JP2826829B2 - 引出し装置 - Google Patents

引出し装置

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JP2826829B2
JP2826829B2 JP63252568A JP25256888A JP2826829B2 JP 2826829 B2 JP2826829 B2 JP 2826829B2 JP 63252568 A JP63252568 A JP 63252568A JP 25256888 A JP25256888 A JP 25256888A JP 2826829 B2 JP2826829 B2 JP 2826829B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、支持体に外装したコイル状線材等の被加
工材料を、その先端から所要長さだけ引出して後処理装
置にセットし得る装置に関するものである。
従来技術 線材や棒材等の被加工材料を引抜いて、目的の寸法,
形状および機械的性質を有する線材,棒材,管材等に連
続的に加工する伸線ラインでは、引抜装置における被加
工材料の上流側に、供給機から引出された被加工材料の
線ぐせや曲がり等を矯正する矯正機が設置されている。
この矯正機の入口側にはピンチローラが配設され、供給
機から引出された被加工材料の先端を当該ピンチローラ
にセットした後、該ピンチローラを駆動することにより
被加工材料は矯正機に送り込まれる。
前記被加工材料は、供給機における支持体にコイル状
に形成された状態で外装され、ここで被加工材料の繰出
し供給が行なわれる。そのため被加工材料を前記ピンチ
ローラにセットするには、先ず作業者がバールやペンチ
を使用して当該被加工材料の先端を引出す作業を行な
う。このとき、被加工材料には線ぐせが付いているの
で、前記ピンチローラにセットし易いように、当該被加
工材料の先端から所定長さに亘って手動油圧矯正機を使
用して矯正し、その後ピンチローラにセットしているの
が実情である。
発明が解決しようとする課題 前述した如く、支持体から引出した被加工材料を矯正
機のピンチローラにセットする作業は、殆ど入手に頼っ
ているため多大な労力と時間とを要し、作業者により敬
遠されると共に製造効率が低下する問題が指摘される。
更に、近年工場内での被加工材料の運搬や搬送の効率化
を図り、またユーザーからの要請に伴ない、大直径の被
加工材料(例えば直径28mm程度)であってもコイル状に
巻取られるようになっている。このように大径の被加工
材料になると、入手作業で支持体から引出したり矯正す
ること自体が因難となるばかりでなく、危険を伴う重作
業となるために、現場での労働軽減および作業能率の向
上が要望されていた。
発明の目的 この発明は、コイル状に形成された被加工材料をセッ
トした供給機から、該材料の先端を引出す作業等に内在
している前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提
案されたものであって、被加工材料の先端を引出して後
処理装置にセットする作業を、入手を介することなく行
ない得る手段を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため
本発明は、基台に立設した案内枠に昇降自在に配設した
移動フレームと、この移動フレームに対し水平方向への
移動自在に支持された支持フレームと、この支持フレー
ムに水平揺動自在に枢支した揺動部材と、この揺動部材
に設けられ、コイルに巻回した被加工材料を開放自在に
把持するチャック部材とを備え、前記コイルを垂直にし
て支持体に外装し得る供給機および前記被加工材料に所
要の後処理を施す後処理装置の間に隣接的に配設され
て、前記供給機に外装したコイルの高さと巻き直径とに
応じて前記移動フレームおよび支持フレームを適宜移動
させた後、前記チャック部材を作動させて該被加工材料
の先端を把持し、次いで前記揺動部材と共に該チャック
部材を前記後処理装置のセット部位まで揺動させ、該被
加工材料を前記コイルから引出して前記後処理装置にセ
ットするようにした引出し装置において、 前記基台に立設される案内枠は、その対向し合う両側
壁に平行なガイドレールが縦方向に配設され、 前記移動フレームにはガイドローラが回転自在に枢支
され、 前記移動フレームは前記案内枠のガイドレールに前記
ガイドローラを介して水平に支持されると共に、該案内
枠に端部接続した第1シリンダのピストンロッドは該移
動フレームにピン接続され、該第1シリンダを正逆不勢
することにより該移動フレームは前記ガイドレールに沿
って自在に昇降し、 前記支持フレームには、その上下両面および両側面に
対応的に平行なガイドレールが長手方向に配設されると
共に、前記移動フレームには、その長手方向および短手
方向にガイドローラが夫々回転自在に枢支され、 前記ガイドレールが前記ガイドローラに支持されるこ
とにより、前記支持フレームは前記移動フレームに水平
に支持されると共に、該移動フレームの上部に端部接続
した第2シリンダのピストンロッドは該支持フレームに
ピン接続され、該第2シリンダを正逆付勢することによ
り該支持フレームは前記ガイドレールに沿って自在に水
平移動し、 前記揺動部材は、前記支持フレームの前記支持体を指
向する先端にピンを介して枢支され、該支持フレームの
一側面に接続した第3シリンダのピストンロッドは該揺
動部材に揺動自在にピン接続され、該第3シリンダを正
逆不勢することにより該揺動部材は水平方向に揺動し、 前記チャック部材は、前記揺動部材の自由端に形成し
た固定ツメと該固定ツメに隣接して開閉自在に枢支した
可動ツメとから構成されて、その把持部を下方に指向さ
せ、 前記支持フレームの先端に設けた前記ピンの頂部に第
4シリンダを端部接続すると共に、該シリンダのピスト
ンロッドを前記可動ツメにピン接続し、この第4シリン
ダを正逆付勢することにより前記可動ツメを回動させる
ことにより、前記固定ツメとの間で被加工材料の把持・
解放を行ない得るようにした ことを特徴とする。
実施例 次に、本発明に係る引出し装置につき、好適な実施例
を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。第1
図は本発明に係る引出し装置を示す正面図、第2図は第
1図の平面図である。
当該引出し装置10は、図に示す如く、被加工材料12の
供給機11と、引抜装置(図示せず)の上流側に配置した
矯正機15とに隣設して配置されている。供給機11におけ
る支持体14には、被加工材料12を回巻したコイルがその
軸線を垂直にして外装され、このコイルから被加工材料
12の上部先端が引出されて順次供給される。
また、矯正機15の入口側には、第2図に示す如く、被
加工材料12を挟持して矯正機15に送り込むピンチローラ
13が水平に配設され、ピンチローラ13は被加工材料12の
供給方向に所定間隔離間して2基配設されている。この
ピンチローラ13は、被加工材料12の通過するパスライン
を挟んで左右に対向する固定ローラ16と可動ローラ18と
からなり、可動ローラ18は、矯正機15の機枠20に配設し
たシリンダ22を正逆方向に付勢することによって、対向
する固定ローラ16に向けて近接離間移動可能に構成され
ている。従って、後述する如く、引出し装置10により支
持体14から引出された被加工材料12は、各固定ローラ16
と可動ローラ18とに挟持される。なお、ピンチローラ1
3,13が配設される機枠20の下部は開放しており、引出し
装置10で引出された被加工材料12は、機枠20の下方から
ピンチローラ13,13にセットされる。
前記支持体14に隣接する基台24上に、矩形状の案内枠
26が立設され、該案内枠26の支持体14を指向する方向と
平行な左右方向は全面的に開放されている。この案内枠
26における両側壁26a,26aの対向面には、ガイドレール2
8,28が縦方向に延在して平行に配設されている。ガイド
レール28は、第2図に示す如く、側壁26aに突設したH
型支持部材30と、該支持部材30における縦材30a,30aの
外側面に配設した第1レール32,32と、両縦材30a,30a間
に架設した横材30bにおける対向するガイドレール28を
指向する側面に配設した第2レール34とから構成され
る。そして、両ガイドレール28,28に、後述する移動フ
レーム36に配設した複数のガイドローラ38,38,40が対応
的に載架される。
前記案内枠26の両側壁26a,26a間には、第2図におよ
び第3図に示す如く、角筒状に形成された移動フレーム
36が水平に支持され、該移動フレーム36は、案内枠26の
ガイドレール28,28に沿って平行に昇降移動し得るよう
構成されている。すなわち、移動フレーム36における案
内枠26のガイドレール28と対向する側面に、第1図に示
す如く、仮想四角形の各隅角部に合計4個のガイドロー
ラ38が回転自在に枢支され、左右に位置するガイドロー
ラ38,38は、前記第1レール32,32を挟持するように載架
される。また、左右のガイドローラ38,38の中間に、前
記第2レール34に載架されるガイドローラ40が回転自在
に軸支されている。
前記案内枠26の底板26bには、ブラケット42を介して
第1シリンダ44が配設され、この第1シリンダ44のピス
トンロッド44aは、案内枠26から支持体14を指向する方
向に突出する移動フレーム36の下面にピン接続されてい
る。従って、第1シリンダ44を正逆方向に付勢すれば、
移動フレーム36は案内枠26に配設した両ガイドレール2
8,28に沿って平行な状態を保持したまま昇降移動する。
第3図に示す如く、移動フレーム36の中空内部には、
角柱形状に形成された支持フレーム46が水平に支持さ
れ、この支持フレーム46は前記支持体14に向けて近接お
よび離間移動自在に構成されている。すなわち、支持フ
レーム46の上下両面には、第2図に示すように、夫々短
手方向に所定間隔離間して、支持フレーム46の長手方向
に延在する一対のガイドレール48,48が平行に配設され
ている。そして、このガイドレール48,48は、前記移動
フレーム36における案内枠26から水平方向に突出する長
手方向両端部に回転自在に枢支したガイドローラ50,50
に支持されている。また、支持フレーム46の両側面に
は、第3図に示す如く、短手方向中央にガイドレール52
が支持フレーム46の長手方向に延在し、このガイドレー
ル52は、移動フレーム36の長手方向両端部に夫々回転自
在に枢支したガイドローラ54に支持されている。
前記移動フレーム36の上部に突設したブラケット37
に、第2シリンダ56の後端部が連結されており、この第
2シリンダ56のピストンロッド56aは、支持フレーム46
における支持体14を指向する端部近傍に配設したブラケ
ット39にピン接続されている。すなわち、第2シリンダ
56を正逆方向に付勢することにより、支持フレーム46
は、移動フレーム36の各ガイドローラ50,54に支持され
て水平方向に移動する。
前記支持フレーム46の支持体14を指向する先端には、
ピン58を介して揺動部材60が枢支され、該揺動部材60は
水平方向に揺動して後述するチャック部材64を支持体14
の中心に指向指せるべく機能する。第2図に示す如く、
支持フレーム46の一側面には、ブラケット61が突設さ
れ、このブラケット61の突出端部に第3シリンダ62が揺
動自在に配設されている。また、第3シリンダ62のピス
トンロッド62aは、揺動部材60に配設したブラケット63
にピン接続してある。従って、第3シリンダ62を正逆方
向に付勢すれば、揺動部材60は支持フレーム46に対して
ピン58を中心として水平方向に揺動する。
この揺動部材60の自由端には、把持部を下方に指向し
てチャック部材64が配設され、当該チャック部材64で前
記被加工材料12を把持するよう構成されている。第1図
に示す如く、揺動部材60の自由端に固定ツメ66が形成さ
れると共に、該固定ツメ66に隣接してピン70を介して可
動ツメ68が開閉自在に枢支されている。なお、前記揺動
部材60を枢支するピン58の支持フレーム46から突出する
一端に、第4シリンダ72の後端部が連結され、このシリ
ンダ72のピストンロッド72aは、可動ツメ68における固
定ツメ66を指向する端部と反対の端部68aにピン接続さ
れている。従って、第4シリンダ72をピストンロッド72
aを延出する方向に付勢することにより、可動ツメ68は
ピン70を中心に時計方向に回動し、固定ツメ66との間に
被加工材料12を把持し得る。
なお、第4シリンダ72はピン58に連結されて、支持フ
レーム46に対して揺動可能に構成されているので、前記
揺動部材60を揺動させた場合には当該第4シリンダ72も
一体的に揺動する。
(実施例の作用) 次に、実施例に係る引出し装置の使用の実際につき説
明する。先ず、被加工材料12の引出し準備状態では、第
1図に示す如く、移動フレーム36は案内枠26の上方に位
置すると共に、該移動フレーム36に対して支持フレーム
46は支持体14方向に最も延出している。また、前記可動
ツメ68は、開放して被加工材料12の把持を待機してい
る。
支持体14に外装された被加工材料12を引出すに際し、
当該引出し装置10のチャック部材64では、被加工材料12
の上部に位置する先端から所定長さだけ内方を把持する
必要がある。すなわち、前記矯正機15の入口側に2基の
ピンチローラ13,13が配設されており、両ローラ13,13に
被加工材料12を共通的に挟持させる必要があるからであ
る。従って引出し装置10を作動させる前に、予め支持体
14を回動させて、被加工材料12の先端から所定長さだけ
内方が、引出し装置10の全面側に位置するように位置決
めを行なう。
次に、作業者が遠隔操作によって、前記第1シリンダ
44を作動して、そのピストンロッド44aを引込む方向に
付勢し、第1図に二点鎖線で示す如く、案内枠26に対し
て移動フレーム36を下降させる。また、第2シリンダ56
を作動させて、そのピストンロッド56aを引込む方向に
付勢し、支持フレーム46を移動フレーム36に対して支持
体14から後退する方向に移動させる(第4図参照)。こ
のように第1シリンダ44および第2シリンダ56を適宜作
動させて、支持フレーム46の先端に配設したチャック部
材64を、支持体14に外装した被加工材料12における最上
端の僅か上方に臨ませる。
なお、支持体14に外装した被加工材料12には、支持体
14を中心とする円弧上の線ぐせが付いており、しかも支
持フレーム46における長手方向の中心線は、支持体14の
中心を指向していない。そのため、チャック部材64が支
持フレーム46の中心線と平行に位置した状態では、被加
工材料12を確実に把持することができない。そこで、第
4図に示す如く、前記第3シリンダ62を、そのピストン
ロッド62aを引込む方向に付勢し、揺動部材60を時計方
向に揺動させて、当該揺動部材60の先端に配設したチャ
ック部材64を支持体14の中心に指向させる。これによ
り、チャック部材64は、線ぐせの付いた被加工材料12を
確実に把持可能な状態になる。
このようなチャック部材64を所定の把持予定部位に位
置決めした後、更に移動フレーム36を下降して、固定ツ
メ66と可動ツメ68との間に被加工材料12を臨ませる。そ
して、前記第4シリンダ72をピストンロッド72aが延出
する方向に付勢して、可動ツメ68をピン70を中心に時計
方向に回動させて被加工材料12を把持する。
次に、チャック部材62で把持した被加工材料12を、前
記ピンチローラ13,13にセットするには、先ず、移動フ
レーム36を昇降移動させて、チャック部材64の水平レベ
ルを、ピンチローラ13,13の水平レベルよりも低い位置
に移動させる。なお、このときチャック部材64が、支持
体14に外装されている被加工材料12に接触しないよう
に、予め支持フレーム46を後退させておく。次いで、第
5図に示す如く、前記第3シリンダ62を逆方向に付勢し
て、揺動部材60を反時計方向に揺動させて、チャック部
材64で把持した被加工材料12を、支持体14から引出しつ
つピンチローラ13,13の下方に臨ませる。
このとき、各ピンチローラ13における可動ローラ18
は、予め固定ローラ16から離間した位置に待機している
ので、前記移動フレーム36を上昇させて両ローラ16,18
間に被加工材料12を位置決めする。この後、矯正機15の
機枠20に配設したシリンダ22をピストンロッド22aを延
出する方向に付勢すれば、被加工材料12は可動ローラ18
と固定ローラ16とに挟持される。なお、ピンチローラ1
3,13は、被加工材料12の送給方向に所定間隔離間して2
基配設されているので、両ピンチローラ13,13に挟持さ
れた被加工材料12は、線ぐせが矯正されて矯正機15への
送り込みが円滑に行なわれる。
被加工材料12がピンチローラ13,13に挟持された後、
前記第4シリンダ72を逆付勢して可動ツメ68を反時計方
向に回動させて、被加工材料12を解放する。そして、前
記第1〜第3の各シリンダを作動させて、当該引出し装
置10を待機位置に戻すことにより、被加工材料12の引出
しおよびセット作業が完了する。
なお、実施例では、作業者が引出し装置10を遠隔操作
により作動させる場合につき説明したが、該引出し装置
10の各種のセンサおよび制御手段を配設すれば、被加工
材料の引出し作業からピンチローラへのセット作業まで
の一連の動作を全自動で行なわせることも可能である。
発明の効果 以上述べたように、本発明に係る引出し装置によれ
ば、従来入手作業に依存していた被加工材料の引出し作
業と、被加工材料先端の後処理装置へのセット作業と
を、全て機械により行ない得るようにしたので、極めて
迅速かつ確実に作業を達成することができる。また、作
業者が直接被加工材料を扱う必要がないので、作業者を
危険を伴う重作業から解放し、労働環境の改善および作
業能率の向上に著しく貢献する等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る引出し装置の好適な一実施例を示
す正面図、第2図は第1図に示す引出し装置の平面図、
第3図は第1図に示す引出し装置の縦断面図、第4図お
よび第5図は引出し装置の経時的な動作を示す説明図で
ある。 12……被加工材料、14……支持体 15……矯正機、24……基台 26……案内枠、36……移動フレーム 46……支持フレーム、60……揺動部材 64……チャック部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21C 47/00 B25J 9/06 B23Q 7/04 B21F 23/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台(24)に立設した案内枠(26)に昇降
    自在に配設した移動フレーム(36)と、この移動フレー
    ム(36)に対し水平方向への移動自在に支持された支持
    フレーム(46)と、この支持フレーム(46)に水平揺動
    自在に枢支した揺動部材(60)と、この揺動部材(60)
    に設けられ、コイルに巻回した被加工材料(12)を開放
    自在に把持するチャック部材(64)とを備え、前記コイ
    ルを垂直にして支持体(14)に外装し得る供給機(11)
    および前記被加工材料(12)に所要の後処理を施す後処
    理装置(15)の間に隣接的に配設されて、前記供給機
    (11)に外装したコイルの高さと巻き直径とに応じて前
    記移動フレーム(36)および支持フレーム(46)を適宜
    移動させた後、前記チャック部材(64)を作動させて該
    被加工材料(12)の先端を把持し、次いで前記揺動部材
    (60)と共に該チャック部材(64)を前記後処理装置
    (15)のセット部位まで揺動させ、該被加工材料(12)
    を前記コイルから引出して前記後処理装置(15)にセッ
    トするようにした引出し装置において、 前記基台(24)に立設される案内枠(26)は、その対向
    し合う両側壁(26a,26a)に平行なガイドレール(28,2
    8)が縦方向に配設され、 前記移動フレーム(36)にはガイドローラ(38,40)が
    回転自在に枢支され、 前記移動フレーム(36)は前記案内枠(26)のガイドレ
    ール(28,28)に前記ガイドローラ(38,40)を介して水
    平に支持されると共に、該案内枠(26)に端部接続した
    第1シリンダ(44)のピストンロッド(44a)は該移動
    フレーム(36)にピン接続され、該第1シリンダ(44)
    を正逆不勢することにより該移動フレーム(36)は前記
    ガイドレール(28,28)に沿って自在に昇降し、 前記支持フレーム(46)には、その上下両面および両側
    面に対応的に平行なガイドレール(48,52)が長手方向
    に配設されると共に、前記移動フレーム(36)には、そ
    の長手方向および短手方向にガイドローラ(50,54)が
    夫々回転自在に枢支され、 前記ガイドレール(48,52)が前記ガイドローラ(50,5
    4)に支持されることにより、前記支持フレーム(46)
    は前記移動フレーム(36)に水平に支持されると共に、
    該移動フレーム(36)の上部に端部接続した第2シリン
    ダ(56)のピストンロッド(56a)は該支持フレーム(4
    6)にピン接続され、該第2シリンダ(56)を正逆付勢
    することにより該支持フレーム(46)は前記ガイドレー
    ル(48,52)に沿って自在に水平移動し、 前記揺動部材(60)は、前記支持フレーム(46)の前記
    支持体(14)を指向する先端にピン(58)を介して枢支
    され、該支持フレーム(46)の一側面に接続した第3シ
    リンダ(62)のピストンロッド(62a)は該揺動部材(6
    0)に揺動自在にピン接続され、該第3シリンダ(62)
    を正逆不勢することにより該揺動部材(60)は水平方向
    に揺動し、 前記チャック部材(64)は、前記揺動部材(60)の自由
    端に形成した固定ツメ(66)と該固定ツメ(66)に隣接
    して開閉自在に枢支した可動ツメ(68)とから構成され
    て、その把持部を下方に指向させ、 前記支持フレーム(46)の先端に設けた前記ピン(58)
    の頂部に第4シリンダ(72)を端部接続すると共に、該
    シリンダ(72)のピストンロッド(72a)を前記可動ツ
    メ(68)にピン接続し、この第4シリンダ(72)を正逆
    付勢することにより前記可動ツメ(68)を回動させるこ
    とにより、前記固定ツメ(66)との間で被加工材料(1
    2)の把持・解放を行ない得るようにした ことを特徴とする引出し装置。
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