JP2812355B2 - ワキシング装置を備えた繊維機械及びワキシング装置 - Google Patents
ワキシング装置を備えた繊維機械及びワキシング装置Info
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H71/00—Moistening, sizing, oiling, waxing, colouring or drying filamentary material as additional measures during package formation
- B65H71/005—Oiling, waxing by applying solid wax cake during spooling
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- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H13/00—Other common constructional features, details or accessories
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- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02J—FINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
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- Textile Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行する糸にワックス
を付着させるワキシング装置およびワキシング装置を備
えた自動ワインダ等の繊維機械に関するものである。
を付着させるワキシング装置およびワキシング装置を備
えた自動ワインダ等の繊維機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動ワインダーで糸を巻く際、糸
の摩擦抵抗を減少させると共に毛羽を抑制する目的で、
強制回転する円筒状の固形ワックスの端面に糸を接触走
行させて、該糸にワックスを付着することが行なわれて
おり、図11にその一例を示す。
の摩擦抵抗を減少させると共に毛羽を抑制する目的で、
強制回転する円筒状の固形ワックスの端面に糸を接触走
行させて、該糸にワックスを付着することが行なわれて
おり、図11にその一例を示す。
【0003】図において、ワキシング装置81は、円筒
状のワックス82を図示しない動力源により回転する断
面角形状の支持軸83に嵌挿し、更に、該支持軸83
に、角孔84を穿設した円形固定プレート85を嵌合し
てその片面に突設したスパイク86でワックス82を支
持軸83に固定している。そして、上記固定プレート8
5の他面を図示省略した支点を中心に揺動可能になった
押圧レバー87で軸方向に押圧してワックス82の糸接
触側端面88を3個のピン89に当接させて該端面88
を位置決めすると共に、ワックス82を挟んで糸道上流
側及び下流側に設けた糸道規制ガイド90,91により
糸Yを僅かに屈曲させてワックス82の端面88に押し
当てるようにして糸Yにワックスを付着させていた。
状のワックス82を図示しない動力源により回転する断
面角形状の支持軸83に嵌挿し、更に、該支持軸83
に、角孔84を穿設した円形固定プレート85を嵌合し
てその片面に突設したスパイク86でワックス82を支
持軸83に固定している。そして、上記固定プレート8
5の他面を図示省略した支点を中心に揺動可能になった
押圧レバー87で軸方向に押圧してワックス82の糸接
触側端面88を3個のピン89に当接させて該端面88
を位置決めすると共に、ワックス82を挟んで糸道上流
側及び下流側に設けた糸道規制ガイド90,91により
糸Yを僅かに屈曲させてワックス82の端面88に押し
当てるようにして糸Yにワックスを付着させていた。
【0004】しかし、このようなワキシング装置81に
おいては、トラバース等により糸Yの巻取張力が変動す
るとワックス端面88に対する押圧力が変動し、また、
押圧レバー87が巻きバネにより付勢しているので、ワ
ックス82の消費に伴い押圧レバー87が角変位する
と、該押圧レバー87による加圧力が変動し、ワックス
82の付着量が安定しなかった。更には、ワックス82
は糸Yの片側にしか付着されないこともあり、付着量も
充分とは言えなかった。しかも、糸により削られたワッ
クス粉が支持軸83,ピン89及びガイド90,91に
付着して糸道やワックスの定位置を狂わせ、糸とワック
スの曲線角が変化して錘間(ユニット間)ばらつきを生
じていた。また、各錘間の消費量にばらつきを生じ易い
のでワックス82の交換時期を管理し難いという問題が
あった。
おいては、トラバース等により糸Yの巻取張力が変動す
るとワックス端面88に対する押圧力が変動し、また、
押圧レバー87が巻きバネにより付勢しているので、ワ
ックス82の消費に伴い押圧レバー87が角変位する
と、該押圧レバー87による加圧力が変動し、ワックス
82の付着量が安定しなかった。更には、ワックス82
は糸Yの片側にしか付着されないこともあり、付着量も
充分とは言えなかった。しかも、糸により削られたワッ
クス粉が支持軸83,ピン89及びガイド90,91に
付着して糸道やワックスの定位置を狂わせ、糸とワック
スの曲線角が変化して錘間(ユニット間)ばらつきを生
じていた。また、各錘間の消費量にばらつきを生じ易い
のでワックス82の交換時期を管理し難いという問題が
あった。
【0005】また、ボビン交換や糸継等でワキシング装
置81に糸通しを行う際には、レバー92でワックス端
面88を押圧してワックス82をピン89より離反さ
せ、その間に糸Yを通しているが、糸通した後、ワック
ス82を再びピン89に当接させる時、ワックス82が
固定プレート85と共に押圧レバー87に押されて支持
軸83に沿って摺動するため、ワックス82と支持軸8
3との間の摺動の抵抗が大きく、しかも、使用している
間に支持軸83にワックスが付着して一層、摺動抵抗が
大きくなり、ワックス82が作用位置に復帰するのが遅
れ、ワックス82が復帰する間、既に糸Yは走行してい
るため、糸Yにワックスが付着しない部分が増えるとい
う問題があった。
置81に糸通しを行う際には、レバー92でワックス端
面88を押圧してワックス82をピン89より離反さ
せ、その間に糸Yを通しているが、糸通した後、ワック
ス82を再びピン89に当接させる時、ワックス82が
固定プレート85と共に押圧レバー87に押されて支持
軸83に沿って摺動するため、ワックス82と支持軸8
3との間の摺動の抵抗が大きく、しかも、使用している
間に支持軸83にワックスが付着して一層、摺動抵抗が
大きくなり、ワックス82が作用位置に復帰するのが遅
れ、ワックス82が復帰する間、既に糸Yは走行してい
るため、糸Yにワックスが付着しない部分が増えるとい
う問題があった。
【0006】これは、ワックス82の交換時、新たなワ
ックス82を固定プレート85のスパイク86に差し込
んで固定するときに、固定プレート85の角孔84とワ
ックス82との芯合わせが不正確であれば、一層助長さ
れることとなり、ワックス交換上も問題があった。さら
にまた、ワックス付着量の調整をワックス端面88とガ
イド90,91との微妙な位置関係で調整する必要があ
り、この調整に手間取るという問題があった。しかも、
ワックスを回転させる必要性からスパイク付の固定プレ
ート85でワックス82を固定しているため、ワックス
を最後まで消費できなかった。
ックス82を固定プレート85のスパイク86に差し込
んで固定するときに、固定プレート85の角孔84とワ
ックス82との芯合わせが不正確であれば、一層助長さ
れることとなり、ワックス交換上も問題があった。さら
にまた、ワックス付着量の調整をワックス端面88とガ
イド90,91との微妙な位置関係で調整する必要があ
り、この調整に手間取るという問題があった。しかも、
ワックスを回転させる必要性からスパイク付の固定プレ
ート85でワックス82を固定しているため、ワックス
を最後まで消費できなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来のワキシ
ング装置のこのような点に鑑みて、ワックスの付着量及
び消費量を安定化し、且つ、各錘間での付着量及び消費
量のばらつきを無くすると共に、ワックス付着量の調整
が不要であり、しかも、ワックスを残らず消費できるワ
キシング装置を提供することを目的とするものである。
ング装置のこのような点に鑑みて、ワックスの付着量及
び消費量を安定化し、且つ、各錘間での付着量及び消費
量のばらつきを無くすると共に、ワックス付着量の調整
が不要であり、しかも、ワックスを残らず消費できるワ
キシング装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】ワックスと、該ワックス
との間に糸を挟むよう該ワックスに対向して設けたワッ
クス押当て部材と、前記ワックスを前記ワックス押当て
部材に流体圧により押圧する加圧手段とを備えたワキシ
ング装置を、糸を扱うユニットを複数備えた繊維機械の
各ユニットに設けると共に、各ワキシング装置の流体の
圧を調整する調整手段を複数ユニット毎又は各ユニット
毎に設けた。また、前記ワキシング装置に、ワックスを
ワックス押当て部材との間が開閉可能なように摺動可能
に支持するワックス支持部材を設け、該ワックス支持部
材をワックス開閉方向に移動可能にするとともに、該ワ
ックス支持部材にこの支持部材をワックス開方向に移動
したときにワックスと係合する係合部を設けた。また、
前記ワキシング装置における加圧手段の流体を圧縮空気
とし、該圧縮空気をワックスとワックス支持部材との間
及びワックスとワックス押当て部材との間に導入する圧
縮空気導入手段を設けた。
との間に糸を挟むよう該ワックスに対向して設けたワッ
クス押当て部材と、前記ワックスを前記ワックス押当て
部材に流体圧により押圧する加圧手段とを備えたワキシ
ング装置を、糸を扱うユニットを複数備えた繊維機械の
各ユニットに設けると共に、各ワキシング装置の流体の
圧を調整する調整手段を複数ユニット毎又は各ユニット
毎に設けた。また、前記ワキシング装置に、ワックスを
ワックス押当て部材との間が開閉可能なように摺動可能
に支持するワックス支持部材を設け、該ワックス支持部
材をワックス開閉方向に移動可能にするとともに、該ワ
ックス支持部材にこの支持部材をワックス開方向に移動
したときにワックスと係合する係合部を設けた。また、
前記ワキシング装置における加圧手段の流体を圧縮空気
とし、該圧縮空気をワックスとワックス支持部材との間
及びワックスとワックス押当て部材との間に導入する圧
縮空気導入手段を設けた。
【0009】
【作用】請求項1記載のワキシング装置を備えた繊維機
械では、ワックスは加圧手段で押圧されることにより、
ワックス押当て部材に圧接され、糸はワックス押当て部
材とワックスとで挾持されつつワキシングされる。この
際、加圧手段の流体圧を一定に保持することにより、ワ
ックスの厚みに関係なく、また、糸張力に影響を受け
ず、糸に対するワックスの押付力が一定となり、ワック
スの付着量も一定となる。
械では、ワックスは加圧手段で押圧されることにより、
ワックス押当て部材に圧接され、糸はワックス押当て部
材とワックスとで挾持されつつワキシングされる。この
際、加圧手段の流体圧を一定に保持することにより、ワ
ックスの厚みに関係なく、また、糸張力に影響を受け
ず、糸に対するワックスの押付力が一定となり、ワック
スの付着量も一定となる。
【0010】また、複数ユニット毎又は各ユニット毎に
流体の圧の調整を行えるので、複数ユニット毎又は各ユ
ニット毎のワックス付着量の調整が容易に行える。
流体の圧の調整を行えるので、複数ユニット毎又は各ユ
ニット毎のワックス付着量の調整が容易に行える。
【0011】更に、請求項2記載のワキシング装置で
は、糸通し時にワックス支持部材をワックス押当て部材
から離反するよう移動すれば、ワックスはワックス支持
部材の係合部と係合してワックス支持部材と一体的にワ
ックス押当て部材より直ちに離反し、それらの間に糸通
しを行い、ワックス支持部材を反対方向に移動すれば、
ワックスは加圧手段により押圧されつつワックス支持部
材と一体的に移動して直ちにワックス押当て部材に押し
付けられる。
は、糸通し時にワックス支持部材をワックス押当て部材
から離反するよう移動すれば、ワックスはワックス支持
部材の係合部と係合してワックス支持部材と一体的にワ
ックス押当て部材より直ちに離反し、それらの間に糸通
しを行い、ワックス支持部材を反対方向に移動すれば、
ワックスは加圧手段により押圧されつつワックス支持部
材と一体的に移動して直ちにワックス押当て部材に押し
付けられる。
【0012】また、請求項3記載のワキシング装置で
は、ワックスをワックス押当て部材に押圧する加圧手段
の圧縮空気を圧縮空気導入手段によりワックスとワック
ス押当て部材との間およびワックスとワックス支持部材
との間に導入でき、これらの箇所を圧縮空気によってク
リーニングできる。
は、ワックスをワックス押当て部材に押圧する加圧手段
の圧縮空気を圧縮空気導入手段によりワックスとワック
ス押当て部材との間およびワックスとワックス支持部材
との間に導入でき、これらの箇所を圧縮空気によってク
リーニングできる。
【0013】
【実施例】実施例について図面と共に説明する。
【0014】図1は、本発明実施例のワキシング装置1
を備えた自動ワインダWの1つのワインディングユニッ
トWuを示すものである。図において、自動ワインダW
は、給糸ボビンBから解舒される糸Yを、テンサー6,
ワキシング装置1,スラブキャッチャScを経て、巻取
ドラムDにより綾振りしながらパッケージPに巻取るも
のである。Spは糸継装置,Nは給糸ボビンB側の糸端
を糸継装置Spに導く中継ぎパイプ,MはパッケージP
側の糸端を糸継装置Spに導くサクションマウスであ
り、それらは、ワインディングユニットWuのフレーム
Fの側部に一連に設けてある。
を備えた自動ワインダWの1つのワインディングユニッ
トWuを示すものである。図において、自動ワインダW
は、給糸ボビンBから解舒される糸Yを、テンサー6,
ワキシング装置1,スラブキャッチャScを経て、巻取
ドラムDにより綾振りしながらパッケージPに巻取るも
のである。Spは糸継装置,Nは給糸ボビンB側の糸端
を糸継装置Spに導く中継ぎパイプ,MはパッケージP
側の糸端を糸継装置Spに導くサクションマウスであ
り、それらは、ワインディングユニットWuのフレーム
Fの側部に一連に設けてある。
【0015】図1及び図2に本発明実施例のワキシング
装置1を示す。図において、ワキシング装置1は、円筒
状の固形ワックス2を挿支する支持軸3を同軸に配置
し、該ワックスの前端面2aに対向して設けた回転ディ
スク4、上記ワックス2の後端面2bを押圧して該ワッ
クス2の前端面2aを回転ディスク(ワックス押当て部
材)4に圧接する加圧手段5より主に構成されており、
該ワキシング装置1は、テンサー6と共通のユニットに
なっている。
装置1を示す。図において、ワキシング装置1は、円筒
状の固形ワックス2を挿支する支持軸3を同軸に配置
し、該ワックスの前端面2aに対向して設けた回転ディ
スク4、上記ワックス2の後端面2bを押圧して該ワッ
クス2の前端面2aを回転ディスク(ワックス押当て部
材)4に圧接する加圧手段5より主に構成されており、
該ワキシング装置1は、テンサー6と共通のユニットに
なっている。
【0016】回転ディスク4は、ワックス2と対向する
側の表面中央に凹陥部41を形成した環状をなし、該凹
陥部41は、回転ディスク4のボス42より放射状に3
乃至は4箇所設けたアーム43部分を除いて、背面側に
連通している。そして、回転ディスク4は、上記ボス4
2において中空の回転軸7の先端に固定され、該回転軸
7は、ケース8の内側に固定した基板9に設けたスリー
ブ10に、ベアリング11,12を介して回転自在に支
持され、且つ、スペーサ13,スナップリング14,1
5により軸方向への移動が阻止されている。
側の表面中央に凹陥部41を形成した環状をなし、該凹
陥部41は、回転ディスク4のボス42より放射状に3
乃至は4箇所設けたアーム43部分を除いて、背面側に
連通している。そして、回転ディスク4は、上記ボス4
2において中空の回転軸7の先端に固定され、該回転軸
7は、ケース8の内側に固定した基板9に設けたスリー
ブ10に、ベアリング11,12を介して回転自在に支
持され、且つ、スペーサ13,スナップリング14,1
5により軸方向への移動が阻止されている。
【0017】上記回転軸7の中間部にはギア16が固定
してあり、該ギア16はギア17と噛合し、該ギア17
と一体のギア18はモータ21の出力軸20に固定した
ギア19と噛合しており、これらは増速ギア列を形成し
ている。また、該ギア19の一端にはテンサー6の可動
ディスク6aが固定され、テンサー6と回転ディスク4
とはモータ21により一定の速度比をなして駆動回転さ
れる。
してあり、該ギア16はギア17と噛合し、該ギア17
と一体のギア18はモータ21の出力軸20に固定した
ギア19と噛合しており、これらは増速ギア列を形成し
ている。また、該ギア19の一端にはテンサー6の可動
ディスク6aが固定され、テンサー6と回転ディスク4
とはモータ21により一定の速度比をなして駆動回転さ
れる。
【0018】支持軸3は、先端にワックスを挿支する大
径のワックス支持部31、該ワックス支持部31の基端
側には、該ワックス支持部31より更に大径のフランジ
部32をそれぞれ形成している。上記ワックス支持部3
1は、図3,図4に示す如く周側面を等間隔で4箇所面
取りした断面略八角形状(若しくは角部にRを付けた四
角形状)をなしており、該ワックス支持部31に円筒状
のワックス2を嵌挿すると、該ワックス2の内周面2c
とワックス支持部31との間に前記面取り部分に沿って
通気路33が形成される。
径のワックス支持部31、該ワックス支持部31の基端
側には、該ワックス支持部31より更に大径のフランジ
部32をそれぞれ形成している。上記ワックス支持部3
1は、図3,図4に示す如く周側面を等間隔で4箇所面
取りした断面略八角形状(若しくは角部にRを付けた四
角形状)をなしており、該ワックス支持部31に円筒状
のワックス2を嵌挿すると、該ワックス2の内周面2c
とワックス支持部31との間に前記面取り部分に沿って
通気路33が形成される。
【0019】そして、上記支持軸3は、前記中空の回転
軸7に挿通して軸方向に摺動自在に支持され、且つ、後
端部には、スナップリング34で係止されているワッシ
ャ35と、回転軸の端面に当接するスプリングリテーナ
36との間にスプリング37を介在させ、該スプリング
37により支持軸3は常に図3中右方向に付勢され、フ
ランジ部32は、回転ディスク4凹陥部41内に位置し
て回転軸7の端面に当接している。
軸7に挿通して軸方向に摺動自在に支持され、且つ、後
端部には、スナップリング34で係止されているワッシ
ャ35と、回転軸の端面に当接するスプリングリテーナ
36との間にスプリング37を介在させ、該スプリング
37により支持軸3は常に図3中右方向に付勢され、フ
ランジ部32は、回転ディスク4凹陥部41内に位置し
て回転軸7の端面に当接している。
【0020】また、支持軸3の後端近傍には、支軸39
bにより揺動自在に支持されている揺動部材39と一体
のレバー38の先端部が位置しており、前記揺動部材3
9の先端部に切欠して設けた係合部39aには、スライ
ドバー40に設けたピン40aが係合している。
bにより揺動自在に支持されている揺動部材39と一体
のレバー38の先端部が位置しており、前記揺動部材3
9の先端部に切欠して設けた係合部39aには、スライ
ドバー40に設けたピン40aが係合している。
【0021】加圧手段5は、エアシリンダ51及び該エ
アシリンダ51より出没するプランジャ52よりなる。
該プランジャ52は基端部が閉鎖され、ワックス2側の
先端部が開口部となっている中空円筒状であって、その
周側壁はエアシリンダ51の小径の先端部51aに気密
に摺接しており、又、該プランジャ52の閉鎖された基
端部中央には空気の逃し孔53を穿設し、該基端部の周
縁には円筒部分より僅かに大径で、エアシリンダ51内
壁面に気密に摺接する弁体54が一体に形成され、該弁
体54によりエアシリンダ51内は基端側の空気室55
と、先端側の空気室56とに区画されている。尚、エア
シリンダ51の基端側はプランジャ52を嵌入した後に
蓋体57で密閉してある。
アシリンダ51より出没するプランジャ52よりなる。
該プランジャ52は基端部が閉鎖され、ワックス2側の
先端部が開口部となっている中空円筒状であって、その
周側壁はエアシリンダ51の小径の先端部51aに気密
に摺接しており、又、該プランジャ52の閉鎖された基
端部中央には空気の逃し孔53を穿設し、該基端部の周
縁には円筒部分より僅かに大径で、エアシリンダ51内
壁面に気密に摺接する弁体54が一体に形成され、該弁
体54によりエアシリンダ51内は基端側の空気室55
と、先端側の空気室56とに区画されている。尚、エア
シリンダ51の基端側はプランジャ52を嵌入した後に
蓋体57で密閉してある。
【0022】エアシリンダ51は、その先端側と基端側
とに、夫々周側壁を貫通して通気口58,59を穿設し
ている。該通気口58,59は、夫々周方向に数個所設
けられている。そして、エアシリンダ51は、上記通気
口58,59を穿設した周側面全体を覆うように外筒6
0を摺動自在に外嵌している。
とに、夫々周側壁を貫通して通気口58,59を穿設し
ている。該通気口58,59は、夫々周方向に数個所設
けられている。そして、エアシリンダ51は、上記通気
口58,59を穿設した周側面全体を覆うように外筒6
0を摺動自在に外嵌している。
【0023】外筒60は、その内周壁中央部全周に亘
り、帯状の溝(61)を設け、該溝とエアシリンダ51
の周側面との間に通気路61を形成しており、該通気路
61には、送気管Puが連通し、該通気路61の両側で
外筒60はエアシリンダ51の周側面に気密に摺接して
いる。
り、帯状の溝(61)を設け、該溝とエアシリンダ51
の周側面との間に通気路61を形成しており、該通気路
61には、送気管Puが連通し、該通気路61の両側で
外筒60はエアシリンダ51の周側面に気密に摺接して
いる。
【0024】また、外筒60は、基端部にレバー63を
一体に設けている。該レバー63は、外筒60に固定し
た部分近傍にガイド孔64を穿設し、該ガイド孔64に
は、エアシリンダ51を固定した支持アーム65の基端
部にエアシリンダ51と平行に突設したガイドバー66
を挿通している。該ガイトカバー66には、その先端部
にスナップリング67で固定したスプリングリテーナ6
8と、上記レバー63との間に介在させてスプリング6
9を嵌挿しており、該スプリング69の付勢によりレバ
ー63及び、該レバー63と一体の外筒60は通常エア
シリンダ51の基端側に位置し、この状態においては、
通気路61は基端側の通気孔59と連通し、先端側の通
気孔58は外筒60の内周壁により閉鎖されている。
一体に設けている。該レバー63は、外筒60に固定し
た部分近傍にガイド孔64を穿設し、該ガイド孔64に
は、エアシリンダ51を固定した支持アーム65の基端
部にエアシリンダ51と平行に突設したガイドバー66
を挿通している。該ガイトカバー66には、その先端部
にスナップリング67で固定したスプリングリテーナ6
8と、上記レバー63との間に介在させてスプリング6
9を嵌挿しており、該スプリング69の付勢によりレバ
ー63及び、該レバー63と一体の外筒60は通常エア
シリンダ51の基端側に位置し、この状態においては、
通気路61は基端側の通気孔59と連通し、先端側の通
気孔58は外筒60の内周壁により閉鎖されている。
【0025】エアシリンダ51を支持する前記支持アー
ム65は、その基端部に一体に設けたボス70を、ケー
ス8の側面に片持ち支持した支軸71に嵌挿することに
より、該支軸71を中心に上下方向に揺動可能、且つ、
軸方向に摺動可能に支持され、下方向への揺動はケース
8に固定した支軸72の先端に設けたストッパ73によ
り阻止され、その位置で位置決めされている。
ム65は、その基端部に一体に設けたボス70を、ケー
ス8の側面に片持ち支持した支軸71に嵌挿することに
より、該支軸71を中心に上下方向に揺動可能、且つ、
軸方向に摺動可能に支持され、下方向への揺動はケース
8に固定した支軸72の先端に設けたストッパ73によ
り阻止され、その位置で位置決めされている。
【0026】また、支軸71の先端にスナップリング7
4で係止されているスプリングリテーナ75と、前記ボ
ス70との間に介在させてスプリング76を設け、該ス
プリング76の図3中右方向への付勢により、支持アー
ム65は、通常ボス70の一端が支軸71の段部71a
に当接する位置で位置決めされている。尚、77,78
は、ワキシング装置1に糸Yを案内する糸ガイドであ
り、ケース8に固定されている。
4で係止されているスプリングリテーナ75と、前記ボ
ス70との間に介在させてスプリング76を設け、該ス
プリング76の図3中右方向への付勢により、支持アー
ム65は、通常ボス70の一端が支軸71の段部71a
に当接する位置で位置決めされている。尚、77,78
は、ワキシング装置1に糸Yを案内する糸ガイドであ
り、ケース8に固定されている。
【0027】次に、上述の如く構成されたワキシング装
置1を、多数並設した自動ワインダWの各ワインディン
グユニットWuに対する送気管Puの配管状況の各実施
例を図8乃至図10により説明する。
置1を、多数並設した自動ワインダWの各ワインディン
グユニットWuに対する送気管Puの配管状況の各実施
例を図8乃至図10により説明する。
【0028】図8に示す例では、各ワインディングユニ
ットWuのワキシング装置1に至る各送気管Puを、1
本のメインパイプPmより分岐して設けると共に、該メ
インパイプPmの一端を、ソレノイドバルブVm,レギ
ュレータRmを介して圧縮空気の供給源であるコンプレ
ッサCに接続し、圧縮空気の供給,排出切換えをソレノ
イドバルブVmで、空気圧の調整をレギュレータRm
で、全ユニット一斉に行うようにしている。
ットWuのワキシング装置1に至る各送気管Puを、1
本のメインパイプPmより分岐して設けると共に、該メ
インパイプPmの一端を、ソレノイドバルブVm,レギ
ュレータRmを介して圧縮空気の供給源であるコンプレ
ッサCに接続し、圧縮空気の供給,排出切換えをソレノ
イドバルブVmで、空気圧の調整をレギュレータRm
で、全ユニット一斉に行うようにしている。
【0029】そして、図9に示す例では、各ワインディ
ングユニットWuのワキシング装置1に至る送気管Pu
を複数ユニット(図示例では6ユニット)を1スパンW
sとした、該1スパンWs毎に設けた分岐管Psに接続
し、該分岐管PsをメインパイプPmに接続すると共
に、上記各分岐管Psに、夫々、ソレノイドバルブVs
とレギュレータRsとを設けることにより、複数ユニッ
ト(1スパンWs)毎に圧縮空気の供給,排出切換え、
及び、空気圧の調整を行うようにしている。また、図1
0に示す例では、メインパイプPmより分岐して各ワイ
ンディングユニットWuのワキシング装置1に至る送気
管Puに、夫々、ソレノイドバルブVuとレギュレータ
Ruとを設けることにより、各ワインディングユニット
Wu毎に個別に圧縮空気の供給,排出切換え、及び、空
気圧の調整を行うようにしている。
ングユニットWuのワキシング装置1に至る送気管Pu
を複数ユニット(図示例では6ユニット)を1スパンW
sとした、該1スパンWs毎に設けた分岐管Psに接続
し、該分岐管PsをメインパイプPmに接続すると共
に、上記各分岐管Psに、夫々、ソレノイドバルブVs
とレギュレータRsとを設けることにより、複数ユニッ
ト(1スパンWs)毎に圧縮空気の供給,排出切換え、
及び、空気圧の調整を行うようにしている。また、図1
0に示す例では、メインパイプPmより分岐して各ワイ
ンディングユニットWuのワキシング装置1に至る送気
管Puに、夫々、ソレノイドバルブVuとレギュレータ
Ruとを設けることにより、各ワインディングユニット
Wu毎に個別に圧縮空気の供給,排出切換え、及び、空
気圧の調整を行うようにしている。
【0030】次に実施例に基づいてワキシング装置1の
作動を説明する。機台端のコンプレッサCよりメインパ
イプPm,送気管Puを通じて各ワインディングユニッ
トWuに設けたワキシング装置1のエアシリンダ51の
通気路61内に送給された圧縮空気は、通気孔59を経
て空気室55内に流入し、該空気室55内での空気圧の
上昇によりプランジャ52が加圧されてエアシリンダ5
1先端より突出し、支持軸3のワックス支持部31に嵌
挿されている円筒状ワックス2の後端面2bを押圧する
ことにより、該ワックス2の前端面2aはモータ21に
よりギア19,18,17,16を介して駆動回転して
いる回転ディスク4に圧接され、これによりワックス2
は回転ディスク4と共に摩擦駆動される。
作動を説明する。機台端のコンプレッサCよりメインパ
イプPm,送気管Puを通じて各ワインディングユニッ
トWuに設けたワキシング装置1のエアシリンダ51の
通気路61内に送給された圧縮空気は、通気孔59を経
て空気室55内に流入し、該空気室55内での空気圧の
上昇によりプランジャ52が加圧されてエアシリンダ5
1先端より突出し、支持軸3のワックス支持部31に嵌
挿されている円筒状ワックス2の後端面2bを押圧する
ことにより、該ワックス2の前端面2aはモータ21に
よりギア19,18,17,16を介して駆動回転して
いる回転ディスク4に圧接され、これによりワックス2
は回転ディスク4と共に摩擦駆動される。
【0031】そして、糸Yは、回転ディスク4とワック
ス21との間を走行しながらそれにより挾持されつつワ
ックスを付着される。この際、プランジャ52はエアシ
リンダ51に回転自在に支持されワックス2と共に滑ら
かに回転可能であるため、該プランジャ52がワックス
2に当接する部分でワックス2が摺り減ることはない。
また、ワックス2が消耗するにつれてプランジャ52は
図6に実線で示す位置まで突出するが、この間、エアシ
リンダ51に送給される空気圧を一定に保持することに
よりプランジャ52の加圧は、その位置に拘らず常に一
定であり、従って、ワックス2の付着量も一定となる。
更に、ワックス2が回転ディスク4に圧接されること
で、該回転ディスク4の表面にもワックスが転位付着し
ており、糸Yは両面にワックスが付着されることにな
る。
ス21との間を走行しながらそれにより挾持されつつワ
ックスを付着される。この際、プランジャ52はエアシ
リンダ51に回転自在に支持されワックス2と共に滑ら
かに回転可能であるため、該プランジャ52がワックス
2に当接する部分でワックス2が摺り減ることはない。
また、ワックス2が消耗するにつれてプランジャ52は
図6に実線で示す位置まで突出するが、この間、エアシ
リンダ51に送給される空気圧を一定に保持することに
よりプランジャ52の加圧は、その位置に拘らず常に一
定であり、従って、ワックス2の付着量も一定となる。
更に、ワックス2が回転ディスク4に圧接されること
で、該回転ディスク4の表面にもワックスが転位付着し
ており、糸Yは両面にワックスが付着されることにな
る。
【0032】一方、エアシリンダ51の空気室55内に
送給された圧縮空気の一部は逃し孔53を通じてプラン
ジャ52内部に流入し、更に、該プランジャ52の先端
開口部を経てワックス2の内周面2cとワックス支持軸
側面との間に形成されている通気路33に導かれ、更に
回転ディスク4の凹陥部41を経てワックス2と回転デ
ィスク4との間にも導入される。このため、通気路33
内およびワックス2と回転ディスク4との間を空気流に
よって常時クリーニングすることができる。このため、
これらの間にワックス粉が溜まるのを防止できる。そし
て、通気路33内およびワックス2と回転ディスク4と
の間から吹き流されたワックス粉は回転ディスク4の凹
陥部41を経て該回転ディスク4の背面側、或いは回転
ディスク4の外周側へ排出されるので、回転ディスク4
表面や凹陥部41内でのワックス粉の堆積、及び、それ
に伴うワックス付着量の変動は防止される。
送給された圧縮空気の一部は逃し孔53を通じてプラン
ジャ52内部に流入し、更に、該プランジャ52の先端
開口部を経てワックス2の内周面2cとワックス支持軸
側面との間に形成されている通気路33に導かれ、更に
回転ディスク4の凹陥部41を経てワックス2と回転デ
ィスク4との間にも導入される。このため、通気路33
内およびワックス2と回転ディスク4との間を空気流に
よって常時クリーニングすることができる。このため、
これらの間にワックス粉が溜まるのを防止できる。そし
て、通気路33内およびワックス2と回転ディスク4と
の間から吹き流されたワックス粉は回転ディスク4の凹
陥部41を経て該回転ディスク4の背面側、或いは回転
ディスク4の外周側へ排出されるので、回転ディスク4
表面や凹陥部41内でのワックス粉の堆積、及び、それ
に伴うワックス付着量の変動は防止される。
【0033】自動ワインダWの図1に示したワインディ
ングユニットWuで糸切れや、給糸ボビンBの交換によ
り糸継ぎを行う際には、給糸ボビンB側の糸端は中継ぎ
パイプNで吸引把持され、上方に引き出されて糸継装置
Spに導かれる過程でテンサー6及びワキシング装置1
に糸通しされる。このとき、上記中継ぎパイプNの動作
と連動して、スライドバー40が図5に示す如く図中左
方向に摺動して、ピン40aに係合部39aで係合する
揺動部材39が図中左方向に揺動し、該揺動部材39と
一体のレバー38が支持軸3をスプリング37の付勢力
に抗して押圧し図中左方向に摺動させる。すると、上記
支持軸3のフランジ部32が回転ディスク4の凹陥部4
1内より突出してワックス2の前端面2aを押圧し、図
5に示す如く回転ディスク4の表面よりワックス2が離
反し、この状態において糸Yをワックス2と回転ディス
ク4との間に挿入する。この間、エアシリンダ51には
依然として圧縮空気が送給されておりプランジャ52は
加圧されているが、該エアシリンダ51を支持する支持
アーム65と一体のボス70がスプリング76の付勢力
に抗して図中左方向に摺動することによって、それらは
一体となって移動する。
ングユニットWuで糸切れや、給糸ボビンBの交換によ
り糸継ぎを行う際には、給糸ボビンB側の糸端は中継ぎ
パイプNで吸引把持され、上方に引き出されて糸継装置
Spに導かれる過程でテンサー6及びワキシング装置1
に糸通しされる。このとき、上記中継ぎパイプNの動作
と連動して、スライドバー40が図5に示す如く図中左
方向に摺動して、ピン40aに係合部39aで係合する
揺動部材39が図中左方向に揺動し、該揺動部材39と
一体のレバー38が支持軸3をスプリング37の付勢力
に抗して押圧し図中左方向に摺動させる。すると、上記
支持軸3のフランジ部32が回転ディスク4の凹陥部4
1内より突出してワックス2の前端面2aを押圧し、図
5に示す如く回転ディスク4の表面よりワックス2が離
反し、この状態において糸Yをワックス2と回転ディス
ク4との間に挿入する。この間、エアシリンダ51には
依然として圧縮空気が送給されておりプランジャ52は
加圧されているが、該エアシリンダ51を支持する支持
アーム65と一体のボス70がスプリング76の付勢力
に抗して図中左方向に摺動することによって、それらは
一体となって移動する。
【0034】そして、糸通しの後、所定のタイミングで
スライドバー40が図中右方向に摺動すれば、揺動部材
39及びそれと一体のレバー38が右方向に揺動する。
これと共に支持軸3はスプリング37の付勢により右方
向に摺動して、該支持軸3のフランジ部32は回転ディ
スク4の凹陥部41内に没入し、該フランジ部32に押
圧されていたワックス2は、スプリング76の付勢によ
り図中右方向に加圧手段5で押圧されつつワックス支持
部31と一体的に移動して直ちに回転ディスク4に圧接
され、ワキシングが再開される。尚、上述の糸通し時
に、テンサー6は、加圧側のアーム6cにスライドバー
40の先端が接離することによりワキシング装置1と同
じタイミングで開閉される。
スライドバー40が図中右方向に摺動すれば、揺動部材
39及びそれと一体のレバー38が右方向に揺動する。
これと共に支持軸3はスプリング37の付勢により右方
向に摺動して、該支持軸3のフランジ部32は回転ディ
スク4の凹陥部41内に没入し、該フランジ部32に押
圧されていたワックス2は、スプリング76の付勢によ
り図中右方向に加圧手段5で押圧されつつワックス支持
部31と一体的に移動して直ちに回転ディスク4に圧接
され、ワキシングが再開される。尚、上述の糸通し時
に、テンサー6は、加圧側のアーム6cにスライドバー
40の先端が接離することによりワキシング装置1と同
じタイミングで開閉される。
【0035】そして、ワキシング装置1のワックス2が
消耗し、新しいワックスを補充する場合には、以下のよ
うにする。先ず、図6に示す如く、レバー63を把持し
て、該レバー63と一体の外筒60をスプリング69の
付勢力に抗して図6中右方向に摺動すれば、通気路61
と通気孔59とが遮断され、通気路61とエアシリンダ
先端側の通気孔58が連通し、該通気孔58を通じて圧
縮空気が空気室56内に流入し弁体54を図中左方向に
加圧することによりプランジャ52はワックス2より離
反して図6中2点鎖線で示される位置に直ちに没入す
る。すなわち、ワックス2が消耗してプランジャ52が
支持軸31に被さった状態となっていても、プランジャ
52を支持軸31から外すことができる。
消耗し、新しいワックスを補充する場合には、以下のよ
うにする。先ず、図6に示す如く、レバー63を把持し
て、該レバー63と一体の外筒60をスプリング69の
付勢力に抗して図6中右方向に摺動すれば、通気路61
と通気孔59とが遮断され、通気路61とエアシリンダ
先端側の通気孔58が連通し、該通気孔58を通じて圧
縮空気が空気室56内に流入し弁体54を図中左方向に
加圧することによりプランジャ52はワックス2より離
反して図6中2点鎖線で示される位置に直ちに没入す
る。すなわち、ワックス2が消耗してプランジャ52が
支持軸31に被さった状態となっていても、プランジャ
52を支持軸31から外すことができる。
【0036】次いで、レバー63を把持したまま、支持
アーム65を図1に2点鎖線で示すように旋回上挙し
て、消耗した古いワックス2残したままで、新しいワッ
クス2をワックス支持部31に嵌挿した後、支持アーム
65を下ろして、レバー63から手を離せば、該レバー
63及びそれと一体の外筒60はスプリング69の付勢
により図6中左側に摺動し、これにより圧縮空気の流路
が切り換わり、通気孔59から空気室55に圧縮空気が
流入してプランジャ52を加圧し、該プランジャ52が
ワックス2を押圧するようになりワキシングが再開され
る。
アーム65を図1に2点鎖線で示すように旋回上挙し
て、消耗した古いワックス2残したままで、新しいワッ
クス2をワックス支持部31に嵌挿した後、支持アーム
65を下ろして、レバー63から手を離せば、該レバー
63及びそれと一体の外筒60はスプリング69の付勢
により図6中左側に摺動し、これにより圧縮空気の流路
が切り換わり、通気孔59から空気室55に圧縮空気が
流入してプランジャ52を加圧し、該プランジャ52が
ワックス2を押圧するようになりワキシングが再開され
る。
【0037】上記ワキシング装置1では、プランジャ5
2でワックス2を直接押圧するものであるため、従来例
で述べた装置における固定プレート85等を必要とせ
ず、且つ、固定プレート85とワックスとの芯合わせを
行う必要もないのでワックスの挿着作業が極めて容易で
ある。
2でワックス2を直接押圧するものであるため、従来例
で述べた装置における固定プレート85等を必要とせ
ず、且つ、固定プレート85とワックスとの芯合わせを
行う必要もないのでワックスの挿着作業が極めて容易で
ある。
【0038】ワキシング装置1において、ワックスの付
着量を安定化するためには、図示の如く回転ディスク4
の直径をワックス2の直径より大きくして、ワックス2
の端面2aが常に平坦になるようにすると共に、糸Yが
主に回転ディスク4の表面に沿って案内され走行するこ
とが肝要である。しかし、本発明のワキシング装置1で
は、回転ディスク4の位置は固定されており、回転ディ
スク4に沿って糸Yを走行させることは容易であるの
で、糸道を規制ガイド等で厳密に規制する必要はなく、
糸ガイド77,78は省略しても構わない。但し、その
場合においても、ワキシング装置1に糸Yを導入するた
めの導入ガイド(77)は設けることが好ましい。
着量を安定化するためには、図示の如く回転ディスク4
の直径をワックス2の直径より大きくして、ワックス2
の端面2aが常に平坦になるようにすると共に、糸Yが
主に回転ディスク4の表面に沿って案内され走行するこ
とが肝要である。しかし、本発明のワキシング装置1で
は、回転ディスク4の位置は固定されており、回転ディ
スク4に沿って糸Yを走行させることは容易であるの
で、糸道を規制ガイド等で厳密に規制する必要はなく、
糸ガイド77,78は省略しても構わない。但し、その
場合においても、ワキシング装置1に糸Yを導入するた
めの導入ガイド(77)は設けることが好ましい。
【0039】また、回転ディスク4の直径をワックス2
の直径より大きくし、更に、図7に示す如く回転ディス
ク4の周縁部44を円錐状(又は円弧状)に拡大するこ
とにより、糸走行抵抗を減少させると共に、糸ガイドを
省略した場合においても確実に糸を導入することができ
る。
の直径より大きくし、更に、図7に示す如く回転ディス
ク4の周縁部44を円錐状(又は円弧状)に拡大するこ
とにより、糸走行抵抗を減少させると共に、糸ガイドを
省略した場合においても確実に糸を導入することができ
る。
【0040】尚、ワキシング装置1に使用するワックス
は、円筒状に限らず、角筒状,円柱状,角柱状等であっ
てもよい。また、ワックス押当て部材は、ディスク状の
ものに限られるものではない。更に、加圧手段は、空気
圧以外の水圧,油圧によるものであってもよい。上記実
施例ではワキシング装置1を自動ワインダWに適用した
場合を示したが、本発明は、これに限定されるものでは
なく自動ワインダ以外の二重撚糸機,合糸機,精紡機等
の各種繊維機械にも適用可能であることを付言する。
は、円筒状に限らず、角筒状,円柱状,角柱状等であっ
てもよい。また、ワックス押当て部材は、ディスク状の
ものに限られるものではない。更に、加圧手段は、空気
圧以外の水圧,油圧によるものであってもよい。上記実
施例ではワキシング装置1を自動ワインダWに適用した
場合を示したが、本発明は、これに限定されるものでは
なく自動ワインダ以外の二重撚糸機,合糸機,精紡機等
の各種繊維機械にも適用可能であることを付言する。
【0041】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で以下に記載されるような効果を奏する。
で以下に記載されるような効果を奏する。
【0042】請求項1記載のワキシング装置を備えた繊
維機械は、流体圧による加圧手段でワックスをワックス
押当て部材に押し付け、これらワックスとワックス押当
て部材との間に糸を挾持しつつワキシング可能としたの
で、ワックスの原料,ワックスの厚み,糸の張力等の如
何に拘らず、ワックスの付着量が一定に保持される。し
たがって、ユニット間のばらつきを生じることもない。
更に、ワックスに対する加圧力を増加した場合でもワッ
クス端面が回転ディスクに圧接して保持され、ワックス
輪切り状に削れ落ちたりすることがなく、ワックスの付
着量を増加することが可能であり、太番手の糸でも確実
にワキシングすることができる。しかも、従来必要であ
ったワックスを固定するためのスパイク付プレートが不
要となり、ワックスが消耗しても、薄くなったワックス
に新品のワックスを重ねて補充すれば、薄くなったワッ
クスはやがて消滅し、残らず消費することができる。ま
た、ワックスとワックス押当て部材のいずれか、又は両
方を回転させることにより、ワックスがワックス押当て
部材に転移付着するため、糸の両側からワックスを付着
させることができる。
維機械は、流体圧による加圧手段でワックスをワックス
押当て部材に押し付け、これらワックスとワックス押当
て部材との間に糸を挾持しつつワキシング可能としたの
で、ワックスの原料,ワックスの厚み,糸の張力等の如
何に拘らず、ワックスの付着量が一定に保持される。し
たがって、ユニット間のばらつきを生じることもない。
更に、ワックスに対する加圧力を増加した場合でもワッ
クス端面が回転ディスクに圧接して保持され、ワックス
輪切り状に削れ落ちたりすることがなく、ワックスの付
着量を増加することが可能であり、太番手の糸でも確実
にワキシングすることができる。しかも、従来必要であ
ったワックスを固定するためのスパイク付プレートが不
要となり、ワックスが消耗しても、薄くなったワックス
に新品のワックスを重ねて補充すれば、薄くなったワッ
クスはやがて消滅し、残らず消費することができる。ま
た、ワックスとワックス押当て部材のいずれか、又は両
方を回転させることにより、ワックスがワックス押当て
部材に転移付着するため、糸の両側からワックスを付着
させることができる。
【0043】また、上記のワキシング装置を各ユニット
毎に備え、複数ユニット毎又は各ユニット毎に該ワキシ
ング装置の流体の圧の調整を行えるようにしているた
め、複数ユニット毎又は各ユニットごとのワックス付着
量の調整が容易に行える。
毎に備え、複数ユニット毎又は各ユニット毎に該ワキシ
ング装置の流体の圧の調整を行えるようにしているた
め、複数ユニット毎又は各ユニットごとのワックス付着
量の調整が容易に行える。
【0044】請求項2記載のワキシング装置は、ワック
スをワックス支持部材と一体的に移動させるようにして
いるため、例えば自動ワインダにおいて糸継ぎの際にワ
ックスとワックス押当て部材との間に糸を通す場合、ワ
ックスをワックス押当て部材より離反し、再び圧接させ
る開閉動作を安定して迅速に行うことができる。これに
より、糸にワックスが付着しない部分を最小限にくい止
めることができる。
スをワックス支持部材と一体的に移動させるようにして
いるため、例えば自動ワインダにおいて糸継ぎの際にワ
ックスとワックス押当て部材との間に糸を通す場合、ワ
ックスをワックス押当て部材より離反し、再び圧接させ
る開閉動作を安定して迅速に行うことができる。これに
より、糸にワックスが付着しない部分を最小限にくい止
めることができる。
【0045】請求項3記載のワキシング装置は、加圧手
段の圧縮空気によりワックスとワックス押当て部材との
間およびワックスとワックス支持部材との間を常時クリ
ーニングすることができるため、これらの間にワックス
粉が溜まるのを防止でき、糸道とワックス表面条件を一
定に維持できる。
段の圧縮空気によりワックスとワックス押当て部材との
間およびワックスとワックス支持部材との間を常時クリ
ーニングすることができるため、これらの間にワックス
粉が溜まるのを防止でき、糸道とワックス表面条件を一
定に維持できる。
【図1】本発明実施例のワキシング装置を備えた自動ワ
インダの1ユニットを示す斜視図である。
インダの1ユニットを示す斜視図である。
【図2】本発明実施例のワキシング装置を示す左側面図
である。
である。
【図3】図1のX−X´線断面図である。
【図4】ワックス及び支持軸を示す左側面図である。
【図5】糸通し時における図1のX−X´線断面図であ
る。
る。
【図6】ワックス交換時の作動を示す図1のX−X´線
断面図である。
断面図である。
【図7】別の実施例のワキシング装置を示す正断面図で
ある。
ある。
【図8】本発明実施例のワキシング装置を備えた自動ワ
インダの配管状況を示す概略図である。
インダの配管状況を示す概略図である。
【図9】本発明実施例のワキシング装置を備えた自動ワ
インダの配管状況を示す概略図である。
インダの配管状況を示す概略図である。
【図10】本発明実施例のワキシング装置を備えた自動
ワインダの配管状況を示す概略図である。
ワインダの配管状況を示す概略図である。
【図11】従来のワキシング装置を示す正断面図であ
る。
る。
1 ワキシング装置 2 ワックス 3 支持軸 4 回転ディスク(ワックス押当て部材) 5 加圧手段 7 回転軸 31 ワックス支持部 32 フランジ部(係合部) 33 通気路 41 凹陥部 51 エアシリンダ 52 プランジャ 53 逃し孔 60 外筒 Y 糸 W 自動ワインダ Wu ワインディングユニット C コンプレッサ Rm,Rs,Ru レギュレータ Vm,Vs,Vu ソレノイドバルブ
Claims (3)
- 【請求項1】 ワックスと、該ワックスとの間に糸を挟
むよう該ワックスに対向して設けたワックス押当て部材
と、前記ワックスを前記ワックス押当て部材に流体圧に
より押圧する加圧手段とを備えたワキシング装置を、糸
を扱うユニットを複数備えた繊維機械の各ユニットに設
けると共に、各ワキシング装置の流体の圧を調整する調
整手段を複数ユニット毎又は各ユニット毎に設けたこと
を特徴とするワキシング装置を備えた繊維機械。 - 【請求項2】 ワックスと、該ワックスとの間に糸を挟
むよう該ワックスに対向して設けたワックス押当て部材
と、前記ワックスを前記ワックス押当て部材に流体圧に
より押圧する加圧手段とを備え、且つ、前記ワックスを
ワックス押当て部材との間が開閉可能なように摺動可能
に支持するワックス支持部材を設け、該ワックス支持部
材をワックス開閉方向に移動可能にするとともに、該ワ
ックス支持部材にこの支持部材をワックス開方向に移動
したときにワックスと係合する係合部を設けたことを特
徴とするワキシング装置。 - 【請求項3】 ワックスと、該ワックスとの間に糸を挟
むよう該ワックスに対向して設けたワックス押当て部材
と、前記ワックスを前記ワックス押当て部材に流体圧に
より押圧する加圧手段とを備え、且つ、前記加圧手段の
流体を圧縮空気とし、該圧縮空気をワックスとワックス
支持部材との間及びワックスとワックス押当て部材との
間に導入する圧縮空気導入手段を設けたことを特徴とす
るワキシング装置。
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