ1を実装した後にAINキャップ9を
選別するか、または半田厚によって吸収していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した従来の半
導体装置ではシリコンラバー4を使用することによって
キャップ5とICチップ1との間の接着厚を一定にして
いたが、近年のICチップの信号数の増加に伴い、バン
プを介してICチップの面全体から信号を取出すような
フリップチップ実装や、入出力用の微小ピンを介してI
Cチップの面全体から信号を取出すマイクロピン実装で
は、シリコンラバーのような弾性体でICチップ下面か
ら接続部を保護することが不可能となる。
【0010】そのような不具合は図8に示したようにI
Cチップ実装後にキャップ9の選別を行なうことによっ
てキャップ9とICチップ1との接着厚を一定にすれば
よい。ところが、図8に示したようなICチップ1取付
け後にキャップ9を選別して高さを合わせる構造では、
キャップ9を複数種類形成しておかなければならず、コ
スト,歩留りの悪化につながるという問題がある。
【0011】キャップ高さとICチップ実装高さの調整
を行なわないと、図9に示す配線基板2からキャップ9
の内側底部(内壁)までの高さHのばらつきは±0.0
3mm程度あり、前記配線基板2からフェイスダウン実装
されているICチップ1上面までの高さhのばらつきは
±0.05mmあるため、ICチップ1とキャップ9とを
接着する接着剤11の厚みは最低厚を0.03mmとする
と0.03〜0.21mmとばらつくことになる。なお、
図9はキャップの寸法を変えない場合の従来の半導体装
置の一部を拡大して示す断面図である。
【0012】接着剤11が厚くなると、発熱源であるI
Cチップ1から放熱面となるキャップ9の上面までの熱
抵抗が増加し、冷却効果が低下するという問題が生じ
る。また、接着剤11が厚くなると接着剤11中のボイ
ド除去が困難となり、熱抵抗の増加、熱ストレスによる
クラックの発生等、信頼性,品質も劣るという問題もあ
る。
【0013】さらに、キャップ9とICチップ1の接着
に半田を用いると、接着時に半田が信号リードや配線基
板2上へ飛散したり、リペア時の加熱によって前記半田
が溶融したりしてICチップ1と配線基板2の接続部が
短絡する可能性もある。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る半導体
装置は、配線基板とキャップの開口縁部との間に、IC
チップが臨む開口部を有する枠体を介装してなり、この
枠体に、前記キャップの開口縁部の内側に沿って配線基
板から離間する方向に延在されて前記キャップが嵌合す
るガイドを突設したものである。
【0015】第2の発明に係る半導体装置は、第1の発
明の半導体装置において、ガイドに、枠体の開口部内に
臨みICチップの側面に近接する仕切板を設けたもので
ある。
【0016】
【作用】第1の発明に係る半導体装置では、キャップを
枠体のガイドに沿って上下に移動させることによってI
Cチップとキャップとの間隔が変わる。また、キャップ
を枠体に固着させるための封止材が配線基板上のICチ
ップ接続用のパッド側に流れることを枠体のガイドが阻
止する。
【0017】第2の発明に係る半導体装置では、ICチ
ップとキャップとの接着部分は仕切板によってICチッ
プ実装部に対して隔絶される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1によって詳細
に説明する。図1は本発明に係る半導体装置の断面図
で、同図において前記図7ないし図9で説明したものと
同一もしくは同等部材については、同一符号を付し詳細
な説明は省略する。
【0019】図1に示す半導体装置は、TABリード3
を配線基板2上に形成されたパッド8に金−金熱圧着法
によって接続させることによってICチップ1が配線基
板2上にフェイスダウンで実装されている。そして、前
記ICチップ1はキャップ9および後述する封止高さ調
整枠21によって封止されている。なお、配線基板2に
は、この半導体装置を不図示の基板等に接続するための
バンプ6が設けられている。
【0020】21はキャップ9を支持する枠体としての
封止高さ調整枠である。この封止高さ調整枠21は、本
実施例ではアルミナセラミックスによって平面視ロ字状
に形成されており、外周側のキャップ接着フランジ22
と、内周側のキャップガイド23とによって断面L字状
に形成されている。また、この封止高さ調整枠21の開
口幅は、開口部内にICチップ1,TABリード3等を
臨ませることができるような寸法に設定されている。
【0021】平面視ロ字状を呈する前記キャップガイド
23は、配線基板2から離間する方向に延設されてお
り、その外側にキャップ9が嵌合できるような外径寸法
をもって形成されている。
【0022】そして、この封止高さ調整枠21は、開口
部内にICチップ1等を臨ませた状態で封止材24を介
して配線基板2に接合されている。
【0023】なお、この封止高さ調整枠21の材質とし
ては、上述したもの以外に、例えばAIN,SiC,コ
バール,Cu/W合金等を用いることもできる。また、
前記封止材24としては、エポキシ樹脂剤,Sn/Pb
半田,Au/Sn,Au/Si,Au/Ge,Agろう
等の各種ろう材を用いる。
【0024】キャップ9は、その開口縁部が前記封止高
さ調整枠21のキャップ接着フランジ22に封止材25
を介して封止接合されると共に、内側底部が接着剤26
を介してICチップ1の上面(裏面)に接着されてい
る。キャップ9を封止高さ調整枠21に接合するときに
は、キャップ9の開口部内に封止高さ調整枠21のキャ
ップガイド23を嵌入させるようにして行う。
【0025】前記封止材25としては、前記封止高さ調
整枠21を配線基板2に接合した封止材24と同じもの
を使用することができるが、設備等の接合条件により材
料を変更してもかまわない。例えば、80Au/20S
n半田等を採用することもできる。また、接着剤26と
しては熱伝導性の高いものが採用される。例えば、エポ
テック社製エポテックB9028 、Sn/Pb半田ペースト
等をテンプレートによる印刷等の手法を用いて薄く、一
定量供給して接着する。
【0026】すなわち、キャップ9を封止高さ調整枠2
1に嵌合装着させた状態では、キャップ9はキャップガ
イド23に沿って高さ方向へ移動自在となる。このた
め、配線基板2からICチップ1上面までの実装高さや
キャップ9高さがばらついていたとしても、キャップ9
の内側底面が接着剤26を介してICチップ1上面に密
着する位置でキャップ9を封止高さ調整枠21に確実に
封止接合することができる。
【0027】例えば、配線基板2からのICチップ1実
装高さを0.8±0.05mmとし、キャップ9の開口縁
から内側底面までの高さを0.3±0.05mmとして、
封止高さ調整枠21を厚み0.2±0.05mm,高さ
0.4±0.05mm,封止材24,25厚を0.01〜
0.05mmとすると、前記キャップ9の内側底面の高さ
は最悪でも0.55〜1.0mmの範囲で移動が可能とな
り、接着剤26厚は0〜0.15mmの範囲で厚みを選択
することができ、接着剤26の供給方法によっては0.
01±0.005mmの精度での接着が可能となる。
【0028】したがって、キャップ9を封止高さ調整枠
21のキャップガイド23に沿って上下に移動させるこ
とによってICチップ1とキャップ9との間隔が変わる
から、キャップ9を一種類だけ形成しても接着剤26の
厚みを所定厚とすることができる。
【0029】なお、本実施例ではICチップ1をフェイ
スダウンで配線基板2上に実装するためにTAB接続を
行った例を示したが、図2および図3に示すように、フ
リップチップ接続法やマイクロピン接続法を採用するこ
ともできる。
【0030】図2は第1の発明に係る半導体装置のフリ
ップチップ接続法によりICチップが実装された他の実
施例を示す断面図、図3は第1の発明に係る半導体装置
のマイクロピン接続法によりICチップが実装された他
の実施例を示す断面図である。これらの図において前記
図1で説明したものと同一もしくは同等部材について
は、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
【0031】図2に示した半導体装置は、ICチップ1
に高温半田バンプ31(例えば、10Sn/90Pb,
80Au/20Sn等)が設けられ、この高温半田バン
プ31を配線基板2上のパッド8に接合させることによ
って、ICチップ1が配線基板上に実装されている。そ
して、キャップ9が封止高さ調整枠21を介して配線基
板2上に接合されている。また、配線基板2には、図1
に示したバンプ6の代わりにマイクロピン32が設けら
れている。
【0032】図3に示した半導体装置は、ICチップ1
に微小リードピン(以下、マイクロピンという)33が
設けられ、このマイクロピン33の下端を配線基板2上
のパッド8に接合させることによって、ICチップ1が
配線基板2上に実装されている。なお、マイクロピン3
3の下端は高温半田(例えば、10Sn/90Pb,8
0Au/20Sn等)を介してパッド8に接合され、マ
イクロピン33の上端は、より高温の半田(例えば、C
d/Ag,Zn/Al等)を介してICチップ1のパッ
ド1aに接合されている。そして、キャップ9が封止高
さ調整枠21を介して配線基板2上に接合されている。
また、配線基板2には、図1に示したバンプ6の代わり
にガルウイング状のリード34が設けられている。
【0033】図2および図3に示したように構成しても
図1で示した実施例と同等の効果が得られる。なお、配
線基板2に設けられるバンプ6,マイクロピン32およ
びガルウイング状リード34はどのように組み合わせて
もよい。
【0034】また、上述したTAB実装方式,マイクロ
ピン接続方式では、それぞれTABリード,マイクロピ
ンがICチップ1と配線基板2との熱膨張差による熱ス
トレスを緩和するため、配線基板2として例えばアルミ
ナセラミックスのようなシリコンと熱膨張係数に差のあ
る材料を使用することが可能である。半田バンプによる
フリップチップ実装方式では、ICチップ1のサイズに
よって熱膨張係数による材料の選択が必要となる。
【0035】次に、第2の発明に係る半導体装置を図4
によって詳細に説明する。図4は第2の発明に係る半導
体装置の断面図で、同図において前記図1で説明したも
のと同一もしくは同等部材については、同一符号を付し
詳細な説明は省略する。
【0036】図4において、41は封止高さ調整枠21
に一体に設けられた仕切板で、この仕切板41は、封止
高さ調整枠21におけるキャップガイド23の先端部か
ら開口部内へ延出されている。すなわち、封止高さ調整
枠21は、キャップ接着フランジ22と、キャップガイ
ド23と、仕切板41とによって断面階段状に形成され
ている。そして、この仕切板41の突出寸法としては、
開口部内に位置するICチップ1の側面に突出端が近接
するような寸法に設定されている。
【0037】ICチップ1が実装された配線基板2上に
この封止高さ調整枠21を接合すると、ICチップ1の
4側面に仕切板41が近接し、ICチップ1の側方空間
が仕切板41によって上下に画成されることになる。
【0038】そして、その封止高さ調整枠21にキャッ
プ9を接合させるときに、キャップ9の内側底面とIC
チップ1の上面を接着する接着剤26として導電性を有
し粘度の低い接着剤(例えば、Sn/Pb半田等)を用
いた場合、この接着剤26が接着時の飛散(例えば、接
着剤26として半田等を使用した場合)・流動(例え
ば、接着剤26としてAgフィラーを有するエポキシ接
着剤等を使用した場合)によってICチップ1と配線基
板2の接合部に浸入することを防ぐことができる。
【0039】したがって、ICチップ1とキャップ9と
の接着部分は仕切板41によってICチップ1実装部に
対して隔絶されるから、接着剤26がICチップ実装部
に飛散したり流動したりして浸入することを防ぐことが
できる。
【0040】なお、図4で示した実施例ではICチップ
1をフェイスダウンで配線基板2上に実装するためにT
AB接続を行った例を示したが、図5および図6に示す
ように、フリップチップ接続法やマイクロピン接続法を
採用することもできる。
【0041】図5は第2の発明に係る半導体装置のフリ
ップチップ接続法によりICチップが実装された他の実
施例を示す断面図、図6は第2の発明に係る半導体装置
のマイクロピン接続法によりICチップが実装された他
の実施例を示す断面図である。これらの図において前記
図1〜図4で説明したものと同一もしくは同等部材につ
いては、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
【0042】図5に示した半導体装置は、ICチップ1
に高温半田バンプ31が設けられ、この高温半田バンプ
31を配線基板2上のパッド8に接合させることによっ
て、ICチップ1が配線基板上に実装されている。そし
て、キャップ9が封止高さ調整枠21を介して配線基板
2上に接合されている。また、配線基板2には、図4に
示したバンプ6の代わりにマイクロピン32が設けられ
ている。
【0043】図6に示した半導体装置は、ICチップ1
にマイクロピン33が設けられ、このマイクロピン33
の下端を配線基板2上のパッド8に接合させることによ
って、ICチップ1が配線基板2上に実装されている。
そして、キャップ9が封止高さ調整枠21を介して配線
基板2上に接合されている。また、配線基板2には、図
4に示したバンプ6の代わりにガルウイング状のリード
34が設けられている。
【0044】図5および図6に示したように構成しても
図4で説明した実施例と同等の効果が得られる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明に係る半
導体装置は、配線基板とキャップの開口縁部との間に、
ICチップが臨む開口部を有する枠体を介装してなり、
この枠体に、前記キャップの開口縁部の内側に沿って
線基板から離間する方向に延在されて前記キャップが嵌
合するガイドを突設したため、キャップを枠体のガイド
に沿って上下に移動させることによってICチップとキ
ャップとの間隔が変わる。
【0046】したがって、ICチップの実装高さやキャ
ップ高さがばらついていても、ICチップとキャップを
薄く一定の厚みの接着剤で接着することが可能となる。
このため、ICチップからキャップ上面までの熱抵抗を
下げられ、冷却効率が向上すると共に、接着剤中のボイ
ド除去が容易となることから、半導体装置の信頼性,品
質も向上するという効果がある。また、キャップを枠体
に固着させるための封止材が配線基板上のICチップ接
続用のパッド側に流れることを枠体のガイドが阻止する
ため、前記封止材が多くてもこの封止材によってICチ
ップのリード間が短絡されてしまうことはない。この短
絡防止は、配線基板上に設けた枠体によって実現してい
るので、配線基板は何ら加工を施さなくてよい。すなわ
ち、配線基板を加工してこれに段差を設ける必要はな
い。
【0047】第2の発明に係る半導体装置は、第1の発
明の半導体装置において、ガイドに、枠体の開口部内に
臨みICチップの側面に近接する仕切板を設けたため、
ICチップとキャップとの接着部分は仕切板によってI
Cチップ実装部に対して隔絶される。
【0048】したがって、ICチップとキャップとを接
着する接着剤がICチップ実装部に浸入することを防ぐ
ことができるから、信頼性,品質が向上されると共に、
製品の歩留りを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の断面図である。
【図2】第1の発明に係る半導体装置のフリップチップ
接続法によりICチップが実装された他の実施例を示す
断面図である。
【図3】第1の発明に係る半導体装置のマイクロピン接
続法によりICチップが実装された他の実施例を示す断
面図である。
【図4】第2の発明に係る半導体装置の断面図である。
【図5】第2の発明に係る半導体装置のフリップチップ
接続法によりICチップが実装された他の実施例を示す
断面図である。
【図6】第2の発明に係る半導体装置のマイクロピン接
続法によりICチップが実装された他の実施例を示す断
面図である。
【図7】従来の半導体装置を示す断面図である。
【図8】フリップチップ実装方式の従来の半導体装置の
一部を拡大して示す断面図である。
【図9】キャップの寸法を変えない場合の従来の半導体
装置の一部を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1 ICチップ 2 配線基板 9 キャップ 21 封止高さ調整枠 23 キャップガイド 26 接着剤 41 仕切板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 23/02 H01L 23/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICチップがフェイスダウンで配線基板
    に実装され、このICチップに、開口縁部が配線基板側
    に接合されかつ内側底部がICチップに接合される気密
    封止用キャップを被冠させた半導体装置において、前記
    配線基板と前記キャップの開口縁部との間に、ICチッ
    プが臨む開口部を有する枠体を介装してなり、この枠体
    に、前記キャップの開口縁部の内側に沿って配線基板か
    ら離間する方向に延在されて前記キャップが嵌合するガ
    イドを突設したことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、ガ
    イドに、枠体の開口部内に臨みICチップの側面に近接
    する仕切板を設けたことを特徴とする半導体装置。
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