JP2816113B2 - 床構造 - Google Patents

床構造

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JP2816113B2
JP2816113B2 JP13374595A JP13374595A JP2816113B2 JP 2816113 B2 JP2816113 B2 JP 2816113B2 JP 13374595 A JP13374595 A JP 13374595A JP 13374595 A JP13374595 A JP 13374595A JP 2816113 B2 JP2816113 B2 JP 2816113B2
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元彦 飯尾
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の外部に露出して
設置されるバルコニー、外部廊下、屋上等の床構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上面に水勾配が形成されるように
なった屋外露出タイプの床部の構造としては、図7に示
されるように上面に傾斜面20が形成された勾配パネル
21を床架構材1の上に隣合うように複数設置し、勾配
パネル21の上面に表面材5を敷設して構成されてい
る。
【0003】勾配パネル21は隣合うように配置された
複数の根太22の上面間に支持パネル23を設置して構
成されており、支持パネル23の上面に傾斜面を設ける
にあたっては、隣合う各根太22の高さ寸法を異ならせ
ると共に、各根太22の上端面に一定傾斜となった傾斜
面24を設けるようにし、この傾斜面24を介して各根
太22の上に支持パネル23を設置することで支持パネ
ル23は一端側に向けて下り傾斜した状態で設置され、
支持パネル23の上面に傾斜面が形成されるようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、水勾配が形成されるように床部を形
成するにあたって複数の勾配パネル21を隣合うように
設置する場合、高さ寸法及び形状が異なる複数種類の勾
配パネル21を用意しなければならず、しかも、形状の
異なる複数の勾配パネル21を形成するにあたっては、
作製に手間がかかるという問題があった。特に、バルコ
ニーの出寸法が大きくなると使用する勾配パネル21の
種類も多く必要になるという問題があった。
【0005】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、上面に水勾配を形成するようにして床部を容
易に構成することができる床構造を提供しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、床架構材1上に床支持部材2を載設
し、この床支持部材2の上面を水平面とすると共に、一
端部の上面を他端部の上面よりも低くなるように段違い
状とし、上面に一端側に向けて下り傾斜する傾斜面3が
形成された勾配材4を高さ位置が異なる床支持部材2の
各上面にそれぞれ載設し、各勾配材4の上面を面一に連
続させると共に、各勾配材4の上面に表面材5を載設し
たことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】しかして、床支持部材2上に勾配材4を設置し
て床部を構成する床構成材を形成するようにしているこ
とから床構成材を床支持部材2と勾配材4とに小割りす
ることができ、用いられる勾配材4の厚み寸法を薄くす
ることができて取り扱いやすくできると共に、勾配材4
を作製するにあたってのコストを下げることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。本発明における床構造は、建物の外部に露出
して設置されるバルコニー、外部廊下、屋上等の床部に
採用されるものである。床部は側大引のような床架構材
1の上に床支持部材2を設置し、この床支持部材2の上
に勾配材4を設置し、勾配材4の上に表面材5を設置し
て主体が構成されている。
【0009】図1乃至図4は第1実施例を示しており、
床架構材1上に設置される床支持部材2は高さ寸法の異
なる2種類の床支持構成材8,9にて構成されている。
各床支持構成材8,9は隣合うように配置された根太1
0の上面間に支持パネル11を設置して構成されてお
り、それぞれ上面は水平面となっている。つまり、床支
持構成材8は高さ寸法がそれぞれ同一となり、上端面が
水平面となった各根太10の上面間に支持パネル11を
設置することによって構成されており、また、床支持構
成材9も高さ寸法がそれぞれ同一となり、上端面が水平
面となった各根太10の上面間に支持パネル11を設置
することによって構成されており、このように同一高さ
の根太10上に支持パネル11を設置して構成されてい
ることによって上面に傾斜面を形成するようにして作製
される従来の勾配パネルのように高い精度を必要とする
ことなく容易に作製することができるようになってい
る。また、床支持構成材8,9の高さ寸法を異ならせる
のは高さ寸法の異なる根太10を用いるだけの変更で各
床支持構成材8,9の高さ寸法を異ならせることができ
るものである。
【0010】図1では高さ寸法が同一となった床支持構
成材8同士または床支持構成材9同士を一対隣合わせる
ようにして床架構材1上に設置されており、屋外側端部
には高さ寸法の低い床支持構成材8を一対配置するよう
にし、屋内側端部には高さ寸法の高い床支持構成材9を
一対配置するようにして屋外側が低くなるように段違い
状に設置されている。
【0011】床支持部材2の上に設置される勾配材4は
断熱効果を有するポリエチレンフォーム等によって形成
されており、上面には一端側に向けて下り傾斜する傾斜
面3が形成されている。この勾配材4は段違い状に配置
された一対の床支持構成材8または床支持構成材9の上
にそれぞれ設置するようにして複数用いられるものであ
り、各勾配材4は同一形状となっている。
【0012】勾配材4の上には表面材5が設置されてお
り、これによって床部が構成されている。このように床
支持構成材8,9からなる床支持部材2上に勾配材4を
設置して床部を構成する床構成材を形成していることか
ら床構成材を小割りにすることができ、用いられる勾配
材4の厚み寸法を薄くすることができて取り扱いやすく
することができると共に、勾配材4を作製するにあたっ
てのコストを下げることができるものである。さらに、
根太10の形状が特殊且つ複雑な構成のものを準備しな
くとも上面が水平面となった床支持部材2上に勾配材4
を設置し、勾配材4上に表面材5を設置することで表面
に水勾配が形成された外部床を容易に構成することがで
きるものである。
【0013】図5は第2実施例を示すものであり、この
ものにあっては、床支持部材2として、床部の屋内側端
部から屋外側端部に連続する一枚ものの床支持構成材1
2を床架構材1上に設置し、この床支持構成材12の屋
内側端部の上面側のみに上記した一枚ものの床支持構成
材12の約半分の長さ寸法となった床支持構成材13を
設置することによって上面が段違い状となるように床支
持部材2が設置されている。
【0014】そして、段違い状となった床支持構成材1
2,13の上には勾配材4がそれぞれ設置され、勾配材
4の上には表面材5が設置されるものである。図6は第
3実施例を示すものであり、このものにあっては、床支
持部材2として、同一形状となった複数の床支持構成材
14を用いるようにし、屋外側端部には床支持構成材1
4を一枚だけ用いるようにし、屋内側端部には床支持構
成材14を積み重ねて二枚用いるようにして上面が段違
い状となるように床支持部材2が設置されている。
【0015】そして、段違い状となった床支持構成材1
2,13の上には勾配材4がそれぞれ設置され、勾配材
4の上には表面材5が設置されるものである。このもの
にあっては、床支持部材2を構成する床支持構成材14
は全て同一形状のものを使用して床部を形成することが
できるものであり、部材の共通化を図りながら床部を構
成することができるものである。つまり、バルコニーの
出が長くなるような場合には屋内側端部に設置される床
支持構成材14の使用枚数を増加させることで簡単に対
応しながら床部を構成することができるものである。
【0016】
【発明の効果】本発明は、床架構材上に床支持部材を載
設し、この床支持部材の上面を水平面とすると共に、一
端部の上面を他端部の上面よりも低くなるように段違い
状とし、上面に一端側に向けて下り傾斜する傾斜面が形
成された勾配材を高さ位置が異なる床支持部材の各上面
にそれぞれ載設し、各勾配材の上面を面一に連続させる
と共に、各勾配材の上面に表面材を載設するようになっ
ているので、床支持部材上に勾配材を設置して床部を構
成する床構成材を形成するようにしていることから、床
構成材を床支持部材と勾配材とに小割りすることができ
るものであり、用いられる勾配材の厚み寸法を薄くする
ことができて取り扱いやすくすることができると共に、
勾配材を作製するにあたってのコストを下げることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すものであり、図3にお
ける一部省略したA−A線断面図である。
【図2】図3における一部省略したB−B線断面図であ
る。
【図3】床部の配置状態を示す概略平面図である。
【図4】勾配材と床支持部材を示す斜視図である。
【図5】他の実施例を示す概略断面図である。
【図6】さらに他の実施例を示す概略断面図である。
【図7】従来例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 床架構材 2 床支持部材 3 傾斜面 4 勾配材 5 表面材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 5/43 E04B 1/00 E04D 13/04 E04F 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床架構材上に床支持部材を載設し、この
    床支持部材の上面を水平面とすると共に、一端部の上面
    を他端部の上面よりも低くなるように段違い状とし、上
    面に一端側に向けて下り傾斜する傾斜面が形成された勾
    配材を高さ位置が異なる床支持部材の各上面にそれぞれ
    載設し、各勾配材の上面を面一に連続させると共に、各
    勾配材の上面に表面材を載設して成ることを特徴とする
    床構造。
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