JP2013063808A - クレードル、巻取ユニット、及び糸巻取機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ボビン保持部の交換時におけるコスト及び手間を軽減した構成のクレードルを提供する。
【解決手段】クレードルは、クレードル本体と、大径側ボビン保持部と、回転防止部と、を備える。大径側ボビン保持部は、クレードル本体に回転可能に取り付けられ、糸が巻き取られる巻取ボビンを保持する。また、大径側ボビン保持部は、ベース部材70と、接触部材と、を備える。ベース部材70は、クレードル本体に回転可能に取り付けられる。接触部材は、少なくとも一部を弾性変形させることでベース部材70に着脱可能であり、巻取ボビンと接触して当該巻取ボビンを保持する。回転防止部は、ベース部材70に対する接触部材の相対回転を防止する。
【選択図】図5
【解決手段】クレードルは、クレードル本体と、大径側ボビン保持部と、回転防止部と、を備える。大径側ボビン保持部は、クレードル本体に回転可能に取り付けられ、糸が巻き取られる巻取ボビンを保持する。また、大径側ボビン保持部は、ベース部材70と、接触部材と、を備える。ベース部材70は、クレードル本体に回転可能に取り付けられる。接触部材は、少なくとも一部を弾性変形させることでベース部材70に着脱可能であり、巻取ボビンと接触して当該巻取ボビンを保持する。回転防止部は、ベース部材70に対する接触部材の相対回転を防止する。
【選択図】図5
Description
本発明は、主要には、巻取管を保持するためのクレードルに関する。
従来から、クレードルによって保持された巻取管(巻取ボビン)に糸を巻き取ってパッケージを形成する糸巻取機が知られている。クレードルが巻取管を保持する構成としては、例えば、巻取管の内壁面に接触させるボビン保持部を2つ備え、当該ボビン保持部によって巻取管の両端を挟み込むようにして保持する構成が知られている。特許文献1は、この種のクレードルを備えた糸巻取機を開示する。
特許文献1の糸巻取機は、一側のボビン保持部(ボビンホルダ)の近傍に、巻取管を駆動するためのモータを備えている。当該ボビン保持部は、モータの駆動軸と一体的に回転するように当該駆動軸に取り付けられている。この構成により、特許文献1の糸巻取機は、巻取管を直接的に駆動する方式(ダイレクトドライブ方式)を実現する。
ところで、ボビン保持部は、モータの駆動軸に取り付ける部材(ベース部材)と、巻取管の内壁面に接触させる部材(接触部材)と、で構成される。ベース部材は、通常金属で構成される。接触部材は、巻取管との間のスリップを防止するために摩擦係数の高い素材(ウレタン、ゴム等)で構成される。また、接触部材は、巻取管と擦れること等によって摩耗する。
特許文献1にはボビン保持部の詳細な構成については開示されていないが、従来から、ベース部材と接触部材とを着脱不能に固着した構成のボビン保持部が知られている。この種のボビン保持部において、接触部材が摩耗した場合、ベース部材を交換する必要がなくても、ボビン保持部全体を交換する必要がある。従って、接触部材の交換時のコストが高くなる。
また、ベース部材と接触部材とがボルトによって着脱可能な構成であっても、作業者は、接触部材を交換するためにボルトを取り外す作業及びボルトを締め付ける作業を行う必要がある。従って、この構成においては、接触部材の交換に手間が掛かってしまう。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、ボビン保持部の交換時におけるコスト及び手間を軽減した構成のクレードルを提供することにある。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、以下の構成のクレードルが提供される。即ち、このクレードルは、クレードル本体と、巻取管保持部と、回転防止部と、を備える。前記巻取管保持部は、前記クレードル本体に回転可能に取り付けられ、糸が巻き取られる巻取管を保持する。また、前記巻取管保持部は、ベース部材と、接触部材と、を備える。前記ベース部材は、前記クレードル本体に回転可能に取り付けられる。前記接触部材は、少なくとも一部を弾性変形させることで前記ベース部材に着脱可能であり、前記巻取管と接触して当該巻取管を保持する。前記回転防止部は、前記ベース部材に対する前記接触部材の相対回転を防止する。
これにより、ベース部材と接触部材とが着脱可能であるため、巻取管と擦れる等して接触部材が摩耗した場合、巻取管保持部全体ではなく、接触部材のみを交換することができる。また、接触部材の交換時において、作業者は、接触部材を弾性変形させるだけで(例えばボルト等を取り外すことなく)、当該接触部材を取り外すことができる。従って、接触部材の交換時の手間を軽減することができる。
前記のクレードルにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記回転防止部は、凸部と、受け部と、を有する。前記凸部は、前記ベース部材及び前記接触部材のうち少なくとも何れかに形成される。前記受け部は、前記ベース部材及び前記接触部材のうち少なくとも何れかに形成され、前記凸部が嵌まり込む。
これにより、接触部材を弾性変形させてベース部材に取り付けるだけで(取付後に両部材を固定する作業を行うことなく)、相対回転を防止することができる。
前記のクレードルにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記凸部は、前記ベース部材に設けられ、当該ベース部材を前記クレードル本体に取り付ける取付具の一部である。前記受け部は、前記接触部材に形成される。
これにより、ベース部材をクレードル本体に取り付ける取付具(ボルト等)が、凸部の役割を兼ねるので、ベース部材に特別に凸部を形成しなくても良い。従って、ベース部材の製造コストを低減することができる。また、この固定具は、接触部材を交換する際に取り外す必要がないので、交換時の手間を軽減することができる。
前記のクレードルにおいては、前記ベース部材に接触する側の前記接触部材の面積が、前記接触部材に接触する側の前記ベース部材の面積よりも小さいことが好ましい。
これにより、接触部材を弾性変形させてベース部材に取り付けることで、ベース部材は、接触部材を確実に保持することができる。
前記のクレードルにおいては、前記接触部材はウレタン製であることが好ましい。
これにより、接触部材と巻取管との間のスリップを抑えつつ、一定程度の耐摩耗性を有する構成のクレードルが実現できる。
前記のクレードルにおいては、前記ベース部材を回転させることで前記巻取管を回転駆動する巻取管駆動部を備えることが好ましい。
即ち、上記の構成(ダイレクトドライブ方式)では、巻取管と接触部材との間にスリップが生じると、巻取管を正確に回転駆動できなくなる。そのため、接触部材を一定の頻度で交換することで、摩耗した接触部材で巻取管を保持した状態で糸の巻取りが行われることを防止することが好ましい。以上により、上記の構成は、接触部材の交換時の手間を軽減するという本発明の効果を特に有効に発揮させることができる。
本発明の第2の観点によれば、以下の巻取ユニットが提供される。即ち、この巻取ユニットは、給糸部と、巻取部と、を備える。前記給糸部は、糸を供給する。前記巻取部は、前記のクレードルを有し、前記給糸部が供給する糸を巻き取ってパッケージを形成する。
これにより、接触部材の交換時の手間を軽減した構成の巻取ユニットが実現できる。従って、接触部材の摩耗に応じて接触部材を簡単に交換できるため、接触部材を適宜交換しつつ、巻取ユニットにより、巻取管と接触部材との間でのスリップを抑制して、品質の高いパッケージを形成することができる。
本発明の第3の観点によれば、前記の巻取ユニットを複数備えた構成の糸巻取機が提供される。
これにより、接触部材の交換時の手間を軽減した構成の糸巻取機が実現できる。複数の巻取ユニットを備えた糸巻取機において、接触部材の交換時の手間が軽減できると、接触部材の交換のために巻取ユニットが糸の巻取を行っていない時間を短縮することができる。その結果、糸巻取機全体としての糸の巻取効率を向上することができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。初めに、図1を参照して、本実施形態の自動ワインダ1の全体的な構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る自動ワインダ1の正面図である。なお、本明細書において「上流」及び「下流」とは、糸巻取時での糸の走行方向における上流及び下流を意味するものとする。つまり、図2等に示すように、本実施形態では、給糸部16で給糸ボビン21から解舒された糸20が巻取部17によって巻き取られるため、給糸部16側が上流であり、巻取部17側が下流となる。
図1に示すように、自動ワインダ(糸巻取機)1は、並べて配置された複数のワインダユニット(巻取ユニット)10と、自動玉揚装置8と、機台制御装置90と、を主要な構成として備える。
それぞれのワインダユニット10は、給糸ボビン21から解舒された糸20をトラバース(綾振り)しながら巻取ボビン22に巻き取り、パッケージ30を形成できるように構成されている。
自動玉揚装置8は、各ワインダユニット10においてパッケージ30が満巻となった際に、当該ワインダユニット10の位置まで走行し、満巻のパッケージ30を回収するとともに糸20が巻かれていない巻取ボビン(空の巻取ボビン)22を供給する。なお、自動玉揚装置8は、満巻きのパッケージ30のみを回収し、空の巻取ボビン22の供給は行わない構成でも良い。また、自動玉揚装置8は、満巻きのパッケージ30の回収は行わずに、空の巻取ボビン22の供給だけを行う構成でも良い。
機台制御装置90は、操作部91と、表示部92と、を主要な構成として備える。オペレータは、操作部91を操作することにより、所定の設定値を入力したり適宜の制御方法を選択したりすることができる。これにより、各ワインダユニット10に対する設定を行うことができる。表示部92は、各ワインダユニット10の糸20の巻取状況、及び、発生したトラブルの内容等を表示することができる。
次に、ワインダユニット10の詳細な構成について図2を参照して説明する。図2及び図3は、ワインダユニット10の正面図及びブロック図である。図3は、トラバース装置27の模式的な側面図である。
図2に示すように、各ワインダユニット10は、巻取ユニット本体11と、ユニット制御部50と、を備える。
ユニット制御部50は、例えば、CPUと、ROMと、を備える。前記ROMには、巻取ユニット本体11の各構成を制御するためのプログラムが記憶される。CPUは、ROMに記憶されたプログラムを実行する。
前記巻取ユニット本体11は、給糸ボビン21と巻取ボビン(巻取管、紙管、芯管)22との間の糸走行経路中に、給糸ボビン21側から順に、給糸部16と、糸解舒補助装置12と、テンション付与装置13と、スプライサ装置14と、クリアラ(糸品質測定器)15と、巻取部17と、を配置した構成である。
給糸部16は、巻取ユニット本体11の下部に配置されている。給糸部16は、図略のボビン搬送システムやマガジン式ボビン供給装置によって供給された給糸ボビン21を所定の位置に保持できるように構成されている。
糸解舒補助装置12は、給糸ボビン21から解舒される糸20が振り回されて給糸ボビン21上部に形成されるバルーンに対して規制部材40を接触させ、当該バルーンを適切な大きさに制御することによって糸20の解舒を補助する。規制部材40の近傍には前記給糸ボビン21のチェース部を検出する図略のセンサが備えられている。このセンサがチェース部の下降を検出すると、それに追従して前記規制部材40が例えばエアシリンダ(図略)によって下降される。
テンション付与装置13は、走行する糸20に所定のテンションを付与する。テンション付与装置13としては、例えば、固定の櫛歯36に対して可動の櫛歯37を配置するゲート式のものを用いることができる。可動側の櫛歯37は、固定の櫛歯36と噛み合わせ状態又は解放状態になるように、例えばロータリ式に構成されたソレノイド38により回動される。テンション付与装置13によって、巻き取られる糸20に一定のテンションを付与し、パッケージ30の品質を高めることができる。なお、テンション付与装置13には、上記ゲート式のもの以外にも、例えばディスク式のものを採用することができる。
スプライサ装置14は、クリアラ15が糸欠点を検出してカッタ39で糸20を切断する糸切断時、又は給糸ボビン21からの解舒中の糸切れ時等に、給糸ボビン21側の下糸と、パッケージ30側の上糸とを糸継ぎする。このような上糸と下糸とを糸継ぎする糸継装置としては、機械式のものや、圧縮空気等の流体を用いるもの等を使用することができる。
クリアラ15は、糸20の太さを検出するための図略のセンサが配置されたクリアラヘッド49と、このセンサからの糸太さ信号を処理するアナライザ53と、を備えている。クリアラ15は、前記センサからの糸太さ信号を監視することにより、スラブ等の糸欠陥を検出する。前記クリアラヘッド49の近傍には、前記クリアラ15が糸欠点を検出したときに直ちに糸20を切断するためのカッタ39が設けられている。なお、アナライザ53は、ユニット制御部50に設けるようにしても良い。
前記スプライサ装置14の下側及び上側には、給糸ボビン21側の下糸を捕捉してスプライサ装置14に案内する下糸案内パイプ25と、パッケージ30側の上糸を捕捉してスプライサ装置14に案内する上糸案内パイプ26と、が設けられる。また、下糸案内パイプ25と上糸案内パイプ26は、それぞれ軸33,35を中心にして回動可能に構成されている。下糸案内パイプ25の先端には吸引口32が形成され、上糸案内パイプ26の先端にはサクションマウス34が備えられている。下糸案内パイプ25及び上糸案内パイプ26には適宜の負圧源がそれぞれ接続されているので、前記吸引口32及びサクションマウス34に吸引流を発生させて、上糸及び下糸の糸端を吸引捕捉できる。
巻取部17は、クレードル23と、トラバース装置27と、接触ローラ29と、を主要な構成として備える。
クレードル23は、巻取ボビン22を着脱可能に保持する。クレードル23は、ワインダユニット10の正面側及び背面側に回動可能に構成されており、巻取ボビン22への糸20の巻取りに伴うパッケージ30の糸層径の増大を、クレードル23が回動することによって吸収できるように構成されている。即ち、糸20が巻き取られることによりパッケージ30の糸層径が変化しても、当該パッケージ30の表面を接触ローラ29に対して適切に接触させることができるようになっている。また、クレードル23及びトラバース装置27は、コーン形状の巻取ボビン22に糸20を巻き付けることにより、図2に示すようにコーン形状のパッケージ30を形成可能に構成されている。
クレードル23は、サーボモータで構成されたパッケージ駆動モータ(巻取管駆動部)41を備えている。巻取部17は、パッケージ駆動モータ41によって巻取ボビン22を回転駆動することにより、当該巻取ボビン22の表面(又はパッケージ30の表面)に糸20を巻き取る。パッケージ駆動モータ41の駆動軸41aは、大径側ボビン保持部43等を介して、当該巻取ボビン22と相対回転不能に連結されるようになっている(いわゆるダイレクトドライブ方式)。パッケージ駆動モータ41の動作はユニット制御部50により制御されている。具体的には、ユニット制御部50は、パッケージ30の巻取りの進行に応じてパッケージ駆動モータ41の回転速度を変更する制御等を行うことができる。なお、クレードル23の詳細な構成については後述する。
接触ローラ29は、巻取ボビン22の周面又はパッケージ30の周面に接触するように配置されている。接触ローラ29は、巻取ボビン22又はパッケージ30が回転することにより、従動回転する構成である。
トラバース装置27は、アーム式のトラバース装置であり、糸20をパッケージ30の表面にトラバースする。巻取部17は、トラバース装置27によって糸20をトラバースしながらパッケージ30に糸20を巻き取ることが可能に構成されている。
図3に示すように、トラバース装置27は、トラバースガイド28と、トラバースガイド駆動モータ45と、ガイドプレート52と、を主要な構成として備えている。
トラバースガイド28は、支軸のまわりに旋回可能に構成した細長状の部材である。トラバースガイド28の第1の端部(糸20に近い側、先端側)は、糸20を係合させることができるようにフック状に構成される。一方、トラバースガイド28の第2の端部(基端側)は、ボス部46によって補強されるとともに、トラバースガイド駆動モータ45の駆動軸45aに固定されている。
トラバースガイド駆動モータ45は、トラバースガイド28を駆動するためのものであって、例えばサーボモータにより構成されている。なお、トラバースガイド駆動モータ45は、ブラシレスDCモータ、ステッピングモータ、ボイスコイルモータ等、その他の適宜のモータにより構成されていても良い。
トラバース装置27は、トラバースガイド28の先端部に糸20を係合させた状態で、トラバースガイド駆動モータ45を駆動してトラバースガイド28を往復動させることにより、当該先端部をパッケージ30の巻き幅方向に往復動させて、糸20をパッケージ表面にトラバースする構成になっている。これにより、ワインダユニット10は、糸20を所定の巻き幅に所定の速度で綾振りしながら巻取ボビン22に巻き取り、当該巻取ボビン22の外周面に形成される糸層を所望の密度で形成させていくことができる。
トラバースガイド駆動モータ45の作動は、ユニット制御部50により制御される。ただし、トラバースガイド駆動モータ45は、上記のようにユニット制御部50により制御することに代えて、専用のトラバース制御部を設けて制御しても良い。また、トラバースガイド28よりも上流側には、ガイドプレート52が配置されている。ガイドプレート52は、当該ガイドプレート52よりも上流側の糸20の糸道を接触ローラ29側に屈曲させることで、当該糸20をトラバースガイド28によって捕捉することができるように案内する。
また、図3に示すように、前記トラバースガイド駆動モータ45の駆動軸45aは、トラバースストロークの一端側と他端側とを結ぶ直線の方向(接触ローラ29の軸方向)で見たときに、ガイドプレート52よりも下流側の糸20の糸道に対して平行に近い角度となるように配置されている。つまり、本実施形態では、トラバース装置27は、ワインダユニット10の設置面に対して略水平面内でトラバースガイド28を往復動させる構成である。
次に、図4を参照して、クレードル23の構成について説明する。図4は、クレードル23の近傍を下側から(給糸部16側から)見たときの様子を示す一部断面図である。
クレードル23は、図4に示すように、クレードル本体60と、大径側ボビン保持部(巻取管保持部)43と、小径側ボビン保持部44と、を備える。また、クレードル本体60は、略U字状に構成されるアーム61を備えている。アーム61は、第1アーム61a、第2アーム61b、及び第3アーム61cから構成される。
第1アーム61aには、適宜の部材を介して、大径側ボビン保持部43及びパッケージ駆動モータ41等が取り付けられている。第3アーム61cには、適宜の部材を介して、小径側ボビン保持部44が取り付けられている。第2アーム61bは、第1アーム61aと第3アーム61cとを接続する。
大径側ボビン保持部43は、巻取ボビン22の大径側の内壁面と接触して、当該巻取ボビン22を保持する。小径側ボビン保持部44は、巻取ボビン22の小径側の内周面と接触して、当該巻取ボビン22を保持する。
また、クレードル23は、大径側ボビン保持部43を巻取ボビン22の軸に平行にスライドさせることができる。大径側ボビン保持部43をスライドさせることにより、大径側ボビン保持部43と小径側ボビン保持部44との間に巻取ボビン22を保持させたり、巻取ボビン22の保持を解除させたりすることができる。
以下、大径側ボビン保持部43をスライドさせるための構成について説明する。クレードル本体60は、図4に示すように、前記アーム61に加え、ケーシング62と、支持フランジ63と、規制フランジ64と、シリンダ65と、スライドレバー100と、を備える。
シリンダ65は、筒状の部材であり、その外周面において第1アーム61aに固定されている。シリンダ65は、内部に、スライド棒66と、付勢バネ67と、を備えている。スライド棒66の一側(巻取ボビン22側)は、支持フランジ63に固定されている。一方、スライド棒66の他側には、付勢バネ67が取り付けられている。付勢バネ67は、スライド棒66を支持フランジ63側に付勢する。
ケーシング62は、円筒状の部材であり、その内部にパッケージ駆動モータ41が収容されている。パッケージ駆動モータ41が発生させた駆動力は、駆動軸41aを介して大径側ボビン保持部43へ伝達される。この構成により、パッケージ駆動モータ41は、巻取ボビン22(パッケージ30)を回転駆動することができる。また、ケーシング62の一側(巻取ボビン22側)には、支持フランジ63が固定されている。一方、ケーシング62の他側には、規制フランジ64が固定されている。
支持フランジ63は、後述の図5に示すように、略菱形又は略楕円形の板状の部材である。支持フランジ63には、駆動軸41aが挿入される図略の挿入孔が形成されている。規制フランジ64は、支持フランジ63と同様の形状の部材である。規制フランジ64には、シリンダ65が挿入される挿入孔が形成されている。
この構成により、支持フランジ63が付勢バネ67の付勢力を受けることで、ケーシング62、支持フランジ63、規制フランジ64は、一体的に巻取ボビン22に近づく方向へスライド可能である。なお、巻取ボビン22に近づく方向における所定量以上のスライドは、規制フランジ64が第1アーム61aに接触することで規制される。
スライドレバー100は、レバー操作部101と、伝達アーム102と、回動軸103と、を備えている。レバー操作部101は、作業者が握って操作するためのノブである。伝達アーム102は、レバー操作部101と回動軸103に接続されており、作業者によるレバー操作部101の操作を伝達する。回動軸103は、スライドレバー100を回動させるときの回動中心である。伝達アーム102の中途部は、ケーシング62(具体的にはパッケージ駆動モータ41)に対して、連結部材110により連結されている。
この構成により、作業者がレバー操作部101を握って、巻取ボビン22から離れる側(図4の時計回り)に力を掛けることにより、回動軸103を回動中心として、スライドレバー100を時計回りに回動させることができる。このスライドレバー100の回動に伴って、連結部材110は、巻取ボビン22から離れる方向へケーシング62を引っ張る。これにより、ケーシング62、支持フランジ63、及び規制フランジ64を、巻取ボビン22から離れる方向へ一体的にスライドさせることができる。なお、巻取ボビン22から離れる方向における所定量以上のスライドは、支持フランジ63が第1アーム61aに接触することで規制される。
次に、大径側ボビン保持部43の構成について図5から図7までを参照して説明する。図5から図7までは、大径側ボビン保持部43の構成及び取付けについて説明する斜視図である。
大径側ボビン保持部43は、図5及び図6に示すベース部材70及び接触部材80から構成される。なお、クレードル23の製造工程において、大径側ボビン保持部43をクレードル本体60に取り付ける際には、先にベース部材70をクレードル本体60に取り付けた後に、接触部材80をベース部材70に取り付ける。
ベース部材70は、金属製であり、例えば板状の部材に絞り加工を行うことによって形成される。ベース部材70は、円板部71によって一側(接触部材80が取り付けられる側、図5における左側)が閉鎖された円筒状の部材である。円板部71には、ボルト挿入孔72と、駆動軸挿入孔73と、が形成されている。
また、図示しないが、パッケージ駆動モータ41の駆動軸41aには、当該駆動軸41aと一体的に回転するフランジ状の回転出力部材が取り付けられている。この回転出力部材は、支持フランジ63よりも巻取ボビン22側に位置しており、ベース部材70は、この回転出力部材に相対回転不能に取り付けられる。作業者は、ベース部材70を回転出力部材に取り付ける際には、初めに駆動軸挿入孔73に駆動軸41aを挿入する。次に、作業者は、回転出力部材に形成された孔とボルト挿入孔72とを合わせ、ボルト68を挿入して締め付けてベース部材70を固定する(図6を参照)。
接触部材80は、弾性を有する素材(具体的にはウレタン)で構成されている。接触部材80は、円板部81によって一側(巻取ボビン22と接触する側、図6における左側)が閉鎖された円筒状の部材である。接触部材80は、側面(円板部81に対して略垂直に形成される面)に形成された円周壁84を巻取ボビン22の内壁と接触させることで、当該巻取ボビン22を保持する。円板部81には、回転防止孔(受け部)82と、駆動軸挿入孔83と、が形成されている。
また、接触部材80の内周面(ベース部材70に接触する側の面)は、ベース部材70の外周面(接触部材80に接触する側の面)より僅かに小さくなるように構成されている。そのため、作業者は、接触部材80を弾性変形させることにより、当該接触部材80をベース部材70へ取り付けることができる。なお、図6の右側に示すように、ベース部材70の取付後においては、ボルト68の頭部68a(凸部)及び駆動軸41aが円板部71から突出している。この状態で、作業者は、回転防止孔82に頭部68aが嵌まり込むように、かつ、駆動軸挿入孔83に駆動軸41aが入り込むようにして、接触部材80をベース部材70に取り付ける(図7を参照)。
この構成で、パッケージ駆動モータ41の駆動によりベース部材70を回転出力部材とともに回転させると、ボルト68の頭部68aが回転防止孔82の内周面を押すので、接触部材80がベース部材70と一体的に回転する。つまり、頭部68a及び回転防止孔82は、ベース部材70に対する接触部材80の相対回転を防止する回転防止部として機能している。
以上の構成により、大径側ボビン保持部43は、駆動軸41aと一体的に回転するとともに、巻取ボビン22を保持することができる。なお、接触部材80は、巻取ボビン22との擦れ等によって摩耗してしまうため、一定の頻度で交換が必要となる。仮に、接触部材80を交換しない場合、接触部材80と巻取ボビン22との間にスリップが起こり易くなる。スリップが起こると、駆動軸41aの回転速度と、巻取ボビン22の回転速度と、がズレてしまうので、ユニット制御部50の制御どおりに糸20を巻き取れなくなる。
なお、従来からベース部材及び接触部材を着脱不能に形成した構成のボビン保持部が知られている。この種のボビン保持部は、接触部材が摩耗した際に、ボビン保持部全体を交換する必要があるため、交換時のコストが高くなる。この点、本実施形態では、接触部材80をベース部材70から取り外すことができるので、接触部材80のみを交換することが可能である。従って、交換時のコストを低減することができる。
また、ベース部材と接触部材とが着脱可能であっても、例えばボルト等の取付け/取外しによって着脱を実現するのでは、接触部材の交換時に手間が掛かってしまう。この点、本実施形態では、接触部材80の端部をつかんで引っ張るだけのワンタッチ操作で、当該接触部材80を弾性変形させてベース部材70から取り外すことができるので、接触部材80の交換時の手間を低減することができる。
以上に示したように、本実施形態のクレードル23は、クレードル本体60と、大径側ボビン保持部43と、回転防止部と、を備える。大径側ボビン保持部43は、クレードル本体60に回転可能に取り付けられ、糸20が巻き取られる巻取ボビン22を保持する。大径側ボビン保持部43は、ベース部材70と、接触部材80と、を備える。ベース部材70は、クレードル本体60に回転可能に取り付けられる。接触部材80は、少なくとも一部を弾性変形させることでベース部材70に着脱可能であり、巻取ボビン22と接触して当該巻取ボビン22を保持する。回転防止部は、ベース部材70に対する接触部材80の相対回転を防止する。
これにより、大径側ボビン保持部43全体ではなく、接触部材80のみ(必要な部分のみ)を交換することができる。また、接触部材80の交換時における作業者の手間を軽減できる。
また、本実施形態のクレードル23において、回転防止部は、ベース部材70に設けられた頭部68aと、接触部材80に形成された回転防止孔82と、を有する。頭部68aは、回転防止孔82に嵌まり込むように構成される。
これにより、ボルト68を用いて相対回転を防止できるので、ベース部材70に特別に凸部を形成しなくても良い。従って、ベース部材70の製造コストを低減することができる。
また、本実施形態のクレードル23において、ベース部材70に接触する側の接触部材80の面積(接触部材80の内周面の面積)が、接触部材80に接触する側のベース部材70の面積(ベース部材70の外周面の面積)よりも小さい。
これにより、接触部材80を弾性変形させてベース部材70に取り付けることで、ベース部材70は、接触部材80を確実に保持することができる。
また、本実施形態のクレードル23において、接触部材80はウレタン製である。
これにより、接触部材80と巻取ボビン22との間のスリップを抑えつつ、一定程度の耐摩耗性を有する構成のクレードル23が実現できる。
また、本実施形態のクレードル23は、パッケージ駆動モータ41を備える。パッケージ駆動モータ41は、ベース部材70を回転させることで巻取ボビン22を回転駆動する。
即ち、ダイレクトドライブ方式では、巻取ボビン22と接触部材80との間にスリップが生じると、巻取ボビン22の回転速度が正確に調整できなくなる。従って、接触部材80を一定の頻度で交換することが好ましい。以上により、ダイレクトドライブ方式は、本発明を適用する例として好適である。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
回転防止部は、上記で示した構成に限られない。例えば、ベース部材70に凸部を形成して、頭部68aの代わりにしても良い。また、ベース部材70に受け部を形成し、接触部材80に凸部を形成する構成であっても良い。また、ベース部材70に凸部及び受け部を形成し、それに対応する受け部及び凸部を接触部材80に形成する構成であっても良い。また、受け部としては、回転防止孔82のように貫通状(孔状)であっても良いし、非貫通状(凹状)であっても良い。
接触部材80は、巻取ボビン22をスリップさせずに保持できる材質であれば、ウレタン製に限られず、例えばゴム製であっても良い。
上記実施形態では、大径側ボビン保持部43に本発明を適用する例を示したが、小径側ボビン保持部44に本発明を適用しても良い。
上記実施形態では、一般的なコーン巻パッケージを例に挙げて説明したが、例えば端面がテーパ形状のパッケージやチーズ形状のパッケージに対しても本発明を適用することができる。
トラバース装置27は、上記のようなアーム式のトラバース装置に代えて、綾振ガイドをベルト駆動によってパッケージの巻き幅方向に往復駆動するベルト式トラバース装置、回転羽根を用いたロータリ式トラバース装置、綾振ガイドが取り付けられたロッドを往復動させる構成のロッド式トラバース装置等であっても良い。
また、トラバース装置27は、上記のように、ワインダユニット10の設置面に対して略水平面内でトラバースガイド28を往復駆動する構成に限られない。例えば、特許文献1(特開2006−321615)のように、ワインダユニット10の設置面に対してトラバースアームの長手方向が略垂直である構成(従来の構成)であっても良い。
パッケージ駆動モータ41は、サーボモータに限られず、例えば、ステップモータ、インダクションモータ等、各種のモータを用いることができる。また、接触ローラ29を適宜の駆動装置によって駆動し、パッケージ30を従動回転させる構成にしても良い。
上記実施形態では、ユニット制御部50がパッケージ駆動モータ41を制御しているが、パッケージ駆動モータ41を専属で制御する制御部をワインダユニット10に設けてもよい。
本発明は、自動ワインダに限らず、巻返し機及び精紡機(例えば空気紡績機、オープンエンド紡績機)等の他の糸巻取機にも適用することができる。
1 自動ワインダ(糸巻取機)
10 ワインダユニット(巻取ユニット)
22 巻取ボビン(巻取管)
23 クレードル
41 パッケージ駆動モータ(巻取管駆動部)
43 大径側ボビン保持部(巻取管保持部)
60 クレードル本体
70 ベース部材
80 接触部材
10 ワインダユニット(巻取ユニット)
22 巻取ボビン(巻取管)
23 クレードル
41 パッケージ駆動モータ(巻取管駆動部)
43 大径側ボビン保持部(巻取管保持部)
60 クレードル本体
70 ベース部材
80 接触部材
Claims (8)
- クレードル本体と、
前記クレードル本体に回転可能に取り付けられ、糸が巻き取られる巻取管を保持する巻取管保持部と、
を備え、
前記巻取管保持部は、
前記クレードル本体に回転可能に取り付けられるベース部材と、
少なくとも一部を弾性変形させることで前記ベース部材に着脱可能であり、前記巻取管と接触して当該巻取管を保持する接触部材と、
前記ベース部材に対する前記接触部材の相対回転を防止する回転防止部と、
を備えることを特徴とするクレードル。 - 請求項1に記載のクレードルであって、
前記回転防止部は、
前記ベース部材及び前記接触部材のうち少なくとも何れかに形成された凸部と、
前記ベース部材及び前記接触部材のうち少なくとも何れかに形成され、前記凸部が嵌まり込む受け部と、
を有することを特徴とするクレードル。 - 請求項2に記載のクレードルであって、
前記凸部は、前記ベース部材に設けられ、当該ベース部材を前記クレードル本体に取り付ける取付具の一部であり、
前記受け部は、前記接触部材に形成されることを特徴とするクレードル。 - 請求項1から3までの何れか一項に記載のクレードルであって、
前記ベース部材に接触する側の前記接触部材の面積が、前記接触部材に接触する側の前記ベース部材の面積よりも小さいことを特徴とするクレードル。 - 請求項1から4までの何れか一項に記載のクレードルであって、
前記接触部材はウレタン製であることを特徴とするクレードル。 - 請求項1から5までの何れか一項に記載のクレードルであって、
前記ベース部材を回転させることで前記巻取管を回転駆動する巻取管駆動部を備えることを特徴とするクレードル。 - 糸を供給する給糸部と、
請求項1から6までの何れか一項に記載のクレードルを有し、前記給糸部が供給する糸を巻き取ってパッケージを形成する巻取部と、
を備えることを特徴とする巻取ユニット。 - 請求項7に記載の巻取ユニットを複数備えることを特徴とする糸巻取機。
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