JP2002104619A - 配送伝票作成システム、配送伝票、配送管理システム、配送管理方法 - Google Patents

配送伝票作成システム、配送伝票、配送管理システム、配送管理方法

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JP2002104619A
JP2002104619A JP2000294690A JP2000294690A JP2002104619A JP 2002104619 A JP2002104619 A JP 2002104619A JP 2000294690 A JP2000294690 A JP 2000294690A JP 2000294690 A JP2000294690 A JP 2000294690A JP 2002104619 A JP2002104619 A JP 2002104619A
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Takashi Sawaguchi
高司 澤口
Tatsuji Mizobe
達司 溝部
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Mizobe Tatsuji
Sawaguchi Takashi
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Mizobe Tatsuji
Sawaguchi Takashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物流業務を効率化する配送伝票及びその作成
方法並びに配送管理方法及び管理システムを提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 発送者及び受取人の電話番号を入力さ
せ、予め用意された電話番号と住所、氏名等との関係を
有するデータベースから、発送者及び受取人の住所、氏
名等のデータを検索し、これらを入力不要とすることで
伝票の作成を容易化する。また、発送者の電話番号を情
報コードに変換した発送者コード31、受取人の電話番
号を情報コード化した受取人コード32、配送物の内訳
の情報を情報コード化した配送物コード33、発行伝票
通し番号を情報コード化した伝票コード34、配送セン
ターの識別記号を組み合わせた配送経路情報コードを配
送伝票Cに印刷し、これらの情報コードを適宜読み取っ
て配送管理の電子化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物流業務の効率化を
図った配送伝票及びその作成システム、並びに配送管理
システム及び配送管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットを利用して行われる電子
商取引や、デジタル放送(デジタルテレビ等)を利用し
て行われる電子商取引の必要性は益々高まり、これに伴
い発生する物流管理、事務処理を省力化する方法及びシ
ステムが強く求められている。
【0003】一般に、配送物の発送者又は受注管理者
は、6枚つづりの複写式となっている配送伝票に発送者
及び受取人の住所、氏名、電話番号等を手書きで書き込
んでいた。例えば、電子商取引の場合でいえば、オンラ
インショッピングモールや店舗の担当者が、顧客の注文
内容を見ながら、複写伝票に記入していた。尚、電子商
取引の場合でいうと、受注管理者とは、電子商取引にお
いて商品の受注を管理している者、例えば、インターネ
ットプロバイダーやオンラインショッピングモール出店
者、流通業社等を意味する。
【0004】また、従来の配送伝票においては、発送
者、受取人を特定する情報は、記載された文字により表
示されていたのみであるから、それらは、人の目により
解読されて情報として利用されるにとどまっていた。こ
れは、手書きの漢字をOCR(Optical Character Reade
r)により読み取るのが困難であったことにもよる。この
点を解決した従来技術として、特開平8−295055
号公報、特開平10−44645号公報、がある。
【0005】特開平8−295055号公報では、荷物
の送り先情報等を指定入力手段により入力し、この情報
を2次元コードに変換し、変換された2次元コードを印
字したラベルを発行する技術について記載されている。
そして、荷物の輸送時には、2次元コードを読み取るこ
とにより、配送先ごとに自動仕分けを行い、住所を確認
して配送を行うようにしている。
【0006】しかし、この発明においては、指定入力手
段により送り先情報を入力しているものの、顧客固有の
限られた送り先からしか送り先を選択することはできな
かった。
【0007】特開平10−44645号公報に記載され
た発明においては、配送伝票に記載された手書きの住所
をOCR処理するのは困難であることから、手書きの電
話番号又は郵便番号をOCR処理することにより配送先
を特定し、配送ステーションの記入作業を自動化するよ
うにしている。
【0008】しかし、この発明においては、伝票を手書
きで行うことを前提としており、また、住所も記載しな
ければならず、伝票の作成には依然として多大な労力を
必要としていた。
【0009】また、配送経路の決定を自動化するため、
従来では、前記したような電話番号のOCR処理の他に
も、集配センターに識別記号を付け、発送元の集配セン
ターの識別記号と配送先の集配センターの識別記号を赤
色のペンで手書きにより記載し、これをOCRにより読
み取る作業を行っている。しかし、この方法において
も、赤色のペンによる記載は手書きに頼っており、担当
者の労力負担と、識別記号を書き込む際のミスの発生は
避けられなかった。
【0010】また、荷物を運送配送車両に積み込む際に
は、後に配達する荷物から先に配送車両に積み込む必要
があるが、従来この作業は配送担当者自身の識別により
行われていた。しかし、この作業は、配送担当者の経験
と能力に頼っていたため、配送の初心者の場合には適切
な順序で荷物を積むことができず、効率が悪い場合もあ
った。また、熟練した者といえども、順序を決めるのに
はそれなりの時間がかかり、配送の効率を上げる妨げと
なっていた。
【0011】また、配送経路については、従来、前もっ
て決められていたが、交通規制等配送経路の変更を強い
られていた場合等は、配送担当者自身の判断により決定
されていた。この作業も、熟練を要するとともに、労力
の負担も少なくなかった。特に、配送の経験が浅い者で
は、効率的な配送経路を決定することが不可能であっ
た。
【0012】また、従来配送物の受取の確認は、受取確
認伝票に受取人の印鑑又はサインをもらい、この受取確
認伝票をスキャナでよみこむことにより行われていた。
従って、受取確認について、印鑑又はサイン以外の情報
は何もなく、受取日時さえも記録されていなかった。し
かし、印鑑又はサインだけでは、受取人が配送物を受け
取ったか否かを争った場合に、十分な証明をすることが
できなかった。また、受取確認伝票をスキャナで読み込
む作業の労力は多大であった。
【0013】また、配送物の配達が完了したことは、郵
便局の配達記録郵便や、配達証明制度、ゆうパック等に
おいて、書面で通知されていた。例えば、配達が完了し
たことを示すはがきが郵便配達担当者により配送される
ことにより行われていた。しかし、はがきの配送は労力
を要するとともに、そのはがきは配達された旨が記され
た極めて味気無いものに過ぎなかった。
【0014】また、他人から贈り物等として配送物を受
け取った場合に、受取人は、逐一電話や手紙によりその
贈り物に対するお礼を言っていた。しかし、贈り物に対
するお礼をつい言いそびれることも多い。また、そのお
礼のためだけに連絡を入れるのは煩雑な場合もあった。
【0015】また、従来の配送伝票においては、必ず文
字により受取人の住所、氏名又は電話番号の記載がなさ
れていた。また、一般的に配送内容物の表示もなされて
いた。しかし、このような配送伝票では、配送担当者以
外の者にも配送物の内容、受取人が一目でわかってしま
い、個人情報が守られないという問題があった。
【0016】また、電話番号を利用した配送物の管理に
関しては、特開平5−101078号公報がある。特開
平5−101078号公報に記載された発明において
は、送り主の注文を受け付けて自動的に注文商品を配送
する配送システムの処理状況を問い合わせる配送商品問
い合わせシステムにおいて、受注端末で顧客の注文を受
け付ける際に、電話番号データを受注時のデータに含
め、電話番号により配送商品に関する問合せに応じるこ
とを可能にしている。
【0017】しかし、この発明においては、電話番号デ
ータを発送時に入力することにより、配送商品に関する
問合せを可能にはしているが、送り先住所等の入力が必
要である。また、住所、電話番号等の個人情報を情報コ
ード化することはなく、伝票を他人に見られれば、すぐ
に誰がどんな商品を発送したかが知られてしまうという
問題があった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】前記した種々の問題点
を解決するため、本発明では、物流業務における配送伝
票の作成、及びその他の配送にかかわる業務の効率化を
図ることを目的とする。特に、配送伝票の作成を極力自
動化して作業を簡略化し、ミスを低減させるとともに、
伝票の作成において入力した電子情報を、電子情報とし
て後からも利用できるようにすることにより、伝票に記
載される電子情報を利用したさらなる効率化する技術を
も提案することを目的とする。また、物流業務の増大に
伴い、発生することが懸念される個人情報の漏洩を未然
に防ぐ配送管理方法をも提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の請求項1では、電話番号に対応する住所及
び氏名の情報を有する顧客情報データベースと、発送者
及び受取人の電話番号の入力を受け付ける入力受付手段
と、入力された電話番号をキーとして前記顧客情報デー
タベースを参照して発送者及び受取人の住所及び氏名を
取得する選択手段と、取得した前記発送者及び受取人の
住所及び氏名を伝票に印刷する第1の出力手段とを備え
ることを特徴とする配送伝票作成システムとした。
【0020】このような配送伝票作成システムにより、
発送者及び受取人の電話番号を入力すれば、入力受付手
段において入力された電話番号が受け付けられ、電話番
号に対応する住所及び氏名の情報を顧客情報データベー
スの中から選択手段により取得する。取得された発送者
及び受取人の住所及び氏名の情報が第1の出力手段によ
り伝票に印刷される。従って、発送者と受取人のそれぞ
れの電話番号を入力するだけで、配送に用いられる伝票
が自動的に作成されるので、極めて簡単な作業で配送伝
票が作成できる。また、オンラインショッピングモール
での商品の注文等において、モールの担当者が配送伝票
に転記していた作業は不要となり、作業の効率化ととも
に、転記ミスを無くすことができる。
【0021】また、本発明の請求項2では、電話番号に
対応する住所及び氏名の情報を有する顧客情報データベ
ースと、発送者及び受取人の電話番号の入力を受け付け
る入力受付手段と、入力された電話番号をキーとして前
記顧客情報データベースを参照して発送者及び受取人の
住所及び氏名を取得する選択手段と、入力された前記電
話番号を情報コードに変換する変換手段と、取得した前
記発送者及び受取人の住所及び氏名並びに前記情報コー
ドを伝票に印刷する第2の出力手段とを備えることを特
徴とする配送伝票作成システムとした。
【0022】このようにすることにより、発送者及び受
取人の電話番号を入力すれば、入力受付手段において入
力された電話番号が受け付けられ、変換手段により情報
コードに変換される。電話番号に対応する住所及び氏名
の情報が顧客情報データベースの中から選択手段により
取得され、取得された発送者及び受取人の住所及び氏名
と、前記情報コードとが、第2の出力手段により伝票に
印刷される。従って、入力した発送者及び受取人の電話
番号だけの情報により発送者及び受取人の住所及び氏名
が伝票に印刷されるとともに、情報コードが伝票に記載
されていることから、情報コードを後から読み取ること
により、発送者及び受取人の電話番号を電子情報として
利用することができる。さらに、電話番号のデータを利
用すれば、発注者、受取人の住所等他のデータにアクセ
スすることができ、配送の管理や市場調査の電子化を容
易にすることができる。
【0023】また、本発明の請求項3では、発送者の電
話番号、受取人の電話番号、及び配送物の内訳の情報を
有する情報コードを記載したことを特徴とする配送伝票
とした。
【0024】このようにすることにより、配送伝票から
情報コードを読み取って、電話番号を取得することがで
きるので、これを利用して発注者、受取人の住所等他の
データにアクセスすることができ、配送の管理や市場調
査の電子化を容易にすることができる。なお、本請求項
において、配送伝票には、電話番号及び配送物の内訳の
情報を有する情報コード以外の記載、例えば、文字によ
る受取人の住所、氏名等の記載、発行伝票の通し番号の
情報コード等、他の情報コードの記載があってもかまわ
ない。
【0025】また、本発明の請求項4では、請求項3記
載の配送伝票であって、前記発送者の電話番号又は/及
び受取人の電話番号の情報を含む情報コードは、それら
の電話番号を使用する複数の者から一の者を特定するた
めの情報をも含むことを特徴とする。
【0026】一般に電話番号は1家庭に1つ有している
ことが多く、企業においても数人に1つ割り当てられて
いることが多い。従って、一般的に電話番号のみでは、
1家庭又はある部署の1ブロックまでしか特定できない
が、請求項4のような配送伝票とすることにより、電話
番号に1桁又は数桁の記号を付加するだけで電話を使用
する各個人まで特定して情報コード化することができ
る。
【0027】また、本発明の請求項5では、請求項1又
は請求項2に記載の配送伝票作成システムを利用して作
成された配送伝票であって、入力された発送者及び受取
人を特定する情報を元に、発送者の住所を管轄する集配
センターの識別記号と受取人の住所を管轄する集配セン
ターの識別記号とを組み合わせた配送経路情報コードが
記載されたことを特徴とする。
【0028】このようにすることにより、顧客端末で入
力された発送者及び受取人を特定する情報を元に、発送
者の住所を管轄する集配センターの識別記号と受取人の
住所を管轄する集配センターの識別記号とを組み合わせ
た配送経路情報コードが伝票に記載される。配送経路情
報コードは、従来から配送先の仕分けに使用されている
集配センタを特定するコードである。従って、従来の配
送物の仕分け機械を流用したまま、配送経路情報コード
の記載を自動化し、配送業務の効率化を図ることができ
る。また、発送地及び配送地が結果として電子データと
して入力されるので、発送地と配送地の関係より料金を
決定するテーブルを参照するようにすれば、従来配送物
の受付担当者が配送地別の料金表を見ながら配送料金を
調べていた作業が不要になる。なお、伝票には、配送経
路情報コードさえ記載されていれば、その他の情報、例
えば、文字による発送者、受取人の住所、氏名等が記載
されていてもかまわない。
【0029】また、本発明の請求項6では、配送伝票に
記載された受取人の位置特定情報を含む情報コードを読
み取る情報コードリーダと、配送地域の地図情報を有す
る記憶手段、例えばナビゲーションシステムと、これら
の情報コードリーダと記憶手段を制御し、データの授受
を行うコンピュータとを有する、配送物を配送する順序
を決める配送管理システムであって、前記情報コードリ
ーダで読み取った前記位置特定情報を前記地図情報上の
位置に割り当てる位置割当手段と、すべての配送伝票に
記載された情報コードを読み込んだ後に配送地域の配送
順路に従い各配送物に配送の順序を割り当てるととも
に、前記記憶手段に配送物と配送順序との関係を有する
配送順序データベースとして書き込む順序割当手段と、
再度前記情報コードを読み取ると、前記配送順序データ
ベースから配送物に割り当てられた順序を読み出す順序
読出手段と、読み出した順序を出力する順序出力手段
と、を備えることを特徴とする。
【0030】このようにすることにより、配送担当者
は、配送伝票に記載された情報コードを情報コードリー
ダによって順次読み込めば、受取人の位置特定情報が位
置割当手段によって地図情報上の位置に割り当てられ
る。1台の配送車両に積まれる荷物のすべてについてこ
の作業を繰り返せば、すべての荷物の配送位置が記憶手
段に蓄積される。配送経路に従って配送物と配送順序の
関係が順序割当手段により割り当てられて配送順序デー
タベースが作成され、配送順序データベースから配送物
に割り当てられた順序が順序読出手段により読み出さ
れ、順序出力手段により出力される。従って、配送担当
者は配送伝票に記載された情報コードを情報コードリー
ダによって読み込むという機械的な作業をするだけで、
本発明の配送管理システムにより適切な配送順序を知る
ことができる。なお、位置特定情報とは、住所、氏名、
緯度、経度、電話番号、郵便番号等、受取人の住所の位
置が特定できる情報であればどのような情報でも適用す
ることができる。
【0031】また、本発明の請求項7では、配送伝票に
記載された受取人の位置特定情報を読み上げるとその声
を聴きとって位置特定情報を取得する音声認識装置と、
配送地域の地図情報を有する記憶手段と、これらの音声
認識装置と記憶手段を制御し、データの授受を行うコン
ピュータとを有する、配送物を配送する順序を決める配
送管理システムであって、前記音声認識装置で取得した
前記位置特定情報を前記地図情報上の位置に割り当てる
位置割当手段と、すべての配送伝票に記載された位置特
定情報を読み上げた後に配送地域の配送経路に従い各配
送物に配送の順序を割り当てるとともに、前記記憶手段
に配送物と配送順序との関係を有する配送順序データベ
ースとして書き込む順序割当手段と、再度前記位置特定
情報を読み上げると、前記配送順序データベースから配
送物に割り当てられた順序を読み出す順序読出手段と、
読み出した順序を出力する順序出力手段と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0032】このようにすることにより、配送担当者は
配送伝票に記載された位置特定情報を順次読み上げれ
ば、その声が音声認識装置によって聴き取られ、電子情
報として受取人の位置特定情報が位置割当手段によって
地図情報上の位置に割り当てられる。1台の配送車両に
積まれる荷物のすべてについてこの作業を繰り返せば、
すべての荷物の受取位置が記憶手段に蓄積される。配送
経路に従って配送物と配送順序の関係が順序割当手段に
より割り当てられて配送順序データベースが作成され、
配送順序データベースから配送物に割り当てられた順序
が順序読出手段により読み出され、順序出力手段により
出力される。従って、配送担当者は配送伝票に記載され
た位置特定情報、例えば電話番号を読み上げるという機
械的な作業をするだけで、本発明の配送管理システムに
より適切な配送順序を知ることができる。
【0033】なお、請求項6と請求項7は組み合わせて
実施することもできる。即ち、受取人の位置特定情報を
含む情報コードを読み取ること、又は位置特定情報を読
み上げること、のいずれかによっても位置情報を前記配
送管理システムに認識できるように構成し、配送順序を
出力させるようにすることもできる。
【0034】また、本発明の請求項8では、請求項6又
は請求項7記載の配送管理システムであって、配送車両
の現在位置を測定するGPSと、配送の順序に従い、前
記GPSにより測定した現在位置からの配送経路を計算
する経路計算手段と、計算された配送経路を出力する手
段、例えばナビゲーションシステムとをさらに有するこ
とを特徴とする。
【0035】このようにすることにより、GPS(Globa
l Positioning System:全地球測位システム)により配
送車両の現在位置が測定され、経路計算手段により現在
位置から配送順序に従い、配送経路が計算され、配送経
路を出力する手段により配送担当者に配送経路が示され
る。従って、配送担当者の経験、能力の如何を問わず、
容易に最適な配送経路により配送をすることができる。
また、配送経路を外れた際や、道路の通行止めがあった
場合等のアクシデントの際にも、適切な配送経路を容易
に選択することができる。
【0036】また、本発明の請求項9では、受取人に配
送物を届けた際に、発送者の電話番号、受取人の電話番
号、及び配送物の内訳の情報を有する情報コードを読み
込むとともに、受取確認情報を電子情報機器により取り
込み、前記情報コード及び受取確認情報をデータベース
化することを特徴とする配送管理方法を提案する。
【0037】このような方法により、受取人に配送物を
届けた際に発送者の電話番号、受取人の電話番号、配送
物の内訳の情報を有する情報コードが読み込まれるとと
もに、受取の日時や人相、サインの画像、受取時の会話
等を電子化した受取確認情報を取り込んで前記情報コー
ドとの関係を有するデータベースが作成される。従っ
て、後に配送物の受取に関し、争いになった場合でも、
受取人の電話番号からデータベース内の受取確認情報を
検索し、これを示すことで、配送物の受取を容易に証明
することができる。
【0038】また、本発明の請求項10では、受取人に
配送物を届けた時に、発送者に対し、電気通信手段によ
って配送物の配送が完了したことを通知することを特徴
とする配送管理方法を提案する。
【0039】このような方法により、受取人に配送物を
届けた時に、電子メールやファクシミリ等の電気通信手
段によって、発送者に対して配送物の配送が完了したこ
とが通知される。従って、発送者に対し、極めて早く配
送の確認を通知することができる。
【0040】また、本発明の請求項11では、受取人に
配送物を届けた時に、受取人から発送者へのメッセージ
を電気通信手段により送信することを特徴とする配送管
理方法を提案する。
【0041】このような方法により、配送物の配送確認
を通知することができるとともに、受取人から発送者へ
お礼の言葉等のメッセージを伝えることができる。
【0042】また、本発明の請求項12では、請求項2
記載の配送伝票作成システムにおいて、前記情報コード
はステレオコード又は1次元コード又は2次元コードで
あることを特徴とし、本発明の請求項13では、請求項
3又は請求項4記載の配送伝票において、前記情報コー
ドはステレオコード又は1次元コード又は2次元コード
であることを特徴とし、本発明の請求項14では、請求
項6記載の配送管理システムにおいて、前記情報コード
はステレオコード又は1次元コード又は2次元コードで
あることを特徴とし、本発明の請求項15では、請求項
9記載の配送管理方法において、前記情報コードはステ
レオコード又は1次元コード又は2次元コードであるこ
とを特徴とする。
【0043】ステレオコードとは、特開平10−228
526号公報又は米国特許第5971283号に掲載さ
れた情報コードである。より具体的には、ステレオコー
ドとは、所定面積を有して表示された第一の正方形を収
嵌体とし、この収嵌体の半分の面積の第二の正方形を被
収嵌体として、前記被収嵌体を形成する各二辺の各交点
が収嵌体の各辺に当接するように収嵌体に被収嵌体を内
接させ、当該収嵌体と被収嵌体に囲繞されて形成される
四隅の領域に、放射された光の反射に基づき、または塗
布された磁性体物質の磁力に基づいて光学的または磁気
的に読み取り可能なコード情報を表示する基本形状を有
して、この基本形状を第1段の情報表示領域とし、この
第1段の情報表示領域における被収嵌体を第2段の情報
表示領域の収嵌体としてこの収嵌体に被収嵌体を内接さ
せ、この第2段の情報表示領域における被収嵌体を第3
段の情報表示領域の収嵌体としてこの収嵌体に被収嵌体
を内接させ、以下同様に、前段の情報表示領域の被収嵌
体を次段の情報表示領域における収嵌体としてこの収嵌
体に被収嵌体を内接させてn段の情報表示領域にて所定
のコード情報を表示する情報処理用の立体コードであっ
て、前記第1段ないし第n段の情報表示領域にて所定の
コード情報を表示することを特徴とする情報処理用の立
体コードである。
【0044】このようなステレオコードは少ない面積で
多量の情報を表示可能であるので、小さな商品であって
も容易に情報コードラベルとして貼り付けることができ
るものである。
【0045】また、情報コードとして、1次元コードを
使用すれば、従来から利用されている1次元コードのリ
ーダを利用して、容易に本発明の配送伝票の作成、利
用、管理を導入することができる。なお、1次元コード
とは、情報が1次元に配列された情報コードで、例えば
バーコードが代表的なものである。また、情報コードと
して、ステレオコード又は2次元コードを使用すれば、
情報コードの表示を小さな面積で済ませることができ
る。なお、2次元コードとは、情報が縦、横の2次元に
並んで配列された情報コードで、例えばカルラーコード
が代表的なものである。
【0046】また、本発明の請求項16では、請求項3
又は請求項4記載の配送伝票であって、前記配送伝票に
は文字による受取人の住所、氏名及び電話番号の記載が
ないことを特徴とする。
【0047】即ち、請求項16の発明では、住所、氏名
及び電話番号の情報については情報コードのみにより記
載され、文字によっては記載されない。従って、配送担
当者以外の者が配送伝票を見ても、その受取人の住所又
は氏名又は電話番号を知ることができず、受取人の個人
情報を守ることができる。
【0048】また、本発明の請求項20では、受注担当
者が発送者のところへ出向き、前記請求項1又は請求項
2記載の配送伝票作成システムを持参し、これを使用し
て配送伝票を作成する配送伝票の作成方法を提案する。
【0049】このような方法により、発送者は受注担当
者の持ってきた配送伝票作成システムを使用し、発送者
及び受取人の電話番号を入力する、又は受注担当者によ
り入力してもらうという、簡単な手続により配送伝票を
作成することができる。
【0050】また、本発明の請求項21では、請求項1
又は請求項2記載の配送伝票作成システムを用い、配送
物の受付所において配送伝票を作成することを特徴とす
る配送伝票の作成方法を提案する。
【0051】このような方法により、配送物の受付所、
例えば、スーパー、コンビニエンスストア、百貨店等の
店頭カウンターにおいて、電話番号又は郵便番号等の入
力のみにより容易に配送伝票を作成することができるの
で、受付所及び発送者の負担を軽減することができる。
なお、配送伝票作成システムへの電話番号又は郵便番号
等の入力は受付所の担当者が行っても良いし、発送者に
入力させることもできる。
【0052】また、本発明の請求項17では、請求項1
又は請求項2記載の配送伝票作成システムにおいて、前
記電話番号は電話番号に代わり郵便番号にその郵便番号
を使用する各個人を特定する情報を付加した情報である
ことを特徴とし、本発明の請求項18では、請求項3記
載の配送伝票において、前記電話番号は、電話番号に代
わり郵便番号にその郵便番号を使用する各個人を特定す
る情報を付加した情報であることを特徴とし、本発明の
請求項19では、請求項9記載の配送管理方法におい
て、前記電話番号は、電話番号に代わり郵便番号にその
郵便番号を使用する各個人を特定する情報を付加した情
報であることを特徴とする。
【0053】電話番号は、電話回線を使用していない者
は割り当てられていないが、郵便番号は、電話番号を有
していなくても住所が一定の者であれば、すべての者が
有している。従って、これらの発明によれば、すべての
国民が前記した請求項1又は請求項2の配送伝票作成シ
ステム、請求項3記載の配送伝票、請求項9記載の配送
管理方法を利用することができる。
【0054】また、本発明の請求項20では、受注担当
者が発送者のところへ出向き、前記請求項1,2,17
のいずれか1項に記載の配送伝票作成システムを持参
し、これを使用して配送伝票を作成する配送伝票の作成
方法を提案する。
【0055】このような方法により、発送者は受注担当
者の持ってきた配送伝票作成システムを使用し、発送者
及び受取人の電話番号を入力する、又は受注担当者によ
り入力してもらうという、簡単な手続により配送伝票を
作成することができる。
【0056】また、本発明の請求項21では、請求項
1,2,17のいずれか1項に記載の配送伝票作成シス
テムを用い、配送物の受付所において配送伝票を作成す
ることを特徴とする配送伝票の作成方法を提案する。
【0057】このような方法により、配送物の受付所、
例えば、スーパー、コンビニエンスストア、百貨店等の
店頭カウンターにおいて、電話番号又は郵便番号等の入
力のみにより容易に配送伝票を作成することができるの
で、受付所及び発送者の負担を軽減することができる。
なお、配送伝票作成システムへの電話番号又は郵便番号
等の入力は受付所の担当者が行っても良いし、発送者に
入力させることもできる。
【0058】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て適宜図面を参照しながら説明する。 《第1の実施の形態》第1の実施の形態においては、電
子商取引における配送伝票の作成までにおける実施の形
態について説明する。なお、第1の実施の形態は、請求
項1,2,3,4,12,13の特徴を有する。
【0059】図1は本発明の伝票作成システムにより作
成された配送伝票の例を示す図であり、図2は、本発明
の配送伝票作成システム及び配送伝票を利用したオンラ
インショッピングでの手続を説明する図である。図3は
本発明の配送伝票作成システムの構成を示すブロック図
であり、図4は顧客情報データベースの内容の一例を示
す図である。
【0060】図2に示すように、本発明は、一例として
オンラインショッピングでの商品の配送において利用さ
れる。顧客10が、自己の有するPC(Personal Comput
er)である端末10aや双方向デジタルテレビ(TV)10
bを使用してネットワーク上のショッピングモールで買
い物をする場合を想定する。ショッピングモール11を
運営するコンピュータ11aは、インターネット等の電
気通信手段を介して各顧客の端末10a,10b等と接
続されており、顧客の注文を受け付けるようになってい
る。ショッピングモール出店者12の端末12aもコン
ピュータ11aとインターネット等の電気通信手段によ
り接続されており、適時新たな商品を設定して、コンピ
ュータ11の商品リストのデータベース(図示せず)に
商品データを登録している。コンピュータ11a及びコ
ンピュータ12aは伝票を印刷するためのプリンタ11
b、プリンタ12bをそれぞれ有しており、本発明の配
送伝票作成システムとして機能する。運送業者13は、
発注された商品を配送するために、ショッピングモール
11の所で適時荷物を受け取る業務を果たす。
【0061】ショッピングモール11の有するコンピュ
ータ11aは、例えば、図3に示すような構成をしてい
る。コンピュータ11aは、CPU11cを制御中枢と
し、主記憶装置11d、ディスプレイ11e、各種プロ
グラム及びデータベースを記憶するハードディスク装置
(HDD)11f、入力装置11g、第1の出力手段及
び第2の出力手段であるプリンタ11b、通信モジュー
ル11hがそれぞれインタフェース(図示せず)を介し
て、バス11iに共通接続されている。通信モジュール
11hは、インターネット等のネットワーク18を介し
てネットワーク上のデータベース(NDB)15との通
信によりデータの送受を司っている。また、通信モジュ
ール11hは、顧客の端末10a等他のコンピュータと
ネットワークを介して接続するインタフェースとなり、
CPUで実行されるプログラムと合わせて請求項にいう
入力受付手段にも相当する。HDD11fに記憶された
プログラムは適宜主記憶装置11dに読み込まれ、CP
U11cにより実行されて請求項にいう選択手段として
機能する。
【0062】HDD11fに記録された顧客情報データ
ベース(DB)は、例えば図4のような内容を有してい
る。図4に示すように、顧客情報データベースは電話番
号及び子番号をキーとして、郵便番号、住所、名前、さ
らに、性別、年齢その他のフィールドを有している。例
えば、上から3行目のレコードでは、電話番号が047
−123−0000、子番号が00、郵便番号が270
−0002、住所が千葉県××○、名前が佐藤太郎、性
別が男、年齢が35歳である、等というように記録され
ている。ここで、子番号とは、同じ電話番号を使用する
複数の者の内の1人を特定するための番号である。例え
ば、図4では、一番上とその下のレコードに電話番号が
同じ03−0123−4567の澤口高司と澤口雄哉が
記録されているが、この2人を区別するため、子番号と
して、澤口高司に00、澤口雄哉に01を割り当ててい
る。このように、電話番号と、子番号とを合わせること
により、電話番号を有する各個人まで特定することがで
きる。ネットワーク上のデータベース(NDB)におい
ても、同様のデータベースが蓄積されており、コンピュ
ータ11aは顧客情報データベース(DB)に必要なデ
ータが無い場合に、適宜ネットワーク上のデータベース
を利用して検索ができるようになっている。なお、ショ
ッピングモール出店者の有するコンピュータ12aも、
コンピュータ11aと同様の構成を有している。
【0063】図5は、顧客がオンラインショッピングモ
ールで買物をする場合に、自分の端末において、商品の
発注及び発送者、受取人の情報を入力する画面の一例で
あり、図6は図5の入力画面に必要事項を入力した状態
を示す画面の一例である。図5の入力画面Aにおいて、
入力項目として次のものがある。まず、発送者のデータ
として、電話番号+子番号欄21、郵便番号欄22、住
所欄23、プルダウンメニューである名前欄24があ
り、受取人のデータとして、電話番号+子番号欄25、
郵便番号欄26、住所欄27、プルダウンメニューであ
る名前欄28が示されている。また、注文する商品のデ
ータとして、プルダウンメニューの商品名欄29と、プ
ルダウンメニューの数量欄30が示されている。さら
に、電話番号+子番号欄21,25は、電話番号欄21
a,25aと、子番号欄21b,25bに分かれてい
る。画面の右下には、購入の意思を確認する購入ボタン
35が表示されている。図6の入力画面Bにおいては、
図5で示されていた各項目に住所、商品名等の入力がさ
れている他、発送者の電話番号+子番号を情報コードで
あるステレオコードに変換した発送者コード31、受取
人の電話番号+子番号をステレオコード化した受取人コ
ード32、配送物の内訳の情報をステレオコード化した
配送物コード33が示されている。
【0064】次に、図7及び図2,5,6を参照しなが
ら、配送伝票作成の流れを説明する。図7は、第1の実
施の形態において、顧客が配送に関する情報を入力する
流れを示すフローチャートである。顧客10は端末10
aを使用してネットワーク上のショッピングモール11
を運営するコンピュータ11aにアクセスし、欲しい商
品を探す。欲しい商品が見つかったら、顧客10はその
商品を画面上(図示せず)でクリックし、図5の入力画
面Aを端末10aに表示させる。なお、入力画面Aは端
末10a上で作動するアプレットであり、入力された項
目から、情報コードであるステレオコードを生成する機
能を有している。
【0065】入力画面Aにおいて、顧客10は、発送者
の電話番号欄21aに、自分の電話番号を入力する(S
10)。すると、入力した電話番号がコンピュータ11
aへ送信され、コンピュータ11aにおいてDB11f
から入力された電話番号を検索し(S11)、その電話
番号のデータが存在するか判断する(S12)。電話番
号があったならば、その電話番号に対応する郵便番号、
住所、氏名を読み出して顧客端末10aに送信し、入力
画面Aの郵便番号欄22、住所欄23、名前欄24のそ
れぞれに表示させる(S13)。電話番号が無かったな
らば、顧客10に郵便番号、住所、氏名をそれぞれ入力
させ(S14)、コンピュータ11aで入力項目が満た
されたか否かを判断する(S15)。入力項目が十分で
なかった場合には、再び入力を求める(S14)。入力
項目が十分であった場合には、DB11fへ電話番号及
び郵便番号、住所、氏名のデータを登録する(S1
6)。
【0066】顧客10は、名前欄24に表示された名前
を見て、自分の名前が表示されているかを確認する(S
17)。自分で名前を入力した場合を含め、表示された
名前が正しければ発送者情報の入力の処理を終了し(S
18)、受取人情報の入力の処理に入る。一方、名前欄
24に正しい名前が表示されていなかった場合(S1
7)、例えば、同じ電話番号を使用する家族の名前が表
示されている場合、プルダウンメニューより、自分の名
前を探して選択し(S19)、発送者情報の入力の処理
を終了する(S20)。子番号欄21bには、家族の中
で自分を特定するコード、例えば00などが表示され
る。
【0067】次に、受取人の情報を入力するが、発送者
情報の入力の場合と同じようにして電話番号を入力し、
プルダウンメニューから希望の名前を選択する。この
際、自ら子番号を子番号欄25bに入力し、コンピュー
タ11aに対応する名前を検索させて、名前欄28に表
示させてもよい。
【0068】次に、商品名、購入する商品の数量を商品
名欄29、数量欄30から選択する。
【0069】すべての項目の入力が完了すると、端末1
0aで発送者の電話番号+子番号をステレオコード化し
て発送者コード31を、同様に受取人の電話番号+子番
号をステレオコード化して受取人コード32を、商品名
と数量をステレオコード化して配送物コード33を生成
し、画面の右上に表示する。顧客10は注文の内容を確
認し、間違いが無ければ購入ボタン35をクリックし
て、購入の意思を示す。
【0070】購入ボタン35がクリックされると、入力
された項目と発送者コード31、受取人コード32、配
送物コード33はコンピュータ11aに送信され、プリ
ンタ11bから配送伝票として出力される。図1が出力
された配送伝票の一例である。配送伝票Cは、上半分の
右端に、発送者コード31、受取人コード32、配送物
コード33が順に印刷され、下半分の左側に発送者の郵
便番号、住所、氏名、電話番号が、下半分の中央に受取
人の郵便番号、住所、氏名、電話番号が、下半分の右側
に配送物の内訳が記載されている。
【0071】以上、本発明の第1の実施の形態について
説明したが、本発明は、前記実施の形態には制限されな
い。例えば、本実施の形態では、発送者と受取人を顧客
に自由に入力させているが、発送者はショッピングモー
ル11又はショッピングモール出店者であるとして、電
話番号等は入力済みにしておいてもよい。
【0072】また、前記実施の形態では、電話番号を元
に発送人、受取人の住所等を検索させているが、郵便番
号に番地以下及び住人を特定する数桁のコード(以下、
「郵便番号+子番号」という)を入力させて、電話番
号、住所、氏名を検索させるようにしても良い。このよ
うにすれば、電話番号を有さない者も特定して伝票作成
に用いることができる。さらに、郵便番号+子番号をス
テレオコード化して、発送者コード、受取人コードを生
成し、配送伝票Cに印刷しても良い。
【0073】また、前記実施の形態では、オンラインシ
ョッピングでの例をあげたが、本発明の配送伝票及びそ
の作成方法並びに作成システムは、運送の依頼をする場
合一般に対して適用することができる。
【0074】さらに、発行伝票の通し番号を情報コード
化した、発行伝票通し番号コードを配送伝票に併記すれ
ば、従来発行伝票の通し番号を伝票に付して、通し番号
を使用して配送管理をしていた業者が本発明の配送管理
システムを容易に導入することができる。
【0075】また、各情報コードの下辺等に沿って、情
報コードが有する数的情報を数字によって記載しておけ
ば、情報コードリーダで情報の読み取りに失敗した場合
に、キー入力により情報の入力をすることができる。
【0076】また、前記実施の形態では、顧客の端末1
0aから配送伝票作成システムであるコンピュータ11
aにアクセスして配送伝票を作成していたが、運送業者
の担当者が携帯型のコンピュータ11aを携帯してい
て、発送者の元へ行って携帯型のコンピュータ11aを
使用して、配送伝票を作成させることもできる。さら
に、コンピュータ11aをコンビニエンスストア、スー
パー、百貨店等、配送物の受付所に設置して、受付店の
担当者又は発送者がコンピュータ11aを操作して配送
伝票をすることもできる。
【0077】《第2の実施の形態》次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態に
おいて、第1の実施の形態と同一の部分については同じ
符号を付して詳細な説明を省略する。第2の実施の形態
では、ショッピングモール11で顧客10が商品を注文
した後、配送物である商品を配送車両に積み込み、受取
人にその商品がわたるまでの過程での配送物の管理方法
及び管理システムについて説明する。
【0078】図8は、第2の実施の形態における配送物
の流れを示す図である。ショッピングモール11又はシ
ョッピングモール出店者12から運送業者13に荷受け
された商品は、荷受け地から近い集配センタ40に運送
され、集配センタ40から、配送地に近い集配センタ4
1へ運送される。集配センタ41では、各家庭や企業に
配送物を配送するため、配送用トラック42に配送荷物
が積み込まれる。なお、配送用トラック42には携帯型
のコンピュータ43が積み込まれている。コンピュータ
43の構成は、コンピュータ11aと同様に、CPU、
主記憶装置、ディスプレイ、HDD、入力装置、通信モ
ジュールを有しており、入力機器として、情報コードリ
ーダ43aとマイク43bが接続されている。また、H
DDには、配送物を積み込む順序を計算し、配送経路を
指示するソフトウェアプログラムが格納され、CPUに
より実行されるようになっている。これらのプログラム
がCPUに実行されることにより位置割当手段、順序割
当手段、順序読出手段が実現される。さらに、コンピュ
ータ43には図示せぬGPS装置、例えばナビゲーショ
ンシステムが接続されており、配送用トラックの現在位
置の緯度、経度等位置情報を取得することができるよう
になっている。
【0079】図9は、配送ルート及び配送順序を計算す
る際のコンピュータの画面を図示したものであり、
(a)は配送地を入力途中、(b)は配送地を入力後、
(c)は配送経路及び配送順序計算後を示す。また、図
10は配送順序を決定する処理のフローチャートであ
る。
【0080】集配センタ41において、配送担当者は、
配送用トラック42に配送物を積み込む。この際、後に
配達する荷物から先にトラックの奥へ積み込んでいった
方が配送物を取り出しやすいので、まず、配送順序を決
定する必要がある。そこで、配送担当者は、配送物に貼
られた配送伝票Cの情報コードであるステレオコード
を、コンピュータ43に接続された情報コードリーダ4
3aによって順次読み込む(S30)。コンピュータ4
3は、ステレオコードのうち、受取人の位置特定情報を
有する、受取人コードを解読し、受取人の電話番号を取
得する。受取人の電話番号をキーに、DBから受取人の
住所を検索し(S31)、緯度、経度に換算した後、位
置割当手段により自己の有する地図情報上に配送地をプ
ロットする(S32)。図9(a)が途中まで配送伝票
Cのステレオコードを読み込んだ状態で、黒丸が配送地
を示している。
【0081】配送担当者は、未だ積み込む荷物がある場
合は(S33)、再びステレオコードを読み取る作業を
続け(S30からS32)、すべての荷物についてステ
レオコードを読み取った場合は(S33)、コンピュー
タ43に読みこみ終わりの指示をして、順序割当手段に
より、配送経路を計算し、画面上に表示させる。図9
(b)はすべての配送物についてステレオコードを読み
込んで配送地が表示されている状態で、図9(c)は配
送経路計算後、表示させた状態である。(c)におい
て、星印は、GPS装置で取得した現在の配送用トラッ
クの位置を示している。なお、この際配送経路を音声に
より出力して案内させることもできる。この配送経路の
計算は、従来公知の経由地を指示して経路を計算させる
方法を用いる。配送経路の計算により、同時に荷物の配
送の順序が確定する(S35)。配送担当者は、配送物
の配送伝票Cに書かれているステレオコードを再び読み
込めば、コンピュータ43の順序出力手段である画面に
配送順序が表示される。この際、コンピュータ43にプ
リンタを接続して、ラベルとして配送順序が印刷される
ようにしてもよい。配送順序を確認していない配送物が
残っていれば(S38)、ステレオコードを順次読みこ
み(S36からS37)、すべての配送物について配送
順序が確定したならば、処理を終了して、配送順序の遅
い順に配送用トラックに荷物を積み込む。このような配
送管理システムによれば、配送の経験が少ない担当者で
も、容易に適切な順序で配送物を配送用トラックに積み
込むことができる。
【0082】なお、情報コードリーダによりステレオコ
ードを読み取るのに代えてマイク43bにより配送伝票
Cに表示された住所又は電話番号を読み上げ、公知の音
声認識装置により、読み上げられた住所又は電話番号を
取得し、上述した方法と同様に配送地をプロットしてい
くこともできる。
【0083】配送担当者は、配送用トラック42を使用
し、コンピュータ43が指示した配送経路に従って順次
配送物を配送する。配送地、即ち受取人のところに到着
すると、配送担当者は、受取人から配送伝票にサインを
もらうとともに、情報コードリーダ43aにより配送物
の配送伝票Cに書かれたステレオコードを読み込む。そ
して、読み込んだステレオコードを解読して得た受取人
の電話番号と、発行伝票通し番号と、配達日時とを含む
配達記録がコンピュータ43に記録され、配送情報の管
理センタ45にも送られる。管理センタ45でも、配達
記録をデータベースとして蓄積している。この際、コン
ピュータ43にサインの画像情報を取り込むとか、配送
時の配送担当者と受取人の会話を録音するとか、受取人
の人相を録画するなどして、これらの電子情報を受取確
認情報としてデータベース化することもできる。
【0084】さらに、配送物が発送者から受取人への贈
り物であった場合等には、配送物の受け渡し時に、受取
人から発送者へのメッセージをマイクから録音し、又は
予め設定されたメッセージリストの中からお礼のメッセ
ージを選択させ、これらの電子情報を顧客10(発送
者)へ電気通信手段である電子メール又はファクシミリ
等により送信する。このようにして、お礼のメッセージ
を発送者に送信すれば、発送者は、贈り物がきちんと届
いたことが即時に確認できるとともに、受取人はお礼の
気持ちを忘れずに伝えることができる。
【0085】《第3の実施の形態》次に第3の実施の形
態について説明する。図11は第3の実施の形態の配送
伝票を示す図である。図11において、配送伝票Fは、
発送者の電話番号をステレオコード化した発送者コード
31、受取人の電話番号をステレオコード化した受取人
コード32、配送物の内訳をステレオコード化した配送
物コード33のみが記載され、その他の情報は記載され
ていない。このような配送伝票Fは、第1の実施の形態
で説明したような配送伝票作成システムにおいて、配送
伝票を印刷する際に、前記した3つのステレオコードの
みを印刷するようにすれば作成することができる。
【0086】このような配送伝票Fによれば、配送担当
者以外の者は配送伝票Fを見ても受取人や配送物の中身
を知ることができない。従って、発送者、受取人の個人
情報を守ることができる。一方、配送担当者は情報コー
ドリーダ43bにより、配送伝票Fのステレオコードを
読みとって、受取人の電話番号から検索した受取人の住
所を見れば、配送時に困ることはない。
【0087】《第4の実施の形態》次に、第4の実施の
形態について説明する。図12は、第4の実施の形態に
係る配送伝票を示す図である。配送伝票Gは、発送者に
近い集配センタのコード番号40と、受取人に近い集配
センタのコード番号41をハイフンでつないだ配送経路
情報コードが「40−41」と記されている。このよう
な配送伝票は、例えば、集配センタごとに管轄する電話
番号又は郵便番号と、集配センタのコード番号をリスト
アップしたデータベースを用意し、第1の実施の形態で
述べた配送伝票作成システムにおいて、入力された又は
検索された電話番号又は郵便番号から管轄する集配セン
タのコード番号を前記データベースから検索することに
より容易に自動的に作成することができる。このような
配送伝票により、各集配センタでの行き先の仕分けを、
現状の仕分け機械を流用しつつ、配送伝票の作成の自動
化を図ることができる。なお、配送経路情報コードとし
ては、例示した2つのコードをハイフンでつなぐものに
は限られず、スペースその他の文字でつないだり、2行
に分けて書くなど、2つのコードが記載されていれば種
々の方法を採ることができる。
【0088】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は前記実施の形態には限定されない。即
ち、第1の実施の形態から第4の実施の形態の発明は適
宜組み合わせて実施することができる。例えば、第1の
実施の形態の発明と第4の実施の形態を組み合わせて、
図1の配送伝票に配送経路情報コードを併記することも
できるし、第1の実施の形態と第2の実施の形態を組み
合わせて実施することもできる。
【0089】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、以
下のような顕著な効果を奏する。請求項1記載の発明に
よれば、発送者と受取人のそれぞれの電話番号の入力を
するのみで、発送者と受取人のそれぞれの住所及び氏名
が顧客情報データベースから取得され、さらに伝票に印
刷されるので、顧客の商品等の注文操作により、伝票の
作成を完了することができる。従って、従来ショッピン
グモールや店舗の担当者や発送者自身が手書きで行って
いた作業を削減することができるとともに、転記のミス
を無くすことができる。
【0090】請求項2記載の発明によれば、入力された
電話番号が情報コードに変換されて配送伝票に印刷され
る。従って、配送伝票から情報コードを読み取って、電
話番号をデータとして取得することができるので、これ
を利用して発送者、受取人の検索、受取人住所の電子情
報を取得することができ、配送管理や市場調査の電子デ
ータ化を容易にすることができる。
【0091】請求項3記載の発明によれば、配送伝票か
ら情報コードを読み取って、電話番号をデータとして取
得することができるので、これを利用して発送者、受取
人の検索、受取人住所の電子情報を取得することがで
き、配送管理や市場調査の電子データ化を容易にするこ
とができる。
【0092】請求項4記載の発明によれば、電話番号に
1桁又は数桁のコードを付加するだけで、各個人を特定
した情報コードが作成され、配送伝票に記載される。従
って、請求項3記載の発明の効果に加えて、各個人まで
特定した、物流に関する詳細な電子データ化情報を取得
でき、市場調査、配送管理に応用することができる。
【0093】請求項5記載の発明によれば、従来手書き
で行っていた集配センターの識別記号の記載を、顧客が
入力した発送者及び受取人を特定する情報を元に、配送
経路情報コードが記載されるので、配送先仕分け担当者
が行っていた作業を削減することができる。また、この
配送経路情報コードを配送経路の仕分けに使用すること
により、従来使用していた仕分け機械をそのまま利用す
ることができる。また、これにより、配送料金の自動計
算が可能になる。
【0094】請求項6記載の発明によれば、配送担当者
は配送伝票に記載された情報コードを情報コードリーダ
により順次読み取り、配送物のすべてについて読み取り
を済ませれば、配送管理システムにより指示された順序
に従って配送物を配送車両に積み込めばいいので、機械
的な作業のみにより効率的な配送物の積み込みをするこ
とができる。従って、作業の効率化が図れるとともに、
配送担当者の能力によらず、効率的な配送物の積み込み
が実現できる。
【0095】請求項7記載の発明によれば、配送担当者
は配送伝票に記載された受取人の住所又は電話番号等を
順次読みあげることにより、配送物の積み込み順序が決
定される。従って、極めて単純な機械的作業により、容
易に効率的な配送物の積み込み作業を実現することがで
きる。特に、配送担当者の能力によらず、効率的な配送
物の積み込みを実現することができる。
【0096】請求項8記載の発明によれば、運送車に積
まれた配送物に応じて、現在位置からの適切なルートが
自動表示されるため、配送担当者の能力によらず、適切
な配送経路で配送をすることができる。さらに、配送経
路を外れた際や、道路の通行止めがあった場合等のアク
シデントの際にも、適切な配送経路を容易に選択するこ
とができる。
【0097】請求項9記載の発明によれば、受取人に配
送物を届けた際に発送者の電話番号、受取人の電話番
号、配送物の内訳とともに、配達日時等の受取確認情報
をデータベース化するので、後に配送の有無について争
いになった場合に、配達の事実を容易かつ敏速に証明す
ることができる。
【0098】請求項10記載の発明によれば、配送確認
はがきの配達の労力を低減することができるとともに、
電子データとして、音声、画像等を使うことにより、味
わいのある配送確認通知をすることができる。また、電
気通信手段により通知することから、極めて早く通知す
ることができる。
【0099】請求項11記載の発明によれば、配送物の
受取と同時に発送者に対してメッセージを電気通信手段
により通知することができるので、お礼を言い忘れるこ
とがなくなる。
【0100】請求項12から請求項15の発明によれ
ば、次のような効果を奏する。即ち、情報コードとし
て、1次元コードを使用すれば、従来から利用されてい
る1次元コードのリーダを利用して、容易に本発明の配
送伝票の作成、利用、管理をすることができる。また、
情報コードとして、ステレオコード又は2次元コードを
使用すれば、情報コードの表示を小さな面積で済ませる
ことができる。
【0101】請求項16記載の発明によれば、受取人の
住所、氏名、電話番号は配送伝票に記載されない。従っ
て、配送担当者以外の者にこれらの情報が容易に知られ
ることがなく、個人情報を守ることができる。
【0102】請求項17から請求項19に記載の発明に
よれば、郵便番号に1桁又は数桁の記号を付加した記号
を使用することにより、すべての国民について、前記し
た請求項1又は請求項2の配送伝票作成システム、請求
項3記載の配送伝票、請求項9記載の配送管理方法を利
用することができる。
【0103】請求項20記載の発明によれば、発送者の
もとで、請求項1,2、17に記載の配送伝票作成シス
テムにより、配送伝票の記入を電話番号又は郵便番号+
子番号の入力のみにより済ませることができ、伝票の作
成の際の労力を低減することができる。
【0104】請求項21記載の発明によれば、配送物の
受付所において、請求項1,2、17に記載の配送伝票
作成システムにより、配送伝票の記入を電話番号又は郵
便番号+子番号の入力のみにより済ませることができ、
伝票の作成の際の労力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の伝票作成システムにより作成された配
送伝票の例を示す図である。
【図2】本発明の配送伝票作成システム及び配送伝票を
利用したオンラインショッピングでの手続を説明する図
である。
【図3】本発明の配送伝票作成システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図4】顧客情報データベースの内容の一例を示す図で
ある。
【図5】顧客がオンラインショッピングモールで買物を
する場合に、自分の端末において、商品の発注及び発送
者、受取人の情報を入力する画面の一例である。
【図6】図5の入力画面に必要事項を入力した状態を示
す画面の一例である。
【図7】第1の実施の形態において、顧客が配送に関す
る情報を入力する流れを示すフローチャートである。
【図8】第2の実施の形態における配送物の流れを示す
図である。
【図9】配送ルート及び配送順序を計算する際のコンピ
ュータの画面を図示したものであり、(a)は配送地を
入力途中、(b)は配送地を入力後、(c)は配送経路
及び配送順序計算後を示す。
【図10】配送順序を決定する処理のフローチャートで
ある。
【図11】第3の実施の形態の配送伝票を示す図であ
る。
【図12】第4の実施の形態に係る配送伝票を示す図で
ある。
【符号の説明】
C,F…配送伝票、11a,12a…コンピュータ、3
1…発送者コード、32…受取人コード、33…配送物
コード、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 334 G06F 17/60 334 19/00 300 19/00 300A Fターム(参考) 3F022 AA15 LL05 MM08 MM11 MM42 PP04 5B049 BB31 BB33 CC05 DD02 EE05 FF02

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話番号に対応する住所及び氏名の情報
    を有する顧客情報データベースと、発送者及び受取人の
    電話番号の入力を受け付ける入力受付手段と、入力され
    た電話番号をキーとして前記顧客情報データベースを参
    照して発送者及び受取人の住所及び氏名を取得する選択
    手段と、取得した前記発送者及び受取人の住所及び氏名
    を伝票に印刷する第1の出力手段とを備えることを特徴
    とする配送伝票作成システム。
  2. 【請求項2】 電話番号に対応する住所及び氏名の情報
    を有する顧客情報データベースと、発送者及び受取人の
    電話番号の入力を受け付ける入力受付手段と、入力され
    た電話番号をキーとして前記顧客情報データベースを参
    照して発送者及び受取人の住所及び氏名を取得する選択
    手段と、入力された前記電話番号を情報コードに変換す
    る変換手段と、取得した前記発送者及び受取人の住所及
    び氏名並びに前記情報コードを伝票に印刷する第2の出
    力手段とを備えることを特徴とする配送伝票作成システ
    ム。
  3. 【請求項3】 発送者の電話番号、受取人の電話番号、
    及び配送物の内訳の情報を有する情報コードを記載した
    ことを特徴とする配送伝票。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の配送伝票であって、前記
    発送者の電話番号又は/及び受取人の電話番号の情報を
    含む情報コードは、それらの電話番号を使用する複数の
    者から一の者を特定するための情報をも含むことを特徴
    とする配送伝票。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2に記載の配送伝票
    作成システムを利用して作成された配送伝票であって、
    入力された発送者及び受取人を特定する情報を元に、発
    送者の住所を管轄する集配センターの識別記号と受取人
    の住所を管轄する集配センターの識別記号とを組み合わ
    せた配送経路情報コードが記載されたことを特徴とする
    配送伝票。
  6. 【請求項6】 配送伝票に記載された受取人の位置特定
    情報を含む情報コードを読み取る情報コードリーダと、
    配送地域の地図情報を有する記憶手段と、これらの情報
    コードリーダと記憶手段を制御し、データの授受を行う
    コンピュータとを有する、配送物を配送する順序を決め
    る配送管理システムであって、 前記情報コードリーダで読み取った前記位置特定情報を
    前記地図情報上の位置に割り当てる位置割当手段と、す
    べての配送伝票に記載された情報コードを読み込んだ後
    に配送地域の配送順路に従い各配送物に配送の順序を割
    り当てるとともに、前記記憶手段に配送物と配送順序と
    の関係を有する配送順序データベースとして書き込む順
    序割当手段と、再度前記情報コードを読み取ると、前記
    配送順序データベースから配送物に割り当てられた順序
    を読み出す順序読出手段と、読み出した順序を出力する
    順序出力手段と、を備えることを特徴とする配送管理シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 配送伝票に記載された受取人の位置特定
    情報を読み上げるとその声を聴きとって位置特定情報を
    取得する音声認識装置と、配送地域の地図情報を有する
    記憶手段と、これらの音声認識装置と記憶手段を制御
    し、データの授受を行うコンピュータとを有する、配送
    物を配送する順序を決める配送管理システムであって、 前記音声認識装置で取得した前記位置特定情報を前記地
    図情報上の位置に割り当てる位置割当手段と、すべての
    配送伝票に記載された位置特定情報を読み上げた後に配
    送地域の配送経路に従い各配送物に配送の順序を割り当
    てるとともに、前記記憶手段に配送物と配送順序との関
    係を有する配送順序データベースとして書き込む順序割
    当手段と、再度前記位置特定情報を読み上げると、前記
    配送順序データベースから配送物に割り当てられた順序
    を読み出す順序読出手段と、読み出した順序を出力する
    順序出力手段と、を備えることを特徴とする配送管理シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7記載の配送管理シ
    ステムであって、配送車両の現在位置を測定するGPS
    と、配送の順序に従い、前記GPSにより測定した現在
    位置からの配送経路を計算する経路計算手段と、計算さ
    れた配送経路を出力する手段とをさらに有することを特
    徴とする配送管理システム。
  9. 【請求項9】 受取人に配送物を届けた際に、発送者の
    電話番号、受取人の電話番号、及び配送物の内訳の情報
    を有する情報コードを読み込むとともに、受取確認情報
    を電子情報機器により取り込み、前記情報コード及び受
    取確認情報をデータベース化することを特徴とする配送
    管理方法。
  10. 【請求項10】 受取人に配送物を届けた時に、発送者
    に対し、電気通信手段によって配送物の配送が完了した
    ことを通知することを特徴とする配送管理方法。
  11. 【請求項11】 受取人に配送物を届けた時に、受取人
    から発送者へのメッセージを電気通信手段により送信す
    ることを特徴とする配送管理方法。
  12. 【請求項12】 請求項2記載の配送伝票作成システム
    において、前記情報コードはステレオコード又は1次元
    コード又は2次元コードであることを特徴とする配送伝
    票作成システム。
  13. 【請求項13】 請求項3又は請求項4記載の配送伝票
    において、前記情報コードはステレオコード又は1次元
    コード又は2次元コードであることを特徴とする配送伝
    票。
  14. 【請求項14】 請求項6記載の配送管理システムにお
    いて、前記情報コードはステレオコード又は1次元コー
    ド又は2次元コードであることを特徴とする配送管理シ
    ステム。
  15. 【請求項15】 請求項9記載の配送管理方法におい
    て、前記情報コードはステレオコード又は1次元コード
    又は2次元コードであることを特徴とする配送管理方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項3又は請求項4記載の配送伝票
    であって、前記配送伝票には文字による受取人の住所、
    氏名及び電話番号の記載がないことを特徴とする配送伝
    票。
  17. 【請求項17】 請求項1又は請求項2記載の配送伝票
    作成システムにおいて、前記電話番号は電話番号に代わ
    り郵便番号にその郵便番号を使用する各個人を特定する
    情報を付加した情報であることを特徴とする配送伝票作
    成システム。
  18. 【請求項18】 請求項3記載の配送伝票において、前
    記電話番号は、電話番号に代わり郵便番号にその郵便番
    号を使用する各個人を特定する情報を付加した情報であ
    ることを特徴とする配送伝票。
  19. 【請求項19】 請求項9記載の配送管理方法におい
    て、前記電話番号は、電話番号に代わり郵便番号にその
    郵便番号を使用する各個人を特定する情報を付加した情
    報であることを特徴とする配送管理方法。
  20. 【請求項20】 受注担当者が発送者のところへ出向
    き、前記請求項1,2,17のいずれか1項に記載の配
    送伝票作成システムを持参し、これを使用して配送伝票
    を作成する配送伝票の作成方法。
  21. 【請求項21】 請求項1,2,17のいずれか1項に
    記載の配送伝票作成システムを用い、配送物の受付所に
    おいて配送伝票を作成することを特徴とする配送伝票の
    作成方法。
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