JPS6322390Y2 - - Google Patents

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JPS6322390Y2
JPS6322390Y2 JP2720783U JP2720783U JPS6322390Y2 JP S6322390 Y2 JPS6322390 Y2 JP S6322390Y2 JP 2720783 U JP2720783 U JP 2720783U JP 2720783 U JP2720783 U JP 2720783U JP S6322390 Y2 JPS6322390 Y2 JP S6322390Y2
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JP
Japan
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slope
valve
main body
ventilation hole
flow
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JP2720783U
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JPS59133873U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、内燃機関の排ガス浄化装置中の2次
空気供給系或は2サイクルエンジンの吸気系等に
おいて、一方向の流体の流れを許し、反対方の流
体の流れを阻止する逆止弁として使用されるリー
ドバルブに関し、更に詳しくは、略V字状の断面
形状を呈して通気孔を備えた本体の両側に形成さ
れた斜面に通気孔を開閉する弁を取付けられてな
るリードバルブに関する。
(従来の技術) 略V字状の断面形状を呈して通気孔を備えた本
体の両側に形成された斜面に通気孔を開閉する弁
を取付けられてなるリードバルブの一例として、
第1図に示すものが、実公昭43−29841号公報に
開示されている。
同図のリードバルブは、第1の斜面21及び第
2の斜面22を備えて略V字状の断面形状を呈
し、先端着座部28を残して第1の通気孔23及
び第2の通気孔24を形成された本体20の両斜
面21,22に、弾性板材もつて製せられた弁体
25,25が添えられ、更に、板材を曲げられた
ストツパ26,26を重ねられ、弁体25及びス
トツパ26がねじ27によつて本体20の第1の
斜面21及び第2の斜面22の通気孔23,24
の上流A側の端部に取付けられてなり、第1の斜
面21及び第2の斜面22に対する弁体25の離
接に伴う第1の通気孔23及び第2の通気孔24
の開閉によつて上流側Aから下流側Bへ向う流を
許し、逆方向の流れを阻止し、開弁時の弁体25
の過度の曲げ変形をストツパ26によつて抑止す
るように形成されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来の技術によるリードバルブは、本
体20の両斜面21,22に形成された両通気孔
23,24の端部に先端着座部28が残されてい
るために、開弁時の流体の流れを先端着座部28
に阻害され、先端着座部28の近傍で急激に増加
する流路抵抗を受けるとともに、流れの剥離現象
や渦流を誘起されて流体の供給効率を低下させる
という問題点を有している。
本考案は、上記した流路の下流側における流れ
に対する阻害現象を抑止し得るリードバルブの構
造を提示することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記した従来の技術によるリードバ
ルブにおける問題点を考慮して、第1の斜面及び
第2の斜面を備えて略V字状の断面形状を呈する
本体に、第1の斜面及び第2の斜面を跨ぐように
なして通気孔を形成し、第1の斜面及び第2の斜
面の上流側の端部に固定された弁体の自由端側を
互いに当接させて通気孔を閉塞させるようにな
し、更に、弁体の自由端部を略円弧形状に形成て
閉弁時に円弧形状端部が互いに当接する構成とな
すものである。
(作用) 上記した構成を備えた本考案によるリードバル
ブにおいては、第1の斜面及び第2の斜面を跨ぐ
ようになして形成された通気孔が、開弁時におけ
る流れの剥離現象或は渦流の発生を伴わないこと
によつて何らの流路抵抗を惹起せず、又、弁体の
自由端側に形成された円弧形状部が、閉弁に伴つ
て互いに当接する際に、円弧形状部の弾性的な伸
び変形によつて相互の衝突に伴う衝撃を緩和させ
るとともに、弁体の端縁の相互衝突を回避させ
る。
(考案の効果) 本考案によるリードバルブが、上記したよう
に、略V字状の断面形状を呈する本体の第1の斜
面及び第2の斜面を跨ぐようになして通気孔を形
成され、弾性板材をもつて製せられ、第1の斜面
及び第2の斜面の上流側の端部に固定されて本体
の通気孔を開閉する弁体の自由端側を略円弧形状
に形成された構造を備えていることにより、開弁
時における通気孔が、上流側から下流側を通して
吹抜け状態に形成されて流れの剥離現象或は渦流
等による障害を受けないので、高い流体供給効率
がもたらされ、又、弁体の自由端側に形成された
円弧形状部が、閉弁作動に伴つて互いに当接する
際に、円弧形状部分の弾性的な伸び変形によつて
相互の衝突に伴う衝撃を緩和させるとともに、弁
体の端縁の相互衝突を回避させるので、閉弁作動
の繰返しに伴う弁体の端縁部の亀裂破損が効果的
に防止される。
(実施例) 以下、図示の実施例について説明する。
第2図の実施例においては、第1の斜面2及び
第2の斜面3を有して略V字状の断面形状を呈す
る本体1に、第3図に詳細を示すように、第1の
斜面2及び第2の斜面3を跨ぐようになして通気
孔4が形成され、弾性板材をもつて製せられ、第
1の斜面2及び第2の斜面3に添えられ、背部に
重ねられたストツパ6とともに、通気孔4の上流
側Aの端部をねじ7により本体1に固定されて本
体1及びストツパ6とともにリードバルブ10を
構成し、下流側Bの先端部8の相互離接並びに第
1の斜面2及び第2の斜面3に対する離接によつ
て通気孔4を開閉する弁体5,5が、先端部8側
を略円弧形状に形成されている。
上記した実施例においては、開弁時の通気孔4
による流体流路が、上流側Aから下流側Bを通し
て吹抜け状態に形成され、閉弁作動に伴つて互い
に当接する弁体5,5の先端部8,8が、弾性的
な伸び変形によつて相互衝突に伴う衝撃を緩和さ
せるとともに、端縁の相互衝突を回避させる。
第4図の実施例は、弁体5の先端部8にゴム状
弾性材料等による弾性部材9を接着させて閉弁時
における密封機能及び衝撃緩和機能の強化を図つ
たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の技術によるリードバルブの一
例の断面図、第2図は、本考案の一実施例の断面
図、第3図は、本考案の実施例の本体の斜視図、
第4図は、本考案の他の実施例の断面図である。 1……本体、2……第1の斜面、3……第2の
斜面、4……通気孔、5……弁体、6……ストツ
パ、7……ねじ、8……先端部、9……弾性部
材、10……リードバルブ、20……本体、21
……第1の斜面、22……第2の斜面、23……
第1の通気孔、24……第2の通気孔、25……
弁体、26……ストツパ、27……ねじ、28…
…先端着座部、A……上流側、B……下流側。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の斜面2及び第2の斜面3を備えて略V字
    状の断面形状を呈し、前記第1の斜面2及び第2
    の斜面3を跨いで形成された通気孔4を備えた本
    体1と、弾性板材をもつて製せられ、一方の端部
    を前記第1の斜面2及び第2の斜面3の前記通気
    孔4の上流側Aの端部に固定されて前記通気孔4
    を開閉する弁体5,5とを有し、前記第1の斜面
    2及び第2の斜面3に取付けられた前記両弁体
    5,5の前記通気孔4の下流側Bの端部が略円弧
    形状を呈し、閉弁時に前記両弁体5,5の円弧形
    状端部が互いに当接するように形成されているリ
    ードバルブ。
JP2720783U 1983-02-28 1983-02-28 リ−ドバルブ Granted JPS59133873U (ja)

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JP2720783U JPS59133873U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 リ−ドバルブ

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JP2720783U JPS59133873U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 リ−ドバルブ

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Publication Number Publication Date
JPS59133873U JPS59133873U (ja) 1984-09-07
JPS6322390Y2 true JPS6322390Y2 (ja) 1988-06-20

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ID=30158103

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JP2720783U Granted JPS59133873U (ja) 1983-02-28 1983-02-28 リ−ドバルブ

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JPS59133873U (ja) 1984-09-07

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