JP3188225B2 - 回胴式遊技機 - Google Patents

回胴式遊技機

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JP3188225B2
JP3188225B2 JP27408597A JP27408597A JP3188225B2 JP 3188225 B2 JP3188225 B2 JP 3188225B2 JP 27408597 A JP27408597 A JP 27408597A JP 27408597 A JP27408597 A JP 27408597A JP 3188225 B2 JP3188225 B2 JP 3188225B2
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light
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JP27408597A
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Inventor
吉彦 矢田
民好 野倉
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野口 三次
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スロットマシー
ン等の回胴式遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】スロットマシーン等の回胴式遊技機にお
いては、一般に、遊技者がメダルを投入した後にスター
トレバーを操作することにより、多数の図柄が外周面に
描かれた3つの図柄リール(回胴)が回転する。各図柄
リールに対応して1つずつ設けられたストップボタンを
遊技者が順次押していくことによって、各図柄リールが
順次停止していく。予め定められている複数の入賞ライ
ンについて、3つの図柄リールの図柄の組み合わせに基
づいて、入賞が判定される。そして、入賞した場合に
は、その入賞の種類に応じた数のメダルが払い出され
る。
【0003】入賞ラインとしては、たとえば、リール窓
に現れる3行3列の図柄群に対して、横3列および斜め
2列の5本のラインが設定されている。このような5本
の入賞ラインは、リール窓の前側に配置された透明パネ
ルに印刷されている。
【0004】なお、入賞時には、入賞したことを遊技者
に知らせるために、回胴式遊技機に設けられたランプが
点灯または点滅されたり、回胴式遊技機に設けられたス
ピーカーから入賞したことを表す音が出力されたりす
る。ランプの点灯・点滅パターンおよびスピーカからの
出力音は、入賞の種類に応じて変化せしめられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図柄リール
の図柄を遊技者が識別し易くするという観点からは、入
賞ラインはできるだけ目立たない方がよい。一方、入賞
か否かを遊技者が識別し易くするという観点からは、入
賞ラインを明確にする必要がある。
【0006】この発明は、遊技者にとって入賞ラインの
提示が不必要であるときには入賞ラインを目立たないよ
うにすることができるとともに、遊技者にとって入賞ラ
インの提示が必要であるときには入賞ラインを目立たせ
ることができる回胴式遊技機を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による第1の
胴式遊技機は、リール窓の前方または後方に配された透
明板と、透明板の後面に形成された入賞ライン形成用溝
と、透明板の内部に光を入射させるための複数の光源と
からなり、光源から透明板の内部に入射されかつ入賞ラ
イン形成用溝によって前方に向かって反射された光が透
明板の前面から前方に出射されることにより、入賞ライ
ン形成用溝が発光しているように見えるようにした入賞
ライン発光機構を備えており、光源として異なる色を発
光する複数種類の光源が設けられており、状況に応じて
所定種類の光源が選択されて駆動されることを特徴とす
る。
【0008】この発明による第2の回胴式遊技機は、リ
ール窓の前方または後方に配された透明板と、透明板の
後面に印刷された白色の入賞ラインと、透明板の内部に
光を入射させるための光源とからなり、光源から透明板
の内部に入射されかつ白色の入賞ラインによって乱反射
されて前方に向かって進んだ光が透明板の前面から前方
に出射されることにより、入賞ラインが発光しているよ
うに見えるようにした入賞ライン発光機構が設けられて
いることを特徴とする。
【0009】この発明による上記第2の回胴式遊技機に
おいて、光源として異なる色を発光する複数種類の光源
を設けておき、状況に応じて所定種類の光源を選択して
駆動するようにしてもよい。
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。
【0012】図1は、スロットマシーンの外観を示して
いる。
【0013】スロットマシーンの本体の前面の高さ中央
上よりには、正面パネル10が設けられている。正面パ
ネル10には、3つのリール窓11、12、13を形成
する透明部が形成されている。3つのリール窓(透明
部)11、12、13には、スロットマシーンの本体内
に回転自在に設けられた3つの図柄リール(回胴)1、
2、3がそれぞれ臨んでいる。
【0014】スロットマシーンの本体前面の高さ中央部
には、メダル投入口31、各図柄リールを起動させるた
めのスタートレバー32、各図柄リールの回転を停止さ
せるためのストップボタン33、34、35が設けられ
ている。スロットマシーンの本体前面下部には、払い出
されたメダルを受けるメダル受皿36が設けられてい
る。
【0015】正面パネル10内側面には、図2に示すよ
うに、リール窓11、12、13の後方に相当する位置
に、入賞ライン発光用パネル(透明板)40が取り付け
られている。入賞ライン発光用パネル40の下方位置に
は、水平方向に間隔をおいて6つの入賞ライン発光用ラ
ンプ41、42、43、44、45、46が設けられて
いる。入賞ライン発光用パネル40の上端面には、反射
板47が固定されている。
【0016】入賞ライン発光用パネル40は、アクリル
等の透明材料で形成されており、その後面に、リール窓
11、12、13に現れる3行3列の図柄群に対して、
横3列および斜め2列の5本の入賞ライン形成用V溝4
8が形成されている。
【0017】ところで、屈折率の大きな媒質から小さな
媒質へ光が進む場合、入射角θが所定値Hに達すると、
屈折角が90°となる。そして、入射角θが所定値Hを
越えると、光は境界面で全部反射して屈折しなくなる。
【0018】この性質を利用して、入賞ライン発光用パ
ネル40の下端面からパネル40内に入射した光が、パ
ネル40の前面の平坦部または後面の平坦部に進んだと
きに、図4に示すように、その入射角θが所定値Hを越
えるように、光源であるランプ41〜46の位置が設定
されている。したがって、入賞ライン発光用パネル40
の下端面からパネル40内に入射した光のうち、パネル
40の前面の平坦部または後面の平坦部に進んだ光が、
パネル40の前面または後面から外部に出射されること
はない。
【0019】一方、入賞ライン発光用パネル40の下端
面からパネル40内に入射した光のうち、パネル40の
後面に形成された入賞ライン形成用V溝48の内面で反
射された光は、図4に示すように、パネル40の前面に
所定値Hより小さな角度θで入射する。したがって、入
賞ライン形成用V溝48の内面で反射された光は、パネ
ル40の前面から前方に向かって出射されることにな
る。したがって、パネル40の前方に存在する遊技者に
とっては、入賞ライン形成用V溝48のみが発光してい
るように見える。
【0020】この実施の形態では、6つのランプ41、
42、43、44、45、46のうち、ランプ41、4
3、45には赤色半透明のカラーキャップ(図示略)が
それぞれ被せられており、ランプ42、44、46には
緑色半透明のカラーキャップ(図示略)がそれぞれ被せ
られている。
【0021】図5は、ランプ41〜46の駆動制御回路
を示している。
【0022】ランプ41〜46の駆動制御回路は、ラン
プ制御処理部61と、ランプ切り換え回路部62とを備
えている。ランプ制御処理部61は、ランプ41〜46
の駆動タイミングを制御するとともに、ランプ41、4
3および45の組み合わせとランプ42、44および4
6の組み合わせとのうちいずれを選択するかを指令(選
択指令)する。ランプ切り換え回路部62は、選択指令
に応じた組み合わせのランプを選択して駆動させる。
【0023】たとえば、図柄リール1、2、3のうち1
つでも回転しているときには、遊技者に図柄を見やすく
するために、全てのランプ41〜46を消灯状態にす
る。全てのランプ41〜46が消灯状態である場合に
は、各入賞ライン用V溝は発光していない状態となる。
そして、リールが停止し、かつ入賞がなかった場合に、
ランプ41、43および45を点灯させる。この場合に
は、各入賞ライン用V溝が赤色に発光して見える。な
お、リールが停止し、かつ入賞があった場合には、ラン
プ42、44および46を点灯させる。この場合には、
各入賞ライン用V溝が緑色に発光して見える。
【0024】あるいは、図柄リール1、2、3のうち1
つでも回転しているとき、またはリールが停止しかつ入
賞がなかった場合には、全てのランプ41〜46を消灯
状態にする。そして、リールが停止し、かつ入賞があっ
た場合には、入賞の種類に応じて、ランプ41、43お
よび45の組み合わせまたはランプ42、44および4
6の組み合わせのうち、一方を選択して点灯させる。
【0025】上記実施の形態によれば、入賞ライン用V
溝48の発光タイミングを制御することにより、遊技者
にとって入賞ラインの提示が不必要であるときには入賞
ラインを提示させなくすることができるとともに、遊技
者にとって入賞ラインの提示が必要であるときには入賞
ラインを提示させることができる。また、遊技の進行状
況が遊技者にとって理解されやすくなる。
【0026】なお、たとえば、入賞時においては、ラン
プを点滅させることによって入賞ライン用V溝48を点
滅させるようにしてもよい。
【0027】上記実施の形態では、リール窓11、1
2、13の後方に入賞ライン発光用パネル40が配され
ているが、リール窓11、12、13の前方に入賞ライ
ン発光用パネル40を配するようにしてもよい。
【0028】また、上記実施の形態では、入賞ライン発
光用パネル40の後面に入賞ライン形成用V溝48が形
成されているが、入賞ライン発光用パネル40の後面に
入賞ライン形成用V溝48を形成する代わりに、入賞ラ
イン発光用パネル40の後面に白色インク等で入賞ライ
ンを印刷してもよい。この印刷された白色の入賞ライン
に乱反射した光が、入賞ライン発光用パネルの前面に入
射する際に、V溝の場合と同様に、入射角θが所定角H
より小さくなり、入賞ライン発光用パネルの前面から出
射される。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、遊技者にとって入賞
ラインの提示が不必要であるときには入賞ラインを目立
たないようにすることができるとともに、遊技者にとっ
て入賞ラインの提示が必要であるときには入賞ラインを
目立たせることができる回胴式遊技機が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットマシーンの外観を示す概略正面図であ
る。
【図2】主として入賞ライン発光用パネルを示す側面図
である。
【図3】主として入賞ライン発光用パネルを示す背面図
である。
【図4】入賞ライン発光用パネル内に入射されかつ入賞
ライン形成用V溝によって反射された光が、入賞ライン
発光用パネル前面から前方に出射される様子を示す模式
図である。
【図5】ランプの駆動制御回路を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1、2、3 図柄リール 10 正面パネル 11、12、13 リール窓 40 入賞ライン発光用パネル 41、42、43、44、45、46 入賞ライン発光
用ランプ 47 反射板 48 入賞ライン形成用V溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−33163(JP,A) 特開 昭64−4287(JP,A) 特開 平8−71206(JP,A) 特開 平8−318023(JP,A) 特開 平9−197118(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 5/04 G09F 9/00 G09F 9/30 - 9/36

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール窓の前方または後方に配された透
    明板と、透明板の後面に形成された入賞ライン形成用溝
    と、透明板の内部に光を入射させるための複数の光源と
    からなり、光源から透明板の内部に入射されかつ入賞ラ
    イン形成用溝によって前方に向かって反射された光が透
    明板の前面から前方に出射されることにより、入賞ライ
    ン形成用溝が発光しているように見えるようにした入賞
    ライン発光機構を備えており、光源として異なる色を発
    光する複数種類の光源が設けられており、状況に応じて
    所定種類の光源が選択されて駆動される回胴式遊技機。
  2. 【請求項2】 リール窓の前方または後方に配された透
    明板と、透明板の後面に印刷された白色の入賞ライン
    と、透明板の内部に光を入射させるための光源とからな
    り、光源から透明板の内部に入射されかつ白色の入賞ラ
    インによって乱反射されて前方に向かって進んだ光が透
    明板の前面から前方に出射されることにより、入賞ライ
    ンが発光しているように見えるようにした入賞ライン発
    光機構が設けられている回胴式遊技機。
  3. 【請求項3】 光源として異なる色を発光する複数種類
    の光源が設けられており、状況に応じて所定種類の光源
    が選択されて駆動される請求項2に記載の回胴式遊技
    機。
JP27408597A 1997-10-07 1997-10-07 回胴式遊技機 Expired - Lifetime JP3188225B2 (ja)

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JP2011104136A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Sammy Corp 遊技機
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