JP2820405B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、原稿等から読み取られた画像を通信回線を
使って送信先ファクシミリ端末へ送るファクシミリ装置
に関する。 従来の技術 従来のこの種のファクシミリ装置は、原稿等からの読
取画像を公衆電話回線などの通信回線を介して送信先フ
ァクシミリ端末へ送る機能に加えて、たとえば次のよう
な機能を有するものが提案されている。 すなわち、 (1) 複数の送信先ファクシミリ端末について1端末
ごとに1つずつの割合で宛先名データをあらかじめ記憶
する宛先名記憶手段と、原稿等からの読取画像を記憶す
る画像記憶手段を有し、同一内容の読取画像を複数の送
信先ファクシミリ端末へ送るとともに、送信先端末ごと
にそれぞれ固有の宛先名を付すようにしたもの(例え
ば、特開昭62−57358号公報)、 (2) 発信元名を記憶した記憶手段をカセット形式で
有し、カセットごとに固有の発信元名を付すようにした
もの(例えば、特開昭61−101162号公報)、 (3) メッセージ等を入力する操作部と、入力された
メッセージを記憶する記憶手段とを有し、読取画像が送
信されている間に入力された任意のメッセージを読取画
像の後に追加送信するようにしたもの(例えば、特開昭
61−43868号公報)などがある。 発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる構成によれば、1台の送信先ファクシ
ミリ端末あるいは発信元ファクシミリ装置が共同利用さ
れているような場合に、送信された画像文書が共同利用
者の中の誰に送られたのか、あるいは共同利用者の中の
誰から発信されたのかがはっきしないことがあり、この
ため画像を送信する度に、共同利用者の中の宛先あるい
は発信元を送信原稿に手書きしなければならない面倒が
生じる、という問題があった。 上述の問題は以下の理由で生じる。 すなわち、上記(1)のものでは、同一内容の読取画
像を複数の送信先ファクシミリ端末へ送る場合に、送信
先端末ごとに固有の宛先名を画像文書に付すことはでき
るが、1つの送信先端末に対して複数の宛先名を使い分
ける機能は備えていない。また、複数の発信元名を使い
分ける機能も備えていない。このため、送信先ファクシ
ミリ端末あるいは発信元ファクシミリ装置のいずれかが
共同利用形態にある場合には、送られた画像文書の宛先
あるいは発信元がはっきりしないという不便が生じる。 上記(2)のものでは、カセットを交換することによ
って複数の発信元名を使い分けることができるので、送
信元ファクシミリ装置が共同利用形態にあっても、発信
元だけは明示することができる。しかし、共同利用者の
それぞれが個別のカセットを常備しなければならなくな
るため、紛失などに備えてのカセット管理が煩わしい、
といったような別の問題が生じる。また、宛先名につい
ては、共同利用形態にある送信先ファクシミリ端末に対
して利用者別の宛先を指定することができないという不
便がある。 上記(3)のものでは、画像文書にメッセージを付す
ことはできるが、宛先名および発信元名を付すことは簡
単にできない。この場合、メッセージの中に宛先名と発
信元名を入れることができるが、そのメッセージは送信
を行う度に入力しなければならないため、非常に面倒で
ある。また、送信する読取画像の情報量が少なくて送信
が短時間で済む場合にも、宛先名と発信元名をメッセー
ジとして入力するのに手間取って、通信回線の使用時間
が長くなってしまうという無駄が生じやすい。 本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、送
信先のファクシミリ端末が共同利用されている場合であ
っても、手間や時間をかけることなく、宛先名を明確に
した画像の送信を行うことができるファクシミリ装置を
提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 本発明は上述の目的を達成するために、複数の宛先の
電話番号を記憶するとともに各電話番号毎に複数の宛先
名を記憶する第1の記憶手段と、発信元名を記憶する第
2の記憶手段と、原稿を送信すべき宛先に対応する電話
番号が指定されたときに、この電話番号に対応する複数
の宛先名を前記第1の記憶手段から読み出して表示する
表示手段と、表示された複数の宛先名から所望の宛先名
を選択する選択手段と、指定された電話番号に対応する
宛先に選択された宛先名及び前記発信元名を原稿ととも
に送信する送信制御手段とを備えたものである。 作用 本発明は上述の構成によって、複数の候補データから
の目的の候補データを表示を見ながら選択するという単
純な操作によって、必要な宛先名を設定し、これを所定
書式の文書画像に変換して送信先ファクシミリ端末へ送
ることができるために送信先のファクシミリ端末が共同
利用の形態であっても、手間や時間をかけることなく、
宛先名を明確にした画像の送信を行うことが可能とな
る。 実施例 第1図は本発明の一実施例によるファクシミリ装置の
概略構成を示すものであって、Lは通信回線としての公
衆電話回線、1は回線制御部(NCU)、2はモデム(変
復調器)、3は原稿31の画像を読み取る画像読取部(ス
キャナー)、4は受信画像Prを記録紙41にハードコピー
して文書化する画像記録部、5は複数の発信元名データ
Daをあらかじめ記憶する第1の記憶手段、6は複数の送
信先ファクシミリ端末について各端末ごとに複数の宛先
名データDbをあらかじめ記憶する第2の記憶手段、7は
複数のメッセージデータDcをあらかじめ記憶する第3の
記憶手段、8は書式や敬称などの固定データDdを記憶し
た第4の記憶部、9はキーボード形式の操作部、10は液
晶表示器などを用いて構成された表示部、11は文字コー
ドを表すデータを画像を表すデータに変換する情報変換
部、12は文字等のパターンをコードで検索可能に記憶し
たフォントROM、13はマイクロ・コンピュータなどによ
って各部の動作を集中的に制御する制御部である。 ここで、第1,第2,第3の各記憶部5,6,7はそれぞれバ
ッテリでバックアップされるS−RAM(スタチック型RA
M)を用いて構成され、操作部9によってあらかじめ入
力されたデータを文字コードの形式で随時読出可能に記
憶する。また、第4の記憶部8はROMを用いて構成され
る。 第2図は第1の記憶部5の記憶フォーマット内容の一
部を例示したものである。同図に示すように、第1の記
憶部5は複数の発信元名データDaを任意に読出可能な状
態で記憶する。 第3図は第2の記憶部6の記憶フォーマット内容の一
部を例示したものである。同図に示すように、第2の記
憶部6は宛先名データDbを登録番号および電話番号とと
もに記憶する。この場合、電話番号は登録番号によって
検索されるように記憶される。また、登録番号と電話番
号は1対1の関係で対応するように記憶されるようにな
っている。一方、宛先名データDbは、1つの登録番号に
対して複数が記憶されるようになっている。つまり、第
2の記憶部6は、1組の登録番号と電話番号に対して複
数の宛先名を任意に読出可能な状態で記憶する。 第4図は第3の記憶部7の記憶フォーマット内容の一
部を例示したものである。同図に示すように、第3の記
憶部7は複数のメッセージデータDcを任意に読出可能な
状態で記憶する。 第5図は操作部9および表示部10の構成例を示す。 同図において、操作部9と表示部10はファクシミリ装
置のコンソール部13に集中的に配置されている。 操作部9には、データ選択操作用のキー91,92,93,94,
送信操作用のキー95、およびデータ入力用のキーボード
部96が設けられている。 データ選択用キー91〜94は、上記記憶部5,6,7にあら
かじめ記憶されたデータDa,Db,Dcの選択を行うための入
力操作が行われる操作部となっている。 データ入力用キーボード部96は、図示を省略するが、
上記記憶部5,6,7に記憶される各種データDa,Db,Dcおよ
び登録番号と電話番号の入力操作を行えるように構成さ
れている。なお、電話回線Lのオンフックとオフフック
の操作、電話番号の手動によるダイヤル操作なども、上
記キーボード部96によって行われるようになっている。 一方、表示部10は、第5図中にその表示例を示すよう
に、発信元、登録番号、電話番号、宛先名、およびメッ
セージを一覧形式で表示するように構成されている。 第1図に戻って、制御部13には、上記操作部9の操作
入力に基づいて第1,第2,第3の各記憶部5,6,7に記憶さ
れたデータDa,Db,Dcをそれぞれに選択する選択手段の機
能が内蔵されている。この制御部13に内蔵された選択手
段によって選択される候補データおよび選択された確定
データは、上記表示部10に表示させられる。 上記制御部13に内蔵された選択手段によって選択され
たコード形式の確定データDsは、情報変換部11に送ら
れ、そこで所定書式の文書画像Ps2に変換される。 変換された文書画像Ps2は、上記制御部13によって、
上記画像読取部3からの読取画像Ps1とともに、モデム
2および回線制御部1を介して通信回線Lへ送出させら
れるようになっている。 以上のように構成されたファクシミリ装置について、
以下その動作を説明する。 第6図は上述したファクシミリ装置の動作順序の一例
を示す。 同図に従って説明すると、まず、操作部9によって、
送信先ファクシミリ端末を設定する操作を行う。この設
定は、送信先端末の電話番号あるいは登録番号を入力す
ることにより行われる。 次に、発信元名の選択を行う。この選択は、例えば操
作部9の前候補キー92と次候補キー93を操作することに
よって、あらかじめ記憶された複数の発信元名を表示部
に交代で表示させ、目的とする発信元名が表示されたと
ころで選択キー84を操作することにより行われる。 続いて、宛先名の選択を行う。この選択も、前回と同
様、操作部9の前候補キー92と次候補キー93を操作する
ことによって、あらかじめ記憶された複数の宛先名を表
示部に交代で表示させ、目的とする宛先名が表示された
ところで選択キー94を操作することにより行われる。こ
の場合、第5図に示した例では、宛先名として「経理
課」と「総務課」の2つが選択されている。 引き続いてメッセージの選択を行う。この選択も、前
回と同様の操作により、複数のメッセージから目的のメ
ッセージを指示することにより行われる。 以上のようにして、送信先端末、発信元名、宛先名、
およびメッセージの選択操作が終了したならば、その選
択された内容を表示部10の表示で確認した後、送信キー
95を操作する。これにより、画像読取部3からの読取画
像Ps1とともに、発信元名、宛先名、メッセージを所定
の書式で表した文書画像Ps2を送信することができる。 なお、表示部10の表示によって、選択された内容に誤
りがあった場合には、シフトキー91を操作することによ
って誤りのあった選択箇所へ戻り、そこから選択をやり
直すようにすればよい。 第7図は、送信先ファクシミリ端末にて受信された文
書画像の例を示す。 同図に示すように、送信先端末に送られた文書画像に
は、発信元名、宛先名、メッセージが、日付、時間、発
信枚数などとともに、所定の書式に編集されて表され
る。これにより、送信先のファクシミリ端末あるいは発
信元のファクシミリ装置が共同利用の形態にあっても、
画像の宛先および発信元を明確にすることができる。 なお、上述した実施例では、第1,第2,第3の記憶部5,
6,7にRAMを用いていたが、EP−ROMあるいはEEP−ROMを
用いてもよい。この場合、発信元名、宛先名、メッセー
ジなどのデータは、操作部9からではなく、外部の書込
装置によってROMに書き込むようにしてもよい。 発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、複数の宛
先の電話番号を記憶するとともに各電話番号毎に複数の
宛先名を記憶する第1の記憶手段を備え、原稿を送信す
べき宛先に対応する電話番号が指定されたときに、この
電話番号に対応する複数の宛先名を表示手段に表示させ
て所望の宛先名を選択するようにしたことにより、相手
先ファクシミリ装置が複数の利用者に利用される場合で
あっても簡単に記憶紙に受信者を特定してその名前を表
示することができ、送信毎に送信票を作成する手間を削
減することができる。しかも、宛先に対応する電話番号
の指定に連動させてこの電話番号に対応する宛先名のみ
を表示するために、送信者は無駄な表示命令等の指示を
せずに即座に所望の宛先名を確認して選択することがで
きる。
使って送信先ファクシミリ端末へ送るファクシミリ装置
に関する。 従来の技術 従来のこの種のファクシミリ装置は、原稿等からの読
取画像を公衆電話回線などの通信回線を介して送信先フ
ァクシミリ端末へ送る機能に加えて、たとえば次のよう
な機能を有するものが提案されている。 すなわち、 (1) 複数の送信先ファクシミリ端末について1端末
ごとに1つずつの割合で宛先名データをあらかじめ記憶
する宛先名記憶手段と、原稿等からの読取画像を記憶す
る画像記憶手段を有し、同一内容の読取画像を複数の送
信先ファクシミリ端末へ送るとともに、送信先端末ごと
にそれぞれ固有の宛先名を付すようにしたもの(例え
ば、特開昭62−57358号公報)、 (2) 発信元名を記憶した記憶手段をカセット形式で
有し、カセットごとに固有の発信元名を付すようにした
もの(例えば、特開昭61−101162号公報)、 (3) メッセージ等を入力する操作部と、入力された
メッセージを記憶する記憶手段とを有し、読取画像が送
信されている間に入力された任意のメッセージを読取画
像の後に追加送信するようにしたもの(例えば、特開昭
61−43868号公報)などがある。 発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる構成によれば、1台の送信先ファクシ
ミリ端末あるいは発信元ファクシミリ装置が共同利用さ
れているような場合に、送信された画像文書が共同利用
者の中の誰に送られたのか、あるいは共同利用者の中の
誰から発信されたのかがはっきしないことがあり、この
ため画像を送信する度に、共同利用者の中の宛先あるい
は発信元を送信原稿に手書きしなければならない面倒が
生じる、という問題があった。 上述の問題は以下の理由で生じる。 すなわち、上記(1)のものでは、同一内容の読取画
像を複数の送信先ファクシミリ端末へ送る場合に、送信
先端末ごとに固有の宛先名を画像文書に付すことはでき
るが、1つの送信先端末に対して複数の宛先名を使い分
ける機能は備えていない。また、複数の発信元名を使い
分ける機能も備えていない。このため、送信先ファクシ
ミリ端末あるいは発信元ファクシミリ装置のいずれかが
共同利用形態にある場合には、送られた画像文書の宛先
あるいは発信元がはっきりしないという不便が生じる。 上記(2)のものでは、カセットを交換することによ
って複数の発信元名を使い分けることができるので、送
信元ファクシミリ装置が共同利用形態にあっても、発信
元だけは明示することができる。しかし、共同利用者の
それぞれが個別のカセットを常備しなければならなくな
るため、紛失などに備えてのカセット管理が煩わしい、
といったような別の問題が生じる。また、宛先名につい
ては、共同利用形態にある送信先ファクシミリ端末に対
して利用者別の宛先を指定することができないという不
便がある。 上記(3)のものでは、画像文書にメッセージを付す
ことはできるが、宛先名および発信元名を付すことは簡
単にできない。この場合、メッセージの中に宛先名と発
信元名を入れることができるが、そのメッセージは送信
を行う度に入力しなければならないため、非常に面倒で
ある。また、送信する読取画像の情報量が少なくて送信
が短時間で済む場合にも、宛先名と発信元名をメッセー
ジとして入力するのに手間取って、通信回線の使用時間
が長くなってしまうという無駄が生じやすい。 本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、送
信先のファクシミリ端末が共同利用されている場合であ
っても、手間や時間をかけることなく、宛先名を明確に
した画像の送信を行うことができるファクシミリ装置を
提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 本発明は上述の目的を達成するために、複数の宛先の
電話番号を記憶するとともに各電話番号毎に複数の宛先
名を記憶する第1の記憶手段と、発信元名を記憶する第
2の記憶手段と、原稿を送信すべき宛先に対応する電話
番号が指定されたときに、この電話番号に対応する複数
の宛先名を前記第1の記憶手段から読み出して表示する
表示手段と、表示された複数の宛先名から所望の宛先名
を選択する選択手段と、指定された電話番号に対応する
宛先に選択された宛先名及び前記発信元名を原稿ととも
に送信する送信制御手段とを備えたものである。 作用 本発明は上述の構成によって、複数の候補データから
の目的の候補データを表示を見ながら選択するという単
純な操作によって、必要な宛先名を設定し、これを所定
書式の文書画像に変換して送信先ファクシミリ端末へ送
ることができるために送信先のファクシミリ端末が共同
利用の形態であっても、手間や時間をかけることなく、
宛先名を明確にした画像の送信を行うことが可能とな
る。 実施例 第1図は本発明の一実施例によるファクシミリ装置の
概略構成を示すものであって、Lは通信回線としての公
衆電話回線、1は回線制御部(NCU)、2はモデム(変
復調器)、3は原稿31の画像を読み取る画像読取部(ス
キャナー)、4は受信画像Prを記録紙41にハードコピー
して文書化する画像記録部、5は複数の発信元名データ
Daをあらかじめ記憶する第1の記憶手段、6は複数の送
信先ファクシミリ端末について各端末ごとに複数の宛先
名データDbをあらかじめ記憶する第2の記憶手段、7は
複数のメッセージデータDcをあらかじめ記憶する第3の
記憶手段、8は書式や敬称などの固定データDdを記憶し
た第4の記憶部、9はキーボード形式の操作部、10は液
晶表示器などを用いて構成された表示部、11は文字コー
ドを表すデータを画像を表すデータに変換する情報変換
部、12は文字等のパターンをコードで検索可能に記憶し
たフォントROM、13はマイクロ・コンピュータなどによ
って各部の動作を集中的に制御する制御部である。 ここで、第1,第2,第3の各記憶部5,6,7はそれぞれバ
ッテリでバックアップされるS−RAM(スタチック型RA
M)を用いて構成され、操作部9によってあらかじめ入
力されたデータを文字コードの形式で随時読出可能に記
憶する。また、第4の記憶部8はROMを用いて構成され
る。 第2図は第1の記憶部5の記憶フォーマット内容の一
部を例示したものである。同図に示すように、第1の記
憶部5は複数の発信元名データDaを任意に読出可能な状
態で記憶する。 第3図は第2の記憶部6の記憶フォーマット内容の一
部を例示したものである。同図に示すように、第2の記
憶部6は宛先名データDbを登録番号および電話番号とと
もに記憶する。この場合、電話番号は登録番号によって
検索されるように記憶される。また、登録番号と電話番
号は1対1の関係で対応するように記憶されるようにな
っている。一方、宛先名データDbは、1つの登録番号に
対して複数が記憶されるようになっている。つまり、第
2の記憶部6は、1組の登録番号と電話番号に対して複
数の宛先名を任意に読出可能な状態で記憶する。 第4図は第3の記憶部7の記憶フォーマット内容の一
部を例示したものである。同図に示すように、第3の記
憶部7は複数のメッセージデータDcを任意に読出可能な
状態で記憶する。 第5図は操作部9および表示部10の構成例を示す。 同図において、操作部9と表示部10はファクシミリ装
置のコンソール部13に集中的に配置されている。 操作部9には、データ選択操作用のキー91,92,93,94,
送信操作用のキー95、およびデータ入力用のキーボード
部96が設けられている。 データ選択用キー91〜94は、上記記憶部5,6,7にあら
かじめ記憶されたデータDa,Db,Dcの選択を行うための入
力操作が行われる操作部となっている。 データ入力用キーボード部96は、図示を省略するが、
上記記憶部5,6,7に記憶される各種データDa,Db,Dcおよ
び登録番号と電話番号の入力操作を行えるように構成さ
れている。なお、電話回線Lのオンフックとオフフック
の操作、電話番号の手動によるダイヤル操作なども、上
記キーボード部96によって行われるようになっている。 一方、表示部10は、第5図中にその表示例を示すよう
に、発信元、登録番号、電話番号、宛先名、およびメッ
セージを一覧形式で表示するように構成されている。 第1図に戻って、制御部13には、上記操作部9の操作
入力に基づいて第1,第2,第3の各記憶部5,6,7に記憶さ
れたデータDa,Db,Dcをそれぞれに選択する選択手段の機
能が内蔵されている。この制御部13に内蔵された選択手
段によって選択される候補データおよび選択された確定
データは、上記表示部10に表示させられる。 上記制御部13に内蔵された選択手段によって選択され
たコード形式の確定データDsは、情報変換部11に送ら
れ、そこで所定書式の文書画像Ps2に変換される。 変換された文書画像Ps2は、上記制御部13によって、
上記画像読取部3からの読取画像Ps1とともに、モデム
2および回線制御部1を介して通信回線Lへ送出させら
れるようになっている。 以上のように構成されたファクシミリ装置について、
以下その動作を説明する。 第6図は上述したファクシミリ装置の動作順序の一例
を示す。 同図に従って説明すると、まず、操作部9によって、
送信先ファクシミリ端末を設定する操作を行う。この設
定は、送信先端末の電話番号あるいは登録番号を入力す
ることにより行われる。 次に、発信元名の選択を行う。この選択は、例えば操
作部9の前候補キー92と次候補キー93を操作することに
よって、あらかじめ記憶された複数の発信元名を表示部
に交代で表示させ、目的とする発信元名が表示されたと
ころで選択キー84を操作することにより行われる。 続いて、宛先名の選択を行う。この選択も、前回と同
様、操作部9の前候補キー92と次候補キー93を操作する
ことによって、あらかじめ記憶された複数の宛先名を表
示部に交代で表示させ、目的とする宛先名が表示された
ところで選択キー94を操作することにより行われる。こ
の場合、第5図に示した例では、宛先名として「経理
課」と「総務課」の2つが選択されている。 引き続いてメッセージの選択を行う。この選択も、前
回と同様の操作により、複数のメッセージから目的のメ
ッセージを指示することにより行われる。 以上のようにして、送信先端末、発信元名、宛先名、
およびメッセージの選択操作が終了したならば、その選
択された内容を表示部10の表示で確認した後、送信キー
95を操作する。これにより、画像読取部3からの読取画
像Ps1とともに、発信元名、宛先名、メッセージを所定
の書式で表した文書画像Ps2を送信することができる。 なお、表示部10の表示によって、選択された内容に誤
りがあった場合には、シフトキー91を操作することによ
って誤りのあった選択箇所へ戻り、そこから選択をやり
直すようにすればよい。 第7図は、送信先ファクシミリ端末にて受信された文
書画像の例を示す。 同図に示すように、送信先端末に送られた文書画像に
は、発信元名、宛先名、メッセージが、日付、時間、発
信枚数などとともに、所定の書式に編集されて表され
る。これにより、送信先のファクシミリ端末あるいは発
信元のファクシミリ装置が共同利用の形態にあっても、
画像の宛先および発信元を明確にすることができる。 なお、上述した実施例では、第1,第2,第3の記憶部5,
6,7にRAMを用いていたが、EP−ROMあるいはEEP−ROMを
用いてもよい。この場合、発信元名、宛先名、メッセー
ジなどのデータは、操作部9からではなく、外部の書込
装置によってROMに書き込むようにしてもよい。 発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、複数の宛
先の電話番号を記憶するとともに各電話番号毎に複数の
宛先名を記憶する第1の記憶手段を備え、原稿を送信す
べき宛先に対応する電話番号が指定されたときに、この
電話番号に対応する複数の宛先名を表示手段に表示させ
て所望の宛先名を選択するようにしたことにより、相手
先ファクシミリ装置が複数の利用者に利用される場合で
あっても簡単に記憶紙に受信者を特定してその名前を表
示することができ、送信毎に送信票を作成する手間を削
減することができる。しかも、宛先に対応する電話番号
の指定に連動させてこの電話番号に対応する宛先名のみ
を表示するために、送信者は無駄な表示命令等の指示を
せずに即座に所望の宛先名を確認して選択することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の概
略構成図、第2図は同装置内に設けられた第1の記憶部
の記憶フォーマット内容を例示する図、第3図は同装置
内に設けられた第2の記憶部の記憶フォーマット内容を
例示する図、第4図は同装置内に設けられた第3の記憶
部の記憶フォーマット内容を例示する図、第5図は操作
部および表示部の構成例を示す平面図、第6図は動作順
序の一例を示すフローチャート、第7図は送信先ファク
シミリ端末に送られた文書画像の一例を示す図である。 L……通信回線(公衆電話回線)、1……回線制御部
(NCU)、2……モデム、3……画像読取部、4……画
像記録部、5……第1の記憶部(発信元名)、6……第
2の記憶部(宛先名)、7……第3の記憶部(メッセー
ジ)、8……第4の記憶部(固定データ)、9……操作
部、10……表示部、11……情報変換部、12……フォント
ROM、13……データ選択手段を含む制御部、Ps1……読取
画像、Ps2……文書画像。
略構成図、第2図は同装置内に設けられた第1の記憶部
の記憶フォーマット内容を例示する図、第3図は同装置
内に設けられた第2の記憶部の記憶フォーマット内容を
例示する図、第4図は同装置内に設けられた第3の記憶
部の記憶フォーマット内容を例示する図、第5図は操作
部および表示部の構成例を示す平面図、第6図は動作順
序の一例を示すフローチャート、第7図は送信先ファク
シミリ端末に送られた文書画像の一例を示す図である。 L……通信回線(公衆電話回線)、1……回線制御部
(NCU)、2……モデム、3……画像読取部、4……画
像記録部、5……第1の記憶部(発信元名)、6……第
2の記憶部(宛先名)、7……第3の記憶部(メッセー
ジ)、8……第4の記憶部(固定データ)、9……操作
部、10……表示部、11……情報変換部、12……フォント
ROM、13……データ選択手段を含む制御部、Ps1……読取
画像、Ps2……文書画像。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.複数の宛先の電話番号を記憶するとともに各電話番
号毎に複数の宛先名を記憶する第1の記憶手段と、発信
元名を記憶する第2の記憶手段と、原稿を送信すべき宛
先に対応する電話番号が指定されたときに、この電話番
号に対応する複数の宛先名を前記第1の記憶手段から読
み出して表示する表示手段と、表示された複数の宛先名
から所望の宛先名を選択する選択手段と、指定された電
話番号に対応する宛先に選択された宛先名及び前記発信
元名を原稿とともに送信する送信制御手段とを具備した
ファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62284547A JP2820405B2 (ja) | 1987-11-11 | 1987-11-11 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62284547A JP2820405B2 (ja) | 1987-11-11 | 1987-11-11 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH01126069A JPH01126069A (ja) | 1989-05-18 |
JP2820405B2 true JP2820405B2 (ja) | 1998-11-05 |
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ID=17679864
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2820405B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS62216464A (ja) * | 1986-03-17 | 1987-09-24 | Nec Corp | フアクシミリ送信機 |
-
1987
- 1987-11-11 JP JP62284547A patent/JP2820405B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01126069A (ja) | 1989-05-18 |
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