JP2813877B2 - 折り箱縁糊付装置 - Google Patents

折り箱縁糊付装置

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JP2813877B2
JP2813877B2 JP8209153A JP20915396A JP2813877B2 JP 2813877 B2 JP2813877 B2 JP 2813877B2 JP 8209153 A JP8209153 A JP 8209153A JP 20915396 A JP20915396 A JP 20915396A JP 2813877 B2 JP2813877 B2 JP 2813877B2
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JP
Japan
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box edge
folding box
gluing
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sizing
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JP8209153A
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Inventor
清 友村
泰博 友村
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有限会社友村製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弁当や調理食品等
を収容する折り箱の製造において、折り箱縁材を折り曲
げて両端を接着するための、折り箱縁糊付装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の折り箱は細長いプラスチック発泡
板からなる縁材の一側辺近くに、底板を嵌める溝を設け
るとともに、折り曲げ用のVカット溝と両端に接合斜面
を形成して、手作業により底板を溝に嵌めながらVカッ
ト溝部を折り曲げて箱状に両端の接合斜面を合わせる前
に、その接合斜面に適宜に人手により接着剤を塗布(糊
付け)して接着し組み立てていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の手作業による糊
付けでは、敏速な作業が要求されるための焦りから接着
剤の塗布料が一定せず、また接合斜面の全面に均一に塗
布できない場合が生じ、接着不良の発生率が高いといっ
た問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、接合斜面への糊付けを機械化するこ
とにより、接着剤の塗布量が一定となり、接合斜面の全
面に均一な塗布ができるため、組立作業速度にタイミン
グを合わせて本発明装置により糊付けすれば、糊付け直
後に順次折り箱に組み立てられて、接着不良を防止と組
立工程の標準化が容易に可能となるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、細長い板材の幅方向
に、両端の接合斜面と複数の折り曲げ用Vカット溝を形
成した折り箱縁材を、接合斜面を上向きにして長手方向
に移送するコンベアの末端近くに、一端を回動自在に軸
支し、コンベアの流れ方向に配置した糊付動作板を、下
側に持上手段を具備して設け、この糊付動作板の上方
に、進行中の折り箱縁材を検出するセンサーを設けると
ともに、糊付動作板の反軸支端付近の上方に、軸心が前
記コンベアの進行方向と直交する糊付ロールを配設し、
センサーが進行中の折り箱縁材を検出して持上手段を作
動し、糊付動作板を軸支点を中心として傾斜に持ち上げ
た時、折り箱縁材の一端の接合斜面が糊付ロールの外周
に接して糊付けした後旧位に復する構成としたものであ
る。
【0006】また、前記糊付ロールの外周に先端を接近
して、その間隙により塗布量を規定するとともに、糊付
ロールの外周との間にホットメルト系の接着剤溜を形成
する塗布量調節板を、ヒーター付支持具に取り付けたも
のである。
【0007】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は折り箱縁材10をコンベア11に長手方向を進行
方向に合わせて乗せ、A矢印の方向に移動中に、先端部
が糊付動作板12により持ち上げられて接合斜面10a
が糊付ロール15の外周に接触して糊付けされている状
態を示している。
【0008】糊付動作板12は、コンベア11の末端に
接近して一端を回動自在に軸支12aされ、コンベア1
1の進行方向に延設した板であって、裏面にエアシリン
ダ13のロッド先端が連結してあり、この糊付動作板1
2の上方にはセンサー14が設けてあり、さらに糊付動
作板12の先端付近の上方に糊付ロール15が軸心をコ
ンベア11の進行方向と直交して配設されている。
【0009】この糊付ロール15には、その外周に先端
を接近して間隙により塗布量を規定する塗布量調節板1
6を、ヒータ付支持具17に小ねじ18により調節可能
に取り付けてあり、糊付ロール15の外周と塗布量調節
板16とによって接着剤溜19が形成され、ホットメル
ト系接着剤20が溜められて、回転する糊付ロール15
の外周に適量付着させる。
【0010】図中21はコンベア11の末端の上部に設
けた繰出ロール、22は糊付動作板12に続いて設けた
受板、23は受板22の末端に接近して設けた上下一対
の間隔が開閉する取出ロールを示す。
【0011】以上の構成により、コンベア11に乗って
A矢印の方向に進行する接合斜面10a及び折曲用V溝
10bを上向きとした折り箱縁材10が、コンベア11
の末端上部に設けた繰出ロール21により、平素は仮想
線で示すコンベア11と同じ平面にある糊付動作板12
上に繰り出されたとき、その先端の接合斜面10aをセ
ンサー14が検出する。
【0012】続いて折り箱縁材10の接合斜面10a
が、糊付ロール15に近づいた時にエアシリンダ13を
作動させて、糊付動作板12を実線の状態に傾斜に持ち
上げることにより、折り箱縁材10が折曲用V溝10b
で折れ曲がり、または糊付動作板12自体の弾力により
湾曲して傾斜に持ち上げられ、先端側の接合斜面10a
を糊付ロール15の外周に接触させて瞬間的に糊付けす
る。
【0013】この糊付け完了直後にエアシリンダ13を
逆作動させて糊付動作板12を旧位の仮想線状態に戻
す。このとき、折り箱縁材10はまだ長いのでコンベア
11と繰出ロール21により繰り出されているから受板
22上に乗って進行し、先端の糊付した接合斜面10a
が仮想線の状態に開いている取出ロール23の間を通り
過ぎた時、この取出ロール23は実線の状態に間隔を狭
めて折り箱縁材10を取り出すものであり、かくして接
合斜面10aに塗布された接着剤が取出ロール23の外
周に付着するのを防止している。
【0014】この取出ロール23の作動時にはまだ折り
箱縁材10が繰出ロール21により繰り出されている
が、取出ロール23の取り出し速度と、繰出ロール21
の繰り出し速度は同一に設定されているため、何ら支障
は起こらない。また、エアシリンダ13の作動と取出ロ
ール23の開閉のタイミングは、センサー14が折り箱
縁材10を検出した時点からの時間のずれをタイマーに
より制御するものである。
【0015】こうして糊付けされた折り箱縁材10は、
接着剤が乾かないうちに素早く順次手作業により既設の
底嵌溝に底を嵌めながら両端の接合斜面10aを合わせ
て接着し、折り箱に組立てられる。
【0016】なお、本実施例で接着剤はホットメルト系
のものの使用例を示したが、それ以外の接着剤を使用す
ることも勿論可能である。また、持上手段13としてエ
アシリンダを示したが、カム等の他の手段を利用するこ
とも可能である。また、コンベア11はベルト式のもの
を示したが、ローラーコンベアを使用しても差し支えな
い。また、底の取付けには溝に嵌めるもののほか箱縁と
して接着完了後に底部に貼り付ける等種々であるが、本
願の趣旨とは別の事柄であり詳述を省く。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0018】接着剤の塗布量が緻密に調整できるため過
不足なく一定となり理想的な接着ができるから接着不良
がなくなり、また、接着剤が多すぎて合わせ目からはみ
出して見苦しいといったこともなく、品質が一定する。
【0019】接着剤が接合斜面の全面に平均して塗布さ
れ全面が密着るため、収容する食品からの汁分が接着面
から漏れ出すのを防止することができる。
【0020】接着剤の使用量が一定するため、手作業に
よる場合にとかく塗布過多となることによる無駄がなく
なって経済的である。
【0021】作業の標準化が容易となるため生産計画が
立てやすく、正確な納期管理や在庫管理が行えるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す概要図である。
【符号の説明】
10 折り箱縁材 10a 接合斜面 10b 折曲用V溝 11 コンベア 12 糊付動作板 13 エアシリンダ 14 センサー 15 糊付けロール 16 塗布量調節板 17 ヒーター付支持具 18 小ねじ 19 接着剤溜 20 接着剤 21 繰出ロール 22 受板 23 取出ロール

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い板材の幅方向に、両端の接合斜面
    (10a)と複数の折曲用V溝(10b)を形成した折
    り箱縁材(10)を、接合斜面(10a)を上向きにし
    て長手方向に移送するコンベア(11)の末端近くに、
    一端を回動自在に軸支(12a)し、コンベア(11)
    の流れ方向に配置した糊付動作板(12)を、下側に持
    上手段(13)を具備して設け、糊付動作板(12)の
    上方に、進行中の折り箱縁材(10)を検出するセンサ
    ー(14)を設けるとともに、糊付動作板(12)の反
    軸支端付近の上方に、軸心がコンベア(11)の進行方
    向と直交する糊付ロール(15)を配設し、センサー
    (14)が進行中の折り箱縁材(10)を検出して持上
    手段(13)を作動し、糊付動作板(12)を軸支(1
    2a)を中心として傾斜に持ち上げた時、折り箱縁材
    (10)の一端の接合斜面(10a)が糊付ロール(1
    5)の外周に接して糊付けした後旧位に復する構成とし
    たことを特徴とする折り箱縁糊付装置。
  2. 【請求項2】 糊付ロール(15)の外周に先端を接近
    して間隙により塗布量を規定するとともに、糊付ロール
    (15)の外周との間にホットメルト系の接着剤溜(1
    9)を形成する塗布量調節板(16)を、ヒーター付支
    持具(17)に取り付けた請求項1記載の折り箱縁糊付
    装置。
JP8209153A 1996-07-18 1996-07-18 折り箱縁糊付装置 Expired - Lifetime JP2813877B2 (ja)

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