JP2821701B2 - 載物台装置およびこれを有する写真測量用解析装置 - Google Patents

載物台装置およびこれを有する写真測量用解析装置

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JP2821701B2 JP8335390A JP8335390A JP2821701B2 JP 2821701 B2 JP2821701 B2 JP 2821701B2 JP 8335390 A JP8335390 A JP 8335390A JP 8335390 A JP8335390 A JP 8335390A JP 2821701 B2 JP2821701 B2 JP 2821701B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、被測定または被観察物を載置し、それを平
面上の交差方向、好ましくは直交方向に移動し、かつ上
記平面に垂直な軸回りに所望の角度範囲で回転するため
の載置台装置に関する。
また、本発明は上記載置台装置を有する写真測量用解
析装置に関する。
(従来の技術) 上記載置台装置は各種測定装置や観察装置に利用され
ている。その載置台装置の従来の構成は、基準平面にX
−Y直交座標系を想定するとき、この基準平面に平行に
配置され被測定または被観察物が載置される載置テーブ
ルを所望の角度範囲で回転するための回転機構部と、載
置テーブルおよび回転機構部を共にX軸方向に移動させ
るX軸移動機構部と、さらに前記3者をY軸方向に移動
させるY軸移動機構部とから成る三段構造が一般的であ
る。
写真測量用解析装置の一例としては、特開昭62−8581
4号に開示された装置が知られている。この装置は、第2
1図および第22図に模式的に示すように、少なくとも2
枚の航空写真503、504を載置する1枚の載置テーブル50
1を有する。また写真503、504上に各々撮影されている
同一測点a,a″を立体観察するための双眼観察光学シス
テム507を有している。
この光学システム507は、例えば左眼側の固定光学系5
40と右眼側の移動光学系550とから構成されている。固
定光学系540は、接眼レンズ系541と、傾設ハーフミラー
542と、第1メスマークまたは第1測標544を持つ第1メ
スマーク投影系543とから構成されており、レンズ系541
の光軸すなわち測線508は、ハーフミラー542で載置テー
ブル501に垂直となり、かつ第1メスマーク投影系543の
光軸と合致される。移動光学系550は、接眼レンズ系551
と、固定ミラー559と、移動ミラー558と、傾設ハーフミ
ラー542と、第2メスマークまたは第2測標553を持つ第
2メスマーク投影系552とから構成されており、レンズ
系551の光軸すなわち測線509は、ハーフミラー542で載
置テーブル501に垂直となり、かつ第2メスマーク投影
系552の光軸と合致される。第2メスマーク投影系552と
移動ミラー558は移動フランジ554に固定されており、ノ
ブ555を回転することにより、送りネジ556で左右に一体
に移動され、測線508、509間の距離すなわち視差Pが変
化し、この視差Pはエンコーダ557で測定される。
測定に際しては、載置テーブル501に載置された写真
上に想定されたx−y座標系のx軸と平行な基線g上
で、かつ測線508の交わる位置に、写真503に撮影されて
いる測点aを設定する。他方の写真504に撮影されてい
る測点a″は通常は基線g上に位置する。これら測点
a、a″と第1および第2メスマーク544、553を双眼観
察光学システム507で同時に立体観察し、第1および第
2メスマーク544、553が合致するようにノブ555を回転
して、そのときの視差Pを測定する。
測点aは、アッベ(Abbe)の測定原理を満たすため
に、載置テーブル501に設けられたy軸方向用エンコー
ダ514とx軸用エンコーダ513の走り方向の交点に一致す
るように設定され、測点aのx−y座標(x,y)はエン
コーダ513、514の測定値から求められ、測点a″のx−
y座標(x″,y″)は測点aの座標と視差Pとから、
x″=x+P,y″=yとして求められる。
ところで、航空写真では撮影時の飛行機やカメラの位
置条件によって、一方の写真503に撮影された測点aに
対応する他方の測点a″が基線g上に必ずしも一致する
とは限らず、第21図に示すように、y軸方向に△yのズ
レを持つ測点a′となる。このため、特開昭62−85814
号の装置は、載置テーブル501を角度αだけ回転させて
測点a、a′を共に基線g上に位置させ、そのときの測
点a、a′の座標をエンコーダ513、514の測定値と、第
2のy軸方向用エンコーダ515の測定値並びに視差Pと
から求める構成となっている。
テーブル501の回転機構521として、一端をテーブル50
1に回転可能に連結し、他端を円盤529に回転可能に連結
した一対のヒンジロッド524、525と、一端を円盤529に
回転可能に連結し、他端をヒンジアーム528に回転可能
に連結した一対のヒンジロッド526、527とから構成され
る二重の平行リンク機構で構成し、ヒンジアーム528を
モータ523と送りネジ機構522でその支点回りに旋回させ
る構造としている。なお、載置テーブル501のその載置
面と平行な面内のX−Y方向の移動機構は特開昭62−85
814号の明細書には開示されていないが、上述した従来
の載物台装置と同様のX軸移動機構部とY軸移動機構部
とが回転機構521に設けられているものと推定される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記従来の一般的な載物台装置は、上
述したような三段構造のため、構成が複雑となり装置の
大型化を招くという欠点があった。
また、上記特開昭62−85814号の載物台装置は、載置
テーブル501の側方に二重平行リンク機構から成る回転
機構521と、これを保持する従来型のX−Y移動機構部
とを必要とするため構造が複雑であるばかりか、それを
有する写真測量用解析装置全体の大型化を招くという欠
点があった。
本発明の目的は、かかる従来の欠点を解消し、構造が
簡単で、かつ装置を小型化できる載物台装置およびそれ
を有する写真測量用解析装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明の第1の構成は、基
準平面と略垂直な軸線回りに回動可能な第1ないし第3
の係合部材と;前記第1係合部材を有し、前記基準平面
と略平行な第1の方向に沿って移動可能な第1移動部材
と;前記第2係合部材を有し、前記基準平面と前記第1
方向のそれぞれに略平行な第2の方向に沿って移動可能
で、かつ、前記第1移動部材に設けられた第2移動部材
と;前記第3係合部材を有し、前記基準平面と略平行で
前記第1方向と略垂直な第3の方向に沿って移動可能な
第3移動部材と;前記第1移動部材を移動させるための
第1駆動手段と;前記第2移動部材を移動させるための
第2駆動手段と;前記第3移動部材を移動させるための
第3駆動手段と;前記第1および第2係合部材に前記第
3の方向と略平行な方向に移動可能に係合された第1の
案内部材と、前記第1の方向と略平行な方向に移動可能
に前記第3係合部材に係合された第2の案内部材とを有
する載置テーブルとから構成された載物台装置にある。
上記課題を解決するための本発明の第2の構成は、基
準平面と略垂直な軸線回りに回動可能な第1ないし第3
の係合部材と;前記第1係合部材を有し、前記基準平面
と略平行な第1の方向に沿って移動可能な第1移動部材
と;前記第2係合部材を有し、前記基準平面と前記第1
方向のそれぞれに略平行な第2の方向に沿って移動可能
な第2移動部材と;前記第3係合部材を有し、前記基準
平面と略平行で前記第1方向と略垂直な第3の方向に沿
って移動可能な第3移動部材と;前記第1移動部材を移
動させるための第1駆動手段と;前記第2移動部材を移
動させるための第2駆動手段と;前記第3移動部材を移
動させるための第3駆動手段と;前記第1駆動手段と前
記第2駆動手段とを同時に、または、前記第2駆動手段
を前記第1駆動手段とは独立に駆動するように制御する
駆動制御手段と;前記第1および第2係合部材に前記第
3の方向と略平行な方向に移動可能に係合された第1の
案内部材と、前記第1の方向と略平行な方向に移動可能
に前記第3係合部材に係合された第2の案内部材とを有
する載置テーブルとから構成された載物台装置にある。
上記課題を解決するための本発明の第3の構成は、載
置テーブル上に少なくとも2枚の被観察航空写真を載置
し、前記載置テーブルを移動させ、かつその移動量を測
定する載置台装置と、前記航空写真を立体観察するため
の双眼観察光学手段とを有し、前記航空写真の測点の座
標を測定する写真測量用解析装置において:前記載置台
装置は、基準平面と略垂直な軸線回りに回動可能な第1
ないし第3の係合部材と、前記1係合部材を有し、前記
基準平面と略平行な第1の方向に沿って移動可能な第1
移動部材と、前記第2係合部材を有し、前記基準平面と
前記第1方向のそれぞれに略平行な第2の方向に沿って
移動可能で、かつ、前記第1移動部材に設けられた第2
移動部材と;前記第3係合部材を有し、前記基準平面と
略平行で前記第1方向と略垂直な第3の方向に沿って移
動可能な第3移動部材と、前記第1移動部材を移動させ
るための第1駆動手段と、前記第2移動部材を移動させ
るための第2駆動手段と、前記第3移動部材を移動させ
るための第3駆動手段とを有し;前記載置テーブルは、
前記第1および第2係合部材に前記第3の方向と略平行
な方向に移動可能に係合された第1の案内部材と、前記
第1の方向と略平行な方向に移動可能に前記第3係合部
材に係合された第2の案内部材とを有する写真測量用解
析装置にある。
(作 用) 前記第1または第3の構成の載物台装置においては、
第1係合部材と第2係合部材が第1の方向と垂直な方向
に配列されているとき、第1駆動手段を駆動させると、
第1移動部材が前記第1の方向に沿って移動される。こ
れにより第1係合部材と第2係合部材とに共に係合され
た第1案内部材は第1移動部材の移動方向に移動される
ため、載置テーブルが第1の方向に移動される。このと
き、第2案内部材は第3係合部材に沿って第1の方向に
移動される。
他方、第3駆動手段を駆動させると、第3移動部材が
第3の方向に沿って移動される。これにより第3係合部
材に係合された第2案内部材は第3移動部材の移動方向
に移動されるため、載置テーブルが第3の方向に移動さ
れる。このとき、第1案内部材は第1および第2係合部
材に沿って第3の方向に移動される。
第2駆動部材を駆動すると第2移動部材が第1移動部
材とは独立に第1方向と平行な第2の方向に沿って移動
するため、第2係合部材が第2方向に沿って移動する。
このとき、第1および第3移動部材は移動されないた
め、第1案内部材と第2案内部材は第2係合部材の移動
によって回転力を受ける。この回転力で第1ないし第3
係合部材はその軸線回りに回転され、かつ第1および第
2案内部材は第1ないし第3係合部材に沿って移動され
るため、結局、載置テーブルは第2移動部材の移動量に
応じた角度だけ回転される。
載置テーブルが回転された状態で、第1駆動手段を駆
動させ、第1移動部材を前記第1の方向に沿って移動さ
せると、第1と第2係合部材に係合された第1案内部材
が移動されるが、第1および第2案内部材の走り方向は
第1ないし第3係合部材のそのときの配置位置関係で規
定されるため、載置テーブルは第2案内部材の走り方向
に沿って移動される。
載置テーブルが回転された状態で、第3駆動手段を駆
動させ、第3移動部材を前記第3の方向に沿って移動さ
せると、第3係合部材に係合された第2案内部材が移動
されるが、第1および第2案内部材の走り方向は第1な
いし第3係合部材のそのときの配置位置関係で規定され
るため、載置テーブルは第1案内部材の走り方向に沿っ
て移動される。
また、前記第2の構成においては、第1係合部材と第
2係合部材が第1の方向と垂直な方向に配列されている
とき、駆動制御手段の制御により、第1および第2駆動
手段とを同時に駆動させると、第1および第2移動部材
が互いに平行な前記第1と第2の方向に沿ってそれぞれ
同時に移動される。これにより第1係合部材と第2係合
部材とに共に係合された第1案内部材は第1移動部材の
移動方向に移動されるため、載置テーブルが第1の方向
に移動される。このとき、第2案内部材は第3係合部材
に沿って第1の方向に移動される。
他方、第3駆動手段を駆動させると、第3駆動部材が
第3の方向に沿って移動される。これにより第3係合部
材に係合された第2案内部材は第3移動部材の移動方向
に移動されるため、載置テーブルが第3の方向に移動さ
れる。このとき、第1案内部材は第1および第2係合部
材に沿って第3の方向と平行な方向に移動される。
そして、駆動制御手段の制御により、第2駆動部材の
みを単独に駆動すると第2移動部材のみが第1移動部材
とは独立に第2方向に沿って移動するため、第2係合部
材が第2方向に沿って移動する。このとき、第1および
第3移動部材は移動されないため、第1案内部材と第2
案内部材は第2係合部材の移動によって回転力を受け
る。この回転力で第1ないし第3係合部材はその軸線回
りに回転され、かつ第1および第2案内部材は第1ない
し第3係合部材に沿って移動されるため、結局、載置テ
ーブルは第2移動部材の移動量に応じた角度だけ回転さ
れる。
載置テーブルが回転された状態で、第1駆動手段を駆
動させ、第1移動部材を前記第1の方向に沿って移動さ
せると、第1と第2係合部材に係合された第1案内部材
が移動されるが、第1および第2案内部材の走り方向は
第1ないし第3係合部材のそのときの配置位置関係で規
定されるため、載置テーブルは第2案内部材の走り方向
に沿って移動される。
載置テーブルが回転された状態で、第3駆動手段を駆
動させ、第3移動部材を前記第3の方向に沿って移動さ
せると、第3係合部材に係合された第2案内部材が移動
されるが、第1および第2案内部材の走り方向は第1な
いし第3係合部材のそのときの配置位置関係で規定され
るため、載置テーブルは第1案内部材の走り方向に沿っ
て移動される。
(実施例) 第1図は、本発明に係る写真測量用解析装置の外観を
示す斜視図である。装置架台1の上面1aは、後述する仮
想の基準平面Sと平行な平面であり、その上に、載物台
装置の構成要素の1つである載置テーブル2が移動可能
に載置されている。載物台装置の他の構成要素は架台1
内に収納されている。載置テーブル2の上方には、載置
テーブル2に固定された航空写真を立体視するための双
眼観察光学システム3が配置されている。光学システム
3の構成と作用は、前述した特開昭62−85814号公報に
開示のそれと同様か類似であるため、その説明は省略す
る。以下、載物台装置の実施例を添付図面を参照して説
明する。
なお、本発明の載物台装置は、写真測量用解析装置に
ついての利用に限定されるものではなく、広く各種の測
定装置や観察装置に利用可能である。それゆえ以下の説
明では、まず、載物台装置単独の構成と動作を説明し、
その後、写真測量用解析装置に利用した場合の動作を説
明する。
第1実施例 (1)構 成 第2図ないし第7図に上記載物台装置の第1実施例を
示す。第1移動手段としてのY軸フランジ10は、紙面と
平行な仮想基準平面Sに想定されたX−Y直交座標系の
Y軸方向に平行に設けられた支持レール11上に、移動可
能に支持されている。Y軸フランジ10に形成された雌ネ
ジ(図示せず)には、Y軸方向に平行に設けられたY軸
送り雄ネジ12が螺合している。送り雄ネジ12の軸方向が
第1の方向と定義される。Y軸送り雄ネジ12は、減速ギ
ヤボックス13を介してY軸駆動モータ14により正逆両方
向に回転され、Y軸フランジ10はY軸方向に移動され
る。送り雄ネジ機構12、減速ギヤボックス13およびY軸
駆動モータ14で第1駆動手段を構成する。
Y軸フランジ10に形成された開口部15には、第2移動
手段としての回転用フランジ20が配置され、この回転用
フランジ20は支持レール11上に移動可能に支持されてい
る。Y軸フランジ10に形成された軸受21a、21bには、Y
軸方向に平行に回転用送り雄ネジ22が渡されている。こ
の雄ネジ22は、回転用フランジ20に形成された図示しな
い雌ネジに螺合している。軸受21b側の雄ネジ22には、
タイミングプーリ23aが設けられている。Y軸フランジ1
0に載置した回転用モータ24に接続された減速ギヤボッ
クス25の出力軸に固定されたタイミングプーリ23bとタ
イミングプーリ23aとの間にはタイミングベルト23cが掛
け渡されている。回転用モータ24を正逆両方向に回転す
ることにより、回転用フランジ20はY軸方向に移動され
る。回転用送り雄ネジ22の軸方向が第2の方向と定義さ
れ、これは第1の方向と平行である。送り雄ネジ機構2
2、ベルト駆動機構23a〜23c、減速ギヤボックス25およ
び回転用モータ24で第2駆動手段が構成される。
基準平面Sと垂直にY軸フランジ10に立設された第1
支柱16の先端には、後述する構成をもつ、第1係合部材
としての第1ローラー組立体17が設けられている。同様
に、基準平面Sと垂直に回転用フランジ20に立設された
第2支柱26の先端には、第1ローラー組込体17と同一の
構成をもつ、第2係合部材としての第2ローラー組込体
27が設けられている。
Y軸フランジ10の下面には、公知の構成をもつ公電式
または磁気式のY方向エンコーダ18のスケール18aが固
定されている。エンコーダ18の読取ヘッド18bは、架台
1に形成された図示しない固定部に固定されている。ま
た回転用フランジ20には、公知の構成をもつ光電式また
は磁気式のロータリーエンコーダ28が取り付けられてお
り、そのロータースケール(図示せず)は、減速ギヤボ
ックス25の出力軸に連結されている。
第3移動手段としてのX軸フランジ30は、X軸方向に
平行に設けられた支持レール31上に、移動可能に支持さ
れている。X軸フランジ30に形成された雌ネジ(図示せ
ず)には、X軸方向に平行に設けられたX軸送り雄ネジ
32が螺合している。送り雄ネジ32の軸方向が第3の方向
と定義される。X軸送り雄ネジ32は、減速ギヤボックス
33を介してX軸駆動モータ34により正逆両方向に回転さ
れ、X軸フランジ30はX軸方向に移動される。送り雄ネ
ジ機構32、減速ギヤボックス33およびX軸駆動モータ34
で第3駆動手段を構成する。X軸フランジ30の上面に
は、第1ローラー組込体17と同一の構成をもつ、第3係
合部材としての第3ローラー組込体37が設けられてい
る。X軸フランジ30の下面には、Y方向エンコーダ18と
同一の構成をもつX方向エンコーダ38のスケール38aが
固定されている。エンコーダ38の読取ヘッド38bは架台
1に形成された図示しない固定部に固定されている。
第6図および第7図に、上述のローラー組込体17、2
7、37の詳細な構成を示す。これらローラー組込体17、2
7、37の構成は互いに同一であるので、以下の説明では
ローラー組込体17の構成のみについて述べる。
第1支柱16の先端に植設された軸体100には、第1ア
ーム101と第2アーム102が軸回りに旋回可能に嵌挿され
ている。また、軸体100の先端部には、スペーサー106を
介して第1ベアリング105が嵌挿され、ワッシャ109を介
して固定ネジ107で固定されている。第1アーム101の先
端部には軸体110が植設され、その先端に第2ベアリン
グ104が嵌着されている。同様に、第2アーム102の先端
部には軸体103が植設され、その先端に第3ベアリング1
11が嵌着されている。軸体100、103、110には変形U字
形のバネ108が掛け渡されており、これにより第1及び
第2アーム101、102は、その交差角θが大きくなるよう
に、矢印A、Bの方向にそれぞれ旋回力が付勢されてい
る。
第5図は載置テーブル2の下面を示す平面図である。
載置テーブル2の下面の四隅には、突出脚201ないし204
が形成されている。載置テーブル2の側面208には、第
1案内部材としての第1板状レール205が、X軸と平行
に取り付けられている。また、載置テーブル2の下面の
凹部207の中央には、第2案内部材としての第2板状レ
ール206が、第2板状レール205と直交する方向、すなわ
ちY軸と平行に取り付けられている。
載置テーブル2は、突出脚201ないし204で、架台1の
上面1aに摺動可能に載置される。また、第1板状レール
205は、第1と第2ローラー組込体17、27の各々のバネ1
08の付勢力によって、それぞれのベアリング104、105お
よび111で挟持される。他方、第2板状レール206は、第
3ローラ組込体37のバネ108の付勢力によって、そのベ
アリング104、105および111で挟持される。
(2)作 用 動 作 以上説明した構成を有する載物台装置の動作を、第8
図ないし第13図に基いて説明する。
第8図は載物台装置のある時点における初期位置を示
している。第8図において、回転用フランジ20は基準位
置に位置しており、第1と第2ローラー組立体17、27は
X軸方向に配列されている。従って、これらローラー組
立体17、27に挟持されている第1板状レール205は、X
軸と平行に配置される。他方、第3ローラー組立体37に
挟持されている第2板状レール206は、Y軸と平行に配
置されている。この初期位置時のX軸フランジ30の位置
xaはX方向エンコーダ38で検出され、Y軸フランジ10の
位置yaはY方向エンコーダ18で検出される。これら検出
座標(xa、ya)が、載置テーブル2の、または、その上
に載置された被測定物の初期座標となる。
第9図は載置テーブル2のY軸方向への移動を示して
いる。Y軸駆動モータ14を駆動してY軸送り雄ネジ12を
回転させてY軸フランジ10をY軸と平行なY2方向に移動
させると、第1と第2ローラー組立体17、27は、それに
伴ってY2方向に移動され、これらに挟持された第1板状
レール205をY2方向に移動させ、テーブル2をY2方向に
移動させる。このとき、第3ローラー組立体37に挟持さ
れている第2板状レール206もY2方向に移動されるが、
ローラー組立体37を構成する3つのベアリング104、10
5、111は、第2板状レール206の挟持面を転動し、第2
板状レール206のY2方向の移動を案内する。Y軸フラン
ジ10すなわちテーブル2のY2方向の移動位置は、Y方向
エンコーダ18でybと検出され、移動量ya−yb=yが求め
られる。なお図中2′はテーブル2の初期位置を示す。
第10図は載置テーブル2のX軸方向への移動を示して
いる。X軸駆動モータ34を駆動してX軸送り雄ネジ32を
回転させてX軸フランジ30をX軸と平行なX2方向に移動
させると、第3ローラー組立体37は、それに伴ってX2
向に移動され、これらに挟持された第2板状レール206
をX2方向に移動させ、テーブル2をX2方向に移動させ
る。このとき、第1と第2ローラー組立体17、27に挟持
されている第1板状レール205もX2方向に移動される
が、ローラー組立体17、27の各々を構成する3つのベア
リング104、105、111は、第1板状レール205の挟持面を
それぞれ転動し、第1板状レール205のX2方向の移動を
案内する。X軸フランジ30すなわちテーブル2のX2方向
の移動位置はX方向エンコーダ38でxbと検出され、移動
量xa−xb=xが求められる。なお図中2′はテーブル2
の初期位置を示す。
第11図は載置テーブル2の回転を示す。回転用モータ
24を駆動すると、ベルト駆動機構23を介して回転用送り
雄ネジ22が回転され、回転用フランジ20がY軸と平行な
Y1方向に移動し、それに伴って、第2ローラー組立体27
はY1方向に移動される。このとき、第1、第3ローラー
組立体17、37は移動せず、すなわち両ローラーの位置が
固定であるため、第1、第2板状レール205、206は回転
力を受ける。この回転力で第1ないし第3ローラー組立
体17、27、37の各々の第1と第2アーム101、102が軸体
100回りに旋回され、第1と第2板状レール205、206の
回転を許容し、もってテーブル2が回転される。回転用
フランジ20の移動量dは、プーリー23b(第2図参照)
の回転量として、ロータリーエンコーダ28で検出され
る。Y軸送り雄ネジ12と回転用送り雄ネジ22との軸間距
離をDとするとき、テーブル2の回転角度αは、 α=tan-1(d/D) ・・・(1) として求められる。このテーブル2の回転後の、第1板
状レール205の走り方向をX′軸と、第2板状レール206
の走り方向をY′軸とするX′−Y′座標系を規定す
る。
第12図は載置テーブル2の回転後のX′方向の移動を
示す。X軸駆動モータ34を駆動してX軸フランジ30をX
軸と平行なX2方向に移動させると、第3ローラー組立体
37がX2方向に移動され、これらに挟持された第2板状レ
ール206をX2方向に移動させる。しかし、このときの第
1板状レール205の移動は、第1及び第2ローラー組立
体17、27により、それらの配列方向であるX′方向にの
み許容されているため、テーブル2はX′方向に移動
される。なお、X軸フランジ30のX2方向移動量xとテー
ブル2のX′方向移動量x′とは相違する。
第13図は載置テーブル2の回転後のY′方向の移動を
示す。Y軸駆動モータ14を駆動してY軸フランジ10をY
軸と平行なY2方向に移動させると、第1と第2ローラー
組立体17、27は互いの配列方向を維持したままY2方向に
移動され、これらには挟持された第1板状レール205をY
2方向に移動させる。しかし、このときの第2板状レー
ル206の移動は、第3ローラー組立体37によりY′方向
にのみ許容されているため、テーブル2はY′方向に
移動される。なお、Y軸フランジ10のY2方向移動量yと
テーブル2のY′方向移動量y′とは相違する。
写真測量用解析装置における測点座標の測定動作 上述の構成と動作をもつ前記載物台装置を有する写真
測量用解析装置による測点座標の測定動作を、第14図な
いし第16C図に基いて説明する。
第14図は、測点座標測定のためのx−y座標系と、載
置テーブル2およびそれに載置される航空写真A、Bと
の関係を示すものである。x−y座標系はその原点Oを
テーブル2の中央上方にもち、載置テーブル2が回転し
ていないとき、X方向エンコーダ38のスケール38aはx
軸と平行に配置され、Y方向エンコーダ18のスケール18
aはy軸と平行に配置される。原点Oがスケール38aとス
ケール18aの交点Qに位置するときの、X方向エンコー
ダ38の検出値Oxと、Y方向エンコーダ18の検出値Oyとを
原点Oの座標(Ox、Oy)と定める。
測点座標の測定に際しては、第15A図に示すように、
写真Aの測点aを交点Qと一致させる。これには双眼観
察光学システム3を利用する。光学システム3は、前述
したように第21図に示した特開昭62−85814号に開示の
それと同様の構成を有しているので、以下の説明では、
必要に応じて第21図の説明に利用したのと同一の符号を
利用する。双眼観察光学システム3の固定光学系540の
光軸すなわち測線508は、交点Qと一致しており、かつ
固定光学系540に設けられた第1メスマーク544と合致し
ている。
そこで写真Aと写真Bの同一の測点a、a′を双眼観
察光学システム3で立体観察し、第15B図に示すよう
に、測点像a1と第1メスマーク像544′を合致させるよ
うに、載置テーブル2を移動させる。測点aの座標は、
測点像a1が第1メスマーク像544′と合致したときの、
テーブル2の移動量すなわちX方向エンコーダ38の検出
値xaとY方向エンコーダ18の検出値yaとから、a(xa
ya)として求められる。測点aをエンコーダ18、38の交
点Qに合致させてその座標を測定するのは、アッベの測
定原理を満足させるためである。
写真Aと写真Bの同一の測点a、a′を双眼観察光学
システム3で立体観察したとき、第2メスマーク像55
3′が第1メスマーク像544′に対し第15B図のように上
下にずれて観察された場合は、第15A図のように、写真
Bの測点a′が基線g上にないことを意味する。
そこで、上述の載物台装置の動作説明で述べた動作
で、テーブル2を第16A図に示すように回転させ、第16B
図に示すように、第1と第2メスマーク像544′、553′
が基線g方向すなわち水平に並ぶようにする。このとき
測点像a1は、テーブル2の回転に起因して、第1メスマ
ーク像544′からずれる。そこでテーブル2をx−y方
向(第12図と第13図におけるX′−Y′方向)に移動さ
せて、第16C図に示すように第1メスマーク像544′が測
点像a1と合致するようにする。次に、双眼観察光学シス
テム3のノブ555を操作して、移動光学系550を移動さ
せ、測点像a1、第1及び第2メスマーク像544′、553′
の三者を合致させる。
テーブル2の回転角度は、回転用フランジ20の移動量
dから前記式(1)に基いて角度αとして求められる。
第1メスマーク像544′と測点像a1を合致させるための
テーブル2のx−y方向移動位置は、X軸フランジ30の
移動位置のX方向エンコーダ18の検出値xa′と、Y軸フ
ランジ30の移動位置のY方向エンコーダ38の検出値ya
として求められる。これらより、測点aのx−y座標系
での座標a(xa、ya)は、第16A図に示すように、 xa=xa′・cos α ya=ya′・cos α ・・・(2) として求められる。また、第1及び第2メスマーク像54
4′、553′を合致させるための移動光学系550の移動量
はエンコーダ557で検出され視差Pが求められるので、
測点a′のx−y座標系での座標a′(xa′、ya′)
は、第16A図に示すように、 xa′=xa+P ya′=ya+△y ya+P・sin α ・・・(3) として求められる。
第2実施例 (1)構 成 第17図ないし第20図は載物台装置の第2の実施例を示
す。上述の第1の実施例と同一または均等な構成要素に
は、第1実施例で使用したのと同一の符号を付して、説
明の重複をさけるものとする。
本実施例では、Y軸駆動モータ14、回転用モータ24お
よびX軸駆動モータ34は、パルスモータで構成されてい
る。また、回転用フランジ20は、Y軸フランジ10と独立
に構成されており、Y軸と平行に配置された支持レール
300上を摺動可能に取り付けられている。
第1及び第2案内部材は、本実施例では、載置テーブ
ル2の下面に形成された溝205、206で構成されており、
これら溝205、206に第1ないし第3ローラー組立体17、
27、37が係合される。第1ないし第3ローラー組立体1
7、27、37の本実施例における構成では、第18図および
第19図に図示するように(第1ないし第3ローラー組立
体は同一構成のため第1ローラー組立体17の構成のみを
図示した)、Y軸フランジ10に軸受302を介して回動可
能に立設された軸体100の先端に二股ベース301が固着さ
れている。二股ベース301にはシャフト305が水平に固着
されており、このシャフト305にL字アーム303、304が
それぞれ旋回可能に保持されている。L字アーム303、3
04の先端部にはベアリング104、105が嵌着されている。
ベアリング104、105の外筒はトーリック面になってい
る。シャフト305に挿入されたバネの両端は各々L字ア
ーム303、304に掛けられており、その付勢力でベアリン
グ104、105を、常時、載置テーブル2の溝205、206の内
側面に圧接させる。
第20図は、本実施例の回路構成を示すブロック図で、
Y軸駆動モータ14、回転用モータ24およびX軸駆動モー
タ34はそれぞれ演算/制御回路324に接続されている。
演算/制御回路324には、また、カウンタ321ないし323
と、パルス発生回路325と、X方向指令キー326a、Y方
向指令キー326b及び回転指令キー326cを有するスイッチ
ボード326と、表示器327とがそれぞれ接続されている。
(2)動 作 次に、上記構成を有する載物台装置の動作を説明す
る。
載置テーブル2をX方向に移動させたいときは、スイ
ッチボード326のX方向指令キー326aを操作する。X方
向指令キー326aからの指令を受けている期間中、演算/
制御回路324は、パルス発生回路325からのパルスを、X
軸モータ34とカウンタ321に入力する。X軸モータ34は
入力されたパルスで回転され、X軸送り雄ネジ32を回転
駆動し、X方向フランジ30を移動させ、溝206に係合さ
れた第3ローラー組立体37を移動させて、テーブル2を
X方向に移動させる。このとき、溝205内の第1及び第
2ローラー組立体17、27のベアリング104、105は、溝20
5の内側面上の転動し、溝205のX方向の移動を案内す
る。X軸モータ34に入力されたパルス数と同数のパルス
がカウンタ321にも入力されているので、カウンタ321
は、これを計数し、演算/制御回路324を介して、表示
器327にテーブル2のX方向移動量またはX座標を表示
させる。
載置テーブル2をY方向に移動させたいときは、スイ
ッチボード326のY方向指令キー326bを操作する。Y方
向指令キー326bからの指令を受けている期間中、演算/
制御回路324は、パルス発生回路325からのパルスを、Y
軸モータ14、回転用モータ24およびカウンタ322に同時
に入力する。Y軸モータ14と回転用モータ24は入力され
たパルスで同時に回転され、Y軸送り雄ネジ12と回転用
送り雄ネジ22をそれぞれ回転駆動し、Y方向フランジ10
と回転用フランジ20を同時に同方向に同量移動させ、溝
205に係合された第1と第2ローラー組立体17、27を移
動させて、テーブル2をY方向に移動させる。このと
き、溝206内の第3ローラー組立体37のベアリング104、
105は、溝206の内側面上を転動し、溝206のY方向の移
動を案内する。Y軸モータ34と回転用モータ24とに入力
されたパルス数と同数のパルスがカウンタ322にも入力
されているので、カウンタ322は、これを計数し、演算
/制御回路324を介して、表示器327にテーブル2のY方
向移動量またはY座標を表示させる。
載置テーブル2を回転させたいときは、スイッチボー
ド326の回転指令キー326cを操作する。回転指令キー326
cからの指令を受けている期間中、演算/制御回路324
は、パルス発生回路325からのパルスを回転用モータ24
のみとカウンタ323とに入力する。回転用モータ24は、
入力されたパルスで回転され、回転用送り雄ネジ22を回
転駆動し、回転用フランジ20を移動させて、溝205に係
合された第2ローラー組立体27を移動させる。しかし、
第1及び第3ローラー組立体17、37は静止しているた
め、テーブル2が回転される。このとき溝205および206
内の第1ないし第3ローラー組立体17、27、37は、それ
ぞれの軸体100を中心として回転し、また各々のベアリ
ング104、105は溝205、206の内側面上を微小転動して溝
205、206の回転を案内する。回転用モータ24に入力され
たパルス数と同数のパルスがカウンタ323にも入力され
ているので、カウンタ323はこれを計数し、演算/制御
回路324は、前述の式(1)に基いて回転角度αを計算
し、この結果を表示器327に、テーブル2の回転角度と
して表示させる。
本実施例の載物台装置を写真測量用解析装置に利用
し、航空写真A、Bの測点a、a′の座標を測定する場
合は、演算/制御回路324に、双眼観察光学システム3
のエンコーダ557で測定される視差Pを入力し、前記式
(2)および(3)に基いて測点a、a′の座標a
(xa,ya)、a′(xa′,ya′)を計算させ、表示器327
に表示させればよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、構造が簡単
で、かつ小型の載物台装置を提供できる。また、この載
物台装置を有する、構造が簡単で、かつ小型の写真測量
用解析装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る写真測量用解析装置の外観斜視
図、 第2図は本発明に係る載物台装置の第1実施例の構成を
示す平面図、 第3図は第2図のIII視側面図、 第4図は第2図のIV視側面図、 第5図は載置テーブルの底面図、 第6図はローラー組立体の平面図、 第7図は第6図のVII−VII視断面図、 第8図ないし第13図は載物台装置の動作を説明するため
の模式平面図、 第14図は写真測量用解析装置における載物台装置の載置
テーブル、エンコーダとx−y座標系の関係を示す模式
図、 第15A図と第16A図は測点座標の求め方を説明するための
模式図、 第15B図と第16B図ないし第16D図は双眼観察光学システ
ムの立体観察視野を示す図、 第17図は本発明に係る載物台装置の第2実施例の構成を
示す平面図、 第18図は第2実施例の載物台装置に利用したローラー組
立体の構成を示す、一部切り欠いた側面図、 第19図は第2実施例の載物台装置に利用したローラー組
立体の構成を載置テーブルとの関係と共に示す側面図、 第20図は第2実施例の載物台装置の電気回路を示すブロ
ック図、 第21図は従来の写真測量用解析装置における双眼観察光
学システムと載物台装置の構成を示す模式図、 第22図は従来の写真測量用解析装置における載物台装置
による測点座標の求め方を説明するための模式図であ
る。 S……基準平面、 17、27、37……ローラー組立体(係合部材)、 10……Y方向フランジ(第1移動部材)、 20……回転用フランジ(第2移動部材)、 30……X方向フランジ(第3移動部材)、 12……Y軸送り雄ネジ、 13……減速ギヤボックス(第1駆動手段)、 14……Y軸駆動モータ、 22……回転用送り雄ネジ、 23a〜23c……ベルト駆動機構(第2駆動手段)、 24……回転用モータ、 32……Y軸送り雄ネジ、 33……減速ギヤボックス(第3駆動手段)、 34……Y軸駆動モータ、 205……第1板状レール、溝(第1の案内部材)、 206……第2板状レール、溝(第2の案内部材)、 2……載置テーブル、 324……演算/制御回路(駆動制御手段)、 A,B……航空写真、 3……双眼観察光学システム(双眼観察光学手段)。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準平面と略垂直な軸線回りに回動可能な
    第1ないし第3の係合部材と; 前記第1係合部材を有し、前記基準平面と略平行な第1
    の方向に沿って移動可能な第1移動部材と; 前記第2係合部材を有し、前記基準平面と前記第1方向
    のそれぞれに略平行な第2の方向に沿って移動可能で、
    かつ、前記第1移動部材に設けられた第2移動部材と; 前記第3係合部材を有し、前記基準平面と略平行で前記
    第1方向と略垂直な第3の方向に沿って移動可能な第3
    移動部材と; 前記第1移動部材を移動させるための第1駆動手段と; 前記第2移動部材を移動させるための第2駆動手段と; 前記第3移動部材を移動させるための第3駆動手段と; 前記第1および第2係合部材に前記第3の方向と略平行
    な方向に移動可能に係合された第1の案内部材と、前記
    第1の方向と略平行な方向に移動可能に前記第3係合部
    材に係合された第2の案内部材とを有する載置テーブル
    と から構成されたことを特徴とする載物台装置。
  2. 【請求項2】基準平面と略垂直な軸線回りに回動可能な
    第1ないし第3の係合部材と; 前記第1係合部材を有し、前記基準平面と略平行な第1
    の方向に沿って移動可能な第1移動部材と; 前記第2係合部材を有し、前記基準平面と前記第1方向
    のそれぞれに略平行な第2の方向に沿って移動可能な第
    2移動部材と; 前記第3係合部材を有し、前記基準平面と略平行で前記
    第1方向と略垂直な第3の方向に沿って移動可能な第3
    移動部材と; 前記第1移動部材を移動させるための第1駆動手段と; 前記第2移動部材を移動させるための第2駆動手段と; 前記第3移動部材を移動させるための第3駆動手段と; 前記第1駆動手段と前記第2駆動手段とを同時に、また
    は、前記第2駆動手段を前記第1駆動手段とは独立に駆
    動するように制御する駆動制御手段と; 前記第1および第2係合部材に前記第3の方向と略平行
    な方向に移動可能に係合された第1の案内部材と、前記
    第1の方向と略平行な方向に移動可能に前記第3係合部
    材に係合された第2の案内部材とを有する載置テーブル
    と から構成されたことを特徴とする載物台装置。
  3. 【請求項3】載置テーブル上に少なくとも2本の被観察
    航空写真を載置し、前記載置テーブルを移動させ、かつ
    その移動量を測定する載置台装置と、前記航空写真を立
    体観察するための双眼観察光学手段とを有し、前記航空
    写真の測点の座標を測定する写真測量用解析装置におい
    て; 前記載置台装置は、 基準平面と略垂直な軸線回りに回動可能な第1ないし第
    3の係合部材と、 前記第1係合部材を有し、前記基準平面と略平行な第1
    の方向に沿って移動可能な第1移動部材と、 前記第2係合部材を有し、前記基準平面と前記第1方向
    のそれぞれに略平行な第2の方向に沿って移動可能で、
    かつ、前記第1移動部材に設けられた第2移動部材と; 前記第3係合部材を有し、前記基準平面と略平行で前記
    第1方向と略垂直な第3の方向に沿って移動可能な第3
    移動部材と、 前記第1移動部材を移動させるための第1駆動手段と、 前記第2移動部材を移動させるための第2駆動手段と、 前記第3移動部材を移動させるための第3駆動手段と を有し; 前記載置テーブルは、前記第1および第2係合部材に前
    記第3の方向と略平行な方向に移動可能に係合された第
    1の案内部材と、前記第1の方向と略平行な方向に移動
    可能に前記第3係合部材に係合された第2の案内部材と
    を有することを特徴とする写真測量用解析装置。
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