JPH10308270A - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

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JPH10308270A
JPH10308270A JP9119369A JP11936997A JPH10308270A JP H10308270 A JPH10308270 A JP H10308270A JP 9119369 A JP9119369 A JP 9119369A JP 11936997 A JP11936997 A JP 11936997A JP H10308270 A JPH10308270 A JP H10308270A
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JP
Japan
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connector
inflator
steering wheel
cable
centralized
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Application number
JP9119369A
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English (en)
Inventor
Atsushi Nagata
篤 永田
Makoto Kanai
眞 金井
Akio Hosoi
章生 細井
Katsunobu Sakane
勝信 坂根
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組み付け時の作業性の向上を図ることのできる
ステアリングホイールを提供する。 【解決手段】ステアリングホイールのパッド部内に設け
られたホーンスイッチに接続されているホーン回路用ハ
ーネス16やエアバッグを動作させるインフレータスイ
ッチを集中コネクタ17に接続する。集中コネクタ17
はインフレータの底面に鋲着される。集中コネクタ17
の下面にはケーブルケース用コネクタ17bが設けられ
ている。一方、ケーブルケース10内には、ケーブルコ
ネクタ24とハーネス25とを接続しているスパイラル
ケーブル12が収められ、ハーネス25は車両本体に設
けられた各種電気装置29へ接続されている。ケーブル
ケース用コネクタ17bをケーブルケース10の上面に
設けられたケーブルコネクタ24と接続することによ
り、集中コネクタ17をケーブルケース10に組み付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はステアリングホイー
ルに係り、詳しくは、エアバッグ装置及び各種回路を備
えてなるステアリングホイールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ステアリングホイールは、円環
状のリング部と、リング部から中央へ延びる複数本のス
ポーク部と、リング部のほぼ中央に設けられたパッド部
とを備えている。リング部及びスポーク部は、リング部
芯金及びスポーク部芯金がそれぞれ被覆体に覆われるこ
とにより構成されている。被覆体及びパッド部は、軟質
合成樹脂により成形される。パッド部の下方には、ボス
プレートが設けられ、このボスプレートには前記スポー
ク部芯金の端縁部分が連結されている。
【0003】ボスプレートは、ステアリングホイールの
回動操作をタイヤへ伝えるためのステアリングシャフト
に組み付けられている。ステアリングシャフトの周囲に
は、ケーブルケースが取り付けられている。ケーブルケ
ースはステアリングシャフトを通すための貫通孔を中央
に有したドーナツ形状を成している。ケーブルケースに
は、複数の配線を平行に並べたリボン状のケーブルを巻
いた継電用のスパイラルケーブルが収められている。
【0004】ところで、ステアリングホイールには、エ
アバッグを膨らませるためのエアバッグ装置やクラクシ
ョンを鳴らすためのホーン回路等が設けられている。こ
れらの各回路等は、車体側に備え付けられた駆動装置や
バッテリ等に電気的に接続させる必要がある。そのた
め、ステアリングホイールをステアリングシャフトへ組
み付ける際には、各回路から延びるハーネスの先端に設
けられた各コネクタと、スパイラルケーブルとをそれぞ
れ接続する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の通り、
ステアリングホイールの内部には、エアバッグ装置用の
コネクタ、ホーン用のコネクタをはじめとして複数のコ
ネクタが存在する。このため、各コネクタとスパイラル
ケーブルとの接続作業が煩雑なものとなり、ステアリン
グホイールをステアリングシャフトへ組み付ける作業性
の低下の原因になっていた。また、各コネクタをそれぞ
れのハーネスに設ける必要があるため、製造コストの増
加の原因になっていた。さらに、複数のハーネスがある
ため、ステアリングホイールの組み付けの際にステアリ
ングホイールの各部材間にハーネスが咬み込まれないよ
うに注意を払う必要があった。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、製造コストを低減させ
ると共に、組み付けに際しての作業性を向上させること
の可能なステアリングホイールを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、回動操作によりステアリングシャフトを回動させる
ための円環状のリング部と、前記リング部の中央に配置
されたパッド部と、前記リング部と前記パッド部とを接
合するスポーク部と、前記パッド部の下方に設けられ、
エアバッグ及び前記エアバック内にガスを供給するイン
フレータを備えてなるエアバッグ装置と、ステアリング
ホイールに設けられた各種回路と、前記インフレータ及
び各種回路に接続され、前記ステアリングシャフトの周
りに設けられたスパイラルケーブルと、前記スパイラル
ケーブルを前記インフレータ及び各種回路に接続するた
めのケーブルケース用コネクタを有し、前記スパイラル
ケーブルを収納するためのケーブルケースとを備えて成
るステアリングホイールであって、前記インフレータ及
び各種回路から引き出された各ハーネスを1つにまとめ
てなる集中コネクタを設けるとともに、該集中コネクタ
を前記ケーブルケース用コネクタに接続させたことをそ
の要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のステアリングホイールにおいて、前記集中コネクタ及
び前記ケーブルケース用コネクタは、前記ステアリング
ホイールを前記ステアリングシャフトへ組み付ける際
に、それぞれが対応する位置に固定されていることをそ
の要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のステアリングホイールにおいて、前記集中コネクタ
は、前記インフレータの底部に固定されていることをそ
の要旨とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
のステアリングホイールにおいて、前記インフレータの
下部をインフレータカバーで覆うとともに、該インフレ
ータカバーの底面に前記集中コネクタを固定したことを
その要旨とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1から4
に記載のステアリングホイールにおいて、前記集中コネ
クタは、前記ステアリングシャフトからオフセットした
位置に設けられていることをその要旨とする。
【0012】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、各ハーネスを1つのコネクタにまとめたこ
とにより、部品代を低くして製造コストを低減させると
共に、組み付けに際しての作業性を飛躍的に向上させる
ことができるという優れた効果を奏する。
【0013】また、請求項2に記載の発明によれば、集
中コネクタとケーブルケース用コネクタとが、それぞれ
対応する位置に設けられていることから、ステアリング
ホイールの組み付けと同時に集中コネクタとケーブルケ
ース用コネクタの接続が行われるため、作業手順を減ら
すことができ、更なる作業性の向上を図ることができ
る。
【0014】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
インフレータの底部に集中コネクタを設けたことによ
り、インフレータを所定箇所に設置するか、あるいはケ
ーブルケースを所定箇所に設置することにより接続が容
易にでき、組み付け作業性の更なる向上を図ることがで
きる。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、集中コネ
クタを備えたカバーでインフレータを覆い、フランジ部
へ組み付けることにより、インフレータと集中コネクタ
の接続を強固しにすることができ、接続部を安定化を図
ることができる。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、ケーブル
ケースをステアリングシャフトからオフセットした位置
に設けたため、ステアリングホイールの組み付けの際
に、ステアリングシャフトにより阻害されることはな
い。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図4に従って説明する。図2はステ
アリングホイール1の平面図である。図1は、第1実施
の形態におけるステアリングホイール1の縦断面図であ
り、これは図2のA−A線断面図に相当する。
【0018】ステアリングホイール1は、円環状のリン
グ部2と、リング部2から中央へ延びる複数本のスポー
ク部3と、リング部2の中央に位置するパッド部4とを
備えている。リング部2とスポーク部3とは一体形成さ
れたアルミニウム合金などの軽量なダイカスト金属によ
る芯金6から成っており、被覆体7に覆われている。ま
た、被覆体7及びパッド部4は軟質合成樹脂(例えば発
泡ポリウレタン)により形成されている。パッド部4の
下方には、ボスプレート9が設けられ、このボスプレー
ト9には、前記スポーク部3の芯金の端縁部が連結され
ている。
【0019】ボスプレート9には、ステアリングホイー
ル1の回動操作をタイヤ(図示略)へ伝えるステアリン
グシャフト8が組み付けられている。ステアリングシャ
フト8の周囲には、ケーブルケース10が設けられてい
る。ケーブルケース10はステアリングシャフト8を通
すための貫通孔11を中央に有したドーナツ形状を成し
ている。ケーブルケース10の内部には、複数の配線を
平行に並べたリボン状のケーブルを巻いた継電用のスパ
イラルケーブル12が収められている。
【0020】パッド部4とボスプレート9との間には、
収納凹部13が形成されている。この収納凹部13には
エアバッグ装置15及びメンブレンスイッチ14が設け
られている。
【0021】エアバッグ装置15は、エアバッグ18、
インフレータ19及びバッグホルダ21を備えている。
エアバッグ18は袋状を成しており、折り畳まれてイン
フレータ19の上部に収納されている。インフレータ1
9は、フランジ20を有しており、該フランジ20より
下方向へ厚みtだけ突出した状態で前記バッグホルダ2
1に固定されている。また、このインフレータ19の底
部には、インフレータ19を点火するインフレータスイ
ッチ28が設けられている。また、インフレータスイッ
チ28には、インフレータスイッチコネクタ(図示略)
が設けられている。そして、車体に所定の加速度が加わ
った場合には、インフレータスイッチ28によってイン
フレータ19が作動し、エアバッグ18内にガスが供給
され、これにより、エアバッグ18が膨張、拡開するよ
うになっている。
【0022】メンブレンスイッチ14は、パッド部4の
直下に設けられており、バッグホルダ21の底面に設け
られているホーン回路36と電気的に接続されている。
メンブレンスイッチ14は、上下に配置された薄板14
a,14bより構成されている。そして、パッド部4が
押圧された場合に、薄板14a,14bが互いに接触
し、ホーン回路36が作動し、これにより、車体側に設
けられたホーンが鳴動するようになっている。
【0023】尚、本実施の形態では、前記ケーブルケー
ス10を覆うようにして樹脂製のロアカバー35が設け
られている。次に、本実施の形態の特徴的部分について
説明する。図1及び図3に示すように、前記インフレー
タ19底部のインフレータスイッチ28のインフレータ
スイッチコネクタには、集中コネクタ17が接続されて
いる。
【0024】集中コネクタ17の上面には、前記インフ
レータスイッチコネクタと接続するためのインフレータ
用コネクタ17aが設けられている。集中コネクタ17
の下面には、ケーブルケース10と接続するためのケー
ブルケース用コネクタ17bが設けられている。また、
集中コネクタ17の側面には、ホーン回路用ハーネス1
6及び各種回路用ハーネス23を接続するための接続部
26が設けられている。各種回路用ハーネス23とは、
ステアリングホイール1に設けられているその他の回路
(例えば、定速走行を維持するためのクルーズコントロ
ールスイッチ等)に接続されたハーネスである。
【0025】インフレータ用コネクタ17aにはインフ
レータ用コネクタ口17dが設けられている。インフレ
ータ用コネクタ口17dは集中コネクタ17の内部にお
いてケーブルケース用コネクタ17bと電気的に接続さ
れている。インフレータ用コネクタ17aの両側には、
リベット貫通孔17cが設けられており、集中コネクタ
17は、これら貫通孔17cを通るリベット37によっ
てインフレータ19の底面に鋲着されている。
【0026】一方、ケーブルケース10の上面にはケー
ブルコネクタ24が設けられている。また、ケーブルケ
ース10の下面からはハーネス25が引き出されてい
る。ケーブルコネクタ24とハーネス25とは、ケーブ
ルケース10内のスパイラルケーブル12を介して電気
的に接続されている。ハーネス25は、車体側に設けら
れたインフレータ駆動装置29aやホーン29b、ある
いは図示しないバッテリ等の各種電気装置29に接続さ
れている。
【0027】次に、メンブレンスイッチ用ハーネス16
及び各種回路用ハーネス23の集中コネクタ17への接
続について説明する。図4は、接続部26の分解斜視図
である。接続部26は、挟着部26aとハーネス端子挿
入口26bとから成っている。
【0028】挟着部26aは蓋部30、係合用爪31、
係合用凹部32、端子33、ヒンジ34によって構成さ
れる。蓋部30はヒンジ34によって挟着部26aに接
続されており、蓋部30の端部には係合用爪31が設け
られている。
【0029】また、接続部26には、挟着部26aに隣
接するようにして各種回路用ハーネス端子38が挿入さ
れるハーネス端子挿入口26bが設けられている。前記
端子33及びハーネス端子挿入口26bは、集中コネク
タ17の内部でケーブルケース用コネクタ17bへ電気
的に接続されている。
【0030】ホーン回路用ハーネス16は、蓋部30に
よって配線材16aと端子33とが挟着保持されること
により、集中コネクタ17と電気的に接続される。蓋部
30は、係合用爪31と係合用凹部32とが係合するこ
とにより閉状態で保持される。
【0031】各種回路用ハーネス23は、先端部に取り
付けられた各種回路用ハーネス端子38がハーネス端子
挿入口26bに挿入されることにより、集中コネクタ1
7と電気的に接続される。
【0032】続いて、集中コネクタ17のインフレータ
19への組み付け方法について説明する。集中コネクタ
17のインフレータ用コネクタ17aを、インフレータ
19の底面に設けられているインフレータスイッチ28
のインフレータスイッチコネクタに嵌合する。このと
き、インフレータ用コネクタ口17dへインフレータス
イッチ28に設けられている端子(図示略)が挿入され
ることにより、インフレータスイッチ28と集中コネク
タ17とは電気的に接続される。そして、集中コネクタ
17は、リベット37を集中コネクタ17のリベット貫
通孔17cを通してインフレータ19の底面に鋲着する
ことにより、固定される。
【0033】このようにインフレータ19の底面に集中
コネクタ17が固定された状態で、ステアリングホイー
ル1をステアリングシャフト8へ組み付ける。このと
き、ケーブケース用コネクタ17bとケーブルケースコ
ネクタ24とは、相対する位置に固定されているため、
インフレータ19等を所定箇所に設置するのみで、ある
いは、ケーブルケース10を所定箇所に設置するのみ
で、両者17b、24は互いに接続される。これによ
り、ステアリングホイール1に設けられたインフレータ
スイッチ28、ホーン回路36、及びその他の回路は、
集中コネクタ17を介して車体側に設けられたインフレ
ータ駆動装置29aやホーン29b等の各種電気装置2
9へ電気的に接続されることとなる。
【0034】このように、本実施の形態によれば、以下
の作用及び効果を得ることができる。 ◎ホーン回路用ハーネス16や、各種回路用ハーネス2
3のハーネスを1つの集中コネクタ17にまとめた。こ
れにより、複数組のコネクタの接続作業を一括して行う
ことができる。従って、ステアリングホイール1をステ
アリングシャフト8へ組み付ける際の作業性を向上させ
ることができる。
【0035】◎インフレータ19等を所定箇所に設置す
るのみで、あるいは、ケーブルケースを所定箇所に設置
するのみで、両者17b、24は互いに接続される。そ
の結果、さらなる作業性の向上を図ることができる。
【0036】◎従来は各ハーネス毎に設けてあったコネ
クタを1つの集中コネクタ17に置き換えたため、製造
コストを低減することができる。 ◎集中コネクタ17はステアリングシャフト8からオフ
セットした位置に設けられる。従って、ステアリングシ
ャフト8により、集中コネクタ17とケーブルケース1
0との接続が阻害されることはない。 (第2の実施の形態)以下、本発明を具体化した第2の
実施の形態を図面に従って説明する。尚、本実施の形態
において、第1の実施の形態と同じ構成部材については
符号を等しくしてその説明を省略する。
【0037】図5は、第2の実施の形態におけるステア
リングホイール41の断面図である。ステアリングホイ
ール41において、第1の実施の形態のステアリングホ
イール1と異なるのは、インフレータ19の下部を覆う
ようにしてインフレータカバー42を設けた点である。
同図に示すように、インフレータカバー42は、カバー
本体42aと、集中コネクタ42bとを備えている。カ
バー本体42aはインフレータ19の底面及び下部側面
を覆い、その端縁部はインフレータ19のフランジ20
に固定されている。本実施の形態における集中コネクタ
42bも第1の実施の形態の集中コネクタ17と同じ機
能を備えている。
【0038】そのため、本実施の形態によれば、第1の
実施の形態と同様の作用及び効果に加えて、以下の作用
効果を得ることができる。 ◎インフレータ19がインフレータカバー42内に収容
保持されることとなり、集中コネクタ42bとインフレ
ータスイッチ28とをより強固に接続することができ
る。その結果、接続部分の安定化を図ることができる。 (第3の実施の形態)以下、本発明を具体化した第3の
実施の形態を図面に従って説明する。尚、本実施の形態
において、第1の実施の形態と同じ構成部材については
符号を等しくしてその説明を省略する。
【0039】図6は、第3の実施の形態におけるステア
リングホイール51の断面図である。同図に示すよう
に、ステアリングホイール51において、第1の実施の
形態のステアリングホイール1と異なるのは、インフレ
ータ19の最下端部がフランジ20となっており、フラ
ンジ20から下方へ突出する厚みt(図1参照)を無く
した点である。
【0040】そのため、本実施の形態によれば、第1の
実施の形態と同様の作用及び効果に加えて、以下の作用
効果を得ることができる。 ◎フランジ20より下方向へ突出するインフレータ19
の厚みtを無くすことによって、ケーブルケース10と
インフレータ19との間の距離h2が短いものとなる。
このため、スペース上の不利を解消することができる。
また、その分だけ、収納凹部13の収納空間を広げるこ
とができる。
【0041】尚、上記各実施の形態は以下のように変更
してもよく、その場合でも同様の作用及び効果を得るこ
とができる。 ◎ホーン回路用ハーネス16の先端部にホーン回路用ハ
ーネス端子(図示略)を設け、集中コネクタ17に対応
するハーネス端子挿入口(図示略)を設ける。このよう
にすれば、ヒンジ34によって開閉する蓋部30や係合
用爪31の成形を省略することができる。
【0042】以上、各実施の形態について説明したが、
各実施の形態から把握できる請求項以外の技術的思想に
ついて、以下にそれらの効果と共に記載する。 ◎請求項1〜5のいずれか1項に記載のステアリングホ
イールにおいて、各種回路のハーネスの接続部を側面に
有した集中コネクタを備えたステアリングホイール。
【0043】このようにすれば、集中コネクタへの各種
回路のハーネスの接続部を上面又は下面に設けた場合よ
りも集中コネクタの厚みを薄く抑えることができ、ステ
アリングホイールの高さを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のステアリングホイールを示
す図2のA−A線断面図。
【図2】第1の実施の形態のステアリングホイールの平
面図。
【図3】第1の実施の形態の集中コネクタとケーブルケ
ースの分解斜視図。
【図4】第1の実施の形態の集中コネクタの組み付け状
態を示す分解斜視図。
【図5】第2の実施の形態のステアリングホイールの縦
断面図。
【図6】第3の実施の形態のステアリングホイールの縦
断面図。
【符号の説明】
1…ステアリングホイール、2…リング部、3…スポー
ク部、4…パッド部、10…ケーブルケース、12…ス
パイラルケーブル、15…エアバッグ装置、17…集中
コネクタ、17a…インフレータ用コネクタ、17b…
ケーブルケース用コネクタ、18…エアバッグ、19…
インフレータ、23…各種回路用ハーネス、24…ケー
ブルコネクタ、29…各種電気装置、36…ホーン回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細井 章生 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内 (72)発明者 坂根 勝信 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動操作によりステアリングシャフトを
    回動させるための円環状のリング部と、 前記リング部の中央に配置されたパッド部と、 前記リング部と前記パッド部とを接合するスポーク部
    と、 前記パッド部の下方に設けられ、エアバッグ及び前記エ
    アバック内にガスを供給するインフレータを備えてなる
    エアバッグ装置と、 ステアリングホイールに設けられた各種回路と、 前記インフレータ及び各種回路に接続され、前記ステア
    リングシャフトの周りに設けられたスパイラルケーブル
    と、 前記スパイラルケーブルを前記インフレータ及び各種回
    路に接続するためのケーブルケース用コネクタを有し、
    前記スパイラルケーブルを収納するためのケーブルケー
    スとを備えて成るステアリングホイールであって、 前記インフレータ及び各種回路から引き出された各ハー
    ネスを1つにまとめてなる集中コネクタを設けるととも
    に、該集中コネクタを前記ケーブルケース用コネクタに
    接続させたことを特徴とするステアリングホイール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のステアリングホイール
    において、 前記集中コネクタ及び前記ケーブルケース用コネクタ
    は、 前記ステアリングホイールを前記ステアリングシャフト
    へ組み付ける際に、それぞれが対応する位置に固定され
    ていることを特徴とするステアリングホイール。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のステアリングホイール
    において、 前記集中コネクタは、前記インフレータの底部に固定さ
    れていることを特徴とするステアリングホイール。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のステアリングホイール
    において、 前記インフレータの下部をインフレータカバーで覆うと
    ともに、該インフレータカバーの底面に前記集中コネク
    タを固定したことを特徴とするステアリングホイール。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のステ
    アリングホイールにおいて、 前記集中コネクタは、前記ステアリングシャフトからオ
    フセットした位置に設けられていることを特徴とするス
    テアリングホイール。
JP9119369A 1997-05-09 1997-05-09 ステアリングホイール Pending JPH10308270A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010018262A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Hyundai Motor Co Ltd 車両ホーンスイッチ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010018262A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Hyundai Motor Co Ltd 車両ホーンスイッチ装置
KR100962140B1 (ko) 2008-07-10 2010-06-10 현대자동차주식회사 차량의 혼 신호용 스위치 장치

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