JP2822253B2 - 映像信号再生装置 - Google Patents

映像信号再生装置

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JP2822253B2
JP2822253B2 JP2025151A JP2515190A JP2822253B2 JP 2822253 B2 JP2822253 B2 JP 2822253B2 JP 2025151 A JP2025151 A JP 2025151A JP 2515190 A JP2515190 A JP 2515190A JP 2822253 B2 JP2822253 B2 JP 2822253B2
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    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
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    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は映像信号再生装置に係り、特にその操作手段
に関するものである。
[発明の概要] 本発明の映像信号再生装置は、再生中或は一時停止中
等、接続されたモニタ画面に再生映像が出力されている
第1のモードであるときは、回動型操作部を回動操作す
ることによって再生映像を出力しながらの記録媒体の低
速或は高速の移動(スロー,及びピクチャーサーチ)を
行なうようにするとともに、停止中で再生映像が出力さ
れていない第2のモードであるときは、回動型操作部を
回動操作することによって記録媒体の早送り、巻戻しを
行なうことができるようにされているため、記録媒体の
読み出し位置を進め、又は後退させたい場合は、使用者
は、その操作を常に回動型操作部によって行なえばよい
ことになり、操作の簡略化を計ることができる。また、
再生キーが回動型操作部の中央に配されていることで、
使用頻度の高い操作子を集約できる。
[従来の技術] 磁気テープを記録媒体とした磁気記録再生装置(VT
R)などの映像信号再生装置においては、その操作手段
として、通常、第3図に示すように、機器筺体1の前面
に操作内容を表示した操作キーとして、例えば巻戻しキ
ー2a、再生キー2b、早送りキー2c、停止キー2d、一時停
止キー2e、低速再生キー2f、等が配置されている。この
ような映像信号再生装置では操作キー2a〜2fに対応して
各種動作が実行されるとともに、特に、映像がモニタに
出力されている状態(即ち再生中及び一時停止中)で巻
戻しキー2a或は早送りキー2cを操作すれば、映像を出力
したまま磁気テープの読み出し位置を高速移動させるこ
とができる(ピクチャーサーチ)。
また、同図に示すように操作キー2a〜2fとともに回動
型の操作部3を設け、再生中(及び一時停止中)に、こ
の回動型操作部を回動させることによってもピクチャー
サーチを行なうようにするものもある。
この回動型操作部3は、特にその回動角度に対応して
再生装置が変化するようになされ、例えば第4図に示す
ように、右方向に回動していくと低速再生状態から高速
再生状態にまで順次変化していく。また左方向に回動し
ていくと、低速逆回し再生状態から高速逆回し再生状態
に変化していくことになる。従って、使用者は回動角度
によって所望の速度でFF方向及びREW方向のピクチャー
サーチを行なうことができる。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、各種機能の拡充に伴い操作キー等の操作手
段も増えることになるが、これは機器に不慣れな人にと
っては、より操作性を困難にすることにつながる。
特に各キーの表示は 等の記号や、“REW"“PAUSE"等の英語で表示されている
ことが多いため、これらの表示が理解できず、例えば上
記した基本的な操作キー2a〜2fのみでさえ使いこなせな
い人は現実に多い。そのような人にとっては操作キーが
増えれば使用は一層困難になり、まして回動型操作部3
が備えられていると、操作方法が混乱してしまうことに
なる。特にピクチャーサーチを行ないたい場合等は、通
常、再生中に操作キー2c(2a)を操作することによって
可能であるが、それとともに前述したように回動型操作
部3の回動によっても可能であるため、同じ動作で操作
手段が異なることになり、分かりにくい。低速再生操作
も同様である。
このように映像信号再生装置においては、機能の拡
充、操作の種類の増加等によって、利便性は向上するは
ずのものが、操作手段の増加により、不慣れな使用者に
対しては逆に操作性を低下させているという問題があ
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明はこのような問題点にかんがみてなされたもの
で、回動型操作部を効率的に利用することにより再生系
の操作手段の数の削減のはかり、操作方法の混乱を防止
し、また使用方法を感覚的に理解しやすくするものであ
る。
すなわち、再生映像の出力を指示する再生キーを回転
型操作部の中央に設けるとともに、再生映像が出力され
ている第1のモードのときは、回動型操作部を回動操作
することによって再生映像を出力しながらの記録媒体の
変速移動を行なうようにするとともに、停止中で再生映
像が出力されていない第2のモードのときは、回動型操
作部を第1のモード時と同様の回動操作することによっ
て映像を再生しないで記録媒体の高速移動、つまり早送
り、巻戻しを行なうことができるように構成する。
[作用] ピクチャーサーチと、映像が出力されない早送り及び
巻戻しの別に限らず、記録媒体の読み出し位置を進め、
又は後退させたい場合は、使用者は常に回動型操作部を
操作すればよく、例えば右方向の回動でFF方向、左方向
の回動でREW方向への動作が達成されるため、操作は感
覚的に理解しやすいものとなる。また、操作キーとして
は、早送りキー巻戻しキー、低速再生キー等が不必要に
なるため、これらの操作キーを削減できる。さらに再生
キーが回動型操作部の中央に配置されることで、使用頻
度の高い再生系の操作子の集約化、他の操作キーとの差
別化、再生キーの押圧部分を広くとれること等の利点が
得られ、これもユーザーの操作方式の感覚的な理解を容
易とし、さらに操作性を向上させる。
[実施例] 第1図は本発明の映像信号再生装置の一実施例を示
し、10は機器筺体、11a,11bは筺体10の前面に配置され
た停止キー、及び一時停止キーである。また、12は回動
型操作部を示し、回動リング12aがマークMSの一から、
マークML、及びマークMRの位置まで左右に回動するよう
になされている。また、回動型操作部中央部分には再生
キー13が設けられている。なお、14はビデオカセットデ
ッキ部、15は表示部を示す。
本実施例では、回動型操作部12により変速系の操作を
全て実行することができるようになされている。
まず、再生映像が出力されている第1のモードのと
き、つまり再生中或は一時停止中に回動リング12aを回
動操作した場合は、前述した従来の場合と同様に変速再
生(スロー、或はピクチャーサーチ)を行なうことがで
きるようになされている。すなわち、回動リング12aを
第2図(a)の状態から同図(b)の位置まで右に回動
すると、低速再生状態となり、さらに右に回動していく
と徐々に再生速度が早くなり、同図(c)の位置(マー
クMR)で再生速度(ピクチャーサーチ)は最高速とな
る。同様に、同図(d)(e)に示すように左に回動し
ていけば、回動角度に応じた速度で、逆回し再生動作
(逆転スロー、ピクチャーサーチ)が実行される。
なお、回動リング12aは回動中にその位置で手を離せ
ば同図(a)のマークMSの位置に復帰するようになされ
ている。また、復帰した場合は、その回動リング12aを
操作する前の状態に戻る(すなわち、再生中に回動リン
グ12aが操作されていた状態からマークMSに復帰すれ
ば、再び通常の再生動作となり、一時停止中に回動リン
グ12aが操作されていた状態からマークMSに復帰すれ
ば、一時停止状態に戻る)。
次に、再生映像が出力されていない第2のモードのと
き、つまり停止時においては、この回動型操作部12によ
って早送り及び巻戻し動作が実行される。すなわち、右
方向に所定角度以上回動すると(例えば第2図(c)の
ようにマークMRの位置まで回動されると)、従来の早送
りキーが押されたのと同様にみなして早送りが実行さ
れ、また、左方向に所定角度以上回動すると例えば第2
図(e)のようにマークMLの位置まで回動されると)、
巻戻しが実行される。なお、この場合は回動リング12a
を一旦マークMR,或はMLまで回動した後は、その位置で
保持している必要はなく、回動リング12aから手を離し
て回動リング12aがマークMSの位置に復帰しても、早送
り、或は巻戻し動作は継続して実行され、停止キー11a
等の他の操作手段が操作された時点で停止するようにす
る。
本実施例の映像信号再生装置は、このように回動型操
作部12が構成されるために、早送り及び巻戻し用の操作
キーを特に設ける必要はなく、操作キーを削減すること
ができる。また、FF方向の変速動作は全て回動リング12
aを右に回動することによって達成でき、またREW方向の
変速動作は全て左に回動することによって達成できるた
め、使用者は操作方法を感覚的に理解しやすく、不慣れ
な使用者にとっても十分に使いこなせる操作手段とな
る。
また、本実施例では、特に再生キー13は回動型操作部
12の中央部分に設けられているため、再生系の基本動作
は全て回動型操作部12の部分に集約されていることにな
り、便利であるとともに、使用頻度の高い再生キーを他
の操作キーと差別化し、また、キー押圧部分を広くとれ
るため、操作性はより向上する。
なお、本実施例を実現するための操作制御手段として
は、例えば操作制御用のCPUにおいて、前述した第1及
び第2のモードを判別する手段をソフトウエアにより備
えるようにし、各モードに対応して回動リング12aの操
作状態を検出するようにすればよい。
以上の実施例では、磁気記録媒体の再生装置を例にあ
げたが、本発明は例えばレーザディスクプレーヤ等にも
適用できる。また、これらの映像再生機器のリモートコ
マンダーに適用することもできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の映像信号再生装置は回
動型操作部を効率的に利用することにより操作キーを削
減することができ、また操作方法を感覚的に理解できる
ようにすることができるため、機器に不慣れな使用者に
とっても容易に操作をすることができる機器を実現でき
るという効果がある。さらに、再生キーを回動型操作部
の中央部分に設けることで、再生系の基本動作は全て回
動型操作部の部分に集約され、また回動型操作部ととも
に使用頻度の高い再生キーを他の操作子と差別化できる
ため、操作上、便利であるとともにユーザーの操作方法
の理解もしやすいものとなる。また、再生キーの押圧部
分を広くとれるため、操作性はより向上するという利点
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図、 第2図(a)〜(e)は一実施例の回動型操作部による
操作の説明図、 第3図は従来例の斜視図、 第4図は従来の回動型操作部の説明図である。 10は筺体、11aは停止キー、11bは一時停止キー、12は回
動型操作部、12aは回動リング、13は再生キーを示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回動型操作部を有する映像信号再生装置に
    おいて、 再生映像の出力を指示する再生キーを前記回転型操作部
    の中央に設けるとともに、 再生映像が出力されている第1のモードでは、前記回動
    型操作部を回動操作することによって再生映像を出力し
    ながらの記録媒体の変速移動を行ない、また再生映像が
    出力されていない第2のモードでは、前記回動型操作部
    を回動操作することによって映像を再生しないで記録媒
    体の高速移動を行なうことができるようにしたことを特
    徴とする映像信号再生装置。
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