JP2819772B2 - インク記録媒体の搬送方法 - Google Patents

インク記録媒体の搬送方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、熱転写記録法、通電記録法あるいは静電転
写記録法等、各種転写記録法に用いられるベルト状イン
ク記録媒体の搬送方法に関する。
[従来の技術] 例えば、ファクシミリや複写機等において、所定のデ
ジタル信号に対応する記録画像を記録シートに形成する
方法としては、インクドナーフィルム等、インクを保持
したベルト状インク記録媒体に対し、熱エネルギあるい
は静電エネルギ等を印加してインクを記録シートに転移
させる所謂転写記録法が広く知られている。
この転写記録法としては、インク記録媒体の構造、印
加するエネルギの違い等により数種類の方式が提案され
ているが、例えば、その代表的なものとして通電熱転写
記録方式がある。
この通電熱転写記録方式は、画素密度に対応したイン
ク記録媒体の個々の領域に対して、画像情報に応じた電
気信号を印加することによりインク層の加熱を行なうも
のであり、そのインク記録媒体としては、異方導電層、
発熱抵抗体層、インク剥離層、熱溶融性インク層を順次
積層し、側端に電極部を設けてエンドレスベルト状に形
成したものが使用される。
そして、その具体的装置構成としては、第9図に示す
ように、駆動ロールa、張力調整ロールbを含む複数の
搬送ロールによって上記エンドレスベルト状のインク記
録媒体cを懸架・搬送し、この周囲に印字部、インク再
供給部が配置されている。印字部においては、記録ヘッ
ドdがインク記録媒体cに接触配置され、印加する電気
信号に応じて対向するプランテンロールe上の転写材f
にインク記録媒体cの熱溶融性インクが転写され、印字
記録が行われる。又、インク再供給部においては、粉体
インク供給装置gによって粉体インクがインク記録媒体
cに供給され、更に、相対向するヒートロールhとバッ
クアップロールiによって整面され、再度インク層が形
成される。尚、符号jは、バックアップロールkと相対
向してインク記録媒体cの側端電極部に当接する帰路接
点ロールである。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述した転写記録法において高品位の記録
画像を形成するには、搬送されるインク記録媒体の偏り
や蛇行、シワの発生等を防止し、当該媒体を高精度に搬
送することが要求される。
このような要求から従来は、インク記録媒体を懸架し
ている搬送ロールの一つに角度調整機構を設け、当該媒
体の架設時に角度調整を実施することによって、インク
記録媒体の偏りや蛇行を防止する搬送方法が採用されて
いた。しかし、この方法は、搬送ロールの角度調整が難
しく、又、ベルト交換の度に調整をやり直さなければな
らないという問題点を有していた。
又、駆動力の伝達は駆動ロールとインク記録媒体との
静摩擦力によりなされるので、媒体に大きな張力を付与
する必要があり、インク記録媒体の破損が起こり易いと
いった欠点も有していた。加えて、静摩擦力の確保のた
めに駆動ロールを小径にすることができず、装置の小型
化に支障をきたすという問題点もあった。
本発明は上記目的に鑑みなされたものであり、その目
的とするところは、搬送時における偏りや蛇行、シワの
発生を防止し、高精度の搬送を行なうことが可能なイン
ク記録媒体の搬送方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成すべく、本願発明者らは以前に、イン
ク記録媒体の側端近傍に特定形状の位置決め穴を設ける
と共に、搬送ロールのうちの駆動ロールに上記位置決め
穴に対応した特性形状の突起を設け、これらの位置決め
穴と突起とを遊嵌させて行なうインク記録媒体の搬送方
法を提案している(特願平1−63496号)。具体的に
は、第6図に示すように、上記位置決め穴にインク記録
媒体の搬送方向に対して一定の角度で傾斜する直線部分
を具備させ、駆動ロールの突起がこの位置決め穴に遊嵌
した際に、駆動力f1の分力f2をインク記録媒体の側端方
向に生じさせるものである。この搬送方法によれば、位
置決め穴と突起との遊嵌によってインク記録媒体の偏り
や蛇行が防止されると共に、上記分力f2によって当該媒
体が両側端に向かって伸長されてシワの発生が防止され
るのである。
その後、本願発明者らは上記課題を解決するための手
段について更に検討を重ねた結果、インク記録媒体の位
置決め穴の形状と搬送ロールのうちの従動ロールに設け
る突起の形状との関係から、同様にしてインク記録媒体
の搬送を高精度に行なうことが可能であるという結論に
達した。そして、本願発明を案出するに至ったのであ
る。
すなわち、請求項1記載のインク記録媒体の搬送方法
は、インク層を有するベルト状のインク記録媒体を複数
の搬送ロールで懸架して搬送するインク記録媒体の搬送
方法において、上記インク記録媒体には、両側端近傍
に、搬送方向と一定の角度をなして傾斜する直線部分を
非搬送方向側に有する多数の従動位置決め穴を形成する
一方、上記搬送ロールのうち少なくとも一つの従動ロー
ルには、上記従動位置決め穴に遊嵌する複数の突起を配
設し、上記突起と従動位置決め穴とを順次遊嵌させてイ
ンク記録媒体の位置決めを行なうことを特徴とするもの
である。
又、請求項2記載の発明は、前回の提案と上記請求項
1記載の発明との結合により、更に高精度なインク記録
媒体の搬送方法を提供するものである。
すなわち、請求項2記載の発明は、インク層を有する
ベルト状のインク記録媒体を複数の搬送ロールで懸架し
て搬送するインク記録媒体の搬送方法において、上記イ
ンク記録媒体には、両側端近傍に、搬送方向と一定の角
度をなして傾斜する直線部分を搬送方向側に有する駆動
位置決め穴と、搬送方向と一定の角度をなして傾斜する
直線部分を非搬送方向側に有する従動位置決め穴とを多
数形成する一方、上記搬送ロールのうち駆動ロールに
は、上記駆動位置決め穴に遊嵌する突起を配設し、且
つ、上記搬送ロールのうち少なくとも一つの従動ロール
には、上記従動位置決め穴に遊嵌する突起を配設し、上
記駆動ロールの突起と駆動位置決め穴とを、上記従動ロ
ールの突起と従動位置決め穴とを順次遊嵌させてインク
記録媒体の位置決めを行なうことを特徴とするものであ
る。
このような技術的手段において、上記従動位置決め穴
としては、インク記録媒体の搬送方向と一定角度をなす
直線部分を非搬送方向側に有しているものであれば、穴
形状は適宜設計変更して差し支えない。又、上記駆動位
置決め穴としても、インク記録媒体の搬送方向と一定角
度をなす直線部分を搬送方向側に有しているものであれ
ば、穴形状は適宜設計変更して差し支えない。
ここで、各位置決め穴が具備する一定の角度とは、駆
動あるいは従動ロールの突起を遊嵌させてインク記録媒
体を搬送した際に、位置決め穴と突起との間に作用する
力が、インク記録媒体の幅方向外側に向かう分力を生じ
させるものであれば、その角度を適宜選定して差し支え
ない。
又、上記突起としては、対応する位置決め穴に遊嵌す
るものであれば、断面形状が穴形状と同一である必要は
ない。
[作 用] 上記技術的手段は次のように作用する。
請求項1記載の搬送方向においては、従動位置決め穴
11がインク記録媒体1の搬送方向Xと一定角度θをな
す直線部分11aを非搬送方向側に有しているので、イン
ク記録媒体1が従動ロール5を連れ回すと、従動位置決
め穴11に遊嵌する突起51がインク記録媒体1に及ぼす反
力Fの分力F1がインク記録媒体1の側端方向へ生じるこ
ととなり、インク記録媒体1は従動ロール5上で両側端
に向け伸長されシワの発生が防止される(第5図参
照)。
又、請求項2記載の発明においては、駆動位置決め穴
12がインク記録媒体1の搬送方向と一定角度θをなす
直線部分12aを搬送方向側に有しているので、駆動ロー
ル4が回動すると、駆動突起41が駆動位置決め穴11に及
ぼす力fの分力f1が駆動ロール4上でインク記録媒体1
の側端方向へ向け生じる一方、従動ロール5上では請求
項1と同様に分力F1が生じることとなり、駆動ロール4
と従動ロール5との間に張設されるインク記録媒体1の
シワの発生が確実に防止される(第6図参照)。
[実施例] 以下、添付図面に基づいて本発明のインク記録媒体の
搬送方法を詳細に説明する。
◎第一実施例 第1図は本発明の搬送方法を適用した通電熱転写記録
装置の概要を示すものである。
この記録装置は、本発明の搬送方法によって回動する
エンドレス状インク記録媒体1の周囲に、当該記録媒体
1に画像情報に応じた電気エネルギを印加する記録ヘッ
ド2と、上記記録媒体1にインク層を形成するインク供
給装置3とを配設したものである。
上記記録ヘッド2は、画素密度に応じて配列された電
極群からなる電極アレイを有しており、上記インク記録
媒体1の裏面側に形成された孤立電極層に通電して対応
するインク層を加熱し、対向配置されたプラテンロール
21上の記録シート4に熱溶融インクを転写させる。尚、
符号22は帰路接点ロールである。
又、上記インク供給装置3は、粉体インクをインク記
録媒体1に塗布するインク供給器31と、塗布された粉体
インクを加熱し整面するヒートロール32及びバックアッ
プロール33とから構成されており、インク記録媒体1の
インク剥離層上に一様なインク層を形成するようになっ
ている。
次に、上記インク記録媒体1について説明する。本実
施例で使用したインク記録媒体1は、厚さ30μm、表面
抵抗590Ω/□の導電性フィルムを基体としており、裏
面側には、5000Å厚に着膜したクロムをフォトリソ及び
ウェットエッチングにより一辺20μmの矩形上電極が30
μmのピッチで配列された孤立電極層を形成する一方、
表面側には、帰路電極層となるアルミニウムを1200Å厚
で着膜した後、シリコン樹脂を塗布してこれを熱硬化さ
せてインク剥離層を形成した。尚、上記帰路接点ロール
22を帰路電極層に接触させるため、当該記録媒体1の両
側端はインク剥離層で被膜せず、帰路電極層を表出させ
ている。
又、インク記録媒体1の両側端には、第2図(A)に
示すように、長さ10mm、幅3mm、曲率半径1.5mmの長円状
の従動位置決め穴11を傾斜角度θ=45゜で搬送方向に
対し逆ハの字状となるように形成し、これを20mmピッチ
で連続して設けた。
そして、このように形成されたインク記録媒体1の先
端と後端とを上記孤立電極層が内側となるように、且
つ、従動位置決め穴11のピッチが20mmとなるように接続
してエンドレス状のインク記録媒体とした。
一方、このインク記録媒体1を張架・搬送する搬送ロ
ールは、モータに接続された駆動ロール4と、インク記
録媒体1に連れ回される従動ロール5と、インク記録媒
体1の張り具合を張設する張力張設ロール6とから構成
されている。
このうち上記従動ロール5(φ44.6mm)には、その両
端に長さ 8mm、幅 2mm、R 1.0mm、高さ 2mm、断面
長円状の突起51が7組設けられており、インク記録媒体
1の回動に伴なってこの突起51が上記従動位置決め穴11
に順次遊嵌していく構造となっている(第2図(B)参
照)。
以上のような構成において、インク記録媒体1は駆動
ロール4の回動によって進行し、側端部近傍に設けられ
た従動位置決め穴11を従動ロール5の突起51に順次遊嵌
させつつ、各ロールの周囲を無限循環する。
このとき、本実施例の搬送方法においては、インク記
録媒体1の従動位置決め穴11搬送方向に対して45゜傾斜
した直線部分11aを有しているので、インク記録媒体1
に連れ回される従動ロール11の突起が上記従動位置め穴
11に遊嵌すると、インク記録媒体1に対して従動ロール
5の軸方向に沿った力f1が作用することとなる(第5図
参照)。
従って、従動位置決め穴11と突起51との遊嵌によりイ
ンク記録媒体1の偏りや蛇行が防止される外、従動ロー
ル5上で当該記録媒体1がその幅方向に張設され、シワ
寄りが防止されるものである。
本願発明者らが上記記録装置によって画像形成を繰返
し行なった実験結果によれば、張力調整ロール6によっ
てインク記録媒体1に2.5Kgfの張力を付与し当該記録媒
体1を1000回転させても、インク記録媒体1に偏りやシ
ワが発生することはなかった。これにより、本実施例の
インク記録媒体1の搬送方法の有効性が確認された。
◎第二実施例 上記第一実施例では、従動ロール5の突起51とインク
記録媒体1の従動位置決め穴11との関係で、インク記録
媒体1の蛇行やシワ寄り防止したが、本実施例は、前述
した特願平1−63496号と第一実施例とを組み合せるこ
とで、より高精度のインク記録媒体の搬送を行なうもの
である(第3図参照)。
本実施例で用いるインク記録媒体1の構造は上記第一
実施例で使用したものと同一であるが、その側端部近傍
には、第4図(A)に示すように、インク記録媒体1の
搬送方向に対してハ字状に45゜(=θ)傾斜する長さ
10mm、幅 3mm、R 1.5mmの長円状の駆動位置決め穴
12と、搬送方向に対して逆ハ字状に45゜(=θ)傾斜
する同サイズの従動位置決め穴11とをピッチ20mmで交互
に開設した。
又、駆動ロール4及び従動ロール5は直径50.9mmと
し、前者の両端には従動位置決め穴5に遊嵌する長さ
8mm、幅 2mm、R 1.0mm、高さ 2mmの断面長円状の突
起41を4組設ける一方、後者の両端には従動位置決め穴
51に遊嵌する同サイズの突起51を4組設けた。
以上のような構成において、インク記録媒体1は側端
部近傍に設けられた駆動位置決め穴12に駆動ロール4の
突起41を順次遊嵌させ、且つ、従動位置決め穴11に従動
ロール5の突起51を順次遊嵌させつつ、各ロールの周囲
を無限循環する。
このとき、本実施例では、駆動位置決め穴12が搬送方
向に対して45゜傾斜した直線部分12aを有しているの
で、インク記録媒体1に連れ回される従動ロール5の突
起51が上記駆動位置決め穴12に遊嵌すると、駆動ロール
4上では、インク記録媒体1に対して駆動ロール4の軸
方向外側に向かう分力が作用することとなる。又、従動
ロール5上では、第一実施例と同様に、インク記録媒体
1に対して従動ロール5軸方向の外側に向かう分力が作
用する。
従って、各位置決め穴11,12と突起41,51との遊嵌によ
りインク記録媒体1の偏りや蛇行が防止されるのは勿論
のこと、インク記録媒体1は駆動ロール4及び従動ロー
ル5の上で幅方向に張設されるので、より効果的にシワ
寄りが防止されるものである。
本願発明者らはこの記録装置においても、その性能を
調べるため、張力調整ロール6によってインク記録媒体
1に2.0Kgfの張力を付与し、インク記録媒体1の搬送状
態を観察した。その結果、インク記録媒体1を1000回転
させても搬送に偏りやシワが発生することはなく、本実
施例のインク記録媒体1の搬送方法の有効性を確認する
ことができた。
又、本実施例では、従動ロール5と駆動ロール4とに
搬送のための突起41,51を設けたことにより、インク記
録媒体1に付与する張力を第一実施例に係る装置より小
さいものとすることができ、インク記録媒体1の寿命を
延命化できるといった利点も有している。
尚、本実施例では、インク記録媒体1に対して駆動位
置決め穴12と従動位置決め穴11とを交互に開設したが、
必ずしも交互である必要はなく、規則的な順序で開設さ
れるものであれば、その順序、開設個数等を変更しても
同様の効果を得ることができるのは勿論である。
又、上記第一及び第二実施例共に、位置決め穴11,12
の形状と突起41,51の断面形状とを長円形状の相似形と
したが、突起41,51が位置決め穴11,12に遊嵌するもので
あれば、これに限定されるものではない。例えば、第7
図に示すように、一定角度で傾斜した直線部分を有する
略三角形状の位置決め穴に、上記実施例で示した突起を
遊嵌させるようにしても良いし、第8図に示すように、
突起、位置決め穴が共に、略三角形状であっても良い。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明のインク記録媒体の
搬送方法によれば、搬送に伴ないインク記録媒体の幅方
向外側に向けて張設力を生じさせ、搬送における偏り、
蛇行、シワの発生を防止しているので、インク記録媒体
を高精度に搬送することが可能となり、転写記録法にお
ける記録画像の高品位化を達成することができる。
又、請求項2記載の発明によれば、より高精度にイン
ク記録媒体を搬送することができ、記録画像の高品位化
を一層期待できる外、インク記録媒体への負荷が小さく
なり、その長寿命化を達成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のインク記録媒体の搬送方法を適用した
通電熱転写記録装置の第一実施例を示す概略図、第2図
(A)及び(B)は第一実施例に係るインク記録媒体と
従動ロールとの搬送関係を示す平面図及び側面図、第3
図は本発明を適用した通電熱転写記録装置の第二実施例
を示す概略図、第4図(A)及び(B)は第二実施例に
係るインク記録媒体と駆動ロール及び従動ロールの搬送
関係を示す平面図及び側面図、第5図は請求項1記載の
搬送方法の概略を示す説明図、第6図は請求項2記載の
搬送方法の概略を示す説明図、第7図及び第8図は位置
決め穴の形状の他の例を示す拡大図、第9図は従来の搬
送方法による通電熱転写記録装置を示す概略図である。 [符号説明] 1:インク記録媒体 4:駆動ロール、5:従動ロール 11:従動位置決め穴、12:駆動位置決め穴 41:駆動ロール突起、51:従動ロール突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小木 健嗣 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼ ロックス株式会社竹松事業所内 (56)参考文献 特開 平2−243385(JP,A) 実開 平1−95365(JP,U) 実開 昭57−153557(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 31/10 B65H 20/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インク層を有するベルト状のインク記録媒
    体を複数の搬送ロールで懸架して搬送するインク記録媒
    体の搬送方法において、 上記インク記録媒体には、両側端近傍に、搬送方向と一
    定の角度をなして傾斜する直線部分を非搬送方向側に有
    する多数の従動位置決め穴を形成する一方、 上記搬送ロールのうち少なくとも一つの従動ロールに
    は、上記従動位置決め穴に遊嵌する複数の突起を配設
    し、 上記突起を従動位置決め穴に順次遊嵌させてインク記録
    媒体の位置決めを行なうことを特徴とするインク記録媒
    体の搬送方法。
  2. 【請求項2】インク層を有するベルト状のインク記録媒
    体を複数の搬送ロールで懸架して搬送するインク記録媒
    体の搬送方法において、 上記インク記録媒体には、両側端近傍に、搬送方向と一
    定の角度をなして傾斜する直線部分を搬送方向側に有す
    る駆動位置決め穴と、搬送方向と一定の角度をなして傾
    斜する直線部分を非搬送方向側に有する従動位置決め穴
    とを多数形成する一方、 上記搬送ロールのうち駆動ロールには、上記駆動位置決
    め穴に遊嵌する突起を配設し、且つ、上記搬送ロールの
    うち少なくとも一つの従動ロールには、上記従動位置決
    め穴に遊嵌する突起を配設し、 上記駆動ロールの突起と駆動位置決め穴とを、上記従動
    ロールの突起と従動位置決め穴とを順次遊嵌させてイン
    ク記録媒体の位置決めを行なうことを特徴とするインク
    記録媒体の搬送方法。
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