JP2813494B2 - 貫流送風機内蔵型空気調和機 - Google Patents
貫流送風機内蔵型空気調和機Info
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- JP2813494B2 JP2813494B2 JP3155543A JP15554391A JP2813494B2 JP 2813494 B2 JP2813494 B2 JP 2813494B2 JP 3155543 A JP3155543 A JP 3155543A JP 15554391 A JP15554391 A JP 15554391A JP 2813494 B2 JP2813494 B2 JP 2813494B2
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- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Description
和機に関する。
は、従来、図6横断面図及び図7部分斜視図に示すよう
に、空気調和機本体1には熱交換器2及び貫流送風機3
が内蔵されており、貫流送風機3はスタビライザー4及
び後壁5により画成された流路内に配設されている。ス
タビライザー4はその上端部4aが全て同一の高さ寸法
を有しており、貫流送風機3の軸線3aに沿って平行に
位置し、貫流送風機3との隙間が一定になっている。し
かして、貫流送風機3の回転により本体1の吸込口6よ
り導入された空気は熱交換器2を通過した後、貫流送風
機3によって付勢されて吹出口7から室内へ吹出す。
の空気調和機においては、貫流送風機3の回転に伴って
そのブレードがスタビライザー4を通過するときの周期
的な圧力変動によりf=NZ/60(fは周波数
(HZ ),Nは回転数(rpm),Zはブレードの枚
数)を基本周波数成分とするいわゆるNZ音等の騒音が
発生する。そこで、これに対して貫流送風機3とスタビ
ライザー4との隙間を大きくしたり、スタビライザー4
の上端部4aを高く位置せしめることによって騒音の低
減を図ることができるが、そうすると、他方貫流送風機
3の空力性能の低下を招くこととなる。
たもので、空力性能を低下することなく、騒音を低減す
る貫流送風機内蔵型空気調和機を提供することを目的と
する。
タビライザー及び後壁により画成された流路内に貫流送
風機を配設してなる空気調和機において、上記スタビラ
イザーと貫流送風機との隙間を、この貫流送風機の軸線
方向に沿って少なくとも両端のうち一端の一部区間を一
定とし、この一定区間以外の区間は上記貫流送風機の他
端に向かうに従って漸減するようにすると共に、上記ス
タビライザーの上端を高低を有する形状としたことを特
徴とする。
ライザーとの隙間が貫流送風機の軸線方向に沿った区間
において異なり、またスタビライザーの上端部が高低を
有していることから空気調和機本体内の各断面での空気
の流動状態が異なって貫流送風機の回転に基づく圧力変
動の位相差が生じ、各断面ごとのNZ音の最大音圧時点
がずれることとなってNZ音の音圧レベルが低減する。
またこのNZ音の低減化により貫流送風機とスタビライ
ザーとの隙間を狭くすることができ、これにより空力性
能の増加を図ることができる。
と、図1はその貫流送風機部分を示す部分斜視図、図2
は図1の平面図、図3は図1の空気調和機の空気流れを
示す横断面図、図4は本発明による風量と騒音との関係
を示す線図、図5は本発明による回転数と風量との関係
を示す線図である。
それぞれ同図と同一の機器,部材を示し、本発明が、同
図の構造と大きく異なるところは、そのスタビライザー
の形状及びその貫流送風機に対する相対位置にある。ま
ず、図1〜図2において、貫流送風機3の軸線3aの方
向に沿って取付けられたスタビライザー10は貫流送風
機3との隙間Sがその一端から所定の区間Aまでは一定
の距離S0 を有し、区間Aを超える区間Bにあっては他
端に向かうに従がって次第に狭少となるように位置して
いる(図2参照)。またスタビライザー10の上端部1
0aは全て同一高さHに位置されるのではなく、高低を
有するようになっている(図1参照)。なおここにスタ
ビライザー10は熱交換器で結露したドレンを貯溜する
ドレンパンとしての機能を備えるようにしてもよい。
空気調和機にあっては貫流送風機3の回転に伴って発生
するNZ音の音圧レベルが図4に示すように、従来のも
のと比べて大きく低減する。これは貫流送風機3とスタ
ビライザー10との隙間Sが区間Bにおいて異なる分布
をなし、またスタビライザー10の上端部10aが高低
を有していることから本体1の各断面での空気の流動状
態が異なって貫流送風機3の回転に基づく圧力変動の位
相差が生じ、各断面ごとのNZ音の最大音圧時点がずれ
ることとなって任意の時点におけるNZ音の音圧積算値
が低減することによるものと推測される。また、図5に
示すように空気調和機の空力性能が向上する。これは、
本発明では図7に示したものと比べて貫流送風機3が同
一の回転数で運転されたときは風量が多くなることによ
る。本発明では図3に示すように、貫流送風機3に特有
の再循環渦Cがスタビライザー10の付近で形成するこ
とは、従前通りであるが、上述したNZ音の低減化によ
り隙間Sを従来のものと比べて狭くすることが可能とな
り、この結果再循環渦Cが小さく形成されて貫流送風機
3の空気吸込領域θが大きく確保されることとなり、同
一回転数に対する風量の増加をもたらし、更には貫流送
風機3の同一仕事量に対するブレード1枚当りの負荷が
低下することによって騒音レベルが低減することによ
る。従って、本発明では空気調和機本体内の各断面にお
ける空気流動状態を異ならしめることによってNZ音等
の騒音レベルの低減ならびに空力性能の増加を図ること
ができ、ここで貫流送風機3とスタビライザー10との
隙間S形状及びスタビライザー10の上流端10a形状
は図1〜図2に示したものに限定されるものではない。
ビライザーと貫流送風機との隙間が貫流送風機の軸線方
向に沿った各区間において異なり、またスタビライザー
の上端部が高低を有しているため本体内の各断面での空
気の流動状態が異なって圧力変動の位相差が生じる結果
NZ音を低減することができる。またこのNZ音の低減
化によりスタビライザーと貫流送風機との隙間をより狭
小化でき、これにより空力性能を増大できる他、騒音レ
ベルを低減することができる。
及び後壁により画成された流路内に貫流送風機を配設し
てなる空気調和機において、上記スタビライザーと貫流
送風機との隙間を、この貫流送風機の軸線方向に沿って
少なくとも両端のうち一端の一部区間を一定とし、この
一定区間以外の区間は上記貫流送風機の他端に向かうに
従って漸減するようにすると共に、上記スタビライザー
の上端を高低を有する形状としたことにより、空力性能
を低下することなく、騒音を低減する貫流送風機内蔵型
空気調和機を得るから、本発明は産業上極めて有益なも
のである。
分を示す部分斜視図である。
ある。
ある。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 スタビライザー及び後壁により画成され
た流路内に貫流送風機を配設してなる空気調和機におい
て、上記スタビライザーと貫流送風機との隙間を、この
貫流送風機の軸線方向に沿って少なくとも両端のうち一
端の一部区間を一定とし、この一定区間以外の区間は上
記貫流送風機の他端に向かうに従って漸減するようにす
ると共に、上記スタビライザーの上端を高低を有する形
状としたことを特徴とする貫流送風機内蔵型空気調和
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3155543A JP2813494B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 貫流送風機内蔵型空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3155543A JP2813494B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 貫流送風機内蔵型空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04356630A JPH04356630A (ja) | 1992-12-10 |
JP2813494B2 true JP2813494B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=15608358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3155543A Expired - Fee Related JP2813494B2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 貫流送風機内蔵型空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2813494B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4539855B2 (ja) * | 2005-06-30 | 2010-09-08 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
JP4910669B2 (ja) * | 2006-12-08 | 2012-04-04 | パナソニック株式会社 | 空気調和機の室内ユニット |
JP2010133623A (ja) * | 2008-12-04 | 2010-06-17 | Daikin Ind Ltd | 送風装置 |
CN103196179B (zh) * | 2012-01-06 | 2016-03-02 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调器 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP3155543A patent/JP2813494B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04356630A (ja) | 1992-12-10 |
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