JP2818853B2 - 物流用伝票 - Google Patents

物流用伝票

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JP2818853B2
JP2818853B2 JP5332845A JP33284593A JP2818853B2 JP 2818853 B2 JP2818853 B2 JP 2818853B2 JP 5332845 A JP5332845 A JP 5332845A JP 33284593 A JP33284593 A JP 33284593A JP 2818853 B2 JP2818853 B2 JP 2818853B2
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喜代三 小島
達朗 吉良
圭司 岡田
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株式会社大丸情報センター
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は百貨店における販売品の
配送、運送業者における受託品の配送などの物流の管理
に使用する伝票に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の百貨店における販売品の配送シス
テムは図1、2に示すように構成されている。購入者は
店頭1で図3に詳細に示すような配送依頼の伝票(お届
け票)11を作成する。ここには依頼主(購入者)、届
け先、商品名、仕分コードなどが記入される。伝票11
は6枚重ねのカーボン紙であり、上から順に依頼主が持
ち帰る依頼主控(お客様お控)11a、店頭1(売り
場)に保存する売場控11b(図4)、配送商品に貼付
する商品貼付票11c、届先4で受領印を得るための証
明票11d、百貨店の配達所、又は百貨店と契約してい
る運送業者の配達所の控となる配達所控11e及び物流
センタ2の控となる物流控11fとなっている。商品貼
付票11cは裏面に粘着剤を塗着してある台紙(図示せ
ず)の上下辺で貼着されて封筒状になしてあり、この封
筒部分に証明票11d、配達所控11e、物流控11f
が収納された形になっている。前記粘着剤には剥離可能
な保護シートを貼付してある。前記仕分コードは届先4
が属する地域又は配達所3を特定する2桁のコードであ
る。
【0003】商品は売り場で包装され、ここで又は別場
所で荷造りされる。伝票は売り場控11bが店頭で取り
除かれ、前記保護シートを剥離して商品貼付票11c以
下が貼付される。商品が売り場ではなく、倉庫(図示せ
ず)、物流センタ2で用意され、荷造りされることもあ
る。この場合は商品貼付票11cがここへ転送されて貼
付される。商品は荷造りされ、前述のように伝票が貼付
された状態で必ず一旦物流センタ2に集められる。
【0004】物流センタ2では、物流控11fを抜取る
一方、仕分コードを利用して商品を配達所ごとに自動仕
分けし、仕分けの結果に従って、商品を残りの伝票であ
る証明票11d、配達所控11eと共に、届先近くの、
百貨店の又は運送業者の配達所3へ送り、ここから届先
4へ配達させる。配達員は商品を持って届先へ行き、証
明票11dを抜きだしてこれに受領印をもらう。配達所
控11eは配達所3に保管され、また証明票11dは百
貨店の所定部門、例えば物流センタ2、書類保管所へ送
られここに保管される。
【0005】次に情報の流れについて説明する。売り場
では商品売上に係る情報が端末機5からホストコンピュ
ータ6へ入力される。ホストコンピュータ6は百貨店
内、物流センタ2または情報管理センタなどに設けられ
る。店頭1からの入力情報は物流管理情報としてのみな
らず、経理情報、販売管理情報としての利用もされる。
情報入力を助けるために、図4に示すように、売り場控
11b以下の伝票には伝票番号を表すバーコードが印刷
されている。この場合、少なくとも伝票番号、売り場、
時間が入力、記憶される。
【0006】その物流センタ2では伝票番号と入荷また
は出荷の時間情報とが端末機5からホストコンピュータ
6へ入力される。配達所3では伝票番号並びに入荷及び
配達の時間情報が端末機5からホストコンピュータ6へ
入力される。ここでは端末機5としてターミナルが使用
されることがある。これらの情報入力においては伝票の
バーコードを読み取るだけで、その読取の時間情報がホ
ストコンピュータ6に記憶される。
【0007】百貨店の販売形態には上述のような店頭販
売のみならず、外商部門7、贈答シーズンに特別に設け
られる贈答品専門販売カウンタ(図示せず)でのものも
ある。このような場合においては、図5に示すような、
複数届先、商品の一括記入可能な伝票12が用いられ
る。この伝票12は3枚重ねのカーボン紙であり、印刷
用、係員控、依頼主控からなっている。伝票12には、
伝票番号、依頼主、並びに複数の届先及び各届先に対応
する商品のコード等が記載される。
【0008】印刷用12aはOCR(光学式文字読み取
り装置)8にかけて伝票番号、商品コードなどがディジ
タルデータとしてホストコンピュータ6へ入力され、ま
た依頼主、届先などはイメージ情報としてホストコンピ
ュータ6へ入力される。ホストコンピュータ6はこのよ
うな入力情報を用いて伝票11の商品貼付票11c以下
と同様のフォーマットの伝票120をプリンタ9で打ち
出させる。この伝票120が倉庫、又は物流センタ2で
商品に貼付されるのは伝票11と同様である。
【0009】反復顧客については以前にホストコンピュ
ータ6へ入力されたデータに基づいて依頼主、届先がプ
リントされた伝票12が用意される。而して、依頼主が
商品が届先に届いたかどうかを知りたい場合は、依頼主
控11aに記載の問い合わせセンターへ電話をかけ、伝
票番号を告げる。問い合わせセンター(図示せず)では
端末機からホストコンピュータ6にアクセスし、該当伝
票番号についての記憶情報を調べる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のシ
ステムによる場合は、伝票11として6枚重ねのものを
使用する必要があり、高価につく。伝票12の場合は伝
票11に比して重ね枚数が少ないがやはり高価につく。
また、枚数の多さに応じて伝票保存のためのスペースが
多く必要である。
【0011】更に上述の依頼主からの問い合わせに対し
て届先での受領の有無、受領時間情報はホストコンピュ
ータ6から迅速に取り出せるが、受領印の詳細(印形、
署名等)は、証明票11dを膨大な保存伝票の中から捜
し出さない限り知ることができない。
【0012】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであり、コンピュータによる情報記憶能
力を有効利用することによって、伝票の重ね枚数を少な
くすることができるにも拘らず、受領印の形態、さらに
は伝票上に記述された種々の情報(配達指定日、時間、
個数口等)を即座に知ることができ、依頼主からの問い
合わせに対してこと細かに答えることができる物流管理
方法に対処できる伝票を提供することを目的とする。本
発明の伝票は前述した百貨店の商品配送に限らず、宅配
便などの運送業務にも適用できる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の伝票は、物品に
係る情報が記載してあり、物品の移動に伴って移動さ
せ、その記載内容に従って物品の移動を管理するのに用
いる伝票において、矩形の大伝票と、該大伝票の短辺側
に連設され、大伝票の短辺を長辺とする矩形の小伝票と
を備え、前記大伝票及び前記小伝票が共通情報を有し、
該共通情報が光学的読取可能な記号を含み、前記小伝票
は前記大伝票の縮小イメージを有し、前記記号の縮小倍
率が他の領域の縮小倍率より大であることを特徴とす
る。そして大伝票と小伝票との間を切断可能になしてあ
る。また、小伝票が複数連設されている。
【0014】さらに小伝票相互間を切断可能になして
る。
【0015】
【作用】大伝票と小伝票とが連設されているから、これ
らに異なる機能分担をさせることとすれば、1枚で複数
葉の機能を果たすことになる。そして、切断可能として
いることで物流の段階での処理用に各伝票を用いるこ
とができる。光学的読取可能な記号を含む場合はそれを
用いてコンピュータへ自動的に読み込ませることが可能
になる。この記号を相対的に大きくすることで誤入力が
回避される。
【0016】
【実施例】以下本発明を百貨店の配送伝票における実施
例を示す図面に基づいて詳述する。 〔店頭〕図6、7、8は本発明の伝票を使用する場合の
物流システムの全体を示す模式図である。まず、店頭1
における販売で単一の届先への配送を依頼する場合につ
き説明する。図9は第1伝票(原伝票)13を示し、依
頼主控(お申込み票ーお客様お控)13a及び図10に
示す入力票13bの2毎重ねのカーボン紙からなる。こ
れら依頼主控13a及び入力票13bは、従来の伝票1
1の1、2枚目の依頼主控11a及び売場控11bと各
々同様である。入力票には伝票番号が印刷されている。
【0017】店頭では伝票13に届先、依頼主、商品等
が書き込まれる。依頼主控13aは依頼主に渡され、入
力票13bは店頭帳場または各階1箇所程度に設けたス
キャナ21でそのイメージが読み込まれる。読み込みの
処理はワークステーション22が行い、伝票イメージは
伝票ファイル23に蓄積される。
【0018】伝票ファイル23内のデータは百貨店内又
は百貨店外にある情報管理センタ10のホストコンピュ
ータ6へ送られ、伝票ファイル24に格納される。なお
店頭のスキャナ21、ワークステーション22、情報管
理センタ10のホストコンピュータ6、物流センタ2、
配達所3の機器は適宜の通信手段で接続されている。
【0019】一方、ワークステーション22は伝票ファ
イル23の内容を加工して図12、13に示す第2伝票
14をプリンタ25で印写させる。本発明の主題である
第2伝票14は1葉形式であり、入力票13bのほぼ全
体(正確には手書き領域の無い右端の一部を除く)と等
大であり、かつ同一内容を有する商品貼付票141と、
商品貼付票141の右端に順次連なる、証明票(証)1
42、配達所控143及び物流センタ2の控となる物流
控144とからなり、これら各々の間はミシン目がはい
っている。
【0020】商品貼付票141は入力票13bをその印
刷フォームとも印写した形式としてもよいが、商品に貼
付した場合の見栄えのよさからカラー印刷フォームを使
用し、届先など入力票13bに後から記入された文字だ
けを印写する。また、バーコードは入力票13bから読
み取った伝票番号に基づいて、対応するバーコードのパ
ターンを合成作成して伝票141・・・144に印写す
る。伝票番号の認識はスキャナ21で読み取ったイメー
ジからソフトウエアで判定する。
【0021】図11に示すように入力票13bにバーコ
ードを印刷したものを使用し、スキャナ21で読み取っ
たイメージのハードコピーとしてバーコードも印写する
こととしてもよい。
【0022】伝票142、143、144は商品貼付票
141と縦横を異にし、従って、商品貼付票141の縦
横の比に相当する倍率で縮小された大きさとなってい
る。これらの伝票142、143、144は入力票13
bを縮小したものでもよいし、届先、依頼主、区分コー
ド(配達所の地域を表すコード)、商品、数量及び伝票
番号など重要事項のみを選択して印写したものでもよ
い。伝票の種類を表す「証」「配達所控」「物流控」の
文字及び伝票142の受領印捺印場所142aは読み込
みイメージとは別に印写される。
【0023】また、伝票13、14の縦寸法を従来の伝
票11と同寸とする場合は、伝票142、143、14
4におけるバーコードが小さくなり過ぎる。そこで、バ
ーコードの倍率は他領域より大きめとした部分偏倍印写
を行う必要がある。図14はワークステーション22に
おける伝票14の印写に関連する処理の手順を示すフロ
ーチャートである。
【0024】読み込んだ伝票イメージを伝票ファイル2
3から読みだす(S1)。一方、この伝票の伝票番号
(イメージと関連づけて伝票ファイル23に記憶してあ
る)のバーコードのイメージを作成して(S2)、読み
だしたイメージの所定エリアに合成して商品貼付票14
1のイメージを作成する(S3)。
【0025】次に、読みしたイメージを縮小し(S
4)、次に作成したバーコードを合成する(S5)。バ
ーコードはS4で作成した縮小イメージよりも相対的に
大きくする。伝票の種類は証明票142の「証」から順
に合成して伝票イメージを完成し(S6)、「物流控」
144まで合成すると(S7)、これらのイメージをプ
リンタ25へ出力する(S8)。
【0026】この出力に際して、図12、13に示すよ
うな第2伝票のイメージを作成した上で、プリンタ25
に印写させることとしてもよいし、各伝票141、14
2・・・144のイメージを個別に用意しておき、順次
的に出力するようにしてもよい。いずれの場合において
も、伝票141と、他の伝票142・・・144とでは
向きが90゜相違する。第2伝票14は適宜の手段で包
装に貼付する。
【0027】前述したようにバーコードの印写を読み込
んだ第1伝票のイメージから印写してもよい。この場合
も伝票142・・・144ではバーコード領域を他領域
より大きくする。図15はこの場合のワークステーショ
ン22での処理手順を示すフローチャートである。伝票
ファイル23から第1伝票13の入力表3bのイメージ
を読みだし(S11)、バーコードの領域を分離し(S
12),これを所定倍率で縮小する(S13)。次に残
りの領域をより小さい倍率で縮小し(S14)、両縮小
イメージを合成する(S15)。以下伝票種を合成し
(S16,17)、プリンタ25へ出力する(S1
8)。伝票141の部分は伝票ファイル23から読みだ
したものをそのまま印写すればよい。
【0028】このような荷姿の商品が物流センタ2へ送
られる。店頭に商品がない場合は第2伝票14は倉庫
(図示せず)で商品に貼付され、物流センタ2へ送られ
るか、又は伝票14だけが物流センタ2へ送られ、ここ
で商品に貼付される。
【0029】〔物流センタ〕物流センタ2では、物流控
144を切り取る一方、商品貼付表141に記載の仕分
コードを利用して商品を配達所ごとに自動仕分けし、仕
分けの結果に従って、商品を該当の配達所3へ送る。一
方、物流控144は適当数をまとめてコムロール作成機
を兼ねる高速一括読取機26にかけてそのバーコードが
読み取られ、読み取られた情報は高速一括読取機26が
有する時間情報とともにホストコンピュータ6へ伝送さ
れ、伝票ファイル24の同伝票番号の部分にそれが格納
される。これによって該当物品の物流センタ通過時点が
記録されたことになる。
【0030】〔配達所〕物流センタ2から配達所3へ届
けられると、配達所控143が切り取られ、端末機27
(据置型、携帯型)でそれを読み取らせ、ホストコンピ
ュータ6へ転送する。時間情報が端末機27、又はホス
トコンピュータ6で付加され、伝票ファイル24の同伝
票番号の部分にそれが格納される。これによって該当物
品の配達所3への到着時点が記録されたことになる。
【0031】商品は配達所3から届先4へ配達される。
配達員は商品を持って届先へ行き、証明票142を切り
取り、証明票142に受領印をもらう。配達員は配達所
へ帰ると配達所控143を端末機27で再び読み取ら
せ、ホストコンピュータ6へ転送する。これによって該
当物品の届済み時点が記録されたことになる。配達所控
143は配達所3に保管され、また証明票142は百貨
店の所定部門、例えば物流センタ2、書類保管所へ送ら
れる。
【0032】〔物流センタ〕証明票142が物流センタ
2へ戻るものとすると、ここでは多数の証明票142を
まとめて高速一括読取機26にかけてそのイメージを読
み取らせる。読み取られたイメージはホストコンピュー
タ6へ伝送され、伝票ファイル24の同伝票番号の部分
にそれが格納されると同時にコムロール(Comput
er Output Microfilm Roll)
に記録される。この記録により証明票142の保管の法
定義務が免除される。なお、配達所3において証明票1
42のイメージを読み取らせるようにシステムを構築す
ることも可能である。
【0033】〔依頼主〕依頼主が商品についての問い合
わせをする場合、依頼主控13aに印刷してある問い合
わせセンタ20へ電話をする。電話オペレータは問い合
わせ用端末機28から問い合わせに係る伝票番号を入力
する。この伝票番号によってホストコンピュータ6は伝
票ファイル24にアクセスし、該当伝票の配送に係る格
納情報を読みだし、これを端末機28へ伝送して表示さ
せる。この情報には、ホストコンピュータ6へなんらか
の形で入力が行われた時点の時間情報が含まれているか
ら、商品の移動をトレースできることはもちろん、証明
票142の受領印のイメージも含まれており、これが表
示されるから依頼主の不安(届先にではなく、隣家、又
はアパート管理人に手渡されたままではないか?などの
疑念)にも直ちに対処しうる。
【0034】また届先が昼間留守がちであることを依頼
主が知っている場合、届日(日曜)、時間(夜間)を指
定する。このような指定事項は店員に依って入力票13
bに手書きされる。依頼主はそのような指定が正しくな
されたことの確認も望むことがあるが、電話オペレータ
は問い合わせ用端末機28に入力票13bのイメージを
取り出せるからそのような問い合わせにも対処できる。
【0035】〔その他〕 なお、配達所控143は必ずしも必要ではない。すなわ
ち、配達所3における到着、配達済みの情報入力には証
明票142を用いればよいからである。また、配達所3
の端末機27によって伝票ファイル24にアクセス可能
とすることで、情報の共有が可能になるからである。従
って、配達所控143の保存も不要となる。したがっ
て、図16、17のように商品貼付票141、証明票1
42、物流控144で構成する第2伝票14を用いるこ
とも可能である。逆に発送元から届先までの管理拠点数
が多い場合は小伝票の部分を4以上としてもよい。
【0036】〔一括記入伝票の場合〕次に、贈答シーズ
ンに特別に設けられる贈答品専門販売カウンタ(図示せ
ず)での、複数届先、商品の一括記入可能な伝票を用い
ての販売について説明する。使用伝票のフォームは図5
に示す従来のものと同様であるが、従来のものと異な
り、A4等の標準サイズの2枚重ねのカーボン紙であ
り、印刷用及び依頼主控からなっている。図6、7、8
に示すように、上述のような伝票15はその印刷用のも
のがスキャナ21にかけられ、第2伝票14がプリンタ
25によって作成される。読み込み、伝票作成の処理は
ワークステーション22が行い、伝票イメージは伝票フ
ァイル23に蓄積される。
【0037】伝票ファイル23内のデータは百貨店内又
は百貨店外にある情報管理センタ10のホストコンピュ
ータ6へ送られ、伝票ファイル24に格納される。ワー
クステーション22による伝票14の作成処理は基本的
には図13のフローチャートの処理と同様であるが、伝
票15の依頼主記入領域と、複数の届先及び商品記載領
域とを各別のイメージとして分離し、そのうえでこれら
を合成して、各届先用の伝票14を作成する。
【0038】外商部門7の顧客又は反復顧客に対しては
前回の販売データを伝票ファイル24から読み出し、伝
票12、15同様のフォームに、依頼主、複数の届先を
プリントした伝票(事前リストと呼ばれる)16を贈答
シーズンに先だって送付する。顧客はこれに商品コード
を記入して百貨店へ返送する。この様な伝票16は、伝
票番号、商品コードをディジタルで読めるとともに、全
体のイメージを読める端末機29で読み取られ、読み取
りデータは伝票ファイル23,24へ格納される。
【0039】この読み取りと同時的に、又はその後で入
力データの確認、修正が端末機30で行われる。ここで
の画面表示は図18に示すように、商品コードを読み込
みイメージと、読み込みイメージから認識したディジタ
ル値とを並列表示する。オペレータは両者の一致、不一
致をしらべ、不一致の場合にはディジタル値の訂正をし
て伝票ファイル23,24の内容を書き換える。
【0040】このようにして確認、訂正が行われた伝票
ファイル23の内容に従って、第2伝票14が作成され
る。この伝票においては依頼主、届先、商品名などがデ
ィジタル情報から印写される。このような一括伝票1
5、16の場合、その伝票には1つの伝票番号しか与え
られない。そして伝票15、16から作成される伝票1
4には、伝票15、16の各行(届先)ごとの数字が伝
票15、16の伝票番号に最下位桁として付加される。
【0041】〔その他の受注形態〕外商部門7において
は伝票13,15,16などに依らず、電話、口頭によ
る受注がある。このような場合は、メモが第1伝票とな
る。このような受注形態にも、端末機29,30などに
より手動入力を可能とするようにシステムを構成してお
く。すなわち、端末機画面上に伝票13,15,16な
どに対応する伝票フォーマットを表示させ、これに必要
事項を手動入力させ、または伝票ファイル24などから
の読みだしデータを流用入力させ、これを伝票ファイル
23へ格納し、第2伝票14を印写させることとする。
【0042】パソコン通信のように電子データで受注情
報が送られて来る場合は、依頼主のコンピュ−タ31か
ら電話回線を経てホストコンピュータ6又はそれ専用の
コンピュータ(図示せず)でデータを受け取り、伝票フ
ァイル23、24へこれを蓄積して、伝票14の作成な
どを行わせる。このように本発明の伝票14は原伝票の
形態、又はその有無にかかわらず作成されるのである。
なお本発明は百貨店の配送業務に限らず、宅配便等の物
流業務に広く適用出来る。
【0043】
【発明の効果】以上の如き本発明による場合は、伝票1
3を2葉のものにすることができる。全体としてみれば
伝票14も必要であるが、これを含めても3葉であるか
ら、従来の伝票11の6葉に比して半減する。伝票14
は従来の伝票11又は伝票13よりも証明票142など
の分だけ大きいが、その分を考慮しても紙資源の節約が
大幅に図れる。伝票15の場合もそれ自体で1葉削減で
き、従来伝票12に基づいて作成されてきた、商品貼付
票、証明票、配達所控、物流控の4葉が兼用の1葉にな
りこの場合も紙資源の節減が図れる。これらの効果は、
伝票16の場合も同様である。また、後者の効果はの第
1伝票なしの受注の場合も同様に得られる。そして小伝
票は縮小イメージを有することから、その分紙資源の節
約が図れる。一方バーコード等の光学的読取可能な記号
は相対的に大きいので誤入力が回避される。
【0044】さらに、本発明では、証明票142での受
領印をイメージで蓄積し、これを取り出せるようにして
あるから、依頼主の問い合わせに対し、印形、署名など
につきより正確な情報を即座に提供できる。また入力票
13bのイメージも蓄積しているから、これへの手書き
情報についての問い合わせにも即座に対応できる。ま
た、コムロールに証明票142のイメージを記録保存す
るので膨大な証明票保存の法的義務からも解放される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の配送システムの模式図である。
【図2】従来の配送システムの模式図である。
【図3】従来の伝票のフォーマット図である。
【図4】従来の伝票のフォーマット図である。
【図5】従来の伝票のフォーマット図である。
【図6】本発明の伝票を用いる配送システムの模式図で
ある。
【図7】本発明の伝票を用いる配送システムの模式図で
ある。
【図8】本発明の伝票を用いる配送システムの模式図で
ある。
【図9】第1伝票のフォーマット図である。
【図10】入力票のフォーマット図である。
【図11】入力票のフォーマット図である。
【図12】第2伝票のフォーマット図である。
【図13】第2伝票のフォーマット図である。
【図14】第2伝票印写の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図15】第2伝票印写の処理手順を示すフローチャー
トである。
【図16】第2伝票のフォーマット図である。
【図17】第2伝票のフォーマット図である。
【図18】確認、修正用端末機における表示画面の模式
図である。
【符号の説明】
13 第1伝票 14 第2伝票 15 一括型第一伝票 16 一括型第一伝票 21 スキャナ 22 ワークステーション 23 伝票ファイル 24 伝票ファイル 25 プリンタ 26 高速一括読取機 27 端末機 28 端末機 29 端末機 30 端末機 31 端末機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−170174(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B42D 11/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品に係る情報が記載してあり、物品の
    移動に伴って移動させ、その記載内容に従って物品の移
    動を管理するのに用いる伝票において、 矩形の大伝票と、 該大伝票の短辺側に連設され、大伝票の短辺を長辺とす
    る矩形の小伝票とを備え、前記大伝票及び前記小伝票が
    共通情報を有し、該共通情報が光学的読取可能な記号を
    含み、前記小伝票は前記大伝票の縮小イメージを有し、
    前記記号の縮小倍率が他の領域の縮小倍率より大である
    ことを特徴とする物流用伝票。
  2. 【請求項2】 大伝票と小伝票との間を切断可能になし
    てある請求項1記載の物流用伝票。
  3. 【請求項3】 小伝票が複数連設されている請求項1記
    載の物流用伝票。
  4. 【請求項4】 小伝票相互間を切断可能になしてある請
    求項3記載の物流用伝票。
  5. 【請求項5】 小伝票は捺印可能領域を有する請求項1
    〜4のいずれかに記載の物流用伝票。
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