JPH0972013A - 木造建築物用断熱材 - Google Patents
木造建築物用断熱材Info
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- JPH0972013A JPH0972013A JP22815795A JP22815795A JPH0972013A JP H0972013 A JPH0972013 A JP H0972013A JP 22815795 A JP22815795 A JP 22815795A JP 22815795 A JP22815795 A JP 22815795A JP H0972013 A JPH0972013 A JP H0972013A
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- insulating material
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Abstract
との間に隙間が生じないように施工できる断熱材の提
供。 【解決手段】 隣り合う2本の大引き1に載架可能な長
さと、隣り合う2本の根太2の間に嵌合可能な幅と、根
太2の間に嵌合して大引き1に載架し、かつ根太2に床
板3を張設したとき、同床板3との間に実質的に隙間を
生じない厚みを有する木造建築物用断熱材。
Description
根太と床板で構成される床構造体等の木構造体に組み込
む木造建築物用断熱材に関するものである。
断熱材Dを、床構造体Fに組み込んだ状態を示し、図9
は組み込んだ断熱材Dの形状を示す。
した複数本の大引き(主構造材)51と、各大引き51
の上に、これらの部材と直交させて載架し、一定の間隔
で並列配置した複数本の根太(副構造材)52と、根太
52の上に張設した床板(板材)53とより構成されて
いる。
等の合成樹脂で形成されており、かつ第1板体54aと
第2板体54bをそれぞれの幅方向へ一定量づらして一
体にした形状となっている。上記第1板体54aは、隣
り合う2本の大引き51の上に載架できる長さと、根太
52の間に嵌合できる幅を有する。第2板体54bは、
大引き51の間に嵌合できる長さと、根太52の幅の約
3倍の幅を有している。
記のような形状と大きさを有しているので、床構造体F
への組み込み状態においては、図7および図8のよう
に、幅方向では、根太52を挟んだ段継ぎ構造となり、
長さ方向では、第1板体54aが大引き51の上に載架
され、第2板体54bが大引き51の間に丁度嵌合され
た構造になる。
は、室内と室外を仕切る断熱層として有効に機能する。
52の長さより低く、薄いため、断熱材Dと床板53の
間に大きな隙間gが生じ、ここに建築物の隙間を通って
外気が流入し、断熱材Dによる断熱効果が減殺されてし
まうという問題があった。
2に支持具を取り付けて断熱材Dを支持することによっ
て、根太52の上面と断熱材Dの上面を面一にする方法
が提案されている。
るのに手間がかかるだけでなく、支持具そのものが高価
につくので、施工費が高くつく。したがって、有効な解
決策とならない。
決するためになされたもので、支持具などを使用しなく
ても、断熱材と板材の間に隙間を生じない木造建築物用
断熱材を提供することを目的とする。
建築物用断熱材は、並列配置された複数本の主構造材
と、これらの主構造材にこれらと交叉状態に載架して並
列配置した複数本の副構造材と、これら副構造材に張設
した板材とを主要構成材とする木構造体に組込む断熱材
であって、少なくとも隣り合う2本の主構造材に載架可
能な長さと、隣り合う2本の副構造材の間に嵌合可能な
幅を有し、かつ副構造材の間に嵌合して主構造材に載架
した後、副構造材に板材を張設したとき、同板材との間
に実質的に隙間を生じない厚みを有していることを特徴
とするものである。
体、壁構造体、天井構造体、屋根構造体等がある。
す。
構造材との間は勿論、板材との間に隙間が生じない。し
たがって、隙間が生じることによる同隙間への外気の流
入を防止して、断熱材の本来の機能を充分に発揮させる
ことができる。
床構造体F1 に組み込んだ状態を示し、図3は、その組
み込んだ断熱材D1 の形状を示す。
き1と、副構造材である根太2と、板材である床板3と
で構成されている。すなわち、一定の間隔で並列配置し
た複数本の大引き1および根太掛け1a(以下、大引き
1という。)と、各大引き1の上に、これらの部材を直
交させて載架し、一定の間隔で並列配置した複数本の根
太2と、根太2に張設した床板3とより構成されてい
る。なお、6は土台である。
上に載架できる長さ(L)と、根太2の間に丁度嵌合で
きる幅(W)と、根太2の間に嵌合して大引き1の上に
載架し、かつ根太2の上に床板3を張設したとき、その
床板3との間に実質的に隙間を生じない厚み(T)を有
している。断熱材Dの材質は、ポリウレタン、ポリスチ
レンなどの合成樹脂発泡体である。
段継ぎするために設けた段付き部、5は断熱材D1 の裏
面に長さ方向に連続して設けた脚部で、3本、等間隔で
設けられている。上述した断熱材D1 の厚み(T)は、
この脚部5を含む。
きわ根太2とその隣の根太2の間隔は、図1のように、
狭くなるので、3本ある方が好ましい。これは、断熱材
D1を幅方向に2分割して、その幅を上記間隔に合わせ
て狭くした場合、脚部5が2本残り、断熱材D1 の載架
状態が安定するからである。勿論、4本以上あってもよ
い。
に、根太2の大引き1上面からの高さ(H)と同じであ
るのが好ましい。しかし、床構造体F1 の施工誤差等を
考慮すれば、断熱材Dの厚み(T)は、根太の高さ
(H)の0.93〜1.07倍程度、根太2の高さ
(H)を60mmとすれば、56〜64mmにあらかじめ設
定しておくのが実際的である。
性変形によって根太2に張設した床板3が断熱材Dの復
元力で浮き上がるおそれはないし、また、床板3と断熱
材D 1 がよく密着し、両者3,D1 間に実質的に隙間が
生じないからである。
あるが、円筒形、円錐台形、立方体形、角錐体形の突起
であってもよいし、全く設けなくてもよい。
な形状、大きさを有するので、床構造体F1 への組み込
み状態においては、幅方向においては、根太2の間に丁
度嵌合された構造になり、長さ方向においては、大引き
1の上で段継ぎされた構造になり、厚み方向において
は、床板3に密接した構造、すなわち床板3との間に実
質的に隙間を生じない構造になる。
に流入した外気が、根太2と断熱材D1 の間は勿論、床
板3と断熱材D1 の間に流入するおそれがなくなる。
熱効果は、減殺されることなく、充分に生かされる。
ば、これと床板3との間に隙間を生じないようにするた
めの、前述した支持具などを使用する必要がないので、
施工が容易で、施工費も高くつかない。
2 を、屋根構造体F2 に組み込んだ状態を示す。
(図示しないが、はなもや、むな木を含む。)11と、
副構造材であるたる木12と、板材である野地板13と
で構成されている。すなわち、一定の間隔で合掌14の
上に並列載架した複数本のもや11と、各もや11の上
に、これらの部材と直交させて載架し、かつ一定の間隔
で並列配置した複数本のたる木12と、たる木12に張
設した野地板13とより構成されている。
上に載架できる長さと、たる木12の間に丁度嵌合でき
る幅と、たる木12の間に嵌合してもや11の上に載架
し、かつたる木12に野地板13を張設したとき、その
野地板13との間に隙間を生じない厚みを有している。
材質は前記断熱材D1 と同じである。
3 を天井構造体F3 に組み込んだ状態を示す。
け31と、副構造材である野縁32と、板材である下地
板33とで構成されている。すなわち、一定の間隔で並
列配置してつり木34で階上の床につり下げた複数本の
野縁受け31と、各野縁受け31に、これらの部材と直
交させて載架し、かつ一定の間隔で並列配置した複数本
の野縁32と、各野縁32に張設した下地板33とより
構成されいる。
1に載架できる長さと、野縁32の間に丁度嵌合できる
幅と、野縁32の間に嵌合して野縁受け31に載架し、
かつ野縁32に下地板33を張設したとき、その下地板
33との間に隙間を生じない厚みを有している。材質は
断熱材D1 と同じである。なお、下地材33には、仕上
げ材として化粧布が貼付される。
様に説明できる。
を壁構造体F4 に組み込んだ状態を示す。
間柱41と、副構造材である横胴縁42と、板材である
仕上板43とで構成されている。すなわち、一定の間隔
で並列(立)配置した複数本の柱、間柱41と、柱、間
柱41に、これらの部材と0交させて載架し、かつ一定
の間隔で並列配置した複数本の横胴縁42と、各横胴縁
42に張設した仕上板43とより構成されている。
長さと、横胴縁42の間に丁度嵌合できる幅と、横胴縁
42の間に嵌合して柱と間柱41に載架し、かつ横胴縁
42に仕上板43を張設したとき、その仕上板43との
間に隙間を生じない厚みを有している。材質は断熱材D
1 と同じである。
明できる。
によれば、上述のような構成としたので、木構造体に組
み込んだとき、これを構成する板材との間に隙間が生じ
ることなく、したがって、断熱材としての本来の機能を
充分に発揮することができる。特に、本断熱材は床用,
天井用および壁用として有用である。
込んだ状態を示す断面図
は平面図、同図(b)は正面図、同図(c)は底面図、
同図(d)は側面図
組み込んだ状態を示す断面図
組み込んだ状態を示す断面図
込んだ状態を示す断面図
込み状態を示す斜視図
Claims (1)
- 【請求項1】 並列配置された複数本の主構造材と、こ
れらの主構造材にこれらと交叉状態に載架して並列配置
した複数本の副構造材と、これら副構造材に張設した板
材とを主要構成材とする木構造体に組込む断熱材であっ
て、少なくとも隣り合う2本の主構造材に載架可能な長
さと、隣り合う2本の副構造材の間に嵌合可能な幅とを
有し、かつ、副構造材の間に嵌合して主構造材に載架し
た後、副構造材に板材を張設したとき、同板材との間に
実質的に隙間を生じない厚みを有していることを特徴と
する木造建築物用断熱材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22815795A JPH0972013A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 木造建築物用断熱材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22815795A JPH0972013A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 木造建築物用断熱材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0972013A true JPH0972013A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16872128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22815795A Pending JPH0972013A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 木造建築物用断熱材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0972013A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2436989A (en) * | 2004-06-09 | 2007-10-10 | Philip Anthony Price | Corner joint arrangement for use between insulated timber framed building panels |
GB2415714B (en) * | 2004-06-09 | 2007-12-27 | Philip Anthony Price | Insulated timber framed building structure and components thereof |
-
1995
- 1995-09-05 JP JP22815795A patent/JPH0972013A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2436989A (en) * | 2004-06-09 | 2007-10-10 | Philip Anthony Price | Corner joint arrangement for use between insulated timber framed building panels |
GB2415714B (en) * | 2004-06-09 | 2007-12-27 | Philip Anthony Price | Insulated timber framed building structure and components thereof |
GB2436989B (en) * | 2004-06-09 | 2007-12-27 | Philip Anthony Price | Insulated Timber Framed Building Structure And Components Therof |
US7735282B2 (en) | 2004-06-09 | 2010-06-15 | Philip Anthony Price | Fully insulated frame building panel system |
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