JP2815507B2 - 圧電素子駆動回路の異常検出回路 - Google Patents

圧電素子駆動回路の異常検出回路

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JP2815507B2
JP2815507B2 JP4126331A JP12633192A JP2815507B2 JP 2815507 B2 JP2815507 B2 JP 2815507B2 JP 4126331 A JP4126331 A JP 4126331A JP 12633192 A JP12633192 A JP 12633192A JP 2815507 B2 JP2815507 B2 JP 2815507B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドットインパクト型プリ
ンタの印字ワイヤの駆動等に用いられる圧電素子の駆動
回路の異常検出回路に関し、特に、システム稼働前に圧
電素子駆動回路の動作をチェックできるようにすること
により、圧電素子とその駆動回路の異常状態を事前に検
出することができる圧電素子駆動回路の異常検出回路
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、本発明の前提となる、トランス
を用いた圧電素子の駆動回路を示す図である。同図にお
いて、Eは電源、T10はトランス、M10は印字ワイ
ヤ駆動用の圧電素子、TR10およびTR20はトラン
ジスタ、D10およびD20はダイオード、A10およ
びA20はトランジスタ駆動バッファ、S10は充電信
号、S20は放電信号である。
【0003】図7は図6に示す駆動回路の動作を示すタ
イムチャートであり、は充電信号S10,は放電信
号S20,はトランスT10の1次側電流i1,は
トランスT10の2次側電流i2,は圧電素子M10
の電圧VM1である。次に、図6および図7を用いて図
6の圧電素子駆動回路の動作を説明する。図6におい
て、図示しない制御回路より印字パターンに応じて印字
ワイヤ駆動信号が出力されると、図6の圧電素子駆動回
路に図7に示す充電信号S10が加わる。充電信号S
10はトランジスタ駆動バッファA10を介してトラン
ジスタTR10のゲートに加わり、トランジスタTR1
0はオンになる。トランジスタTR10がオンになる
と、「電源E→トランスT10の1次側→トランジスタ
TR10→電源E」の経路で電流が流れ、トランスT1
0の1次側には図7に示すように電流i1が流れる。
ここで、充電信号の幅をt、電源電圧をE、トランス1
次側のインダクタンスをL1とすると、トランスT10
の1次側の電流のピーク値はipはip=E・t/L1
となる。
【0004】充電信号S10がオフになると、トランジ
スタTR10がオフになるため、トランスT10の1次
側に流れていた電流i1はトランスT10の2次側に転
流し、トランスT10の2次側には図7に示す電流i
2が流れる。この電流i2は「トランスT10の2次側
→圧電素子M10→ダイオードD20→トランスT10
の2次側」の経路で流れ、図7に示すように圧電素子
M10の端子電圧VM1は上昇する。すなわち、トラン
スT10の1次側に流れていた電流によるエネルギーは
トランスT10やダイオードD20等によるロスを除い
た部分が圧電素子M10に移動し、圧電素子M10の端
子電圧として現れる。
【0005】圧電素子M10は電圧が印加されると機械
的に変位し、アクチュエータ部を介して印字ワイヤを駆
動し、印刷用紙にドットを印字する。次いで、前述した
図示しない制御回路より、図7に示す放電信号S20
が加わると、トランジスタTR20がオンになり、圧電
素子M10に蓄積されていた電荷は、「圧電素子M10
→トランスT10の2次側→トランジスタTR20→圧
電素子M10」の経路で放電し、圧電素子M10の端子
電圧VM1は図7に示すように低下する。
【0006】圧電素子M10の端子電圧VM1がほぼ0
になった時点で放電信号S20はオフとなり、トランジ
スタTR20はオフとなる。トランジスタTR20がオ
フとなると、トランスT10の2次側に流れていた電流
はトランスT10の1次側に転流し、「トランスT10
の1次側→電源E→ダイオードD10→トランスT10
の1次側」の経路で流れる。一般に電源Eには容量の大
きなコンデンサが設けられており、上記放電により生じ
た余分の電荷は電源Eに設けられたコンデンサに戻され
る。また、圧電素子M10に蓄積されていたエネルギー
が放電することにより、圧電素子の機械的変位は元に戻
る。
【0007】図8は、本発明の前提となる、インダクタ
を用いた圧電素子の駆動回路を示す図である。同図にお
いて、Eは電源、L11はインダクタ、M11は印字ワ
イヤ駆動用の圧電素子、TR11ないしTR61はトラ
ンジスタ、D11ないしD41はダイオード、A11な
いしA41はトランジスタ駆動バッファ、R11ないし
R41は抵抗、S11は充電信号、S21は放電信号で
ある。
【0008】図9は図8に示す駆動回路の動作を示すタ
イムチャートであり、は充電信号S11,は放電信
号S21,は電源Eの電流i1,は圧電素子M11
の電流i2,は圧電素子M10の電圧VM2である。
次に、図8および図9を用いて図8の圧電素子駆動回路
の動作を説明する。図8において、前記したのと同様
に、図9に示す充電信号S11が加わると、充電信号
S11はトランジスタ駆動バッファA11およびA41
を介してトランジスタTR51およびTR21に加わ
り、トランジスタTR11およびTR21はオンにな
る。トランジスタTR11およびTR21がオンになる
と、「電源E→トランジスタTR11→インダクタL1
1→トランジスタTR21→電源E」の経路で電流が流
れ、インダクタL11には図9に示すように電流i1
が流れる。ここで、充電信号の幅をt、電源電圧をE、
インダクタのインダクタンスをL1とすると、図6の場
合と同様、インダクタL11の電流のピーク値はipは
ip=E・t/L1となる。
【0009】充電信号S11がオフになると、トランジ
スタTR21,TR51およびTR11がオフになるた
め、インダクタL11に流れていた電流は「インダクタ
L11→ダイオードD31→圧電素子M11→ダイオー
ドD41→インダクタL11」の経路で図9に示す電
流i2が流れ、図9に示すように圧電素子M10の端
子電圧VM2は上昇する。
【0010】その結果、図6の駆動回路の場合と同様、
圧電素子M10は機械的に変位し、印刷用紙にドットを
印字する。次いで、図9に示すように放電信号S21
が図8の回路に加わると、トランジスタTR61,TR
31およびTR41がオンになり、圧電素子M11に蓄
積されていた電荷は、「圧電素子M11→トランジスタ
TR31→インダクタL11→トランジスタTR41→
圧電素子M11」の経路で放電し、圧電素子M11の端
子電圧VM2は図9に示すように低下する。
【0011】圧電素子M11の端子電圧VM2がほぼ0
になった時点で放電信号S21はオフとなり、トランジ
スタTR61,TR31およびTR41はオフとなる。
トランジスタTR61,TR31およびTR41がオフ
となると、インダクタL11に流れていた電流は「イン
ダクタL11→ダイオードD11→電源E→ダイオード
D21→インダクタL11」の経路で流れ、圧電素子M
11に蓄積されていた余分のエネルギーは電源Eに戻さ
れる。また、圧電素子M11に蓄積されていたエネルギ
ーが放電することにより、圧電素子の機械的変位は元に
もどる。
【0012】上記した圧電素子駆動回路においては、圧
電素子およびその駆動回路のトランジスタに比較的高い
電圧が印加され、これらの素子の耐圧の劣化等に起因す
る異常が生じやすい。このため、通常、図6,図8に示
した圧電素子駆動回路には、圧電素子や駆動回路の短絡
状態やオープン状態を検出するための異常検出回路が設
けられ、システムの稼働中に圧電素子あるいは駆動回路
が異常になったとき、その異常状態を検出し動作を停止
させている。
【0013】ところで、上記のように、システムの稼働
中の異常状態を検出して動作を停止させるだけでなく、
次の理由により、駆動回路と圧電素子の状態をシステム
の稼働前に調べる機能が必要になることがある。 異常が検出された時には、故障した部品以外の部品
にもストレスが加わってしまっており、事前に異常な部
品をチェックしておきたい。 プリント・ヘッド等では1ピンが故障してもシステ
ム・ダウンする場合があり、システム・ダウンすること
なく業務を続けたい。 試験や修理時に故障箇所をいち早く発見したい。
【0014】しかしながら、上記した従来の異常検出回
路では、事前に圧電素子あるいは駆動回路の異常状態を
検出することができず、上記要求に対応することができ
なかつた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の問題点に鑑みなされたものであって、圧電素子とその
駆動回路の異常状態を、容易に検出できるようにすると
ともに、その劣化状態をシステムの稼働前に調べること
ができる、圧電素子駆動回路の異常検出回路を提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。上記課題を解決するため、本発明の請求項1
の発明は、圧電素子M1,…,Mnを充電し、所定時間
後、圧電素子M1,…,Mnの電荷を放電させることに
より圧電素子M1,…,Mnを駆動する圧電素子駆動回
路の異常検出回路において、複数の圧電素子M1,…,
Mnの端子電圧をワイヤード・オアするダイオードと、
上記ワイアードオア出力を第1の基準電圧と比較し、ワ
イアードオア出力が第1の基準電圧を越えたとき、第1
の出力を発生する第1の比較器2aと、上記ワイアード
オア出力を第2の基準電圧と比較し、ワイアードオア出
力が第2の基準電圧より小さくなったとき、第2の出力
を発生する第2の比較器2bと、上記第1の比較器2a
の出力が接続される第1のゲート回路と、該ゲート回路
が出力を発生してから所定時間後に出力を発生する第1
のタイマ回路と、該タイマ回路の出力を上記第1のゲー
ト回路に接続する回路とから構成され、上記第1の比較
器2aが出力を発生したとき、上記第1のタイマの出力
を上記第1のゲート回路に供給することにより、上記第
1の出力をラッチする第1のラッチ/タイマ回路2c
と、上記第2の比較器2bの出力が接続される第2のゲ
ート回路と、該ゲート回路が出力を発生してから所定時
間後に出力を発生する第2のタイマ回路と、該タイマ回
路の出力を上記第2のゲート回路に接続する回路とから
構成され、上記第2の比較器2bが出力を発生したと
き、上記第2のタイマの出力を上記第2のゲート回路に
供給することにより、上記第2の出力をラッチする第2
のラッチ/タイマ回路2dとを設ける。 そして、上記第
1、第2のラッチ/タイマ回路2c,2dの出力を監視
することにより、圧電素子M1,…,Mnの充電動作終
了時の端子電圧および放電動作終了時の端子電圧を監視
し、圧電素子M1,…,Mnおよびその駆動回路の異常
を検出するようにしたものである。
【0017】本発明の請求項2の発明は、請求項1の発
明において、スイッチング素子と抵抗の直列回路と、該
直列回路に並列に接続された抵抗から構成されるディス
チャージ回路2eを上記ワイアードオアの出力側に接続
し、圧電素子M1,…,Mnの放電動作終了後、ディス
チャージ回路2eにより圧電素子M1,…,Mnの電荷
を放電させるようにしたものである。
【0018】本発明の請求項3の発明は、請求項1また
は請求項2の発明において、圧電素子を通常印字時の間
隔より短い機構部が誤動作しない程度の充放電間隔で駆
動し、電源投入後、システム稼働前に圧電素子M1,
…,Mnおよびその駆動回路の異常検出動作を行うよう
にしたものである。
【0019】
【作用】 請求項1の発明において、複数の圧電素子M
1,…,Mnの端子電圧をワイヤード・オアし、ワイア
ード・オア出力を第1の比較器2a、第2の比較器2b
に与え、第1の基準電圧、第2の基準電圧と比較する。
圧電素子M1,…,Mnの充電動作終了時、その端子電
圧は第1の比較器2aにおいて、第1の基準電圧と比較
され、圧電素子M1,…,Mnの充電電圧が第1の基準
電圧より大になると第1の比較器2aは充電動作が正常
に行われたことを示す出力信号を発生する。
【0020】また、圧電素子M1,…,Mnの放電動作
終了時、その端子電圧は第2の比較器2bにおいて、第
2の基準電圧と比較され、圧電素子M1,…,Mnの放
電電圧が第2の基準電圧より小になると第2の比較器2
bは放電動作が正常に行われたことを示す出力信号を発
生する。 上記第1の比較器2aが出力を発生すると、ラ
ッチ/タイマ回路のタイマが所定時間後に出力を発生
し、この出力は第1のゲート回路に与えられ、第1の比
較器2aの出力がラッチされる。 また、上記第2の比較
器2bが出力を発生すると、ラッチ/タイマ回路2c,
2dのタイマが所定時間後に出力を発生し、この出力は
第2のゲート回路に与えられ、第2の比較器2bの出力
がラッチされる。
【0021】以上のように圧電素子の充電動作終了時の
端子電圧および放電動作終了時の端子電圧を第1および
第2の基準電圧と比較して、比較結果を第1、第2のラ
ッチ/タイマ回路2c,2dによりラッチし、第1、第
2のラッチ/タイマ回路2c,2dの出力を監視するこ
とにより、異常を判別しているので、圧電素子M1,
…,Mnおよびその駆動回路の充電動作、放電動作のチ
ェックを容易に行うことができる。また、タイマ回路を
備えたラッチ/タイマ回路2c,2dを用いているの
で、ノイズ等による誤動作を防止することができる。
【0022】請求項2の発明においては、請求項1の発
明において、スイッチング素子と抵抗の直列回路と、該
直列回路に並列に接続された抵抗から構成されるディス
チャージ回路2eを上記ワイアードオアの出力側に接続
し、圧電素子M1,…,Mnの放電動作終了後、ディス
チャージ回路2eにより圧電素子M1,…,Mnの電荷
を放電させるようにしたので、放電終了後の圧電素子の
残留電圧が次のチェック動作、あるいは、次の別の動作
に悪影響が及ぼすのを防止することができる。
【0023】また、ディスチャージ回路2eをスイッチ
ング素子と抵抗の直列回路と、該直列回路に並列に接続
された抵抗から構成したので、圧電素子の放電動作が正
常に行われない場合には、直列回路に並列に接続された
抵抗を介して、圧電素子の残留電荷がある程度放電さ
れ、その後スイッチング素子と抵抗の直列回路を介して
残留電荷を放電させることができ、ディスチャージ回路
2eに加わる熱ストレスを低減化することができる。
【0024】請求項3の発明においては、請求項1また
は請求項3の発明において、圧電素子を通常印字時の間
隔より短い機構部が誤動作しない(誤印字が行われな
い)程度の充放電間隔で駆動し、電源投入後、システム
稼働前に、圧電素子M1,…,Mnおよびその駆動回路
の異常検出動作を行うようにしたので、圧電素子および
その駆動回路の劣化を事前にチェックすることができ
る。すなわち、圧電素子の充電信号と放電信号の間隔を
短くすれば、印字ワイヤ等の被駆動体は通常動作時に必
要とされるストローク移動せず、誤った印字動作が行わ
れることがない。したがって、電源投入後、システム稼
働前には、圧電素子の充電信号と放電信号の間隔を短く
し、圧電素子M1,…,Mnおよびその駆動回路の異常
検出動作を行う。
【0025】
【実施例】図2は本発明の第1の実施例を示す図であ
る。本実施例は電源投入後、システムの稼働前に、図
6,図8に示した複数の圧電素子駆動回路を順番に動作
させ、そのときの各圧電素子に印加される電圧を基準電
圧と比較することにより、圧電素子とその駆動回路が正
常であるか否かをチェックするものであり、図2のダイ
オードD1ないしDnのアノード側が複数の圧電素子の
正側の端子に接続される。
【0026】図2において、D1ないしDnは複数の圧
電素子の正側の電圧をワイヤード・オア結合するための
ダイオードであり、その出力は抵抗R1,R2に接続さ
れ分圧される。CMP1,CMP3は抵抗R1,R2に
おいて分圧された電圧と基準電圧1および基準電圧2を
比較するコンパレータであり、その出力はそれぞれ、負
論理入力ナンドゲートG1,負論理入力オアゲートG3
に接続される。負論理入力ナンドゲートG1はイネーブ
ル信号とコンパレータCMP1の出力のナンドをとるゲ
ートであり、その出力は負論理入力オアゲートG2に接
続される(以下、G1をナンドゲート、G2およびG3
をオアゲートと呼ぶ)。
【0027】G4,G5はアンドゲートであり、オアゲ
ートG2,G3とともにラッチ回路を形成しており、オ
アゲートG2あるいはオアゲートG3にナンドゲートG
1あるいはコンパレータCMP3より入力信号が加わる
と、アンドゲートG4,G5にクリア信号が加わるま
で、出力状態を保持する。アンドゲートG4,G5の出
力はオープン・コレクタ型式であって、抵抗R5,R6
を介してコンデンサC1,C2、抵抗R7,R8に接続
されており、コンデンサC1,C2、抵抗R7,R8は
アンドゲートG4,G5が出力をハイレベルにすると充
電動作を開始する。
【0028】CMP2,CMP4はコンデンサC1,C
2の端子電圧と基準電圧3を比較するコンパレータであ
り、コンデンサC1,抵抗R7,コンパレータCMP
2、および、コンデンサC2,抵抗R8,コンパレータ
CMP4でそれぞれタイマ回路を構成しており、アンド
ゲートG4,G5がハイレベルになってからコンデンサ
C1,抵抗R7、コンデンサC2、抵抗R8の時定数で
定まる所定時間後にコンパレータCMP2,CMP4は
出力を反転するコンパレータCMP2,CMP4の出力
は、それぞれ、ラッチ回路を形成するためオアゲートG
2,G3の入力端子に接続されるとともに、圧電素子の
放電チェック信号、充電チェック信号として出力され
る。
【0029】図3は図2に示す実施例の動作を示すタイ
ムチャートであり、同図において、(a)は圧電素子駆
動回路に加わる充電信号(図6,図8のS10,S1
1)、(b)は圧電素子駆動回路に加わる放電信号(図
6,図8のS20,S21)、(c)は圧電素子の電
圧、(d)はコンパレータCMP3の出力、(e)はコ
ンパレータCMP4の出力、(f)はコンパレータCM
P1の出力、(g)はイネーブル信号、(h)はナンド
ゲートG1の出力、(i)はコンパレータCMP2出
力、(j)はクリア信号である。
【0030】次に図3を参照して図2の実施例の動作を
説明する。図示しない圧電素子駆動回路に図3に示す充
電信号(a)が加わると、圧電素子の電圧は図3の
(c)に示す様に上昇し、また、放電信号(b)が加わ
ると、圧電素子の電圧は図3の(c)に示す様に下降し
て、振動を繰り返しながら、所定の電圧に戻る。
【0031】圧電素子駆動回路に充電信号(a)が加わ
り、圧電素子の電圧が上昇し、その電圧が図2の基準電
圧2より高くなると、コンパレータCMP3の出力はロ
ーレベルとなる(図3(d)参照)。コンパレータCM
P3の出力はオアゲートG3に与えられ、オアゲートG
3の出力はハイレベルとなる。一方、アンドゲートG5
の入力端子に加わるクリア信号は通常ハイレベルなの
で、オアゲートG3の出力がハイレベルとなるとアンド
ゲートG5の出力はハイレベルとなり、コンデンサC2
が充電される。
【0032】コンデンサC2の充電電圧が基準電圧3よ
り大になるとコンパレータCMP4の出力がローレベル
となり(図3(e)参照)、圧電素子もしくはその駆動
回路が充電時において正常であることを示す「充電チェ
ック信号」を出力する。また、コンパレータCMP4の
出力のローレベル信号はオアゲートG3の他方の入力端
子に加わり、コンパレータCMP3の出力がハイレベル
に復帰しても、オアゲートG3の入力をハイレベルに保
ち、コンパレータCMP4の出力をローレベルに保持す
る。
【0033】なお、上記保持状態は、アンドゲートG5
に加わるクリア信号がローレベルとなるとアンドゲート
G5の出力がローレベルとなるので解除される(図3
(j),(e)参照)。また、上記圧電素子の充電時に
おいて、圧電素子もしくはその駆動回路が正常に動作せ
ず、圧電素子の電圧が基準電圧2より上昇しない場合に
はコンパレータCMP3の出力がローレベルとならず、
上記した「充電チェック信号」は出力されない。
【0034】次に、図示しない圧電素子駆動回路に放電
信号が加わると(図3(b)参照)、圧電素子の電圧は
図3(c)に示すように下降し、その電圧が基準電圧1
より低くなるとコンパレータCMP1の出力はローレベ
ルとなる(図3(f)参照)。一方、図示しない圧電素
子駆動回路に放電信号が加わると、図2の異常検出回路
におけるイネーブル信号が所定時間ローレベルとなる
(図3(g)参照)。
【0035】コンパレータCMP1の出力がローレベル
となり、また、イネーブル信号がローレベルとなると、
ナンドゲートG1の出力がローレベルとなり(図3
(h)参照)、オアゲートG2の出力がハイレベルとな
る。一方、前記したように、アンドゲートG4の入力端
子に加わるクリア信号は通常ハイレベルなので、オアゲ
ートG2の出力がハイレベルとなるとアンドゲートG4
の出力はハイレベルとなり、コンデンサC1が充電され
る。
【0036】コンデンサC1の充電電圧が基準電圧3よ
り大になるとコンパレータCMP2の出力がローレベル
となり(図3(i)参照)、圧電素子もしくはその駆動
回路が放電時において正常であることを示す「放電チェ
ック信号」を出力する。また、前記したように、コンパ
レータCMP2の出力のローレベル信号はオアゲートG
2の他方の入力端子に加わり、ナンドゲートG1の出力
がハイレベルに復帰しても、オアゲートG2の入力をハ
イレベルに保ち、コンパレータCMP2の出力をローレ
ベルに保持する。
【0037】上記保持状態は、アンドゲートG4に加わ
るクリア信号がローレベルとなるとアンドゲートG4の
出力がローレベルとなるので解除される(図3(j),
(i)参照)。また、上記圧電素子の放電時において、
圧電素子もしくはその駆動回路が正常に動作せず、圧電
素子の電圧が基準電圧1以下にならない場合にはコンパ
レータCMP2の出力がローレベルとならず、上記した
「放電チェック信号」は出力されない。
【0038】上記実施例におけるチェックはシステム稼
働前のチェックなので、充電信号と放電信号の間隔〔図
3における充電信号(a)と放電信号(b)の間隔〕
通常動作時の間隔とする必要はない。すなわち、圧電素
子の充電信号と放電信号の間隔を、印字ワイヤ等の被駆
動体が通常動作時に必要とされるストローク移動しない
ような機構部が誤動作しない程度の長さに調整し、誤っ
た印字動作が行われないようにし、圧電素子の充電電圧
が正常なことと放電動作終了時に圧電素子の電圧が所定
電圧以下になっていることを確認できればよい。
【0039】なお、上記実施例においては、複数の圧電
素子の正側の電圧をワイヤード・オア結合するためのダ
イオードD1ないしDnを設けているが、チェックする
圧電素子が1個の場合には、上記ダイオードD1ないし
Dnは必要ない。また、上記実施例においては、オアゲ
ートG2,G3、アンドゲートG4,G5からなるラッ
チ回路およびコンデンサC1,C2、抵抗R7,R8か
らなるタイマ回路をアナログ回路で構成しているが、こ
れらを、フリップフロップ、カウンタなどからなるデジ
タル回路で構成することもできる。
【0040】以上説明したように、本実施例において
は、圧電素子の充電電圧が正常なこと、および、放電動
作終了時に圧電素子の電圧が所定値以下になっているこ
とを、システム稼働前に検出しているので、事前に圧電
素子もしくはその駆動回路の劣化を検出することができ
る。ところで、図2に示した実施例において、複数の圧
電素子およびその駆動回路のチェックを行う場合や、チ
ェック後すぐに別の動作を行う場合には、放電終了後の
残留電圧により(例えば、アクチュエータの振動から誘
起されたり、あるいは、圧電素子駆動回路が正常に動作
しない場合に発生する)、次のチェック動作、あるい
は、次の別の動作に悪影響を及ぼすことがある。
【0041】これを防ぐため、例えばトランジスタ等の
スイッチング素子と抵抗とで構成される、圧電素子充電
電荷のディスチャージ回路を設け、圧電素子の放電動作
が終了したら直ちに、ディスチャージ回路により、圧電
素子の電荷を完全に0とすることが有効である。図4
は、上記したディスチャージ回路の実施例を示す図であ
る。同図において、TR1はトランジスタ、R11は抵
抗、D1ないしDnはダイオードを示し、同図のA点は
図2のダイオードD1ないしDnのカソード側のA点に
接続される。
【0042】同図において、トランジスタTR1のベー
スには、圧電素子の放電動作が終了した後、所定時間だ
け信号が印加され、圧電素子に充電されていた電荷は、
ダイオードD1ないしDn→抵抗R11→トランジスタ
TR1を介して放電される。また、例えば、圧電素子駆
動回路が正常に動作しない等の理由により、圧電素子の
放電動作が正常に行われない場合には、図4に示したデ
ィスチャージ回路により圧電素子の電荷が全て消費され
ることとなり、そのトランジスタなどに大きな熱ストレ
スが加わる。
【0043】図5は放電動作が正常に行われない場合の
熱ストレスを低減化するための実施例を示す図であり、
同図においては、図4の実施例に加え、抵抗R21が付
加されている。同図において、例えば、圧電素子駆動回
路が正常に動作しない等の理由により、圧電素子の放電
動作が正常に行われない場合には、ダイオードD1ない
しDn、抵抗R21を介して、圧電素子の残留電荷があ
る程度放電される。その後トランジスタTR1を駆動
し、抵抗R11およびトランジスタTR1を介して残留
電荷を放電させることにより、ディスチャージ回路に加
わる熱ストレスを低減化することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明においては、圧電素子の充電終了時の端子電圧お
よび放電動作終了時の端子電圧を第1および第2の基準
電圧と比較し、比較結果を第1、第2のラッチ/タイマ
回路によりラッチし、第1、第2のラッチ/タイマ回路
の出力を監視することにより、異常を判別しているの
で、圧電素子およびその駆動回路の充電動作、放電動作
のチェックを容易に行うことができる。また、異常検出
動作を電源投入後、システム稼働前に行うようにするこ
とにより、圧電素子およびその駆動回路の劣化を事前に
チェックすることが可能となる。
【0045】また、異常検出動作を電源投入後、システ
ム稼働前に行うようにすることにより、圧電素子および
その駆動回路の劣化を事前にチェックすることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の実施例を示す図である。
【図3】実施例の動作を示すタイム・チャートである。
【図4】ディスチャージ回路の実施例を示す図である。
【図5】ディスチャージ回路の他の実施例を示す図であ
る。
【図6】本発明の前提となる第1の圧電素子駆動回路の
構成を示す図である。
【図7】第1の圧電素子駆動回路の動作を示すタイム・
チャートである。
【図8】本発明の前提となる第2の圧電素子駆動回路の
構成を示す図である。
【図9】第2の圧電素子駆動回路の動作を示すタイム・
チャートである。
【符号の説明】
M1,…,Mn, 圧電素子 2a,2b,CMP1,CMP2 CMP3,CMP4
比較器 2c,2d ラッチ/タイマ回路 2e ディスチャージ回路 D1,…,Dn ダイオード R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8,R
9,R10,R11,R2 抵抗 G1 負論理入力ナンドゲート G2,G3 負論理入力オアゲート G4,G5 アンドゲート C1,C2 コンデンサ Tr1 トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/30 B06B 1/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電素子(M1,…,Mn)を充電し、所定時間
    後、圧電素子(M1,…,Mn)の電荷を放電させることにより
    圧電素子(M1,…,Mn)を駆動する圧電素子駆動回路の異常
    検出回路であって、 複数の圧電素子(M1,…,Mn)の端子電圧をワイヤード・オ
    アするダイオードと、 上記ワイアードオア出力を第1の基準電圧と比較し、ワ
    イアードオア出力が第1の基準電圧を越えたとき、第1
    の出力を発生する第1の比較器(2a)と、 上記ワイアードオア出力を第2の基準電圧と比較し、ワ
    イアードオア出力が第2の基準電圧より小さくなったと
    き、第2の出力を発生する第2の比較器(2b)と、 上記第1の比較器(2a)の出力が接続される第1のゲート
    回路と、該ゲート回路が出力を発生してから所定時間後
    に出力を発生する第1のタイマ回路と、該タイマ回路の
    出力を上記第1のゲート回路に接続する回路とから構成
    され、上記第1の比較器(2a)が出力を発生したとき、上
    記第1のタイマの出力を上記第1のゲート回路に供給す
    ることにより、上記第1の出力をラッチする第1のラッ
    チ/タイマ回路(2c)と、 上記第2の比較器(2b)の出力が接続される第2のゲート
    回路と、該ゲート回路が出力を発生してから所定時間後
    に出力を発生する第2のタイマ回路と、該タイマ回路の
    出力を上記第2のゲート回路に接続する回路とから構成
    され、上記第2の比較器(2b)が出力を発生したとき、上
    記第2のタイマの出力を上記第2のゲート回路に供給す
    ることにより、上記第2の出力をラッチする第2のラッ
    チ/タイマ回路(2d)とを備え、 上記第1、第2のラッチ/タイマ回路(2c,2d) の出力を
    監視することにより、圧電素子(M1,…,Mn)の充電動作終
    了時の端子電圧および放電動作終了時の端子電圧を監視
    し、圧電素子(M1,…,Mn)およびその駆動回路の異常を検
    出することを特徴とする圧電素子駆動回路の異常検出回
    路。
  2. 【請求項2】 スイッチング素子と抵抗の直列回路と、
    該直列回路に並列に接続された抵抗から構成されるディ
    スチャージ回路(2e)を上記ワイアードオアの出力側に接
    続し、 圧電素子(M1,…,Mn)の放電動作終了後、ディスチャージ
    回路(2e)により圧電素子(M1,…,Mn)の電荷を放電させる
    ことを特徴とする請求項1の圧電素子駆動回路の異常検
    出回路。
  3. 【請求項3】 圧電素子を通常印字時の間隔より短い
    印字が行われない程度の充放電間隔で駆動し、電源投入
    後、システム稼働前に圧電素子(M1,…,Mn)およびその駆
    動回路の異常検出動作を行うことを特徴とする請求項1
    または請求項2の圧電素子駆動回路の異常検出回路
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