JP2820927B2 - 緊急通報用ラジオ放送割り込み送信システム及びこれに使用するワイヤレスマイク - Google Patents

緊急通報用ラジオ放送割り込み送信システム及びこれに使用するワイヤレスマイク

Info

Publication number
JP2820927B2
JP2820927B2 JP29176296A JP29176296A JP2820927B2 JP 2820927 B2 JP2820927 B2 JP 2820927B2 JP 29176296 A JP29176296 A JP 29176296A JP 29176296 A JP29176296 A JP 29176296A JP 2820927 B2 JP2820927 B2 JP 2820927B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio broadcast
transmission system
emergency
emergency call
wireless microphone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29176296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10134298A (ja
Inventor
源二郎 大内
孚彦 秋永
一幸 尾形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Electronics Services Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Electronics Services Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Electronics Services Co Ltd filed Critical Hitachi Electronics Services Co Ltd
Priority to JP29176296A priority Critical patent/JP2820927B2/ja
Publication of JPH10134298A publication Critical patent/JPH10134298A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2820927B2 publication Critical patent/JP2820927B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、緊急時に付近に
存在するラジオ放送等を受信している自動車の運転者等
に危険等の情報をローカルに通知するシステム及びその
システムで使用されるワイヤレスマイクに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、緊急時に、付近
を走行する自動車の運転者等へ外部から交通情報等の緊
急情報を通報する手段は各種知られており、例えば、大
音量のラウドスピーカで伝えたり、図3に示すような、
手信号や看板、呼び子等の表示手段を使用することがあ
り、そして広域な場合は公共的な電光表示盤やラジオの
交通情報等が利用されていた。しかし、大音量のラウド
スピーカでは騒音の激しい所ではそれに負けないように
さらに大音量を必要とせざるを得ず、騒音問題を生じか
ねない。また、表示手段を利用するものは、運転者に注
意を喚起するために、大きな表示道具を用意したり、あ
る程度の人数が必要とされており、準備が大変であっ
た。そして、これらの手段では、具体的内容は伝達でき
ず、また通報内容を変更することも難しかった。広域な
場合は、装置等が大袈裟になり、ローカルな地区で手軽
に使用することは難しかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの従来
の手段に代わるものであり、ローカルな地区でも、ま
た、少人数でも実施可能であり、情報の変更にすぐ対応
することができ、事前の準備も必要としない緊急通報用
ラジオ割り込み送信システムである。
【0004】本発明をより詳しく説明すると、付近を走
行する自動車の運転者等が使用するラジオの中間周波
数、例えば、455kHzのAM変調波、10.7MH
zのFM変調波、を利用して送信する緊急通報用ラジオ
放送割り込み送信システム及びこのシステムで使用され
るワイヤレスマイクである。
【0005】一般に自動車に備え付けのラジオは運転中
多くの車両が受信状態にあり、ラジオ放送を聞きながら
の運転の状況にある。そして、本発明は、これを利用
し、自動車の中で運転者等が何処の放送局を聞いていて
もラジオが受信状況にあれば自動車の外から音声による
緊急情報を伝えることができ、車両内で明瞭度の高い状
態で運転者等へ情報を伝えることが出来る。
【0006】現在のラジオ受信システムは、放送局から
の電波をAM/FMラジオ受信機で受信するものであ
り、そのラジオ受信回路は受信する周波数を中間周波数
に変換し復調する構成になっており、スーパーヘテロダ
インと呼ばれる回路方式になっている。この方式では中
波のAM放送では455kHz、FM放送では10.7
MHzの中間周波数になっており、一般のラジオの場
合、近傍で比較的微弱な(一般のワイヤレスマイク程
度)電波でも、この中間周波数を受信することが可能で
あり、ラジオの電源が入って受信出来る状態であるな
ら、ラジオの選局に関らず、受信者に放送局とは別の情
報を受信させることが可能である。
【0007】本発明はこのことを利用するものであり、
放送局をAM/FMラジオ受信機が受信状態のときに、
割り込んで、ラジオ受信者に外部より緊急情報を受信さ
せるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の緊急通報用ラジオ割り込
み送信システムの一実施例を以下に示す。図1は本発明
の緊急通報用ラジオ割り込み送信システムの説明図で、
図2は本発明のワイヤレスマイク使用の説明図を示す。
【0009】(実施例1)図面を用いて本発明を説明す
ると、1は放送局、2はAM又はFMラジオ受信機であ
り、受信アンテナ21、MIXER22、OSC23、
455kHz又は10.7MHzの中間周波増幅24、
検波25、電力増幅26、スピーカ27等から構成され
る。3は緊急通報用送信機で、送信マイク31、AM/
FM変調器32、455kHzAM送信機33、10.
7MHzFM送信機34、ジュプレクサ35、送信アン
テナ36等から構成される。そして、送信アンテナ36
からの電波は浮遊容量を介してAM又はFMラジオ受信
機2の中間周波増幅24へ直接入ることができる。
【0010】そして、緊急時に付近の自動車の運転者等
に、外部から情報を通知する必要が生じたとき、情報発
信者は、ワイヤレスマイク等の緊急通報用送信機3を用
意し、送信マイク31から「危ないので、注意して下さ
い。」等の緊急情報を入れると、AM/FM変調器3
2、AM又はFM送信機33,34、ジュプレクサ35
等を介し、送信アンテナ36から緊急情報の電波が送信
される。付近を走行中の自動車の運転者等がラジオを使
用して受信していると、そのラジオがこの緊急情報の電
波を自動的に受信し、中間周波増幅24、検波25、電
力増幅26を介してスピーカから「危ないので、注意し
て下さい。」等の緊急情報を音声によって伝えることが
でき、車両内で明瞭度の高い状態で運転者等に正確に知
らせることができる。
【0011】緊急情報の電波は、比較的微弱な(一般の
ワイヤレスマイク程度)でも受信することは可能であ
る。また、使用する中間周波数は中波のAM放送の45
5kHz、FM放送のMHzのいずれか一方でも良い
し、両方の中間周波数を使用することでも良い。
【0012】自動車に搭載される機器はラジオ以外でも
受信可能なものならば使用することができ、また、自動
車以外の輸送機器等でも良いのは当然である。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ローカルな地区で使用
可能であり、少人数で実施することができ、緊急情報の
変更にすぐ対応することができ、事前の準備も必要とし
ない。そして、自動車の中で運転手等が何処の放送局を
聞いていてもラジオが受信状況にあれば自動車の外から
音声による緊急情報を伝えることができ、車両内で明瞭
度の高い状態で運転者等へ情報を伝えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の緊急通報用ラジオ放送割り込み送信シ
ステムの説明図。
【図2】本発明の緊急通報用ラジオ放送割り込み送信シ
ステムで使用するワイヤレスマイク使用の説明図。
【図3】従来の緊急通報手段の説明図。
【符号の説明】
1 放送局 2 AM又はFMラジオ受信機 21 受信アンテナ 22 MIXER 23 OSC 24 455kHz又は10.7MHzの中間周波増幅 25 検波 26 電力増幅 27 スピーカ 3 緊急通報用送信機 31 送信マイク 32 AM/FM変調器 33 455kHzAM送信機 34 10.7MHzFM送信機 35 ジュプレクサ 36 送信アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−113899(JP,U) 実開 昭60−43042(JP,U) 実開 昭63−114528(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08G 1/00 - 1/16 H04B 1/00 - 1/76

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 付近を走行する自動車の運転者等が受信
    するラジオ放送へ割り込んで、外部から交通情報等の緊
    急情報を通報するシステムであって、自動車の運転者等
    が使用するラジオの中間周波数を利用する送信手段を有
    する、緊急通報用ラジオ放送割り込み送信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の緊急通報用ラジオ放送割
    り込み送信システムに使用され、周波数455kHzの
    AM変調波を送信することができる、緊急通報用AMラ
    ジオ放送割り込みワイヤレスマイク。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の緊急通報用ラジオ放送割
    り込み送信システムに使用され、周波数10.7MHz
    のFM変調波を送信することができる、緊急通報用FM
    ラジオ放送割り込みワイヤレスマイク。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の緊急通報用ラジオ放送割
    り込み送信システムに使用され、請求項2及び3記載の
    変調波の両方を送信することができる、緊急通報用ラジ
    オ放送割り込みワイヤレスマイク。
JP29176296A 1996-11-01 1996-11-01 緊急通報用ラジオ放送割り込み送信システム及びこれに使用するワイヤレスマイク Expired - Fee Related JP2820927B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29176296A JP2820927B2 (ja) 1996-11-01 1996-11-01 緊急通報用ラジオ放送割り込み送信システム及びこれに使用するワイヤレスマイク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29176296A JP2820927B2 (ja) 1996-11-01 1996-11-01 緊急通報用ラジオ放送割り込み送信システム及びこれに使用するワイヤレスマイク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10134298A JPH10134298A (ja) 1998-05-22
JP2820927B2 true JP2820927B2 (ja) 1998-11-05

Family

ID=17773098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29176296A Expired - Fee Related JP2820927B2 (ja) 1996-11-01 1996-11-01 緊急通報用ラジオ放送割り込み送信システム及びこれに使用するワイヤレスマイク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2820927B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10134298A (ja) 1998-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4238778A (en) System for warning the approach of an emergency vehicle
US5572201A (en) Alerting device and system for abnormal situations
US4443790A (en) Broadcast band siren alarm transmitter system for vehicles
US5757284A (en) Emergency vehicle warning system and method
US5541980A (en) Cordless telephone/radio-monitoring system
US20040189490A1 (en) Multiple emergency vehicle alert system
JP2820927B2 (ja) 緊急通報用ラジオ放送割り込み送信システム及びこれに使用するワイヤレスマイク
JP2011215712A (ja) 緊急車両報知システム、緊急車両報知システムの受信装置及び緊急車両報知システムの送信装置
JPH1198559A (ja) 電話機の使用報知装置
US3739283A (en) Method of communicating warning information via the intermediate frequency of a superheterodyne radio and/or television receiver
JPH10283573A (ja) 緊急電波発信装置付き緊急車両、緊急電波受信装置付き車両及び緊急電波受信装置付き電子機器
CA2299792A1 (en) Dual-mode transmitter
WO1999030303A1 (en) System for warning of traffic incidents
DE19521817C2 (de) Sende- und Empfangsvorrichtung für Straßenfahrzeuge zur Erkennung von Warnsignalen von Einsatzfahrzeugen
KR200179043Y1 (ko) 수신방송 자동추적기능을 가지는 자동차용 라디오수신기
KR100338054B1 (ko) 운전자 이동전화 통화상태 경보등 점등장치
JP2602453Y2 (ja) 無線機
JPH10336048A (ja) 緊急時報知装置
JPS6244603Y2 (ja)
JPS6027080B2 (ja) 警報システム
JP3064887U (ja) 外界装置と共有の出力システムを具備した自動車音響装置
JPH09267705A (ja) 緊急車両接近報知装置
KR19980065852U (ko) 차량용 근거리 무선통신 장치
CN1306695A (zh) 无线电接收机的控制装置
JP2003051092A (ja) 受信距離制限回路付き受信機及び危険防止警告発信器

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees