JP2812447B2 - 画像データ発生装置 - Google Patents

画像データ発生装置

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JP2812447B2
JP2812447B2 JP4202543A JP20254392A JP2812447B2 JP 2812447 B2 JP2812447 B2 JP 2812447B2 JP 4202543 A JP4202543 A JP 4202543A JP 20254392 A JP20254392 A JP 20254392A JP 2812447 B2 JP2812447 B2 JP 2812447B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ等の画像出力
装置に画像データを出力する画像データ出力装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来の画像データ発生装置は、画像デー
タの出力先である画像出力装置との間で、例えばプロト
コールのためのデータ等、画像データとは異なるデータ
を通信する場合、例えばファクシミリ装置等の様に、画
像出力装置との間で画像データと同じラインを介してか
かるデータを通信していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、例えばマイクロコンピュータ等により画像
データとプロトコールのためのデータとを合成して同じ
信号線を用いて出力するので、画像データの出力速度が
CPUの処理能力に依存することとなり、画像データを
高速に通信することができない。また画像出力装置側に
おいても、受信されたデータが画像データであるのか否
かを判別する必要があり、かかる点からも画像データの
高速通信は難しい。本発明の目的は、上記技術的課題を
解決し、画像データを高速に通信することができるとと
もに、信号線の数を大幅に増加させることなく、決めら
れたプロトコールも従って高速な画像データの送信を行
うことができる画像データ発生装置を提供することであ
る。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に従う画像データ発生装置は、出力されるべ
き画像を表わす画像データを画像出力装置(後述する実
施例ではプリンタBに対応する)に送信する画像データ
発生装置(同じく、リーダAに対応する)において、原
稿画像を読取って、前記画像出力装置に送信されるべき
画像データを生成する画像データ生成手段(同じくCC
D1−1,1−2,CCDドライバ33(図6)に対応
する)と、バスラインに接続されるマイクロコンピュー
タ(同じく、マイクロコンピュータ36に対応する)
と、前記画像データ発生手段によって発生された画像デ
ータを、前記マイクロコンピュータ及び前記バスライン
を介することなく第1の信号線(同じくラインJR3に
対応する)を用いて画像出力装置に送信する送信手段
(同じくシフトメモリ34に対応する)と、前記バスラ
インを介して前記マイクロコンピュータに接続され、前
記画像出力装置との間をインタフェースするインタフェ
ース部(同じく、シリパラ変換器35に対応する)とを
有し、前記インタフェース部は、前記第1の信号線とは
異なる第2の信号線(同じく、ラインS・DATA1に
対応する)を用いて前記画像出力装置から伝送クロック
に同期してシリアル通信されるプロトコールのためのデ
ータをパラレルデータに変換して前記バスラインに導出
するシリアル/パラレル変換手段を備えたことを特徴と
する。 【0005】 【実施例】図1(a)に本発明を実施した複写装置の外
観を示す。本装置は基本的に2つのユニットにより構成
される。リーダAとプリンタBである。このリーダとプ
リンタは機械的にも機能的にも分離してあり、それ自身
を単独で使うことが出来るようになっている。接続は電
気ケーブルでのみ接続するようになっている。リーダA
には操作部A−1が付いている。詳細は後述する。 【0006】図2にリーダA、プリンタBの構造断面図
を示す。原稿は原稿ガラス3上に下向きに置かれ、その
載置基準は正面から見て左奥側にある。その原稿は原稿
カバー4によって原稿ガラス上に押えつけられる。原稿
は蛍光灯ランプ2により照射され、その反射光はミラー
5,7とレンズ6を介して、CCD1の面上に集光する
よう光路が形成されている。そしてこのミラー7とミラ
ー5は2:1の相対速度で移動するようになっている。
この光学ユニットはDCサーボモータによってPLLを
かけながら一定速度で左から右へ移動する。この移動速
度は原稿を照射している往路は180mm/secで、
戻りの復路は468mm/secである。この副走査方
向の解像度は16lines/mmである。 【0007】処理できる原稿の大きさはA5〜A3まで
あり、原稿の載置方向はA5,B5,A4が縦置きで、
B4,A3が横置きである。そして原稿サイズに応じて
光学ユニットの戻し位置を3ケ所設けてある。第1ポイ
ントはA5,B5,A4共通で原稿基準位置より220
mmのところ、第2ポイントはB4で同じく364mm
のところ、第3ポイントはA3で同じく431.8mm
のところとしてある。 【0008】次に主走査方向について、主走査巾は前記
の原稿載置向きによって最大A4のヨコ巾297mmと
なる。そして、これを16pel/mmで解像するため
に、CCDのビット数として4752(=297×1
6)ビット必要となるので、本装置では2628ビット
のCCDアレーセンサを2個用い、並列駆動するように
した。従って、16lines/min、180mm/
secの条件より、主走査周期(=CCDの蓄積時間)
は 【0009】 【外1】 となる。CCDの転送速度は 【0010】 【外2】 となる。 【0011】次に図2に於いて、リーダの下に置かれて
いるプリンタの概観について説明する。リーダ部で処理
されビット・シリアルになった画像信号はプリンタのレ
ーザ走査光学系ユニット25に入力される。このユニッ
トは半導体レーザ、コリメータレンズ、回転多面体ミラ
ー、Fθレンズ、倒れ補正光学系より成っている。 【0012】リーダからの画像信号は半導体レーザに印
加され電気−光変換されその発散するレーザ光をコリメ
ータレンズで平行光とし、高速で回転する多面体ミラー
に照射され、レーザ光をそれによって感光体8に走査す
る。この多面体ミラーの回転数は2,600rpmで回
されている。そして、その走査巾は約400mmで、有
効画像巾はA4ヨコ寸法の297mmである。従ってこ
の時の半導体レーザに印加する信号周波数は約20MH
z(NRz)である。このユニットからのレーザ光はミ
ラー24を介して感光体8に入射される。 【0013】この感光体8は一例として導電層−感光層
−絶縁層の3層からなる。従って、これに像形成を可能
とさせるプロセスコンポーネントが配置されている。9
は前除電器、10は前除電ランプ、11は一次帯電器、
12は二次帯電器、13は全面露光ランプ、14は現像
器、15は給紙カセット、16は給紙ローラ、17は給
紙ガイド、18はレジスト・ローラ、19は転写帯電
器、20は分離ローラ、21は搬送ガイド、22は定着
器、23はトレーである。 【0014】感光体8及び搬送系の速度はリーダの往路
と同じく180mm/secである。従って、リーダと
プリンタを組合せてコピーをとる時の速度はA4で30
枚/分となる。また、プリンタは感光ドラムに密着した
コピー紙を分りするのに手前側に分りベルトを用いてい
るが、その為にそのベルト巾分の画像が欠ける。もし、
その巾分にも信号を乗せてしまうと現像をしてしまい、
そのトナーによって分りベルトが汚れ、以後の紙にも汚
れをつけてしまう結果になるので、予めリーダ側でこの
分りベルト巾分8mmにはプリント出力のビデオ電気信
号をカットするようにしてある。また、コピー紙の先端
にトナーが付着していると定着する際、定着ローラに巻
き付きジャムの原因になるので、紙の先端2mm巾だけ
トナーが付着しない様同じく電気信号をリーダ側でカッ
トしている。 【0015】次に図14(a),(b)にリーダ、プリ
ンタの主走査方向と出力される画像を示している。リー
ダは奥側から手前側へ、プリンタは手前側から奥側へ行
なっている。 【0016】本例の複写装置は画像編集等のインテリジ
ェンシを持つが、このインテリジェンシはリーダ側で、
CCDで読取った信号を加工して行なっており、リーダ
から出力される段階ではいかなる場合に於いても、一定
ビット数(4752)で一定速度(13.89MHz)
の信号が出るようになっている。インテリジェンシの機
能としては、0.5→2.0倍の範囲の任意の倍率、特
定の倍率に拡大/縮小すること、指定された領域のみ画
像を抜き出すトリミング機能、トリミングされた像をコ
ピー紙上の任意の場所に移動させる移動機能がある。そ
の他、キー指定により32階調でハーフトーン処理する
機能がある。更にはこれらの個々のインテリジエント機
能を組合せた複合機能を有する。後述図19にこれらの
具体例を示す。 【0017】図19は編集機能を示すもので、(a)は
原稿表面を示し、(b)はトリミング座標指定のみを行
なったときのコピー完成時の状態、(c)はトリミング
座標指定+移動座標指定(但し、コピー紙サイズを越え
るとエラー表示)を行ったときの、(d)はトリミング
座標指定+移動座標指定+任意倍率の拡大(但し、コピ
ー紙サイズを超えるとエラー表示)を行ったときの、
(e)はトリミング座標指定+移動座標指定+任意倍率
の縮小、を行ったときの、(f)はトリミング座標指定
+AUTO指定(0.5→2倍の範囲の倍率でカセット
・サイズ向きに合せて基準位置より変倍する)、を行っ
たときの、(g)はトリミング座標指定+AUTO指定
を行ったときのコピー完成時の状態を示す。尚、移動座
標にシフトされるトリミング座標は副走査方向の値が一
番小さい座標ポイントを基準にして決める。 【0018】図20はCCDとレーザの主走査方向の関
係を示したもの、図21はトリミング座標指定の手法を
示したものである。 【0019】直線で囲まれた1つのワクであれば、指定
順序は(1〜6)の如く行なう。この座標指定は図4の
テンキー12aを用いて行なう。 【0020】又本例の装置は画像情報が電気信号になっ
ていること、又、リーダ、プリンタが分りされており、
それぞれが独立した機能になっていることからこれら相
互間で画情報の伝送をすることを可能にする。通信する
場合、本装置は、リーダ/プリンタがセットになってい
る場合とリーダのみ単独の場合に、リーダ側に通信モジ
ュールを付け、プリンタ単独の場合はプリンタ側に通信
モジュールをつけ、これらユニット間をループ状に結線
することによって構内ローカル通信を可能としている。
構外に通信する場合は、ゲートウエイ(公衆回線とロー
カルネットとのインターフエース)を前記ループ上に配
置することによって可能にしている。又ネットワークと
複写装置ユニットを継ないだ本社社屋と支社社屋との間
に電子メールシステムを構成できる。 【0021】図1(b)は、原稿カバー4とガラス3と
の間に挟み得る透明ホルダA−2を示したもので、この
ホルダはオリジナルを収納できるよう2辺を張り合わせ
た袋状になっていて、ガラス3の面と同じ広さがある。
そしてその袋ホルダの一方には図の如くセクション状に
区分けしたラインがひかれていて、その周囲にはタテ、
ヨコ1又は5〜10mm間隔の1〜n,1〜mの座標が
描かれてある。各座標点はガラス3上の各点に対応す
る。そこでこの袋ホルダ中にオリジナルの像面を座標面
に向けてオリジナルを挟み込むとオリジナルの像面各所
が上記座標で示されることが、目視で分かる。従って図
21のトリミング座標、移動座標をこのホルダを目視し
つつ操作部A−1のキーを操作して入力することができ
る。 【0022】入力した後オリジナルの像面をひっくり返
して袋ホルダに収納し直してガラス面上の規定の位置に
載置するか、又はオリジナルを袋ホルダからぬき出して
載置する。又CCDが感応しない波長の色で座標を描く
と、オリジナルを袋ホルダに入れたままガラス面の基準
位置に載置することができる。尚袋ホルダは3辺又は1
辺を張り合わせて構成することもできる。1辺張り合わ
せ、つまり折りシート構成のものであると、厚手、本等
のオリジナルに対しても座標指定ができる。 【0023】図3はネット・ワーク布線図で、各リー
ダ、プリンタモジュールの組合せとそれらをループ状に
結線した様子を示している。本社、支社は各ローカルネ
ットワークを構成する。 【0024】図4は図1の装置の操作部A−1の詳細図
である。この操作部はリーダ単体で使用する時、又はリ
ーダとプリンタをセットにして使用する時に用いられ
る。10a,11aは液晶5×7ドット・マトリックス
表示器で各々20桁あり、10aは標準装備で、11a
は通信機能を持たせる時に追加されるオプション装備で
ある。 【0025】これら表示器上には機械側からガイダンス
(倍率、トリミング座標、移動座標等)が表示され、そ
の示されたガイダンスのいずれを選択するかを下に配置
された1a〜8aまでのソフト・キーによって選択され
る様になっている。又、ガイダンスの中に自分の意図し
た表示がないと9aのエト・セト・ラキーを押すと次々
と選択すべきガイダンスの中身が変る様になっているの
で、自分の意図した表示が現われるまで押し続ければ良
い。 【0026】コピー枚数表示器は遠方からでもわかるよ
うに7セグメントLEDで液晶表示器とは別に設けてあ
る。16a〜19aはプリンタ本体の警告表示器で、1
8aはジヤム、19aは現像剤なし、16aはコピー紙
なし、17aは排トナーオーバーフローを表示する。こ
れらの警告表示は液晶ドット表示器側にもメッセージと
して表示される。 【0027】12aはテン・キー群でコピー枚数、送信
先ダイアル、送信枚数、トリミング座標、再生像の移動
座標等の数値関係のエントリーに使われる。エントリの
完了は「E」キーによって指示する。13a,14aは
コピー/送信開始キーであって、13aのボタンを押し
た時は画像は2値で出力され、14aのボタンはハーフ
・トーンコピー指示ボタンでデイザ法による32階調で
表現された画像が出力される。15aはコピー動作を停
止させる為のストップ・キーである。 【0028】図5はプリンタがネット・ワークの中に於
いて、単独で使用される場合のプリンタの表示器であ
る。1bは電源ランプ,2bは受信中ランプ,3b,4
bは使用カセット段表示器、5bは紙なしランプ、6b
はジャムランプ、7bはトナーなしランプ、8bは排ト
ナーオーバフローランプ、9bはサービスマンコールラ
ンプである。但し、7b,8bはプリント中にトナーな
し又は排トナーオーバーフローになってもランプは点灯
するがカセットに紙がなくなるまでプリントは可能にさ
せるようになっている。これは図4の操作部についても
言える。又5b〜9bのランプ点灯時は、無人運転時を
想定して、警告音を発するようになっている。これは図
4の16a〜19aのランプ点灯時も同様である。 【0029】リーダ・ユニットの詳細説明を行なう。図
6にリーダ・ユニットのシステムブロック図を示す。 【0030】1−1、1−2は各々CCD、33は図1
0の如き、CCDのドライブ及びその出力を標準処理す
るCCDドライバ回路、34はドライバ回路33の出力
を更にトリミング、シフト変倍等の工夫処理をするシフ
トメモリ回路で図13に示される。35はプリンタとプ
ロトコ−ル(前通信)を行なうためのデータシリパラ変
換器、36は各ブロックにバスラインBUSを介して制
御データの入出力等をするマイクロコンピュータでプロ
グラムROM、データRAMを有する。 【0031】37は図10の如く副走査の為の光学系移
動シーケンスを司どるシーケンスドライバで、光学系の
移動路上に設けたホーム位置センサ37a、画先検知セ
ンサ37b、プリントスタート位置センサ37cからの
信号を入力し、プリンタ側の給紙、レジスト、副走査用
DCモータ37d、露光用ランプ37eを制御する。各
センサは第1ミラー7のブロックに設けられた遮光カム
の到来により作動するフォトインタラプタで構成され
る。38は図4の操作部A−1のユニット38aに対応
のデータを入出力するバスインタフェース、39は不図
示の通信用キー/表示ユニット39aに対応のデータを
入出力するバスインタフェースである。 【0032】このリーダに対するインタフェース信号は
右側に示されている。プリンタと接続する時はコネクタ
JR1,JR2,JR3,JR4を後述プリンタ側のコ
ネクタJP1,JP2,JP3,JP4にそれぞれ接続
する。リーダ/プリンタをセットにし、且つ外部と通信
するときはコネクタJR1,JR2,JR3に本来行く
信号を通信インターフェース・モジュール40aに一度
入れ、通信インターフェース40aからプリンタ側のJ
R1,JR2,JR3に接続するようになっている。J
R4はプリンタJR4と直接継なぐ。 【0033】又、通信インタフェースから先は光コネク
タであるJR7,JR8又は同軸コネクタJR5,6と
接続される。光コネクタJR7,8と同軸コネクタJR
5,6はいずれかを選択する形になっており、長距離伝
送のときは光コネクタを、短距離伝送のときは同軸コネ
クタを選択できるよう配慮したものである。JR1〜J
R4のインタフェース信号のタイミングは図7、図8に
示す。 【0034】JR4のBEAM DETECT信号BD
は、プリンタを接続した場合にプリンタへのイメージデ
ータの出力をプリンタスキャナ(後述のポリゴンミラ
ー)の回転と同期をとるためのもので、スキャナによる
各スキャンラインの先端信号と対応する。このBDは図
14(b)にてプリンタのレーザがドラム側部のビーム
検知器102に当ったことを検知して102により出力
されるものである。 【0035】VIDEO,CLKは画像信号とクロック
であり、それぞれ1ライン当り72nS巾で4752個
出力される。この信号はプリンタが接続されている場合
はBEAM DETECT信号に同期して出力され、そ
うでないとき(他への伝送等)は内部の擬似信号に同期
して出力される。VIDEO ENABLEは前記画像
データが4752ビット出力されている期間信号であ
る。これもBEAM DETECT又は内部の擬似信号
に同期して出力される。 【0036】VSYNCは画像先端検知センサ37bの
出力とBEAM DETECT又は内部の擬似信号に同
期して出力される信号であって、これから画像データが
出力されるという意味である。信号巾はVIDEO E
NABLEと同じである。PRINT START信号
はプリンタ側への給紙指令である。このPRINTST
ARTとVSYNCとの時間々隔はCPU(図6)で変
倍倍率やトリミング領域とを考慮して決定される。 【0037】PRINT ENDはプリント側からの応
答信号で、コピー紙の後端が感光ドラムから離れて搬送
ベルト上に乗った時点で出されるもので、プリント動作
が終了した事を示す。これはコピー紙に分離完了を検知
するが、シーケンスタイミングによって出される。AB
X CONNECT信号は通信インタフェース・モジュ
ール40aが接続された事を示す。 【0038】通信インタフェース・モジュールが接続さ
れるとそのモジュール内でこの端子をGNDに落すよう
になっており、それによって通信作動状態にされる。P
RINTER CONNECT信号はPRINTERを
接続した時に出力されるもので、プリンタ側でこの端子
はGNDに接続してある。それによりプリント作動状態
にされる。 【0039】S.DATA,S.CLK,CSC Bu
SY,PSCBuSY,はリーダとプリンタ間でプロト
コール(両者間での伝送の許容、合図等の情報交換)を
するためのシリアル信号ラインである。 【0040】S.DATA,S.CLKは16ビットの
プロトコール・データとクロックであっていずれも双方
向ラインである。CSC BuSYは前記ラインにリー
ダ側がデータとクロックを出力する時に出力され、PS
C BuSYは前記ラインにプリンタ側がデータとクロ
ックを出力する時に出力される。従って、これらはS.
DATAとS.CLKの伝送方向を示すラインというこ
とになる。詳細のタイミングは図8を参照されたい。 【0041】再び図6に戻り、リーダユニットの制御の
中心をなすものはマイクロコンピュータ36にあるCP
Uである。このCPUの役割としては、キー/表示の制
御、シーケンス制御、光ファイバ通信プロトコール、プ
リンタとのプロトコールの制御をすること及びデイスク
リートな画像処理回路の中にある各種カウンタに、キー
/表示部からの画像処理指示に従って、ある計算された
値をプリセットすることである。 【0042】CCDドライバ33は2つのCCDを駆動
する為に電源やタイミングをCCD1−1,1−2に供
給し、そして、そのCCDからそのタイミングに従って
原稿像の光電変換したシリアルな信号を受けとり、これ
を増巾し、アナログ−デジタル変換を行ない2値化する
機能を有するものである。シフト・メモリ34は2個の
CCD各々について2値化された2系列の画像信号を重
なりのない様に一本のシリアルな信号に直し、1ライン
4752ビットのシリアルなVIDEO信号、CLKを
はじめとする前述した各種タイミング信号を生成すると
ころである。 【0043】シリパラ変換器35はプリンタとのプロト
コールするためのシリアル信号をパラレル信号に変換し
CPUのバスラインと直結可能にしたCPUとのインタ
フェース部である。シーケンス・ドライバ37は光学系
の系路上に設けられた3個のセンサのインタフェース、
光源用螢光灯ドライブ回路、副走査用DCモータのドラ
イブ回路と速度制御用のPLL回路が内蔵されている。 【0044】バス・インタフェース38、39は図4の
操作用キーと5×7ドット20桁の液晶ドライバ回路と
CPUバスラインBUSとのインタフェースである。オ
プションとしての通信インタフェース・モジュール40
aとCPUとを結合しプロトコールを行なうためのバス
インタフェース40がある。 【0045】図9と図7に従って、シーケンス制御につ
いて説明する。図9に示す如く、リーダの走査光学系上
には3個の位置センサ37a〜37cを有する。リーダ
正面より見て最も左側に光学系ホーム位置センサ(信号
OHPを出力)があり、通常光学系はこの位置に停止し
ている。 【0046】リーダが駆動されると光学系は左から右へ
走査を開始し、丁度画像の基準位置にあたるところに画
像先端センサ37bを設けてある。制御回路はこのセン
サ37bを検知すると画像データ信号(VIDEO,C
LK)を出力すると共に、各主走査サイクル(347.
2μS)に於けるデータ有効期間(VIDEO ENA
BLE)を示す信号を発生させる。そして制御回路はこ
のVIDEO ENABLE信号の数を前記センサ37
bより計数を開始し、プリンタのカセットサイズ又は変
倍に応じた第1ポイント、第2ポイント、第3ポイント
に対応する計数値αに達した時、光学系前進駆動信号を
切り、後進駆動信号に切換え反転する。 【0047】復路の途中には、PRINT START
センサ37cが設けてあり、反転後光学系がこのセンサ
を作動すると制御回路は指定されたコピー枚数分走査し
たかどうか判断し、指示枚数と一致しなければプリンタ
に次の給紙指示を与えるためのPRINT START
信号を発生させる。尚図9のT2 がT1 と等しくなるよ
うセンサ37cの位置を調整することが必要である。 【0048】(変倍)次に原稿像を拡大/縮小する方法
について図10を基に述べる。変倍の基本的考え方とし
ては、副走査方向はDCサーボモータ37dの速度を可
変にすることである。CPUがキー入力された倍率を基
に速度を計算し、更にその速度に対応するPLL周波数
を算出しI/Oラッチ(1)58に走査前にプリセット
しておく。復路の時はある固定値がセットされ、それに
より高速で光学系を戻す。 【0049】これはCPUのROMに格納された値がこ
のI/Oラッチ(1)にプリセットすることでなされ
る。従って、2倍に拡大する時は等倍時の速度(180
mm/sec)に対し1/2の速度で動かし、1/2に
縮小する時は2倍の速度で動かすことになる。主走査
は、一定周波数で出力されてくるCCDのシリアル信号
(A/D変換後)を倍率に応じたクロック・レートでサ
ンプリングする方法である。例えば2倍に拡大する時は
CCDクロックレートの2倍のクロックレートでサンプ
リングすれば源情報1ビットに対し、1ビット増加でデ
ータが得られ1/2倍に縮小する時はCCDクロックレ
ートの1/2クロックレートでサンプリングすれば源情
報2ビットに対し1ビット間引かれたデータが得られる
ようになる。 【0050】CPUは入力倍率を基にこのクロック・レ
ートを算出し、副走査開始前にI/Oラッチ(2)50
にセットするようにする。前述した如く、CCDは26
28ビット構成であるがその中にはダミービットが36
ビットあり有効ビットは2592ビットということにな
る。そしてその駆動周波数は7.569MHZ であっ
て、その信号ラインがφ1 クロックライン55である。
変倍の為のクロックは、φ1 と同じ源発振とI/Oラッ
チ(2)の値に基づきVCO49で発振される周波数を
PLL48で同期をとりφ2 として可変周波数を形成し
ている。 【0051】CCDから出力される2592ビットのア
ナログ信号はAMP42で増巾されAGC(自動利得制
御回路)にかけられる。AGC43は、螢光灯の長期的
な光量変化、原稿の地肌等によって白レベルが変化する
ので、その白レベルを検知し、それからの相対的変化量
がA/Dコンバータ44にかけられるよう白レベルをク
ランプする回路である。そしてAGCの出力はA/Dコ
ンバートされ2値である6ビットのパラレルビットに変
換される。 【0052】一方デイザROM54は主走査方向は8ビ
ット間隔、副走査方向も8ビット間隔で同じ重みコード
(6ビット)が出力するよう設定してあり、そしてこの
8×8=64ビットのマトリックス内は32種の重みコ
ードが割振られている。従って3ビットの主走査カウン
タ51と3ビットの副走査カウンタ52によってこのデ
イザROM54をアドレッシングしてやることによって
異なった重みコードが出力される。又この8×8の中に
設定されている重みコードの組合せは複数組あり、その
組合せによってハーフトーン画像の再現性を変えられる
よう配慮されている。この組み合わせの選択はI/Oラ
ッチ(3)53により行なわれ、このラッチへのプリセ
ットはCPUによって副走査開始前に行なわれる。 【0053】この主走査カウンタ51は倍率による可変
周波数であるφ2 クロックによって駆動され、副走査カ
ウンタ52はBEAM DETECT信号により駆動さ
れる。そして、このデイザROM54からの6ビットの
重みコードとA/D変換した6ビットコードがコンパレ
ータ47でコンパレートされ2値化された、シリアルな
ハーフトーン再現可能な画像信号が得られるようになっ
ている。従って異なったクロックレートでサンプリング
すると言った意味はA/D変換値を、異なったクロック
レートで出力される重みコードとコンパレートされると
いう意味である。 【0054】もし、このコンパレートをφ1 と同レート
でコンパレート後、変倍を単純にビットの間引、挿入
を、あるアルゴリズムの下で行なった場合通常の2値画
像ならそれでいいが、ハーフトーンでデイザがかかった
ものを行なったならば、45°のデイザパターンが30
°とか60°とかのパターンになったり、それが階段状
になってしまいスムーズな再現が得られなくなる。従っ
て、本例では、コンパレートのレートを変倍の倍率に応
じて変えるようにした。 【0055】次に45の回路であるが、これはA/D変
換による変換時間が各ビットにより異なる為に再度φ1
でラッチし同期を合わせている。又、当然のこととし
て、シフトメモリ57−1、57−2のアドレスカウン
タはφ2 クロックで動かされる。以上によって、シフト
メモリ57−1、57−2には等倍時には2592ビッ
ト入り、1/2倍時には1296ビット、2倍時には5
184ビット入ることになる。 【0056】副走査用DCモータ37dの速度はCPU
にI/Oラッチ(1)58にプリセットされた値がVC
O59に入力され、これによる発振周波数が源発振とP
LL60で同期がとられサーボ回路61に印加されるこ
とによって制御される様になっている。尚、変倍時の副
走査のストロークはいかなる倍率に於いても第3ポイン
ト(431.8mm)まで走査する。これにより無段階
変倍する領域指定に対し都合がいい。 【0057】(CCD継目補正)2つのCCDを自動で
継なぐ方法(主走査方向)について述べる。 【0058】図11に示す如くリーダ(光学系)のホー
ム位置上(スイッチ37a上)の主走査巾にわたって白
色板を設け、通常光学系がホーム・ポジションにあたっ
て、光源を点灯した時はこの白色板が照射されその反射
光がCCDに入力されるようになっている。従って、制
御回路はホームポジションにある時、光量のバラツキ、
2つのCCDの感度のバラツキを補正(シエーディング
補正)する。 【0059】又、この白色板の中心位置に2mm巾で副
走査方向に長い黒細線Blを設けてある。尚この細線は
量子化の整数倍寸法巾であればよい。そして、同じく光
学系がホーム位置にある時、光源を点灯することによっ
て2つのCCDの各々の端部のビットにこの黒細線が現
れるので、これらCCDの信号をシフトメモリに入力
し、CCD1系信号の下位128ビット、CCD2系信
号の上位128ビットを比較する。そしてこの各々の1
28ビット・データは前後に必ず白ビットが現われ黒ビ
ットがサンドイッチになっていることを確認する。そし
てCCD1系の下位の白ビット数とCCD2系の上位の
白ビット数と黒ビット数を加えたビット数をCCD2系
のシフト・メモリから読出す時に間引く。図中CCDの
矢印は主走査方向、副の矢印は副走査方向を示す。 【0060】図12に具体的な方法を記す。シフト・メ
モリに画像信号を書込む為には、シフト・メモリ57−
1、57−2にスタティックRAMを使うので書込み用
アドレス・カウンタ(ライトアドレス・カウンタ63)
と読み出し用アドレス・カウンタ(リード・アドレス・
カウンタ64、65)を設ける。CCDに入力される情
報量は変倍の倍率毎に異なるので本例では、まずCCD
1系のライト・アドレス・カウンタ(1)をLSBより
アップカウントで、入力されるクロックφ2 によって計
数し、何カウントで止まったか確認する。これをCPU
のRAMに記憶する。もし等倍の倍率であったならば2
592カウントで止まるはずである。 【0061】次にCCD1系の上位8ビット(主走査で
最初に出てくるビットがMSB)とCCD2系の下位8
ビットを取りだすために、CCD1系のライト・アドレ
ス・カウンタ63に前記の確認された値をセットし、C
CD2系のアドレス・カウンタに08H(ヘキサコード
の08)をセットし、ダウンカウントモードに指定す
る。一方各々のCCDからの画像信号を入力する8ビッ
トのシフトレジスタを設け、このシフトレジスタの駆動
期間をCCDの主走査期間を示すVIDEO ENAB
LE信号の立ち上りから、前記カウンタ(VIDEO
ENABLE 期間出力されるクロックにより動く。)
のリップル・キャリまでとすることによって、CCD1
系のシフトレジスタには、CCD1系の最上位8ビット
の、CCD2系のシフトレジスタには最下位8ビットの
画像信号が残ることになる。 【0062】そして、これらのシフトレジスタに残った
値はCPUに読み取られメモリに記憶する。次に、CC
D1系の上位9〜16ビット、CCD2系の下位9〜1
6ビットを取り出すために、CCD1系のライト・アド
レス・カウンタには(前記確認された値−8)をセット
し、CCD2系のライト・アドレス・カウンタには10
Hをセットし、以下前記と同様の手法によって読み出
す。 【0063】この動作を次々と繰り返し、CCD1系の
上位128ビット、CCD2系の下位128ビットをメ
モリに展開した後、黒ビット数、CCD1系の下位白ビ
ット数、CCD2系の上位白ビット数を算出する。そし
てCCD1系の下位白ビット数、CCD2系の上位白ビ
ット数、黒ビット数を加えたビット数をCCD2系のシ
フト・メモリから読み出す時に間引くことによって主走
査方向の継なぎを達成する。 【0064】次に継なぎ論理成立後のシフト・メモリの
動きを説明する。シフト・メモリに書込む時は、CCD
1系及びCCD2系のライト・アドレス・カウンタに前
記何カウントで止まったか確認した値をプリントセット
し、ダウンカウントでシフト・メモリをアドレッシング
して書込む。シフト・メモリから読出す時にまず考慮し
なければならないのは原稿の主走査方向の基準である。 【0065】図11に示す如く、原稿載置基準は継なぎ
用の黒細線(1.5mm巾)の中心から148.5mm
のところにあるので、CCD1系にシフト・メモリの読
み出し開始アドレスは、(上記の下位白ビット数)+
(黒ビット数/2)+(148.5×16×倍率)の値
になる。CCD2系の読み出し開始アドレスは(前記の
確認された値)−(継なぎビット数)の値である。そし
て13.89MHZ で4752パルスのリード・クロッ
クによってまずCCD1系のリード・アドレス・カウン
タ(1)をダウンカウントで動かし、0になりリップル
・キャリが出たらCCD2系のリード・アドレス・カウ
ンタ(2)をダウン・カウントで動かす。 【0066】図13にこれらシフト・メモリに係る回路
図を示す。シフト・メモリ(1)はCCD1系の画像デ
ータが入るスタティック・メモリである。シフト・メモ
リ(2)はCCD2系の画像データが入るスタティック
・メモリである。ライト・アドレス・カウンタ63はシ
フト・メモリ(1)、及び(2)にデータを書込む時の
アドレス・カウンタである。リード・アドレス・カウン
タ(1)はシフト・メモリ(1)からデータを読み出す
時のアドレス・カウンタであり、リード・アドレス・カ
ウンタ(2)はシフト・メモリ(2)から読み出す時の
アドレス・カウンタである。 【0067】アドレス・セレクタ(1)はライト・アド
レス・カウンタ63のアドレス信号とリード・アドレス
・カウンタ(1)のアドレス信号のいずれかを選択しシ
フト・メモリ(1)をアドレッシングするためのもので
あり、アドレス・セレクタ(2)はライト・アドレス・
カウンタ63のアドレス信号とリード・アドレス・カウ
ンタ(2)のアドレス信号のいずれかを選択しシフト・
メモリ(2)をアドレッシングするためのものである。
シフト・レジスタ74はCCD1系の画像データを最下
位から8ビットずつ取り出すためのレジスタであり、シ
フト・レジスタ76はCCD2系の最上位から8ビット
ずつ画像データを取り出すためのレジスタである。 【0068】F/F73はVIDEO ENABLE信
号の立上がりでセットし、ライト・アドレス・カウンタ
63のリップル・キャリでリセットするF/Fでシフト
・レジスタ74に入力する期間を制御するためのもので
あり、F/F75はVIDEO ENABLEの立上り
でセットし、リード・アドレス・カウンタ(2)のリッ
プル・キャリでリセットするF/Fで、シフト・レジス
タ76に入力する期間を制御するためのものである。I
/Oポート72はライト・アドレス・カウンタ63をア
ップカウントで動かした時にどこまで計数したかCPU
が読み取り確認するためのI/Oである。 【0069】I/Oレジスタ66、67、69はライト
・アドレス・カウンタ63、リード・アドレス・カウン
タ64、65にそれぞれプリセット値をCPUが与える
ためのレジスタである。I/Oレジスタ68はライト・
アドレス・カウンタ63、リード・アドレス・カウンタ
65にアップカウントかダウンカウントかをCPUが指
定するためのもの、又アドレス・セレクタ70、71に
どちらのカウンタ値を選択するかCPUが指定するため
のもの、リード・アドレス・カウンタ(2)をライトク
ロックかリードクロックで動かすかを決めるためのもの
と、継なぎを行なうにあたってTEST信号を与えるこ
とによって1ライン分の画像データをCCDドライバ回
路からシフト・メモリ回路に対し与えてくれるようCP
Uが制御するためのものである。 【0070】この回路図に従い、継なぎを行なうために
CCD1系の画像データを最下位より8ビットずつ、C
CD2系の画像データを最上位より8ビットずつ128
ビット取り出す動作を説明する。 【0071】(1)CPUはまずライト・アドレス・カ
ウンタ63をアップカウントモードにI/Oレジスタ
(1)に0をセットする。(2)I/Oレジスタ(4)
のTEST信号(マシンスタートに相当)として1個パ
ルスを与えることにより図10のCCDドライバから1
個のVIDEO ENABLE、倍率に応じたφ2 クロ
ックが発生し、データがシフト・メモリに与えられる。 【0072】(3)I/Oポートよりライト・アドレス
・カウンタ63の値をCPUが取り込む。(4)ライト
・アドレス・カウンタ63をダウンカウントモードに、
リード・アドレス・カウンタ(2)をダウンカウントモ
ードにセットし、I/Oレジスタ(1)に(3)で記憶
した値をプリセットし、I/Oレジスタ(3)に7Hを
プリセットする。(5)TEST信号に1個パルスを与
えVIDEO ENABLEがなくなったらシフト・レ
ジスタ74、76の8ビットを順次メモリに取り込み記
憶する。 【0073】(6)I/Oレジスタ(1)に((3)の
値−7H)を、I/Oレジスタ(2)に10Hをセット
する。(7)(5)を行なう。(8)以下同様にしてI
/Oレジスタ(1)に((3)の値−77H)を、I/
Oレジスタ(2)に7FHをセットし、TEST信号を
与え、シフト・レジスタ74、76を読込むまで行な
う。以上継ぎ目補正については同出願人による特願昭5
7−128073号明細書に詳しい。 【0074】図15にトリミング像を任意のポイントを
基準に任意の倍率に変倍する画像編集を行なう手法に付
いて図解する。図15(a)は原稿面、図15(b)は
拡大図、図15(c)はシフト図である。その画像編集
の基本的手法は、(1)トリミング領域の座標値と移動
座標値と倍率とによって編集後の座標値を算出する(図
15(a)〜(c))ものである。それは(2)トリミ
ング領域の座標値から主走査方向の座標値(x)、副走
査方向の座標値(y)のうち最小(原稿載置基準より)
のものをCPUが判定しx0 ,y0 とする。 【0075】座標はmm単位でキーにより入力されるの
で、又16ライン/mmなので、y0 座標のライン数L
oは(y0 ×16)となる。又x0 座標の情報量Ioは
(x0 ×16)となる(図15(a))。(3)編集後
の領域座標値からx方向、y方向の最小のものをCPU
が判定しx1 、y1 とする(図15(c))。(4)x
0 と倍率とx1 をベースに、シフト・メモリから読み出
すリード・アドレス・カウンタにおける読出し開始アド
レスのプリセット値を決める(図15(c)のアドレス
A3の算出)。 【0076】この点を図18により詳述する。これはシ
フト・メモリで2倍の拡大に供すべく(4752×2)
ビットがある。単純拡大した時メモリの情報量I1
(x0×倍率×16)ビットとなる。又、x0 座標の倍
率に応じたシフト・メモリのアドレスAは(A1
1 )となる。尚、A1 はメモリの先頭アドレスでCC
Dの継なぎ補正時RAMに記憶されている。 【0077】ところでy0 座標の倍率に応じたライン数
2 は(L0 ×倍率)となる。次にこの拡大像をx1
シフト点から出力すべくシフト・メモリの読出し開始ア
ドレスA3 を求めるが、それはA2 +I2 となる。尚I
2 はシフト座標x1 に応じた情報量で、(x1 ×16)
である。ところでy1 座標のライン数L1 はy1 ×16
である。 【0078】次に(5)y0 と倍率とy1 をベースに前
述PRINT START(給紙)信号とVSYNCの
時間間隔を決定する(L3 の算出)。即ちL1 −L2
それに対応する。この差が正の時はPRINTSTAR
T信号を基準より、L3 ×主走査サイクル(347.2
μS)早く出す。又負の時はPRINTSTART信号
を上記より遅く出す。 【0079】(6)編集の領域のみに画像を出力するた
めに、主走査方向の画像データの一部のみをゲートする
ためのSTART BIT COUNTERとEND
BIT COUNTERを設ける。これは図13の8
0、81に各々対応する。これはI/Oを介してゲート
の為のカウントデータをプリセットする。フリップフロ
ップ82はカウンタ80のカウントアップでセットさ
れ、81でリセットされる。図16にその動作が示され
る。 【0080】(7)トリミング領域の座標値と倍率から
副走査方向の変化点間のライン数を算出する(図15
(d),(e),(f))。これはCUPでVIDEO
ENABLEをカウントすることにより行なう。図中
Mが副走査方向の変化点間のライン数、Hが主走査方向
のビット数、Nが変倍時の副走査方向の変化点間のライ
ン数(N=M×倍率)である。 【0081】(8)編集後のx方向座標値から(7)の
変化点に於けるSTART BITCOUNTERとE
ND BIT COUNTERのプリセット値を算出
し、図17の如くセットする。 【0082】尚、トリミングがなく全面に画像を出力す
る場合に於いても、このSTARTBIT COUNT
ERとEND BIT COUNTERを先端余白と分
り余白作成の為に利用する。初期化時は上と同様である
が、先端余白の2mm×16ライン=36ライン計数後
は分離ベルトかけ巾分をさけるためにSTARTBIT
COUNTERを7.5mm×16ビット=120ビ
ットにセットする。 【0083】以上の工程は図6のCPUからの制御信
号、データラッチの助けをかりて実行される。 【0084】図19に各種像変換の例を示すが、図19
の(f)、(g)の例はオートキーをオンすることによ
り実行される。それは図4のエトセトラキー9aをオン
すると表示器10aに「オートキー」の表示が出てく
る。その表示の下のソフトキーをオンすることで実行さ
れる。その為にプリンタBのカセットサイズを検知し、
それをリーダAに送ってそのサイズに合う倍率をCPU
が自動選択して、前述の倍率制御を行なう。その場合カ
セットシートのタテ、ヨコに合わせるかは、トリミング
像全体が収まる方向の倍率を選択する。 【0085】ところで図4のエトセトラキー9aをオン
すると、表示器10aに「縮小」が表示され、その下の
キーをオンすると(A3→A4,B4→B5,A4→A
5)と(A3→B4,A4→B5,B4→A4)の2系
列が替わって表示され、各表示の下のキーをオンすると
固定倍率がセットされる。又更にエトセトラキーをオン
する「拡大」が表示され、上記と同様(A4→A3,B
5→B4,A5→A4)と(B4→A3,B5→A4,
A4→B4)の2系列が表示され、その下のソフトキー
により固定拡大倍率がセットされる。 【0086】又更にキー9aをオンすると、10aにて
「倍率指定」の表示がされる。この場合テンキーの入力
より倍率を指定する。倍率は原稿のたて及び横方向へ原
稿1に対する倍率でMAX2倍MiN0.5倍の範囲で
有効である。尚トリミングにおける変倍指定は、指定さ
れた倍率でコピー紙サイズを超えるとエラー表示が10
aにてなされる。 【0087】 【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、画像
データ生成手段によって生成された画像データは、マイ
クロコンピュータ及びバスラインを介することなく第1
の信号線を用いて前記画像出力装置に出力されるととも
に、前記画像出力装置との間をインタフェースし、シリ
アル/パラレル変換手段を備えるインタフェース部を設
け、前記第1の信号線とは異なる第2の信号線を用いて
前記画像出力装置から伝送クロックに同期してシリアル
通信されるプロトコールのためのデータをパラレイルデ
ータに変換して前記バスラインに導出する様に構成した
ので、信号線を大幅に増設することなく、かつ前記マイ
クロコンピュータの処理能力等に依存することなく、決
められたプロトコールに従って高速な画像データの送信
が可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を実施した複写装置及び透明ホルダの外
観図である。 【図2】本発明を実施したリーダA及びプリンタBの断
面図である。 【図3】ネットワーク布線図である。 【図4】本発明を実施した複写装置の操作部の詳細図で
ある。 【図5】本発明を実施したプリンタの表示器の詳細図で
ある。 【図6】本発明を実施したリーダ・ユニットのシステム
ブロック図である。 【図7】本発明を実施したリーダとプリンタの間のイン
タフェース信号のタイミング図である。 【図8】本発明を実施したリーダとプリンタの間のシリ
アル信号のタイミング図である。 【図9】本発明を実施したリーダの位置センサの配置図
である。 【図10】本発明を実施したCCDドライバ及びシーケ
ンスドライバの回路図である。 【図11】本発明を実施したリーダのCCD継なぎ目補
正用の黒細線の位置を示す図である。 【図12】本発明を実施したリーダのCCD継なぎ目補
正の方法を示す図である。 【図13】本発明を実施したリーダのシフト・メモリに
係る回路図である。 【図14】本発明を実施したリーダ及びプリンタの主走
査方向と出力画像を示す図である。 【図15】本発明を実施した複写装置の画像編集の手法
を示す図である。 【図16】本発明を実施したリーダのカウンタの動作を
示す図である。 【図17】本発明を実施したリーダのカウンタのプリセ
ット値がセットされるメモリの構成図である。 【図18】本発明を実施したリーダのシフトメモリの読
出し開始アドレスを示す図である。 【図19】本発明を実施した複写装置の編集機能を示す
図である。 【図20】本発明を実施した複写装置のCCDとレーザ
の主走査方向の関係を示す図である。 【図21】本発明を実施した複写装置におけるトリミン
グ座標の手法を示す図である。 【符号の説明】 35 データシリパラ変換器 36 マイクロコンピュータ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−76704(JP,A) 特開 昭57−147731(JP,A) 特開 昭56−164665(JP,A) 特開 昭57−123761(JP,A) インターフェース、1979[11]CQ出 版社P.102−121 インターフェース、1980[11]CQ出 版社P.100−117

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.出力されるべき画像を表わす画像データを画像出力
    装置に送信する画像データ発生装置において、 原稿画像を読取って、前記画像出力装置に送信されるべ
    き画像データを生成する画像データ生成手段と、 バスラインに接続されるマイクロコンピュータと、 前記画像データ発生手段によって発生された画像データ
    を、前記マイクロコンピュータ及び前記バスラインを介
    することなく第1の信号線を用いて画像出力装置に送信
    する送信手段と、 前記バスラインを介して前記マイクロコンピュータに接
    続され、前記画像出力装置との間をインタフェースする
    インタフェース部とを有し、 前記インタフェース部は、前記第1の信号線とは異なる
    第2の信号線を介して前記画像出力装置から伝送クロッ
    クに同期してシリアル通信されるプロトコールのための
    データをパラレルデータに変換して前記バスラインに導
    出するシリアル/パラレル変換手段を備えたことを特徴
    とする画像データ発生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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