JP2820291B2 - エアバッグ装置を備えたステアリングホイール - Google Patents
エアバッグ装置を備えたステアリングホイールInfo
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Description
本発明は、エアバッグ装置を備えたステアリングホイ
ールに関する。
ールに関する。
（１）パッド部下部にエアバッグ装置を収納したステア
リングホイールが提供されている。 エアバッグ装置は、作動時にパッド部の上面を切断し
て２つに分割し、該分割部より、エアバッグを上方へ拡
げる装置である。 （２）エアバッグ装置を備え、該エアバッグ装置のリテ
ーナ側壁に、ホーンスイッチ取着したステアリングホイ
ールが提案されている（特開昭62−141559号公報）。 （３）パッド部上面の内層部に、平面状のメンブレンス
イッチをインサート成形したステアリングホイールが提
案されている。
リングホイールが提供されている。 エアバッグ装置は、作動時にパッド部の上面を切断し
て２つに分割し、該分割部より、エアバッグを上方へ拡
げる装置である。 （２）エアバッグ装置を備え、該エアバッグ装置のリテ
ーナ側壁に、ホーンスイッチ取着したステアリングホイ
ールが提案されている（特開昭62−141559号公報）。 （３）パッド部上面の内層部に、平面状のメンブレンス
イッチをインサート成形したステアリングホイールが提
案されている。
エアバッグ装置、及びメンブレンスイッチの両者をス
テアリングホイールに具備せしめる場合には、下記の点
が問題となる。 エアバッグ装置は、前述のように、作動時に於いてパ
ッド部を２分割する。このため、パッド部に組み込まれ
るべきメンブレンスイッチも、上記分割部の両側にそれ
ぞれ必要となる。 このため、各メンブレンスイッチについての配線がそ
れぞれ必要であり、複雑となる。 また、配線は、パッド部の組み付け、又は修理時の取
り外しを容易に行い得るものでなければならない。 従来、かかる要請を満たす配線を行い得る適当な方法
はなかった。 本発明は、かかる問題点の解決を企図するものであ
る。
テアリングホイールに具備せしめる場合には、下記の点
が問題となる。 エアバッグ装置は、前述のように、作動時に於いてパ
ッド部を２分割する。このため、パッド部に組み込まれ
るべきメンブレンスイッチも、上記分割部の両側にそれ
ぞれ必要となる。 このため、各メンブレンスイッチについての配線がそ
れぞれ必要であり、複雑となる。 また、配線は、パッド部の組み付け、又は修理時の取
り外しを容易に行い得るものでなければならない。 従来、かかる要請を満たす配線を行い得る適当な方法
はなかった。 本発明は、かかる問題点の解決を企図するものであ
る。
上述の課題を解決するべく、本発明は、エアバッグ装
置を有するステアリングホイールに、 パッド部上面内層部にインサート成形された２つのメ
ンブレンスイッチと、エアバッグ装置を車体側に固着す
る導電性の支持部材と、パッド部の側壁内部にインサー
ト成形されて下端部の露出部に貫通孔の形成された補強
用のコア部材と、各メンブレンスイッチのアース電極か
らコア部材の外側壁に沿って前記貫通孔の位置まで延設
されたアース電極端子と、前記貫通孔の位置でコア部材
を支持部材に固着するとともにアース電極端子を支持部
材に電気的に接続する導電性の固着部材と、コア部材の
外側壁に沿って配置されて２つのメンブレンスイッチの
信号電極から延設された信号電極端子を接続する接続線
と、一方のメンブレンスイッチの信号電極からコア部材
の外側壁に沿って前記露出部まで延設された接続用端子
とを具備せしめたものである。
置を有するステアリングホイールに、 パッド部上面内層部にインサート成形された２つのメ
ンブレンスイッチと、エアバッグ装置を車体側に固着す
る導電性の支持部材と、パッド部の側壁内部にインサー
ト成形されて下端部の露出部に貫通孔の形成された補強
用のコア部材と、各メンブレンスイッチのアース電極か
らコア部材の外側壁に沿って前記貫通孔の位置まで延設
されたアース電極端子と、前記貫通孔の位置でコア部材
を支持部材に固着するとともにアース電極端子を支持部
材に電気的に接続する導電性の固着部材と、コア部材の
外側壁に沿って配置されて２つのメンブレンスイッチの
信号電極から延設された信号電極端子を接続する接続線
と、一方のメンブレンスイッチの信号電極からコア部材
の外側壁に沿って前記露出部まで延設された接続用端子
とを具備せしめたものである。
コア部材を支持部材に固着する際に、メンブレンスイ
ッチから延設されたアース電極端子は、貫通孔に挿入さ
れる導電性の固着部材を介して支持部材に電気的に接続
される。これにより、車体側へのアースが行われる。換
言すれば、パッド部を支持部材に固定することによっ
て、アースが行われる。 また、２つのメンブレンスイッチの各信号電極は、コ
ア部材の外側壁に沿って配置されたリード線によって接
続されているとともに、一方のメンブレンスイッチの信
号電極からは、コア部材が露出されている下端部まで、
接続用端子が延設されている。該接続用端子は露出され
ており、容易に外部からコネクタを接続することができ
る。
ッチから延設されたアース電極端子は、貫通孔に挿入さ
れる導電性の固着部材を介して支持部材に電気的に接続
される。これにより、車体側へのアースが行われる。換
言すれば、パッド部を支持部材に固定することによっ
て、アースが行われる。 また、２つのメンブレンスイッチの各信号電極は、コ
ア部材の外側壁に沿って配置されたリード線によって接
続されているとともに、一方のメンブレンスイッチの信
号電極からは、コア部材が露出されている下端部まで、
接続用端子が延設されている。該接続用端子は露出され
ており、容易に外部からコネクタを接続することができ
る。
以下、本発明の実施例を説明する。 （１）ステアリングホイールの全体的構成 第２図は本ステアリングホイールの外観を示す平面図
であり、第１図はパッド部２の縦断面を示す図である。 第２図図示のように、本実施例のステアリングホイー
ル１は、中央のパッド部２と、該パッド部２を固設する
スポーク３と、該スポーク３と一体であるリング４とか
ら構成される。また、パッド部２には、エアバッグ作動
時に切断される薄肉部25が形成されている。 第１図図示のように、パッド部２は、略直方体形の容
器形状を成し、その内部空間20には、エアバッグ５が折
り畳まれて収納されている。 パッド部２は、アルミニウム製のコア部材21をインサ
ートとする発泡ウレタンホームで形成され、コア部材21
の下部は、環状の２重壁構造とされている。該２重壁構
造により、下方に開放された挿着溝38が形成され、該挿
着溝38に、Ｌ形環状の導電性支持部材（バッグホルダ）
39の側辺40の上端側が挿入されている。さらに、導電性
支持部材39の側辺40の下部側は、前記２重壁構造を成す
コア部材21の外側の側壁部にリベット締めされている。 後に詳述するように、上記リベット締めに際しては、
メンブレンスイッチの下面電極から延設されたアース電
極端子61（63）が、コア部材21にかしめられる。これに
より、アース電極端子61（63）は、導電性支持部材39に
電気的に接続されて車体側にアースされる。 一方、導電性支持部材39の底板部41の中央部は開口部
とされており、該開口部にインフレータ８が嵌装され、
そのフランジ９と支持部材39の底板部41とがボルト締め
されている。 かかる支持部材39が、ボス10に延設されたスポーク３
に固設されることにより、パッド部２はスポーク３に固
設される。なお、11は、パッド部２の下部を覆うカバー
である。 一方、パッド部２の上面部22には、前述の薄肉部25が
形成されており、その切断は、パッド部２の上面部22a,
22bが、端部26a,26bを蝶番として上側に開放されるよう
に（第１図中、２点鎖線で示すように）行われる。 なお、外側溝23は意匠として設けられている溝であ
り、内側溝24は切断用として設けられている溝である。 また、上記上面部22の内層部27には、ネット28a,28b
と、メンブレンスイッチ29a,29bとが、インサート成形
により配設されており、ネット28a,28bの端部は、前記
コア部材21に固定されている。 （２）メンブレンスイッチの配線 次に、前述のメンブレンスイッチの配線の詳細につい
て述べる。第３図はパッド部の上面図である。また、第
４図はパッド部を第３図のＡ方向から見た模式図（ウレ
タン表皮を取り去った図）、第５図はＢ方向から見た模
式図、第６図はＣ方向から見た模式図である。また、第
７図は第５図のVII−VII線での断面図である。 本メンブレンスイッチは、エアバッグ装置の作動時に
切断される薄肉部25を境にして区分される２つのメンブ
レンスイッチ29a,29bから構成される（第３図）。 これらのスイッチは、上面電極Ｕと下面電極Ｄとの間
に電極間隙を保持するための多数のスペーサＳが配置さ
れた構成を成し、上面電極Ｕと下面電極Ｄとの接触によ
り導通する面状のスイッチである（第４図，第５図）。 メンブレンスイッチ29bの下面電極Ｄから延設された
アース電極端子61は、アルミニウム製のコア部材21の外
壁に沿って下方（但し、第４図では上方）に延び、その
先端部61aを、コア部材21とともに、導電性のリベット6
1fにより、前記導電性支持部材（バッグホルダ）39の側
辺40にリベット締め（共かしめ）されている（第１図，
第３図，第４図）。これにより、メンブレンスイッチ29
bの下面電極は車体側にアースされる。 また、メンブレンスイッチ29bの上面電極Ｕから延設
された信号電極端子62は、コア部材21との間をナイロン
製シート71によって絶縁されつつ、コア部材21の外壁に
沿って下方（但し、第４図では上方）に延び、その先端
部を、パッド部２のウレタン表皮から露出された接続用
端子62aとして形成されている。そして、該接続用端子6
2aに、スリップリング７に接続された信号線81のコネク
タ80が接続される。そのスリップリング７は摺動子12と
摺動接触しており、メンブレンスイッ29aの上面電極Ｕ
は車体側の電子装置に接続される。また、車体側の電子
装置への接続にはスパイラル方式の継電方式を使っても
良い。なお、72は絶縁用のナイロン製シート71をコア部
材21に固着する部材である。また、第１図は、アース電
極端子61の中心線に沿っての断面を示す図であるため、
該第１図には、信号電極端子62は表されていない。 一方、メンブレンスイッチ29aの下面電極Ｄから延設
されたアース電極端子63は、前述のメンブレンスイッチ
29bの場合と同様に、先端部63aを、コア部材21ととも
に、導電性のリベット63fにより、導電性支持部材39の
側辺40にリベット締めされており、これにより、メンブ
レンスイッチ29aの下面電極Ｄは車体側にアースされる
（第１図，第３図，第５図）。 また、メンブレンスイッチ29aの上面電極Ｕから延設
された信号電極端子64は、前述のメンブレンスイッチ29
bの場合と同様に、コア部材21との間をナイロン製シー
ト71によって絶縁され、その先端部64aには、リード線7
5が接続されている（第３図，第５図）。リード線75の
接続は、第７図に示すように、リベット64cによってリ
ード線75の先端部75aをリベット締めすることによって
行われている。また、該リード線75は、第６図図示のよ
うに、コア部材21の外側壁に沿ってコア部材21を半周す
るように配設されており、その他端部は、第４図に図示
するように、メンブレンスイッチ29bの信号電極端子62
に、リベット62cによって固着されている。これによ
り、メンブレンスイッチ29aの信号電極用の接続用端子
は、メンブレンスイッチ29bの接続用端子62aと共用され
る。そして、メンブレンスイッチ29aと29bの上面電極Ｕ
は共にコネクタ80、信号線81、スリップリング７、摺動
子12を介して、車体側の電子装置に接続される。 （３）他の実施例 上述の実施例では、コア部材21としてアルミニウム製
の部材（導電性部材）を用いている。 しかし、コア部材21としては、非導電性の部材を用い
てもよい。その場合には、信号電極端子をコア部材21か
ら絶縁するためのナイロン製シート71が不要となる。
であり、第１図はパッド部２の縦断面を示す図である。 第２図図示のように、本実施例のステアリングホイー
ル１は、中央のパッド部２と、該パッド部２を固設する
スポーク３と、該スポーク３と一体であるリング４とか
ら構成される。また、パッド部２には、エアバッグ作動
時に切断される薄肉部25が形成されている。 第１図図示のように、パッド部２は、略直方体形の容
器形状を成し、その内部空間20には、エアバッグ５が折
り畳まれて収納されている。 パッド部２は、アルミニウム製のコア部材21をインサ
ートとする発泡ウレタンホームで形成され、コア部材21
の下部は、環状の２重壁構造とされている。該２重壁構
造により、下方に開放された挿着溝38が形成され、該挿
着溝38に、Ｌ形環状の導電性支持部材（バッグホルダ）
39の側辺40の上端側が挿入されている。さらに、導電性
支持部材39の側辺40の下部側は、前記２重壁構造を成す
コア部材21の外側の側壁部にリベット締めされている。 後に詳述するように、上記リベット締めに際しては、
メンブレンスイッチの下面電極から延設されたアース電
極端子61（63）が、コア部材21にかしめられる。これに
より、アース電極端子61（63）は、導電性支持部材39に
電気的に接続されて車体側にアースされる。 一方、導電性支持部材39の底板部41の中央部は開口部
とされており、該開口部にインフレータ８が嵌装され、
そのフランジ９と支持部材39の底板部41とがボルト締め
されている。 かかる支持部材39が、ボス10に延設されたスポーク３
に固設されることにより、パッド部２はスポーク３に固
設される。なお、11は、パッド部２の下部を覆うカバー
である。 一方、パッド部２の上面部22には、前述の薄肉部25が
形成されており、その切断は、パッド部２の上面部22a,
22bが、端部26a,26bを蝶番として上側に開放されるよう
に（第１図中、２点鎖線で示すように）行われる。 なお、外側溝23は意匠として設けられている溝であ
り、内側溝24は切断用として設けられている溝である。 また、上記上面部22の内層部27には、ネット28a,28b
と、メンブレンスイッチ29a,29bとが、インサート成形
により配設されており、ネット28a,28bの端部は、前記
コア部材21に固定されている。 （２）メンブレンスイッチの配線 次に、前述のメンブレンスイッチの配線の詳細につい
て述べる。第３図はパッド部の上面図である。また、第
４図はパッド部を第３図のＡ方向から見た模式図（ウレ
タン表皮を取り去った図）、第５図はＢ方向から見た模
式図、第６図はＣ方向から見た模式図である。また、第
７図は第５図のVII−VII線での断面図である。 本メンブレンスイッチは、エアバッグ装置の作動時に
切断される薄肉部25を境にして区分される２つのメンブ
レンスイッチ29a,29bから構成される（第３図）。 これらのスイッチは、上面電極Ｕと下面電極Ｄとの間
に電極間隙を保持するための多数のスペーサＳが配置さ
れた構成を成し、上面電極Ｕと下面電極Ｄとの接触によ
り導通する面状のスイッチである（第４図，第５図）。 メンブレンスイッチ29bの下面電極Ｄから延設された
アース電極端子61は、アルミニウム製のコア部材21の外
壁に沿って下方（但し、第４図では上方）に延び、その
先端部61aを、コア部材21とともに、導電性のリベット6
1fにより、前記導電性支持部材（バッグホルダ）39の側
辺40にリベット締め（共かしめ）されている（第１図，
第３図，第４図）。これにより、メンブレンスイッチ29
bの下面電極は車体側にアースされる。 また、メンブレンスイッチ29bの上面電極Ｕから延設
された信号電極端子62は、コア部材21との間をナイロン
製シート71によって絶縁されつつ、コア部材21の外壁に
沿って下方（但し、第４図では上方）に延び、その先端
部を、パッド部２のウレタン表皮から露出された接続用
端子62aとして形成されている。そして、該接続用端子6
2aに、スリップリング７に接続された信号線81のコネク
タ80が接続される。そのスリップリング７は摺動子12と
摺動接触しており、メンブレンスイッ29aの上面電極Ｕ
は車体側の電子装置に接続される。また、車体側の電子
装置への接続にはスパイラル方式の継電方式を使っても
良い。なお、72は絶縁用のナイロン製シート71をコア部
材21に固着する部材である。また、第１図は、アース電
極端子61の中心線に沿っての断面を示す図であるため、
該第１図には、信号電極端子62は表されていない。 一方、メンブレンスイッチ29aの下面電極Ｄから延設
されたアース電極端子63は、前述のメンブレンスイッチ
29bの場合と同様に、先端部63aを、コア部材21ととも
に、導電性のリベット63fにより、導電性支持部材39の
側辺40にリベット締めされており、これにより、メンブ
レンスイッチ29aの下面電極Ｄは車体側にアースされる
（第１図，第３図，第５図）。 また、メンブレンスイッチ29aの上面電極Ｕから延設
された信号電極端子64は、前述のメンブレンスイッチ29
bの場合と同様に、コア部材21との間をナイロン製シー
ト71によって絶縁され、その先端部64aには、リード線7
5が接続されている（第３図，第５図）。リード線75の
接続は、第７図に示すように、リベット64cによってリ
ード線75の先端部75aをリベット締めすることによって
行われている。また、該リード線75は、第６図図示のよ
うに、コア部材21の外側壁に沿ってコア部材21を半周す
るように配設されており、その他端部は、第４図に図示
するように、メンブレンスイッチ29bの信号電極端子62
に、リベット62cによって固着されている。これによ
り、メンブレンスイッチ29aの信号電極用の接続用端子
は、メンブレンスイッチ29bの接続用端子62aと共用され
る。そして、メンブレンスイッチ29aと29bの上面電極Ｕ
は共にコネクタ80、信号線81、スリップリング７、摺動
子12を介して、車体側の電子装置に接続される。 （３）他の実施例 上述の実施例では、コア部材21としてアルミニウム製
の部材（導電性部材）を用いている。 しかし、コア部材21としては、非導電性の部材を用い
てもよい。その場合には、信号電極端子をコア部材21か
ら絶縁するためのナイロン製シート71が不要となる。
以上、本発明は、エアバッグ装置を有するステアリン
グホイールに、２つのメンブレンスイッチと、エアバッ
グ装置を固着する導電性支持部材と、下端側の露出部に
貫通孔の形成されたコア部材と、メンブレンスイッチの
アース電極からコア部材の外側壁に沿って貫通孔の位置
まで延設されたアース電極端子と、貫通孔の位置でコア
部材を支持部材に固着するとともにアース電極端子を支
持部材に電気的に接続する導電性の固着部材と、２つの
メンブレンスイッチの信号電極端子をコア部材の外側壁
に沿って接続するリード線と、一方のメンブレンスイッ
チの信号電極からコア部材の外側壁に沿って露出部まで
延設された接続用端子と、を具備せしめたものである。 本発明によると、メンブレンスイッチがパッド部の全
面に配設されることになり、スイッチ操作がし易くな
る。また、コア部材を支持部材に固着する際に、アース
が行われる。 また、メンブレンスイッチの信号電極は、コア部材の
下端部で露出され、接続用端子とされているため、容易
に外部からコネクタを接続することができる。即ち、パ
ッド成形品の中から電極の引き出しが可能である。 また、メンブレンスイッチ29a,29bの配線がパッド成
形品内で可能であり、組み立ても容易である。
グホイールに、２つのメンブレンスイッチと、エアバッ
グ装置を固着する導電性支持部材と、下端側の露出部に
貫通孔の形成されたコア部材と、メンブレンスイッチの
アース電極からコア部材の外側壁に沿って貫通孔の位置
まで延設されたアース電極端子と、貫通孔の位置でコア
部材を支持部材に固着するとともにアース電極端子を支
持部材に電気的に接続する導電性の固着部材と、２つの
メンブレンスイッチの信号電極端子をコア部材の外側壁
に沿って接続するリード線と、一方のメンブレンスイッ
チの信号電極からコア部材の外側壁に沿って露出部まで
延設された接続用端子と、を具備せしめたものである。 本発明によると、メンブレンスイッチがパッド部の全
面に配設されることになり、スイッチ操作がし易くな
る。また、コア部材を支持部材に固着する際に、アース
が行われる。 また、メンブレンスイッチの信号電極は、コア部材の
下端部で露出され、接続用端子とされているため、容易
に外部からコネクタを接続することができる。即ち、パ
ッド成形品の中から電極の引き出しが可能である。 また、メンブレンスイッチ29a,29bの配線がパッド成
形品内で可能であり、組み立ても容易である。
第１図は実施例にかかるステアリングホイールのパッド
部付近の断面図、第２図は上記ステアリングホイールの
平面図、第３図は上記ステアリングホイールのパッド部
の上面図、第４図はパッド部を第３図Ａ方向から見た模
式図、第５図はパッド部を第３図Ｂ方向から見た模式
図、第６図はパッド部を第３図Ｃ方向から見た模式図、
第７図は第５図のVII−VII線断面図である。 ２……パッド部、21……コア部材 29a,29b……メンブレンスイッチ 39……支持部材 61,63……アース電極端子 61a,63a……アース電極端子先端部 61f,63f……リベット（固着部材） 62,64……信号電極端子 62a……外部接続用端子、75……リード線 71……ナイロン製シート 61f,63f……リベット
部付近の断面図、第２図は上記ステアリングホイールの
平面図、第３図は上記ステアリングホイールのパッド部
の上面図、第４図はパッド部を第３図Ａ方向から見た模
式図、第５図はパッド部を第３図Ｂ方向から見た模式
図、第６図はパッド部を第３図Ｃ方向から見た模式図、
第７図は第５図のVII−VII線断面図である。 ２……パッド部、21……コア部材 29a,29b……メンブレンスイッチ 39……支持部材 61,63……アース電極端子 61a,63a……アース電極端子先端部 61f,63f……リベット（固着部材） 62,64……信号電極端子 62a……外部接続用端子、75……リード線 71……ナイロン製シート 61f,63f……リベット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神藤 宏明 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 坂口 純雄 愛知県豊田市トヨタ町１番地 トヨタ自 動車株式会社内 審査官 石井 孝明 (56)参考文献 特開 昭63−199149（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−136241（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−157075（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B62D 1/04 B60R 21/20
Claims (1)
- 【請求項１】パッド部下部に収納されるエアバッグ装置
を有し、エアバッグ装置の作動時に、パッド部上面が２
分割されて外方に開くステアリングホイールであって、 パッド部上面内層部の２分割される部分の各々にインサ
ート成形された２つのメンブレンスイッチと、 車体側と電気的に接続され、エアバッグ装置を車体側に
固着する導電性の支持部材と、 パッド部の側壁内部にインサート成形され、下端側の露
出部に貫通孔の形成されている補強用のコア部材と、 各メンブレンスイッチのアース電極から、コア部材の外
側壁に沿って前記貫通孔の位置まで延設されたアース電
極端子と、 前記貫通孔に挿入されてコア部材を支持部材に固着する
とともに、アース電極端子を支持部材に電気的に接続す
る導電性の固着部材と、 コア部材の外側壁に沿って配置され、２つのメンブレン
スイッチの信号電極から延設された信号電極端子を接続
する接続線と、 一方のメンブレンスイッチの信号電極から、コア部材の
外側壁に沿って前記露出部まで延設された接続用端子と を有するエアバッグ装置を備えたステアリングホイー
ル。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1283656A JP2820291B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | エアバッグ装置を備えたステアリングホイール |
| DE19904034539 DE4034539A1 (de) | 1989-10-30 | 1990-10-30 | Lenkrad mit luftsackvorrichtung |
| US07/892,675 US5198629A (en) | 1989-10-30 | 1992-06-04 | Steering wheel having insert molded membrane switch |
| JP2000187620A JP2001030867A (ja) | 1989-10-30 | 2000-06-22 | エアバッグ装置を備えたステアリングホイ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1283656A JP2820291B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | エアバッグ装置を備えたステアリングホイール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=17668356
Family Applications (1)
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-
1989
- 1989-10-30 JP JP1283656A patent/JP2820291B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH03143751A (ja) | 1991-06-19 |
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