JPH1044645A - 配送伝票発行システム及び該システムに使用される入力用紙 - Google Patents

配送伝票発行システム及び該システムに使用される入力用紙

Info

Publication number
JPH1044645A
JPH1044645A JP20845996A JP20845996A JPH1044645A JP H1044645 A JPH1044645 A JP H1044645A JP 20845996 A JP20845996 A JP 20845996A JP 20845996 A JP20845996 A JP 20845996A JP H1044645 A JPH1044645 A JP H1044645A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delivery
slip
code
destination
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20845996A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanori Matsuoka
久紀 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP20845996A priority Critical patent/JPH1044645A/ja
Publication of JPH1044645A publication Critical patent/JPH1044645A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配送伝票発行システムにおいて、配送ステー
ションのコード番号の記入作業を自動化することによ
り、商品の納期を短縮し、流通コストを低減する。 【解決手段】 商品のコード番号、該商品の届け先等が
記入された入力用紙をスキャナで走査することによって
得られたデータをプリンタによって伝票用紙に印字処理
することにより商品を届け先に配送するための配送伝票
を作成する配送伝票発行システムにおいて、入力用紙8
aを届け先の電話番号または郵便番号のOCR処理がで
きるように構成し、OCR処理された届け先の電話番号
の市外局番及び市内局番または郵便番号に基づいて届け
先を含む地域に対して配送を行う配送ステーションのコ
ード番号を調べ、該コード番号をプリンタ5に伝票用紙
25の所定の箇所に印字処理させる制御手段2、3を備
えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デパートやスーパ
ー等において使用され、商品を届け先に配送するための
配送伝票を発行する配送伝票発行システム及び該システ
ムに使用される入力用紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、デパートやスーパー等に
おいて、商品を届け先に配送するサービスが行われてい
る。このサービスは、デパートやスーパー等が直接行う
場合と、配送業者を介して行う場合とがある。前者の場
合には、まず、商品名や届け先等が記入された配送伝票
が発行され、これが荷造りした商品に貼付される。そし
て、係員が、その商品の届け先を含む地域に対して配送
を行う配送ステーションのコード番号を調べ、配送伝票
に記入する。そして、商品は、配送伝票に記入されたコ
ード番号の配送ステーションに配送され、その配送ステ
ーションを通じて届け先に届けられる。また、後者の場
合には、デパートやスーパー等が配送伝票を発行し、こ
れを商品に貼付して配送業者に委託する。配送業者は、
その商品の届け先を含む地域に対して配送を行う配送ス
テーションのコード番号を調べ、配送伝票に記入する。
そして、商品は、配送伝票に記入されたコード番号の配
送ステーションに配送され、その配送ステーションを通
じて届け先に届けられる。
【0003】ところで、近年、上述した配送伝票を自動
的に発行するシステムが開発され、デパートやスーパー
等に導入されている。このシステムは、商品コード番号
や届け先等が記入された入力用紙をスキャナで走査する
ことによって入力されたイメージデータや数値データを
プリンタによって伝票用紙に印字処理することにより配
送伝票を作成するようにしたもので、このシステムによ
れば、デパートやスーパー等の事務処理の手間が大幅に
軽減され、配送業務が効率化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の配送伝票発行システムでは、新規届け先の配送
ステーションのコード番号は人が調べて配送伝票に記入
しなければならないため、手間がかかり、商品の納期が
遅くなるという問題があった。また、この作業をデパー
トやスーパー等が行う場合にはパートやアルバイト等の
人件費がかかり、配送業者に依頼する場合にはその手数
料を配送業者に支払わなければならないため、流通コス
トが嵩むという問題もあった。なお、入力用紙に記入さ
れた届け先の住所をOCR(Optical Character Recogn
ition、光学的文字認識)処理できれば、コンピュータ
で自動的に配送ステーションのコード番号を調べて伝票
用紙に印字処理することができるが、届け先の住所は漢
字で記入されており、かつ手書きであるため、現時点で
は確実にOCR処理するのは不可能に近い。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、配送伝票発行システムにお
いて、配送ステーションのコード番号の記入作業を自動
化することにより、商品の納期を短縮し、流通コストを
低減することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1に記載の発明は、商品のコード番号、
該商品の届け先等が記入された入力用紙をスキャナで走
査することによって入力されたデータをプリンタによっ
て伝票用紙に印字処理することにより前記商品を届け先
に配送するための配送伝票を作成する配送伝票発行シス
テムにおいて、前記入力用紙を前記届け先の電話番号ま
たは郵便番号のOCR処理ができるように構成し、OC
R処理された前記届け先の電話番号の市外局番及び市内
局番または郵便番号に基づいて前記届け先を含む地域に
対して配送を行う配送ステーションのコード番号を調
べ、該コード番号を前記プリンタに前記伝票用紙の所定
の箇所に印字処理させる制御手段を備えたことを特徴と
するものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、商品のコ
ード番号、該商品の届け先等が記入された入力用紙をス
キャナで走査することによって入力されたデータをプリ
ンタによって伝票用紙に印字処理することにより前記商
品を届け先に配送するための配送伝票を作成する配送伝
票発行システムに使用される前記入力用紙において、前
記届け先の電話番号または郵便番号のうちの少なくとも
一方をOCR処理できるように構成したことを特徴とす
るものである。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の発明において、前記届け先の電話番号記入欄ま
たは郵便番号記入欄のうちの少なくとも一方が一つの数
字を記入する領域を複数個有し、この領域を区画形成す
る線がOCR装置にて読み取り可能な色によって印刷さ
れたことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の発明において、隅部三箇所にOCR装置にて読
み取り可能な色によって識別マークが印刷されたことを
特徴とするものである。
【0010】また、請求項5に記載の発明は、請求項3
または請求項4の発明において、前記一つの数字を記入
する複数個の領域の各々の内側にOCR装置にて読み取
り不可能な色によって縁取りが施されたことを特徴とす
るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
を図1〜図4を参照しながら説明する。図1は本発明の
一実施形態である配送伝票発行システムのハードウエア
の概略構成を示すブロック図、図2は申し込み用紙(入
力用紙)の平面図、図3は申し込み用紙(入力用紙)の
他の例を示す一部破断平面図、図4は伝票用紙の平面
図、図5は伝票用紙の側面図、図6は配送伝票の平面図
である。
【0012】この配送伝票発行システムは、贈答品を配
送業者を介して届け先に配送するための配送伝票を発行
するためのもので、図1に示すように、データ入力用の
端末装置1及び複数の配送伝票出力用の端末装置1’が
中継器H及び通信回線Lを介してサーバコンピュータ2
に接続されている。
【0013】データ入力用の端末装置1は、依頼主が書
き込んだ申し込み用紙8の入力用紙8aからデータを読
み取って伝票データを作成するためのもので、パーソナ
ルコンピュータ3と、入力用紙を走査するスキャナ4と
を備えている。一方、配送伝票出力用の端末装置1’
は、端末装置1で作成した伝票データを伝票用紙25に
印字処理するためのもので、パーソナルコンピュータ
3’と、プリンタ5と、伝票用紙に付されたバーコード
を読み取るためのバーコードリーダ6とを備えている。
【0014】サーバコンピュータ2は記憶装置7を有し
ており、該記憶装置7は、データ入力用の端末装置1で
作成した伝票データを保存する伝票ファイル7aと、地
名ファイル7bと、住所コードファイル7cと、着店コ
ードファイル7dと、商品ファイル7eとを有してい
る。
【0015】地名ファイル7bには日本全国の約44万
箇所の町、字、丁目までの正確な地名及び郵便番号が漢
字及び振りがな付きで住所コード番号に基づいて記録さ
れている。なお、住所コード番号は財団法人国土地理協
会がJISの都道府県・市区町村コードを用いて開発し
たもので、都道府県、市区(郡)町村、大字、通称、
字、丁目を表す全11桁の数字で構成されている。
【0016】住所コードファイル7cには、電話番号の
市外局番及び市内局番によって特定される地域に含まれ
る住所コード番号が市外局番及び市内局番に基づいて記
録されている。住所コードファイル7cとしては、例え
ばNTT情報開発株式会社製の電話帳データベース等を
使用することができる。
【0017】着店コードファイル7dには、配送業者の
各配送ステーションが担当する地域に含まれる住所コー
ド番号がその配送ステーションのコード番号(以下、着
店コード番号と記す)に基づいて記録されている。
【0018】商品ファイル7eには、商品の名称、価
格、メーカー名、種別(例えば食品の場合には保存方法
が冷凍、冷蔵、一般のいずれであるか)等が商品コード
番号に基づいて記録されている。
【0019】図2に示すように、申し込み用紙8は、贈
答品を依頼する依頼主の氏名、住所、電話番号等を記入
する依頼主記入欄9と、贈答品の届け先の氏名、住所、
電話番号等を記入するための複数個の届け先記入欄10
と、各届け先記入欄10に隣接して設けられ、商品のコ
ード番号、数量等を記入するための商品記入欄11と、
依頼主が店に問い合わせを行うための問い合わせ番号1
2と、数字データのOCR処理を可能とするための数字
記入例13とを有している。申し込み用紙8は三枚重ね
のもので、上から順に、入力用紙8a、依頼主控え(不
図示)、販売店控え(不図示)となっており、入力用紙
8aに記載された事項は依頼主控えと販売店控えに転写
されるようになっている。
【0020】なお、本実施形態では、OCR処理箇所及
びイメージデータとして読み取る箇所を囲む線(図2に
太線で示す線)をOCR装置で読み取り可能な色(黒
色)とし、その他の線(図2に細線で示す線)をOCR
装置で読み取り不可能な色(薄い赤色)としている。O
CR装置で読み取り可能な色としては黒色が最も適して
いる。なお、黒色以外の色としては暗色系の色が好まし
いが、OCR装置で読み取り可能であればその他の色で
も構わないものである。また、OCR装置で読み取るこ
とができない色は、通常、ドロップアウトカラーと呼ば
れており、薄い赤色以外の色としては、OCR装置の読
み取り光源にもよるが、薄い青色、薄い緑色、薄い黄色
も使用することができる。
【0021】依頼主記入欄9は、住所・氏名記入欄14
と、郵便番号記入欄15と、電話番号記入欄16とを有
している。郵便番号記入欄15と電話番号記入欄16に
は、それぞれ一つの数字を記入する領域15a、16a
が複数個区画形成されており、数字記入例13にしたが
ってデータを記入するようになっている。
【0022】届け先記入欄10は、住所・氏名記入欄1
7と、郵便番号記入欄18と、電話番号記入欄19とを
有している。郵便番号記入欄18と電話番号記入欄19
には、それぞれ一つの数字を記入する領域18a、19
aが複数個区画形成されており、数字記入例13にした
がってデータを記入するようになっている。
【0023】商品記入欄11は、商品コード番号記入欄
20と、数量記入欄21と、のし内容記入欄22と、送
料記入欄23と、包装形態記入欄24とを有しており、
商品コード番号記入欄20、数量記入欄21、送料記入
欄23には、それぞれ一つの数字を記入する領域20
a、21a、23aが複数個区画形成されている。各欄
20〜24には数字記入例13にしたがってデータを記
入するようになっている。
【0024】入力用紙8aの上部の両側隅部と下部の左
側隅部には黒色の識別マークMが印刷されている。入力
用紙8aをスキャナ4で走査すると、パーソナルコンピ
ュータ3のソフトウエアがこの識別マークMに基づいて
入力用紙8aの上下方向及び横方向のずれ、入力用紙8
aの傾きを検知し、このずれと傾きを補正してデータを
読み取るようになっている。
【0025】また、複数個の数字が記入される欄15、
16、18、19、20、21、23は一つの数字を記
入する領域を複数個有しているが、これらの領域は黒色
の線によって区画形成されているため、ソフトウエアが
互いに隣接する二つの領域の間の境界線を明確に認識す
ることができ、隣接する二つの領域のデータの一部が重
なり合っても、データを各領域毎に区別してOCR処理
することができる。また、領域を黒色の線で区画形成す
ることにより、記入者が領域にデータを記入する際に、
隣接する領域との境界線を明確に視認することができる
ため、データを隣接する領域にはみ出さないように記入
するようになる。したがって、データの読み取り精度が
向上するものである。
【0026】さらに、黒色の線の内側を縁取るようにド
ロップアウトカラーの線を印刷しておくことで、記入者
はそのドロップアウトカラーの線にかからないようにデ
ータを記入しようとするので、データをより正確に読み
取ることができるようになる。黒色の線の内側にドロッ
プアウトカラーの縁取りを設けるのは、例えば、黒色の
線が中央に位置するようにその黒色の線よりも少し太い
ドロップアウトカラーの線を印刷することよって達成す
ることができる。
【0027】なお、上記の入力用紙では、OCR処理さ
れるデータが記入される箇所をOCR装置で読み取り可
能な色の線で囲んでいるが、これに代えて、入力用紙の
全ての罫線をドロップアウトカラーによって印刷し、図
3に示すように、入力用紙の側部に、データ読み取り箇
所Dと並列して、OCR装置で読み取り可能な色によっ
てタイミングマークTMを印刷し、このタイミングマー
クTMを機械で読み取りつつ、これと並列する読み取り
箇所Dのデータを読み取るようにしても良い。
【0028】図5に示すように、配送伝票を構成する伝
票用紙25は5枚の帳票を左側縁部に沿って切り離し可
能に綴じ合わせたもので、上から順に販売店控え25
a、配送センター控え25b、配送業者控え25c、届
け先で受領印が捺印される配達証明票25d、商品に貼
付される貼付票25eとなっている。貼付票25eの裏
面には粘着剤26が塗布されており、その上には剥離シ
ート27が貼付されている。
【0029】図4に示すように、各帳票25a〜25e
は(25aのみ図示)、届け先表示欄28と、依頼主表
示欄29と、着店コード表示欄30と、商品表示欄31
と、伝票番号表示欄32とを有しており、最も上の販売
店控え25aにデータを印字処理するとその下の各帳票
25b〜25eにデータが転写されるようになってい
る。また、各帳票25a〜25eの右下には伝票番号3
3がバーコード表示されている。
【0030】図7は本実施形態の配送伝票発行システム
を使用して配送伝票を発行する手順を示すフローチャー
ト図である。オペレータが申し込み用紙8の入力用紙8
aをスキャナ4で走査すると、お問い合わせ番号12、
依頼主記入欄9の郵便番号、電話番号、届け先記入欄1
0の郵便番号、電話番号、商品記入欄11の商品コード
番号、数量、のし内容、送料、包装形態等のデータがO
CR処理され、数値データとして認識され、サーバコン
ピュータ2の伝票ファイル7aに記録される。また、依
頼主記入欄9の住所、氏名、届け先記入欄10の住所、
氏名はイメージデータとして伝票ファイル7aに記録さ
れる(ステップ#5)。
【0031】次に、サーバコンピュータ2が届け先1の
電話番号の市外局番及び市内局番に基づいて住所コード
ファイル7cを検索し、前記市外局番及び市内局番によ
って特定される地域に含まれる住所コード番号をパソコ
ン3の画面に表示するとともに、該住所コード番号に対
応する地名、郵便番号を地名ファイル7bから読み出し
てパソコン3の画面に表示する(ステップ#10)。通
常、住所コード番号及び地名は複数個表示されるので、
オペレータは入力用紙8aの届け先記入欄10に記入さ
れた住所に対応する住所コード番号を選択する(ステッ
プ#15)。サーバコンピュータ2は、この住所コード
番号に基づいて着店コードファイル7dを検索し、着店
コード番号を伝票ファイル7aに記録する(ステップ#
20)。また、サーバコンピュータ2は商品コード番号
に基づいて商品ファイル7eを検索し、商品に関するデ
ータを伝票ファイル7aに記録する。
【0032】次に、オペレータが伝票用紙25の伝票番
号33をバーコードリーダ6に読み取らせると、伝票番
号33は届け先1のデータと紐付け(同期)されて伝票
ファイル7aに記録される(ステップ#25)。そし
て、オペレータが伝票用紙25をプリンタ5にセットし
てプリントアウト指令を入力すると、図6に示すような
配送伝票34が発行される(ステップ#30)。なお、
伝票番号表示欄には入力用紙8aのお問い合わせ番号1
2が印字されるが、お問い合わせ番号の後に届け先毎の
番号が付加される。例えば、図3に示す伝票34は届け
先1のものであるため、お問い合わせ番号の後に−1が
付加されている。
【0033】発行された伝票34は販売店で販売店控え
25aが切り離され、残りが配送センターに送られる。
配送センターでは、伝票25に記載された商品の荷造り
がなされ、伝票25の裏面の剥離シート27が剥され、
伝票25が粘着剤層26を介して配送物に貼付される。
そして、伝票25から配送センター控え25bが切り離
され、配送物は配送業者に委託される。配送業者は伝票
25に付された着店コードにしたがって配送物を仕分け
し、伝票25から配送業者控え25cを切り離して配送
物をその着店コードの配送ステーションに配送する。そ
して、配送物はその配送ステーションを介して届け先に
届けられ、配達員は届け先において配達証明票25dに
捺印を受け、配送証明票25dを伝票25から切り離し
て持ち帰る。
【0034】なお、上記実施形態では、届け先の電話番
号の市外局番及び市内局番に基づいて住所コードを検索
するようにしているが、郵便番号によって住所コードを
検索するようにしても良い。特に、平成10年2月2日
実施予定の新郵便番号を使用すると、一つの郵便番号に
対する住所コードの数が少なくなるので、伝票作成時に
オペレータが住所コードを選択する際の手間が軽減され
る。
【0035】また、上記実施形態では贈答品の配送伝票
発行システムの場合について説明したが、本発明はその
他の商品の配送伝票発行システムに適用することもでき
る。
【0036】また、上記実施形態では、伝票を配送セン
ターに現物発送しているが、伝票データを配送センター
にオンラインで送り、配送センターに設置した端末装置
で伝票を出力するようにしてもよい。このようにする
と、納期を短縮し、流通コストを低減することができ
る。
【0037】また、上記実施形態では、配送業者を介し
て商品の配送を行うための配送伝票を作成するシステム
の場合について説明したが、本発明は、デパートやスー
パー等が直接商品の配送を行うための配送伝票を作成す
るシステムに適用することもできる。
【0038】また、本発明の配送伝票発行システムを配
送ルートの決定に利用することもできる。即ち、届け先
に最寄りの配送センターに商品の在庫が少ない場合、そ
の配送センターに伝票(または伝票データ)を送ると、
配送時に商品が無く、納期が遅れてしまうことがある。
そこで、届け先の電話番号または郵便番号をOCR処理
したときに、その電話番号または郵便番号から特定され
る届け先に最寄りの配送センターの在庫状況をコンピュ
ータで調べ、在庫が少ない場合には、次に届け先に近い
配送センターから順に在庫状況を調べてゆき、伝票の到
着時に在庫切れの恐れがない配送センターを調べる。そ
して、伝票(または伝票データ)をその配送センターに
送り、その配送センターから商品を発送するようにす
る。このようにすると、納期を短縮することができると
ともに、配送センターの在庫をバランス良く減らすこと
ができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力用紙に記入された届け先の電話番号や郵便番号に基
づいて配送ステーションのコード番号を調べ、該コード
番号を伝票用紙に印字処理するようになっているため、
配送ステーションのコード番号を調べて伝票用紙に記入
する作業が不要となり、手間が削減されるので、商品の
納期を短縮することができる。また、前記コード番号の
記入作業に要する人件費や配送業者に支払う前記コード
番号の記入手数料が不要となるので、流通コストを削減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である配送伝票発行シス
テムのハードウエアの概略構成を示すブロック図。
【図2】 入力用紙の平面図。
【図3】 入力用紙の他の例を示す一部破断平面図。
【図4】 伝票用紙の平面図。
【図5】 伝票用紙の側面図。
【図6】 配送伝票の平面図。
【図7】 配送伝票の発行手順を示すフローチャート
図。
【符号の説明】
2 サーバコンピュータ(制御手段) 3’パーソナルコンピュータ(制御手段) 4 スキャナ 5 プリンタ 8a 入力用紙 25 伝票用紙 34 配送伝票

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品のコード番号、該商品の届け先等が
    記入された入力用紙をスキャナで走査することによって
    入力されたデータをプリンタによって伝票用紙に印字処
    理することにより前記商品を届け先に配送するための配
    送伝票を作成する配送伝票発行システムにおいて、 前記入力用紙を前記届け先の電話番号または郵便番号の
    OCR処理ができるように構成し、OCR処理された前
    記届け先の電話番号の市外局番及び市内局番または郵便
    番号に基づいて前記届け先を含む地域に対して配送を行
    う配送ステーションのコード番号を調べ、該コード番号
    を前記プリンタに前記伝票用紙の所定の箇所に印字処理
    させる制御手段を備えたことを特徴とする配送伝票発行
    システム。
  2. 【請求項2】 商品のコード番号、該商品の届け先等が
    記入された入力用紙をスキャナで走査することによって
    入力されたデータをプリンタによって伝票用紙に印字処
    理することにより前記商品を届け先に配送するための配
    送伝票を作成する配送伝票発行システムに使用される前
    記入力用紙において、 前記届け先の電話番号または郵便番号のうちの少なくと
    も一方をOCR処理できるように構成したことを特徴と
    する入力用紙。
  3. 【請求項3】 前記届け先の電話番号記入欄または郵便
    番号記入欄のうちの少なくとも一方が一つの数字を記入
    する領域を複数個有し、この領域を区画形成する線がO
    CR装置にて読み取り可能な色によって印刷されたこと
    を特徴とする請求項2に記載の入力用紙。
  4. 【請求項4】 隅部三箇所にOCR装置にて読み取り可
    能な色によって識別マークが印刷されたことを特徴とす
    る請求項3に記載の入力用紙。
  5. 【請求項5】 前記一つの数字を記入する複数個の領域
    の各々の内側にOCR装置にて読み取り不可能な色によ
    って縁取りが施されたことを特徴とする請求項3または
    請求項4に記載の入力用紙。
JP20845996A 1996-08-07 1996-08-07 配送伝票発行システム及び該システムに使用される入力用紙 Pending JPH1044645A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20845996A JPH1044645A (ja) 1996-08-07 1996-08-07 配送伝票発行システム及び該システムに使用される入力用紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20845996A JPH1044645A (ja) 1996-08-07 1996-08-07 配送伝票発行システム及び該システムに使用される入力用紙

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1044645A true JPH1044645A (ja) 1998-02-17

Family

ID=16556547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20845996A Pending JPH1044645A (ja) 1996-08-07 1996-08-07 配送伝票発行システム及び該システムに使用される入力用紙

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1044645A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003054153A (ja) * 2001-08-21 2003-02-26 Takao Hanbai:Kk 書類作成システム
JP2013189292A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Hitachi Information & Control Solutions Ltd ギフト商品の受注配送管理装置及び受注配送管理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003054153A (ja) * 2001-08-21 2003-02-26 Takao Hanbai:Kk 書類作成システム
JP2013189292A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Hitachi Information & Control Solutions Ltd ギフト商品の受注配送管理装置及び受注配送管理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6244763B1 (en) PC postage label containing three primary labels for indicia, sender and recipient and method for printing same
KR100837971B1 (ko) 물품 배송 정보 관리 시스템
JP2009514757A (ja) 集荷通知を利用する集荷方法および集荷システム
KR20110096540A (ko) 배송인계 시스템 및 배송주문서 인쇄 프로그램
US20170091875A1 (en) Information processing apparatus
JPH1044645A (ja) 配送伝票発行システム及び該システムに使用される入力用紙
JP4184483B2 (ja) 配送伝票発行システム
JPH08295407A (ja) 物流管理方法及び物流管理システム
JP2827555B2 (ja) Omrカード付き宅配便用荷物伝票
JPH1153438A (ja) ギフト申込・受付システム
JP2818853B2 (ja) 物流用伝票
JPH05101078A (ja) 商品受注配送管理システム
US6927787B2 (en) Method of printing data on sheet
JPH096841A (ja) 贈答品申込み自動受付システム
GB2178921A (en) Printing apparatus
JP2022113846A (ja) 商品販売データ処理装置及びプログラム
JPH08244950A (ja) 物流管理方法及び物流管理システム
JP6492425B2 (ja) 配送伝票の製造方法
KR200339964Y1 (ko) 조립식 운송장
JP2704313B2 (ja) ファクシミリ受信用紙自動認識装置
JP3095176U (ja) 印刷物
JP2000033785A (ja) ギフト注文カード及びギフト申込書並びにそれらを用いた配送伝票発行システム
JP2006321653A (ja) 主伝票のみの貼り付けで行われる宅配システムおよび宅配受付方法
JPH09277755A (ja) 2次元コード付招待状
JP2000076363A (ja) 配送伝票発行システム及び配送伝票の電子ファイリングシステム