JP2816383B2 - 油圧式バケット駆動装置の操作装置 - Google Patents
油圧式バケット駆動装置の操作装置Info
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- JP2816383B2 JP2816383B2 JP63170555A JP17055588A JP2816383B2 JP 2816383 B2 JP2816383 B2 JP 2816383B2 JP 63170555 A JP63170555 A JP 63170555A JP 17055588 A JP17055588 A JP 17055588A JP 2816383 B2 JP2816383 B2 JP 2816383B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願発明は、油圧式バケット駆動装置の操作装置に関
する。
する。
従来の技術 従来、油圧式バケット駆動装置の操作装置は、機関の
動力を油圧ポンプにより油圧にし、その油圧を油圧シリ
ンダーとか油圧モーターなどの油圧作動装置にかけるた
めに送油管を通して送油し油圧回路を構成している。
動力を油圧ポンプにより油圧にし、その油圧を油圧シリ
ンダーとか油圧モーターなどの油圧作動装置にかけるた
めに送油管を通して送油し油圧回路を構成している。
発明が解決しようとする課題 そして、その油圧回路の構成の1部となる操作弁を運
転席の前方のハンドルの両側に位置させて、その操作弁
を所望の位置に操作して、油圧作業装置に所望の作業を
させることが行われてきたが、運転者が、操作弁を操作
する際、手を大きく動かさねばならないばかりでなく比
較的大きい力で操作レバー等を動かさねばならない欠点
があった。
転席の前方のハンドルの両側に位置させて、その操作弁
を所望の位置に操作して、油圧作業装置に所望の作業を
させることが行われてきたが、運転者が、操作弁を操作
する際、手を大きく動かさねばならないばかりでなく比
較的大きい力で操作レバー等を動かさねばならない欠点
があった。
本願発明は、上記欠点を除去することを目的とするも
のである。
のである。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するため、この発明は、油圧式バケ
ットを開閉駆動するためのバケットシリンダーへの油圧
を供給する状態と同じくバケットが取り付けられた作業
機本体の油圧機器へ油圧を供給する状態とを切換えるマ
グネット式バルブ装置を備え、そのマグネット式バルブ
装置への電流の切換えを指で押して操作する操作スイッ
チを、操縦席に設けられ、且つ、そのマグネット式バル
ブ装置から油圧を供給される前記の油圧機器の本体側操
作レバーに取付けて、その操作スイッチの切り替えによ
って前記油圧式バケットの開閉操作を前記の本体側操作
レバーでそのまま行い得るようにしたことを特徴とす
る。
ットを開閉駆動するためのバケットシリンダーへの油圧
を供給する状態と同じくバケットが取り付けられた作業
機本体の油圧機器へ油圧を供給する状態とを切換えるマ
グネット式バルブ装置を備え、そのマグネット式バルブ
装置への電流の切換えを指で押して操作する操作スイッ
チを、操縦席に設けられ、且つ、そのマグネット式バル
ブ装置から油圧を供給される前記の油圧機器の本体側操
作レバーに取付けて、その操作スイッチの切り替えによ
って前記油圧式バケットの開閉操作を前記の本体側操作
レバーでそのまま行い得るようにしたことを特徴とす
る。
実施例 次に、上記目的を達成するための具体的構成を図面に
従い説明すると、本装置は、原動機となる機関、油圧ポ
ンプ、油圧モーター、油圧シリンダー等の油圧装置、旋
回装置、操作装置その他種種の付属装置を含んで構成さ
れた上部旋回部分と走行装置からなる下部旋回部分(図
示せず)とからなり、本体操作バルブ[旋回]1と本体
操作バルブ[バケット]2とからなる油圧操作バルブを
設け、それらの操作バルブ1、2と接続したマグネット
バルブ1′およびマグネットバルブ2′を設ける。それ
らのマグネットバルブ1′、2′と本体操作レバー4お
よび5に配置したワークスイッチ[開閉]4′およびワ
ークスイッチ[旋回]5′とを配電盤11を介して電送線
3により電気的に接続している。ワーク旋回モーター
7′、ワークロータリージョイント[開閉シリンダー]
8′を、配管ボックス10およびスイベルジョイント9を
介して、輸送管6によりマグネットバルブ1′および
2′に備えた油路と接続している。更に、本体旋回モー
ター7とマグネットバルブ1′に備えた油路とを接続
し、他法、本体バケットシリンダー8とマグネットバル
ブ2′に備えた油路とを接続してなる電気回路と油圧回
路を上部旋回部分に設けた油圧式バケット駆動装置の操
作装置である。
従い説明すると、本装置は、原動機となる機関、油圧ポ
ンプ、油圧モーター、油圧シリンダー等の油圧装置、旋
回装置、操作装置その他種種の付属装置を含んで構成さ
れた上部旋回部分と走行装置からなる下部旋回部分(図
示せず)とからなり、本体操作バルブ[旋回]1と本体
操作バルブ[バケット]2とからなる油圧操作バルブを
設け、それらの操作バルブ1、2と接続したマグネット
バルブ1′およびマグネットバルブ2′を設ける。それ
らのマグネットバルブ1′、2′と本体操作レバー4お
よび5に配置したワークスイッチ[開閉]4′およびワ
ークスイッチ[旋回]5′とを配電盤11を介して電送線
3により電気的に接続している。ワーク旋回モーター
7′、ワークロータリージョイント[開閉シリンダー]
8′を、配管ボックス10およびスイベルジョイント9を
介して、輸送管6によりマグネットバルブ1′および
2′に備えた油路と接続している。更に、本体旋回モー
ター7とマグネットバルブ1′に備えた油路とを接続
し、他法、本体バケットシリンダー8とマグネットバル
ブ2′に備えた油路とを接続してなる電気回路と油圧回
路を上部旋回部分に設けた油圧式バケット駆動装置の操
作装置である。
マグネットバルブ1′および2′は、第5図のよう
に、バルブボックス46をその中央位置に配設し、そのバ
ルブボックス46の両側にそれぞれスプールカバー32およ
び33を配設している。前記バルブボックス46には互いに
平行に並んだ2つのスプール14および20を配設してい
る。それらのスプール14および20の両端には大スプール
ケース28′を設けている。それらの大スプールケース2
8′の内部には大スプリング28を挿入して、スプール14
および20を前記大スプリング28によって押圧し、スプー
ル14および20を常時はその中央位置に位置付けられるよ
うにし、常時は油出入口12は油出入口12′と連通し、油
出入口13と油出入口13′と連通するようにしている。
に、バルブボックス46をその中央位置に配設し、そのバ
ルブボックス46の両側にそれぞれスプールカバー32およ
び33を配設している。前記バルブボックス46には互いに
平行に並んだ2つのスプール14および20を配設してい
る。それらのスプール14および20の両端には大スプール
ケース28′を設けている。それらの大スプールケース2
8′の内部には大スプリング28を挿入して、スプール14
および20を前記大スプリング28によって押圧し、スプー
ル14および20を常時はその中央位置に位置付けられるよ
うにし、常時は油出入口12は油出入口12′と連通し、油
出入口13と油出入口13′と連通するようにしている。
前記スプール14には、その中央部とその中央部の左右
両側に所望間隔をあけて3つのランドを形成している。
前記スプール14と前記スプール20との間に、ボックス内
油路15および16を配設し、油出入口12とボックス内油路
16を連通し、油出入口13とボックス内油路15を連通し、
ボックス内油路15とボックス内油路16との連結路には油
圧ブロック体17を介在させている。また、ボックス内油
路15とボックス内油路16と、その連結路の端部との交り
部分から、前記スプール20の空隙部に向けた油路には、
油圧ブロック体18を介在し、前記油圧ブロック体17と前
記スプール20の中央空隙部との間の油路には、流量制御
体19を介在させている。
両側に所望間隔をあけて3つのランドを形成している。
前記スプール14と前記スプール20との間に、ボックス内
油路15および16を配設し、油出入口12とボックス内油路
16を連通し、油出入口13とボックス内油路15を連通し、
ボックス内油路15とボックス内油路16との連結路には油
圧ブロック体17を介在させている。また、ボックス内油
路15とボックス内油路16と、その連結路の端部との交り
部分から、前記スプール20の空隙部に向けた油路には、
油圧ブロック体18を介在し、前記油圧ブロック体17と前
記スプール20の中央空隙部との間の油路には、流量制御
体19を介在させている。
スプール20にはその中央部と、その中央部の左右両側
に設けた空隙部を介して4つのランドを形成し、中央部
と空隙部に隣接した2つのランドの間に連通して、その
開口端部が常時はランドの表面によって閉鎖されている
油路に圧力調整体21を介在させている。他方、油出入口
12および13のそれぞれに油路を通じて連通しうるよう
に、油出入口12′および13′を配設している。
に設けた空隙部を介して4つのランドを形成し、中央部
と空隙部に隣接した2つのランドの間に連通して、その
開口端部が常時はランドの表面によって閉鎖されている
油路に圧力調整体21を介在させている。他方、油出入口
12および13のそれぞれに油路を通じて連通しうるよう
に、油出入口12′および13′を配設している。
スプール14および20のそれぞれの両端部分に設けた大
スプールケース28′には、スプール作動油路24および油
路(ドレイン)25を接続している。油圧ブロック体17と
流量制御体19とを結ぶ油路の所望位置に圧油取り部45を
設けて、その圧油取り部45とスプール作動油路24とを接
続している。スプール14の一端の大スプールケース28′
に連通するスプール作動油路24の、大スプールケース2
8′に近い位置にマグネット31を配設し、前記スプール2
0の両端に設けた大スプールケース28′に連通するスプ
ール作動油路24の大スプールケース28′に近い位置にマ
グネット29および30を配設している。それらのマグネッ
ト29、30および31とマグネット29′、30′および31′
は、スプール作動油路24の圧油入口24′および油路(ド
レイン)25に通じるドレイン油25′を、前記小スプール
27によって開閉しうるようにし、電源からの電気を電極
34および35からとり入れるようにしている。
スプールケース28′には、スプール作動油路24および油
路(ドレイン)25を接続している。油圧ブロック体17と
流量制御体19とを結ぶ油路の所望位置に圧油取り部45を
設けて、その圧油取り部45とスプール作動油路24とを接
続している。スプール14の一端の大スプールケース28′
に連通するスプール作動油路24の、大スプールケース2
8′に近い位置にマグネット31を配設し、前記スプール2
0の両端に設けた大スプールケース28′に連通するスプ
ール作動油路24の大スプールケース28′に近い位置にマ
グネット29および30を配設している。それらのマグネッ
ト29、30および31とマグネット29′、30′および31′
は、スプール作動油路24の圧油入口24′および油路(ド
レイン)25に通じるドレイン油25′を、前記小スプール
27によって開閉しうるようにし、電源からの電気を電極
34および35からとり入れるようにしている。
本体操作レバー4に設けたワークスイッチ4′の部分
にスイッチ36、37、38および39を配設し、本体操作レバ
ー5に設けたワークスイッチ5′の部分にスイッチ40、
41、42、43を配設し、配電盤44を介して、マグネット2
9、30、31およびマグネット29′、30′、31′に接続す
る。これにより、それらのマグネットを適宜励磁してス
プール作動をしうるようにし、適時適所に圧力油を供給
して、マグネットバルブ1′および2′すなわちスプー
ルバルブのスプールを移動させて所望の流路を形成し、
本体旋回モーター7、ワーク旋回モーター7′、本体バ
ケットシリンダー8及びワークバケットシリンダー8′
などの被動体を動かしうるようにしてなる。
にスイッチ36、37、38および39を配設し、本体操作レバ
ー5に設けたワークスイッチ5′の部分にスイッチ40、
41、42、43を配設し、配電盤44を介して、マグネット2
9、30、31およびマグネット29′、30′、31′に接続す
る。これにより、それらのマグネットを適宜励磁してス
プール作動をしうるようにし、適時適所に圧力油を供給
して、マグネットバルブ1′および2′すなわちスプー
ルバルブのスプールを移動させて所望の流路を形成し、
本体旋回モーター7、ワーク旋回モーター7′、本体バ
ケットシリンダー8及びワークバケットシリンダー8′
などの被動体を動かしうるようにしてなる。
次に、上記構成から生じる作用効果を述べると、本体
操作レバー4に設けたスイッチ36を押すと、マグネット
29が働き、スプール20を左に移動させる。これにより、
油出入口22および油出入口23が開いて、油出入口22から
油出入口23に向けて圧力油が流れて、その間の油路に介
在した作動体23′の油圧モーターが作動する。
操作レバー4に設けたスイッチ36を押すと、マグネット
29が働き、スプール20を左に移動させる。これにより、
油出入口22および油出入口23が開いて、油出入口22から
油出入口23に向けて圧力油が流れて、その間の油路に介
在した作動体23′の油圧モーターが作動する。
また、スイッチ37を押すと、マグネット29および31が
働いて、スプール20を左に移動させて、油出入口22およ
び油出入口23が開いて、油出入口22から油出入口23に向
けて圧力油が流れて、その間の油路に介在した作動体2
3′の油圧モーターが作動するが、本体側の油出入口1
2′および油出入口13′はブロックされる。
働いて、スプール20を左に移動させて、油出入口22およ
び油出入口23が開いて、油出入口22から油出入口23に向
けて圧力油が流れて、その間の油路に介在した作動体2
3′の油圧モーターが作動するが、本体側の油出入口1
2′および油出入口13′はブロックされる。
また、スイッチ38を押すと、マグネット30が働き、ス
プール20を右に移動させ、油出入口22および油出入口23
が開いて、油出入口23から油出入口22にむけて圧力油が
流れて、その間の油路に介在した作動体23′の油圧モー
ターが、スイッチ36を押した場合の反対方向に作動す
る。
プール20を右に移動させ、油出入口22および油出入口23
が開いて、油出入口23から油出入口22にむけて圧力油が
流れて、その間の油路に介在した作動体23′の油圧モー
ターが、スイッチ36を押した場合の反対方向に作動す
る。
また、スイッチ39を押すと、マグネット30および31が
働き、スプール20を右に移動させ、油出入口22および油
出入口23が開いて、油出入口23から油出入口22に向けて
圧力油が流れて、その間の油路に介在した作動体23′の
油圧モーターがスイッチ36を押した場合の反対方向に作
動するが、本体側の油出入口12′および油出入口13′
は、ブロックされる。
働き、スプール20を右に移動させ、油出入口22および油
出入口23が開いて、油出入口23から油出入口22に向けて
圧力油が流れて、その間の油路に介在した作動体23′の
油圧モーターがスイッチ36を押した場合の反対方向に作
動するが、本体側の油出入口12′および油出入口13′
は、ブロックされる。
また、本体操作レバー5に設けたスイッチ40を押すと
マグネット31′が働き、スプール14を右に移動させ、本
体側の油出入口12′および油出入口13′はブロックされ
る。その時油出入口22および油出入口23は閉じられてい
る。
マグネット31′が働き、スプール14を右に移動させ、本
体側の油出入口12′および油出入口13′はブロックされ
る。その時油出入口22および油出入口23は閉じられてい
る。
また、スイッチ41を押すとマグネット30′が働き、ス
プール20が右に移動し、油出入口22および油出入口23が
開いて、油出入口23から油出入口22に圧力油が流れて、
その間の油路に介在した作動体23′が作動する。
プール20が右に移動し、油出入口22および油出入口23が
開いて、油出入口23から油出入口22に圧力油が流れて、
その間の油路に介在した作動体23′が作動する。
また、スイッチ42を押すと、マグネット29′および3
1′が働き、スプール20を左に移動させ、油出入口22お
よび油出入口23が開いて、油出入口22から油出入口23に
圧力油が流れて、その間の油路に介在した作動体23′
が、スイッチ41を押した場合とは逆の方向に作動する。
そして、油出入口12′および油出入口13′はブロックさ
れる。
1′が働き、スプール20を左に移動させ、油出入口22お
よび油出入口23が開いて、油出入口22から油出入口23に
圧力油が流れて、その間の油路に介在した作動体23′
が、スイッチ41を押した場合とは逆の方向に作動する。
そして、油出入口12′および油出入口13′はブロックさ
れる。
また、スイッチ43を押すと、マグネット30′とマグネ
ット31′とが働き、スプール20を右に移動させ、油出入
口22および油出入口23が開いて油出入口23から油出入口
22に圧力油が流れて、その間の油路に介在した作動体2
3′がスイッチ41を押した場合と同じ方向に作動する。
そして、油出入口12′および油出入口13′ブロックされ
る。
ット31′とが働き、スプール20を右に移動させ、油出入
口22および油出入口23が開いて油出入口23から油出入口
22に圧力油が流れて、その間の油路に介在した作動体2
3′がスイッチ41を押した場合と同じ方向に作動する。
そして、油出入口12′および油出入口13′ブロックされ
る。
なお作動体23′を介在した油路に対し並列的に設けた
油路の適宜位置に、圧力調整体21例えば調圧弁を設けて
油圧ポンプの吐出圧力が高くなりポンプに過負荷がかか
る時などに、ポンプから吐出される圧力油の圧力を一定
圧力以上過昇圧すれば、調圧弁が開いてポンプ或いはそ
の他の部分に、異常高圧になった油圧による被害を生じ
ることをも未然に防ぎうるようにすることができる。
油路の適宜位置に、圧力調整体21例えば調圧弁を設けて
油圧ポンプの吐出圧力が高くなりポンプに過負荷がかか
る時などに、ポンプから吐出される圧力油の圧力を一定
圧力以上過昇圧すれば、調圧弁が開いてポンプ或いはそ
の他の部分に、異常高圧になった油圧による被害を生じ
ることをも未然に防ぎうるようにすることができる。
発明の効果 したがって、油圧式バケットの開閉操作を行うための
切り替えを、操縦席の電気スイッチで行うことができる
から、本体操作用の操作レバー部分でスイッチを押して
そのレバーを操作してワーク開閉操作でき、従来の油圧
式アタッチメント用足操作レバーのように微操作できな
いという欠点がないとともに、油圧式バケットと本体側
の操作との間でいちいち手を持ち替える必要がない。特
に、上記電気スイッチは、指で押して操作するタイプの
ものであり、本体操作レバーの握り部分を持ったままの
状態で指を伸ばすだけで操作することも可能であり、単
純に指を動かすのみの操作で足りることとなって、レバ
ーのように回動操作するものと異なって、全く手を離す
必要がなく、例えばレバーを回動させながらスイッチを
押すと言った同時操作が、手を不自然に動かすことなく
容易に行えるという効果がある。更に、新たな油圧式バ
ケットを既存の建設機械へ取り付ける場合でも、狭い操
縦席に操作レバーを追加装備する必要がなく、このよう
な既存の装置への取り付けが容易で、且つ、このような
指押し式のスイッチは、レバーのシャンク部分等へ簡単
に後付けできることから大幅な改造が不要で安価に装備
できるとともに、複数のスイッチを取り付ける場合で
も、各々対応する指に合わせてシャンク等の周りへそれ
らの指が届くような位置へ取り付けるようにすることも
可能で、これによって、複数のスイッチを上記のように
レバーから手を離さないで操作できるよう構成すること
ができる。
切り替えを、操縦席の電気スイッチで行うことができる
から、本体操作用の操作レバー部分でスイッチを押して
そのレバーを操作してワーク開閉操作でき、従来の油圧
式アタッチメント用足操作レバーのように微操作できな
いという欠点がないとともに、油圧式バケットと本体側
の操作との間でいちいち手を持ち替える必要がない。特
に、上記電気スイッチは、指で押して操作するタイプの
ものであり、本体操作レバーの握り部分を持ったままの
状態で指を伸ばすだけで操作することも可能であり、単
純に指を動かすのみの操作で足りることとなって、レバ
ーのように回動操作するものと異なって、全く手を離す
必要がなく、例えばレバーを回動させながらスイッチを
押すと言った同時操作が、手を不自然に動かすことなく
容易に行えるという効果がある。更に、新たな油圧式バ
ケットを既存の建設機械へ取り付ける場合でも、狭い操
縦席に操作レバーを追加装備する必要がなく、このよう
な既存の装置への取り付けが容易で、且つ、このような
指押し式のスイッチは、レバーのシャンク部分等へ簡単
に後付けできることから大幅な改造が不要で安価に装備
できるとともに、複数のスイッチを取り付ける場合で
も、各々対応する指に合わせてシャンク等の周りへそれ
らの指が届くような位置へ取り付けるようにすることも
可能で、これによって、複数のスイッチを上記のように
レバーから手を離さないで操作できるよう構成すること
ができる。
第1図は本願発明を施した油圧式バケット駆動装置の平
面図であり、第2図は第1図に示された油圧式バケット
駆動装置の油圧回路図と電気回路図との関連を示した操
作装置の概念図であり、第3図は本願発明を施した油圧
式バケット駆動装置の操作装置の電気式操作装置の部分
を示した電気回路図であり、第4図は第2図に示された
操作装置の回路図の油圧回路の部分の回路図であり、第
5図は、本願発明の構成要素であるマグネットとマグネ
ットバルブの関連とマグネットバルブの主要部であるス
プールと油出入口との関連を示したバルブ装置の詳細図
であり、第6図は、マグネットによって作動する小スプ
ールと大スプールケースとの油路の開閉の状態を理解さ
せるための図面である。 1、本体操作バルブ[旋回] 1′、マグネットバルブ 2、本体操作バルブ[バケット] 2′、マグネットバルブ 3、電送線 4、本体操作レバー[バケット] 4′、ワークスイッチ[開閉] 5、本体操作レバー[旋回] 5′、ワークスイッチ[旋回] 6、送油管 7、本体旋回モーター 7′、ワーク旋回モーター 8、本体バケットシリンダー 8′、ワークロータリージョイント[開閉シリンダー] 9、スイベルジョイント 10、配管ボックス 11、配電盤 12、油出入口 12′、油出入口 13、油出入口 13′、油出入口 14、スプール 15、ボックス内油路 16、ボックス内油路 17、油圧ブロック体 18、油圧ブロック体 19、流量制御体 20、スプール 21、圧力調整体 22、油出入口 23、油出入口 23′、作動体 24、スプール作動油路 24′、左油入口 25、油路[ドレン] 25′、ドレン油口 26、スプール作動小スプール 27、小スプリング 27′、小スプール 28、大スプリング 28′、大プールケース 29、マグネット[スプール左] 29′、マグネット[スプール左] 30、マグネット[スプール右] 30′、マグネット[スプール右] 31、マグネット[スプール右] 31′、マグネット[スプール右] 32、スプルカバー 33、スプールカバー 34、電極[+] 35、電極[−] 36、29、スイッチ 37、29、31、スイッチ 38、30、スイッチ 39、30、31、スイッチ 40、31′、スイッチ 41、30、スイッチ 42、29′、31′、スイッチ 43、30′31′、スイッチ 44、配電盤 45、圧油取り部 46、バルブボックス
面図であり、第2図は第1図に示された油圧式バケット
駆動装置の油圧回路図と電気回路図との関連を示した操
作装置の概念図であり、第3図は本願発明を施した油圧
式バケット駆動装置の操作装置の電気式操作装置の部分
を示した電気回路図であり、第4図は第2図に示された
操作装置の回路図の油圧回路の部分の回路図であり、第
5図は、本願発明の構成要素であるマグネットとマグネ
ットバルブの関連とマグネットバルブの主要部であるス
プールと油出入口との関連を示したバルブ装置の詳細図
であり、第6図は、マグネットによって作動する小スプ
ールと大スプールケースとの油路の開閉の状態を理解さ
せるための図面である。 1、本体操作バルブ[旋回] 1′、マグネットバルブ 2、本体操作バルブ[バケット] 2′、マグネットバルブ 3、電送線 4、本体操作レバー[バケット] 4′、ワークスイッチ[開閉] 5、本体操作レバー[旋回] 5′、ワークスイッチ[旋回] 6、送油管 7、本体旋回モーター 7′、ワーク旋回モーター 8、本体バケットシリンダー 8′、ワークロータリージョイント[開閉シリンダー] 9、スイベルジョイント 10、配管ボックス 11、配電盤 12、油出入口 12′、油出入口 13、油出入口 13′、油出入口 14、スプール 15、ボックス内油路 16、ボックス内油路 17、油圧ブロック体 18、油圧ブロック体 19、流量制御体 20、スプール 21、圧力調整体 22、油出入口 23、油出入口 23′、作動体 24、スプール作動油路 24′、左油入口 25、油路[ドレン] 25′、ドレン油口 26、スプール作動小スプール 27、小スプリング 27′、小スプール 28、大スプリング 28′、大プールケース 29、マグネット[スプール左] 29′、マグネット[スプール左] 30、マグネット[スプール右] 30′、マグネット[スプール右] 31、マグネット[スプール右] 31′、マグネット[スプール右] 32、スプルカバー 33、スプールカバー 34、電極[+] 35、電極[−] 36、29、スイッチ 37、29、31、スイッチ 38、30、スイッチ 39、30、31、スイッチ 40、31′、スイッチ 41、30、スイッチ 42、29′、31′、スイッチ 43、30′31′、スイッチ 44、配電盤 45、圧油取り部 46、バルブボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16K 31/06 305 F16K 31/06 305Z (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 9/20 C E02F 9/22 C
Claims (1)
- 【請求項1】油圧式バケットを開閉駆動するためのバケ
ットシリンダーへの油圧を供給する状態と同じくバケッ
トが取り付けられた作業機本体の油圧機器へ油圧を供給
する状態とを切換えるマグネット式バルブ装置を備え、
そのマグネット式バルブ装置への電流の切換えを指で押
して操作する操作スイッチを、操縦席に設けられ、且
つ、そのマグネット式バルブ装置から油圧を供給される
前記の油圧機器の本体側操作レバーに取付けて、その操
作スイッチの切り替えによって前記油圧式バケットの開
閉操作を前記の本体側操作レバーでそのまま行い得るよ
うにしたことを特徴とする油圧式バケット駆動装置の操
作装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63170555A JP2816383B2 (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | 油圧式バケット駆動装置の操作装置 |
Related Child Applications (6)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP15625198A Division JP2899801B2 (ja) | 1998-06-04 | 1998-06-04 | 建設車両の油圧操作装置 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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ID=15907031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP63170555A Expired - Fee Related JP2816383B2 (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | 油圧式バケット駆動装置の操作装置 |
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JP2808312B2 (ja) * | 1989-08-03 | 1998-10-08 | 本田技研工業株式会社 | 多気筒内燃機関におけるバルブ騒音防止方法 |
JP5049226B2 (ja) * | 2008-08-06 | 2012-10-17 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関の吸気制御装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5828040Y2 (ja) * | 1977-01-28 | 1983-06-18 | 株式会社クボタ | バツクホウ作業機 |
JPS60133131A (ja) * | 1983-12-21 | 1985-07-16 | Kubota Ltd | 旋回型作業車の安全装置 |
-
1988
- 1988-07-07 JP JP63170555A patent/JP2816383B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0220726A (ja) | 1990-01-24 |
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