JP2824925B2 - ２サイクルエンジンのリードバルブ装置 - Google Patents
２サイクルエンジンのリードバルブ装置Info
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- JP2824925B2 JP2824925B2 JP2086019A JP8601990A JP2824925B2 JP 2824925 B2 JP2824925 B2 JP 2824925B2 JP 2086019 A JP2086019 A JP 2086019A JP 8601990 A JP8601990 A JP 8601990A JP 2824925 B2 JP2824925 B2 JP 2824925B2
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- reed valve
- reed
- shaped
- stopper
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） この発明はダブル構造を有する２サイクルエンジンの
リードバルブ装置に関する。
リードバルブ装置に関する。
（従来の技術） ２サイクルエンジンのリードバルブのなかでダブル構
造（ダブルリードバルブ方式）のリードバルブ装置は、
従来第５図に断面を示すように、インテークパイプ１に
バルブ本体が取付けられる。このバルブ本体はＶ字状断
面を有する一対のバルブシート2,2を備え、各バルブシ
ート2,2の基部側にプレート状リードバルブ3,3の根元部
分がビス4,4によってそれぞれ取付けられている。
造（ダブルリードバルブ方式）のリードバルブ装置は、
従来第５図に断面を示すように、インテークパイプ１に
バルブ本体が取付けられる。このバルブ本体はＶ字状断
面を有する一対のバルブシート2,2を備え、各バルブシ
ート2,2の基部側にプレート状リードバルブ3,3の根元部
分がビス4,4によってそれぞれ取付けられている。
（発明が解決しようとする課題） このような構造のリードバルブ装置では、中央のＶ字
状に向き合う２つのリードバルブ3,3を取付けるための
バルブシート基部のストッパ5,5が干渉するため、イン
テークパイプ１側に向く端面６の幅寸法Ａとして必然的
に所定寸法が必要となり、そのため矢印Ｂ方向に流れる
空気流の抵抗面となって通気抵抗が増し、特に高回転時
の大流量域での出力低下を招くという問題点があった。
状に向き合う２つのリードバルブ3,3を取付けるための
バルブシート基部のストッパ5,5が干渉するため、イン
テークパイプ１側に向く端面６の幅寸法Ａとして必然的
に所定寸法が必要となり、そのため矢印Ｂ方向に流れる
空気流の抵抗面となって通気抵抗が増し、特に高回転時
の大流量域での出力低下を招くという問題点があった。
この発明は上記の点に鑑み、ダブル構造のリードバル
ブのバルブシートの中央部の端面の幅寸法を小さくする
ことができ、かつリードバルブの取付けを容易とした２
サイクルエンジンのリードバルブ装置を提供するもので
ある。
ブのバルブシートの中央部の端面の幅寸法を小さくする
ことができ、かつリードバルブの取付けを容易とした２
サイクルエンジンのリードバルブ装置を提供するもので
ある。
（課題を解決するための手段） この発明に係る２サイクルエンジンのリードバルブ装
置は、上述した課題を解決するために、Ｖ字状断面を有
する一対のバルブシートの基部側にリードバルブの根元
部分をそれぞれ取り付け、ダブル構造のリードバルブを
備えた２サイクルエンジンにおいて、一対のバルブシー
トの中央のＶ字状対向面で形成される谷部に、リードバ
ルブの自由端部位置付近まで延びる板状バルブストッパ
の一端のくさび状端部を各リードバルブを介在して挿入
し、バルブストッパとリードバルブを前記バルブシート
他側面に取り付けるリードバルブ固定用ネジの少なくと
も一方のネジ取付方向と、同方向を向くネジにより、バ
ルブストッパをリードバルブとともにバルブシート中央
のＶ字状谷部に共締めして取り付ける一方、前記バルブ
シートの谷部の背面側であって吸気流に曝される端面を
上流に向って突条となるように山形に成形したものであ
る。
置は、上述した課題を解決するために、Ｖ字状断面を有
する一対のバルブシートの基部側にリードバルブの根元
部分をそれぞれ取り付け、ダブル構造のリードバルブを
備えた２サイクルエンジンにおいて、一対のバルブシー
トの中央のＶ字状対向面で形成される谷部に、リードバ
ルブの自由端部位置付近まで延びる板状バルブストッパ
の一端のくさび状端部を各リードバルブを介在して挿入
し、バルブストッパとリードバルブを前記バルブシート
他側面に取り付けるリードバルブ固定用ネジの少なくと
も一方のネジ取付方向と、同方向を向くネジにより、バ
ルブストッパをリードバルブとともにバルブシート中央
のＶ字状谷部に共締めして取り付ける一方、前記バルブ
シートの谷部の背面側であって吸気流に曝される端面を
上流に向って突条となるように山形に成形したものであ
る。
（作用） バルブシートのＶ字状をなして向き合う中央部の部分
にストッパのくさび状端部を挿入してリードバルブと共
にバルブシートに共締めするので、前記中央部分のイン
テークパイプ側に向く端面の幅寸法が小さくでき、吸気
の通気抵抗が大幅に減少する。またリードバルブの開動
時の背面はストッパにより過剰な動きが制限され、リー
ドバルブ間の干渉も生じない。
にストッパのくさび状端部を挿入してリードバルブと共
にバルブシートに共締めするので、前記中央部分のイン
テークパイプ側に向く端面の幅寸法が小さくでき、吸気
の通気抵抗が大幅に減少する。またリードバルブの開動
時の背面はストッパにより過剰な動きが制限され、リー
ドバルブ間の干渉も生じない。
（実施例） 以下この発明の実施例を図面について説明する。
第１図はこの発明を実施した２サイクルエンジンの断
面を示すもので、シリンダ10に連設されたクランクケー
ス11にインテークパイプ12が接続され、その接続部にダ
ブル構造のリードバルブ装置13が設けられる。この図
中、符号14はシリンダヘッド、15はキャブレタ、16はピ
ストンである。
面を示すもので、シリンダ10に連設されたクランクケー
ス11にインテークパイプ12が接続され、その接続部にダ
ブル構造のリードバルブ装置13が設けられる。この図
中、符号14はシリンダヘッド、15はキャブレタ、16はピ
ストンである。
この発明に係るリードバルブ装置13は、バルブ本体17
に形成するバルブシート17aの中央のＶ字状に向き合う
谷間部分に板状のバルブストッパ18が挿入固定されてい
る。このストッパ18は、第３図に示すように板状のもの
で、その一端は前記Ｖ字状部分に挿入されるよう両面が
そがれてくさび状端部19が形成されており、このくさび
状端部19にリードバルブ固定用のネジ孔20,20…が所要
数設けられている。またストッパ18の長さはバルブプレ
ートであるリードバルブ21の長さに近い寸法とされてい
る。
に形成するバルブシート17aの中央のＶ字状に向き合う
谷間部分に板状のバルブストッパ18が挿入固定されてい
る。このストッパ18は、第３図に示すように板状のもの
で、その一端は前記Ｖ字状部分に挿入されるよう両面が
そがれてくさび状端部19が形成されており、このくさび
状端部19にリードバルブ固定用のネジ孔20,20…が所要
数設けられている。またストッパ18の長さはバルブプレ
ートであるリードバルブ21の長さに近い寸法とされてい
る。
このストッパ18のくさび状端部19をバルブ本体17のバ
ルブシート17aのＶ字状部分にリードバルブ21,21の基部
を介在して挿入し、これらに１本のネジ22を貫通するよ
うに締着してリードバルブ21,21とストッパ18とをバル
ブ本体17のバルブシート17aに共締めする。外側のリー
ドバルブ21,21は通常のようにネジ23,23により個別に取
付けられる。
ルブシート17aのＶ字状部分にリードバルブ21,21の基部
を介在して挿入し、これらに１本のネジ22を貫通するよ
うに締着してリードバルブ21,21とストッパ18とをバル
ブ本体17のバルブシート17aに共締めする。外側のリー
ドバルブ21,21は通常のようにネジ23,23により個別に取
付けられる。
したがって、バルブシート17のインテークパイプ12側
に向く端面24の幅寸法Ｂを可能な限り小さくしてもリー
ドバルブ21,21を取付けることができ、かつこのストッ
パ18の存在によりリードバルブ21,21間の干渉が防止さ
れる。
に向く端面24の幅寸法Ｂを可能な限り小さくしてもリー
ドバルブ21,21を取付けることができ、かつこのストッ
パ18の存在によりリードバルブ21,21間の干渉が防止さ
れる。
以上のようにこの発明によれば、バルブシート中央の
Ｖ字状谷部にリードバルブ固定用ネジでバルブストッパ
とリードバルブを側方から共締めして取り付けることが
でき、取付が簡単になる一方、バルブシートのＶ字状谷
部の背面側であって吸気流に曝される端面を上流に向っ
て突条となるように山形に形成したので、吸気流の流れ
がスムーズとなり、かつバルブシートの中央のインテー
クパイプ側に向く端面の幅を可能な限り小さくできるの
で、吸気時の通気抵抗が小さくなり、高回転時に大流量
の空気を流すことができることは勿論、全ての回転域に
おけるエンジンの出力を高めることができる。また互い
に対向する位置にあるリードバルブ間の干渉もストッパ
の介在により防止される等の種々のの効果が得られる。
Ｖ字状谷部にリードバルブ固定用ネジでバルブストッパ
とリードバルブを側方から共締めして取り付けることが
でき、取付が簡単になる一方、バルブシートのＶ字状谷
部の背面側であって吸気流に曝される端面を上流に向っ
て突条となるように山形に形成したので、吸気流の流れ
がスムーズとなり、かつバルブシートの中央のインテー
クパイプ側に向く端面の幅を可能な限り小さくできるの
で、吸気時の通気抵抗が小さくなり、高回転時に大流量
の空気を流すことができることは勿論、全ての回転域に
おけるエンジンの出力を高めることができる。また互い
に対向する位置にあるリードバルブ間の干渉もストッパ
の介在により防止される等の種々のの効果が得られる。
第１図はこの発明を実施した２サイクルエンジンの断面
図、第２図はこの発明の一実施例を示す断面図、第３図
はこの発明におけるストッパの斜視図、第４図はバルブ
シートケの正面図、第５図は従来の技術を示す断面図で
ある。 1,12……インテークパイプ、2,17a……バルブシート、
3,21……リードバルブ、6,24……端面、10……シリン
ダ、11……クランクケース、13……リードバルブ装置、
17……バルブ本体、18……ストッパ、19……くさび状端
部。
図、第２図はこの発明の一実施例を示す断面図、第３図
はこの発明におけるストッパの斜視図、第４図はバルブ
シートケの正面図、第５図は従来の技術を示す断面図で
ある。 1,12……インテークパイプ、2,17a……バルブシート、
3,21……リードバルブ、6,24……端面、10……シリン
ダ、11……クランクケース、13……リードバルブ装置、
17……バルブ本体、18……ストッパ、19……くさび状端
部。
Claims (1)
- 【請求項１】Ｖ字状断面を有する一対のバルブシートの
基部側にリードバルブの根元部分をそれぞれ取り付け、
ダブル構造のリードバルブを備えた２サイクルエンジン
において、一対のバルブシートの中央のＶ字状対向面で
形成される谷部に、リードバルブの自由端部位置付近ま
で延びる板状バルブストッパの一端のくさび状端部を各
リードバルブを介在して挿入し、バルブストッパとリー
ドバルブを前記バルブシート他側面に取り付けるリード
バルブ固定用ネジの少なくとも一方のネジ取付方向と、
同方向を向くネジにより、バルブストッパをリードバル
ブとともにバルブシート中央のＶ字状谷部に共締めして
取り付ける一方、前記バルブシートの谷部の背面側であ
って吸気流に曝される端面を上流に向って突条となるよ
うに山形に成形したことを特徴とする２サイクルエンジ
ンのリードバルブ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2086019A JP2824925B2 (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | ２サイクルエンジンのリードバルブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2086019A JP2824925B2 (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | ２サイクルエンジンのリードバルブ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03286139A JPH03286139A (ja) | 1991-12-17 |
| JP2824925B2 true JP2824925B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=13874957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2086019A Expired - Fee Related JP2824925B2 (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | ２サイクルエンジンのリードバルブ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2824925B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5823150A (en) * | 1991-12-27 | 1998-10-20 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Induction system for two cycle engine |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS587809B2 (ja) * | 1978-07-10 | 1983-02-12 | スズキ株式会社 | ２サイクルエンジンの吸気及び掃気装置 |
-
1990
- 1990-03-31 JP JP2086019A patent/JP2824925B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03286139A (ja) | 1991-12-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |