JP2825030B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2825030B2
JP2825030B2 JP3167259A JP16725991A JP2825030B2 JP 2825030 B2 JP2825030 B2 JP 2825030B2 JP 3167259 A JP3167259 A JP 3167259A JP 16725991 A JP16725991 A JP 16725991A JP 2825030 B2 JP2825030 B2 JP 2825030B2
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昌夫 近藤
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】この発明は、例えば、電子ピアノなどの電
子楽器に係り、特に、自動伴奏がなされている場合で
も、全鍵域を用いたメロディ演奏を行うことができる電
子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電子ピアノ等の電子楽器
においては、予めコード(和音)進行をプログラムして
おき、このプログラムに従って自動伴奏演奏する機種が
各種実用化されている。こうした電子ピアノには、コー
ドシーケンサと呼ばれる自動伴奏装置が具備されてい
る。この自動伴奏装置は、予め記録しておいたコード音
情報を順次読み出し、これに基づき伴奏音源を駆動する
ように構成されている。
【0003】ところで、このような自動伴奏装置を具備
する電子楽器にあっては、単に、コード音情報を再生し
て自動的に伴奏演奏を行うだけでは、音楽的変化に欠け
た単調な演奏になってしまう。そこで、近年では、こう
した伴奏演奏中に、演奏者による実際のコード演奏を挿
入するようにして、変化に富んだ伴奏演奏を可能にして
いる。
【0004】すなわち、この種の電子楽器では、伴奏鍵
域における押鍵操作を検出すると、記憶手段から読み出
したコード音情報に基づく伴奏演奏を自動的に禁止し、
該押鍵操作に従ったコード演奏に応じて伴奏音源を駆動
するようにしている。なお、この種の技術については、
例えば、実公昭63−26869号公報に開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電子楽器にあっては、演奏者が伴奏鍵域を押鍵
操作すると、一意的にコード演奏と見做されてしまうた
め、全鍵域を用いたメロディ演奏を行うことができない
という問題があった。この発明は上述した事情に鑑みて
なされたもので、コード音情報再生による自動伴奏演奏
がなされている場合にあっても、全鍵域を用いたメロデ
ィ演奏を行うことができる電子楽器を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、鍵盤と、和
音進行情報を記憶する記憶手段と、前記鍵盤の操作に応
じて発生する和音情報を和音進行情報として前記記憶手
段に記録するか否かを設定する記録設定手段と、前記記
録設定手段によって前記和音情報を記録することが設定
されている場合、前記和音情報を和音進行情報として前
記記憶手段に記録する記録手段と、前記記憶手段に記憶
されている和音進行情報を再生するか否かを設定する再
生設定手段と、前記再生設定手段により和音進行情報を
再生することが設定されている場合、前記記憶手段から
和音進行情報を読み出す再生手段と、前記記録設定手段
により和音進行情報を記録することが設定されている場
合、又は前記再生設定手段により和音進行情報を再生し
ないことが設定されている場合、前記鍵盤を左鍵域と右
鍵域とに分割し、前記再生設定手段により和音進行情報
を再生することが設定されている場合、前記鍵盤を左鍵
域と右鍵域に分割しないように設定する鍵域設定手段
と、前記鍵域設定手段により左右鍵域分割が設定されて
いるとき、前記鍵盤の左鍵域の操作に応じて和音情報を
発生するとともに、前記鍵域の右鍵域の操作に応じて、
楽音の発音を制御し、一方、前記鍵域設定手段により左
右鍵域分割が設定されていないとき、前記鍵盤の全鍵域
の操作に応じて楽音の発音を制御する和音発生/楽音発
音手段と、前記再生手段によって読み出された和音進行
情報、あるいは、前記和音発生/楽音発音手段により発
生された和音情報に従って自動伴奏をする伴奏手段とを
具備することを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成によれば、再生設定手段が記憶手段に
記憶されている和音進行情報を再生するよう設定してい
る場合には、再生手段が記憶手段から和音進行情報を読
み出すとともに、鍵域設定手段が鍵盤を左鍵域と右鍵域
に分割しないように設定する。そして、和音発生/楽音
発音手段が、鍵盤の全鍵域の操作に応じて楽音の発音を
制御して、再生手段によって読み出された和音進行情
報、あるいは、和音発生/楽音発音手段により発生され
た和音情報に従って伴奏手段が自動伴奏をする。一方、
再生設定手段が記憶手段に記憶されている和音進行情報
を再生しないことを設定している場合には、鍵域設定手
段が鍵盤を左鍵域と右鍵域とに分割し、和音発生/楽音
発音手段が鍵盤の左鍵域の操作に応じて和音情報を発生
するとともに、鍵域の右鍵域の操作に応じて、楽音の発
音を制御し、伴奏手段が和音発生/楽音発音手段により
発生された和音情報に従って自動伴奏をする。これによ
り、和音進行情報に従って自動伴奏がなされている場合
にあっても、全鍵域を用いたメロディ演奏を行うことが
可能になる。また、記録設定手段が記憶設定手段に和音
進行情報を記録することを設定している場合にも、鍵域
設定手段が鍵盤を左鍵域と右鍵域とに分割し、和音発生
/楽音発音手段が鍵盤の左鍵域の操作に応じて和音情報
を発生し、記録手段が当該和音情報を和音進行情報とし
て記憶手段に記録する。さらに、和音進行情報の再生/
非再生/記録の指示を行のみで鍵域を分割する/分割し
ないが自動的に行われるために、操作性が向上するとと
もに、和音進行情報の再生を行っているにもかかわらず
鍵域を分割してしまう、又は、和音進行情報の再生を行
っていないにもかかわらず鍵域を分割しないといった誤
動作を防止することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。 A.実施例の構成 図1はこの発明による一実施例の構成を示すブロック図
である。この図において、1はバスを介して供給される
各種信号に基づき装置各部を制御するCPUであり、そ
の動作については後述する。2はこのCPU1にロード
される各種制御プログラムが記憶されるプログラムメモ
リ(ROM)である。3はCPU1のワークエリアとし
て、各種演算結果や、レジスタデータおよびフラグが一
時記憶されるワーキングメモリ(RAM)である。4は
テンポクロック発生回路であり、自動伴奏時の演奏テン
ポを指定するテンポクロックTcを発生し、これをCP
U1に供給する。なお、このテンポクロックTcがCP
U1に供給されると、該CPU1は、このクロック周期
毎に後述する割込み処理を実行する。
【0009】5は各鍵毎に設けられたキースイッチのオ
ンオフ状態から押離鍵を検出し、押鍵に応じたキーコー
ド信号およびキーオン信号と、離鍵に応じたキーオフ信
号とを発生する鍵盤である。なお、この鍵盤5では、通
常、コード演奏時に和音を指定する左鍵域と、メロディ
演奏がなされる右鍵域とに区別されている。6はパネル
上に配設される各種操作子である。この各種操作子6に
は、例えば、自動伴奏を開始/停止する際に操作される
RUNスイッチ、後述する伴奏スタイル(リズムの種
類)を選択するスタイルスイッチ、コード演奏を記録す
る際に操作されるRECスイッチ、記録したコード演奏
を再生するPLAYスイッチ等が配設されている。ま
た、この操作子6には、図示されていないスイッチイベ
ント検出回路が具備されており、これによって各スイッ
チ操作に対応したイベント信号が生成される。
【0010】7は伴奏パターンメモリ(ROM)であ
る。この伴奏パターンメモリ7には、上述したテンポク
ロックTcに対応してコード音の発音タイミングを制御
する所定小節分のリズムパターンが記憶されている。8
はコードメモリ(RAM)である。このコードメモリ8
には、コード演奏記録時において左鍵域でなされる押鍵
操作に基づき検出されたコード音情報が一時記憶され
る。ここで、コード音情報とは、演奏された和音の根音
とそのコードパターンとを表す情報である。
【0011】9は自動伴奏装置である。この自動伴奏装
置9は、伴奏音源を有し、コードメモリ8から読み出さ
れたコード音情報を、伴奏パターンメモリ7から読み出
されたリズムパターンに従った発音タイミングで該伴奏
音源を駆動し、伴奏音信号Scを発生する。10は、例
えば周知の波形メモリ読み出し方式により生成される楽
音信号Sgを出力するノーマル音源である。11はこの
楽音信号Sgと伴奏音信号Scとを混合して出力するミ
クサである。13はこのミクサ11から出力される信号
を増幅し、これをスピーカから発音させるサウンドシス
テムである。
【0012】B.実施例の概略動作 次に、上記構成による実施例の概略動作について図2に
示すフローチャートを参照し、説明する。まず、この実
施例である電子楽器に電源が投入されると、CPU1は
プログラムメモリ2に記憶された制御プログラムをロー
ドする。これにより、図2に示すメインルーチンが起動
され、ステップSa1に進む。ステップSa1では、各
種レジスタやフラグ等をリセットする初期設定が行わ
れ、次のステップSa2に進む。ステップSa2では、
キーイベントが有るか否か、すなわち、押離鍵操作に基
づくキーオン/キーオフ信号が生成されたか否かを判断
する。ここで、キーイベントがあると、この判断結果が
「YES」となり、次のステップSa3に進み、一方、
キーイベントが無い場合には、ステップSa4に進む。
【0013】ステップSa3に進むと、キーイベント処
理ルーチンが起動され、押離鍵操作に応じたキーオン/
キーオフ処理、あるいは和音検出処理がなされる。な
お、このキーイベント処理ルーチンの詳細については後
述する。次いで、ステップSa4に進むと、前述したR
UNスイッチが操作されたか否かを判断する。ここで、
演奏者がこのRUNスイッチを操作すると、この判断結
果が「YES」となり、次のステップSa5に進む。こ
れに対し、このRUNスイッチが操作されない場合に
は、判断結果が「NO」となり、ステップSa6に進
む。
【0014】ステップSa5では、伴奏スタート/スト
ップ処理ルーチンが起動される。この伴奏スタート/ス
トップ処理ルーチンでは、後述するように、RUNスイ
ッチ操作に応じた制御信号を発生し、これを自動伴奏装
置9に供給する。すなわち、RUNスイッチがオン状態
に設定された際には、伴奏スタート信号を自動伴奏装置
9に供給する。一方、該スイッチがオフ状態に設定され
た際には、伴奏ストップ信号を供給する。次に、ステッ
プSa6に進むと、前述したRECスイッチが操作され
たか否かを判断する。ここで、演奏者がこのRECスイ
ッチを操作すると、この判断結果が「YES」となり、
次のステップSa7に進む。これに対し、RECスイッ
チが操作されない場合には、判断結果が「NO」とな
り、ステップSa8に進む。
【0015】そして、ステップSa7では、左鍵域にお
いてなされるコード演奏を記録するコードレコード処理
ルーチンが起動される。なお、このルーチンの詳細につ
いては後述する。次いで、この処理ルーチンが完了する
と、次のステップSa8に進む。ステップSa8では、
PLAYスイッチが操作されたか否かを判断する。ここ
で、演奏者が該スイッチを操作すると、判断結果が「Y
ES」となり、次のステップSa9に進み、一方、操作
されない場合には、この判断結果が「NO」となり、ス
テップSa10に進む。
【0016】ステップSa9では、上記ステップSa7
において記録されたコード演奏を再生するコードプレイ
処理ルーチンが起動される。なお、このルーチンの詳細
については後述する。次いで、このルーチンが完了する
と、次のステップSa10に進む。ステップSa10で
は、伴奏演奏のリズム種類を選択するスタイルスイッチ
が操作されたか否かを判断する。ここで、演奏者が該ス
イッチを操作すると、判断結果が「YES」となり、次
のステップSa11に進む。一方、操作されない場合に
は、この判断結果が「NO」となり、ステップSa2に
戻る。ステップSa11では、スタイル選択処理ルーチ
ンが起動され、スイッチ操作に応じたスタイルを設定
し、設定したスタイルナンバを自動伴奏装置9に出力す
る。ここで、伴奏スタイルとは、例えばワルツ、ロッ
ク、ボサノバ等の内、所定のリズム種類を表すものであ
る。そして、このルーチンが完了すると、ステップSa
2に戻り、以降上述した動作が繰返される。
【0017】このように、上述したメインルーチンにあ
っては、演奏者の押離鍵操作と各スイッチ操作とに対応
した処理ルーチンが実行されるようになっており、以下
では各操作毎に起動される処理ルーチンの動作について
図3〜図8を参照し、説明する。
【0018】C.キーイベント処理ルーチンの動作 このルーチンは、演奏者が鍵盤5を押離鍵操作した場合
に起動され、これにより、CPU1の処理が図3に示す
ステップSb1へ進む。ステップSb1では、まず、レ
ジスタRUNの値が「1」であるか否かを判断する。こ
のレジスタRUNには、RUNスイッチがオン状態に設
定された場合に「1」、オフ状態に設定されている場合
に「0」がセットされる。なお、このRUNスイッチが
オン状態であると、自動伴奏開始を表し、オフ状態であ
ると自動伴奏停止を表す。以下では、このRUNスイッ
チの設定状況に対応した動作について説明する。
【0019】RUNスイッチがオフ状態に設定されて
いる場合 この場合、ステップSb1の判断結果が「NO」とな
り、ステップSb2に進む。ステップSb2では、検出
したキーイベントが押鍵操作に対応したオンイベントで
あるか否かを判断する。ここで、オンイベントである
と、この判断結果が「YES」となり、ステップSb3
に進み、キーオン処理が実行される。このキーオン処理
では、押鍵に伴って発生するキーオン信号とキーコード
とに基づき所定の音高の楽音信号を発生させる。一方、
オンイベントでない場合には、この判断結果が「NO」
となり、ステップSb4に進み、発音を完了させるキー
オフ処理が実行される。そして、これらステップSb
3,Sb4が終了すると、このルーチンからメインルー
チンへ復帰する。このように、RUNスイッチがオフ状
態、すなわち、自動伴奏が開始されない状態では、単
に、押離鍵操作による楽音信号が形成される。
【0020】RUNスイッチがオン状態に設定されて
いる場合 この場合、ステップSb1の判断結果が「YES」とな
り、ステップSb5に進む。ステップSb5では、レジ
スタCSMODの値が「2」でないことを判断する。こ
のレジスタCSMODとは、自動伴奏装置9の動作モー
ドを表すデータが一時記憶される。すなわち、該装置9
が停止モードにある場合には「0」がセットされ、記録
モードにある場合には「1」がセットされ、再生モード
にある場合には「2」がセットされる。なお、この自動
伴奏装置9の動作モードは、前述したRECスイッチお
よびPLAYスイッチの操作で規定される。そして、こ
のステップSb5において、該装置9が停止モードまた
は記録モードにあると、判断結果が「YES」となり、
次のステップSb6に進む。
【0021】一方、自動伴奏装置9が再生モードにある
場合には、判断結果が「NO」になり、上述のステップ
Sb2に進む。この結果、再生モードにより自動的に伴
奏演奏がなされていても、左鍵域と右鍵域との区別がな
くなり、全鍵域を用いた通常のメロディ演奏を行うこと
が可能になる。
【0022】次いで、ステップSb6では、キーイベン
トが左鍵域の押離鍵操作に基づくものであるか否かを判
断する。ここで、左鍵域でない場合には、判断結果が
「NO」となり、ステップSb2に進む。一方、左鍵域
におけるキーイベントであると、判断結果が「YES」
となり、次のステップSb7に進む。ステップSb7で
は、この左鍵域における押鍵からコード(和音)を検出
する。このコード検出では、周知のローティション方式
に基づき、根音とコードタイプとが検出され、これらに
対応するデータがそれぞれレジスタRT,TPに一時記
憶される。ついで、ステップSb8では、このレジスタ
RTに記憶された根音と、レジスタTPに記憶されたコ
ードタイプとが読み出され、自動伴奏装置9に供給され
る。この結果、自動伴奏装置9が記録モードにあれば、
演奏者によるコード演奏が記録される。
【0023】D.伴奏スタート/ストップ処理ルーチン このルーチンは、演奏者によりRUNスイッチが操作さ
れた場合に起動され、これにより、CPU1の処理が図
4に示すステップSc1へ進む。ステップSc1では、
レジスタRUNの内容をビット反転させ、次のステップ
Sc2に進む。ステップSc2では、この反転されたレ
ジスタRUNの値が「1」、すなわち、自動伴奏スター
トを表す状態にセットされているか否かを判断する。以
下では、このレジスタRUNの値に対応した動作につい
て説明する。
【0024】レジスタRUNの値が「1」である場合 この場合、ステップSc2の判断結果が「YES」とな
り、次のステップSc3に進む。ステップSc3では、
前述したレジスタCSMODが「0」、すなわち、自動
伴奏装置9が停止モードでないことを判断する。ここ
で、該装置9が記録モードまたは再生モードにあると、
判断結果が「YES」となり、次のステップSc4に進
む。一方、自動伴奏装置9が停止モードにある場合に
は、ステップSc5へ進む。
【0025】ステップSc4では、コードメモリ8のア
ドレス値が記憶されるレジスタBTに「0」をセット
し、次のステップSc5に進む。ステップSc5では、
自動伴奏開始の旨を表すスタート信号を生成し、これを
自動伴奏装置9に供給する。このように、RUNスイッ
チが操作された結果、レジスタRUNの値が「1」にな
ると、自動伴奏装置9が停止モードにある場合には、停
止した時点から再び開始する。一方、記録モードまたは
再生モードにある場合には、レジスタBTのアドレス値
に従って、コードメモリ8の先頭アドレスから読み出し
(再生モード時)、または書込み(記録モード)が開始
される。
【0026】レジスタRUNの値が「1」でない場合 この場合、ステップSc2の判断結果が「NO」とな
り、ステップSc6に進む。ステップSc6では、前述
したレジスタCSMODが「1」、すなわち、自動伴奏
装置9が記録モードにあるか否かを判断する。ここで、
該装置9が記録モードにあると、判断結果が「YES」
となり、次のステップSc7に進む。ステップSc7で
は、コードメモリ8の記憶エリアである配列CM(B
T)にエンドコードをセットする。なお、このエンドコ
ードとは、記憶完了を表すデータである。
【0027】一方、自動伴奏装置9が記録モード以外の
モードにある場合には、このステップSc6での判断結
果が「NO」となり、ステップSc8に進む。ステップ
Sc8では、自動伴奏装置9を停止させるストップ信号
を発生して該装置9へ供給する。このように、レジスタ
RUNの値が「1」でない場合に、自動伴奏装置9が記
録モードにあると、コードメモリ8にエンドコードが記
録されて停止し、その他のモードではRUNスイッチの
操作と共に、該装置9を停止させている。
【0028】E.コードレコード処理ルーチンの動作 このルーチンは、RECスイッチが操作された場合に起
動され、これにより、CPU1の処理が図5に示すステ
ップSd1へ進む。ステップSd1では、レジスタCS
MODの値が「1」(記録モード)であるか否かを判断
する。ここで、自動伴奏装置9が記録モードにあると、
判断結果が「YES」となり、次のステップSd2に進
む。ステップSd2では、レジスタRUNの値が「1」
であるか否かを判断する。そして、該装置9が自動伴奏
スタートを表す状態にセットされている場合には、この
判断結果が「YES」となり、次のステップSd3に進
み、一方、そうでない場合にはステップSd4へ進む。
【0029】ステップSd3では、コードメモリ8にお
ける配列CM(BT)にエンドコードをセットし、次の
ステップSd4に進む。次いで、ステップSd4では、
レジスタCSMODの値を「0」、すなわち、自動伴奏
装置9を停止モードに設定し、このルーチンを終了す
る。
【0030】一方、上述したステップSd1の判断結果
が「NO」、つまり、自動演奏装置9が停止モードまた
は再生モードであると、ステップSd5に進む。ステッ
プSd5では、レジスタBTに「0」をセットし、次い
で、ステップSd6に進むと、レジスタCSMODに
「1」(記録モード)をセットする。これにより、コー
ドメモリ8の先頭アドレスから順次検出されたコード音
情報が記録されることになる。
【0031】このように、コードレコード処理ルーチン
にあっては、自動演奏装置9が記録モードで動作してい
る場合に、RECスイッチがオン状態に設定されると、
該装置9を停止モードに移行させる。また、該装置9が
停止モードまたは再生モードにある時に、RECスイッ
チがオン状態に設定されると、一意的に記録モードに設
定され、コード演奏が記録される。
【0032】F.コードプレイ処理ルーチンの動作 このルーチンは、PLAYスイッチが操作された場合に
起動され、これにより、CPU1の処理が図6に示すス
テップSe1へ進む。まず、ステップSe1では、レジ
スタCSMODの値が「1」(記録モード)であるか否
かを判断する。ここで、自動伴奏装置9が記録モードに
あると、この判断結果が「YES」となり、次のステッ
プSe2に進む。ステップSe2では、コードメモリ8
の記憶エリアCM(BT)にエンドコードをセットし、
次のステップSe3に進む。
【0033】ステップSe3では、レジスタCSMOD
の値を「2」、すなわち、自動演奏装置9を再生モード
に設定する。次に、ステップSe4に進むと、レジスタ
RUNの値が「1」であって、かつ、レジスタCSMO
Dの値が「2」であるか否かを判断する。ここで、自動
伴奏開始状態であって、再生モードにあると、この判断
結果が「YES」となり、次のステップSe5に進む。
そして、ステップSe5では、レジスタBTに「0」を
セットする。この結果、コードメモリ8の先頭アドレス
から順次コード音情報が読み出され、再生がなされる。
これに対し、自動伴奏開始状態でない時には、上記ステ
ップSe4の判断結果が「NO」となり、このルーチン
を終了する。
【0034】一方、上述したステップSe1の判断結果
が「NO」の場合には、ステップSe6に処理が進む。
ステップSe6では、レジスタCSMODが「0」、つ
まり自動伴奏装置9が停止モードにあるか否かを判断す
る。ここで、停止モードにあると、判断結果が「YE
S」となり、ステップSe7に進み、再生モードにある
と、この判断結果が「NO」となり、ステップSe8に
進む。そして、ステップSe7では、レジスタCSMO
Dの値を「2」(再生モード)に設定し、ステップSe
8ではレジスタCSMODの値を「0」(停止モード)
に設定し、いずれの場合もステップSe4へ進む。
【0035】このように、コードプレイ処理ルーチンに
あっては、自動演奏装置9が再生モードにある時にPL
AYスイッチをオン状態に設定すると、該装置9を停止
モードに移行させる。また、該装置9が記録モードにあ
る時にPLAYスイッチをオン状態に設定すると、一旦
記録を完了させた後、コードメモリ8の先頭アドレスか
ら読み出しがなされ、再生が行われる。さらに、停止モ
ードにある場合には、再生モードに設定される。
【0036】G.スタイル選択処理ルーチンの動作 このルーチンは、演奏者によりスタイルスイッチが操作
された場合に起動され、これにより、CPU1の処理が
図7に示すステップSf1へ進む。ステップSf1で
は、まず、CPU1がスタイルスイッチの操作に応じて
発生するイベント信号を取込み、これに基づき伴奏時の
リズム種類を表すスタイルナンバデータを生成し、これ
をレジスタSTLNにセットする。次いで、ステップS
f2に進むと、このレジスタSTLNに一時記憶された
スタイルナンバデータを自動伴奏装置9に供給し、この
ルーチンを終了する。
【0037】H.割込み処理ルーチンの動作 ところで、自動伴奏装置9が記録モードまたは再生モー
ドにある場合、CPU1はテンポクロックTc周期(例
えば、1拍毎)に、図8に示す割込み処理ルーチンを起
動し、ステップSg1に進む。ステップSg1では、前
述したレジスタRUNに「1」がセットされているか否
か、すなわち、自動伴奏スタート状態にあるか否かを判
断する。ここで、レジスタRUNに「0」がセットされ
ていると、自動伴奏がスタートしないので、判断結果が
「NO」となり、このルーチンを終了する。一方、自動
伴奏がスタートしている場合には、ステップSg2,S
g3において動作モードを区別する。以下、各動作モー
ド毎の動作について説明する。
【0038】記録モード時の割込み動作 自動伴奏装置9が記録モードにある時には、ステップS
g2の判断結果が「NO」になり、ステップSg3に進
む。そして、ステップSg3では、レジスタCSMOD
が「1」(記録モード)であるか否かを判断する。この
場合、判断結果は「YES」となり、次のステップSg
4に進む。ステップSg4では、レジスタRTの内容を
配列CM(BT)に書込むと共に、レジスタTPの内容
を配列CM(BT+1)に書込む。ここで、レジスタR
T、TPの内容は、それぞれ前述したキーイベント処理
ルーチン(図3参照)にて検出したコードの根音および
コードパターンを表すデータである。また、BTは書込
みアドレスである。
【0039】続いて、ステップSg7に進むと、次の書
込みアドレスを設定するため、レジスタBTの内容を
「2」インクリメントする。そして、ステップSg8で
は、記録完了の旨を表すエンドコードが、このインクリ
メントされた書込みアドレスにセットされているか否か
を判断する。ここで、この書込みアドレスにエンドコー
ドがセットされていると、判断結果が「YES」とな
り、次のステップSg9に進む。ステップSg9では、
レジスタBTに「0」をセットし、書込みアドレスをリ
セットする。そして、この割込み処理ルーチンを終了す
る。
【0040】再生モード時の割込み動作 自動伴奏装置9が再生モードにある時には、ステップS
g2の判断結果が「YES」になり、ステップSg5に
進む。ステップSg5では、上述した記録モード時にお
いて記録されたコードの根音およびコードパターンを、
それぞれ配列CM(BT)およびに配列CM(BT+
1)から読み出し、読み出したデータをレジスタRT,
TPにセットする。そして、ステップSg6に進むと、
各レジスタRT,TPの内容が自動伴奏装置9に出力さ
れ、この結果、記録しておいたコード演奏が再生され、
自動伴奏が行われる。
【0041】停止モード時の割込み動作 ところで、自動伴奏装置9が停止モードにあると、上述
したステップSg3の判断結果が「NO」となり、ステ
ップSg7に進むことで、レジスタBTの内容が「2」
インクリメントされる。これにより、停止モードからそ
の他モードへ移行する場合の書込みアドレス、または読
み出しアドレスが更新されることになる。
【0042】以上のように、この実施例においては、ま
ず、演奏者がスタイルスイッチを操作して伴奏スタイル
となる所定のリズム種類を選択する。次いで、予め記録
しておいたコード演奏を再生する場合には、PLAYス
イッチを操作する。次に、このPLAYスイッチ操作に
応じて自動伴奏装置9が再生モードになると、RUNス
イッチを操作することで、選択されたリズムに従ってコ
ードメモリ8に記録されたコード音情報が読み出され、
これにより自動伴奏演奏がなされる。そして、この再生
モード中にあっては、鍵盤5の全鍵域がメロディ鍵盤と
見做されるため、自動伴奏演奏と共に、通常のメロディ
演奏が可能となる。なお、記録されたコード音情報が最
後まで読み出された場合には、最初に戻って繰返し再生
がなさるようになっている。
【0043】一方、コード演奏を記録する際には、RE
Cスイッチが操作され、この操作に応じて自動伴奏装置
9が記録モードになると、テンポクロックTc(例え
ば、1拍)毎に左鍵域での和音検出がなされ、検出され
たコード音情報が順次コードメモリ8に記録される。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、再生設定手段が記憶手段に記憶されている和音進行
情報を再生するよう設定している場合には、再生手段が
記憶手段から和音進行情報を読み出すとともに、鍵域設
定手段が鍵盤を左鍵域と右鍵域に分割しないように設定
する。そして、和音発生/楽音発音手段が、鍵盤の全鍵
域の操作に応じて楽音の発音を制御して、再生手段によ
って読み出された和音進行情報、あるいは、和音発生/
楽音発音手段により発生された和音情報に従って伴奏手
段が自動伴奏をする。一方、再生設定手段が記憶手段に
記憶されている和音進行情報を再生しないことを設定し
ている場合には、鍵域設定手段が鍵盤を左鍵域と右鍵域
とに分割し、和音発生/楽音発音手段が鍵盤の左鍵域の
操作に応じて和音情報を発生するとともに、鍵域の右鍵
域の操作に応じて、楽音の発音を制御し、伴奏手段が和
音発生/楽音発音手段により発生された和音情報に従っ
て自動伴奏をするので、和音進行情報に従って自動伴奏
がなされている場合にあっても、全鍵域を用いたメロデ
ィ演奏を行うことが可能になるという効果がある。
た、記録設定手段が記憶設定手段に和音進行情報を記録
することを設定している場合にも、鍵域設定手段が鍵盤
を左鍵域と右鍵域とに分割し、和音発生/楽音発音手段
が鍵盤の左鍵域の操作に応じて和音情報を発生し、記録
手段が当該和音情報を和音進行情報として記憶手段に記
録する。従って、和音進行情報の再生/非再生/記録の
指示のみに応じて鍵域を分割する/分割しないが自動的
に行われるために、操作性が向上するとともに、和音進
行情報の再生を行っているにもかかわらず鍵域を分割し
てしまう、又は、和音進行情報の再生を行っていないに
もかかわらず鍵域を分割しないといった誤動作を防止す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による一実施例の全体構成を示すブ
ロック図。
【図2】 同実施例におけるメインルーチンの動作を示
すフローチャート。
【図3】 同実施例におけるキーイベント処理ルーチン
の動作を示すフローチャート。
【図4】 同実施例における伴奏スタート/ストップ処
理ルーチンの動作を示すフローチャート。
【図5】 同実施例におけるコードレコード処理ルーチ
ンの動作を示すフローチャート。
【図6】 同実施例におけるコードプレイ処理ルーチン
の動作を示すフローチャート。
【図7】 同実施例におけるスタイル選択ルーチンの動
作を示すフローチャート。
【図8】 同実施例における割込み処理ルーチンの動作
を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…CPU、2…プログラムメモリ(ROM)、3…ワ
ーキングメモリ(RAM)、4…テンポクロック発生回
路、5…鍵盤、6…操作子、7…伴奏パターンメモリ
(ROM)、8…コードメモリ、9…自動伴奏装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵盤と、 和音進行情報を記憶する記憶手段と、前記鍵盤の操作に応じて発生する和音情報を和音進行情
    報として前記記憶手段に記録するか否かを設定する記録
    設定手段と、 前記記録設定手段によって前記和音情報を記録すること
    が設定されている場合、前記和音情報を和音進行情報と
    して前記記憶手段に記録する記録手段と、 前記記憶手段に記憶されている和音進行情報を再生する
    か否かを設定する再生設定手段と、 前記再生設定手段により和音進行情報を再生することが
    設定されている場合、前記記憶手段から和音進行情報を
    読み出す再生手段と、前記記録設定手段により和音進行情報を記録することが
    設定されている場合、又は 前記再生設定手段により和音
    進行情報を再生しないことが設定されている場合、前記
    鍵盤を左鍵域と右鍵域とに分割し、前記再生設定手段に
    より和音進行情報を再生することが設定されている場
    合、前記鍵盤を左鍵域と右鍵域に分割しないように設定
    する鍵域設定手段と、 前記鍵域設定手段により左右鍵域分割が設定されている
    とき、前記鍵盤の左鍵域の操作に応じて和音情報を発生
    するとともに、前記鍵域の右鍵域の操作に応じて、楽音
    の発音を制御し、一方、前記鍵域設定手段により左右鍵
    域分割が設定されていないとき、前記鍵盤の全鍵域の操
    作に応じて楽音の発音を制御する和音発生/楽音発音手
    段と、 前記再生手段によって読み出された和音進行情報、ある
    いは、前記和音発生/楽音発音手段により発生された和
    音情報に従って自動伴奏をする伴奏手段とを具備するこ
    とを特徴とする電子楽器。
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JPS6282612A (ja) * 1985-10-07 1987-04-16 昭和電線電纜株式会社 超電導異形導体の製造方法
JPH0618398Y2 (ja) * 1987-05-29 1994-05-11 カシオ計算機株式会社 自動演奏装置付電子楽器

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