JP2826166B2 - 泥土処理装置 - Google Patents

泥土処理装置

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JP2826166B2
JP2826166B2 JP10783990A JP10783990A JP2826166B2 JP 2826166 B2 JP2826166 B2 JP 2826166B2 JP 10783990 A JP10783990 A JP 10783990A JP 10783990 A JP10783990 A JP 10783990A JP 2826166 B2 JP2826166 B2 JP 2826166B2
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昌平 千田
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は含水量の多い掘削泥土や、浚渫ヘドロなど
のような廃棄処理が困難な泥土を、セメントや石灰のよ
うな固化材を用いて処理し、良質な土にするための泥土
処理装置に関する。
従来の技術 軟弱地盤での土工事や浚渫工事などにおいては、大量
のスラリー状または含水量の多い泥土が発生し、近年こ
の泥土をいかに効率よく処理するかが問題となってい
る。従来、この種の泥土を処理するにあたり、泥土を所
定の堆積場へ管路により輸送し、輸送途上で泥土に固化
材を添加する方式の装置があり、この種の装置として
は、管路の内部に固化材を噴出する噴出部材と撹拌部材
を設け、この管路内において泥土にセメントや石灰のよ
うな固化材を添加して混合撹拌し、それを所定の堆積場
へ放出するようにしたものが知られている(例えば特開
昭59−179197号公報参照)。
ところで泥土はその含水比等の性状が一定ではなく逐
次変化するので、性状に応じて固化材の添加量を変化さ
せ、また混合撹拌の時間を調整しなければならない。し
かしながら前記の装置は、輸送管路内での処理方式によ
るものであるため、混合撹拌の時間を調整することがで
きず、そのため泥土の含水比が高い場合には固化材の量
を大にしたとしてもそれが泥土と充分に混合されないま
ま排出されてしまい、良質の改良土を得られないという
問題点があった。
発明が解決しようとする課題 そこでこの発明の発明者は、このような問題点を解消
することのできる装置として、さきに特開昭63−107625
号に開示されたような装置を提案し、この装置は泥土が
搬入される貯留槽の下端に縦向きの排出筒を連設し、こ
の排出筒内にその上部から下部にかけて固化材噴出部
材、撹拌部材および排出量調整部材をそれぞれ設けたも
のである。
ところでこのような装置は、固化材を空気圧送する場
合、空気の分離が具合よく行われず、また泥土と固化材
との混合撹拌が不充分のまま排出される恐れもあり、ま
た大量処理しようとする場合、装置全体が大型となって
機械装備が高価となるというような問題がある。
この発明の目的は、前記のような従来装置のもつ問題
を解消し、空気の分離が具合よく行われ、泥土と固化材
との混合撹拌が充分になされ、全体を小型にすることが
できて安価な泥土処理装置を提供するにある。
課題を解決するための手段 この発明は前記のような目的を達成するために、傾斜
して配置された中空筒状の装置本体を有し、この装置本
体の下部に断面U字状の導入部、中央部に中空円筒状の
混合部、上部に断面U字状の排出部がそれぞれ設けら
れ、前記導入部には上部に泥土導入口が、また前記排出
部には上部に排気口、下部に排出口がそれぞれ形成さ
れ、さらに装置本体のほぼ中心に長手方向に沿って回転
軸を設けてその両端を装置本体外に突出させ、この回転
軸の前記導入部及び排出部内に位置する部分の外周に推
進部材を設けるとともに、前記混合部内に位置する部分
の外周に撹拌押出部材を設け、前記回転軸の上方部分に
は下端に混合部に開口している出口を、上端に装置本体
外において開口している入口を有する透孔を設けている
ことを特徴とするものである。
作 用 前記のようなこの発明の泥土処理装置において、その
使用に際しては、回転軸の透孔の上端入口から固化材を
送入しながら同回転軸を回転し、同透孔の下端出口から
混合部内に固化材を注入する一方、導入部内へ泥土導入
口を介して泥土を導入し、この導入部内で泥土と固化材
を予混合しながら、推進部材で同混合土を混合部へ送り
込む。この混合部内で前記混合土は撹拌押出部材によっ
て撹拌されて排出部内に押出され、ここに配置された推
進部材によって混合土が排出口から外部へ排出されると
ともに、これから分離された空気は排気口から外部へ排
気される。
実 施 例 第1図ないし第4図に示すこの発明の第1実施例にお
いて、1は傾斜して配置された中空筒状の装置本体を示
し、この装置本体1は下部の導入部2,中央部の混合部3,
上部の排出部4を有している。
導入部2には第2図に示すように、上部に泥土導入口
6が設けられ、混合部3は第3図に示すように円筒形と
なっており、排出部4には第4図に示すように上部に排
気口7が、また下部に排出口8がそれぞれ設けられてい
る。そして導入口6,排気口7は導入管16付蓋13及び排気
管17付蓋14によって閉鎖されている。
そしてこれらの各部2,3,4を貫通して、その両端が装
置本体1外に突出した回転軸9が配置されており、この
回転軸6の導入部2,排出部4内に位置する部分の外周に
リボンスクリュからなる推進部材11,12が設けられてい
る。なおこの推進部材11,12は導入される泥土の土質に
よって、スクリュに代えてパドルとすることができる。
そして回転軸9の混合部3内に位置する部分に、パドル
からなる撹拌押出部材20が設けられ、同回転軸9の下端
突出部にはスプロケット18が取付けられ、このスプロケ
ット18を介して図示しない駆動源により回転軸9が回転
するようになっている。また回転軸9の上方部分には下
端の出口が混合部3内に開口し、上端の入口が外部に対
して開口している透孔19が設けられ、回転軸9の上端入
口はスイベル21を介して固化材送入管22と連結されてい
る。
このようなものにおいて、泥土を処理するに際して
は、回転軸9の透孔19の入口に送入管22を介して透孔19
中に固化材を送入し、該透孔19の下端出口から混合部3
内に固化材を注入する。
一方スプロケット18を介して図示しない駆動源によっ
て回転軸9を回転し、導入管16を介してポンプにより導
入部2内に泥土を導入する。このように導入された泥土
は導入部2内において、泥土のポンプ圧及び推進部材11
の作用によって、固化材と混合されながら混合部3に導
入される。
そしての混合部3において、混合土は撹拌押出部材20
の作用によって、混合部3に充満した状態で移動し、こ
のため透孔19の出口から混合部3内に噴出される固化材
は、円形断面外周方向に均等に散布されて撹拌混合効率
を高めることとなり、しかもこの混合部3の長さを短い
ものとすると、排出部4への混合土の移動を円滑にする
ことができる。
このようにして形成された混合土が排出部4に導入さ
れ、ここで推進部材12の作用をうけて、さらに撹拌され
ながら、固化材が粉末状であって空気圧送で供給される
場合には、粉末状固化材は撹拌作用によって混合土の水
分に付着して空気が分離し、この分離した空気は排気口
7から外部へ排気され、残った処理土が排出口8から外
部へ排出される。この場合排出部4は空気の分離、丸石
や大塊の逃げ場を構成するために、常時混合土が充満す
ることのないようにするのが好ましく、このため排出口
8はポンプによる泥土の供給量とバランスするようにそ
の開度調整できるようにし、さらに定量排出装置または
排泥ポンプを排出口8に取付けて排土量の調節を行うよ
うにする。
前記のようにこの装置は連続ミキサーに属し、このよ
な連続ミキサーにとって重要なことは、処理される泥土
の量によって供給する固化材の量を調節することであ
り、一定の流れをもっている泥土に対して一定量の固化
材を連続して供給する必要がある。そしてこの装置では
ポンプによって泥土が一定量供給されることになってい
るが、ポンプの脈動のばらつきによって、その供給量に
もばらつきを生ずるので、それに応じて推進部材11,12
の速度調整で泥土と固化材との量がバランスするように
する。
一方固化材の供給量については、図示しない従来常用
されている粉体供給装置によって、その調整及び記録を
できるようにする。
そして装置本体1が第1図に示すように、傾斜角αを
もって傾斜されていることにより、鎖線に示すような状
態で滞溜域が形成され、泥土が混合部3内を流下すると
いうようなことがなく、そのため撹拌混合が良好に行わ
れる。
第5図に示すこの発明の第2実施例は、第1実施例の
蓋13に代りにホッパ23を取付けた点で、第1実施例と相
違するだけで他は同様であるから、その説明を省略す
る。
発明の効果 この発明は前記のようであって、傾斜した装置本体の
下部の導入部に泥土を導入し、混合部に固化材を導入
し、回転軸の回転によって泥土を導入部、混合部、排出
部というように下方から順次上方に移動させ、この移動
中に泥土と固化材との混合撹拌が行われ、分離空気は排
出部の排気口から、処理土は排出口から外部へ排出され
るようになっているので、泥土と固化材との混合撹拌が
良好になされ、また空気の分離も具合よくなされ、全体
を小型にして安価に提供できるというような効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の一部縦断正面図、第2
図は同上の線2−2による断面図、第3図は同線3−3
による断面図、第4図は同線4−4による断面図、第5
図はこの発明の第2実施例の正面図である。 1……装置本体、2……導入部 3……混合部、4……排出部 6……泥土導入口、7……排気口 8……排出口、9……回転軸 11,12……推進部材、19……透孔 20……撹拌押出部材、21……スイベル 22……固化材送入管

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】傾斜して配置された中空筒状の装置本体を
    有し、この装置本体の下部に断面U字状の導入部、中央
    部に中空円筒状の混合部、上部に断面U字状の排出部が
    それぞれ設けられ、前記導入部には上部に泥土導入口
    が、また前記排出部には上部に排気口、下部に排出口が
    それぞれ形成され、さらに装置本体のほぼ中心に長手方
    向に沿って回転軸を設けてその両端を装置本体外に突出
    させ、この回転軸の前記導入部及び排出部内に位置する
    部分の外周に推進部材を設けるとともに、前記混合部内
    に位置する部分の外周に撹拌押出部材を設け、前記回転
    軸には下端が混合部に開口している出口を、上端に装置
    本体外において開口している入口を有する透孔を設けて
    いることを特徴とする泥土処理装置。
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