JP2823608B2 - エアバッグの折り畳み方法およびエアバッグ装置 - Google Patents
エアバッグの折り畳み方法およびエアバッグ装置Info
- Publication number
- JP2823608B2 JP2823608B2 JP1306327A JP30632789A JP2823608B2 JP 2823608 B2 JP2823608 B2 JP 2823608B2 JP 1306327 A JP1306327 A JP 1306327A JP 30632789 A JP30632789 A JP 30632789A JP 2823608 B2 JP2823608 B2 JP 2823608B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- airbag
- reference line
- folded
- folding
- line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/23—Inflatable members
- B60R21/237—Inflatable members characterised by the way they are folded
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、エアバッグの折り畳み方法およびエアバ
ッグ装置に関する。
ッグ装置に関する。
[従来の技術] 従来より、自動車のエアバッグ装置として、少なくと
も折り畳み状態のエアバッグ、通常、このエアバッグに
加えてガス発生器(インフレータ)及び発火装置(イグ
ナイタ)などの主要構成部品をケース内に収納して一つ
の組立ユニット(エアバッグモジュール)を構成し、こ
のエアバッグモジュールをステアリングホイールに組み
付けるようにしたものは一般に良く知られており、例え
ば実開昭63−104155号公報では、エアバッグの乗員側を
覆うケース部分(バッグカバー)を正面視で略長方形状
に形成するとともに、このバッグカバー内に、最終折り
畳み形状が長方形あるいは正方形に折り畳まれたエアバ
ッグを収納したものが開示されている。
も折り畳み状態のエアバッグ、通常、このエアバッグに
加えてガス発生器(インフレータ)及び発火装置(イグ
ナイタ)などの主要構成部品をケース内に収納して一つ
の組立ユニット(エアバッグモジュール)を構成し、こ
のエアバッグモジュールをステアリングホイールに組み
付けるようにしたものは一般に良く知られており、例え
ば実開昭63−104155号公報では、エアバッグの乗員側を
覆うケース部分(バッグカバー)を正面視で略長方形状
に形成するとともに、このバッグカバー内に、最終折り
畳み形状が長方形あるいは正方形に折り畳まれたエアバ
ッグを収納したものが開示されている。
かかるエアバッグ装置では、一般に上記バッグカバー
の所定部位に溝部が設けられており、エアバッグ膨張時
には該バッグの膨張圧力で上記溝部が破断し、この溝部
に沿ってバッグカバーが開かれることにより、エアバッ
グが乗員側に展開するようになっている。
の所定部位に溝部が設けられており、エアバッグ膨張時
には該バッグの膨張圧力で上記溝部が破断し、この溝部
に沿ってバッグカバーが開かれることにより、エアバッ
グが乗員側に展開するようになっている。
ところで、車両衝突時、エアバッグ装置が作動してエ
アバッグが乗員側に展開する場合、エアバッグの初期展
開方向が、第7図において破線矢印で示すように、ステ
アリングシャフト53の中心軸方向よりも下方に指向する
ように設定することができれば、乗員Mの重心に近い部
位(腹部付近)をより早く拘束して乗員Mの前方への移
動量を少なくすることができるので、エアバッグ50の乗
員拘束性能を向上させることができ、更に、乗員Mのス
テアリングホイール54との距離が近い部位(腹部及び胸
部付近)をより早く拘束することにより、エアバッグ50
の乗員保護性能を向上させることができる。
アバッグが乗員側に展開する場合、エアバッグの初期展
開方向が、第7図において破線矢印で示すように、ステ
アリングシャフト53の中心軸方向よりも下方に指向する
ように設定することができれば、乗員Mの重心に近い部
位(腹部付近)をより早く拘束して乗員Mの前方への移
動量を少なくすることができるので、エアバッグ50の乗
員拘束性能を向上させることができ、更に、乗員Mのス
テアリングホイール54との距離が近い部位(腹部及び胸
部付近)をより早く拘束することにより、エアバッグ50
の乗員保護性能を向上させることができる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来では、エアバッグ50は、最終折り畳み
形状が長方形あるいは正方形となるように折り畳まれ、
内部にガス供給されることにより、第7図において実線
矢印で示されるように、ステアリングシャフト53の中心
軸方向に沿って初期展開するようになっている。
形状が長方形あるいは正方形となるように折り畳まれ、
内部にガス供給されることにより、第7図において実線
矢印で示されるように、ステアリングシャフト53の中心
軸方向に沿って初期展開するようになっている。
すなわち、従来のエアバッグの折り畳み方法では、第
9図に示すように、周縁部が接合された2枚の例えば円
形のシートで構成された袋体50(エアバッグ)の上下部
分について、後で詳しく説明するように、中心線X′
(直径)と平行な2本の基準線X1′,X2′(第1基準
線)に沿って、これら第1基準線X1′,X2′よりも外側
の部分を、それぞれ第1基準線X1′,X2′の内側に展開
可能に折り畳むことにより、第10図に示すような所定幅
W′の帯状(もしくは長方形状)体を形成し、この帯状
体を、第11図に示すように、上記中心線X′と直交する
第2の基準線Y′に沿って所定長さに折り畳むことによ
り、例えば第12図の実線で示されるような長方形状に折
り畳む。そして、第8図に示すように、最終形状が長方
形状に折り畳まれた上記エアバッグ50が、ステアリング
ホイール54の略中央に取り付けられたエアバッグモジュ
ール51内に配設されている。尚、上記エアバッグ50の最
終折り畳み形状は、一般に、バッグカバー52の正面視で
の形状にほぼ対応して定められている。
9図に示すように、周縁部が接合された2枚の例えば円
形のシートで構成された袋体50(エアバッグ)の上下部
分について、後で詳しく説明するように、中心線X′
(直径)と平行な2本の基準線X1′,X2′(第1基準
線)に沿って、これら第1基準線X1′,X2′よりも外側
の部分を、それぞれ第1基準線X1′,X2′の内側に展開
可能に折り畳むことにより、第10図に示すような所定幅
W′の帯状(もしくは長方形状)体を形成し、この帯状
体を、第11図に示すように、上記中心線X′と直交する
第2の基準線Y′に沿って所定長さに折り畳むことによ
り、例えば第12図の実線で示されるような長方形状に折
り畳む。そして、第8図に示すように、最終形状が長方
形状に折り畳まれた上記エアバッグ50が、ステアリング
ホイール54の略中央に取り付けられたエアバッグモジュ
ール51内に配設されている。尚、上記エアバッグ50の最
終折り畳み形状は、一般に、バッグカバー52の正面視で
の形状にほぼ対応して定められている。
そして、内部にガスが供給された場合、上記エアバッ
グ50は、第12図において一点鎖線で示されるように、ま
ず最初に、上記第2基準線Y′を中心にして左右垂直方
向に展開される。つまり、上記従来の折り畳み方法で
は、エアバッグ50は、ステアリングシャフト53の中心軸
方向に沿って乗員側に展開されることになり、この中心
軸方向よりも下方に向かって初期展開させることはでき
なかった。
グ50は、第12図において一点鎖線で示されるように、ま
ず最初に、上記第2基準線Y′を中心にして左右垂直方
向に展開される。つまり、上記従来の折り畳み方法で
は、エアバッグ50は、ステアリングシャフト53の中心軸
方向に沿って乗員側に展開されることになり、この中心
軸方向よりも下方に向かって初期展開させることはでき
なかった。
このため、この発明は、エアバッグの折り畳み方法を
工夫することにより、エアバッグの初期展開方向に所望
の指向性を付与することができるエアバッグの折り畳み
方法を提供するとともに、この方法で折り畳まれたエア
バッグを装着することにより、ステアリングシャフトの
中心軸方向よりも下方に向かってエアバッグを初期展開
させることができるエアバッグ装置を提供することを目
的としてなされたものである。
工夫することにより、エアバッグの初期展開方向に所望
の指向性を付与することができるエアバッグの折り畳み
方法を提供するとともに、この方法で折り畳まれたエア
バッグを装着することにより、ステアリングシャフトの
中心軸方向よりも下方に向かってエアバッグを初期展開
させることができるエアバッグ装置を提供することを目
的としてなされたものである。
[課題を解決するための手段] このため、本願の第1の発明は、内部にガスが供給さ
れることによって膨張する袋体で構成されたエアバッグ
を展開可能に折り畳む折り畳み方法において、上記エア
バッグの平面形状の所定の中心線と平行な2本の第1の
基準線に沿って、エアバッグの上記第1基準線よりも外
側の部分を、それぞれ第1基準線の内側に折り畳むこと
により、シート状に広げられたエアバッグを展開可能に
折り畳んで所定幅の帯状体を形成し、この帯状体の上記
中心線と直交する第2の基準線で区分けされる両側部分
を、上記第2基準線に対して所定角度傾斜した傾斜線に
沿ってそれぞれ折り畳むことにより、最終折り畳み形状
が略台形状になるように折り畳むようにしたものであ
る。
れることによって膨張する袋体で構成されたエアバッグ
を展開可能に折り畳む折り畳み方法において、上記エア
バッグの平面形状の所定の中心線と平行な2本の第1の
基準線に沿って、エアバッグの上記第1基準線よりも外
側の部分を、それぞれ第1基準線の内側に折り畳むこと
により、シート状に広げられたエアバッグを展開可能に
折り畳んで所定幅の帯状体を形成し、この帯状体の上記
中心線と直交する第2の基準線で区分けされる両側部分
を、上記第2基準線に対して所定角度傾斜した傾斜線に
沿ってそれぞれ折り畳むことにより、最終折り畳み形状
が略台形状になるように折り畳むようにしたものであ
る。
また、本願の第2の発明は、エアバッグ装置におい
て、エアバッグの平面形状の所定の中心線と平行な2本
の第1の基準線に沿って、エアバッグの上記第1基準線
よりも外側の部分を、それぞれ第1基準線の内側に折り
畳むことにより、シート状に広げられたエアバッグを展
開可能に折り畳んで所定幅の帯状体を形成するととも
に、この帯状体の上記中心線と直交する第2の基準線で
区分けされる両側部分を、上記第2基準線に対して所定
角度傾斜した傾斜線に沿ってそれぞれ折り畳むことによ
り、最終折り畳み形状が略台形状になるように折り畳ま
れたエアバッグが、上記台形の平行な二辺が車幅方向に
延び、かつ、この二辺のうちの長辺側が上方に位置する
ように配設されているようにしたものである。
て、エアバッグの平面形状の所定の中心線と平行な2本
の第1の基準線に沿って、エアバッグの上記第1基準線
よりも外側の部分を、それぞれ第1基準線の内側に折り
畳むことにより、シート状に広げられたエアバッグを展
開可能に折り畳んで所定幅の帯状体を形成するととも
に、この帯状体の上記中心線と直交する第2の基準線で
区分けされる両側部分を、上記第2基準線に対して所定
角度傾斜した傾斜線に沿ってそれぞれ折り畳むことによ
り、最終折り畳み形状が略台形状になるように折り畳ま
れたエアバッグが、上記台形の平行な二辺が車幅方向に
延び、かつ、この二辺のうちの長辺側が上方に位置する
ように配設されているようにしたものである。
[発明の効果] 本願の第1の発明によれば、上記折り畳み方法により
最終形状が略台形状になるようにエアバッグを折り畳む
ようにしたので、内部にガスが供給されて展開する際、
上記エアバッグは、まず最初に上記傾斜線に対して垂直
な方向に向かって展開される。従って、上記略台形状に
折り畳まれたエアバッグの配置及び上記傾斜線の傾斜角
度に応じて、エアバッグの初期展開方向に所望の指向性
を付与することができ、乗員のより早く拘束したい部位
に初期展開方向を合わせることができる。すなわち、エ
アバッグの折り畳み方法を工夫するだけで、他の部品・
装置及びそれらの配置構造などに影響を及ぼすことな
く、エアバッグの乗員拘束及び保護性能の向上を図るこ
とができる。
最終形状が略台形状になるようにエアバッグを折り畳む
ようにしたので、内部にガスが供給されて展開する際、
上記エアバッグは、まず最初に上記傾斜線に対して垂直
な方向に向かって展開される。従って、上記略台形状に
折り畳まれたエアバッグの配置及び上記傾斜線の傾斜角
度に応じて、エアバッグの初期展開方向に所望の指向性
を付与することができ、乗員のより早く拘束したい部位
に初期展開方向を合わせることができる。すなわち、エ
アバッグの折り畳み方法を工夫するだけで、他の部品・
装置及びそれらの配置構造などに影響を及ぼすことな
く、エアバッグの乗員拘束及び保護性能の向上を図るこ
とができる。
また、本願の第2の発明によれば、上記折り畳み方法
により最終形状が略台形状に折り畳まれたエアバッグ
を、上記台形の平行な二辺が車幅方向に延び、かつ、こ
の二辺のうちの長辺側が上方に位置するようにエアバッ
グ装置内に配設したので、エアバッグ装置作動時、上記
エアバッグは、まず最初に、エアバッグの正面視で斜め
下方に向かって展開される。従って、上記エアバッグ装
置をステアリングホイール内に配設した場合には、エア
バッグをステアリングシャフトの中心軸方向よりも下方
に向かって初期展開させることができる。その結果、衝
突時、乗員の重心に近い部位をより早く拘束して乗員の
前方への移動量を少なくすることができるので、エアバ
ッグの乗員拘束性能を向上させることができ、更に、乗
員のステアリングホイールとの距離が近い部位をより早
く拘束することにより、エアバッグの乗員保護性能を向
上させることができる。
により最終形状が略台形状に折り畳まれたエアバッグ
を、上記台形の平行な二辺が車幅方向に延び、かつ、こ
の二辺のうちの長辺側が上方に位置するようにエアバッ
グ装置内に配設したので、エアバッグ装置作動時、上記
エアバッグは、まず最初に、エアバッグの正面視で斜め
下方に向かって展開される。従って、上記エアバッグ装
置をステアリングホイール内に配設した場合には、エア
バッグをステアリングシャフトの中心軸方向よりも下方
に向かって初期展開させることができる。その結果、衝
突時、乗員の重心に近い部位をより早く拘束して乗員の
前方への移動量を少なくすることができるので、エアバ
ッグの乗員拘束性能を向上させることができ、更に、乗
員のステアリングホイールとの距離が近い部位をより早
く拘束することにより、エアバッグの乗員保護性能を向
上させることができる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を、添付図面を参照しながら
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第6図に示すように、本実施例に係るステアリングホ
イール1は、例えば、左右及び後側中央に配置された3
本のステアリングスポーク3,4及び5でホイールリング
2を支持するようにした3本スポークタイプのもので、
その中央部分には、後で詳しく説明するように、折り畳
まれたエアバッグ30と、該エアバッグ30の乗員側を展開
可能に覆うバッグカバー20とを備えたエアバッグモジュ
ール10が配設されている。尚、該エアバッグモジュール
10では、ステアリングホイール1が3本スポークタイプ
であることに対応して、バッグカバー20の正面形状は略
台形状に形成されている。
イール1は、例えば、左右及び後側中央に配置された3
本のステアリングスポーク3,4及び5でホイールリング
2を支持するようにした3本スポークタイプのもので、
その中央部分には、後で詳しく説明するように、折り畳
まれたエアバッグ30と、該エアバッグ30の乗員側を展開
可能に覆うバッグカバー20とを備えたエアバッグモジュ
ール10が配設されている。尚、該エアバッグモジュール
10では、ステアリングホイール1が3本スポークタイプ
であることに対応して、バッグカバー20の正面形状は略
台形状に形成されている。
上記エアバッグモジュール10は、第5図に示すよう
に、より好ましくは、上記エアバッグ30の他に、該エア
バッグ30内にガスを供給して膨張させるインフレータ12
(ガス発生器)と、該インフレータ12内のガス発生剤を
反応せしめるイグナイタ13(発火装置)とを備え、これ
らエアバッグ30、インフレータ12及びイグナイタ13な
ど、エアバッグ装置の主要構部品をベースプレート14に
対して固定するとともに、その乗員側をバッグカバー20
で覆うことによって一つの組立ユニットを構成したもの
である。尚、この替わりに、エアバッグ30とバッグカバ
ー20とでモジュールを構成し、インフレータ及びイグナ
イタなどの作動装置を別体に設けるようにしても良い。
に、より好ましくは、上記エアバッグ30の他に、該エア
バッグ30内にガスを供給して膨張させるインフレータ12
(ガス発生器)と、該インフレータ12内のガス発生剤を
反応せしめるイグナイタ13(発火装置)とを備え、これ
らエアバッグ30、インフレータ12及びイグナイタ13な
ど、エアバッグ装置の主要構部品をベースプレート14に
対して固定するとともに、その乗員側をバッグカバー20
で覆うことによって一つの組立ユニットを構成したもの
である。尚、この替わりに、エアバッグ30とバッグカバ
ー20とでモジュールを構成し、インフレータ及びイグナ
イタなどの作動装置を別体に設けるようにしても良い。
上記インフレータ12は、複数のボルト17b及びナット1
7nによって上記ベースプレート14に締結固定され、その
中心部にイグナイタ13が配設されるとともに、上部側面
には発生ガスをエアバッグ30内に放出するための多数の
ガス穴12hが設けられている。また、上記エアバッグ30
は、その周縁部がリテイナリング15とベースプレート14
との間に挟まれた上で多数のリベット18で固定されると
ともに、第5図において模式的に示されているように、
折り畳まれた状態でバックカバー20内に収納されてい
る。
7nによって上記ベースプレート14に締結固定され、その
中心部にイグナイタ13が配設されるとともに、上部側面
には発生ガスをエアバッグ30内に放出するための多数の
ガス穴12hが設けられている。また、上記エアバッグ30
は、その周縁部がリテイナリング15とベースプレート14
との間に挟まれた上で多数のリベット18で固定されると
ともに、第5図において模式的に示されているように、
折り畳まれた状態でバックカバー20内に収納されてい
る。
上記バッグカバー20は、ベースプレート14に固定され
たエアバッグ11及びインフレータ12などの構成部品を収
納した後、その周縁の下端部がベースプレート14と補強
板16,…,16との間に挟まれた上で、多数のリベット19に
よって上記ベースプレート14に固定されている。また、
上記バックカバー20の裏面側には、第6図にその配置構
造を示すように、左右方向に延びる横溝21と、該横溝21
の左右両端部に配置されて略上下方向に延びる左右の縦
溝22,22とが形成されている。更に、上記バッグカバー2
0には、その曲面形状に沿って、例えば合成繊維でメッ
シュ状に編まれた補強シート材23が埋設され、該補強シ
ート材23は、上記各溝部21,22と干渉しないように配置
されており、バッグカバー20の形状保持のための芯材と
して作用するとともに、バッグカバー20が開かれた際
に、該カバー20が細かく破砕されて飛散することを防止
するようになっている。
たエアバッグ11及びインフレータ12などの構成部品を収
納した後、その周縁の下端部がベースプレート14と補強
板16,…,16との間に挟まれた上で、多数のリベット19に
よって上記ベースプレート14に固定されている。また、
上記バックカバー20の裏面側には、第6図にその配置構
造を示すように、左右方向に延びる横溝21と、該横溝21
の左右両端部に配置されて略上下方向に延びる左右の縦
溝22,22とが形成されている。更に、上記バッグカバー2
0には、その曲面形状に沿って、例えば合成繊維でメッ
シュ状に編まれた補強シート材23が埋設され、該補強シ
ート材23は、上記各溝部21,22と干渉しないように配置
されており、バッグカバー20の形状保持のための芯材と
して作用するとともに、バッグカバー20が開かれた際
に、該カバー20が細かく破砕されて飛散することを防止
するようになっている。
一方、上記ステアリングホイール1は、ホイールリン
グ2と平板状のホイールハブ6とを備え、該ホイールハ
ブ6と上記ホイールリング2の芯金2aとを、3本のステ
アリングスポーク3,4,5の芯金3a,4a,5a(第5図に中央
にスポーク芯金5aのみ図示)で連結して構成されてお
り、上記ホイールハブ6は、その背面側を覆うロアカバ
ー8を挿通して延びるステアリングシャフト9の頭部に
一体的に締結固定されている。
グ2と平板状のホイールハブ6とを備え、該ホイールハ
ブ6と上記ホイールリング2の芯金2aとを、3本のステ
アリングスポーク3,4,5の芯金3a,4a,5a(第5図に中央
にスポーク芯金5aのみ図示)で連結して構成されてお
り、上記ホイールハブ6は、その背面側を覆うロアカバ
ー8を挿通して延びるステアリングシャフト9の頭部に
一体的に締結固定されている。
また、中央のステアリングスポーク5を例にとって説
明すれば、スポーク芯金5aの外側部分は、上記ホイール
リング2の芯金2aを覆うホイールカバー7と一体に形成
されたスポークカバー5bで覆われている。そして、上記
エアバッグモジュール10は、その外周部を上記スポーク
カバー5bの内側端部に嵌合させた上で、ベースプレート
14に連結された取付ブラケット26を介して、ボルト27b
及びナット27nにより上記スポーク芯金5aの途中部に締
結固定されている。
明すれば、スポーク芯金5aの外側部分は、上記ホイール
リング2の芯金2aを覆うホイールカバー7と一体に形成
されたスポークカバー5bで覆われている。そして、上記
エアバッグモジュール10は、その外周部を上記スポーク
カバー5bの内側端部に嵌合させた上で、ベースプレート
14に連結された取付ブラケット26を介して、ボルト27b
及びナット27nにより上記スポーク芯金5aの途中部に締
結固定されている。
以上の構成において、車両が衝突した場合、エアバッ
ク装置が作動してエアバッグ30内にガスが供給され、こ
のガス圧によるエアバッグ30の膨張により、バッグカバ
ー20は、上記横溝21で破断するとともに、縦溝22,22に
沿って破断しながら、上側カバー片20aは上方に、下側
カバー片20bは下方にそれぞれ開かれ、エアバッグ30が
乗員側に向かって展開するようになっている。
ク装置が作動してエアバッグ30内にガスが供給され、こ
のガス圧によるエアバッグ30の膨張により、バッグカバ
ー20は、上記横溝21で破断するとともに、縦溝22,22に
沿って破断しながら、上側カバー片20aは上方に、下側
カバー片20bは下方にそれぞれ開かれ、エアバッグ30が
乗員側に向かって展開するようになっている。
尚、上記バッグカバー20の下側カバー片20bの開き側
に位置するステアリングスポーク、つまり、中央のステ
アリングスポーク5のエアバッグモジュール10と対向す
るスポークカバー5bの端部上面側は、より好ましくは、
所定量Hだけ上記下側カバー片20bの角部よりも段下げ
して形成され、また、上記バッグカバー20の少なくとも
上記スポークカバー5bと対向する部分(下側カバー片20
b)の内面側に、該スポークカバー5bの端部上面よりも
上方に位置する溝部24が設けられている。従って、エア
バッグ展開時、バッグカバー20が開かれる際に(第5図
における二点鎖線参照)、上記スポークカバー5bとの干
渉によって上記下側カバー片20bの開き動作が阻害され
ることを防止でき、3本スポークタイプのステアリング
ホイール1においても、エアバッグ30の展開性を十分に
確保することができるようになっている。
に位置するステアリングスポーク、つまり、中央のステ
アリングスポーク5のエアバッグモジュール10と対向す
るスポークカバー5bの端部上面側は、より好ましくは、
所定量Hだけ上記下側カバー片20bの角部よりも段下げ
して形成され、また、上記バッグカバー20の少なくとも
上記スポークカバー5bと対向する部分(下側カバー片20
b)の内面側に、該スポークカバー5bの端部上面よりも
上方に位置する溝部24が設けられている。従って、エア
バッグ展開時、バッグカバー20が開かれる際に(第5図
における二点鎖線参照)、上記スポークカバー5bとの干
渉によって上記下側カバー片20bの開き動作が阻害され
ることを防止でき、3本スポークタイプのステアリング
ホイール1においても、エアバッグ30の展開性を十分に
確保することができるようになっている。
本実施例では、エアバッグ30がステアリングシャフト
9の中心軸方向よりも下方を指向して初期展開すること
ができるとともに、エアバッグ30の形状がバッグカバー
20の正面形状にマッチするように、エアバッグ30の最終
折り畳み形状が略台形状をなすように折り畳まれてい
る。
9の中心軸方向よりも下方を指向して初期展開すること
ができるとともに、エアバッグ30の形状がバッグカバー
20の正面形状にマッチするように、エアバッグ30の最終
折り畳み形状が略台形状をなすように折り畳まれてい
る。
以下、上記エアバッグ30の折り畳み方法を、第1a図乃
至第1i図に示す一連の工程説明図を参照しながら説明す
る。
至第1i図に示す一連の工程説明図を参照しながら説明す
る。
尚、上記エアバッグ30は、第1a図に示すように、例え
ば円形のシート材30a,30bを2枚重ね合わせた上で両者
の周縁部どうしを接合することにより袋体を形成したも
ので、片側のシート材30bには、エアバッグ30をエアバ
ッグモジュール10に固定するために円形の穴部30cが設
けられている。
ば円形のシート材30a,30bを2枚重ね合わせた上で両者
の周縁部どうしを接合することにより袋体を形成したも
ので、片側のシート材30bには、エアバッグ30をエアバ
ッグモジュール10に固定するために円形の穴部30cが設
けられている。
まず、上記エアバッグ30をシート状に広げた状態(第
1a図参照)から、第1b図に示すように、例えばエアバッ
グ30の上半分について、中心線X(直径)から所定距離
W/2隔てた位置で上記中心線Xと平行な基準線X1(上側
第1基準線)に沿って、該第1基準線X1よりも上側の部
分を中心線Xの方に折り畳む。次に、第1c図に示すよう
に、上記上半分の中心線Xよりも下側の部分を中心線X
上で上方に折り返す。更に、第1d図に示すように、上記
上半分を、再度、上記上側第1基準線X1に沿って中心線
Xの方に重ねて折り畳んだ後、中心線X上で上方に折り
返す。この一連の折り畳み操作により、第1e図に示すよ
うに、エアバッグ30の上半分は所定幅W/2の略帯状(も
しくは長方形状)に折り畳まれる。
1a図参照)から、第1b図に示すように、例えばエアバッ
グ30の上半分について、中心線X(直径)から所定距離
W/2隔てた位置で上記中心線Xと平行な基準線X1(上側
第1基準線)に沿って、該第1基準線X1よりも上側の部
分を中心線Xの方に折り畳む。次に、第1c図に示すよう
に、上記上半分の中心線Xよりも下側の部分を中心線X
上で上方に折り返す。更に、第1d図に示すように、上記
上半分を、再度、上記上側第1基準線X1に沿って中心線
Xの方に重ねて折り畳んだ後、中心線X上で上方に折り
返す。この一連の折り畳み操作により、第1e図に示すよ
うに、エアバッグ30の上半分は所定幅W/2の略帯状(も
しくは長方形状)に折り畳まれる。
次に、エアバッグ30の下半分についても、上半分と同
様に、上記中心線Xから所定距離W/2隔てた位置で中心
線Xと平行な下側第1基準線X2に沿って折り畳み作業を
繰り返すことにより、所定幅W/2の略帯状(もしくは長
方形状)に折り畳む。この結果、上記エアバッグ30は、
第1f図に示すように、全体として幅Wの略帯状(もしく
は長方形状)体に折り畳まれる。尚、第2図は、上記第
1f図で示された折り畳み状態のエアバッグ30の断面形状
を、その厚さを省略して模式的に示したもので、1本の
線が表裏2枚のシート材30a,30bを表している。
様に、上記中心線Xから所定距離W/2隔てた位置で中心
線Xと平行な下側第1基準線X2に沿って折り畳み作業を
繰り返すことにより、所定幅W/2の略帯状(もしくは長
方形状)に折り畳む。この結果、上記エアバッグ30は、
第1f図に示すように、全体として幅Wの略帯状(もしく
は長方形状)体に折り畳まれる。尚、第2図は、上記第
1f図で示された折り畳み状態のエアバッグ30の断面形状
を、その厚さを省略して模式的に示したもので、1本の
線が表裏2枚のシート材30a,30bを表している。
次に、第1g図に示すように、上記帯状体の例えば右半
分を、中心線Xと直交する第2の基準線Yから所定距離
L/2隔てた部位で、該第2基準線Yに対して所定角度θ
だけ傾斜した傾斜線Sr(右側傾斜線)上で折り畳み、更
に、上記右半分を傾斜線Srに沿って所定幅で例えば複数
回折り返し、第1h図に示すように、右端部が上記第2基
準線Yに対して所定角度θだけ傾斜した帯状体を得る。
そして、上記帯状体の左半分についは、上記第2基準線
Yに対して所定角度θだけ、右側傾斜線Srと逆方向に傾
斜した左側傾斜線Slに沿って、上記右半分と同様の折り
畳み作業を繰り返すことにより、第1i図に示すように、
最終形状が略台形状に折り畳まれたエアバッグ30が得ら
れる。尚、第3図は、上記第1i図で示された最終折り畳
み状態のエアバッグ30の断面形状を、その厚さを省略し
て模式的に示したもので、1本の線が、第1f図の帯状体
の厚さを表している。
分を、中心線Xと直交する第2の基準線Yから所定距離
L/2隔てた部位で、該第2基準線Yに対して所定角度θ
だけ傾斜した傾斜線Sr(右側傾斜線)上で折り畳み、更
に、上記右半分を傾斜線Srに沿って所定幅で例えば複数
回折り返し、第1h図に示すように、右端部が上記第2基
準線Yに対して所定角度θだけ傾斜した帯状体を得る。
そして、上記帯状体の左半分についは、上記第2基準線
Yに対して所定角度θだけ、右側傾斜線Srと逆方向に傾
斜した左側傾斜線Slに沿って、上記右半分と同様の折り
畳み作業を繰り返すことにより、第1i図に示すように、
最終形状が略台形状に折り畳まれたエアバッグ30が得ら
れる。尚、第3図は、上記第1i図で示された最終折り畳
み状態のエアバッグ30の断面形状を、その厚さを省略し
て模式的に示したもので、1本の線が、第1f図の帯状体
の厚さを表している。
以上のように折り畳まれたエアバッグ30の内部にガス
が供給されて該バッグ30が展開する際には、第4図に示
すように、まず最初に、上記折り畳み工程の最終工程で
折り畳まれた部分が、上記傾斜線Sl.Srに垂直な方向に
向かって展開される。従って、最終形状が略台形状に折
り畳まれた上記エアバッグ30を、第6図に示されるよう
に、上記台形の平行な二辺が車幅方向に延び、かつ、こ
の二辺のうちの長辺側が上方に位置するようにエアバッ
グモジュール10内に配設することにより、エアバッグ装
置作動時、上記エアバッグ30を、まず最初に、エアバッ
グ30の正面視で斜め下方に向かって、すなわち、エアバ
ッグ30をステアリングシャフト9の中心軸方向よりも下
方に向かって初期展開させることができる。
が供給されて該バッグ30が展開する際には、第4図に示
すように、まず最初に、上記折り畳み工程の最終工程で
折り畳まれた部分が、上記傾斜線Sl.Srに垂直な方向に
向かって展開される。従って、最終形状が略台形状に折
り畳まれた上記エアバッグ30を、第6図に示されるよう
に、上記台形の平行な二辺が車幅方向に延び、かつ、こ
の二辺のうちの長辺側が上方に位置するようにエアバッ
グモジュール10内に配設することにより、エアバッグ装
置作動時、上記エアバッグ30を、まず最初に、エアバッ
グ30の正面視で斜め下方に向かって、すなわち、エアバ
ッグ30をステアリングシャフト9の中心軸方向よりも下
方に向かって初期展開させることができる。
その結果、衝突時、乗員の重心に近い部位(腹部付
近)をより早く拘束して乗員の前方への移動量を少なく
することができるので、エアバッグ30の乗員拘束性能を
向上させることができ、更に、乗員のステアリングホイ
ール1との距離が近い部位(腹部及び胸部付近)をより
早く拘束することにより、エアバッグ30の乗員保護性能
を向上させることができるのである。
近)をより早く拘束して乗員の前方への移動量を少なく
することができるので、エアバッグ30の乗員拘束性能を
向上させることができ、更に、乗員のステアリングホイ
ール1との距離が近い部位(腹部及び胸部付近)をより
早く拘束することにより、エアバッグ30の乗員保護性能
を向上させることができるのである。
第1a図乃至第1i図は本発明の実施例に係るエアバッグの
折り畳み方法を示す一連の工程説明図、第2図は第1f図
のA−A方向の拡大断面説明図、第3図は第1i図のB−
B方向の拡大断面説明図、第4図は初期展開時のエアバ
ッグの正面説明図、第5図は上記実施例に係るエアバッ
グモジュールを説明するためのもので第6図のC−C方
向の断面説明図、第6図は上記実施例に係るステアリン
グホイールの正面図、第7図は従来例に係るエアバッグ
装置のバッグ展開状態を示す概略側面図、第8図は従来
例に係るステアリングホイールの正面図、第9図乃至第
12図は従来例に係るエアバッグの折り畳み方法を概略的
に示す一連の工程説明図である。 10…エアバッグモジュール、30…エアバッグ、30a,30b
…エアバッグのシート材、Sl,Sr…傾斜線、X…中心
線、X1,X2…第1基準線、Y…第2基準線、θ…傾斜角
度。
折り畳み方法を示す一連の工程説明図、第2図は第1f図
のA−A方向の拡大断面説明図、第3図は第1i図のB−
B方向の拡大断面説明図、第4図は初期展開時のエアバ
ッグの正面説明図、第5図は上記実施例に係るエアバッ
グモジュールを説明するためのもので第6図のC−C方
向の断面説明図、第6図は上記実施例に係るステアリン
グホイールの正面図、第7図は従来例に係るエアバッグ
装置のバッグ展開状態を示す概略側面図、第8図は従来
例に係るステアリングホイールの正面図、第9図乃至第
12図は従来例に係るエアバッグの折り畳み方法を概略的
に示す一連の工程説明図である。 10…エアバッグモジュール、30…エアバッグ、30a,30b
…エアバッグのシート材、Sl,Sr…傾斜線、X…中心
線、X1,X2…第1基準線、Y…第2基準線、θ…傾斜角
度。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 21/20 B60R 21/16
Claims (2)
- 【請求項1】内部にガスが供給されることによって膨張
する袋体で構成されたエアバッグを展開可能に折り畳む
折り畳み方法において、 上記エアバッグの平面形状の所定の中心線と平行な2本
の第1の基準線に沿って、エアバッグの上記第1基準線
よりも外側の部分を、それぞれ第1基準線の内側に折り
畳むことにより、シート状に広げられたエアバッグを展
開可能に折り畳んで所定幅の帯状体を形成し、この帯状
体の上記中心線と直交する第2の基準線で区分けされる
両側部分を、上記第2基準線に対して所定角度傾斜した
傾斜線に沿ってそれぞれ折り畳むことにより、最終折り
畳み形状が略台形状になるように折り畳むことを特徴と
するエアバッグの折り畳み方法。 - 【請求項2】エアバッグの平面形状の所定の中心線と平
行な2本の第1の基準線に沿って、エアバッグの上記第
1基準線よりも外側の部分を、それぞれ第1基準線の内
側に折り畳むことにより、シート状に広げられたエアバ
ッグを展開可能に折り畳んで所定幅の帯状体を形成する
とともに、この帯状体の上記中心線と直交する第2の基
準線で区分けされる両側部分を、上記第2基準線に対し
て所定角度傾斜した傾斜線に沿ってそれぞれ折り畳むこ
とにより、最終折り畳み形状が略台形状になるように折
り畳まれたエアバッグが、上記台形の平行な二辺が車幅
方向に延び、かつ、この二辺のうちの長辺側が上方に位
置するように配設されていることを特徴とするエアバッ
グ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1306327A JP2823608B2 (ja) | 1989-11-25 | 1989-11-25 | エアバッグの折り畳み方法およびエアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1306327A JP2823608B2 (ja) | 1989-11-25 | 1989-11-25 | エアバッグの折り畳み方法およびエアバッグ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03167048A JPH03167048A (ja) | 1991-07-18 |
JP2823608B2 true JP2823608B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=17955775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1306327A Expired - Fee Related JP2823608B2 (ja) | 1989-11-25 | 1989-11-25 | エアバッグの折り畳み方法およびエアバッグ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2823608B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2508353Y2 (ja) * | 1990-02-13 | 1996-08-21 | 芦森工業株式会社 | エアバック袋体の折り畳み構造 |
JP3109299B2 (ja) * | 1992-12-01 | 2000-11-13 | タカタ株式会社 | エアバッグ装置 |
JP2824006B2 (ja) * | 1993-05-21 | 1998-11-11 | 日本プラスト株式会社 | エアバッグの折り畳み方法 |
US5800328A (en) * | 1994-11-15 | 1998-09-01 | Trw Occupant Restraint Systems Gmbh | Method of and device for folding a gas bag of a vehicle occupant restraint system |
DE4440845A1 (de) * | 1994-11-15 | 1996-05-23 | Trw Repa Gmbh | Verfahren zum Falten eines Gassackes für ein Fahrzeuginsassen-Rückhaltesystem, Vorrichtung zu seiner Ausführung sowie gemäß dem Verfahren gefalteter Gassack |
US5520408A (en) * | 1995-02-06 | 1996-05-28 | General Motors Corporation | Air bag fold and method |
US5529339A (en) * | 1995-03-20 | 1996-06-25 | General Motors Corporation | Air bag fold and method |
US5615915A (en) * | 1996-05-06 | 1997-04-01 | Trw Inc. | Air bag folding method |
KR100588813B1 (ko) * | 2005-04-07 | 2006-06-12 | 델파이코리아 주식회사 | 운전석용 에어백의 접는 방법 |
-
1989
- 1989-11-25 JP JP1306327A patent/JP2823608B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03167048A (ja) | 1991-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3043738U (ja) | 屋根取付け型エアバッグ | |
EP1122134B1 (en) | Side airbag system and method for manufacturing the same | |
EP1044855B1 (en) | Air bag device | |
JPH0710654B2 (ja) | 自動車用エアバッグのガイドシュート | |
EP1216892B1 (en) | Curtain airbag | |
JP2003063351A (ja) | 乗員拘束装置 | |
JP2002362289A (ja) | 乗員拘束装置 | |
US11332096B2 (en) | Knee airbag device | |
WO1992000207A1 (fr) | Dispositif a coussin pneumatique pour siege de passager | |
JP3278463B2 (ja) | 自動車のエアバッグ配設構造 | |
JP7341321B2 (ja) | 乗員保護装置 | |
JP3759501B2 (ja) | 乗員拘束装置 | |
JP2823608B2 (ja) | エアバッグの折り畳み方法およびエアバッグ装置 | |
US6186542B1 (en) | Compact knee bolster airbag assembly | |
KR20220100036A (ko) | 사이드 에어백 장치 | |
JP5026026B2 (ja) | エアバッグ | |
JP3893887B2 (ja) | 車両の乗員保護装置 | |
US6264237B1 (en) | Airbag and airbag device | |
JP2002362288A (ja) | 乗員拘束装置 | |
US20070057498A1 (en) | Airbag device | |
JPH07125603A (ja) | エアバッグ装置 | |
JP2513416Y2 (ja) | エアバッグ装置のリッド構造 | |
JPH02310141A (ja) | 自動車のエアバッグ装置 | |
JP3151907B2 (ja) | 車両乗員の脚部保護装置 | |
JP2002362287A (ja) | 乗員拘束装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |