JP2825568B2 - パチンコ機の情報表示装置 - Google Patents

パチンコ機の情報表示装置

Info

Publication number
JP2825568B2
JP2825568B2 JP1324899A JP32489989A JP2825568B2 JP 2825568 B2 JP2825568 B2 JP 2825568B2 JP 1324899 A JP1324899 A JP 1324899A JP 32489989 A JP32489989 A JP 32489989A JP 2825568 B2 JP2825568 B2 JP 2825568B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
half mirror
led
symbol
mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1324899A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03186286A (ja
Inventor
真次 六鹿
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichi Shokai Co Ltd filed Critical Daiichi Shokai Co Ltd
Priority to JP1324899A priority Critical patent/JP2825568B2/ja
Publication of JPH03186286A publication Critical patent/JPH03186286A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2825568B2 publication Critical patent/JP2825568B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、パチンコ機の情報表示装置の改良に関す
る。
従来の技術 移動図柄やテロップおよび入賞回数や役物連続作動回
数等パチンコ遊技に必要とされる各種の情報を表示する
情報表示装置として、7セグメントLEDやドットマトリ
クスLEDまたは単体LED等を表示体として用いたものが公
知である。これらの表示体は表示すべき情報の内容に応
じて使い分けられるのが普通で、一般に、スロットマシ
ンやルーレット状の移動図柄を表示するためには複列に
配設された7セグメントLEDやドットマトリクスLEDが用
いられ、また、入賞回数や役物連続作動回数等を表示す
るためには7セグメントLEDによる数値表示や単体LEDの
点灯個数表示が用いられている。
この種の従来技術によれば表示すべき情報内容の増大
に応じて多種多様の表示体を配設する必要が生じるが、
表示体を重複して配設することは不可能であるから、そ
の配設位置は必然的に分散され、遊技者は各種の情報を
把握するために定常的な視線移動を強いられる結果とな
り、遊技に必要とされるコンセントレーションの確保が
困難となる欠点がある。
特開平2−57278号には、少なくとも2種類の図柄表
示器と少なくとも1枚のハーフミラーとを有し、一方の
種類の図柄表示器は、遊技者がハーフミラーを透視して
表示態様を視認可能となるように配置し、他方の種類の
図柄表示器は、遊技者がハーフミラーに反射した表示態
様を視認可能なように配置し、各々の図柄表示器の表示
態様を表示制御手段により遊技に合わせて制御するよう
にしたパチンコ遊技機が記載されている。
このものは、上段の第1表示室に設けた第1図柄表示
器に対して第1ハーフミラーを45度の傾斜で対向させ、
第1ハーフミラーの下方にこれと平行に、かつ下段の第
2表示室に設けた第2図柄表示器に対して45度の傾斜で
第2ハーフミラーを対向させてあり、第1図柄表示器が
表示する図柄は、第1ハーフミラー及び第2ハーフミラ
ーで反射されて表示窓から視認可能であり、第2図柄表
示器が表示する図柄は、第2ハーフミラーを透過して表
示窓から視認可能である。
そして、例えば、第1図柄表示器を点灯し、第2図柄
表示器を消灯すると、第1図柄表示器が発光する光は第
1ハーフミラー及び第2ハーフミラーで反射して表示窓
を通るので、表示窓を通して第1図柄表示器の表示態様
を視認させ、また、第1図柄表示器を消灯し、第2図柄
表示器を点灯すると、第2図柄表示器が発光する光は第
2ハーフミラーを透過して表示窓を通るので、表示窓を
通して第2図柄表示器の表示態様を視認させ、さらに、
第1図柄表示器及び第2図柄表示器を同時に点灯するこ
とにより、第1図柄表示器の表示態様と第2図柄表示器
の表示態様とを合成し、合成された表示態様を遊技者に
視認可能としたり、第1図柄表示器の表示態様と第2図
柄表示器の表示態様とを切り換えて、切り換えの際の動
的な変化を遊技者に視認させる。
しかしながら、このものは、図柄等の可変表示を行う
第1図柄表示器と第2図柄表示器とを上下に並べて配置
しているので、第1図柄表示器と第2図柄表示器の配設
スペースを確保するために、第1図柄表示器と第2図柄
表示器とが組み付けられている中央役物ユニットの取付
基板よりも背面側を箱状に形成しなければならず、装置
が大型となる共に、第1図柄表示器の表示態様を第1ハ
ーフミラーに反射させて第2ハーフミラーに反射させて
第2図柄表示器の表示態様に合成するために、ハーフミ
ラーを2枚必要とするものである。
このものは、第1図柄表示器と第2図柄表示器とのい
ずれか一方を点灯し、他方を消灯することにより、第1
図柄表示器の表示態様と第2図柄表示器の表示態様との
いずれか一方のみを視認させています。このため、特
に、表示窓を通して直視可能な位置に配置されている第
2ハーフミラーの背後に配置されている第2図柄表示器
の表示態様のみを遊技者に視認させる場合、第1図柄表
示器を消灯しておかなければならない。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、ミラー部材を切換移動することによ
り、第1の表示体による表示態様と第2の表示体による
表示態様とを切り換えて視認させ、視覚的な情報を増や
すことができ、ミラー部材が第1位置にあるときには、
第1の表示体による表示態様を直視でき、第2の表示体
の表示態様に関係なく、第1の表示体による表示態様の
みを視認させることができるパチンコ機の情報表示装置
を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明のパチンコ機の情報表示装置は、第1の表示体
と第2の表示体とミラー部材を有し、前記第1の表示体
を直視可能となる第1位置と、前記第2の表示体の鏡像
を視認可能となる第2位置とに前記ミラー部材を切換移
動自在に設けたことを特徴とする構成を有する。
また、ミラー部材がハーフミラーであることを特徴と
する。
作 用 ミラー部材を第1位置と第2位置とに切換移動する。
ミラー部材が第1位置にあるときには、第1の表示体に
よる表示態様を直視できる。ミラー部材が第2位置にあ
るときには、ミラー部材の反射により、第2の表示体に
よる表示態様が投影された鏡像として視認できる。
ミラー部材がハーフミラーである場合、ハーフミラー
が第1位置にあるときには、第1の表示体による表示態
様を直視できる。ハーフミラーが第2位置にあるときに
は、第1の表示体による表示態様はハーフミラーを透過
し、第2の表示体による表示態様はハーフミラーに投影
された鏡像として合成され、合成された表示態様を視認
できる。遊技者は視線を移動することなく前記第1,第2
の表示体に表示された表示態様を把握することができ
る。
実施例 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は実施例の情報表示装置を装着したパチンコ機
の遊技盤面を示す正面図であり、遊技盤1の略中央部に
は本発明の情報表示装置を備えた表示ユニット2が設け
られると共に、表示ユニット2の左右上方には装飾灯付
き風車3,4が配設され、表示ユニット2の下部左右に配
設された入賞口5,6の両側には遊技盤1もしくは表示ユ
ニット2上に回動自在に軸支された風車7〜10が配設さ
れている。
遊技盤1の下部両側にはチューリップ式役物11,12が
配設され、チューリップ式役物11,12間の中央下部には
役物連続作動装置13を備えた大入賞口14が配設される。
大入賞口14の両側には左右第1種始動口15,16が設け
られ、表示ユニット2の中央下部近傍には中第1種始動
口17が設けられている。18,19は球誘導レール、20は返
しゴム、21はアウト球受け口である。遊技盤1上に配備
された装飾灯等に関しては特に説明しない。
表示ユニット2は役物装置の一部を構成し、上端部に
天入賞口22を備える一方、天入賞口22の下部両側には天
下左右入賞口23,24が配設されている。表示ユニット2
上には、大入賞口14の解放時に役物連続作動装置13に入
賞したパチンコ球の数を表示する記憶数表示LED25、大
入賞口14の解放動作数を表示する連続回数表示LED26、
および、大入賞口14の一解放動作中に大入賞口14に入賞
したパチンコ球の数を表示する大入賞口入賞数表示LED2
7が配設されているが、これらの表示手段は本発明の情
報表示装置の要旨には直接関係しない。
表示ユニット2の略中央部には矩形状の開口28が穿設
され、表示ユニット2の内部に併設されて情報表示装置
29の一部を構成する第1の表示体となる7セグメントLE
D30〜32が遊技盤1の前方から直視可能な位置に配設さ
れている。
第2図は表示ユニット2のA−A断面によって情報表
示装置29の要部を示す模式図であり、該情報表示装置29
は、遊技盤1前方から直視可能な位置に配設された7セ
グメントLED30〜32(第1の表示体)、7セグメントLED
30〜32の手前に配設されたハーフミラー33よりなるミラ
ー部材、および、直視方向aからハーフミラー33を見て
鏡像が投影される位置に配設され、第2の表示体となる
16行24列のドットマトリクスLED34によって構成され
る。
軸35を中心に軸支されたハーフミラー33は軸35を回転
駆動するミラーアップ機構により第2図に示される定常
位置(第2位置)から第3図に示されるミラーアップ位
置(第1位置)に回転移動して7セグメントLED30〜32
の前方から退避する構成を有するが、ミラーアップ機構
の構成自体は一眼レフカメラ等により公知であるから特
に説明しない。
実施例ではドットマトリクスLED34がテロップ表示用
の表示体として用いられ、また、7セグメントLED30〜3
2が移動図柄表示用の表示体として用いられており、通
常の遊技状態では7セグメントLED30〜32が非作動とな
ってドットマトリクスLED34のみが駆動制御されてテロ
ップ表示を実行し、ドットマトリクスLED34に表示され
た情報が第2図に示される定常位置(第2位置)のハー
フミラー33に投影され、鏡像34′として遊技者に視認さ
れる。ハーフミラー33に投影された鏡像34′の一例を第
5図に示す。
また、第1種始動口15〜17への入賞が検出された場合
には、ハーフミラー33が第3図に示されるミラーアップ
位置(第1位置)に退避して、7セグメントLED30〜32
が各々個別に図柄の移動表示を開始し、ハーフミラー33
の退避により、7セグメントLED30〜32に表示された情
報はハーフミラー33を介することなく明瞭に視認され
る。
また、ドットマトリクスLED34が作動中であったとし
てもその情報が遊技者に視認されることはないので、必
ずしもこの段階においてソフトウェア上の処理でドット
マトリクスLED34のテロップ表示の作動を停止する必要
はない。7セグメントLED30〜32に表示される移動図柄
の一例を第6図に示す。
所定時間が経過し、7セグメントLED30〜32に表示さ
れた移動図柄が一致して停止した場合には大入賞口14が
開放され、大入賞口14が完全に閉鎖されるまでのあいだ
最終表示図柄が保持され、また、移動図柄が一致してい
ない場合には7セグメントLED30〜32の作動が停止され
る。
ハーフミラー33は7セグメントLED30〜32の移動表示
が停止した段階で再び定常位置に復帰し、図柄が一致し
た場合であればドットマトリクスLED34のテロップ表示
が大当り表示に切換えられ、ハーフミラー33に投影され
た鏡像34′として遊技者に視認されると共に、7セグメ
ントLED30〜32の最終表示図柄はハーフミラー33を透過
して遊技者に視認される(第7図参照)。
この際、7セグメントLED30〜32とハーフミラー33と
の距離d1がドットマトリクスLED34とハーフミラー33と
の距離d2に比べて長いため(第4図参照)、ドットマト
リクスLED34の鏡像34′が7セグメントLED30〜32の最終
表示図柄の手前に浮き上がって表示されてるかのように
認識される。一方、7セグメントLED30〜32の移動表示
が停止した段階で図柄が一致していなければ、前記と同
様にしてテロップ表示のみが実行されることとなる。
本実施例によれば、7セグメントLED30〜32に表示さ
れる移動図柄とドットマトリクスLED34の表示とを視点
移動することなく同時に確認することができる。
第8図および第9図は別の実施例における情報表示装
置29の要部を示す模式図であり、第8図に示される実施
例では第1の表示体がハーフミラー33の裏打印刷33aと
バックライト群36により構成され、また、第9図に示さ
れる実施例では第1の表示体が遮光板37とバックライト
群36により構成される。
第1の表示体の一部を構成する裏打印刷33aと遮光板3
7には第10図中黒印字で示されるコメントや図形図形
,が透光スリットとして配設されており、各透光ス
リットの裏面にはバックライト群36を構成する単体のLE
D36a〜36wの各一が配設される。
この場合、第8図に示される実施例ではハーフミラー
33の裏面一部にマスキングを施して裏打印刷33aの蒸着
を阻止することにより前記コメントおよび図形に対応す
る透光スリットを形成し、また、第9図に示される実施
例では遮光板37に貫通孔37aを設けることにより同様の
透光スリットを形成している。
第10図に示される「MEMORY」は大入賞口14の解放時に
役物連続作動装置13に入賞したパチンコ球の数を示すコ
メントでありLED36aによって常時バックライト表示さ
れ、LED36b〜36eによってバックライト表示されるも
しくはの点灯個数0〜4によって役物連続作動装置13
への入賞個数を表示する。
「ROUND」は大入賞口14の解放動作数を示すコメント
でありLED36fによって常時バックライト表示され、LED3
6g〜36kによってバックライト表示されるの点灯個数
0〜5によって解放動作数を表示する。
「COUNT」は大入賞口14の一解放動作中に大入賞口14
に入賞したパチンコ球の数を示すコメントでありLED36l
によって常時バックライト表示され、LED36m〜36vによ
ってバックライト表示されるの点灯個数0〜10によっ
て大入賞口14への入賞個数を表示する。
「*カウント不正装置が作動中!!」は大入賞口14の一
解放動作中に大入賞口14に所定数以上のパチンコ球が入
賞したことを示すコメントであり、この場合、大入賞口
14に10個以上のパチンコ球が入賞した段階でLED36wが点
灯してこのコメントを表示する。
従って、これらの実施例では表示ユニット2上に記憶
数表示LED25,連続回数表示LED26,大入賞口入賞数表示LE
D27を配設する必要はなく、入賞状態に関係する全ての
情報が第1の表示体に表示されることとなる。
第8図および第9図に示される実施例とも第2の表示
体は16行24列のドットマトリクスLED34によって構成さ
れ、第8図に示される実施例では第1の表示体がハーフ
ミラー33と実質上一体的に構成され、いずれの実施例に
おいても第1の表示体とハーフミラー33との距離d1はド
ットマトリクスLED34とハーフミラー33との距離d2に比
べて短く構成され、ハーフミラー33は所定位置に固定さ
れている。
これらの実施例では入賞状態に関係する全ての情報が
第1の表示体に表示される一方、第2の表示体となるド
ットマトリクスLED34は移動図柄表示用の表示体として
のみ用いられる。
第11図は第8図および第9図に示される実施例に適用
される制御手段の要部を示すブロック図で、バックライ
ト群36を構成する各々のLED36a〜36wはマイクロプロセ
ッサ42の指令に応じてドライバ回路38で独立して点灯さ
れ、ドットマトリクスLED34のドライバ39はLED駆動制御
回路41を介し、マイクロプロセッサ42の指令に応じてド
ットマトリクスLED34の第1行から第8行における第1
列から第8列の領域34a(赤色表示),第9列から第16
列の領域34b(緑色表示),第17列から第24列の領域34c
(赤色表示)に各1の図柄を移動表示し、ドライバ40は
第9行から第16行における第1列から第8列の領域34d
(緑色表示),第9列から第16列の領域34e(赤色表
示),第17列から第24列の領域34f(緑色表示)に各1
の図柄を移動表示する。
ドライバ回路38,LED駆動制御回路41はマイクロプロセ
ッサ42の出力回路45を介してマイクロプロセッサ42に接
続され、マイクロプロセッサ42には制御プログラムや移
動図柄のデータ等を格納したROM43および演算結果や入
賞状態を一時記憶するRAM44が接続される。
また、マイクロプロセッサ42の入力回路46には、大入
賞口14に入賞したパチンコ球の数をカウントする大入賞
口入賞検出スイッチ47,役物連続作動装置13に入賞した
パチンコ球の数をカウントする入賞検出スイッチ48,、
第1種始動口15〜17の入賞検出スイッチ49〜51および通
常入賞口に配設された入賞検出スイッチ52等が接続され
る。
遊技中に入賞検出スイッチ49〜51が作動して第1種始
動口15〜17への入賞が検出された場合には、ROM43の制
御プログラムにより、ドットマトリクスLED34の第1行
から第8行の領域34a,34b,34cおよび第9行から第16行
の領域34d,34e,34fに各1の図柄が移動表示され、これ
らの図柄が鏡像34a′〜34f′としてハーフミラー33上に
投影されて遊技者に視認される(第8図〜第10図)。
所定時間が経過し、ドットマトリクスLED34の領域34
a,34c,34eに表示された移動図柄が一致して停止した場
合には大入賞口14が解放されて大当たり状態となる。
この間に役物連続作動装置13に入賞したパチンコ球の
数は入賞検出スイッチ48によってカウントされてLED36b
〜36eの点灯個数によって表示され、大入賞口14の解放
動作数はソフトウェア上の処理で検出されてLED36g〜36
kの点灯個数によって表示される。
また、一解放作動中に大入賞口14に入賞したパチンコ
球は大入賞口入賞検出スイッチ47でカウントされてLED3
6m〜36vの点灯個数によって表示され、該カウント値が1
0を越えた場合にはLED36wが点灯して「*カウント不正
装置が作動中!!」のコメントを表示し、大入賞口14の一
解放動作が終了される。
これらの実施例においては第1の表示体とハーフミラ
ー33との距離d1がドットマトリクスLED34とハーフミラ
ー33との距離d2に比べて短く構成されているため、第1
の表示体に表示されたコメントや入賞情報がハーフミラ
ー33に投影された移動図柄の鏡像34a′34f′の手前に浮
き上がって表示されているかのように認識され、複数の
表示情報を同時に確認でき、しかも、入賞状態に関係す
る情報をグループ化して表示することにより、パースペ
クティブの違いによって移動図柄の表示と入賞状態の表
示とを容易に識別することができる。
第12図は大入賞口14に代えて採用され得るアタッカを
示す正面図で、該アタッカ53は第1図中大入賞口14の位
置に配設される。この場合、第1図に示される左右第1
種始動口15,16を入賞口5,6の位置に配設し、入賞口5,6
を左右第1種始動口15,16の位置に配設する。
アタッカ53の上部両側に設けられた風車54,55はモー
タ回転方向の切替えにより共に内側もしくは外側に回転
駆動されるようになっており、風車54,55間には上面円
弧状の振分け片56が風車54,55との間に間隙をもって横
設され、該振分け片56の下部にアウト球回収口57が配設
されている。
通常状態では風車54,55が共に内側に回転し、振分け
片56上に落下したパチンコ球が風車54,55に導かれ、内
側に回転する風車54,55の羽根54a,55aに乗ったパチンコ
球が振分け片56の両側とアウト球回収口57両側との間の
間隙からアウト球回収口57に回収される一方、移動図柄
が一致して大当たり状態となった場合にはモータの回転
方向が反転され、風車54,55が共に外側に回転し、振分
け片56上に落下したパチンコ球をアタッカ53の外側両側
に誘導してアタッカ53両側の入賞口5,6に入賞させる。
発明の効果 本発明のパチンコ機の情報表示装置によれば、ミラー
部材を第1位置と第2位置とに切換移動すると、ミラー
部材が第1位置にあるときには、第1の表示体による表
示態様を直視でき、第1の表示体による表示態様を直視
できるから、第2の表示体の表示態様に関係なく、第1
の表示体による表示態様のみを視認させることができ、
ミラー部材が第2位置にあるときには、ミラー部材の反
射により、第2の表示体による表示態様が投影された鏡
像として視認でき、第1の表示体による表示態様と第2
の表示体による表示態様とを切り換えて視認させること
ができるので、視覚的な情報を増やすことができる。
ミラー部材をハーフミラーとすることにより、ハーフ
ミラーが第1位置にあるときには、第1の表示体による
表示態様を直視でき、ハーフミラーを介さずに明瞭に視
認することができ、ハーフミラーが第2位置にあるとき
には、第1の表示体による表示態様はハーフミラーを透
過し、第2の表示体による表示態様はハーフミラーに投
影された鏡像として合成され、合成された表示態様を視
認できるので、装飾性が向上すると共に遊技者は視線を
移動することなく第1,第2の表示体に表示された表示態
様を把握することができる。遊技者は数々の情報を確認
するための視線移動から解放されて遊技に集中すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のパチンコ機の情報表示装
置を装着したパチンコ機の遊技盤面を示す正面図、 第2図〜第4図は、同実施例の情報表示装置の要部を示
す側面図、 第5図〜第7図は、同実施例の表示例を示す図、 第8図および第9図は、別の実施例の情報表示装置の要
部を示す側面図、 第10図は、第8図および第9図に示される実施例の表示
例を示す図、 第11図は、第8図および第9図に示される実施例に適用
される制御手段の要部を示すブロック図、 第12図は、大入賞口に代るアタッカを示す正面図であ
る。 1……遊技盤、2……表示ユニット、3,4……装飾灯付
き風車、5,6……入賞口、7〜10……風車、11,12……チ
ューリップ式役物、13……役物連続作動装置、14……大
入賞口、15……左第1種始動口、16……右第1種始動
口、17……中第1種始動口、18,19……球誘導レール、2
0……返しゴム、21……アウト球受け口、22……天入賞
口、23……天下左入賞口、24……天下右入賞口、25……
記憶数表示LED、26……連続回数表示LED、27……大入賞
口入賞数表示LED、28……開口、29……パチンコ機の情
報表示装置、30〜32……7セグメントLED(第1の表示
体)、33……ハーフミラー、34……ドットマトリクスLE
D(第2の表示体)、35……軸、36……バックライト
群、36a〜36w……LED、37……遮光板、37a……貫通孔、
38〜40……ドライバ回路、41……LED駆動制御回路、42
……マイクロプロセッサ(CPU)、43……ROM、44……RA
M、45……出力回路、46……入力回路、47……大入賞口
入賞数表示LED、48〜52……入賞検出スイッチ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の表示体と第2の表示体とミラー部材
    を有し、前記第1の表示体を直視可能となる第1位置
    と、前記第2の表示体の鏡像を視認可能となる第2位置
    とに前記ミラー部材を切換移動自在に設けたことを特徴
    とするパチンコ機の情報表示装置。
  2. 【請求項2】前記ミラー部材がハーフミラーであること
    を特徴とする第1項に記載のパチンコ機の情報表示装
    置。
JP1324899A 1989-12-16 1989-12-16 パチンコ機の情報表示装置 Expired - Lifetime JP2825568B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1324899A JP2825568B2 (ja) 1989-12-16 1989-12-16 パチンコ機の情報表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1324899A JP2825568B2 (ja) 1989-12-16 1989-12-16 パチンコ機の情報表示装置

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10165822A Division JP2942548B2 (ja) 1998-06-01 1998-06-01 パチンコ機の情報表示装置
JP10165821A Division JP2855120B2 (ja) 1998-06-01 1998-06-01 パチンコ機の情報表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03186286A JPH03186286A (ja) 1991-08-14
JP2825568B2 true JP2825568B2 (ja) 1998-11-18

Family

ID=18170871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1324899A Expired - Lifetime JP2825568B2 (ja) 1989-12-16 1989-12-16 パチンコ機の情報表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2825568B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009148438A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2009148439A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2015157212A (ja) * 2015-06-11 2015-09-03 株式会社三洋物産 遊技機
JP2015157213A (ja) * 2015-06-11 2015-09-03 株式会社三洋物産 遊技機
JP2016168456A (ja) * 2016-06-29 2016-09-23 株式会社三洋物産 遊技機

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04885U (ja) * 1990-04-19 1992-01-07
JPH10314436A (ja) * 1997-05-15 1998-12-02 Toyomaru Sangyo Kk 遊技機
JP4199183B2 (ja) * 2004-12-08 2008-12-17 株式会社大都技研 遊技台及び画像表示ユニット
JP4874715B2 (ja) * 2006-06-02 2012-02-15 株式会社大都技研 遊技台
JP4763516B2 (ja) * 2006-06-02 2011-08-31 株式会社大都技研 遊技台
JP4725426B2 (ja) * 2006-06-06 2011-07-13 株式会社デンソー 表示装置
JP5381477B2 (ja) * 2009-08-07 2014-01-08 株式会社三洋物産 遊技機
JP5411009B2 (ja) * 2010-01-25 2014-02-12 株式会社平和 パチンコ機
JP2011235027A (ja) * 2010-05-13 2011-11-24 Sammy Corp パチンコ遊技機
JP5761296B2 (ja) * 2013-10-03 2015-08-12 株式会社三洋物産 遊技機
JP6075413B2 (ja) * 2015-06-11 2017-02-08 株式会社三洋物産 遊技機
JP6182569B2 (ja) * 2015-06-15 2017-08-16 株式会社ニューギン 遊技機
JP7079177B2 (ja) * 2018-08-29 2022-06-01 ダイコク電機株式会社 遊技機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009148438A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2009148439A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2015157212A (ja) * 2015-06-11 2015-09-03 株式会社三洋物産 遊技機
JP2015157213A (ja) * 2015-06-11 2015-09-03 株式会社三洋物産 遊技機
JP2016168456A (ja) * 2016-06-29 2016-09-23 株式会社三洋物産 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03186286A (ja) 1991-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2825568B2 (ja) パチンコ機の情報表示装置
US5584764A (en) Slot machine
US7214132B2 (en) Symbol display apparatus for game machine
US7344442B2 (en) Symbol display device for game machine
US4718672A (en) Slot machine
US6923441B2 (en) Symbol display device for game machine
US6988731B2 (en) Symbol display device for game machine
EP1455315A2 (en) Gaming machine with transparent displays
JPH08173594A (ja) スロットマシン
JP2000116843A (ja) 遊戯機
JP3059545B2 (ja) 弾球遊技機
JPH11333093A (ja) パチンコ遊技機
JP2963449B2 (ja) パチンコ機
JPH06335565A (ja) 弾球遊技機
JP2942548B2 (ja) パチンコ機の情報表示装置
JP3822968B2 (ja) スロットマシン
JP2855120B2 (ja) パチンコ機の情報表示装置
JP2958000B2 (ja) パチンコ機
JP2963448B2 (ja) パチンコ機
JP2966400B2 (ja) パチンコ機
JP2002011141A (ja) シンボル可変表示遊技機
JP3912855B2 (ja) 遊技機
JP2000116844A (ja) 遊戯機
JP3188225B2 (ja) 回胴式遊技機
JPH05177030A (ja) スロットマシン

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100911

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100911

Year of fee payment: 12