JP2824915B2 - 通気性複合シートの製造方法 - Google Patents

通気性複合シートの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は不織布等の多孔性基材と熱可塑性樹脂フィル
ムとからなる通気性複合シートの製造方法に関するもの
である。
[従来の技術] 近年、多孔性基材と透水性,透湿性,耐水性を調整す
る機能を有する有孔フィルムを複合した通気性複合シー
トが広く利用されるように成ってきている。代表的な例
として使い捨ての紙おむつ,生理用品,乾燥剤,脱酸素
剤の包材,フィルター,結露防止シートが挙げられる。
これらの通気性複合シートの製造方法は2種類の方法に
大別される。
(1)無機系,有機系フィラーをブレンドしたフィルム
を延伸,あるいはフィラーを除去する等の方法であらか
じめ有孔化された熱可塑性樹脂フィルムと多孔性基材と
を接合する方法。
(2)熱可塑性樹脂フィルムと多孔性基材とを接合し、
その後コロナ放電あるいはニードルパンチ等の方法で熱
可塑性樹脂フィルムを有孔化する方法である。
いずれの製造方法も熱可塑性樹脂フィルムの有孔化工
程及びそれを多孔性基材に接合する接合工程の2工程に
分かれている。その為に品質管理上,工程管理上不利で
あるばかりでなく有孔化装置,接合装置の2種類の装置
が必要であるため設備投資が大きく、また製品のコスト
ダウンが難しい欠点がある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は従来の方法では達成されなかった、熱
可塑性樹脂フィルムの有孔化と不織布等の多孔性基材と
の接合を同時に行い、中心層が多孔性基材で有孔化した
熱可塑性樹脂フィルムを外層とする三層構造の複合シー
トの製造方法を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 以上の様な現状に鑑み本発明者らは鋭意,検討を重ね
た結果、多孔性基材に熱可塑性樹脂を押出ラミネートす
る工程において、溶融樹脂フィルムが直接接触するロー
ルの表面が特定の熱伝導率および硬度を持つ材質からな
るロールを使用することにより熱可塑性樹脂フィルムが
有孔化することを見出したことに基づくものである。す
なわち本発明は多孔性基材を中心層とし熱可塑性樹脂フ
ィルムを外層とする三層構造の複合シートを押出ラミネ
ート法によって製造する方法において、溶融樹脂が直接
接触するロールの表面が熱伝導率として0.03kcal/m・h
・℃から5kcal/m・h・℃の範囲にあり、JIS K7215に準
じて測定した硬さがHDA60以上である材質から成るロー
ルを用い有孔化することを特徴とする通気性複合シート
の製造方法に関する。ここで通気性複合シートとはJIS
Z0208(温度40℃,湿度90%)に準じて測定した透湿度
が500g/m2・24H〜8000m2・24Hであるものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明にかかる押出ラミネート装置の概略図
である。Tダイスから押出された溶融熱可塑性樹脂フ
ィルムは多孔性基材とゴムロール表面の全部また
は一部表面が特定材質から成る冷却ロールで圧着,接
合,有孔化されて通気性複合シートが得られる。得ら
れた二層構造の通気性複合シートを原反とし再度本発
明にあずかる押出ラミネート装置を使用し熱可塑性樹脂
フィルムが押出ラミネートされていない反対側の多孔性
基材面に熱可塑性樹脂を押出ラミネートすることで多孔
性基材が中心層で有孔化した熱可塑性樹脂フィルムを外
層とする三層構造の通気性複合シートが得られる。その
模式断面図を図2に示す。
かかる通気性複合シートは溶融樹脂が直接接触するロ
ールの表面が特定の材質からなる冷却ロールであれば押
出機を一組具備するシングルラミネート装置でも、二組
具備するタンデムラミネート装置でも製造可能である。
本発明にあずかるロールは工業的には例えば金属ロー
ルに該物性を持つ材料を被覆することにより,あるいは
該物性を持つ材料のみで形成することができる。ロール
に被覆あるいはロール形成する材料の熱伝導率は0.03kc
al/m・h・℃〜5kcal/m・h・℃好ましくは0.1kcal/m・
h・℃〜1kcal/m・h・℃であることが必要である。熱
伝導率が5kcal/m・h・℃を越えると熱可塑性樹脂フィ
ルムの有効化が起こりにくく、0.03kcal/m・h・℃未満
では冷却能力が悪く、生産速度が極端に低くなる。また
ロール表面の材質の硬さはJISK7215に準じて測定した硬
さがHDA60以上好ましくはHDA80以上である。HDA60未満
では圧着が充分行われず、有孔化しにくくなる。金属ロ
ール等に該物性を有する材料を被覆することにより本発
明で用いられる冷却ロールを作製するに際して、被覆層
は単一の素材から成る単層構造でも単一の素材からなる
多層積層構造でも良い。また複数の素材から成る多層積
層構造でも良い。更にまた複数の素材からなる混合物で
作製される単層・多層構造でも良い。かかる被覆層の場
合、熱伝導率及び硬さは見掛上の平均値,あるいは実測
値として理解されるべきものである。被覆層に用いられ
る具体的な素材としてはネオプレン,シリコーン,ポリ
ウレタン等のエラストマー,エポキシ樹脂,フェノール
樹脂等の熱硬化性樹脂,熱可塑性樹脂,及びゴム,セル
ロース系樹脂,けい素樹脂,ふっ素樹脂等のワニス,エ
マルジョン,及び紙,セラミックス,ガラス繊維マット
等である。被覆層に用いられる具体的な素材は押出ラミ
ネートされる熱可塑性樹脂の種類,ロールリリース性等
の加工に伴う諸因子を考慮し適宜選択することができ
る。被覆方法としては例えば塗装,粉末塗装,熱収縮チ
ューブ成形,ライニング加工,注形加工,溶射加工等を
挙げることができる。材質がフィルム状あるいはマット
状であれば冷却ロール本体の外周に少なくとも1周以上
巻いて被覆する。なお被覆層の厚さは5μ以上100mm以
下好ましくは10μ以上50mm以下である。5μ未満では傷
等の原因で被覆層が脱落し冷却ロール本体表面が露出し
やすく、また熱可塑性樹脂フィルムの有孔化が充分行わ
れない場合がある。100mmを越えると加工時経時的に蓄
熱し易くロールリリース性が悪くなり、極端な場合は被
覆冷却ロールに巻き付き製造不能となる。かかる被覆層
は冷却ロール全表面に設けることに限定されるものでは
ない。すなわち該物性を持つ材質から成る被覆表面部分
と金属ロール表面部分を同一冷却ロール表面に合せ持つ
冷却ロールでも可能である。
この様な部分的に被覆された冷却ロールを用いて製造
された通気性複合シートの熱可塑性樹脂フィルムは圧着
・ラミネートの際、冷却ロールの被覆表面部分と直接接
触した領域のみが有孔化する。
従って冷却ロールの被覆表面部分の形状及び/又は全
ロール表面積に対する被覆面積割合を変えることで多孔
性基材を中心層とし、その両外層で通気性能の異なる熱
可塑性樹脂フィルムからなる三層構造の通気性複合シー
トが容易に製造できる。この様に部分的に有孔化した熱
可塑性樹脂フィルムを外層とする三層構造の通気性複合
シートを製造する際各外層の通気性を有する領域の形状
が異なる場合は2本の被覆冷却ロールが必要である。
例えば外層である熱可塑性樹脂フィルムの一方外層が
全面に通気性の樹脂を有し、他方の外層が部分的に通気
性の機能を有する三層構造の通気性複合シートを製造す
る場合は、まず冷却ロール全表面が該物性を持つ材質で
被覆された冷却ロールを用いて多孔性複合シートを製造
し、次いで冷却ロールを冷却ロールの表面が部分的に該
物性を持つ材質で被覆された冷却ロールに取り変えて二
層構造の通気性複合シートを原反として熱可塑性樹脂フ
ィルムが押出ラミネートされていない反対側の多孔性基
材面に熱可塑性樹脂を押出ラミネートすることで得られ
る。
かかる冷却ロールの表面が部分的に該物性を持つ材質
で被覆された冷却ロールはまず金属製冷却ロール本体の
被覆される部分の表面を凹状に彫刻し塗布,塗型加工,
溶射加工,ライニング加工粉末塗装等の方法で仕上り状
態で該物性を持つ材質をうめ込み、その後表面全体を研
磨することで得られる。また、被覆される部分の表面
に、相当する形状のフィルムを冷却ロール本体の表面に
接着剤等を用い強固に貼布する方法でも可能である。
冷却ロール本体の彫刻される凹部の深さは冷却ロール
本体の仕様によっても異なるが、5μ以上,50mm以下が
望ましい。5μ未満では傷等の原因でロールの被覆され
た部分の表面材質が脱落し冷却ロール本体の表面が露出
しやすく、50mmを越えるとロールの被覆された部分の表
面材質が経時的に蓄熱しロールリリース性が悪くなる為
である。
一方、金属ロール本体に被覆される部分の表面に相当
する形状のフィルム,あるいはシートを貼布する場合、
フィルムの厚みは5μ以上,500μ以下が好ましい。5μ
未満では傷等の原因で脱落し冷却ロール本体の表面が露
出しやすく,500μを越えるとラミネート厚みによっても
異なるがフィルムを貼布しない部分に接触する熱可塑性
樹脂フイルムと多孔性基材の接着が著しく悪くなる為で
ある。
本発明で用いられる多孔性基材としてはポリエステ
ル,高密度ポリエチレン,ポリプロピレン,ナイロン,
レーヨン等の合成繊維及び天然繊維からなる不織布,織
布および混抄不織布,薄葉紙等の表面状態の粗な紙,さ
らにガラス繊維,ロックウール等からなる無機系不織
布,織布状基材を挙げることができる。これらの多孔性
基材の空隙率は97%以下好ましくは90%以下である。97
%を越えると押出ラミネート加工時充分圧着されず、熱
可塑性樹脂フィルムの有孔化が充分行われない場合があ
る。また多孔性基材の表面の粗さはJIS B0601の表面粗
さの規格の中心線平均粗さ(Rの値)が1μRa以上好ま
しくは3μRa以上である。1μRa未満では熱可塑性樹脂
フィルムの有孔化が充分に行われない。
以上の様な多孔性基材を用いて押出ラミネートによっ
て通気性フィルムを製造するが、多孔性基材の種類によ
ってはコロナ放電,アンカーコート等の前処理をし熱可
塑性樹脂と多孔性基材の密着強度を充分に確保しても本
発明の効果には何ら影響はしない。熱可塑性樹脂として
は低密度ポリエチレン,高密度ポリエチレン,ポリプロ
ピレン,エチレン−酢ビ共重合樹脂,ポリブテン−1樹
脂等のポリオレフィン系樹脂,アイオノマー樹脂,ポリ
アマイド樹脂等が挙げられる。樹脂温度は多孔性基材と
熱可塑性樹脂の接着性を考慮し適宜適正温度に定められ
る。ラミネート厚みは使用される多孔性基材の表面粗度
に応じて定められるが1mmを越えると圧着が充分行われ
ず有効化しなくなる場合がある。ラミネート厚みの下限
は熱可塑性樹脂のドローダウン性等の加工性で定まる。
ラインスピードは装置の大きさ等で定まるが速い方が有
孔化しやすい。冷却ロールの冷却水の温度は高い方が有
孔化しやすいが70℃を越えると熱可塑性樹脂の種類によ
ってはロールリリース性が悪くなり、極端な場合は被覆
冷却ロールに巻き付き製造不能となる場合がある。圧着
のプレスロール線圧は高い方が好ましい。しかし45kg/c
mを越えると被覆冷却ロールの場合には被覆層の耐久性
が悪くなるので好ましくない。
本発明による製造方法によればJIS Z0208(温度40
℃,湿度90%)に準じて測定した透湿度が通気性複合シ
ートとして利用価値の高い500g/m2・24H以上で8000g/m2
・24H以下である通気性複合シートを容易に製造するこ
とが可能である。また、その有孔化のポイントは多孔性
基材の単繊維の片側または両側であり、孔の形状は長円
状または筋状であり、長さは3μ〜100μである。
(実施例) 以下本発明を実施例を用いて詳述するが本発明はこれ
らに限定されるものではない。
実施例1 25mmφ押出機を持つ押出ラミネート装置(株式会社
プラコー製形式 TP-350)の鋼鉄製冷却ロール本体(外
径200mmφ,長さ350mm)にふっ素樹脂の熱収縮チューブ
で被覆層を冷却ロールの全表面に設けた。被覆層の厚み
は1mmでJIS 7215に準じて測定した。硬さはHDA95であ
る。熱伝導率は0.28kcal/m・h・℃である。かかる被覆
冷却ロールを具備する上記押出ラミネート装置でポリエ
ステル不織布(旭化成株式会社,E-5070,坪量70g/m2,空
隙率70%,表面粗さ6μRa)を原反とし下記の加工条件
で低密度ポリエチレン(東ソー株式会社,ペトロセン20
3,MI.8,密度0.919g/cm3)を押出ラミネートした。加工
条件は以下のようにして行った。
樹脂温度;305℃ ラインスピード;30m/min ラミネート厚み;15μ プレスロール線圧;10kg/cm 被覆冷却ロール循環水温度;20℃ かくして得られた二層構造の通気性複合シートを原反
とし同ラミネート装置を使用し同じ加工条件で押出ラミ
ネートされていないポリエステル不織布の面に押出ラミ
ネートし、ポリエステル不織布が中心層で有孔化した低
密度ポリエチレンフィルムを外層とする三層構造の通気
性複合シートを得た。
かくして得られた通気性複合シートの通気性能(透湿
度,耐水圧,通気度)のデータを表1に示した。なお透
湿度はJIS Z0208,耐水圧はJIS L1092,通気度はJIS P811
7に準じて測定した。
実施例2 90mmφ押出機を持つ押出ラミネート装置(株式会社
武蔵野設計事務所製 型式 S-270)の鋼鉄製で150μ厚
みの銅メッキしその上に20μ厚みのニッケルクロムメッ
キした冷却ロール本体(外径600mmφ,長さ700mm)にク
ラフト紙/低密度ポリエチレン/けい素樹脂の3層積層
構造体をけい素樹脂が溶融樹脂と直接に接触するように
冷却ロールの全表面に被覆した。各層の厚みはクラフト
紙層80μ,低密度ポリエチレン層25μ,けい素樹脂層3
μである。かかる構成の複合シートを20枚重ね合わせて
測定した硬さはHDA95である。また3層構造の被覆層の
見掛上の熱伝導率は0.19kcal/m・h・℃である。かかる
被覆冷却ロールを具備する上記押出ラミネート装置でポ
リエステル不織布(旭化成株式会社,E-5030,坪量30g/m2
空隙率80%,表面粗さ5.5μRa)を原反とし下記の加工
条件で低密度ポリエチレン(東ソー株式会社,ペトロセ
ン203,MI.8,密度0.919g/cm3)を押出ラミネートした。
加工条件は以下のようにして行った。
樹脂温度 305℃ ラインスピード 150m/min ラミネート層 25μ プレスロール線圧 18kg/cm 被覆冷却ロール循環温度 20℃ かくして得られた二層構造の通気性複合シートを原反
とし同ラミネート装置を使用し、同じ加工条件で押出ラ
ミネートされていないポリエステル不織布の面に押出ラ
ミネートしポリエステル不織布が中心層で有孔化した低
密度ポリエチレンフィルムを外層とする三層構造の通気
性複合シートを得た。
かくして得られた通気性複合シートの通気性能(透湿
度,耐水性,通気度)のデータを表1に示した。
比較例1 実施例1の押出ラミネート装置の鋼鉄製冷却ロール本
体に被覆層を設けない他は実施例1と同じ条件で加工し
て得られた通気性複合シートの透湿度,耐水性,通気度
のデータを表1に示した。なお金属製冷却ロール本体は
鋼鉄製でその熱伝導率は、45kcal/m・h・℃である。硬
さはHDA100である。
[発明の効果] 本発明によれば多孔性基材が中心層で、有孔化した熱
可塑性樹脂フィルムを外層とする三層構造の通気性複合
シートを接合と有孔化を同時に行い製造することが可能
となった。そのため透湿度,耐水度に勝れた通気性複合
シートの高速化が可能となり、また品質管理,工程管理
が容易となった。得られた通気性複合シートは不織布等
の多孔性基材が、有孔化した熱可塑性樹脂フィルムで保
護されているため苛酷な使用による多孔性基材の繊維の
解繊が生じなくなり、シートの強度が大巾に改良され
た。また従来行われている溶剤,ホットメルト接着剤等
による接着方法に比べ耐熱,耐溶剤性において優位にあ
り、その工業的価値は高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にあずかる押出ラミネート装置の概略図
である。 1.Tダイス、2.溶融熱可塑性樹脂フィルム、3.多孔性基
材、4.ゴムロール、5.被覆冷却ロール、6.通気性複合シ
ート 第2図は本発明にあずかる通気性複合シート模式断面図
である。 7.多孔性基材、8.有孔化熱可塑性樹脂フィルム
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 47/00 - 47/84 B32B 5/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多孔性基材を中心層とし、熱可塑性樹脂フ
    ィルムを外層とする三層構造の複合シートを押出ラミネ
    ート法によって製造する方法において、溶融樹脂が直接
    接触するロールの表面が熱伝導率として0.03kcal/m・h
    ・℃から5kcal/m・h・℃の範囲にあり、JIS K7215に準
    じて測定した硬さがHDA60以上の材質から成るロールを
    用い有孔化することを特徴とする通気性複合シートの製
    造方法。
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