JP2815062B2 - シクロアルケノ〔b〕ピリジン誘導体の製造法 - Google Patents
シクロアルケノ〔b〕ピリジン誘導体の製造法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はシクロアルカノン類とアリルアルコール類及
びアンモニアを気相で接触反応させシクロアルケノ
〔b〕ピリジン誘導体を製造する方法に関する。シクロ
アルケノ〔b〕ピリジン誘導体は医薬、植物保護剤及び
プラスチックの原料として有用なものである。
びアンモニアを気相で接触反応させシクロアルケノ
〔b〕ピリジン誘導体を製造する方法に関する。シクロ
アルケノ〔b〕ピリジン誘導体は医薬、植物保護剤及び
プラスチックの原料として有用なものである。
従来の技術 シクロアルカノン類とアリルアルコール類及びアンモ
ニアを気相接触反応させてシクロアルケノ〔b〕ピリジ
ン誘導体を製造する方法は公知である(特公昭34−8319
号)。
ニアを気相接触反応させてシクロアルケノ〔b〕ピリジ
ン誘導体を製造する方法は公知である(特公昭34−8319
号)。
発明が解決しようとする課題 特公昭34−8319号公報においてはアリルアルコール
類、シクロアルカノン類およびアンモニアを活性白土に
クロム酸カドミウム又はリン酸カドミウムを20%含む触
媒の存在下、縮合環化反応させてシクロアルケノ〔b〕
ピリジン誘導体を最高収率46%で製造する方法を提案し
ている。この方法における触媒の主たる成分である活性
白土は、天然に産出する(酸性)白土を酸処理して得ら
れるものである。(酸性)白土の組成及び物性が産出地
等により異なり、ひいては一定した品質の活性白土は容
易に得られがたい。このため活性白土の触媒能がバラツ
キ易いので、かかる活性白土を触媒とする前記従来法は
工業的に満足できるものではない。
類、シクロアルカノン類およびアンモニアを活性白土に
クロム酸カドミウム又はリン酸カドミウムを20%含む触
媒の存在下、縮合環化反応させてシクロアルケノ〔b〕
ピリジン誘導体を最高収率46%で製造する方法を提案し
ている。この方法における触媒の主たる成分である活性
白土は、天然に産出する(酸性)白土を酸処理して得ら
れるものである。(酸性)白土の組成及び物性が産出地
等により異なり、ひいては一定した品質の活性白土は容
易に得られがたい。このため活性白土の触媒能がバラツ
キ易いので、かかる活性白土を触媒とする前記従来法は
工業的に満足できるものではない。
また、前記公報においては、活性白土に比べて一定し
た品質のものが容易に得ることのできるシリカアルミナ
を触媒として用いるシクロアルケノ〔b〕ピリジン誘導
体の製造法も示されているが、その収率は未記載であ
る。本発明者らはシリカアルミナを触媒とし、この公報
に記載された好ましい原料モル比にてシクロアルケノ
〔b〕ピリジン誘導体の製造を行なった。ところが、そ
の収率は17.8%(後述の比較例参照)と低いものであ
り、シリカアルミナを触媒とする前記従来法は工業的に
満足できるものではない。
た品質のものが容易に得ることのできるシリカアルミナ
を触媒として用いるシクロアルケノ〔b〕ピリジン誘導
体の製造法も示されているが、その収率は未記載であ
る。本発明者らはシリカアルミナを触媒とし、この公報
に記載された好ましい原料モル比にてシクロアルケノ
〔b〕ピリジン誘導体の製造を行なった。ところが、そ
の収率は17.8%(後述の比較例参照)と低いものであ
り、シリカアルミナを触媒とする前記従来法は工業的に
満足できるものではない。
課題を解決するための手段 本発明者らはシリカアルミナを触媒とするシクロアル
ケノ〔b〕ピリジン誘導体の製造法を改良すべく鋭意検
討した結果、アリルアルコール類、シクロアルカノン類
及びアンモニアからシクロアルケノ〔b〕ピリジン誘導
体を製造する際に、アリルアルコール類とシクロアルカ
ノン類の混合モル比を2以上にすることにより、あるい
はシリカアルミナに亜鉛、クロム、スズ、鉛及びタリウ
ムから選ばれる金属元素の酸化物及び/又はハロゲン化
物を配合してなる触媒を使用することにより従来法より
効率よくシクロアルケノ〔b〕ピリジン誘導体が製造出
来ることを見出し、本発明を完成するに到った。
ケノ〔b〕ピリジン誘導体の製造法を改良すべく鋭意検
討した結果、アリルアルコール類、シクロアルカノン類
及びアンモニアからシクロアルケノ〔b〕ピリジン誘導
体を製造する際に、アリルアルコール類とシクロアルカ
ノン類の混合モル比を2以上にすることにより、あるい
はシリカアルミナに亜鉛、クロム、スズ、鉛及びタリウ
ムから選ばれる金属元素の酸化物及び/又はハロゲン化
物を配合してなる触媒を使用することにより従来法より
効率よくシクロアルケノ〔b〕ピリジン誘導体が製造出
来ることを見出し、本発明を完成するに到った。
すなわち本発明は、 式(I): (式中、Aは炭素数1乃至3の飽和炭化水素基を1個又
はそれ以上有してもよい炭素数3乃至10のアルキレン基
を示す) のシクロアルカノン類と式(II): (式中、R1、R2及びR3は水素原子又は炭素数1乃至8の
炭化水素基を示す) のアリルアルコール類及びアンモニアをシリカアルミナ
の存在下、気相接触反応せしめて 式(III): (式中、A、R1、R2及びR3は前述に同じ)のシクロアル
ケノ〔b〕ピリジン誘導体を製造するに際し、アリルア
ルコール類とシクロアルカノン類のモル比が2以上であ
ることを特徴とするシクロアルケノ〔b〕ピリジン誘導
体の製造法に関する。
はそれ以上有してもよい炭素数3乃至10のアルキレン基
を示す) のシクロアルカノン類と式(II): (式中、R1、R2及びR3は水素原子又は炭素数1乃至8の
炭化水素基を示す) のアリルアルコール類及びアンモニアをシリカアルミナ
の存在下、気相接触反応せしめて 式(III): (式中、A、R1、R2及びR3は前述に同じ)のシクロアル
ケノ〔b〕ピリジン誘導体を製造するに際し、アリルア
ルコール類とシクロアルカノン類のモル比が2以上であ
ることを特徴とするシクロアルケノ〔b〕ピリジン誘導
体の製造法に関する。
さらに本発明は 式(I): (式中Aは炭素数1乃至3の飽和炭化水素基を1個又は
それ以上有してもよい炭素数3乃至10のアルキレン基を
示す) のシクロアルカノン類と式(II): (式中、R1、R2及びR3は水素原子又は炭素数1乃至8の
炭化水素基を示す) のアリルアルコール類及びアンモニアを亜鉛、クロム、
スズ、鉛及びタリウムから選ばれる金属元素の酸化物及
び/又はハロゲン化物ならびにシリカアルミナを含有す
る触媒の存在下、気相接触反応せしめることを特徴とす
る 式(III): (式中、A、R1、R2及びR3は前述に同じ)のシクロアル
ケノ〔b〕ピリジン誘導体の製造法に関する。
それ以上有してもよい炭素数3乃至10のアルキレン基を
示す) のシクロアルカノン類と式(II): (式中、R1、R2及びR3は水素原子又は炭素数1乃至8の
炭化水素基を示す) のアリルアルコール類及びアンモニアを亜鉛、クロム、
スズ、鉛及びタリウムから選ばれる金属元素の酸化物及
び/又はハロゲン化物ならびにシリカアルミナを含有す
る触媒の存在下、気相接触反応せしめることを特徴とす
る 式(III): (式中、A、R1、R2及びR3は前述に同じ)のシクロアル
ケノ〔b〕ピリジン誘導体の製造法に関する。
本発明の式(I)及び(III)において、炭素数3乃
至10のアルキレン基としてはトリメチレン基、テトラメ
チレン基ヘキサメチレン基などがあげられ、炭素数1乃
至3の炭化水素基としてはメチル基、エチル基、プロピ
ル基などのアルキル基が好ましい。
至10のアルキレン基としてはトリメチレン基、テトラメ
チレン基ヘキサメチレン基などがあげられ、炭素数1乃
至3の炭化水素基としてはメチル基、エチル基、プロピ
ル基などのアルキル基が好ましい。
本発明の式(II)及び(III)における炭素数1乃至
8の炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基などの飽和ア
ルキル基あるいはフエニル基、ベンジル基などの芳香族
基が好ましい。
8の炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基などの飽和ア
ルキル基あるいはフエニル基、ベンジル基などの芳香族
基が好ましい。
本発明におけるシクロアルカノン類としては、シクロ
ペンタノン、シクロヘキサノン、シクロヘプタノン、シ
クロドデカノン、3,5,5−トリメチルシクロヘキサノ
ン、2,5−ジメチルシクロヘキサノン、3,4−ジメチルシ
クロヘキサノン、3,5−ジメチルシクロヘキサノン、2
−メチルシクロヘキサノン、3−メチルシクロヘキサノ
ン、4−メチルシクロヘキサノン、4−エチルシクロヘ
キサノン等があげられる。
ペンタノン、シクロヘキサノン、シクロヘプタノン、シ
クロドデカノン、3,5,5−トリメチルシクロヘキサノ
ン、2,5−ジメチルシクロヘキサノン、3,4−ジメチルシ
クロヘキサノン、3,5−ジメチルシクロヘキサノン、2
−メチルシクロヘキサノン、3−メチルシクロヘキサノ
ン、4−メチルシクロヘキサノン、4−エチルシクロヘ
キサノン等があげられる。
本発明におけるアリルアルコール類としてはアリルア
ルコール、β−メチルアリルアルコール、3−ブテン−
2−オール、2−ペンテン−1−オール、3−ペンテン
−2−オール、1−ヘキセン−3−オール、2−ヘキサ
ン−1−オール、1−オクテン−3−オール、4−フエ
ニル−2−ブテン−1−オール等があげられる。
ルコール、β−メチルアリルアルコール、3−ブテン−
2−オール、2−ペンテン−1−オール、3−ペンテン
−2−オール、1−ヘキセン−3−オール、2−ヘキサ
ン−1−オール、1−オクテン−3−オール、4−フエ
ニル−2−ブテン−1−オール等があげられる。
アリルアルコール類とシクロアルカノン類のモル比
は、シリカアルミナを触媒とした場合2以上であり、好
ましくは3以上である。アリルアルコール類とシクロア
ルカノン類のモル比が2未満の場合、後述の比較例に示
すごとくシクロアルケノ〔b〕ピリジン誘導体の収率は
17.8%と低い。
は、シリカアルミナを触媒とした場合2以上であり、好
ましくは3以上である。アリルアルコール類とシクロア
ルカノン類のモル比が2未満の場合、後述の比較例に示
すごとくシクロアルケノ〔b〕ピリジン誘導体の収率は
17.8%と低い。
亜鉛、クロム、スズ、鉛及びタリウムから選ばれる金
属元素の酸化物及び/又はハロゲン化物ならびにシリカ
アルミナを含有する触媒を使用する場合、アリルアルコ
ール類とシクロアルカノン類のモル比は特に制限はない
が、1以上が好ましくさらに好ましくは2以上であり、
特に好ましくは3以上である。
属元素の酸化物及び/又はハロゲン化物ならびにシリカ
アルミナを含有する触媒を使用する場合、アリルアルコ
ール類とシクロアルカノン類のモル比は特に制限はない
が、1以上が好ましくさらに好ましくは2以上であり、
特に好ましくは3以上である。
本発明におけるアンモニアはシクロアルケノ〔b〕ピ
リジン誘導体製造上、化学量論以上が好ましく、さらに
好ましくはシクロアルカノン類1モルに対して3モル以
上、特に好ましくは5モル以上であるが、それ以下でも
実施できる。
リジン誘導体製造上、化学量論以上が好ましく、さらに
好ましくはシクロアルカノン類1モルに対して3モル以
上、特に好ましくは5モル以上であるが、それ以下でも
実施できる。
本発明における反応温度は250から500℃であり、好ま
しくは300から500℃である。
しくは300から500℃である。
本発明における空間速度(以下SVという)は200から5
000Hr-1であり、好ましくは250から2000Hr-1である。
000Hr-1であり、好ましくは250から2000Hr-1である。
本発明は通常アリルアルコール類、シクロアルカノン
類及びアンモニアの混合ガスを反応器に供給することで
実施できるが、希釈剤として不活性ガスを使用すること
もできる。好ましい希釈剤としては水蒸気、窒素、水素
等があげられる。
類及びアンモニアの混合ガスを反応器に供給することで
実施できるが、希釈剤として不活性ガスを使用すること
もできる。好ましい希釈剤としては水蒸気、窒素、水素
等があげられる。
本発明における触媒、シリカアルミナの調製法として
は、一般に広く知られる方法が適用でき、共沈法、後沈
法あるいは混練法等いずれの方法も採用することができ
る。シリカアルミナの組成について特に制限はないが、
シリカ80乃至96%(重量)に対してアルミナ4乃至20%
(重量)が好ましい。
は、一般に広く知られる方法が適用でき、共沈法、後沈
法あるいは混練法等いずれの方法も採用することができ
る。シリカアルミナの組成について特に制限はないが、
シリカ80乃至96%(重量)に対してアルミナ4乃至20%
(重量)が好ましい。
一方、亜鉛、クロム、スズ、鉛及びタリウムから選ば
れる金属元素の酸化物及び/又はハロゲン化物ならびに
シリカアルミナを含有する触媒の調製法も一般に広く知
られた方法が適用できる。すなわちシリカアルミナの調
製法としては前述と同様に共沈法、後沈法あるいは混練
法等いずれの方法も採用できる。さらにシリカアルミナ
と亜鉛、クロム、スズ、鉛及びタリウムを配合する方法
としても一般に広に知られた方法が適用でき、共沈法、
後沈法、混練法、含浸法、イオン交換法等いずれの方法
も採用できる。又この場合もシリカアルミナの組成につ
いて特に制限はないが、シリカ80乃至96%(重量)に対
してアルミナ4乃至20%(重量)が好ましい。亜鉛、ク
ロム、スズ、鉛及びタリウムの酸化物及び/又はハロゲ
ン化物をシリカアルミナに配合する割合は特に制限はな
いがシリカアルミナに0.5乃至35%(重量)、好ましく
は5乃至20%(重量)である。金属ハロゲン化物として
は特に金属弗化物が好ましい。
れる金属元素の酸化物及び/又はハロゲン化物ならびに
シリカアルミナを含有する触媒の調製法も一般に広く知
られた方法が適用できる。すなわちシリカアルミナの調
製法としては前述と同様に共沈法、後沈法あるいは混練
法等いずれの方法も採用できる。さらにシリカアルミナ
と亜鉛、クロム、スズ、鉛及びタリウムを配合する方法
としても一般に広に知られた方法が適用でき、共沈法、
後沈法、混練法、含浸法、イオン交換法等いずれの方法
も採用できる。又この場合もシリカアルミナの組成につ
いて特に制限はないが、シリカ80乃至96%(重量)に対
してアルミナ4乃至20%(重量)が好ましい。亜鉛、ク
ロム、スズ、鉛及びタリウムの酸化物及び/又はハロゲ
ン化物をシリカアルミナに配合する割合は特に制限はな
いがシリカアルミナに0.5乃至35%(重量)、好ましく
は5乃至20%(重量)である。金属ハロゲン化物として
は特に金属弗化物が好ましい。
亜鉛、クロム、スズ、鉛及びタリウムから選ばれる金
属元素の酸化物及び/又はハロゲン化物ならびにシリカ
アルミナを含有する触媒は他の元素を含有していてもよ
い。他の元素としては鉄、コバルト、ニッケル、銅、
銀、ロジウム、パラジウム、白金、モリブデン、ニオ
ブ、ジルコニウム、タングステン、ビスマス、ランタ
ン、ネオジウム、リチウム、ナトリウム、カリウム、ル
ビジウム、セシウム、マグネシウム、カルシウム、スト
ロンチウム、バリウム、トリウム等があげられる。
属元素の酸化物及び/又はハロゲン化物ならびにシリカ
アルミナを含有する触媒は他の元素を含有していてもよ
い。他の元素としては鉄、コバルト、ニッケル、銅、
銀、ロジウム、パラジウム、白金、モリブデン、ニオ
ブ、ジルコニウム、タングステン、ビスマス、ランタ
ン、ネオジウム、リチウム、ナトリウム、カリウム、ル
ビジウム、セシウム、マグネシウム、カルシウム、スト
ロンチウム、バリウム、トリウム等があげられる。
反応は通常常圧で行われるが減圧あるいは加圧下にお
いても実施することができる。反応器は通常固定床で行
えるが、流動床あるいは移動床を用いることもできる。
いても実施することができる。反応器は通常固定床で行
えるが、流動床あるいは移動床を用いることもできる。
次に実施例により本発明を説明する。
なお反応率および収率は次の定義に従って計算した。
実施例−1 蒸留水500gに水ガラス(SiO2として29.0%含有)100g
を加えた水溶液を撹拌しながら90℃に加熱したところに
液バン(Al2O3として8.05%含有)40.0gと30%硫酸51.9
gを加え、さらに25%アンモニア水で中和したのち5時
間撹拌を行い、水酸化物の沈澱を得た。この沈澱を硫酸
根がなくなるまで水洗したのち、120℃で乾燥し、空気
存在下550℃で5時間焼成して触媒を得た。この触媒の
組成はSiO2:Al2O3=90:10(重量比)であった。この触
媒を内径14mmφのパイレックス製反応管に10cc充填し、
反応管の触媒充填部を410℃に保持したところに、アリ
ルアルコール、シクロペンタノンおよびアンモニアをモ
ル比3:1:10に混合したガスをSV660Hr-1で通し、反応ガ
スをメタノールに10分間吸収させ捕集し、ガスクロマト
グラフィーで分析したところシクロペンタノンの反応率
は94.6%、6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ〔b〕ピ
リジン収率37.6%、3−ピコリン収率10.9%であった。
を加えた水溶液を撹拌しながら90℃に加熱したところに
液バン(Al2O3として8.05%含有)40.0gと30%硫酸51.9
gを加え、さらに25%アンモニア水で中和したのち5時
間撹拌を行い、水酸化物の沈澱を得た。この沈澱を硫酸
根がなくなるまで水洗したのち、120℃で乾燥し、空気
存在下550℃で5時間焼成して触媒を得た。この触媒の
組成はSiO2:Al2O3=90:10(重量比)であった。この触
媒を内径14mmφのパイレックス製反応管に10cc充填し、
反応管の触媒充填部を410℃に保持したところに、アリ
ルアルコール、シクロペンタノンおよびアンモニアをモ
ル比3:1:10に混合したガスをSV660Hr-1で通し、反応ガ
スをメタノールに10分間吸収させ捕集し、ガスクロマト
グラフィーで分析したところシクロペンタノンの反応率
は94.6%、6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ〔b〕ピ
リジン収率37.6%、3−ピコリン収率10.9%であった。
実施例−2 アリルアルコール、シクロペンタノンおよびアンモニ
アのモル比を2:1:5にする以外は実施例−1と同様に反
応、反応ガスの捕集およびガスクロマトグラフィー分析
を行ったところ、シクロペンタノンの反応率は95.0%、
6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ〔b〕ピリジン収率2
9.1%、3−ピコリン収率5.4%であった。
アのモル比を2:1:5にする以外は実施例−1と同様に反
応、反応ガスの捕集およびガスクロマトグラフィー分析
を行ったところ、シクロペンタノンの反応率は95.0%、
6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ〔b〕ピリジン収率2
9.1%、3−ピコリン収率5.4%であった。
比較例 アリルアルコール、シクロペンタノンおよびアンモニ
アのモル比を1.5:1:5にする以外は実施例−1と同様に
反応、反応ガスの捕集およびガスクロマトグラフィー分
析を行ったところ、シクロペンタノンの反応率は96.3
%、6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ〔b〕ピリジン
収率17.8%、3−ピコリン収率4.2%であった。
アのモル比を1.5:1:5にする以外は実施例−1と同様に
反応、反応ガスの捕集およびガスクロマトグラフィー分
析を行ったところ、シクロペンタノンの反応率は96.3
%、6,7−ジヒドロ−5H−シクロペンタ〔b〕ピリジン
収率17.8%、3−ピコリン収率4.2%であった。
実施例−3 蒸留水500gに水ガラス(SiO2として29.0%含有)100g
を加えた水溶液を撹拌しながら90℃に加熱したところに
液バン(Al2O3として8.05%含有)49.1gと67.5%硝酸70
gに金属スズ粉末2.9gとかした液および30%硫酸51.9gを
加え、さらに25%アンモニア水で中和したのち5時間撹
拌し水酸化物の沈澱を得た。この沈澱を実施例−1と同
様に水洗、乾燥および焼成して触媒を得た。この触媒の
組成はSiO2:Al2O3:SnO2=88:12:10(重量比)であっ
た。この触媒を用いアリルアルコール、シクロヘキサノ
ンおよびアンモニアのモル比を4:1:8 SVを500Hr-1にす
る以外は実施例−1と同様に反応し、反応ガスの捕集お
よびガスクロマトグラフィー分析を行ったところ、シク
ロヘキサノンの反応率は100%、5,6,7,8−テトラヒドロ
キノリン収率49.1%、3−ピコリン収率20.1%であっ
た。
を加えた水溶液を撹拌しながら90℃に加熱したところに
液バン(Al2O3として8.05%含有)49.1gと67.5%硝酸70
gに金属スズ粉末2.9gとかした液および30%硫酸51.9gを
加え、さらに25%アンモニア水で中和したのち5時間撹
拌し水酸化物の沈澱を得た。この沈澱を実施例−1と同
様に水洗、乾燥および焼成して触媒を得た。この触媒の
組成はSiO2:Al2O3:SnO2=88:12:10(重量比)であっ
た。この触媒を用いアリルアルコール、シクロヘキサノ
ンおよびアンモニアのモル比を4:1:8 SVを500Hr-1にす
る以外は実施例−1と同様に反応し、反応ガスの捕集お
よびガスクロマトグラフィー分析を行ったところ、シク
ロヘキサノンの反応率は100%、5,6,7,8−テトラヒドロ
キノリン収率49.1%、3−ピコリン収率20.1%であっ
た。
実施例−4 実施例−3と同様にして組成SiO2:Al2O3:ZnO=96:4:1
3(重量比)の触媒を調製した。この触媒を用いアリル
アルコール、シクロヘキサノンおよびアンモニアのモル
比を3.5:1:10 反応器の触媒充填部の温度を390℃、SV
360Hr-1とする以外は実施例−1と同様に反応し、反
応ガスの捕集およびガスクロマトグラフィー分析を行っ
たところシクロヘキサノン反応率100%、5,6,7,8−テト
ラヒドロキノリン収率52.0%、3−ピコリン収率18.0%
であった。
3(重量比)の触媒を調製した。この触媒を用いアリル
アルコール、シクロヘキサノンおよびアンモニアのモル
比を3.5:1:10 反応器の触媒充填部の温度を390℃、SV
360Hr-1とする以外は実施例−1と同様に反応し、反
応ガスの捕集およびガスクロマトグラフィー分析を行っ
たところシクロヘキサノン反応率100%、5,6,7,8−テト
ラヒドロキノリン収率52.0%、3−ピコリン収率18.0%
であった。
実施例−5 実施例−3と同様にして組成SiO2:Al2O3:Tl2O=90:1
0:14(重量比)の触媒を調製した。この触媒を用いアリ
ルアルコール、シクロヘプタノンおよびアンモニアのモ
ル比を4:1:24 反応器の触媒充填部の温度を450℃、SV
1,100Hr-1とする以外は実施例−1と同様に反応し反
応ガスの捕集およびガスクロマトグラフィー分析を行っ
たところシクロヘプタノン反応率96.3%、6,7,8,9−テ
トラヒドロ−5H−シクロヘプタ〔b〕ピリジン収率43.3
%、3−ピコリン収率15.0%であった。
0:14(重量比)の触媒を調製した。この触媒を用いアリ
ルアルコール、シクロヘプタノンおよびアンモニアのモ
ル比を4:1:24 反応器の触媒充填部の温度を450℃、SV
1,100Hr-1とする以外は実施例−1と同様に反応し反
応ガスの捕集およびガスクロマトグラフィー分析を行っ
たところシクロヘプタノン反応率96.3%、6,7,8,9−テ
トラヒドロ−5H−シクロヘプタ〔b〕ピリジン収率43.3
%、3−ピコリン収率15.0%であった。
実施例−6 水ガラス(SiO2として29.0%含有)95.0gおよび液バ
ン(Al2O3として8.05%含有)29.8gを使用する以外は実
施例−1と同様にして水酸化物の沈澱を得た。この沈澱
を硫酸根がなくなるまで水洗したのち500gの蒸留水に加
え撹拌しながら90℃に加熱したところに硝酸鉛4.5gおよ
び弗化アンモン1.0gを加え、5時間反応したのち実施例
−1と同様にろ過、水洗、乾燥、焼成して触媒を得た。
得られた触媒の組成はSiO2:Al2O3:pbF2=92:8:11であっ
た。この触媒を用いアリルアルコール、シクロヘプタノ
ンおよびアンモニアのモル比を3:1:10反応器の触媒充填
部の温度を350℃、SV 630Hr-1とする以外は実施例−1
と同様に反応し、反応ガスの捕集およびガスクロマトグ
ラフィー分析を行ったところシクロヘプタノン反応率10
0%、6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ〔b〕
ピリジン収率52.1%、3−ピコリン収率13.5%であっ
た。
ン(Al2O3として8.05%含有)29.8gを使用する以外は実
施例−1と同様にして水酸化物の沈澱を得た。この沈澱
を硫酸根がなくなるまで水洗したのち500gの蒸留水に加
え撹拌しながら90℃に加熱したところに硝酸鉛4.5gおよ
び弗化アンモン1.0gを加え、5時間反応したのち実施例
−1と同様にろ過、水洗、乾燥、焼成して触媒を得た。
得られた触媒の組成はSiO2:Al2O3:pbF2=92:8:11であっ
た。この触媒を用いアリルアルコール、シクロヘプタノ
ンおよびアンモニアのモル比を3:1:10反応器の触媒充填
部の温度を350℃、SV 630Hr-1とする以外は実施例−1
と同様に反応し、反応ガスの捕集およびガスクロマトグ
ラフィー分析を行ったところシクロヘプタノン反応率10
0%、6,7,8,9−テトラヒドロ−5H−シクロヘプタ〔b〕
ピリジン収率52.1%、3−ピコリン収率13.5%であっ
た。
実施例−7 実施例−3と同様にして組成SiO2:Al2O3:pb0=90:10:
12(重量比)の触媒を調製した。この触媒を用いアリル
アルコール、シクロペンタノンおよびアンモニアのモル
比を2:1:8、反応器の触媒充填部の温度を390℃、SV670H
r-1とする以外は実施例−1と同様に反応し、反応ガス
の捕集およびクロマトグラフィー分析を行ったところシ
クロペンタノン反応率100%、6,7−ジヒドロ−5H−シク
ロペンタ〔b〕ピリジン収率40.1%、3−ピコリン収率
8.7%であった。
12(重量比)の触媒を調製した。この触媒を用いアリル
アルコール、シクロペンタノンおよびアンモニアのモル
比を2:1:8、反応器の触媒充填部の温度を390℃、SV670H
r-1とする以外は実施例−1と同様に反応し、反応ガス
の捕集およびクロマトグラフィー分析を行ったところシ
クロペンタノン反応率100%、6,7−ジヒドロ−5H−シク
ロペンタ〔b〕ピリジン収率40.1%、3−ピコリン収率
8.7%であった。
実施例−8 実施例−6と同様にして組成SiO2:Al2O3:CrF3=88:1
2:11(重量比)の触媒を調製した。この触媒を用いアリ
ルアルコール、シクロペンタノンおよびアンモニアのモ
ル比を3:1:16、反応器の触媒充填部の温度を390℃、SV9
40Hr-1とする以外は実施例−1と同様に反応し、反応ガ
スの捕集およびガスクロマトグラフィー分析を行ったと
ころ、シクロペンタノン反応率100%、6,7−ジヒドロ−
5H−シクロペンタ〔b〕ピリジン収率39.4%、3−ピコ
リン収率10.3%であった。
2:11(重量比)の触媒を調製した。この触媒を用いアリ
ルアルコール、シクロペンタノンおよびアンモニアのモ
ル比を3:1:16、反応器の触媒充填部の温度を390℃、SV9
40Hr-1とする以外は実施例−1と同様に反応し、反応ガ
スの捕集およびガスクロマトグラフィー分析を行ったと
ころ、シクロペンタノン反応率100%、6,7−ジヒドロ−
5H−シクロペンタ〔b〕ピリジン収率39.4%、3−ピコ
リン収率10.3%であった。
実施例−9 水ガラス(SiO2として29.0%含有)100g、液バン(Al
2O3として8.05%含有)40.0gおよび硝酸亜鉛10.86gを使
用する以外は実施例−3と同様にして水酸化物の沈澱を
得た。この沈澱を硫酸根がなくなるまで水洗したのち50
0gの蒸留水に加え、撹拌しながら90℃に加熱したところ
に硝酸銅1.88gおよび弗化アンモン0.7gを加え実施例−
1と同様にろ過、水洗、乾燥、焼成して触媒を得た。得
られた触媒の組成はSiO2:Al2O3:ZnO:CuF2=90:10:10:2
(重量比)であった。
2O3として8.05%含有)40.0gおよび硝酸亜鉛10.86gを使
用する以外は実施例−3と同様にして水酸化物の沈澱を
得た。この沈澱を硫酸根がなくなるまで水洗したのち50
0gの蒸留水に加え、撹拌しながら90℃に加熱したところ
に硝酸銅1.88gおよび弗化アンモン0.7gを加え実施例−
1と同様にろ過、水洗、乾燥、焼成して触媒を得た。得
られた触媒の組成はSiO2:Al2O3:ZnO:CuF2=90:10:10:2
(重量比)であった。
この触媒を用いアリルアルコール、4−エチルシクロ
ヘキサノンおよびアンモニアのモル比を4:1:8、反応器
の触媒充填部の温度を400℃、SV 470Hr-1とする以外は
実施例−1と同様に反応し、反応ガスの捕集およびガス
クロマトグラフィー分析を行ったところ、4−エチルシ
クロヘキサノン反応率100%、6−エチル−5,6,7,8−テ
トラヒドロキノリン収率44.1%、3−ピコリン収率18.2
%であった。
ヘキサノンおよびアンモニアのモル比を4:1:8、反応器
の触媒充填部の温度を400℃、SV 470Hr-1とする以外は
実施例−1と同様に反応し、反応ガスの捕集およびガス
クロマトグラフィー分析を行ったところ、4−エチルシ
クロヘキサノン反応率100%、6−エチル−5,6,7,8−テ
トラヒドロキノリン収率44.1%、3−ピコリン収率18.2
%であった。
実施例−10 実施例−9と同様にして組成SiO2:Al2O3:CrO3:AgF=8
5:15:11:5(重量比)の触媒を調製した。この触媒を用
いβ−メチルアリルアルコール、シクロヘキサノンおよ
びアンモニアのモル比を3:1:10反応器の触媒充填部の温
度390℃、SV650Hr-1とする以外は実施例−1と同様に反
応し、反応ガスの捕集およびガスクロマトグラフィー分
析を行ったところ、3−メチル−5,6,7,8−テトラヒド
ロキリン収率43.2%、3.5−ルチジン収率11.1%であっ
た。
5:15:11:5(重量比)の触媒を調製した。この触媒を用
いβ−メチルアリルアルコール、シクロヘキサノンおよ
びアンモニアのモル比を3:1:10反応器の触媒充填部の温
度390℃、SV650Hr-1とする以外は実施例−1と同様に反
応し、反応ガスの捕集およびガスクロマトグラフィー分
析を行ったところ、3−メチル−5,6,7,8−テトラヒド
ロキリン収率43.2%、3.5−ルチジン収率11.1%であっ
た。
発明の効果 本発明によれば、アリルアルコール類、シクロアルカ
ノン類及びアンモニアからシクロアルケノ〔b〕ピリジ
ン誘導体を製造する際に、シリカアルミナを触媒として
用い且つアリルアルコール類とシクロアルカノン類の混
合モル比を2以上にすることにより、あるいは触媒とし
て亜鉛、クロム、スズ、鉛及びタリウムから選ばれる金
属元素の酸化物及び/又はハロゲン化物ならびにシリカ
アルミナを含有する触媒を使用することにより、シリカ
アルミナ触媒とする従来法よりも高い収率でシクロアル
ケノ〔b〕ピリジン誘導体を製造することができる。
ノン類及びアンモニアからシクロアルケノ〔b〕ピリジ
ン誘導体を製造する際に、シリカアルミナを触媒として
用い且つアリルアルコール類とシクロアルカノン類の混
合モル比を2以上にすることにより、あるいは触媒とし
て亜鉛、クロム、スズ、鉛及びタリウムから選ばれる金
属元素の酸化物及び/又はハロゲン化物ならびにシリカ
アルミナを含有する触媒を使用することにより、シリカ
アルミナ触媒とする従来法よりも高い収率でシクロアル
ケノ〔b〕ピリジン誘導体を製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B01J 23/26 B01J 23/26 Z // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300
Claims (4)
- 【請求項1】式(I): (式中、Aは炭素数1乃至3の飽和炭化水素基を1個又
はそれ以上有してもよい炭素数3乃至10のアルキレン基
を示す。)のシクロアルカノン類と 式(II): (式中、R1、R2及びR3は水素原子又は炭素数1乃至3個
の炭化水素基を示す。)のアリルアルコール類及びアン
モニアを、シリカアルミナの存在下、気相接触反応せし
めて式(III): (式中、A、R1、R2及びR3は前述に同じ。)のシクロア
ルケノ〔b〕ピリジン誘導体を製造するに際し、アリル
アルコール類とシクロアルカノン類のモル比が2以上で
あることを特徴とするシクロアルケノ〔b〕ピリジン誘
導体の製造法。 - 【請求項2】式(I): (式中、Aは炭素数1乃至3の飽和炭化水素基を1個又
はそれ以上有してもよい炭素数3乃至10のアルキレン基
を示す。)のシクロアルカノン類と 式(II): (式中、R1、R2及びR3は水素原子又は炭素数1乃至3個
の炭化水素基を示す。)のアリルアルコール類及びアン
モニアを、亜鉛、クロム、スズ、鉛及びタリウムから選
ばれる金属元素の酸化物及び/又はハロゲン化物並びに
シリカアルミナを含有する触媒の存在下、気相接触反応
せしめることを特徴とする 式(III): (式中、A、R1、R2及びR3は前述に同じ。)のシクロア
ルケノ〔b〕ピリジン誘導体の製造法。 - 【請求項3】ハロゲン化物が弗化物である請求項2記載
の方法。 - 【請求項4】アリルアルコール類とシクロアルカノン類
のモル比が2以上である請求項2記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63195263A JP2815062B2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | シクロアルケノ〔b〕ピリジン誘導体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63195263A JP2815062B2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | シクロアルケノ〔b〕ピリジン誘導体の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0245470A JPH0245470A (ja) | 1990-02-15 |
JP2815062B2 true JP2815062B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=16338236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63195263A Expired - Lifetime JP2815062B2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | シクロアルケノ〔b〕ピリジン誘導体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2815062B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2996525B2 (ja) * | 1991-03-20 | 2000-01-11 | 株式会社日立製作所 | 燃料噴射弁 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2639702C2 (de) * | 1976-09-03 | 1984-03-08 | Degussa Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur Herstellung von 2,3-Cycloalkenopyridinen |
-
1988
- 1988-08-03 JP JP63195263A patent/JP2815062B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0245470A (ja) | 1990-02-15 |
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