JP2826023B2 - 超微粒子の製造方法 - Google Patents

超微粒子の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無機化合物の超微粒子を
製造する方法に関し、特に、窒化アルミニウムの超微粒
子を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】非酸化
物系のセラミックスとして、窒化物、炭化物、ホウ化物
が挙げられるが、これら非酸化物系のセラミックスは一
般に良好な耐熱性を有するので、ガスタービンや自動車
用エンジン部品のように高温において使用される部材に
用いられるようになってきた。また、高硬度、高潤滑
性、高耐食性をも有するものが多く、切削工具や各種機
械部品にも用いられるようになってきた。
【0003】窒化物系のセラミックスとしては、窒化珪
素、窒化ホウ素、窒化アルミニウム等が挙げられるが、
その中で、窒化アルミニウムは大きな熱伝導性を有し、
また溶融金属に対する耐食性が高いので、電子部品基
板、高温炉用の部材、半導体結晶用のルツボ、インバー
ター用放熱絶縁板等として使用されている。
【0004】ところで、窒化アルミニウムを合成する主
な方法には、炭素とAl2 3 の微粉混合物を窒素雰囲
気中で加熱する炭素還元窒化法、金属アルミニウムを
加熱(溶融)し、窒素ガスと反応させる直接窒化法、
Alの窒化に伴う発熱反応を利用する自己燃焼合成法、
気相反応法、プラズマ反応法等がある。
【0005】しかしながら、上記〜の方法では、得
られる窒化アルミニウムの純度が高くない。また、の
方法では、用いる原料化合物(アンモニア、Alのハロゲ
ン化物、Alの有機化合物等)が高価であるという欠点が
ある。
【0006】プラズマ反応法では、金属アルミニウムを
加熱溶融してアルミニウムを蒸発させ、アルミニウム蒸
気と窒素プラズマとを反応させるが、金属アルミニウム
の加熱手段として誘導加熱、抵抗を用いた加熱、レーザ
ー加熱、電子ビーム加熱等を用いた場合には、一般に装
置が大がかりになり、また、消費エネルギーも大きくな
る。
【0007】そこで、アーク放電により原料金属を溶解
し、プラズマ反応させる方法が試みられている。この方
法では、アーク高温プラズマにより、(イ)金属アルミニ
ウムの溶解、蒸発と、(ロ)アルミニウム蒸気と窒素との
反応とを同時に行う。しかしながら、Ti、Zr等の元素と
は異なりAlは窒化しにくく、一工程のアーク高温プラズ
マを行っただけでは金属アルミニウムを完全に窒化する
ことは難しい(すなわち、得られる化合物中の窒化アル
ミニウムの存在割合が小さい)。
【0008】したがって、本発明の目的は、超微粒子状
で高純度の窒化アルミニウム等の非酸化物セラミックス
を、容易に製造することができる方法を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑み鋭意研究
の結果、本発明者は、原料金属中に、高融点で低蒸気圧
の別種金属元素を添加して合金化し、この合金に対して
プラズマアーク放電を行えば、高純度の超微粒子を製造
することができることを発見し、本発明を完成した。
【0010】すなわち、反応ガス中で原料金属に対して
プラズマアーク放電を行い、蒸発した前記原料金属とプ
ラズマ化した前記反応ガスとを反応させ、前記原料金属
の化合物からなる超微粒子を製造する本発明の方法は、
あらかじめ、前記原料金属に前記原料金属の融点より高
い融点を有する金属元素を添加して合金化しておくこと
を特徴とする。
【0011】本発明の方法によれば、金属窒化物、金属
炭化物、金属ホウ化物等の超微粒子を製造することがで
きるが、以下においては、窒化アルミニウムの超微粒子
の製造方法を例にとり、本発明を詳細に説明する。な
お、本発明において、「超微粒子」とは、平均径が0.03
〜0.07μm程度のものを指す。
【0012】まず、以下に述べる金属元素をアルミニウ
ムに添加し、アルミニウムとの合金を作製する。アルミ
ニウムに添加する金属元素(以下、説明の簡単のため
に、これを添加元素と呼ぶ)としては、アルミニウムよ
り高融点のもので、かつ得られる合金の融点がアルミニ
ウムの融点より高くなるものを選択する。添加元素とし
ては低蒸気圧を有するものが好ましい。具体的な添加元
素としては、Ti、Mo、Ta、Nbが挙げられる。これらの添
加元素のうち少なくとも1種をアルミニウム中に導入し
て合金化する。
【0013】上記添加元素の割合は、添加元素の種類に
よって多少異なるが、合金中10原子%以上とするのが
好ましい。添加元素の割合が10原子%であると、生成
物(得られる超微粒子)中の窒化アルミニウムの割合が
非常に少ない。より好ましくは40原子%であり、さら
に好ましくは85〜95原子%である。添加元素の割合
が85原子%以上であると、生成物(得られる超微粒
子)中の窒化アルミニウムの割合が極めて大きくなる。
なお、添加元素の割合を95原子%を超す量とすると、
生成物(超微粒子)中に添加元素の窒化物が混入するこ
とになる。
【0014】特に、金属アルミニウム中にTiを添加して
Al−Ti合金とする場合には、AlとTiとの比(原子%にお
ける比)を20:80〜10:90とするのが好ましい。
【0015】また、Mo、Ta、又はNbを添加して合金を製
造する場合には、それぞれAlとの比を以下の通りとする
のが好ましい。 Moでは15:85〜10:90 Taでは15:85〜5:95 Nbでは10:90〜5:95 〔いずれも(Al:添加元素)の原子%比である。〕
【0016】上記の合金はアーク溶解法等により製造す
ることができる。アーク溶解法では、上述の配合比とな
るようにアルミニウムと添加元素とを秤量して混合し、
得られた混合物に対して不活性ガス中でアーク放電を行
い合金化する。得られた合金はペレット状、ボタン状等
に成形して用いることができる。
【0017】図1は本発明の方法を実施することができ
る装置を示す模式的断面図である。装置1は、上部チャ
ンバー2と下部チャンバー3とを有する。上部チャンバ
ー2には上記の合金を設置するヒース4が設けられてお
り、その上にはアーク電極5が備えられている。また、
上部チャンバー2には反応ガス(窒素ガス)を取り入れ
るガス注入口6が設けられている。なお、アーク電極5
としては、W、Mo、Ta等を用いることができる。
【0018】一方、下部チャンバー3には、得られる超
微粒子を捕集するガラス板80を乗せた台8が配置されて
いる。また、下部チャンバー3には、チャンバー内を排
気(減圧)する排気口9が形成されている。なお、図1
に示す例では、台8は前後左右に移動可能に設置されて
いる。
【0019】上部チャンバー2と下部チャンバー3とは
管10のみにより連通しており、管10の下部チャンバー3
側にはノズル11が取り付けられている。ノズル11は台8
上のガラス板80の上方に配置されている。一方、管10の
上部チャンバー2側の開口端部は比較的広口に形成され
ており、ヒース4の斜め上に口部を向けている。
【0020】上述の装置1を用いて超微粒子を製造する
方法を以下に述べる。まず、装置1の上部チャンバー2
内のヒース4に合金12を設置し、排気口9から吸引して
上下チャンバー内を減圧する。減圧は両チャンバー内の
圧力が1×10-4Torr程度となるまで行うのが好ましい。
【0021】次に、一旦排気口9側のバルブ(図示せ
ず)を閉じ、ガス注入口6から窒素ガスを上部チャンバ
ー2内に導入する。ある程度の窒素ガス(300Torr以
上の圧力となる窒素ガス)が上部チャンバー2内に入っ
た時点で、排気口9側のバルブを少し開ける。ここで、
ノズル11の内径を0.5 〜2mm程度に細く形成しておけ
ば、排気口9からの排気量と、ガス注入口6からの窒素
ガスの導入量とを調節することにより、上部チャンバー
2内の窒素ガス圧を300 〜600 Torr程度に保ちながら
(いわゆる定常状態にしながら)、上部チャンバー2と
下部チャンバー3との間に圧力差を生じさせることがで
きる。なお、上部チャンバー2内のガス圧は所望の圧力
±20Torr程度に調整可能である。
【0022】上部チャンバー2内の窒素ガス圧を上記範
囲に保った状態で、100〜300Aのアーク電流で合
金12をアーク加熱し、これを溶融する。これにより、
合金12からアルミニウムの蒸気が発生するが、このと
き、同時に窒素プラズマも生じる。
【0023】アルミニウム蒸気と窒素プラズマとが反応
し、超微粒子の窒化アルミニウムが生成される。上述の
通り、上下チャンバー間には圧力差があるので、上部チ
ャンバー2内で生成された超微粒子状の窒化アルミニウ
ムは管10を通って下部チャンバー3に流入する。ノズル
11の内径が小さいので、窒化アルミニウム超微粒子はノ
ズル11から噴出し、台8上に乗せたガラス板80上に堆積
する。
【0024】以上に示した方法により、窒化アルミニウ
ムの超微粒子を得る。なお、この方法で、上述のガラス
板80の代わりに、所望の金属(合金)又はセラミック部
材を設置しておけば、この部材の表面に超微粒子の窒化
アルミニウムからなる緻密なコーティング膜を形成する
ことができる。この場合、コーティング膜の厚さを0.05
〜0.1 mm程度と、通常のイオンプレーティング法による
皮膜よりもはるかに厚くすることができる。
【0025】なお、本発明の方法において、添加元素の
蒸発量は無視できるほど小さいので、プラズマアーク放
電後に残った合金を再び原料金属と合金化して再利用す
ることができる。
【0026】以上、超微粒子の窒化アルミニウムの製造
方法について説明したが、本発明はこれに限定されな
い。たとえば、原料金属としてアルミニウム以外にクロ
ミウム、シリコンを用い、この窒化物からなる超微粒子
を製造することができる。
【0027】また、用いる反応ガスの種類を変えて、窒
化物以外の超微粒子を製造することもできる。たとえ
ば、反応ガスとしてCH4 、C2 4 等を用いた場合に
は、超微粒子状の炭化物を製造することができる。さら
に、B2 4 、B4 10等を用いた場合には、超微粒子
状のホウ化物を製造することができる。
【0028】
【作用】本発明では、原料金属に他の金属元素を添加し
て合金化し、実際にアーク溶解する金属(合金)の融点
を上げる。このような高融点を有する合金に対してプラ
ズマアーク放電を行うと、純度の高い超微粒子が得られ
るが、それは、以下の理由によるものと思われる。
【0029】高融点となった合金からは、目的の金属
(超微粒子状にする化合物の構成金属)の蒸発量が減
る。そのためプラズマ化した反応ガスの量に見合った量
の金属蒸気が得られ、プラズマ化した反応ガスと金属蒸
気との衝突頻度が高くなる。
【0030】したがって、窒素と比較的反応しにくいア
ルミニウムでも容易に窒化され(窒素プラズマとアルミ
ニウム蒸気との反応が良好に進行し)、純度の高い超微
粒子状の窒化アルミニウムが得られる
【0031】
【実施例】本発明を以下に示す具体的実施例によりさら
に詳細に説明する。実施例1〜5 金属Tiと金属Alとを秤量して混合し、アルゴンガス中で
アーク溶解して、以下に示す組成を有する5つの合金を
作製した。 実施例1:Ti90Al10 実施例2:Ti70Al30 実施例3:Ti50Al50 実施例4:Ti30Al70 実施例5:Ti10Al90
【0032】それぞれの合金20gを図1に示す装置1
内のヒース4に設置した。
【0033】ガス注入口6の側のバルブ(図示せず)を
閉じ、排気口9からチャンバーを吸引し、上下チャンバ
ー2、3の圧力を1×10-4Torrとした。
【0034】次に、ガス注入口6から窒素ガスを上部チ
ャンバー2内に導入し、排気口9側のバルブ(図示せ
ず)を少々開けて下部チャンバー3の排気を再開した。
このとき、上部チャンバー2内の圧力が600Torrに保
持されるように、ガス注入口6からの窒素ガスの注入量
及び排気口9からの排気量を調節した。
【0035】上部チャンバー2内の窒素ガス圧が600
Torrに保たれた状態で、200Aのアーク電流で合金を
加熱溶融した。ノズル11から超微粒子状の化合物が吹き
出され、ガラス板80上に堆積物が得られた。
【0036】堆積物を取り出し、X線回折を行った。各
実施例のX線回折のチャートでは窒化アルミニウムに由
来するピークと、アルミニウムに由来するピークとが見
いだされた。それぞれの例のチャートにおいて、窒化ア
ルミニウムの(100)面に由来するピークの高さ(Al
N(100)と呼ぶ)と、アルミニウムの(111)面
に由来するピークの高さ(Al(111)と呼ぶ)を測定
し、以下の値R: R=AlN(100)/〔Al(111)+AlN(100)〕・・・(1) を計算した。
【0037】式(1) で表されるRは、各例における生成
物(堆積物)中の金属アルミニウムと窒化アルミニウム
の合計量に対する窒化アルミニウムの存在比を示す。し
たがって、式(1) で表されるRの値が1に近いほど高純
度の窒化アルミニウム超微粒子が得られたことを意味す
る。
【0038】各実施例における結果(Rの値)を図2に
示すが、図2のグラフにおいて、横軸には、各例で用い
た合金の融点を取っている。
【0039】比較例1 プラズマアーク放電を施す金属として、金属アルミニウ
ムを用いた(すなわち、アルミニウムに何も添加しな
い)以外は、実施例1と同様にして超微粒子を得た。得
られた超微粒子について、実施例1と同様にしてX線回
折を行い、式(1)に従ってRの値を求めた。結果を図2
に示す。
【0040】実施例6〜14 実施例1と同様の方法で、以下に示す組成を有する9つ
の合金を作製した。 実施例6:Nb40Al60 実施例7:Nb80Al20 実施例8:Nb95Al5 実施例9:Mo40Al60 実施例10:Mo80Al20 実施例11:Mo90Al10 実施例12:Ta40Al60 実施例13:Ta70Al30 実施例14:Ta95Al5
【0041】上記の各合金を用い、実施例1と同様の方
法で超微粒子を製造した。得られた各超微粒子について
実施例1と同様にしてX線回折を行い、式(1) に従って
Rの値を求めた。結果を図2に示す。
【0042】図2からわかるように、(添加元素の種類
によって多少の違いがあるものの)用いた合金の融点が
高いほど、窒化アルミニウムの純度が高い。
【0043】比較例2、3 実施例1と同様の方法で、以下に示す2つの合金を作製
した。 比較例2:Al95Si5 比較例3:Al90Si10
【0044】上記の各合金を用い、上部チャンバー2内
の窒素ガス圧を300Torrとした以外は実施例1と同様
の方法で超微粒子を製造した。得られた各超微粒子につ
いて実施例1と同様にしてX線回折を行い、式(1) に従
ってRの値を求めたところ、比較例2、3のRの値はと
もに比較例1のRの値よりも低かった。
【0045】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明の方法に
よれば、高純度の窒化アルミニウム超微粒子を容易に
(一工程のアーク高温プラズマを行うだけで)製造する
ことができる。
【0046】また、本発明の方法によれば、窒化物のみ
ならず、超微粒子の炭化物又はホウ化物も製造すること
ができる。
【0047】本発明の方法を用いれば、Al合金、Cu合
金、ステンレス等の材質からなる部材の表面に、0.05〜
0.1 mm程度の比較的厚いコーティング層を短時間で形成
することができる。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法に用いる装置の一例を示す模式的
断面図である。
【図2】実施例1〜14及び比較例1に用いた合金(又は
金属アルミニウム)の融点と、得られた超微粒子中の窒
化アルミニウムの存在割合との関係を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1 超微粒子製造装置 2 上部チャンバー 2 下部チャンバー 4 ヒース 5 アーク電極 6 ガス注入口 8 台 9 排気口 10 管 11 ノズル 12 合金 80 ガラス板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 000005326 本田技研工業株式会社 東京都港区南青山二丁目1番1号 (72)発明者 野崎 勝敏 埼玉県和光市中央一丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01J 19/08 C01B 21/072

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応ガス中で原料金属に対してプラズマ
    アーク放電を行い、蒸発した前記原料金属とプラズマ化
    した前記反応ガスとを反応させ、前記原料金属の化合物
    からなる超微粒子を製造する方法において、あらかじ
    め、前記原料金属に前記原料金属の融点より高い融点を
    有する金属元素を添加して合金化しておくことを特徴と
    する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記原
    料金属がアルミニウムであり、前記反応ガスが窒素であ
    り、もって超微粒子の窒化アルミニウムを製造すること
    を特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、前記原
    料金属に添加する金属元素がTi、Mo、Ta、Nbのうちの少
    なくとも1種であることを特徴とする方法。
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