JP2009514757A - 集荷通知を利用する集荷方法および集荷システム - Google Patents

集荷通知を利用する集荷方法および集荷システム Download PDF

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Abstract

集荷場所に残される集荷通知には証印(indicia)が付随する。この証印は集荷場所での集荷が予定されたパーセルと“関連付け”られる。その関連付けは、集荷通知から情報を取得するほかにパーセルからも情報を取得することを可能にする走査または読取手段を備え、取得した情報を記憶することができる携帯用の携帯型データ取得デバイスで実行される。運送人の取引規則を守っていないパーセルは集荷場所に集荷通知と一緒に置き去りにされる。集荷通知上の証印は、置き去りにされたパーセルについての情報にアクセスし、集荷のやり直しもしくは集荷の変更(集荷のキャンセルを含む)を手配するために使用される。また証印は、問題なく集荷されたパーセルを追跡するほか、集荷されたパーセルに対する配達を変更するために使用されることもある。

Description

本発明は一般にアイテムの集荷と配達の技術に関し、特に、配送サービスプロバイダ(以下、“配送サービス”)がパーセル(“パッケージ”とも言う)といったアイテムを目的とする荷受人(あるいは“受取人”)に配達するために荷送人から集荷するための技術に関する。
パーセル(parcels)その他のアイテム(items)を荷送人(shipper)から集荷(pick up)し、それらのパーセルその他のアイテムを目的とする荷受人(recipients)の所在地その他の指定された場所まで配達することは配送サービスのよく知られた業務である。多くの場合、パーセルが配達不能のときは、“配達通知(delivery notice)”が特定の場所に残され、目的とする荷受人は後でそれを見て電話またはインターネットで配送サービス(例えば(公序良俗違反につき、不掲載))と連絡を取り、現地オペレーションセンターに保管されたパッケージを再配達、転送、または返送してもらう。しかしながら、配送サービスによって集荷が行われるべきアイテムに対しては、アイテムの集荷が何らかの方法で中止されるかまたは遅らされるような類似のシステムは全く存在しない。
現在のところ、荷送人が配送サービスに集荷してほしいアイテムを付き添わずに置き去りにした場合で斯かるアイテムが集荷されない場合、荷送人はアイテムが配送サービスによって引き取られなかった理由または配送サービスが集荷しに来たかどうかさえ知る手立てを持たないことがある。さらに、アイテムが集荷されてしまえば、ある場所で集荷された全てのアイテムを識別する仕組みは存在しない。またパッケージ追跡番号が付与される場合、荷送人はある特定の場所で配送サービスによって集荷された各個別のパッケージについての輸送記録にアクセスしなければならないことがある。
さらに、荷送人がある場所に出荷のためにアイテムを付き添わずに置き去りにした場合で斯かるアイテムが後で行方不明になっていることがわかった場合、これらのアイテムが配送サービスによって無事に取り戻される保証は全くなく、あるいはアイテムはもっと悪い運命を辿っているかもしれない。荷送人は運送人と連絡を取って全てのパッケージが集荷されたかどうかを確認したり、あるいは目的とする各荷受人と個別に連絡を取ってパーセルを受け取ったかどうかを確認する必要があるかもしれない。理解できるように、こうしたやり取りは大きな労力を必要とする。
以上の点から見て、パッケージその他のアイテムを集荷するための方法であって、既に述べた従来技術の方法と比べてあまり大きな労力を要せず、かつ従来技術の欠陥を既に述べた点を含めて解消する改良された方法を提供する必要があると考えられる。
本発明は、上記課題を解決するため、例えば1つ以上の証印(indicia)を有する集荷通知(pick-up notice)などの通知(notice)を集荷場所(pick-up location)についての情報とその集荷場所におけるアイテムの集荷の成功または失敗についての情報と関連付けるためのシステムおよび方法を提供する。アイテムが集荷場所で集荷される場合、集荷通知はアイテム情報と関連付けられる。集荷通知は配送サービスによってその集荷場所に残される。荷送人(shipper)は集荷通知を利用して配送サービスと連絡を取り、集荷既遂(pick-up)、集荷未遂(attempted pick-up)、あるいは一部集荷既遂(partial pick-up)についての情報を取得することができる。斯かる情報は、ストップアテンプト(例えば試行回数、未遂に終わった集荷の日時など)、ドライバが集荷したパッケージの数(もしあれば)、ドライバが問題のせいで受領/集荷できなかったパッケージの数(もしあれば)、各パッケージ毎に集荷されたか否かに関わらずドライバによって記録された具体的な詳細(パッケージを計上するためのサインすべきSRB(standard register book)もしくはマニフェスト(manifest)がない、不適切な梱包、禁止アイテム(危険物など)、サイズおよび/または重量の制限の例外など)についての情報を含む。集荷されるアイテムのうち、1つ以上のアイテムが国際輸送される場合、ストップアテンプト(stop attempt)についての情報はそれらのアイテムの1以上のアイテムが口座番号もしくは納付(クレジットカード番号もしくは小切手)を欠いている、マルチプル(multiple)に不備がある、貨物運送状(waybills)に不備がある、文書(インボイス、価値申告、原産国、商品説明)が揃っていないかどうかについての情報を含むことがある。“マルチプル(multiple)”とは運送人による2つ以上のパーセルの計画もしくは予定された集荷であり、出荷パーセルの1つ(あるいはそれ以上)が欠けている(ドライバによる集荷時に入手できない)とき、一般に出荷品全体がドライバーによって集荷されない。本文脈で使用される“貨物運送状(waybill)”は、積荷の宛先、荷送人、配送サービス種別を含む積荷の詳細を記した積荷書類であって、輸送契約(荷送人と運送人との間の契約)の一部を構成する。例えば、(公序良俗違反につき、不掲載)航空輸送書類(ASD:Air Shipping Document)は航空貨物を空輸するために使用される3部構成の貨物運送状(waybill)である。ASDは、宛先ラベル、追跡ラベル、および輸送記録を含む。また、銀行小切手、主要なクレジットカード、または(公序良俗違反につき、不掲載)が発行する課金情報番号を含む、複数の支払いオプションが存在する。
本発明の別の態様では、荷送人は集荷通知上のヒト(人間)が読取り可能な(human-readable)かつ/または機械が読み取り可能な(machine-readable)証印(indicia)を使用して、集荷し終わっており集荷通知と関連付けられたアイテムを追跡するとともに、正当な権限に基づいて、出荷されたアイテムについての特定の情報を、出荷されたパッケージを転送することを含めて、変更、編集、完成、削除または修正する。
本発明の別の態様では、(公序良俗違反につき、不掲載) (公序良俗違反につき、不掲載)(商標)集荷配達通知は、顧客(事業者または自宅の荷送人)または目的とする荷受人に、ストップおよびパッケージについての情報を提供するとともに、権限を持つ者が出荷されたアイテムについての情報を、出荷されたパッケージを転送することを含めて、変更、編集、完成、削除または修正することができるように、集荷ストップと関連付けられる(とともにそのストップで出荷されるパッケージと関連付けられる)。
本発明は、各アイテムが固有の識別性とそのアイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する1つ以上の固有アイテムを荷送人から集荷するためのシステムを提供する。本システムは複数の集荷通知から構成され、その複数の集荷通知において各集荷通知は機械可読集荷通知コードを含み、各集荷通知コードは当該複数の集荷通知の中で他のコードと区別可能な一意的なものである。本システムは、集荷通知コードが読み取られ、かつ1つ以上のアイテムコードが読み取られるように、複数の集荷通知の1通知から機械可読集荷通知コードを読み取るほかに1つ以上のアイテムの各アイテムからそれぞれの機械可読アイテムコードを読み取るように構成されたコード読取デバイス(code-reading device)を更に具備する。本システムは、集荷通知コードと1つ以上のアイテムコードを記憶し、それらの集荷通知コードと1つ以上のアイテムコードとの間を関連付けるように構成されたコード記憶及び関連付けデバイス(code storing and linking device)を更に具備する。
本発明は、各アイテムが固有の識別性とそのアイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する1つ以上の固有アイテムを荷送人から集荷するための別の態様のシステムを提供する。本システムは複数の集荷通知から構成され、その複数の集荷通知において各集荷通知は機械可読集荷通知コードを含み、各集荷通知コードは当該複数の集荷通知の中で他のコードと区別可能な一意的なものである。本システムは、複数の集荷通知の1通知から機械可読集荷通知を読み取り、1つ以上のアイテムの各アイテムから機械可読アイテムコードを読み取るほかに、それらの集荷通知コードと1つ以上のアイテムコードを記憶するように構成されたコード読取記憶デバイス(code-reading and storing device)を具備する。本システムは、(複数の集荷通知の1通知から読み取られた)集荷通知コードと(1つ以上のアイテムから読み取られた)1つ以上のアイテムコードに関連する情報をコード読取記憶デバイスから受信するように構成された記憶及びサービスデバイス(storing and serving device)を更に具備する。この記憶及びサービスデバイスは更に、(複数の集荷通知の1通知から読み取られた)集荷通知に関連する情報を受信したら、1つ以上のアイテムの各アイテムが置き去りにされたかまたは集荷されたかどうかを示すステータスを含む1つ以上のアイテムに関連した情報をリクエストに応じて提供するように構成される。
本発明は、各アイテムが固有の識別性とそのアイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する1つ以上の固有アイテムを荷送人から集荷するための別の態様のシステムを提供する。本システムは複数の集荷通知から構成され、その複数の集荷通知において各集荷通知は機械可読集荷通知コードを含み、各集荷通知コードは当該複数の集荷通知の中で他のコードと区別可能な一意的なものである。本システムは、複数の集荷通知の1通知から機械可読集荷通知を読み取るほかに1つ以上のアイテムの各アイテムから機械可読アイテムコードを読取り、読み取られた集荷通知コードと読み取られた1つ以上のアイテムコードを記憶するように構成されたコード読取記憶デバイス(code-reading and storing device)を具備する。本システムは、コード読取記憶デバイスから、読み取られた集荷通知コードと読み取られた1つ以上のアイテムコードに関連した情報を受信し、読み取られた集荷通知コードと読み取られた1つ以上のアイテムコードとの間を関連付けて前記1つ以上の固有アイテムに関連した情報をリクエストに応じて提供することができるように構成された記憶関連付けサービスデバイス(storing linking and serving device)を更に具備する。前記情報は、前記集荷通知に関連する情報を受信したら、前記1つ以上のアイテムの各アイテムが置き去りにされたかまたは集荷されたかどうかを示すステータスを含む。
本発明は、各アイテムが固有の識別性とそのアイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する1つ以上の固有アイテムを荷送人から集荷するための更に別の態様のシステムを提供する。本システムは複数の集荷通知から構成され、その複数の集荷通知において各集荷通知はその上に機械可読な第1の集荷通知コードと人間に解読可能(human-readable)な第2の集荷通知コードとを含み、各集荷通知コードは当該複数の集荷通知の中で他のコードと区別可能な一意的なものである。本システムは、複数の集荷通知の1通知から機械可読集荷通知コードを読み取るとともに前記1つ以上のアイテムの各アイテムから機械可読アイテムコードを読み取るように構成されたコード読取デバイス(code-reading device)を具備する。本システムは、読み取られた機械可読集荷通知コードと読み取られた1つ以上のアイテムコードを記憶するように構成されたコード記憶デバイス(code-storing device)と、読み取られた集荷通知を前記1つ以上のアイテムと関連付けるように構成された関連付けデバイス(linking device)も具備する。本システムは、前記1つ以上の固有アイテムの各アイテムに関する情報を報告するように構成された報告デバイス(reporting device)を更に具備する。前記情報は、人間に解読可能通知コードを受信したらそれに応えて、前記1つ以上の固有アイテムの各アイテムが置き去りにされたかまたは集荷されたどうかを示すステータスを含む。
本発明は、各アイテムが固有の識別性とそのアイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する1つ以上の固有アイテムを荷送人から集荷するための方法を提供する。本方法は複数の集荷通知を提供するステップを実行する。その複数の集荷通知において各集荷通知はその上に機械可読集荷通知コードを含み、各集荷通知コードは当該複数の集荷通知の中で他のコードと区別可能な一意的なものである。本方法は、次に、前記複数の集荷通知の1通知から機械可読集荷通知コードを機械で読取り、読み取られた機械可読集荷通知コードに関連する対応する電子データを記憶するステップと、前記1つ以上のアイテムの各アイテムから機械可読アイテムコードを機械で読取り、前記1つ以上のアイテムに関連する電子データを記憶するステップとを実行する。前記1つ以上のアイテムに関連する電子データは運送人によって前記1つ以上のアイテムの各アイテム毎にそれが集荷されたかどうかを示すステータス(status)を含む。本方法は、続いて、読み取られた機械可読集荷通知コードに関連する電子データを前記1つ以上のアイテムに関連する電子データと電子的に関連付けるステップを実行する。
本発明は、各アイテムが固有の識別性とそのアイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する1つ以上の固有アイテムを荷送人から集荷するための別の態様の方法を提供する。本方法は複数の集荷通知を提供するステップを実行する。その複数の集荷通知において各集荷通知はその上に機械可読集荷通知コードを含み、各集荷通知コードは当該複数の集荷通知の中で他のコードと区別可能な一意的なものである。本方法は、次に、複数の集荷通知の1通知から機械可読集荷通知コードを機械で読取り、読み取られた機械可読集荷通知コードに関連する対応する電子データを記憶するステップと、前記1つ以上のアイテムの各アイテムから機械可読アイテムコードを機械で読取り、前記1つ以上のアイテムに関連する電子データを記憶するステップとを実行する。本方法は、次に、読み取られた機械可読集荷通知コードに関連する電子データを前記1つ以上のアイテムに関連する電子データと電子的に関連付けるステップを実行する。本方法は、続いて、前記複数の集荷通知の前記1通知の記述(description)を受信したらそれに応えて、前記1つ以上の固有アイテムの各アイテムに関する情報を報告(report)するステップを実行する。前記1つ以上の固有アイテムの各アイテムに関する情報は運送人によって前記1つ以上のアイテムの各アイテム毎にそれが集荷されたどうかを示すステータスを含む。
本発明は、各アイテムが固有の識別性とそのアイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する1つ以上の固有アイテムを集荷するための別の態様の方法を提供する。本方法は複数の集荷通知を提供するステップを実行する。その複数の集荷通知において各集荷通知はその上に機械可読な第1の集荷通知コードと、人間に解読可能(human-readable)な第2の集荷通知コードとを含み、各第1の集荷通知コードは当該複数の集荷通知の中で他のコードと区別可能な一意的なものである。本方法は、次に、複数の集荷通知の1通知から機械可読集荷通知コードを機械で読取り、読み取られた機械可読集荷通知コードに関連する対応する電子データを記憶するステップと、前記1つ以上のアイテムの各アイテムから機械可読アイテムコードを機械で読取り、前記1つ以上のアイテムに関連する電子データを記憶するステップとを実行する。本方法は、次に、読み取られた機械可読集荷通知コードに関連する電子データを前記1つ以上のアイテムに関連する電子データと電子的に関連付けるステップを実行する。本方法は、最後に、人間に解読可能な第2の集荷通知を受信したらそれに応えて、前記1つ以上の固有アイテムの各アイテムに関する情報を報告するステップを実行する。その情報は運送人によって前記1つ以上のアイテムの各アイテムが集荷されたどうかを示すステータスを含む。
本発明は、各アイテムが固有の識別性とそのアイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する1つ以上の固有アイテムを1以上の荷送人から集荷するための別の態様の方法を提供する。本方法は、携帯用データ取得デバイスを利用することを含み、複数の集荷通知を提供するステップを実行する。その複数の集荷通知において各集荷通知は機械可読集荷通知コードを含み、各集荷通知コードは当該複数の集荷通知の中で他のコードと区別可能な一意的なものである。本方法は、次に、携帯用データ取得デバイスにおいて、複数の集荷通知の1通知から機械可読集荷通知コードを機械で読取り、読み取られた機械可読集荷通知コードに関連する対応する電子データを記憶するステップと、携帯用データ取得デバイスにおいて、前記1つ以上のアイテムの各アイテムから機械可読アイテムコードを機械で読取り、前記1つ以上のアイテムに関連する電子データを記憶するステップとを実行する。本方法は、次に、読み取られた機械可読集荷通知コードに関連する電子データを前記1つ以上のアイテムに関連する電子データと電子的に関連付けるステップを実行する。本方法は、続いて、複数の集荷通知の1通知の記述を受信したらそれに応えて、前記1つ以上の固有アイテムの各アイテムに関する情報を報告するステップを実行する。その情報は運送人によって前記1つ以上のアイテムの各アイテム毎にそれが集荷されたどうかを示すステータスを含む。
本発明は、各アイテムが固有の識別性とそのアイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する1つ以上の固有のアイテムを出荷場所(shipping location)から集荷するための更に別の態様の方法を提供する。本発明は、携帯用データ取得デバイスとコンピュータサーバを利用することを含み、複数の集荷通知を提供するステップを実行する。その複数の集荷通知において各集荷通知は機械可読集荷通知コードを含み、各集荷通知コードは当該複数の集荷通知の中で他のコードと区別可能な一意的なものである。本方法は、次に、携帯用データ取得デバイスにおいて、複数の集荷通知の1通知から機械可読集荷通知コードを機械で読取り、読み取られた機械可読集荷通知コードに関連する対応する電子データを記憶するステップと、同じく携帯用データ取得デバイスにおいて、前記1つ以上のアイテムの各アイテムから機械可読アイテムコードを機械で読取り、前記1つ以上のアイテムに関連する電子データを記憶するステップとを実行する。本方法は、次に、携帯用データ取得デバイスからサーバへ読み取られた機械可読集荷通知コードに関連する電子データを転送するほか、携帯用データ取得デバイスからサーバへ前記1つ以上のアイテムに関連する電子データを転送するステップを実行する。本方法は、続いて、読み取られた機械可読集荷通知コードに関連するサーバ上の電子データを前記1つ以上のアイテムに関連するサーバ上の電子データと電子的に関連付けるステップを実行する。本方法は、続いて、複数の集荷通知の1通知の記述を受信したらそれに応えて、前記1つ以上のアイテムの各アイテムに関する情報を報告するステップを実行する。その情報は前記1つ以上のアイテムの各アイテム毎にそれが出荷場所から集荷されたどうかを示す各アイテムのステータスを含む。
本発明は、各アイテムが固有の識別性とそのアイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する1つ以上の固有アイテムを出荷場所から集荷するための更に別の態様の方法を提供する。本方法は複数の集荷通知を提供するステップを実行する。その複数の集荷通知において各集荷通知は機械可読集荷通知コードを含み、各集荷通知コードは当該複数の集荷通知の中で他のコードと区別可能な一意的なものである。本方法は、次に、1セットの所定の取引規則(business rules)のもとに出荷場所において前記1つ以上の固有アイテムの集荷を試み、各アイテム毎にそのアイテムがその取引規則を満足する場合にそのアイテムを集荷するステップを実行する。あるアイテムがその取引規則を満足しない場合は、そのアイテムは出荷場所に置き去りにされる。本方法は、次に、複数の集荷通知の1通知から機械可読集荷通知コードを機械で読取り、読み取られた機械可読集荷通知コードに関連する対応する電子データを記憶するステップと、前記1つ以上のアイテムの各アイテムから機械可読アイテムコードを機械で読取り、前記1つ以上のアイテムに関連する電子データを記憶するステップとを実行する。本方法は、次に、読み取られた機械可読集荷通知コードに関連する電子データを前記1つ以上のアイテムの各アイテムから読み取られた機械可読アイテムコードに関連する電子データと電子的に関連付けるステップを実行する。本方法は、続いて、複数の集荷通知の1通知の記述を受信したらそれに応えて、前記1つ以上のアイテムの各アイテムに関する情報を報告するステップを実行する。その情報は前記1つ以上のアイテムの各アイテム毎にそのアイテムが集荷場所から集荷されたかどうかを示す各アイテムのステータスを含む。本方法は、続いて、集荷場所に置き去りにされたことを示すステータスを有する1つ以上のアイテムについて集荷計画を荷送人からのその後の指示に基づいて修正するステップを実行する。
本発明のこれらの特徴と他の特徴は本明細書において十分に説明される。
ここまで本発明を一般的な用語を使って記述してきた。以下において添付図面を参照して本発明をもっと詳しく説明するが、添付図面には本発明の適用場面に合わせてもっと具体的な用語を使用している。なお図面は必ずしも原寸に比例して描かれてはいないことに留意する。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の最良の形態を詳細に説明する。ただしこれらの実施形態は代表的なものであって全ての実施形態ではない。実際、本発明は多くの形態で実施することができるが、ここに述べた実施形態に限定されると解すべきではない。これらの実施形態は適用される法的要件を本開示が満足するように提供される。説明の全体を通して類似の構成要素には類似の符号が付されている。
本発明は、本発明の実施形態による方法、システムおよびコンピュータプログラム製品のブロック図とフロー図を参照しながら詳細に説明される。ブロック図およびフロー図の各ブロック、およびブロック図およびフロー図のブロックの組み合わせは、それぞれ、コンピュータプログラム命令によって遂行されることは理解されよう。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または他のプログラマブルなデータ処理装置にロードされ、ロードされた命令がコンピュータまたは他のプログラマブルなデータ処理装置で実行されたときに本願フロー図のブロック(単一または複数)に指定された機能を実現するための手段を生成するようなマシンが出来上がるようにすることができる。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラマブルなデータ処理装置に対して特定の仕方で機能するよう指示することができるコンピュータ読取り可能なメモリに保存され、斯かるコンピュータ読取り可能なメモリに保存された命令がフロー図の単一または複数のブロックに指定される機能を実現する命令手段を含む製品を生み出すようにすることもできる。コンピュータプログラム命令は一連の作業ステップがコンピュータまたは他のプログラマブルなデータ処理装置上で実行されるようにするために斯かるコンピュータまたは他のプログラマブルなデータ処理装置にロードされ、斯かるコンピュータまたは他のプログラマブルなデータ処理装置上で実行される命令がブロック図およびフロー図に指定された機能を実現するためのステップを提供するようなコンピュータ実装プロセスが生み出されるようにすることもできる。
従って、ブロック図およびフロー図のブロックは、指定された機能を実行するための手段の組み合わせ、指定された機能を実行するためのステップの組み合わせ、および指定された機能を実行するためのプログラム命令手段をサポートする。また、ブロック図およびフロー図の各ブロック、およびブロック図およびフロー図のブロックの組み合わせは、指定された機能もしくはステップを実行する専用のハードウェアベースのコンピュータシステム、または専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせによって実現することができることも理解されよう。
本発明の実施形態の一般的なコンセプトはパーセル配送サービスの集配員(エージェント)が集荷通知上で見つかった固有標識(例えば証印)を集荷ストップについての情報と集荷される特定のパッケージに関連する固有の証印(もしあれば)と関連付けることにある。配送サービスの集配員(エージェント)は携帯用データ取得表示デバイス(例えば(公序良俗違反につき、不掲載)が使用するDIAD(商標)、他のPDA型電子機器、あるいは他のタイプの携帯型電子機器)を使用することができる。通常、これはサービスプロバイダの集配員(エージェント)が持ち運ぶ携帯用デバイスである。捕捉された情報は捕捉した時点で携帯用デバイスから別のコンピュータへ(例えば無線で)伝送することができる。この際、その情報は携帯用デバイスがサービスプロバイダの車内にあるクレードル(cradle)に置かれたときに別のコンピュータに伝送されることがある、あるいは斯かる情報は中央の別のコンピュータにアップロードされることがある。集荷情報(pick-up information)は手作業で例えばログシートに情報を記録することによって捕捉されることもある。
ここで引き合いに出されるいくつかの実施形態では、“コンピュータ(computer)”が登場する。コンピュータは例えば、メインフレーム型、デスクトップ型、ノート型またはラップトップ型、携帯型、データ取得記憶デバイスといった携帯用デバイスなどの場合がある。場合によっては、コンピュータはネットワーク上でデータまたはプロセッサにアクセスするために使用される“ダム(dumb)”端末の場合がある。図1aには本発明の特徴を具現化するために使用することができるコンピュータの1つの態様が例示されている。図1aにおいてマイクロプロセッサなどのプロセッサ1は所定のステップを実行するためのソフトウェア命令を実行するために使用される。プロセッサ1には電源17から電力が供給される。電源17は必要に応じてその他のコンポーネントにも電力を供給することができる。プロセッサ1は一般的に16または32ビット幅の(例えばパラレル)データバス5を使って通信する。データバス5はデータとプログラム命令を一般的にはプロセッサとメモリとの間で伝送するために使用される。本実施形態では、メモリはRAMまたはコンテンツを稼働中のみ保持する他の形態のプライマリメモリ2と考えることができる。あるいはそれはROM、EPROM、EEPROM、FLASH、もしくはメモリコンテンツを常時保持し続ける他のタイプのメモリといった、不揮発性メモリ3である場合がある。メモリは大量のデータを記憶するディスク記憶装置などのセカンダリメモリ4であることも可能である。実施形態によっては、ディスク記憶装置はI/Oバス6または代わりに専用バス(図示されていない)を使ってプロセッサと通信することができる。セカンダリメモリはフロッピディスク、ハードディスク、コンパクトディスク、DVD、もしくはコンピュータ分野では周知の他のタイプの大容量記憶媒体でよい。
プロセッサ1はI/Oバス6を使って様々な周辺機器または外部機器とも通信する。本実施形態では、周辺機器用I/O制御装置7が、例えばRS−232、RS422、DIN、USBといった標準的インタフェース、あるいは様々な入力/出力機器を接続するのに適切な他のインタフェースを提供するために使用される。一般的な入力/出力機器としては、ローカルプリンタ18、モニタ8、キーボード9、およびマウス10または他の一般的なポインティングデバイス(例えばローラボール、トラックパッド、ジョイスティックなど)が含まれる。
プロセッサ1は一般的に通信用I/O制御装置11を使って外部の通信ネットワークとも通信し、X.25、ISDN、DSL、ケーブルモデルなどのデータ通信指向プロトコル12といった様々なインタフェースを利用できる。通信制御装置11は標準的な電話回線13と接続して通信するためのモデム(図示されていない)を内蔵していることもある。最後に、通信用I/O制御装置はLAN通信するためのイーサネット(登録商標)(Etherrnet)インタフェース14を組み込んでいる場合がある。これらのインタフェースはいずれも、インターネット、イントラネット、LAN、あるいは他のデータ通信インフラにアクセスするために使用することができる。
最後に、プロセッサ1は、例えばIEEE802.11プロトコル、802.15.4プロトコル、あるいはCDMA2000 1xEV−DO、GPRS、W−CDMAその他の標準的3G無線通信プロトコルの1つを使って別の無線機器と無線通信するために、アンテナ15に連動可能に接続された無線インタフェース16と通信する場合がある。
図1bに本発明の特徴を具現化するために使用することができる別の実施形態による処理システムを示す。本実施形態には、ローカルクライアントコンピュータ26aまたはリモートクライアントコンピュータ26bのいずれかと通信するサーバ20を含む分散型通信処理アーキテクチャ(distributed communication and processing architecture)が示されている。サーバ20は一般的には、プライマリメモリ24としてだけなくセカンダリメモリの形態と見ることができるデータベース22と通信するプロセッサ21を含む。プロセッサ21は一般的にLAN25とインタフェース接続するI/O制御装置23を使って外部機器とも通信する。LAN25はネットワークプリンタ28およびローカルクライアントコンピュータ26aとのローカル接続を実現することができる。これらはサーバと同じ施設内に置かれている場合があるが、必ずしも同じ部屋内に置かれていなくてもよい。遠隔機器との通信は一般的にはデータをLAN25から通信設備を介してインターネット27へルート指定(ルーティング)することによって確立される。リモートクライアントコンピュータ26bはウェブブラウザを実行することで、リモートクライアント26bはインターネット27からLAN25を経由してサーバ20へ送信されたデータによって要求されたときにサーバと相互作用することができる。
データネットワーキング分野に携わる当業者であれば、例えば本開示において考えられる携帯用デバイスなど、多くの他の代替物およびアーキテクチャが可能であり、本発明の原理を具現化するためにそれらを使用することができることは了解されよう。図1aおよび図1bに示した実施形態は本願特許請求の範囲内において異なる様々なやり方で変更することができる。
実施の一形態において、捕捉された情報(捕捉情報)は携帯用電子デバイスによって関連付けられることがある。それに対し、他の実施形態では、捕捉された情報は別のコンピュータに転送され、そこで関連付けられる。例えば住所、電話番号、居住者もしくは会社の名前など、所在地(location)についての情報は集荷ストップ(pick-up stop)が起こった時点よりも前に電子データデバイスに記憶されている場合がある、あるいは斯かる情報は運送人の集配員(エージェント)によって集荷ストップ時に入力される場合がある。所在地情報は例えば集荷通知上に見つかる固有の証印といった、集配通知についての情報と関連付けられる。集荷通知上に見つかる証印は機械で読取り可能な場合があり、電子データデバイスに付随したスキャナその他の読取デバイスによってスキャンされることがある。集荷通知上にはヒト(人間)が読取り可能な証印が存在する場合もある。いずれにせよ、一般に、機械可読証印と人間に解読可能な証印は何らかの方法で関連付けられる。さらに、配送サービスによって集荷されるべきアイテムが存在する場合、各アイテム上の固有証印はスキャン入力(機械可読の場合)もしくはキーボード入力(人間に解読可能の場合)され、集荷通知の証印のほかに所在地情報と関連付けられることがある。
配送通知、パッケージおよび場所についての情報は、人間に解読可能であろうが機械可読であろうが、一般に携帯用データ取得電子デバイス、例えば、(公序良俗違反につき、不掲載)が採用しているDIAS/DCS(Delivery Information Acquisition Device/DIAD Control System)、PDA(personal digital assistant)、型デバイスまたは他のタイプの携帯型電子デバイスで捕捉される。図2に本発明を実施するために使用することができるDIAS/DCSデバイス200を例示する。2002年8月23日に出願された米国特許出願番号第10/227,147号明細書“Portable Data Acquisition and Management System and Associated Device and Method”(2003年6月19日に出願公開された米国特許出願公開番号第2003−0114206(A1)号)は図2に示したデバイスと同じようなDIAS/DCSデバイスを開示している。なお、該米国特許出願の全ての開示内容はこの参照により本願に含まれる。
通常、データ取得デバイスは配送サービスの集配員が携帯する携帯用デバイスである。捕捉情報は捕捉された時点で携帯用デバイスから別のコンピュータへ(無線で)転送されることがある。その際、捕捉情報は携帯用デバイスがサービスプロバイダの車内にあるクレードル(cradle)に置かれると同時に別のコンピュータに転送されることがある。あるいは、捕捉情報は中央の(例えば集中管理センタなどに設置された)別のコンピュータにアップロードされる場合がある。情報は、例えば荷受人にログシートの上のパッケージ追跡番号の隣に手書きでサインさせることによって、あるいは集配員が情報を手書きもしくはキーボード入力することによって、手作業で捕捉される場合もある。
本発明の実施形態によれば、配送サービスプロバイダ(つまり“運送人”)の集配員(delivery agent)は、集荷通知から識別子と、特定の集荷場所において1つ以上のパーセルの集荷の時点に少なくとも1つの第2の識別子とを捕捉する。一般に、集荷が可能とされたパッケージには識別子を載せる郵送ラベルが添付される。その識別子は機械で読取り可能な形態、ヒト(人間)が読取り可能な形態、または機械でもヒトによっても両方で読取り可能な形態にある場合がある。他の場合には、運送人の集配員は集荷すべきアイテムの1つ以上に識別子を、それが存在しなければ、添付しなければならない場合がある。各識別子は他のアイテムで使用された識別子と何らかの方法で区別できるような固有なものであるが、それでも識別子は後日“リサイクル”または再利用されることがある。例えば、識別子は実施の一形態によればその時点で他の全てのアイテムのものと区別可能なバーコードである場合がある。しかしながら、その後、バーコードを持つアイテムが処理され、配送サービスのシステムからクリアされると、同じバーコードは別のアイテムに使用できる。他の場合、識別子は当該分野で周知のRFID(radio-frequency identification)トランスポンダ(RFIDタグ)である場合がある。
既に言及したように、この識別子は配送サービスが集荷することになっているアイテムと関連付けられている(“アイテム識別子”)。この識別子(アイテム識別子)は、集荷通知上の識別子と同様、固有の人間に解読可能な証印、機械可読証印、または人間に解読可能な証印と機械可読証印を両方組み合わせたものである場合がある。集荷通知上の識別子は一般に集荷通知上に見つかる1つ以上のバーコードの形をとる。バーコード以外にも、本発明の様々な実施形態において、例えばRFIDタグ、赤外線デバイス、磁気ストリップ、電気信号、光信号、デジタル署名、音声、色、形状、香りなど、他の形態が利用されることがある。同様に、アイテム識別子は配送サービスによって集荷される各アイテムの出荷ラベル上に見出されるバーコードである場合があるかまたはアイテムに別々に添付されることがある。上述したように、本発明の様々な実施形態において、例えばRFIDタグ、赤外線デバイス、磁気ストリップ、電気信号、光信号、デジタル署名、音声、色、形状、香りなど、他の形態のアイテム識別子が識別子(例えば集荷通知識別子とアイテム識別子)にいずれかに利用される場合がある。
特定の集荷場所において集荷を行っている間に、サービスプロバイダの集配員(エージェント)は集荷通知上の識別子についての情報とその集荷場所において集荷されることになっている各パッケージのアイテム識別子についての情報を取得する。一般に、集荷通知上の識別子の情報の取得は複数の集荷通知から集荷通知上の固有バーコードをスキャンすることによって行われる。この際、集荷場所には特定の集荷通知が残され、パッケージ識別子情報は当該集荷場所において集荷が予定された各パッケージ上の固有バーコードをスキャンすることによって得られる。この方法に限らず、本発明の実施形態では、機械可読証印または人間に解読可能な証印をスキャンおよび/または読取りする他の方法が考えられる。既に言及したように、各アイテムまたはパッケージが識別子を有していない場合には、集配員がそうしたアイテムに識別子を添付することがある。続いて集荷通知のバーコード(つまり集荷通知識別子)は当該集荷場所において集荷されることになっている各パッケージ(アイテム識別子)のバーコードと関連付けられる。この関連付けは携帯用デバイスにおいて、または情報が別のコンピュータに転送された後に、電子的に行われる。斯かる“関連付け(linking)”の方法とそれに関連する本発明の実施形態によるシステムおよび方法ついては、2001年3月23日に出願され、2003年10月21日に特許された米国特許第6,634,551号明細書“Delivery Notice And Method Of Using Same”と、2003年10月20日に出願された米国特許出願第10/689,514号明細書“Systems and Methods of Item Delivery Utilizing A Delivery Notice”により詳しく説明されている。該米国特許および米国特許出願はこの参照により本願に含まれる。
実施の一形態によれば、各集荷通知は1つ以上の固有バーコードを有する。集荷通知上の各固有バーコードはそれが記載された特定の集荷通知と関連付けられている。各アイテム識別子(例えばバーコード)は少なくともアドレスへの輸送とアドレスからの輸送に関連する。場合によっては集荷通知識別子とアイテム識別子は、必ずしも“発送元(ship from)”アドレスではない集荷場所(pick-up location)の物理的なアドレスと関連付けられている。この関連付けは例えば、当該分野で周知の電子データベースまたは電子テーブルに、集荷通知証印の、集荷場所の対応するアドレス情報との相互参照(クロスリファレンス)を格納することによって遂行されることがある。集荷通知証印は、例えばその集荷通知証印を運送人の集配員が携帯する既に言及した携帯用デバイスでスキャンし、次に集荷場所のアドレスをその携帯用デバイスに入力もしくは選択することによって集荷場所と関連付けることができる。それ故、集荷通知バーコードがアイテムのバーコードと関連付けられると、集荷通知証印(人間に解読可能および機械可読)を使用して電子データベースまたはテーブルにアクセスし、集荷場所(つまりアドレス)、配達場所、発送元情報、荷受人による受領などを示すことができる。また、パッケージまたはアイテムの証印を集荷通知の証印と関連付けることで、配送サービスの集配員が出荷が可能とされたアイテムを集荷したことを証明することができる。この集荷証明は電子保存され、ベンダー(例えば荷送人)および製品を注文した人、および/または荷受人がそれを利用できるようにすることができる。例えば、集荷通知を持つ荷送人はネットワーク(例えばインターネット)を通じて運送人の追跡システムにアクセスし、人間に解読可能な集荷通知の証印を入力し、パッケージの集荷日時のほか、(荷送人に事前に知らされていなかった場合には)集荷されたパッケージに割り振られた追跡番号を特定することができる。
本発明の実施形態は配送サービスによって出荷アイテムが実際に集荷されたことの通知、アイテムのステータス(配送サービスの追跡システムから)、およびアイテムの配達についての情報(これも運送人の追跡システムから)を提供するので、本発明の実施形態によって提供される情報は、輸送中のアイテムを追跡し、インベントリをその実際の配達場所(受け取り場所)に割り当て、出荷製品の支払いのため資金を支出するために利用されることがある。さらに、斯かる情報は荷受人のほかベンダーおよび荷送人のために業務管理上のリポートを作成するために使用されることがある。斯かるリポートは関係者に電子的に配信することができる。本発明の1つ以上の実施形態で使用することができるパッケージ追跡または視認システムについては、2002年10月4日に出願された米国特許出願番号第10/265,079号明細書“Inbound and Outbound Shipment Notification Methods and SyStems”(2003年5月22日に出願公開された米国特許出願公開番号第2003−0097287(A1)号)に記述されている。なお、該米国特許出願の全ての開示内容はこの参照により本願に含まれ、その一部を構成する。
2003年10月21日に特許が付与され、(公序良俗違反につき、不掲載)(United Parcel Service of America, Inc.)に譲渡された、既に本願に組み込まれた米国特許第6,634,551号(以下“(公序良俗違反につき、不掲載)特許”)は、配達通知(delivery notice)を1つ以上のアイテムと関連付けるシステムおよび方法を開示している。この(公序良俗違反につき、不掲載)特許では、配達場所でアイテムの配達ができないときに配達通知は1つ以上のアイテムと関連付けられる。配達通知は配達場所に残される。目的とする荷受人はその配達通知上の証印を使って配達される予定だったアイテムについての情報を取得および/または修正することができる。(公序良俗違反につき、不掲載)特許と同様に、本発明の実施形態では、集荷通知(pick-up notice)が集荷場所および/またはその集荷場所で集荷される予定の任意のアイテムと関連付けられる。集荷通知は運送人の集配員(エージェント)によって集荷場所に残され、荷送人は集荷されたアイテムまたは集荷されなかったアイテムについての情報を配送サービスから集荷通知を利用して取得することができる。集荷既遂(pick-up)または集荷未遂(attempted pick-up)についての情報およびストップその他のパッケージ追跡情報は、集荷通知に添付された証印(人間に解読可能かつ/または機械可読)を使って取得および/または修正することができる。
<一般的議論>
一般的に説明すると、本発明の1つの特徴として、1つ以上のパーセルが配送サービス(つまり運送人)によって集荷されたまたは集荷が試みられた特定の場所に、固有の集荷通知(pick-up notice)が1つだけ残される。しかしながら、集荷通知が残される直前に、この集荷通知はその集荷場所で見つかったまたは提供されたパーセルと電子的に“関連付け”られる。この関連付けは携帯用携帯型データ取得デバイスで実行できる。このデバイスは、配達通知(delivery notice)のほかパーセル上のラベルから情報を走査しまたは読み取って、携帯用携帯型データ取得デバイスにその情報を格納することを可能にする従来の走査または読取手段を備える。例えば10個のパーセルが集荷された場合、集荷通知が1つだけ置き去りにされるが、集荷通知は10個のパーセルの全てと電子的に“関連付け”られる。さらに、集荷通知は集荷が可能とされたが何らかの理由で配送サービスから集荷を拒否されたパーセルと関連付けられる。
この後、荷送人(または集荷通知にアクセスできる他の利害関係者)は集荷通知に載せられた情報を使ってインターネット(もしくは他の適切なネットワーク)または電話で配送サービスと連絡を取ることができる。配送サービスに集荷通知からの固有情報を提供することで、荷送人は出荷されたパーセルに関する情報を取得することができる。斯かる情報は、集荷された各パッケージごとに、目的とする荷受人の名前およびアドレス、発送元アドレス、荷送人またはベンダーの名前、配達予定日、CODステータスなどのほか、出荷場所(全体として)について、出荷場所で集荷されたパッケージの数、出荷場所のアドレスなど、を含むことができる。また、集荷されたパッケージを1つ以上転送したり、現地の業務センターに保管したり、荷送人に返送するなどの手配も行われることがある。さらに、集荷されなかったパッケージを将来の日時に集荷したり、異なる場所で集荷したり、荷送人(またはその代理業者)によって配送サービスセンタに配送したり、集荷をキャンセルしたりするなどの手配も行うことがきる。
<全体のシステム>
最初に図3を参照して本発明の実施の一形態による全体のシステム10の構成を概説する。図中、システム10の様々な構成要素同士の間の様々なデータ接続が示されている。システム10は、集荷通知コード21を記載した集荷通知20と、走査または読取手段31を具備するデータ取得デバイス30と、サーバ40とを含む。後で更に詳しく議論するように、別の実施形態では、システムは貨物配送車50も含む。同じく後で更に詳しく議論するように、システム10は、顧客(“ユーザ”とも言う)が一般的なコンピュータ300で(システムに)アクセスするためのインターネット接続200その他の適切なネットワーク接続も含むことができる、あるいはコールセンター1000を利用することもできる。
<集荷通知>
図4Aおよび図4Bは、両方の図面の組み合わせで、本発明の実施形態による1つのタイプの配達通知の一例を示しており、集荷通知20が(例えばバーコードで)コードされている。本発明の実施の一形態による図示された通知は両面が印刷された1枚の用紙である。第1面は、機械可読な“第1の”集荷通知コード21(“(公序良俗違反につき、不掲載)Code”)とこれに対応する人間に解読可能な“第2の”集荷通知コード22(“(公序良俗違反につき、不掲載)Number”)とを含む。ただし集荷通知コード22(本例では数字列9110987654321である)は数字の代わりにアルファベット記号その他の人間に解読可能なフォーマットでもよい。通知20には、エリア23、24、25、26、27、および29に、見れば直ぐ分かる様々な他のテキスト(文字情報)も記載されている。特に注目すべきはエリア26内のテキストである。そこには電話番号が記載されており、それを見た人はその電話番号に電話して記載されたウェブサイトで追跡情報にアクセスすることができる。関心のあるもう1つの特別なエリアはエリア28におけるテキストである。これは配達の試みが失敗したため、または1つ以上のパーセルの集荷が既遂もしくは未遂に終わったため、いずれの理由で通知20が残されたかを示している。図示したような特別な通知20は配達と集荷の両方に使用することができるが、他の実施形態では配達の通知と集荷の通知は別々でもよいことは理解できよう。
実施の一形態においてコード21と22は同じコードであるかまたは共通のコード部分を最低限含む、とはいっても本発明の技術的思想と技術的範囲を逸脱することなくコード21と22において異なるとはいえ関連しているコードを利用することも考えられる。しかしながら、ヒトが読み取れるコードと機械が読み取れるコードは同じコードである必要はない、とはいっても顧客が読み取ったコードと集配員100がスキャンした通知コードとが関連付けられているまたは“リンクしている”必要があることは留意したい。一例として、2つのコードは異なってはいるが例えば中央サーバでは一緒に関連付けられた状態に戻されることが可能である。
1つのバージョンのもとではイエロー通知20が使用される。本実施形態では同じかまたは他の色が使われて良いことは理解できよう。
<パッケージ>
図3に示すように、例示したパッケージは110は、実施の一形態によれば(公序良俗違反につき、不掲載)(United Parcel Service)が参照する“追跡番号”または“1Z”である機械可読パッケージコード111(“アイテムコード”とも言う)を含む、とはいってももちろんパッケージを追跡または識別するために使用される他のパッケージコードも使用可能である。例示したパッケージ120と130にも同じことが言える。本実施形態ではパッケージ120は同じような機械可読パッケージコード121を含み、パッケージ130は同じような機械可読パッケージコード131を含む。今議論しているケースでは、本実施形態の機械可読パッケージコードは視認可能な証印の形式である、とはいえ他の視認不能な手段(例えば高周波、磁気媒体、音声、テクスチャなど)も本発明の技術的思想と技術的範囲を逸脱することなく使用されることがある。今議論しているケースでは、本実施形態の証印はバーコードである、とはいえ他のコード(例えばRFIDタグ)も本発明の技術的思想と技術的範囲を逸脱することなく考慮される。パッケージが集荷のために置き去られたがアイテムコードを載せていない場合、配送サービスの集配員はアイテムコードをそのパッケージに添付することができる。アイテムコードは当該分野では周知のように出荷ラベルに組み込まれることがある。アイテムコードは他のアイテムコードや集荷通知コードとは区別可能な固有なものである。
図3に示された実施形態の機械可読パッケージコード111、121および131は例えばバーコードスキャナなどのコードリーダによって読み取るように設定されている。とはいえ、当該分野では周知のRFIDリーダその他のコードリーダおよび/またはスキャナが本発明の技術的思想と技術的範囲を逸脱することなく考慮される。
<データ取得デバイス>
図3を継続して参照する。本発明の実施の一形態によるシステム10は、データ取得デバイス30も具備する。データ取得デバイス30は、既に言及したバーコード21、111、121、および131を走査したり、あるいは例えばRFIDタグなどの他の機械可読証印を読み取ることができるように構成された走査または読取装置31(例えばバーコードリーダ、RFIDリーダなど)を具備する。
データ取得デバイス30は既に詳しく述べた“DIAD/DCS”(商標)で知られているものでよく、図2に示したような外観を有し、適切なスキャナまたはリーダ31が備わっており、後述する走査&データ記憶手続きを実行するのに適したハードウェアおよびソフトウェアが実装されている。手短に言えば、斯かる走査能力はバーコードおよびRFIDタグといった機械可読コードを走査または読取するための能力を含む。関連するソフトウェアおよびハードウェアはスキャナからの読取データをデータ取得デバイス30に格納するための適切なデジタルデータへ変換する能力を備える。データ取得デバイス30は斯かるデジタルデータをデータ取得デバイス30から例えば当該分野では周知の中央コンピュータサーバ(centralized computer server)40といった外部記憶手段へ転送するためのハードウェアおよびソフトウェアも実装すべきである。実施の一形態によればデータは少なくとも部分にはデータ取得デバイス30から中央コンピュータサーバ40へ無線で転送されることがある。さらに、実施の一形態によれば、データ取得デバイス30は通知コード21に関連した電子データを1つ以上のアイテムコード111、121、および131と関連付けることを可能にする適切なハードウェアおよびソフトウェアも実装する。
<サーバ>
既に指摘したように、斯かるサーバ40は、データ取得デバイス30からデータを、点線で示された直接的なルートで、またはドライバの貨物車50に付随したハードウェアを経由する同じく点線で示された間接的なルートで受信することができる。この際使用される接続用ハードウェアまたはソフトウェアは本発明にとっては本質的なものでなく、当該分野で周知の多くの異なるタイプのデータ取得デバイスおよび転送手段で十分であることは理解されるべきである。
サーバ40上の情報は、インターネット200(もしくは他の適切なネットワーク)または代わりにテレフォンコールセンタ1000を利用して、適正なアクセス情報を所有する荷送人、パッケージの目的とする荷受人、または他の利害関係者に情報を提供するために利用される。後でより詳しく議論するように、荷送人、パッケージの目的とする荷受人、または他の利害関係者は、人間に解読可能な集荷通知コード22をインターネットまたは電話を通じて提供し、出荷されたパーセルについての情報を折り返し受け取る。
<集配員>
次に図5を参照して説明する。集荷場所に到着した集配員(delivery agent)100は複数のパーセル110、120、130を集荷する。集荷場所は本例ではエルム通り123番に所在する一般的な会社であるXYZ社の出荷エリアである。図の中で集配員は集荷通知20をデータ取得デバイス30を使って走査または読取を終え、エルム通り123番に集荷通知20を残したところである。運送人の所定の取引規則に反しない限り、集配員はこのアドレスにパーセル(本例では規則を順守しているパーセル110、120)を置き去りにはしないが、目的とする荷受人に配達するために保管し続けることになる。しかしながら、パーセル130は配送サービスの取引規則の1つ以上を順守できていないのでその場に置き去りにされる。このときの手続きを、以下、1つの実施例に関して詳しく説明する。
<実施例>
XYZ社からコンピュータシステムが3つの荷箱に分けて集荷場所(図5ではエルム通り123番)において集配員100((公序良俗違反につき、不掲載)(United Parcel Service or America, Inc.)の従業員)によって集荷される予定であることが最初に想定される。3つのパーセル110、120、130が出荷され、配送される予定であることが想定される。また各パーセルからはそれぞれ異なる(固有の)機械可読パーセルコード(“アイテムコード”とも言う)が読み出せる。
集配員は少なくともデータ取得デバイス30と集荷通知20を携帯している。一般的に集配員は複数の集荷通知を収納したパッドを持ち運ぶ。
図4Aおよび図4Bに示されたコード化された集荷通知20(例えばバーコード)は本発明のもとで考えられるタイプの集荷通知の一例である。この集荷通知は、限定はされないが、機械可読集荷通知コード21、人間に解読可能な集荷通知コード22(本実施形態において示された番号は9110987654321である)を含む。1つの好ましい実施形態では、コード21および22は同じコードであるかまたは共通のコード部分を最低限含む、とはいっても本発明の技術的思想と技術的範囲を逸脱することなくコード21と22において異なるとはいえ関連しているコードを利用することも考えられる。一例として、これら2つのコードは異なっていることが可能であるが、例えば中央サーバでは一緒に関連付けられた状態に戻される。
<配達地へのアプローチ>
指摘したように、集荷場所はエルム通り123番にあるXYZ社である。図5に示すような集配員100(“ドライバ”とも言う)はエルム通り123番のアドレスに到着する。ドライバは集荷のためのアイテムが置かれているエリアに進む。ドライバは続いてデータ取得デバイス30でそのアドレスにアクセスする、または“引き出す”。そのアドレスがデータ取得デバイス30にまだ保存されていない場合は、ドライバはそれを入力する。ドライバは当該ストップが(配達ストップとの対比で)集荷ストップであること、または走査(スキャン)すべきパッケージが集荷のために走査されたことを知らせる。この手続きはパッケージ単位でパッケージごとに行われることがある。ドライバはスキャナ31で各パッケージ110,120,130ごとにそれぞれコード111、121、131を走査(スキャン)する。ドライバは次にデータ取得デバイス30上の“Enter”キーを押して、この集荷場所で集荷されるのは全てのパッケージであることを知らせる。これは各パッケージごとに機械可読な“アイテムコード”または“パーセルコード”の機械走査が行われると理解することができる。集荷すべきパーセルの1つ以上がアイテムコードを持っていなかったり、アイテムコードが毀損していたり、あるいは判読不能だったりした場合、ドライバはアイテムコードをそうしたパーセルに添付する。添付されたアイテムコードはそのパーセルと集荷場所についての情報と関連付けられる。
次にデータ取得デバイス30はドライバに対し、図3、図4A、図4Bおよび図5に示したようなバーコードでコード化された集荷通知の走査を促す。集配員100はポケットその他の適切な収納場所から集荷通知20を取り出し、集荷通知20上の機械可読集荷通知コード部分21をデータ取得デバイス30に備わったスキャナ31で走査(スキャン)する。集荷通知コード21は次に全てのパッケージの上のコード111、121、131と関連付けられる。ドライバは各パーセルが運送人の取引規則(business rules)を順守している場合にはその配送を始めるために各パーセルの集荷を試みる。
<集荷場所において全てのパーセルの集荷が可能な場合>
パーセル110、120、130およびそれらの出荷ラベルが各々配送サービスの取引規則を満足する場合には全てのパーセル110、120、130の集荷が可能である。例えば、パーセルが適正に梱包されている場合で、出荷ラベルが目的とする荷受人とアドレスを正しく特定し、パーセルの配送のほかに配送サービスヘの支払いもしくは支払いの手配を可能にするのに十分な情報を記載している場合には、パッケージ110、120、130は配送サービスの集配員100によって集荷され、集荷されたパーセルと関連付けられている集荷通知20が配送サービスの集配員100によってその集荷場所に残される。ドライバによって走査(スキャン)された各アイテムコード111、121、131ごとに、パーセルが集荷されたことを示す適切な入力がデータ取得デバイス30において行われる。例えば、ドライバ100はパーセルが配送サービスの取引規則を順守しているかどうかと、パーセルがドライバによって集荷されたかどうかを、データ取得デバイス30にそれに関する情報を、ボタンを押したり、データをタイピングしたり、バーコードを走査(スキャン)したり、RFIDタグを読み取ったり、あるいは他の方法で入力することによって示す。
<集荷場所において1つ以上のパーセルの集荷が不能な場合>
出荷すべきパーセル110、120、130の1つ以上が所定の取引規則を順守していない場合、ドライバ100は該当するパーセルを集荷することなく、該当するパッケージを集荷場所に置き去りにする。ドライバ100は、その上のアイテムコードが走査された各パッケージごとに、パーセルが配送サービスによって配送のために集荷されたかどうかを、ドライバがデータ取得デバイス30に集荷ステータス(集荷済み、または集荷せず)を入力することによって知らせる。集荷されない場合、ドライバ100は、データ取得デバイス30によって、パーセル130が集荷されなかった理由を含む更なる情報の入力を促される場合がある。斯かる情報は、コードで入力されることがある、あるいはバーコード、RFIDタグなどのリストからデータ入力デバイス30に走査入力されることがある。ドライバ100は、場合によっては、置き去りにされたパーセルについての情報を、集荷されなかった理由とその補正方法を含めて集荷通知20上に書き込むことがある。
一般に、パッケージ130を集荷しない理由としては、パッケージを計上するためのサインすべきSRB(standard register book)もしくはマニフェスト(manifest)がないこと、不適切な梱包、禁止アイテム(例えば危険物など)、サイズおよび/または重量制限の例外、その他の国内事情などが挙げられる。国際輸送品については、口座番号もしくは納付(クレジットカード番号もしくは小切手)を欠いている、マルチプル(multiple)に不備がある、貨物運送状(waybills)に不備がある、必要書類(インボイス、価値申告、原産国、商品説明)が揃っていない、その他の国際事情から、集荷されない場合がある。
斯かる情報が既に入力されているのでなければ、ドライバ100は、集荷された各パッケージごとに、日付、CODステータス、他の必要な情報など、予備情報を記入し、その後でデータ取得デバイス30上で“ストップ完了(stop complete)”を押して、データ収集が完了したことを知らせることもできる。こうして集荷ストップ記録の作成が完了する。集荷ストップ記録は、本発明の実施の一形態によれば、限定はされないが、集荷場所、発送元アドレス、パッケージの配達先、アイテムコード、集荷通知コード、日時、COD情報などの、データフィールドを含むことがある。
この段階で、機械可読配達通知コード(例えばバーコード)21と各々のパッケージ110、120、130上の機械可読追跡番号(例えばバーコード)111、121、131との間のリンクが存在している。集荷通知20は集荷場所に残され、パッケージ(配送サービスの取引規則を順守しているもの)110、120は配達プロセスを開始するために配送車に積み込まれる。
荷送人またはその代理人は、帰宅したとき、あるいは集荷場所を訪れたときに、配送サービスの集配員100がその場所に残した集荷通知20を受け取り、配送サービス(例えば(公序良俗違反につき、不掲載))への連絡方法を、少なくとも1−800(フリーダイヤル)に電話する、インターネットを通じて(公序良俗違反につき、不掲載).COM、MYUPS.COM又は他の適切な場所にアクセスする、の中から選択する。
<インターネット接続>
このようなやり取りのもと、顧客は(公序良俗違反につき、不掲載).COM、MYUPS.COM(その他の適切なインターネットまたはネットワーク上の場所)にアクセスし、“集荷通知”その他の適切なアイコンもしくは場所を(“マウス”その他の適切なインタフェースデバイスで)クリックする。クリックした結果、顧客はバーコードでコード化された配達通知番号21に関連する人間に解読可能な証印22の入力を促すウェブページに飛ぶ。
集荷通知とパッケージ情報との間の上記“リンク(関連付け)”(当該分野では周知のようにデータベースを適切に操作し制御することで実行可能)のおかげで、顧客は配送サービスによって、荷送人の3個のパッケージのうち(取引規則を充たす)2個のパッケージのみがある特定の日時に集荷された旨、1つのパッケージが取り残された旨、輸送品のステータス(集荷済み、集荷せずなど)、追跡情報、または集荷予定のパーセルの1つ以上が集荷されずに取り残されたかどうか、それらがなぜ取り残されたか、などが伝えられる。COD要求が行われたことを知らせる情報、支払い方法および支払い先など、他の関連情報も提供することができる。
必要に応じて、集荷された個々のパーセルを追跡番号に関連した現行の手段で追跡することが可能である。各パーセルの追跡番号は集荷通知を利用してウェブサイトから取得することができる。
その段階で、荷送人は荷送人を荷送人が配送サービスにパーセルを現地配送センターに置いてもらうことを可能にする適切な場所とリンクさせることを可能にするアイコンをクリックすることができる、荷送人はパーセルの配送を中止させることができる、荷送人は配達を早めたり遅らせたりすることができる、あるいは荷送人は“配達変更”依頼(この中で荷送人は新たなアドレスをキーボード入力することができる)を始めることができる。斯かる新たなアドレスは集配員側のソフトウェアによって適切な手段で自動的に有効性をチェックすることができる。そしてアドレスが有効な場合にはパーセルはその新たなアドレスに送られる。
集荷場所で集荷されなかったパーセルについて、荷送人は、別の場所での集荷、別の日時での集荷を要求したり、集荷をキャンセルしたり、配送サービスにパーセルを配送サービスの出荷場所に配達してもらうこと、集荷がもはや必要でなくなったことなどを通知したりすることができる。
次に、荷送人と配送サービスとの間の相互作用を容易にするために使用することができるウェブページの一例を説明する。図6は、荷送人が集荷通知20から読み取った集荷通知コード22(本例では番号9110987654321)を入力した後に荷送人の目に入るであろう一般的なウェブページの一例を示している。このウェブページは、“追跡のまとめ(tracking summary)”ページと呼ぶことができ、集荷が2005年5月17日午前11:23に行われたこと、(例えば)集荷場所で走査されたパッケージは3個であったこと、3個のパッケージのうち2個だけがドライバによって集荷されたことを示している。
図7は、集荷通知コード番号9110987654321に関連して示された3個のパーセルの詳細を示す、“(公序良俗違反につき、不掲載) (公序良俗違反につき、不掲載)のまとめ(マルチプルパッケージ)”と題された、一般的なウェブページの一例を示している。これら分かるように、斯かる詳細は、個々のパッケージのパッケージ追跡番号(“アイテムコード”とも言う)を含む。図には、このリストの最初の3つのパッケージとして図3に例示された3つのパッケージのパーセル追跡番号111、121、131が記されている。また、他のパッケージ関連データも、集荷が行われた日時、集荷されたパッケージの個数、配送サービスによって集荷が拒否されたパッケージの有無と拒否の理由、配達先アドレス、配達が試みられたかどうか、および/または配達の試みの回数など、情報値の形で示されている。この情報の一部はこのページ上の“詳細(Detail)”ボタン502をクリックすることによって見られる。
例えば、列挙された最初のパッケージは1Z2341020340335473というパッケージ追跡番号111を有しており、通知は、その集荷時間、集荷場所、目的とする配達場所と関連付けられている(“詳細(Detail)”ボタン502を押せば見られる)。また、最初の集荷の試みは2005年5月17日午前11:23に行われたこと、そしてこのパッケージに関しては集荷は成功したので次の集荷の試みは必要とされないことも見て取れる。
列挙された2番目のパッケージは1Z2341020340328454というパッケージ追跡番号121を有し、通知は、その集荷時間、集荷場所、目的とする配達場所と関連付けられている(“詳細(Detail)”ボタン502を押せば見られる)。また、未配達の状態(ステータス)であること、最初の配達が試みられていないことが見て取れる。実施の一形態によれば、パッケージの配達の既遂または未遂についての追加の詳細情報も配達通知(米国特許第6,634,661号明細書と米国特許出願番号第10/689,514号明細書参照。これらの米国特許および米国特許出願はこの参照により本願に含まれる)についての任意の情報を取得し、それをユーザに提示することによってアクセスすることができる場合がある。斯かる情報は、配達が未遂に終わった回数、配達できなかった理由、パッケージが拒否されたかどうかなどを含むことがある。
列挙された3番目のパッケージは1Z2341020340004553というパッケージ追跡番号131を有し、通知は輸送箱が適正に梱包されていなかったためにパッケージが集荷されなかったことを示す集荷コード504と関連付けられている。集荷コード504の記述はこのページでは見られないが、実施の一形態によれば“集荷の詳細(Pick Up Detail)”ボタンを押せばそれにアクセスすることができる。最初の集荷の試みは2005年5月17日午前11:23であった。その次の集荷の試みは2005年5月18日に予定されている。
既に言及したように、3番目のパッケージは最初の集荷の試みでは集荷されなかった。そして2回目の集荷の試みは翌日に予定されている。このパッケージは時間的に前の集荷の試みに対応するそれに関連する別の時間的に前の集荷通知(earlier-in-time pick up notice)を持っている場合があることは理解できよう。顧客が時間的に前の集荷通知を利用する場合、同じ最も最近のパーセル情報が顧客に示される。
更に詳しい情報が必要とされる場合には、顧客は図8に示されたようなウェブページにアクセスするためにハイパーリンク502を使用または“クリック”することができる。
図8はある特定のパーセルに関連する多くの詳細情報を表示するウェブページ600である。理解できるように、斯かる情報は顧客に役に立ち得る情報である。見て分かるように、このページは、“追跡の詳細(Tracking Detail)”と題され、ステータスは2005年5月17日に“集荷済み(Picked UP)”であり、最初の配達予定日は2005年5月18日であることなどを表示している。また、このウェブページ600は最初の配達の試みが2005年5月18日午前11:42に行われたが、受取人が最初の配達の機会には不在だったことも表示している。この配達の試みに関する情報はパッケージ(単複数)を米国特許第6,634,551号明細書(既に本願に組み込まれている)に記述された“配達通知(Delivery Notice)”とも関連付けることによって利用することができることもある。
図9に、集荷通知コードを設定して、そのコードをパッケージが集荷されたかどうかについての情報と集荷されなかった場合にはなぜ集荷されなかったかについての説明を含むパッケージのデータベース記録と関連付けるためのシステムおよびデータベースの一例を示す。図9において、配送サービスによって制御されるまたは配送サービスがアクセス可能なサーバ502はデータベース504を含む。このデータベースは1つ以上の記録526から成る。データベース内に格納される情報は顧客524および/または配送サービスによって入力される。データベース情報は例えばデータ取得デバイス30を使って、入力、検索、アクセスすることができる。図9の実施形態では、データベース504内の各記録526は少なくとも4つのフィールドから構成される。1つ目のフィールドは集荷通知コード508で、集荷通知20からの人間に解読可能な配達認証コード22または機械可読配達認証コード21である。2つ目のフィールドはアイテムコード510で、配送サービスまたは荷送人によって割り当てられ、アイテムから機械で読み取ることができる固有の英数字その他の形式のコードである。3つ目のフィールドはアイテムのステータス(配送サービスの集配員によって集荷されたか集荷場所に取り残されたかどうか)512である。4つ目のフィールドは(アイテムが集荷されなかった場合)集荷されなかった理由に関するコードまたは記述(description)514である。
図9に見られるように、集荷通知コード508へのアクセス権を持つ顧客または荷送人524はサーバ502を通じてデータベース504にアクセスし、集荷場所で集荷されたもしくは走査された各パーセル毎の記録526を取得することができ、そして走査された各パーセル毎のステータス512を取得することができ、パーセルが集荷されなかった場合にはその理由を特定することが可能である。図9のデータベース504における情報は例えば図9に示したようなデータ取得デバイス30を使って、入力、検索、アクセスすることができる。
本発明の実施の一形態によれば、集荷通知コード22へのアクセス権を持つ荷送人または顧客は集荷されたパーセルの輸送を新たな配達場所へ振り向けることができる。実施形態によっては、配達先の変更を要求する人は更なる権限および/または単に集荷通知コード22を持つことを超える権限を持つことが要求されることがある。こうした権限は配送サービスに事前登録しておく必要がある場合がある。
図10A乃至図10Dは配送サービスのサイト(例えばmyups.com)のウェブページを例示している。これらのウェブページは、荷送人または顧客が集荷通知コード22を使って運送人のウェブサイトにアクセスし、配送サービスによって集荷済みの1つ以上のパーセルの配達先を変更しようとするときに遭遇するかもしれないものである。
図10Aは、本発明の実施の一形態におけるウェブページのスクリーンショットの一例を示しており、このページは顧客がインターネットシステムを通じてパッケージを代わりの場所に輸送するよう依頼するときに、顧客が必要とされる情報の全てを提供していないことを示している。
図10Bは、本発明の実施の一形態におけるウェブページのスクリーンショットの一例を示しており、このページは顧客がインターネットシステムを通じてパーセルを代わりの場所に配達するよう依頼するときに、顧客が無効な市名、州名、または郵便番号を入力したことを示している。
図10Cは、本発明の実施の一形態におけるウェブページのスクリーンショットの一例を示しており、このページは顧客がインターネットシステムを通じてパーセルを代わりの場所に配達するよう依頼するときに、顧客が配達変更依頼(Delivery Change Request)を完了した旨、通知確認する。
図10Dは、本発明の実施の一形態におけるウェブページのスクリーンショットの一例を示しており、このページは顧客がインターネットシステムを通じてパッケージを代わりの場所に輸送するよう依頼するときに、顧客が配達変更依頼(Delivery Change Request)の提出に失敗したことを示している。
図11は追跡システム10がインターネットを利用することで円滑に機能する本発明の実施の一形態によるプロセス800を示している。
ステップ801において、顧客はwww.ups.comまたはwww,myuos.comまたはネットワーク上の他の適切なウェブサイトもしくはアドレスを使って追跡システム10へのアクセスを開始する。
ステップ803において、顧客はウェブサイト全体の中で特定の追跡機能を選択する。
ステップ805において、顧客は集荷通知20から読み取った集荷通知コード22(本例では数字列9110987654321)を入力し、集荷通知コード22を追跡システム10に送るために必要なアイコンその他の選択肢を選択する。
ステップ807において、追跡システムはデータベースで配達先(delivery addresses)をチェックする。
ステップ810において、追跡システムはデータベースで顧客記録(customer records)をチェックする。
ステップ812において、追跡システムは例えば図6乃至図10Dに示したような特定の情報を顧客に提示する。この段階で、顧客が次の集荷の試みの時間を知っているような場合には、顧客は更なる情報を必要としないことがある。この場合は、顧客は多くの場合に、例えば単に別のウェブページに移動したり、あるいはインターネットからログオフすることによって、ステップ820、824、826、および830を通過する。
しかしながら、顧客は集荷されなかったパーセルをサービスセンタ(service center)または店舗(retail mail facility)(例えば(公序良俗違反につき、不掲載) Store)に輸送したいと思っていることがあり得るかもしれない。パーセルはそこで配送サービスの取引規則に従うよう整えた上で、次の集荷の試みを待機する代わりに出荷される。この場合、ステップ814において顧客は追跡システム10に集荷キャンセル命令を出すことができる。顧客がサービスセンタまたは店舗への指示を必要とする場合、ステップ818において例えば顧客の郵便番号に基づくウェブベースの探索位置表示機能が可能である。
ステップ816では顧客がアイテムに関連して追跡システム10の記録を(十分な保護と権限で)修正することを可能にするIS(information systems)ツールが利用される。この場合、“集荷キャンセル(cancel pick up)”命令がアイテムに出された場合、そのアイテムはサービスセンタまたは店舗に持ち込まれる。ステップ816では、この命令をそう反映すべく追跡システム10の記録が修正される。
判断ステップ820において顧客が当初の集荷場所とは異なる場所でパッケージを集荷をやり直したい場合(return pick up)、ステップ822が選択され、追跡システム10の記録をこの命令をそう反映するようにすることができる。それにより、顧客(荷送人)は現在予定されているものとは異なる場所および/または時間でのパッケージの集荷を指定することができる。
さらに、集荷通知コードと関連付けられた1つ以上のパーセルが配送サービスによって集荷されている場合、顧客は当初の“配達先”アドレスの代わりの場所にそれらのパーセルの1つ以上のパーセルを輸送してもたいと思うことがある。ステップ824において顧客がパッケージを(荷送人へ)返送したい、または代わりの配達を処理したい場合は、ステップ822が選択され、追跡システム10の記録がこの命令をそう反映するようにすることができる。
判断ステップ826において顧客が別の通知コードの入力を希望する場合、顧客はステップ803に戻される。希望しなければ、プロセスは終了する(ステップ830)。
<1(800)フリーダイヤル>
どこか他で指摘したように、顧客は集荷通知から1(800)から始まる電話番号を知る。音声認識ソフト、双方向音声認識ソフト(IVR:interactive voice recognition)、またはテレフォンキーパッド信号の入力のプロンプトにより、顧客は配送サービスがパーセルが顧客もしくはその代理人によって最寄りの配送サービスセンタもしくは店舗まで運ばれることを期待したり、顧客が集荷をキャンセルしたり、あるいは顧客が将来の集荷を要求したり、もしくは予定された集荷場所および/または時間を変更したりすることができる。しかしながら、“配達変更依頼(delivery change request)”または別の比較的複雑な要求が出される場合、顧客はおそらく生身のオペレータにそうした要求を伝えることになる。
図12に顧客が集荷通知を使用してそこに記載された例えば“1−800”から始まるフリーダイアル番号に電話する本発明の実施の一形態によるプロセス900のフローチャートを示す。
プロセス900の最初のステップにおいて、顧客はフリーダイヤル番号に電話する。一般的に、フリーダイヤル番号は集荷通知上に見つかる。
顧客が生身のオペレータと話したい場合、ステップ902が実行され、ステップ904において完全視認追跡(full visibility tracking)が顧客に提供される。これにより図6乃至図10Dに示したような情報が提示されるが、オペレータが必要と考えるシステムにおける追加情報も提示される。完全視認追跡が必要でない場合、ステップ907に進む。
顧客が自動機能から抜けることを選ばない場合、プロセスはステップ903に進む。
ステップ903において、顧客は通知コードを声に出す(例えば“ビープ音の後にお客様の通知コードをはっきりとおっしゃってください”)ことを要求される、または顧客は電話機のキーパッドへ通知コードを入力することを促される。
ステップ905において、顧客から与えられた命令が解釈され、通知コードを含む情報に変換される。このときシステムは通知コードを取得し、それに関連して上述したような情報を提供する手続きに進む。
ステップ907において、追跡システムはデータベースで配達先(delivery addresses)をチェックする。
ステップ910において、追跡システムはデータベースで顧客記録(customer records)をチェックする。
ステップ912において、追跡システムは(自動化されたメニューベースの応答システムで)例えば図6乃至図10Dに示した情報のような特定の情報を顧客に提示する。この段階で、顧客が次の集荷の試みの時間を知っているような場合には、顧客は更なる情報を必要としないことがある。この場合は、顧客は多くの場合に単に受話器を置くことによって、ステップ920、926、924および930を通過する。
しかしながら、顧客は集荷されなかったパーセルをサービスセンタまたは店舗(retail mail facility)(例えば(公序良俗違反につき、不掲載) Store)に輸送したいと思っていることがあり得るかもしれない。パーセルはそこで配送サービスの取引規則に従わされた上で、次の集荷の試みを待機する代わりに出荷される。この場合、ステップ914において顧客は追跡システム10に集荷キャンセル命令を出すことができる。顧客がサービスセンタまたは店舗への指示を必要とする場合、ステップ916において例えば顧客の郵便番号に基づく電話ベースの探索位置表示機能が可能である。
ステップ918において、他のどこかで議論したシステムに集荷命令を追加することができる。
判断ステップ920において、顧客がパッケージの集荷をキャンセルしたいと思う場合(cancel pick up)、ステップ922が選択され、システムに対して対応する更新が可能である。
ステップ926において、顧客が将来の集荷、代わりの場所または時間での集荷を選択し、集荷されたアイテムの新たな“出荷先”の場所を指定し、あるいは集荷されたアイテムを荷送人/顧客に返送する場合、システムを更新するためにステップ928が選択できる。
ステップ924において、顧客が満足しない場合、顧客はオペレータと話すためにステップ902に進む。
ステップ924において、顧客が満足した場合、顧客は一般に受話器を置くことによって電話を終了する。
<用語について>
“走査(スキャン)”という用語は一般に機械可読コードの機械による読取り(machine reading)を意味すると解すべきことは理解すべきである。これはユーザがスタイラスをバーコード上を縦断するように走らせるタイプのバーコード“走査(スキャニング)”を含むことがあるが、スナップショットその他の捕捉画像(当該分野では周知のようにその中のバーコードその他のコードの有無を調べて復号するために解析される)を利用することを意味するとも解することができる。“走査”は、当該分野では周知のように、RFID(radio frequfancy Identification)リーダによるRFIDトランスポンダ(RFIDタグとも言う)の読取りも含むことができる。実施の一形態によれば、RFIDリーダはデータ取得デバイスに組み込まれる。
本システムは多数(複数とも言う)の集荷通知の利用も考慮に入れている。その場合、各集荷通知はその上に機械可読集荷通知コードを記載し、各集荷通知コードは少なくとも集荷物の部分集合に関して利用される複数の集荷通知の中で他と区別可能な固有のものである。これは同じ集荷通知コードは絶対に再利用できないと言っているわけではないが、混同の可能性を排除するため同じ集荷通知コードは相当期間は使用されないことを考える必要がある。
“リンク(link)”という用語は後で呼び起こすことができる要素間の関連付けを指すために使用される。データ間の“電子リンク”という用語は“第1のタイプの”データ(第1のデータベースフィールドのデータ、例えば集荷通知識別データ)を“第2のタイプの”データ(第2のデータベースフィールドのデータ、例えばパッケージ識別データ)と(適切な関連付けソフトで)関連付けることを含む。このおかげで第1のタイプのデータを呼び起こすことで、適切な関連付けソフトが使われていれば、第2のタイプのデータを容易に呼び起こすことができる。
<代替形態>
ここに示されたデータ取得デバイスは一例として使用されるものであり、本発明のもとでは他のデータ取得デバイスも使用することができることに留意する。
<結語>
本発明は開示された実施形態に関連して具体的に詳しく説明されてきたが、多くの変更および変形形態が本発明の技術的思想および本願特許請求の範囲内で成立可能なことは理解されよう。
上述の説明と添付図面に提示された教えの恩恵に浴した当業者であれば本発明の上記実施形態の多くの変更形態と他の実施形態が思い浮かぶことであろう。それゆえに本発明は開示した特定の実施形態には限定されないこと、そして上記実施形態の変更形態と他の実施形態は本願特許請求の範囲内に含まれることが意図されていることは理解されるべきである。本願明細書には特定の用語が使用されているが、それらは限定目的はなく、総称的で記述的な意味でのみ使用されている。
本発明の特徴を具現化するために使用することができるコンピュータシステムの一例を示す構成図である。 本発明の特徴を具現化するために使用することができる分散型通信処理アーキテクチャを有する処理システムの一例を示す構成図である。 本発明の1つ以上の実施形態において使用することができるDIAD/DCSデバイスの一例を示す外観図である。 本発明の実施の一形態によるシステム10の全貌と構成要素間の様々なデータ接続を示すである。 本発明の実施形態で使用することができるタイプの集荷通知の一例を示す図である。図4Aは通知の表面、図4Bは通知の裏面を示しており、表面には集荷通知コード(例えばバーコード)が記載されている。 集配員が複数のパーセルを集荷するために集荷場所に到着したときの様子を示す図である。この図の場合、集荷場所はエルム通り123番に所在する一般的な会社であるXYZ社の出荷エリアである。 荷送人が集荷通知から読み取った集荷通知コードを入力した後にその荷送人が目にするであろう一般的なウェブページの一例を示す図である。 “(公序良俗違反につき、不掲載) (公序良俗違反につき、不掲載)のまとめ(マルチプルパッケージ)”と題された一般的なウェブページの一例を示す図である。このページはある特定の集荷通知コード番号に関連した図示された3個のパーセルのより詳細な情報を表示している。 ある特定のパーセルに関連した詳細な情報を表示する、顧客にとって役立つかもしれないウェブページの一例を示す図である。 集荷通知コードを設定し、それをパッケージが集荷されたかどうかと集荷されなかった場合にはその理由についての情報を含むパッケージのデータベース記録と関連付けるためのシステム及びデータベースの一例を示す図である。 配送サービスのサイト(例えばmyups.com)のウェブページを例示する図である。これらのウェブページは、荷送人または顧客が集荷通知コードを使って運送人のウェブサイトにアクセスし、配送サービスによって集荷済みの1つ以上のパーセルの配達先を変更しようとするときに遭遇するかもしれないものである。 パーセル追跡システムがインターネットを利用することで円滑に機能する本発明の実施の一形態によるプロセスのフロー図である。 顧客が集荷通知を使用してそこに記載された例えば“1−800”から始まるフリーダイアル番号に電話する本発明の実施の一形態によるプロセスのフロー図である。

Claims (26)

  1. 各アイテムが固有の識別性と当該各アイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する、1つ以上の固有アイテムを荷送人から集荷するためのシステムであって、
    A)複数の集荷通知であって、各集荷通知は機械可読集荷通知コードを含み、該機械可読集荷通知コードはそれぞれ、当該複数の集荷通知の間において固有のものである、複数の集荷通知と、
    B)集荷通知コードと1以上のアイテムコードを読み取るために、前記複数の集荷通知の内の1つから前記機械可読集荷通知コードを読み取るように構成されると共に、前記1つ以上のアイテムの各アイテムから前記機械可読アイテムコードを読み取るように構成されたコード読取デバイスと、
    C)読み取られた集荷通知コードと読み取られた1つ以上のアイテムコードとを記憶して、前記読み取られた集荷通知コードと前記読み取られた1つ以上のアイテムコードとの間を関連付けるように構成されたコード記憶関連付けデバイスと
    を備える集荷システム。
  2. 各アイテムが固有の識別性と当該各アイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する1つ以上の固有アイテムを荷送人から集荷するためのシステムであって、
    A)複数の集荷通知であって、各集荷通知は機械可読集荷通知コードを含み、該機械可読集荷通知コードはそれぞれ、当該複数の集荷通知の間において固有のものである、複数の集荷通知と、
    B)前記複数の集荷通知の内の1つから前記機械可読集荷通知コードを読み取り、前記1つ以上のアイテムの各アイテムから前記機械可読アイテムコードを読み取り、該集荷通知コードと該1つ以上のアイテムコードとを記憶するように構成されたコード読取記憶デバイスと、
    C)前記集荷通知コードと前記1つ以上のアイテムコードに関連する情報を前記コード読取記憶デバイスから受信し、前記集荷通知に関連する情報の受信に基づいて、前記1つ以上のアイテムの各アイテムごとにそれが置き去りにされたかまたは集荷されたかどうかを示すステータスを含む前記1つ以上のアイテムに関連する情報をリクエストに応じて提供するように構成された記憶及びサービスデバイスと
    を備える集荷システム。
  3. 前記記憶及びサービスデバイスは前記情報をインターネット接続で受信し、提供するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の集荷システム。
  4. 各アイテムが固有の識別性と当該各アイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する1つ以上の固有アイテムを集荷するためのシステムであって、
    A)複数の集荷通知であって、各集荷通知は機械可読集荷通知コードを含み、該機械可読集荷通知コードはそれぞれ、当該複数の集荷通知の間において固有のものである、複数の集荷通知と、
    B)前記複数の集荷通知の内の1つから前記機械可読集荷通知コードを読み取り、前記1つ以上のアイテムの各アイテムから前記機械可読アイテムコードを読み取り、該集荷通知コードと該1つ以上のアイテムコードとを記憶するように構成されたコード読取記憶デバイスと、
    C)前記集荷通知コードと前記1つ以上のアイテムコードに関連する情報を前記コード読取記憶デバイスから受信し、前記集荷通知コードと前記1つ以上のアイテムコードを関連付けて、前記集荷通知に関連する情報の受信に基づいて、前記1つ以上のアイテムの各アイテムごとにそれが置き去りにされたかまたは集荷されたかどうかを示すステータスを含む前記1つ以上の固有のアイテムに関連する情報をリクエストに応じて提供することができるように構成された記憶関連付けサービスデバイスと
    を備える集荷システム。
  5. 前記記憶及びサービスデバイスはインターネット接続で前記情報を受信し、提供するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の集荷システム。
  6. 各アイテムが固有の識別性と当該各アイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する、1つ以上の固有アイテムを荷送人から集荷するためのシステムであって、
    A)複数の集荷通知であって、各集荷通知は機械可読な第1の集荷通知コードと人間に解読可能な第2の集荷通知コードとを含み、該集荷通知コードはそれぞれ、当該複数の集荷通知の間において固有のものである、複数の集荷通知と、
    B)前記複数の集荷通知の内の1つから前記機械可読集荷通知コードを読み取るように構成されると共に、前記1つ以上のアイテムの各アイテムから前記機械可読アイテムコードを読み取るように構成されたコード読取デバイスと、
    C)前記集荷通知コードと前記1つ以上のアイテムコードを記憶するように構成されたコード記憶デバイスと、
    D)前記集荷通知を前記1つ以上のアイテムと関連付けるように構成された関連付けデバイスと、
    E)前記人間に解読可能な第2の通知コードの受信に応じて、前記1つ以上の固有アイテムの各アイテムごとにそれが置き去りにされたかまたは集荷されたかどうかを示すステータスを含む前記1つ以上の固有アイテムの各アイテムに関する情報を報告するように構成された報告デバイスと
    を備える集荷システム。
  7. 前記報告デバイスは、前記複数の集荷通知の内の1つから前記機械可読集荷通知コードに関連するデータを記憶すると共に、前記機械可読アイテムコードに関連するデータを記憶するように構成されたコンピュータサーバを備える、ことを特徴とする請求項6に記載の集荷システム。
  8. 前記構成要素B)における前記コード読取デバイスによる読取りはスキャニングによって実行されることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
  9. 前記構成要素D)における前記関連付けデバイスによる関連付けは電子的に実行されることを特徴とする請求項6に記載の集荷システム。
  10. 各アイテムが固有の識別性と当該各アイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する、1つ以上の固有アイテムを荷送人から集荷するための方法であって、
    A)複数の集荷通知であって、各集荷通知は機械可読集荷通知コードを含み、該機械可読集荷通知コードはそれぞれ、当該複数の集荷通知の間において固有のものである、複数の集荷通知を提供するステップと、
    B)前記複数の集荷通知の内の1つから前記機械可読集荷通知コードを機械読取りして、前記機械可読集荷通知コードに関連した対応する電子データを記憶するステップと、
    C)前記1つ以上のアイテムの各アイテムから前記機械可読アイテムコードを機械読取りして、前記1つ以上のアイテムの各アイテム毎にそれが運送人によって集荷されたかどうかを示すステータスを含む前記1つ以上のアイテムに関連する電子データを記憶するステップと、
    D)前記機械可読集荷通知コードに関連する前記電子データを前記1つ以上のアイテムに関連する前記電子データに電子的に関連付けるステップと
    を含む集荷方法。
  11. 各アイテムが固有の識別性と当該各アイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する、1つ以上の固有アイテムを荷送人から集荷するための方法であって、
    A)複数の集荷通知であって、各集荷通知は機械可読集荷通知コードを含み、該機械可読集荷通知コードはそれぞれ、当該複数の集荷通知の間において固有のものである、複数の集荷通知を提供するステップと、
    B)前記複数の集荷通知の内の1つから前記機械可読集荷通知コードを機械読取りして、前記機械可読集荷通知コードに関連した対応する電子データを記憶するステップと、
    C)前記1つ以上のアイテムの各アイテムから前記機械可読アイテムコードを機械読取りして、前記1つ以上のアイテムに関連する電子データを記憶するステップと、
    D)前記機械可読集荷通知コードに関連する前記電子データを、前記1つ以上のアイテムに関連する前記電子データと電子的に関連付けるステップと、
    E)前記集荷通知の記述の受信に応じて、前記1つ以上のアイテムの各アイテム毎にそれが運送人によって集荷されたかどうかを示すステータスを含む前記1つ以上の固有アイテムの各アイテムに関する情報を報告するステップと
    を備える集荷方法。
  12. 前記ステップE)において、前記集荷通知の記述の受信の少なくとも一部はインターネットを利用して遂行され、前記1つ以上の固有アイテムの各アイテムに関する前記情報の報告は少なくともその一部がインターネットを利用して遂行される、ことを特徴とする請求項14に記載の集荷方法。
  13. 各アイテムが固有の識別性と当該各アイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する、1つ以上の固有アイテムを集荷するための方法であって、
    A)複数の集荷通知であって、各集荷通知は機械可読な第1の集荷通知コードと人間に解読可能な第2の集荷通知コードとを含み、各第1の集荷通知コードはそれぞれ、当該複数の集荷通知の間において固有のものである、斯かる複数の集荷通知を提供するステップと、
    B)前記複数の集荷通知の内の1つから前記機械可読集荷通知コードを機械で読取りして、前記機械可読集荷通知コードに関連した対応する電子データを記憶するステップと、
    C)前記1つ以上のアイテムの各アイテムから前記機械可読アイテムコードを機械読取りして、前記1つ以上のアイテムに関連する電子データを記憶するステップと、
    D)前記機械可読集荷通知コードに関連する前記電子データを前記1つ以上のアイテムに関連する前記電子データに電子的に関連付けるステップと、
    E)前記人間に解読可能な第2の集荷通知コードの受信に応じて、前記1つ以上の固有アイテムの各アイテム毎にそれが運送人によって集荷されたかどうかを示すステータスを含む前記1つ以上の固有アイテムの各アイテムに関する情報を報告するステップと、
    を含む、集荷方法。
  14. 前記ステップE)における前記人間に解読可能な第2の集荷通知コードの受信は、少なくともその一部がインターネットを利用して遂行され、前記1つ以上の固有アイテムの各アイテムに関する前記情報の報告は、少なくともその一部はインターネットを利用して遂行される、ことを特徴とする請求項13に記載の集荷方法。
  15. 前記ステップA)において、前記機械可読な第1の集荷通知コードは前記人間に解読可能な第2の集荷通知コードと共通のデータを含む、ことを特徴とする請求項13に記載の集荷方法。
  16. 前記人間に解読可能な証印は英数字文字列から成ることを特徴とする請求項13に記載の集荷方法。
  17. 各アイテムが固有の識別性と当該各アイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する、1以上の荷送人からからの1つ以上の固有アイテム用の方法であって、携帯用データ取得デバイスを利用することを含み、
    A)複数の集荷通知であって、各集荷通知は機械可読集荷通知コードを含み、該機械可読集荷通知コードはそれぞれ、当該複数の集荷通知の間において固有のものである、複数の集荷通知を提供するステップと、
    B)前記携帯用データ取得デバイスにおいて、前記複数の集荷通知の内の1つから前記機械可読集荷通知コードを機械読取りして、前記機械可読集荷通知コードに関連した対応する電子データを記憶するステップと、
    C)前記携帯用データ取得デバイスにおいて、前記1つ以上のアイテムの各アイテムから前記機械可読アイテムコードを機械読取りして、前記1つ以上のアイテムに関連する電子データを記憶するステップと、
    D)前記機械可読集荷通知コードに関連する前記電子データを前記1つ以上のアイテムに関連する前記電子データに電子的に関連付けるステップと、
    E)前記集荷通知の記述の受信に応じて、前記1つ以上のアイテムの各アイテム毎にそれが運送人によって集荷されたかどうかを示すステータスを含む前記1つ以上の固有アイテムの各アイテムに関する情報を報告するステップと、
    を含む集荷方法。
  18. 前記ステップE)における前記集荷通知の記述の受信は、少なくともその一部がインターネットを利用して遂行され、前記1つ以上の固有アイテムの各アイテムに関する前記情報の報告は、少なくとも一部がインターネットを利用して遂行される、ことを特徴とする請求項17に記載の集荷方法。
  19. 前記ステップD)において、前記関連付けは前記携帯用データ取得デバイスにおいて実行される、ことを特徴とする請求項17に記載の集荷方法。
  20. 各アイテムが固有の識別性と当該各アイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する、1つ以上の固有アイテムを出荷場所から集荷するための方法であって、携帯用データ取得デバイスとコンピュータサーバを利用することを含み、
    A)複数の集荷通知であって、各集荷通知はその上に機械可読集荷通知コードを含み、該機械可読集荷通知コードはそれぞれ、当該複数の集荷通知の間において固有のものである、複数の集荷通知を提供するステップと、
    B)前記携帯用データ取得デバイスにおいて、前記複数の集荷通知の内の1つから前記機械可読集荷通知コードを機械で読取りして、前記機械可読集荷通知コードに関連した対応する電子データを記憶するステップと、
    C)前記携帯用データ取得デバイスにおいて、前記1つ以上のアイテムの各アイテムから前記機械可読アイテムコードを機械で読取りして、前記1つ以上のアイテムに関連する電子データを記憶するステップと、
    D)前記機械可読集荷通知コードに関連する前記電子データと、前記1つ以上のアイテムに関連する前記電子データとを前記携帯用データ取得デバイスから前記サーバへ転送するステップと、
    E)前記機械可読集荷通知コードに関連する前記サーバ上の前記電子データを、前記1つ以上のアイテムに関連する前記サーバ上の前記電子データに電子的に関連付けるステップと、
    F)前記集荷通知の記述の受信に応じて、前記1つ以上のアイテムの各アイテム毎にそれが前記集荷場所から集荷されたかどうかを示す各アイテムのステータスを含む前記1つ以上のアイテムの各アイテムに関する情報を報告するステップと
    を含む集荷方法。
  21. 前記ステップF)における前記集荷通知の記述の受信は、少なくともその一部がインターネットを利用して遂行され、前記1つ以上の固有アイテムの各アイテムに関する前記情報の報告は、少なくとも一部がインターネットを利用して遂行される、ことを特徴とする請求項20に記載の集荷方法。
  22. 各アイテムが固有の識別性と当該各アイテムから読取り可能な異なる機械可読アイテムコードを有する、1つ以上の固有アイテムを出荷場所から集荷するための方法であって、
    A)複数の集荷通知であって、各集荷通知はその上に機械可読集荷通知コードを含み、該機械可読集荷通知コードはそれぞれ、当該複数の集荷通知の間において固有のものである、複数の集荷通知を提供するステップと、
    B)前記出荷場所において1セットの所定の取引規則のもとで前記1つ以上の固有アイテムの集荷を試みるステップと、
    C)前記1つ以上のアイテムの各アイテム毎に前記取引規則に適合する場合には、該アイテムを集荷するステップと、
    D)前記1つ以上のアイテムの各アイテム毎に前記取引規則に適合しない場合には、該アイテムを放置するステップと、
    E)前記複数の集荷通知の内の1つから前記機械可読集荷通知コードを機械読取りして、該機械可読集荷通知コードに関連する対応する電子データを記憶するステップと、
    F)前記1つ以上のアイテムの各アイテムから前記機械可読アイテムコードを機械読取りして、前記1つ以上のアイテムに関連する電子データを記憶するステップと、
    G)前記機械可読集荷通知コードに関連する前記電子データを、前記1つ以上のアイテムの各アイテムから読み取られた前記機械可読アイテムコードに関連する電子データに電子的に関連付けるステップと、
    H)荷送人からの前記集荷通知の記述の受信に応じて、前記1つ以上のアイテムの各アイテム毎にそれが前記集荷場所から集荷されたかどうかを示す各アイテムのステータスを含む前記1つ以上のアイテムの各アイテムに関する情報を報告するステップと、
    I)前記集荷場所に放置されたことを示すステータスを有する1以上のアイテムの集荷プランを前記荷送人からのその後の指示に基づいて変更するステップと
    を含む集荷方法。
  23. 前記ステップG)における関連付けは、コンピュータサーバにおいて実行される、ことを特徴とする請求項22に記載の集荷方法。
  24. 前記ステップG)における関連付けは、最初に携帯用デバイスにおいて実行され、続いてコンピュータサーバに送られて該サーバにおいて前記関連付けが再び実行される、ことを特徴とする請求項22に記載の集荷方法。
  25. 前記ステップH)における前記集荷通知の記述の受信は、少なくともその一部がインターネットを利用して遂行され、前記1つ以上の固有アイテムの各アイテムに関する前記情報の報告は、少なくとも一部がインターネットを利用して遂行される、ことを特徴とする請求項22に記載の集荷方法。
  26. 前記ステップH)における前記集荷通知の記述の受信は、少なくともその一部が電話接続を利用して遂行され、前記1つ以上の固有アイテムの各アイテムに関する前記情報の報告は、少なくともその一部が電話接続を利用して遂行される、ことを特徴とする請求項22に記載の集荷方法。
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