JP2822751B2 - 帯状体のエッジ形状計測方法およびエッジ追従装置 - Google Patents
帯状体のエッジ形状計測方法およびエッジ追従装置Info
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- JP2822751B2 JP2822751B2 JP4034243A JP3424392A JP2822751B2 JP 2822751 B2 JP2822751 B2 JP 2822751B2 JP 4034243 A JP4034243 A JP 4034243A JP 3424392 A JP3424392 A JP 3424392A JP 2822751 B2 JP2822751 B2 JP 2822751B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行する帯状体のエッ
ジ形状の計測方法および、これを用いて帯状体にメッキ
などの処理をする際のエッジ追随制御装置に関する。
ジ形状の計測方法および、これを用いて帯状体にメッキ
などの処理をする際のエッジ追随制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼板,紙,ゴム,樹脂などの帯状体を製
造工程や加工工程において、搬送される状態で帯状体を
連続的に加工などする場合に帯状体が比較的固く、か
つ、そのエッジ形状が一直線で無い場合には、、帯状体
のエッジの平面形状を知り、その形状に合わせた加工を
することが望まれる。
造工程や加工工程において、搬送される状態で帯状体を
連続的に加工などする場合に帯状体が比較的固く、か
つ、そのエッジ形状が一直線で無い場合には、、帯状体
のエッジの平面形状を知り、その形状に合わせた加工を
することが望まれる。
【0003】図2は帯状体のエッジの平面形状の一例を
示す図である。鋼板など製造,加工工程における作用に
より(a)に示すように全体としてたわんだ状態になっ
ている場合や、(b)に示すように溶接で接続した場合
など「く」の字に折れ曲ることもある。なお、(a)の
ようなたわみはキャンバと呼ぶことがある。
示す図である。鋼板など製造,加工工程における作用に
より(a)に示すように全体としてたわんだ状態になっ
ている場合や、(b)に示すように溶接で接続した場合
など「く」の字に折れ曲ることもある。なお、(a)の
ようなたわみはキャンバと呼ぶことがある。
【0004】金属等の帯状体を連続メッキラインにおい
て電気メッキする場合、帯状体をメッキ槽中を通しなが
ら、メッキしてゆく。このとき、帯状体のエッジのメッ
キ厚が大きくなりやすいので、絶縁体で構成されたエッ
ジマスクをエッジに被せて、メッキ厚がエッジも他の部
分と同じになるよう制御する必要がある。
て電気メッキする場合、帯状体をメッキ槽中を通しなが
ら、メッキしてゆく。このとき、帯状体のエッジのメッ
キ厚が大きくなりやすいので、絶縁体で構成されたエッ
ジマスクをエッジに被せて、メッキ厚がエッジも他の部
分と同じになるよう制御する必要がある。
【0005】しかし帯状体は図2で示したようにキャン
バーを有している場合が多いので、この形状に応じて、
エッジマスクが帯状体のエッジを予め設定した量覆うよ
うにしなければならない。このためには、エッジマスク
位置の帯状体のエッジ形状を計測できればよいが、メッ
キ槽中なので、計測できない。
バーを有している場合が多いので、この形状に応じて、
エッジマスクが帯状体のエッジを予め設定した量覆うよ
うにしなければならない。このためには、エッジマスク
位置の帯状体のエッジ形状を計測できればよいが、メッ
キ槽中なので、計測できない。
【0006】図3はエッジマスク位置の計測方法を示す
図である。一点鎖線で囲まれた範囲がメッキ槽を表わ
す。メッキ槽の入口側のCで示す位置と出口側のDで示
す位置にエッジ計測点が設けられこの2点のエッジ計測
点を点線で示すように一直線で結び、エッジはこの線上
にあるとしてエッジマスクの位置制御を行っていた。
図である。一点鎖線で囲まれた範囲がメッキ槽を表わ
す。メッキ槽の入口側のCで示す位置と出口側のDで示
す位置にエッジ計測点が設けられこの2点のエッジ計測
点を点線で示すように一直線で結び、エッジはこの線上
にあるとしてエッジマスクの位置制御を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにエ
ッジの位置を仮想する場合、図3に実線で示すエッジ位
置とは、矢印で示すようにギャップが生じる。このた
め、エッジマスクによって、エッジのメッキ厚を十分制
御できない。本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、キャンバ等を有する帯状体でもエッジ形状
を算出し、エッジ処理制御を精度よく行う方法および装
置を提供することを目的とする。
ッジの位置を仮想する場合、図3に実線で示すエッジ位
置とは、矢印で示すようにギャップが生じる。このた
め、エッジマスクによって、エッジのメッキ厚を十分制
御できない。本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、キャンバ等を有する帯状体でもエッジ形状
を算出し、エッジ処理制御を精度よく行う方法および装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、帯状体の走行方向に上流側より第1計測点と第2計
測点を距離ΔL離して設け、帯状体のエッジを一定走行
長pごとに同時に計測することを繰り返して行い、同時
に計測した値の差をMiとし、x=Σp,y=Σ(Mi
・p/ΔL)により帯状体のエッジ形状を表わす。
め、帯状体の走行方向に上流側より第1計測点と第2計
測点を距離ΔL離して設け、帯状体のエッジを一定走行
長pごとに同時に計測することを繰り返して行い、同時
に計測した値の差をMiとし、x=Σp,y=Σ(Mi
・p/ΔL)により帯状体のエッジ形状を表わす。
【0009】また、帯状体の走行方向に上流側より第1
計測点と第2計測点を距離ΔL離して設け、帯状体のエ
ッジを一定走行長pごとに同時に計測することを繰り返
して行い、同時に計測した値の差Miを算出し、x=Σ
p,y=Σ(Mi・p/ΔL)として帯状体のエッジ形
状を計測するエッジ形状検出手段と、帯状体の走行速度
を検出する速度検出手段と、帯状体エッジを追随処理す
るエッジ処理装置の入口側で前記エッジ形状検出手段よ
り距離k1下流に設けられた入口測定点と、この入口測
定点より距離k2下流に設けられた出口測定点を有し、
入口測定点と出口測定点の計測値より帯状体の蛇行量を
検出する蛇行検出部と、前記エッジ形状検出手段の検出
したエッジ形状、前記速度検出手段の検出速度、前記距
離k1,k2,前記蛇行量とから、前記入口測定点およ
び出口測定点間の各エッジ処理位置の帯状体のエッジ形
状を算出する処理位置エッジ形状算出手段と、この処理
位置エッジ形状算出手段の算出にもとづき、前記エッジ
処理装置を制御する制御手段とを備える。
計測点と第2計測点を距離ΔL離して設け、帯状体のエ
ッジを一定走行長pごとに同時に計測することを繰り返
して行い、同時に計測した値の差Miを算出し、x=Σ
p,y=Σ(Mi・p/ΔL)として帯状体のエッジ形
状を計測するエッジ形状検出手段と、帯状体の走行速度
を検出する速度検出手段と、帯状体エッジを追随処理す
るエッジ処理装置の入口側で前記エッジ形状検出手段よ
り距離k1下流に設けられた入口測定点と、この入口測
定点より距離k2下流に設けられた出口測定点を有し、
入口測定点と出口測定点の計測値より帯状体の蛇行量を
検出する蛇行検出部と、前記エッジ形状検出手段の検出
したエッジ形状、前記速度検出手段の検出速度、前記距
離k1,k2,前記蛇行量とから、前記入口測定点およ
び出口測定点間の各エッジ処理位置の帯状体のエッジ形
状を算出する処理位置エッジ形状算出手段と、この処理
位置エッジ形状算出手段の算出にもとづき、前記エッジ
処理装置を制御する制御手段とを備える。
【0010】
【作用】図4は端部計測点A,B間を走行する帯状体の
計測を説明する図である。実線で示す形状が距離ΔL走
行すると点線で示す形状となる。A,Bに設置されたセ
ンサによりエッジ変化量を測定し、エッジの勾配を検出
する。
計測を説明する図である。実線で示す形状が距離ΔL走
行すると点線で示す形状となる。A,Bに設置されたセ
ンサによりエッジ変化量を測定し、エッジの勾配を検出
する。
【0011】A点とB点の間で帯状物のひねりがないと
すると、 B点センサで見た変化量 =距離ΔLにおける見かけの変化量 =A,B間の見かけの変化量 =b1−b2 A点の距離ΔLにおける蛇行量 =a1−b2 A,B間の実際の変化量 =(b1−b2)−(a1−b2) =b1−a1 A,B間の勾配 =(b1−a1)/ΔL
すると、 B点センサで見た変化量 =距離ΔLにおける見かけの変化量 =A,B間の見かけの変化量 =b1−b2 A点の距離ΔLにおける蛇行量 =a1−b2 A,B間の実際の変化量 =(b1−b2)−(a1−b2) =b1−a1 A,B間の勾配 =(b1−a1)/ΔL
【0012】図5は帯状体のエッジが変動した場合の勾
配を説明した図である。実線は移動前の帯状体の形状,
破線,一点鎖線,二点鎖線が3つの移動例を示す。 破線位置に移動したとき a1=5,b1=4,b2=5 変化量=b1−a1=−1 勾配=(b1−a1)/ΔL=−1/ΔL 一点鎖線に移動したとき a1=5,b1=4,b2=3 変化量=b1−a1=−1 勾配=(b1−a1)/ΔL=−1/ΔL 二点鎖線に移動したとき a1=5,b1=4,b2=7 変化量=b1−a1=−1 勾配=(b1−a1)/ΔL=−1/ΔL
配を説明した図である。実線は移動前の帯状体の形状,
破線,一点鎖線,二点鎖線が3つの移動例を示す。 破線位置に移動したとき a1=5,b1=4,b2=5 変化量=b1−a1=−1 勾配=(b1−a1)/ΔL=−1/ΔL 一点鎖線に移動したとき a1=5,b1=4,b2=3 変化量=b1−a1=−1 勾配=(b1−a1)/ΔL=−1/ΔL 二点鎖線に移動したとき a1=5,b1=4,b2=7 変化量=b1−a1=−1 勾配=(b1−a1)/ΔL=−1/ΔL
【0013】以上は、実線で示す形状から、3つの例で
示すような位置に移動した場合でも一定区間の勾配配置
が同じ値として計測できる例である。
示すような位置に移動した場合でも一定区間の勾配配置
が同じ値として計測できる例である。
【0014】図6はA,Bを通過する帯状体のエッジを
計測してゆく状態を示す。(a)は〜間の変化量
(勾配)を示す。 変化量M1=4−5=−1 (b)は〜間の変化量 変化量M2=5−4=1 (c)は〜間の変化量 変化量M3=4−3=1 (d)は〜間の変化量
計測してゆく状態を示す。(a)は〜間の変化量
(勾配)を示す。 変化量M1=4−5=−1 (b)は〜間の変化量 変化量M2=5−4=1 (c)は〜間の変化量 変化量M3=4−3=1 (d)は〜間の変化量
【0015】図7は計測した帯状体のエッジ形状(平面
形状)を表わす図である。計測開始点を0とし、y軸方
向をΣMi、x軸方向をΣΔLとすることにより帯状体
のエッジ形状を再現できる。以上の例では計測データを
兼用できる便宜から走行長ΔLごとにAB両点で同時計
測する例をを示したが、走行長はΔLに限らず、条件に
応じて適切な一定走行長pごとに同時計測するとよい。
この場合にはx軸方向の合計はx=Σpで、y軸方向の
合計はy=Σ(Mi・p/ΔL)である。図6および図
7に示すようにp=ΔLのときにはx=ΣΔL,y=Σ
Miになる。以下説明の便宜上p=ΔLとして説明す
る。
形状)を表わす図である。計測開始点を0とし、y軸方
向をΣMi、x軸方向をΣΔLとすることにより帯状体
のエッジ形状を再現できる。以上の例では計測データを
兼用できる便宜から走行長ΔLごとにAB両点で同時計
測する例をを示したが、走行長はΔLに限らず、条件に
応じて適切な一定走行長pごとに同時計測するとよい。
この場合にはx軸方向の合計はx=Σpで、y軸方向の
合計はy=Σ(Mi・p/ΔL)である。図6および図
7に示すようにp=ΔLのときにはx=ΣΔL,y=Σ
Miになる。以下説明の便宜上p=ΔLとして説明す
る。
【0016】エッジの形状を計測する場所と、このエッ
ジ形状を必要とする場所と離れている場合が多い。図3
の場合、C,D間のエッジ形状が必要であるが、このエ
ッジ形状を計測するのは上流のA,B点である。このた
め、C,D点まで帯状体が走行してゆく間に蛇行するこ
とがある。
ジ形状を必要とする場所と離れている場合が多い。図3
の場合、C,D間のエッジ形状が必要であるが、このエ
ッジ形状を計測するのは上流のA,B点である。このた
め、C,D点まで帯状体が走行してゆく間に蛇行するこ
とがある。
【0017】図8はC,D間の蛇行を説明する図であ
る。(a)において破線は蛇行し、かつエッジ形状が一
直線でない帯状体のC点とD点のエッジ通過位置を直線
で結んだものであり、一点鎖線は蛇行が生じない場合の
帯状体の形状を示す。dが蛇行量である。(b)は蛇行
を補正した帯状体の形状を示す。
る。(a)において破線は蛇行し、かつエッジ形状が一
直線でない帯状体のC点とD点のエッジ通過位置を直線
で結んだものであり、一点鎖線は蛇行が生じない場合の
帯状体の形状を示す。dが蛇行量である。(b)は蛇行
を補正した帯状体の形状を示す。
【0018】図9はC,D間の任意位置の蛇行量を算出
する説明図である。C点とD点でのエッジ計測値から次
のように蛇行量を算出できる。 C位置でのエッジ位置W1 D位置でのエッジ位置W2 ただしW2はW1に対してD点におけるエッジの形状を
補正済の値 C点よりkΔL位置における蛇行量dk dk=(W1−W2)×kΔL/L……(1)
する説明図である。C点とD点でのエッジ計測値から次
のように蛇行量を算出できる。 C位置でのエッジ位置W1 D位置でのエッジ位置W2 ただしW2はW1に対してD点におけるエッジの形状を
補正済の値 C点よりkΔL位置における蛇行量dk dk=(W1−W2)×kΔL/L……(1)
【0019】故に図8(b)の一点鎖線の形状は次のよ
うにして得られる。C点におけるエッジ位置を基準とす
ると エッジ形状=(変化量の和)+(蛇行量) =ΣMi+dk……(2)
うにして得られる。C点におけるエッジ位置を基準とす
ると エッジ形状=(変化量の和)+(蛇行量) =ΣMi+dk……(2)
【0020】以上によりエッジ形状計測方法と、計測位
置より下流における帯状体の走行によって生じる蛇行量
を補正したエッジ形状再現方法が得られたので、これを
用いてエッジ追随制御装置の動作について説明する。
置より下流における帯状体の走行によって生じる蛇行量
を補正したエッジ形状再現方法が得られたので、これを
用いてエッジ追随制御装置の動作について説明する。
【0021】端部形状検出手段で帯状体のエッジ形状を
計測し、速度検出手段で帯状体の走行速度を検出し、蛇
行検出部でエッジ処理装置の入口側と出口側間の帯状体
の蛇行量を検出する。処理位置エッジ形状算出手段は計
測したエッジ形状、帯状体走行速度、第1計測点と入口
測定点との距離k1,入口測定点と出口測定点との距離
k2とから入口測定点と出口測定点間の各位置の帯状体
のエッジ形状を、蛇行量で補正して再現する。制御手段
は、この再現したエッジ形状に基づきエッジ処理装置を
制御する。
計測し、速度検出手段で帯状体の走行速度を検出し、蛇
行検出部でエッジ処理装置の入口側と出口側間の帯状体
の蛇行量を検出する。処理位置エッジ形状算出手段は計
測したエッジ形状、帯状体走行速度、第1計測点と入口
測定点との距離k1,入口測定点と出口測定点との距離
k2とから入口測定点と出口測定点間の各位置の帯状体
のエッジ形状を、蛇行量で補正して再現する。制御手段
は、この再現したエッジ形状に基づきエッジ処理装置を
制御する。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本実施例のメッキセル内エッジマスク制御
装置の構成を示すブロック図である。同図において、1
は鋼板で連続的に走行している。2は位置Aで鋼板1の
両端に設けられた第1計測部、3は位置AよりΔL下流
の位置Bで鋼板1の両端に設けられた第2計測部、4は
上部2本、下部1本のロールよりなるピンチロール、5
はピンチロール4の回転速度に対応したパルスを発信す
るパルス発振器、6は電気メッキセル、7は電気メッキ
セルの入口側の位置Cに設けられた第3計測部、8は出
口側の位置Dに設けられた第4計測部、9は鋼板1のエ
ッジをマスクするエッジマスク、10はエッジマスクのマ
スク位置を制御するシリンダーである。なお、位置A
(第1計測部)、位置B(第2計測部)は、鋼板1の走
行方向に対して直角方向の力が鋼板1にかからない場
所、すなわち、鋼板にひねりが生じない所に設置する。
する。図1は本実施例のメッキセル内エッジマスク制御
装置の構成を示すブロック図である。同図において、1
は鋼板で連続的に走行している。2は位置Aで鋼板1の
両端に設けられた第1計測部、3は位置AよりΔL下流
の位置Bで鋼板1の両端に設けられた第2計測部、4は
上部2本、下部1本のロールよりなるピンチロール、5
はピンチロール4の回転速度に対応したパルスを発信す
るパルス発振器、6は電気メッキセル、7は電気メッキ
セルの入口側の位置Cに設けられた第3計測部、8は出
口側の位置Dに設けられた第4計測部、9は鋼板1のエ
ッジをマスクするエッジマスク、10はエッジマスクのマ
スク位置を制御するシリンダーである。なお、位置A
(第1計測部)、位置B(第2計測部)は、鋼板1の走
行方向に対して直角方向の力が鋼板1にかからない場
所、すなわち、鋼板にひねりが生じない所に設置する。
【0023】形状演算部11は第1計測部2と第2計測部
3の計測値からA点とB点間の距離ΔLの鋼板1のエッ
ジ形状の変化量Miを算出し、x=ΣΔL,y=ΣMi
としてエッジ形状を算出する。形状記憶部12は形状演算
部11で算出したエッジ形状をパルス発振器5よりのパル
スに対応して記憶する。
3の計測値からA点とB点間の距離ΔLの鋼板1のエッ
ジ形状の変化量Miを算出し、x=ΣΔL,y=ΣMi
としてエッジ形状を算出する。形状記憶部12は形状演算
部11で算出したエッジ形状をパルス発振器5よりのパル
スに対応して記憶する。
【0024】つまりパルス発振器5のパルスは走行する
鋼板1の位置のトラッキングをする。トラッキング(tr
acking)とは、鋼板1の位置を鋼板1の流れに合せてあ
らかじめ分っている所定の位置迄追いかけてゆく動作を
いう。
鋼板1の位置のトラッキングをする。トラッキング(tr
acking)とは、鋼板1の位置を鋼板1の流れに合せてあ
らかじめ分っている所定の位置迄追いかけてゆく動作を
いう。
【0025】1パルス当りの鋼板1の長さが割り当てら
れ、鋼板1を搬送するラインが運転され、鋼板1が走行
すると、走行長さに応じてパルスが発生する。このパル
スにより第1および第2計測部2,3で検出したデータ
を順次記憶し、所定のエッジマスク位置までトラッキン
グしたデータを出力する。
れ、鋼板1を搬送するラインが運転され、鋼板1が走行
すると、走行長さに応じてパルスが発生する。このパル
スにより第1および第2計測部2,3で検出したデータ
を順次記憶し、所定のエッジマスク位置までトラッキン
グしたデータを出力する。
【0026】セル内形状演算部13は第3計測部7と第4
計測部8での鋼板エッジ計測値から位置C〜D間におけ
る鋼板1の蛇行量を算出し、この蛇行量と変化量記憶部
12に記憶されたエッジ形状、位置BとC間の距離k1,
C〜D間の距離k2、メッキセル内の各エッジマスクの
位置、およびパルス発振器5よりのパルスに基づき、各
エッジマスク位置における鋼板エッジ形状を演算する。
計測部8での鋼板エッジ計測値から位置C〜D間におけ
る鋼板1の蛇行量を算出し、この蛇行量と変化量記憶部
12に記憶されたエッジ形状、位置BとC間の距離k1,
C〜D間の距離k2、メッキセル内の各エッジマスクの
位置、およびパルス発振器5よりのパルスに基づき、各
エッジマスク位置における鋼板エッジ形状を演算する。
【0027】マスク位置制御部14はセル内形状演算部13
の演算値に基づき、各エッジマスクのマスク範囲を制御
するシリンダー10の操作量を決定する。マスク操作部15
はマスク位置制御部14の決定した操作量に基づきシリン
ダー10を操作し、エッジマスクのマスク内を通過する鋼
板1のエッジ形状に合せて制御し、エッジにおけるメッ
キ厚を調整する。
の演算値に基づき、各エッジマスクのマスク範囲を制御
するシリンダー10の操作量を決定する。マスク操作部15
はマスク位置制御部14の決定した操作量に基づきシリン
ダー10を操作し、エッジマスクのマスク内を通過する鋼
板1のエッジ形状に合せて制御し、エッジにおけるメッ
キ厚を調整する。
【0028】図1において、シリンダー10、およびマス
ク操作部15は鋼板1の両側エッジに設けられているもの
とする。なお、本実施例では形状演算部11,形状記憶部
12およびセル内形状演算部13はコンピュータでソフトウ
ェア的に実現しているが、ハードウェア的に構成しても
よい。
ク操作部15は鋼板1の両側エッジに設けられているもの
とする。なお、本実施例では形状演算部11,形状記憶部
12およびセル内形状演算部13はコンピュータでソフトウ
ェア的に実現しているが、ハードウェア的に構成しても
よい。
【0029】次にメッキセル内の各エッジマスク位置に
おける鋼板エッジの形状算出についてさらに詳細に説明
する。位置A,Bにおける第1計測部2と第2計測部3
で計測された値はAB間の距離ΔLにおけるエッジの変
化量Miであり、これは勾配を表わす。図7に示したよ
うに、x軸にΣΔL,y軸にΣMiをとるとエッジ形状
を表わす。この曲線はの位置を0としたものであり、
このようにエッジ形状を確定するには基準点を設け、そ
の点からの変化を表わすようにする必要がある。
おける鋼板エッジの形状算出についてさらに詳細に説明
する。位置A,Bにおける第1計測部2と第2計測部3
で計測された値はAB間の距離ΔLにおけるエッジの変
化量Miであり、これは勾配を表わす。図7に示したよ
うに、x軸にΣΔL,y軸にΣMiをとるとエッジ形状
を表わす。この曲線はの位置を0としたものであり、
このようにエッジ形状を確定するには基準点を設け、そ
の点からの変化を表わすようにする必要がある。
【0030】本実施例ではメッキセル6の入口側である
第3測定部7の位置Cを基準点とし、位置Cにおける変
化量および蛇行量を0とする。このため各エッジマスク
位置におけるエッジ変化量による補正値miを次のよう
に定め、この補正値miに、蛇行量による補正値dkを
加算して各エッジマスク位置におけるエッジ形状を再現
する。
第3測定部7の位置Cを基準点とし、位置Cにおける変
化量および蛇行量を0とする。このため各エッジマスク
位置におけるエッジ変化量による補正値miを次のよう
に定め、この補正値miに、蛇行量による補正値dkを
加算して各エッジマスク位置におけるエッジ形状を再現
する。
【0031】1番目の変化量データM′1が位置Cにく
るとm0を強制的に0とする。同様にn番目の変化量デ
ータM′nが位置Cにくるとmnを強制的に0にする。
このようにすると各エッジマスク位置における変化量補
正値miは次のようになる。
るとm0を強制的に0とする。同様にn番目の変化量デ
ータM′nが位置Cにくるとmnを強制的に0にする。
このようにすると各エッジマスク位置における変化量補
正値miは次のようになる。
【0032】 位置Cにおける変化量補正値 m0=M′n −
M′n =0 NO.1マスクにおける変化量補正値 m1=M′n-1
+m0 NO.2マスクにおける変化量補正値 m2=M′n-2
+m1 NO.3マスクにおける変化量補正値 m3=M′n-3
+m2 NO.iマスクにおける変化量補正値 mi=M′n-i
+mi-1 NO.nマスクにおける変化量補正値 mn=M′1 +
mn-1
M′n =0 NO.1マスクにおける変化量補正値 m1=M′n-1
+m0 NO.2マスクにおける変化量補正値 m2=M′n-2
+m1 NO.3マスクにおける変化量補正値 m3=M′n-3
+m2 NO.iマスクにおける変化量補正値 mi=M′n-i
+mi-1 NO.nマスクにおける変化量補正値 mn=M′1 +
mn-1
【0033】図10はエッジマスクの各位置における上述
した変化量補正値をわかりやすいよう表にしたものであ
る。(a)は形状記憶部12におけるメモリがパルス発振
器5のパルスに対応して、サイクリックに移動する状態
を示す。(b)は各マスク位置の変化量補正値を示す。
した変化量補正値をわかりやすいよう表にしたものであ
る。(a)は形状記憶部12におけるメモリがパルス発振
器5のパルスに対応して、サイクリックに移動する状態
を示す。(b)は各マスク位置の変化量補正値を示す。
【0034】図11は蛇行量補正値とメッキセル入口側に
おけるエッジ位置と変化量補正値とから、各エッジマス
ク位置におけるエッジ位置を表わす説明図である。蛇行
量補正値dkは図9において説明した式(1)によって
表わされるdkである。位置Cにおける値W1は第3計
測部7によって計測された鋼板1のエッジ位置である。
故にマスク制御目標値は次のように表わされる。 (位置Cの第3計測部の計測値)+(変化量補正値)+
(蛇行量補正値)=W1+mk+dk……(3)
おけるエッジ位置と変化量補正値とから、各エッジマス
ク位置におけるエッジ位置を表わす説明図である。蛇行
量補正値dkは図9において説明した式(1)によって
表わされるdkである。位置Cにおける値W1は第3計
測部7によって計測された鋼板1のエッジ位置である。
故にマスク制御目標値は次のように表わされる。 (位置Cの第3計測部の計測値)+(変化量補正値)+
(蛇行量補正値)=W1+mk+dk……(3)
【0035】本実施例はエッジマスクの場合につき説明
したが、本発明はこれに限定されることなく、帯状体の
エッジ形状に対応した処理を行う作業に適用することが
できる。
したが、本発明はこれに限定されることなく、帯状体の
エッジ形状に対応した処理を行う作業に適用することが
できる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
はまず2点で帯状体のエッジ形状を検出し、エッジ形状
を必要とする範囲の両端のエッジ位置を検出して蛇行量
を算出し、エッジ形状を蛇行量で修正するので、直接エ
ッジ位置を計測できな場合でもエッジ形状を精度より算
出することができる。
はまず2点で帯状体のエッジ形状を検出し、エッジ形状
を必要とする範囲の両端のエッジ位置を検出して蛇行量
を算出し、エッジ形状を蛇行量で修正するので、直接エ
ッジ位置を計測できな場合でもエッジ形状を精度より算
出することができる。
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】帯状体の曲り説明図である。
【図3】従来のエッジマスク位置計測方法を説明する図
である。
である。
【図4】帯状体のエッジ形状を計測する説明図である。
【図5】帯状体のエッジが変動した場合の勾配の変化を
説明する図である。
説明する図である。
【図6】エッジ形状計測点を通過する帯状体のエッジ計
測状態を示す図である。
測状態を示す図である。
【図7】計測したエッジ形状の再現を説明する図であ
る。
る。
【図8】位置C,D間の帯状体の蛇行量を説明する図で
ある。
ある。
【図9】蛇行量を算出する説明図である。
【図10】各エッジマスク位置における変化量補正値を
表わした図である。
表わした図である。
【図11】メッキセル内におけるエッジマスク位置の算
出方法説明図である。
出方法説明図である。
1 鋼板 2 第1計測部 3 第2計測部 4 ピンチロール 5 パルス発振器 6 電気メッキセル 7 第3計測部 8 第4計測部 9 エッジマスク 10 シリンダー 11 形状演算部 12 形状記憶部 13 セル内形状算出部 14 マスク位置制御部 15 マスク操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 誠一 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し)川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (56)参考文献 特開 昭49−121556(JP,A) 特開 昭55−27965(JP,A) 実開 平2−148407(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 21/20 C25D 7/00
Claims (2)
- 【請求項1】 帯状体の走行方向に上流側より第1計測
点と第2計測点を距離ΔL離して設け、帯状体のエッジ
を一定走行長pごとに同時に計測することを繰り返して
行い、同時に計測した値の差をMiとし、x=Σp,y
=Σ(Mi・p/ΔL)により帯状体のエッジ形状を表
わすことを特徴とする帯状体のエッジ形状計測方法。 - 【請求項2】 帯状体の走行方向に上流側より第1計測
点と第2計測点を距離ΔL離して設け、帯状体のエッジ
を一定走行長pごとに同時に計測することを繰り返して
行い、同時に計測した値の差Miを算出し、x=Σp,
y=Σ(Mi・p/ΔL)として帯状体のエッジ形状を
計測するエッジ形状検出手段と、帯状体の走行速度を検
出する速度検出手段と、帯状体エッジを追随処理するエ
ッジ処理装置の入口側で前記エッジ形状検出手段より距
離k1下流に設けられた入口測定点と、この入口測定点
より距離k2下流に設けられた出口測定点を有し、入口
測定点と出口測定点の計測値より帯状体の蛇行量を検出
する蛇行検出部と、前記エッジ形状検出手段の検出した
エッジ形状、前記速度検出手段の検出速度、前記距離k
1,k2,前記蛇行量とから、前記入口測定点および出
口測定点間の各エッジ処理位置の帯状体のエッジ形状を
算出する処理位置エッジ形状算出手段と、この処理位置
エッジ形状算出手段の算出にもとづき、前記エッジ処理
装置を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする帯
状体のエッジ追随装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4034243A JP2822751B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 帯状体のエッジ形状計測方法およびエッジ追従装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4034243A JP2822751B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 帯状体のエッジ形状計測方法およびエッジ追従装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05203440A JPH05203440A (ja) | 1993-08-10 |
| JP2822751B2 true JP2822751B2 (ja) | 1998-11-11 |
Family
ID=12408723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4034243A Expired - Fee Related JP2822751B2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 帯状体のエッジ形状計測方法およびエッジ追従装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2822751B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49121556A (ja) * | 1973-03-22 | 1974-11-20 | ||
| JPH02148407U (ja) * | 1989-05-22 | 1990-12-17 |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP4034243A patent/JP2822751B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05203440A (ja) | 1993-08-10 |
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